JP3008349U - 線材端面面取機 - Google Patents

線材端面面取機

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JP3008349U
JP3008349U JP1994011748U JP1174894U JP3008349U JP 3008349 U JP3008349 U JP 3008349U JP 1994011748 U JP1994011748 U JP 1994011748U JP 1174894 U JP1174894 U JP 1174894U JP 3008349 U JP3008349 U JP 3008349U
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JP
Japan
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tip
blade
wire
case
guide
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Application number
JP1994011748U
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English (en)
Inventor
山 雅 昭 浦
田 豊 中
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Nippon Koshuha Steel Co Ltd
Original Assignee
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、2次加工のための加工機へ線材を挿入
する前に、線材先端をハンドグラインダーにより面取り
していたが、能率が上がらず危険でもあったので、ハン
ドグラインダーに装着され、被加工線材の先端を挿入
し、ハンドグラインダーのモータを駆動するだけで正
確、かつ、簡単に面取りができる線材端面面取機を提供
する。 【構成】 ハンドグラインダー4に、先鋭で円錐状、ま
たは円柱状の刃物12を装着し、ハンドグラインダー4
のボデー4a先端に取り付けられたケース11先端の回
動自在なガイド筒14の孔面14bと、刃物12の研磨
面12aとの間に、キャップ16のガイド孔16aを通
り、被加工線材2の先端を挿入し、ハンドグラインダー
4を駆動して、先端の端面を斜めに面取りする構造であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2次加工のための加工機へ線材を挿入する前に、線材先端を面取り 加工する線材端面面取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被加工線材を2次加工機に挿入する際、入口ガイドローラーに挿入しに くいので、先端を面取りし挿入し易くしていた。
【0003】 その面取りには、図4に示すように、ハンドグラインダー1と被加工線材2の 先端近くとをそれぞれ手に持って被加工線材2の先端を砥石3に当てて廻しなが ら削り取っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、熟練した技術が必要であること、加工に手間がかかること、ハンド グラインダーの回転部に手や身体の一部が当たると危険であること等の問題があ った。
【0005】 本考案は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、ハンドグラインダーに 装着され被加工線材の先端を挿入し、ハンドグラインダーを駆動するだけで、先 端の端面の面取りができる線材端面面取機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ハンドグラインダーのボデー先端に着脱可能に装着される円筒状の ケースと、前記ボデー先端から突出した回転軸に装着された状態で前記ケースに 内挿され、先端に向かって尖った円錐状の研磨面を有する刃物と、前記ケース先 端に嵌入され、回転自在で先端に向かって拡大する円錐台状の孔が穿設されたガ イド筒と、このガイド筒の先端に着脱自在に装着され、被加工線材が前面と垂直 に、かつ、前記刃物の研磨面とガイド筒の円錐台状の孔面との間に挿入されるガ イド孔が穿設されたキャップとを具備したことを特徴とする。
【0007】 また、本考案は、前記刃物の研磨面が円柱状で、かつ、前記キャップのガイド 孔が刃物の研磨面とガイド筒の円錐台状の孔面とで形成される挾角の二等分線を 通るよう、キャップ前面に対し斜めに形成されていることを特徴とする。
【0008】 さらに、本考案は、ハンドグラインダーのボデー先端に着脱可能に装着され、 先端部に内歯車が設けられた円筒状のケースと、前記ケースに内装され、回動自 在で、基端が前記ボデー先端の回転軸に取り付けられ、先端部に複数の遊星ベベ ルピニオン装置が配設された回転刃物筒と、前記ケースの先端に取り付けられ、 前記遊星ベベルピニオン装置の先端が当接した状態で回動自在なスラスト部を前 面の内側に有し、被加工線材が前方から垂直に挿入されるガイド孔が軸心に穿設 されたキャップとを具備し、前記遊星ベベルピニオン装置は、ベベルピニオン装 置の基端におけるその軸心に円柱状の研磨面を有する刃物が立設され、前記内歯 車と噛合した状態で前記回転刃物筒の軸心に向かって斜めに回動自在に装着され ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1及び2の構造の場合、被加工線材はキャップのガイド孔で、被加工線 材の挿入方向が規定され、刃物とガイド筒の孔面との間に挿入される。 そして、ガイド筒はケースに対し回動自在であるので、被加工線材をキャップ のガイド孔に回動させつつ押し込むと、ガイド筒は被加工線材先端に沿って回動 するので、被加工線材の先端の端面は刃物で全周に亘り面取りされる。
【0010】 請求項3の構造の場合、被加工線材はキャップの軸心のガイド孔に線材の軸心 と直角方向に保持されて挿入される。 そして、回転刃物筒はハンドグラインダーの回転軸に取り付けられた状態で回 転し、回転刃物筒先端に配設された複数の遊星ベベルピニオン装置のベベルピニ オンがケースの内歯車と噛合して自転しつつ回転刃物筒の軸心のまわりを公転す るので、被加工線材は押し込まれるだけで先端の端面が全周に亘り面取りされる 。
【0011】
【実施例】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の請求項1の実施例を示すもので、4は市販のハンドグラインダ ーでこの図の場合はエアーモータ駆動のストレートタイプであるが、電気モータ 駆動のものであっても良い。 前記ハンドグラインダー4のボデー4a先端には円筒状のケース11がセット ビス11aとバンド11bを介して着脱可能に取り付けられている。 12は超硬バーの刃物で、研磨面12aは先端に向かって尖った円錐状に形成 され、ボデー4a先端に突出した回転軸4bに装着され、円錐状の研磨面12a はガイド筒14の円錐台状の孔14aに挿入され、この孔14aの孔面14bと 研磨面12aとで所定の角度αを形成し、この角度αで被加工線材2先端の端面 を所定の角度αに研磨するよう構成されている。
【0012】 そして、16はキャップで、このキャップ16はガイド筒14の先端に着脱自 在に装着され、前面から被加工線材2が貫通するガイド孔16aが前面と直角に 穿設され、かつ、その方向は被加工線材2が刃物12の研磨面12aとガイド筒 14の円錐台状の孔面14bとの間に挿入されるように構成されている。 図において18はラジアルボールベアリングで、前記ガイド筒14を回動自在 に支承するもので、リングナット11cによりアウタレースがケース11先端に 締め付けられている。 図1の(b)はキャップ16のガイド孔16aを示しており、同一円周上に大 小複数のガイド孔を設けることができる。
【0013】 図2は請求項2の構造を示すもので、図1と相違するのは、刃物13の形状と キャップ17に穿設されたガイド孔17aの方向で、他は図1と同じである。 図2の(a)に示すように、刃物13は研磨面13aが円柱状で、かつ、キャ ップ17のガイド孔17aが刃物13の研磨面13aとガイド筒15の円錐台状 の孔面15bとで形成される挾角βの二等分線を通るよう、キャップ17前面に 対し斜めに形成されている。 また、ガイド筒15の円錐台状の孔面15bの開き角度は被加工線材2の径に より各種に設定するし、キャップ17のガイド孔17aの大きさも同一円周上に 複数穿設することができる。 また、キャップ17を取り替えることにより、あらゆる線径に対応することが できる。図2の(b)では2種の線径に対応するガイド孔17aが設けてある。
【0014】 図3は請求項3の構造を示し、市販のハンドグラインダーでアングルタイプの ものが使用されている。図はエアーモータ駆動であるが、電気モータ駆動のもの であっても良い。 図は、ハンドグラインダー1を外した状態を示し、ハンドグラインダー1は寸 法が小さく図示してある。 図3の(a)において、19はケースで基端にはハンドグラインダー1がセッ トビス11aを介して着脱可能に装着され、先端部には内歯車19aが取り付け られている。 20は回転刃物筒で、前記ケース19にラジアルボールベアリング18を介し て回動自在に内装されている。そして、基端はボデー1a先端の回転軸(図示せ ず)にねじ20aにて螺着されると共に、先端部には複数の遊星ベベルピニオン 装置21が取り付けられている。
【0015】 また、22はキャップで、前記ケース19の先端に取り付けられ、前記遊星ベ ベルピニオン装置21の先端に設けたボール21aが当接した状態で、スラスト ボールベアリング23を介して回動自在なスラスト部22aをキャップ22前面 の内側に有している。 そして、キャップ22には被加工線材2が前方から垂直に挿入されるガイド孔 22bが軸心に穿設されている。 前記遊星ベベルピニオン装置21はベベルピニオン21bの基端における軸心 に円柱状の研磨面13aを有する刃物13が立設され、前記内歯車19aと噛合 した状態で回転刃物筒20の軸心に向かって斜めに挿入され、3個のニードルス ラストベアリング21c,21c,21cと1個のニードルベアリング21dを 介して回動自在に構成されている。
【0016】 次に、図1,図2の動作について述べる。 先ず、ハンドグラインダー4のモータを駆動すると、刃物12,13が回転す る。次に被加工線材2をキャップ16,17のガイド孔16a,17aに挿入し て少しづつ廻すと、被加工線材2の先端の端面は斜めに面取りされながらガイド 筒14,15と共に廻るので、端面の全周が面取りされる。 この場合、被加工線材2の径の大小に応じてキャップ16,17の複数のガイ ド孔16a,17aの内から適正なものを選択する。 ガイド孔の径の異なるキャップを各種用意することにより、あらゆる径の被加 工線材2に適応できる。
【0017】 次に、図3の動作について述べる。 先ず、ハンドグラインダー1のモータを駆動すると、回転刃物筒20が回転す る。この時、遊星ベベルピニオン装置21のベベルピニオン21bがケース19 先端の内歯車19aと噛合しながら回転する。即ち、ベベルピニオン21bは自 転(回転)しながら公転(回転刃物筒20の軸心のまわりの回転)するので、キ ャップ22の軸心のガイド孔22bに被加工線材2を挿入するとその先端の端面 の全周は斜めに面取りされる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである。 (1)刃物は円筒状のケースとキャップで囲まれた内部で回転し、作業員が回 転部分にふれることがなく、かつ、火花が飛び散ることもないので安全である。
【0019】 (2)熟練した技術を要せず、正確に面取りができる。
【0020】 (3)加工に手間がかからず作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1の一実施例を示す説明図で、
(a)は縦断面を、(b)はキャップの平面をそれぞれ
示す。
【図2】本考案の請求項2の一実施例を示す説明図で、
(a)は縦断面を、(b)はキャップの平面をそれぞれ
示す。
【図3】本考案の請求項3の一実施例を示す説明図で、
(a)はアングルグラインダーと、これに取り付けられ
る本考案の面取機の縦断面を(b)はキャップの平面を
それぞれ示す。
【図4】従来の、ハンドグラインダーによる被加工線材
先端の面取りの説明図である。
【符号の説明】
1,4 ハンドグラインダー 2 被加工線材 1a,4a ボデー 4b 回転軸 11,19 ケース 19a 内歯車 12,13 刃物 12a,13a 研磨面 14,15 ガイド筒 14a,15a 孔 14b,15b 孔面 16,17,22 キャップ 16a,17a,22b ガイド孔 20 回転刃物筒 21 遊星ベベルピニオン装置 21b ベベルピニオン 22a スラスト部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドグラインダーのボデー先端に着脱
    可能に装着される円筒状のケースと、 前記ボデー先端から突出した回転軸に装着された状態で
    前記ケースに内挿され、先端に向かって尖った円錐状の
    研磨面を有する刃物と、 前記ケース先端に嵌入され、回転自在で先端に向かって
    拡大する円錐台状の孔が穿設されたガイド筒と、 このガイド筒の先端に着脱自在に装着され、被加工線材
    が前面と垂直に、かつ、前記刃物の研磨面とガイド筒の
    円錐台状の孔面との間に挿入されるガイド孔が穿設され
    たキャップとを具備したことを特徴とする線材端面面取
    機。
  2. 【請求項2】 前記刃物の研磨面が円柱状で、かつ、前
    記キャップのガイド孔が刃物の研磨面とガイド筒の円錐
    台状の孔面とで形成される挾角の二等分線を通るよう、
    キャップ前面に対し斜めに形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の線材端面面取機。
  3. 【請求項3】 ハンドグラインダーのボデー先端に着脱
    可能に装着され、先端部に内歯車が設けられた円筒状の
    ケースと、 前記ケースに内装され、回動自在で、基端が前記ボデー
    先端の回転軸に取り付けられ、先端部に複数の遊星ベベ
    ルピニオン装置が配設された回転刃物筒と、 前記ケースの先端に取り付けられ、前記遊星ベベルピニ
    オン装置の先端が当接した状態で回動自在なスラスト部
    を前面の内側に有し、被加工線材が前方から垂直に挿入
    されるガイド孔が軸心に穿設されたキャップとを具備
    し、 前記遊星ベベルピニオン装置は、ベベルピニオン装置の
    基端におけるその軸心に円柱状の研磨面を有する刃物が
    立設され、前記内歯車と噛合した状態で前記回転刃物筒
    の軸心に向かって斜めに回動自在に装着されていること
    を特徴とする線材端面面取機。
JP1994011748U 1994-08-29 1994-08-29 線材端面面取機 Expired - Lifetime JP3008349U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108972199A (zh) * 2018-07-03 2018-12-11 中山市锐懋机电设备有限公司 一种线材自动倒角机

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JPH0247158B2 (ja) * 1984-06-18 1990-10-18 Eastman Kodak Co
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