JP3007894U - 曇り点検出用センサー - Google Patents
曇り点検出用センサーInfo
- Publication number
- JP3007894U JP3007894U JP1994011617U JP1161794U JP3007894U JP 3007894 U JP3007894 U JP 3007894U JP 1994011617 U JP1994011617 U JP 1994011617U JP 1161794 U JP1161794 U JP 1161794U JP 3007894 U JP3007894 U JP 3007894U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- cloud point
- light
- receiving element
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石油製品や高分子材料等の液体試料の
曇り点を検出するのに光センサーを使用しようとするも
のである。 【構成】石油製品や高分子材料等の液体試料を試験管に
入れてその上方に、発光素子と受光素子とをヘッドに固
定して設け、試料の冷却を続けながら発光素子よりの光
を試料に当てて反射してくる光量を受光素子で受けて、
その光量の変化によって曇り点を検出する曇り点検出用
センサーである。
曇り点を検出するのに光センサーを使用しようとするも
のである。 【構成】石油製品や高分子材料等の液体試料を試験管に
入れてその上方に、発光素子と受光素子とをヘッドに固
定して設け、試料の冷却を続けながら発光素子よりの光
を試料に当てて反射してくる光量を受光素子で受けて、
その光量の変化によって曇り点を検出する曇り点検出用
センサーである。
Description
【0001】
本考案は曇り点検出用センサーに関し、特に石油製品や高分子材料の雲り点を 検出するセンサーである。
【0002】
従来曇り点試験器として、JIS規格では試験管にとった試料を冷却浴の外管 に入れて規定の方法で冷却し、試料の温度が1°C下がる毎に試験管を外に取り 出し、試料底部に曇りが生じたときの温度を目で確かめて曇り点と規定している 。尚言葉を換えれば、曇り点とは普通,軽油等の試料の場合、この試料を冷媒の 中においてどんどん冷やしていき、1°C下がるごとにサンプルを取り出してみ て、その底部が一番冷たいのでその底部のところにワックスが析出して透明な試 料が白く濁ってくる点の温度を確かめて曇り点としていた。
【0003】
従来の自動測定法では曇り点センサー全体を液体に没するようにして、測定さ れる液体がセンサーに接触するようにしているか、或は特殊なセル間の透過光量 の減衰を検出することで行われていて、光源が透過し易い特殊なセルを用いる必 要があった。
【0004】
以上、従来の技術では試料としての液体をセンサーを含む試験管によって入れ たり出したりする煩わしさがあり、試料としての油は粘性が高い関係でセンサー に付着し易く、センサーが汚れ易くなる傾向があった。本考案人はこのような点 を考慮して、種々試作や実験を試みた結果、発光素子と受光素子を試料の上方に おいて取り扱い易いようにヘッドに固定しておき、徐々に冷却されていく試料に 発光素子よりの光を当てて、反射してくる光量を受光素子で受けて、その光量の 変化を捕らえて曇り点を検出するようにしたものである。
【0005】
本考案のセンサーは、このように発光素子と受光素子とをある程度離しながら ヘッドに固定して取り付け、このヘッドをアルミでできた不透明な測定つぼに蓋 をするように被せて取り付けることができて、試料である油等とは接触せしめる ことも試料に没することもなくして、センサーは汚れることなく、試料の性状を 変化する危険もない。
【0006】
図は本考案に係わるセンサーの一実施例の側断面図であり、1は発光素子,2 は受光素子,3は該素子1,2をその一部にやや引き離して固定せるヘッドであ る。4は発光素子1よりの照射光,5は受光素子2よりの受光光である。 又、6は試験管で、油つまり石油製品や高分子材料の液体の試料8が収納され、 その外に温度センサー7がヘッド3に固定されながら試験管6の中央底部にまで 延ばされている。9は試験管6の周囲よりJIS規格に従って冷却装置(図示せ ず)によって徐々に冷やされ、例えば1°C毎温度が下がるにつれて遂にワック スが析出して透明な試料8が白く濁って固まる曇りである。 その他に10はアルミ等周囲の光をシャットアウトする不透明な測定つぼである
【0007】 試料の曇り点試験の測定に当たっては、先ず試験管6に試料8を適当量入れて 測定つぼ10に挿入しておき、発光素子1,受光素子2を固定せるヘッド3で測 定つぼ10の上から覆って周囲の光は遮断されており、測定つぼ10の周囲から 冷却装置を用いて試料の冷却を行う。冷却の過程で一番冷やされる試験管6の底 部中央より白く濁れるワックスの曇り9が生じ、発光素子1よりの照射光4がこ の曇り点9に当たって反射せる受光光5を受光素子2が受けて、その変化量を検 出して曇り点を検出することができるのである。
【0008】
このようにして、本考案装置によれば、発光素子1と受光素子2とを同一方向 にやや離して固定しながらこれも試料上部から離して光を試料に当て反射してく る光を検出するので、試料である液体に直接光センサーを接触せしめて用いるこ ともなく、又センサーを試料に没することがないので、試料の性状を変化するこ ともなく、規格に沿ってこれに近い測定状態にすることができる。又本考案に係 わるセンサーを試料から離すことで汚すこともなく洗浄の必要もない。更に本考 案装置によれば、試料より離して光を当て,又当てた光を受光素子2で受けるの で試験管内の広範囲で曇り点を検出することができる上、局部検出を防止するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案センサーの一実施例側断面図である。
1 発光素子 2 受光素子 3 ヘッド 6 試験管 7 温度センサー 8 試料 9 曇り 10 測定つぼ
Claims (1)
- 【請求項1】石油製品や高分子材料等の液体試料を所定
量,試験管に入れて、その周囲より徐々に冷却を続けて
ワックスが析出して試料がにごる曇り点を検出する場合
に、試料の上方に発光素子と受光素子とを備えるヘッド
に固定して設け、試料の冷却を続けながら発光素子より
の光を試料にあてて反射してくる光量を受光素子で受け
て、その光量の変化によって曇り点を検出することを特
徴とする曇り点検出用センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011617U JP3007894U (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 曇り点検出用センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011617U JP3007894U (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 曇り点検出用センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007894U true JP3007894U (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=43143733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994011617U Expired - Lifetime JP3007894U (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 曇り点検出用センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007894U (ja) |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP1994011617U patent/JP3007894U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8649605B2 (en) | Method and apparatus for detecting foam on a liquid surface in a vessel | |
KR100226558B1 (ko) | 안과용렌즈의 패키지 | |
JP2788046B2 (ja) | 曇点および転移点を監視する方法ならびにそれに用いる装置 | |
CN1059271C (zh) | 检验具有开口的容器的设备和方法 | |
ATE412169T1 (de) | Vorrichtung und verfahren zur voruntersuchung einer unbehandelten serumprobe in einem probenentnahmeröhrchen | |
CA2199491A1 (en) | Optically readable strip for analyte detection having on-strip orientation index | |
ES2181724T3 (es) | Sistema analitico automatico de acceso continuo y aleatorio y sus constituyentes. | |
EP1256797A3 (en) | Optical concentration measurement in analyte detection devices | |
CA2218008A1 (en) | Use of thermochromic liquid crystals in reflectometry based diagnostic methods | |
DE69028238D1 (de) | Vorrichtung zur Entdeckung eines Objekts vom photoelektrischen Reflektionstyp | |
WO2004081498A3 (en) | Thermal liquid level indicator | |
KR840003839A (ko) | 액체내의 이물체 검출 방법 및 장치 | |
JP2003527592A (ja) | 液体サンプル容器内の液体レベルを測定する方法および装置 | |
JP3007894U (ja) | 曇り点検出用センサー | |
US4254223A (en) | Apparatus for colorimetric determination | |
EP0723155A3 (en) | Cloud point and pour point analyser | |
JPH0536364U (ja) | 検体容器 | |
CN108169186A (zh) | 一种衰减全内反射光谱仪及其应用 | |
EP3444616A1 (en) | Method for determining, whether an opening of a laboratory sample container is open or closed, laboratory device and laboratory automation system | |
FI95750C (fi) | Menetelmä ja laite öljyn samepisteen mittaamiseksi | |
EP0791829A3 (en) | Test apparatus for assaying a component in a liquid sample | |
JP4092312B2 (ja) | 界面検出装置及び方法、体積計測装置 | |
JP4264178B2 (ja) | 上面照射型x線分析用液体試料セルとこれを用いた上面照射型x線分析方法および装置 | |
JPS57208404A (en) | Configuration detecting method | |
US20240343492A1 (en) | Chute arrangement and cap-removal apparatus |