JP3007595U - 動物の体重測定装置 - Google Patents

動物の体重測定装置

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JP3007595U
JP3007595U JP1994008818U JP881894U JP3007595U JP 3007595 U JP3007595 U JP 3007595U JP 1994008818 U JP1994008818 U JP 1994008818U JP 881894 U JP881894 U JP 881894U JP 3007595 U JP3007595 U JP 3007595U
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data
weight
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JP1994008818U
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Inventor
博司 中川
隆博 沢田
博 有賀
Original Assignee
株式会社イナリサーチ
株式会社豊産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読取精度を均一化して正確性を高め、迅速な
測定を行うとともに、薬液投与作業の能率化、さらに、
人為的ミスを低減する。 【構成】 体重測定中のアナログ実測信号に対して一定
時間間隔置きにサンプリングした実測体重データD1、
D2、D3…Dnを時系列的に出力する電子天秤部2
と、相前後する実測体重データD1とD2、D2とD3
…を比較してその偏差値R1、R2…Rnを求める偏差
値検出機能部3と、この偏差値R1…が予め設定した設
定値S以下か否かを判定する偏差値判定機能部4と、偏
差値R1…が設定値S以下になったときの実測体重デー
タDnを正規体重データDとして読取るデータ読取機能
部5を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は動物実験における供試動物に対して正確かつ能率的に薬液投与を行う ことができる動物の体重測定装置に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】
一般に、薬品等の動物実験では予め供試動物の体重を測定し、この体重に基づ いて必要な薬液投与量を算出している。
【0003】 従来、供試動物の体重は電子天秤を用いて人為的作業により測定し、体重デー タはデータシート等に記録していた。そして、薬液投与に際しては、体重データ に基づいて投与量を算出するとともに、これに基づいてシリンジポンプ装置を作 動させ、供試動物に対して必要量の薬液を投与していた。
【0004】 しかし、計量皿に載せた供試動物は動き廻るため、電子天秤の表示値が測定中 に変動し、測定値を読取りは容易でない。結局、測定時間が長くなってしまうと ともに、正確な読取りが困難となる問題があった。また、動物実験の場合、同一 の供試動物に対し繰返して薬液投与を行うが、その都度、試料番号、体重データ を確認して投与するため非能率的であり、しかも人為的ミスも発生しやすい問題 点があった。
【0005】 本考案はこのような従来技術に存在する課題を解決した動物の体重測定装置の 提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る動物の体重測定装置1は体重測定中のアナログ実測信号に対して 一定時間間隔置きにサンプリングした実測体重データD1、D2、D3…Dnを 時系列的に出力する電子天秤部2と、相前後する実測体重データD1とD2、D 2とD3…を比較してその偏差値R1、R2…Rnを求める偏差値検出機能部3 と、この偏差値R1…が予め設定した設定値S以下か否かを判定する偏差値判定 機能部4と、偏差値R1…が設定値S以下になったときの実測体重データDnを 正規体重データDとして読取るデータ読取機能部5を備えたことを特徴としてい る。なお、正規体重データDはシリンジポンプ装置6に記憶し、供試動物Mに対 する薬液投与量の算出に利用される。
【0007】
【作用】
本考案に係る動物の体重測定装置1によれば、供試動物Mを電子天秤部2の計 量皿に載せても、安定状態に至るまでは応答性等により一定の時間かかり、また 、供試動物Mのきによって実測信号は変動し不安定となる。
【0008】 このため、安定状態にあるか否かは電子天秤部2から順次時系列的に出力され る相前後した体重データD1とD2…の偏差値R1…を偏差値検出機能部3によ り検出するとともに、偏差値R1…と設定値Sを偏差値判定機能部4により比較 判定し、偏差値R1…が設定値S以下になったなら、その時の実測体重データを 正規体重データDとして読取る。
【0009】
【実施例】
以下には本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】 まず、本考案を明確にするため、薬液投与システムGの全体的概略構成につい て図4を参照して説明する。
【0011】 2は計量皿2aを有する電子天秤部であり、シリンジポンプ装置6に接続する 。シリンジポンプ装置6はコンピュータ機能を内蔵し、上面パネルにはキーボー ド11、ディスプレイ12を配設するとともに、駆動部によってプランジャ13 aが進退移動制御されるシリンジ13を装備する。また、シリンジポンプ装置6 には電子天秤部2から送られる実測体重データを処理する体重読取部7(図1参 照)を内蔵し、この電子天秤部2と体重読取部7によって、体重測定装置1を構 成する。
【0012】 一方、シリンジポンプ装置6には必要によりデータをプリントアウトするプリ ンタ16を接続するとともに、シリンジ13の出入口13bには三方弁又は三方 コック等の切換器17を介して薬液容器18、静注針19(又は経口ゾンデ20 )を接続する。
【0013】 次に、本考案に係る体重測定装置1について、図1を参照して具体的に説明す る。
【0014】 まず、電子天秤部2は、計量皿2aに載せた供試動物Mの体重測定を行うとと もに、測定中のアナログ実測信号に対して一定時間間隔置きにサンプリングした 図2に示す実測体重データD1、D2、D3…Dnを電気的信号によって時系列 的に出力する機能を備える。
【0015】 また、シリンジポンプ装置6に内蔵する体重読取部7にはデータラッチ部21 と比較機能部22からなる偏差値検出機能部3を備え、電子天秤部2から送られ る相前後する実測体重データD1とD2、D2とD3…の偏差値R1、R2…R nを求める。即ち、比較機能部22の一方の比較入力部にはリアルタイムで任意 の実測体重データ、例えばD2が付与されるとともに、他方の比較入力部にはデ ータラッチ部21により1データ分遅延した直前の実測体重データD1が付与さ れ、図3に示すように、出力側にはその偏差値R1(=D1−D2)が取出され る。
【0016】 偏差値R1は偏差値判定機能部4を構成するコンパレータ部25に付与され、 設定部26において予め設定した設定値Sと比較される。そして、偏差値R1… が設定値S以下になったときにコンパレータ部25の出力が反転し、データ読取 機能部27に読取指令を与える。データ読取機能部27には実測体重データD1 …が付与されており、読取指令により、そのときの実測体重データDnを読取り 、読取った実測体重データDnは供試動物Mの正規体重データDとして、シリン ジポンプ装置6に内蔵する記憶部28に記憶される。
【0017】 なお、正規体重データの読取が終了し、供試動物Mを計量皿2aから降ろした 後は実測体重データが設定レベル以下になった時点で測定終了と判断し、次の供 試動物の測定に備える。
【0018】 また、シリンジポンプ装置6では記憶部28に記憶された供試動物M毎の各正 規体重データD…から必要な薬液投与量を演算するとともに、薬液投与時には駆 動部によりシリンジ13のプランジャ13aの変位量を制御し、各供試動物Mに 対する投与を行うことができる。
【0019】 以上、各部の機能構成は電気回路の組合わせによるハードウェアでもよいし、 ソフトウェアにより実施してもよい。
【0020】 なお、本考案はこのような実施例に限定されるものではない。例えば、電子天 秤部は本考案に基づく機能を有する各種形態の電子天秤を含み、各機能は内蔵さ れている場合と外部に備える場合を問わない。その他、細部の構成等において本 考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0021】
【考案の効果】
このように、本考案に係る動物の体重測定装置は電子天秤部から送られる一定 時間間隔置きにサンプリングした相前後する実測体重データを比較して、その偏 差値を求め、この偏差値が予め設定した設定値以下になったときの実測体重デー タを正規体重データとして読取るようにしたため、次のような顕著な効果を奏す る。
【0022】 体重データは一定の基準に基づいて自動的に読取ることができるため、読 取精度が均一化され、より正確性を高めることができるとともに、迅速な測定を 行うことができる。
【0023】 体重データをシリンジポンプ装置に取込むことにより記憶でき、薬液投与 量の自動算出によりシリンジポンプ装置を作動できるため、薬液投与作業が極め て能率的となり、しかも人為的ミスを大きく低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る体重測定装置のブロック系統図、
【図2】同体重測定装置における電子天秤部の出力を示
す信号波形図、
【図3】同体重測定装置における偏差値検出機能部の出
力を示す信号波形図、
【図4】同体重測定装置を含む薬液投与システムの全体
構成図、
【符号の説明】
1 体重測定装置 2 電子天秤部 3 偏差値検出機能部 4 偏差値判定機能部 5 データ読取機能部 6 シリンジポンプ装置 D1…Dn 実測体重データ D 正規体重データ M 供試動物 R1…Rn 偏差値 S 設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沢田 隆博 長野県伊那市大字西箕輪字上垣外8047のロ 株式会社イナリサーチ内 (72)考案者 有賀 博 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪3110番地 株式会社豊産業内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体重測定中のアナログ実測信号に対して
    一定時間間隔置きにサンプリングした実測体重データを
    時系列的に出力する電子天秤部と、相前後する実測体重
    データを比較してその偏差値を求める偏差値検出機能部
    と、前記偏差値が予め設定した設定値以下か否かを判定
    する偏差値判定機能部と、前記偏差値が設定値以下にな
    ったときの実測体重データを正規体重データとして読取
    るデータ読取機能部を備えることを特徴とする動物の体
    重測定装置。
  2. 【請求項2】 正規体重データはシリンジポンプ装置に
    記憶し、供試動物に対する薬液投与量の算出に利用する
    ことを特徴とする請求項1記載の動物の体重測定装置。
JP1994008818U 1994-06-27 1994-06-27 動物の体重測定装置 Expired - Lifetime JP3007595U (ja)

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JP3007595U true JP3007595U (ja) 1995-02-21

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266289A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Star Engineering Co Ltd 小型実験動物用体重測定及び記録装置

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