JP3006830B2 - 切削加工機 - Google Patents

切削加工機

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JP3006830B2
JP3006830B2 JP8029649A JP2964996A JP3006830B2 JP 3006830 B2 JP3006830 B2 JP 3006830B2 JP 8029649 A JP8029649 A JP 8029649A JP 2964996 A JP2964996 A JP 2964996A JP 3006830 B2 JP3006830 B2 JP 3006830B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切削加工機の構造に
関し、特に加工精度が高く、しかも製品コストを抑える
ことができる切削加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材を切削加工するための従来の接合部
加工機として、特開平6−226707号公報記載の仕
口加工機がある。この加工機は、木材同士を組み合わせ
て結合させるための接合部を切削加工するものであり、
一方の木材に接合用の凸部(ほぞ)を形成し、他方の木
材に接合用の凹部(ほぞ穴)を形成する。
【0003】図9A、Bはカマ形状のほぞ、ほぞ穴を示
しており、一方の木材W1に形成されたほぞ55(図9
A)を他方の木材W1に形成されたほぞ穴56(図9
B)に嵌合させる。また、図9C、Dはアリ形状のほ
ぞ、ほぞ穴であり、一方の木材W1に形成されたほぞ5
5(図9C)を他方の木材W2に形成されたほぞ穴56
(図9D)に嵌合させる。なお、図9A、B、Cは木材
W1の先端にほぞ、ほぞ穴を形成する木口加工であり、
図9Dは木材W2の側面にほぞ穴を形成する仕口加工で
ある。
【0004】従来の仕口加工機の側面図を図10に示
す。テーブル80上には縦バイス711、横バイス71
2が設けられており、加工対象となる木材W1が載置さ
れて固定される。図10は、縦バイス711に木材W1
を載置する木口加工の例である。仕口加工の場合は、横
バイス712に木材をセットし固定する。
【0005】木材W1の上方にはカッター83が位置し
ている。このカッター83はカッター用モータ84によ
って回転し、木材W1を切削する。これらカッター8
3、カッター用モータ84は取り付けベース72に取り
付けられており、取り付けベース72はさらに昇降体8
7に保持されている。そして、この昇降体87は縦ガイ
ドレール86に矢印90、91方向に昇降自在に取り付
けられている 昇降体87には昇降ガイド100が樹立させて設けられ
ており、この昇降ガイド100にカバー体70が取り付
けられている。このカバー体70は昇降ガイド100に
沿って昇降自在である。カバー体70は通常時にはその
自重によって昇降ガイド100の最下端に位置してお
り、カッター83を覆っている。
【0006】昇降体87には取り付けステイ101を介
してリミットスイッチ102が設けられている。他方、
昇降体87に対して昇降自在なカバー体70には、先端
が細くなって谷部が形成された接触子103が固定され
ている。すなわち、昇降体87とカバー体70とが所定
の位置関係になり、リミットスイッチ102が接触子1
03の谷部から山部に当接した時点でONされるように
なっている。
【0007】昇降体87の受動ナット71には、送りね
じ軸85が螺入、貫通しており、送りねじ軸85は縦移
動用モータ81に連結されている。すなわち、縦移動用
モータ81の駆動にしたがい、送りねじ軸85、受動ナ
ット71を介して昇降体87は矢印90、91方向に昇
降制御される。
【0008】また、昇降体87には横ガイドレール88
が設けられており、カッター83、カッター用モータ8
4、カバー体70等を保持している取り付けベース72
はこの横ガイドレール88に沿って横方向に移動する。
横方向の移動は昇降体87に設けられている横移動用モ
ータ82によって制御される。
【0009】この従来の仕口加工機によって、ほぞ55
またはほぞ穴56を形成する場合、まず切削作業に先立
ってほぞ、ほぞ穴のいずれかに応じたカッター83が選
択され、取り付けベース72に取り付けられる。そし
て、縦移動用モータ81の駆動によって昇降体87は矢
印90方向に下降し、木材W1に向って接近する。
【0010】昇降体87が下降する過程で、カバー体7
0の下端70Kは木材W1の上面に当接し、木材W1に
支持された状態でカバー体70の下降は停止する。図1
1は昇降体87とカバー体70との位置関係、リミット
スイッチ102と接触子103との位置関係を示す図で
あり、図11Aはカバー体70の下端が木材W1の上面
に当接した状態を示している。
【0011】この状態からさらに昇降体87が矢印90
方向に下降し、昇降体87側に取り付けられたリミット
スイッチ102が、カバー体70側の接触子103の山
部に当接してONされ、検出信号が出力される(図11
B)。そして、この検出信号が出力された時点における
カッター83の位置を切削基準位置とし、所定の長さ昇
降体87がさらに下降することによって(図11C)、
ほぞ、ほぞ穴の切削深さが制御される。
【0012】ほぞ穴(図9B、D)の切削加工は、縦移
動用モータ81の駆動によってカッター83が矢印90
方向に移動することにより行なわれる。また、ほぞ(図
9A、C)の切削加工は、縦移動用モータ81、横移動
用モータ82の駆動による縦横方向の組み合わせにした
がってカッター83が移動することによって行なわれ
る。切削加工が終了した後、昇降体87は復帰方向に移
動して初期位置に達する。
【0013】また、従来の仕口加工機として特開平7−
9407号公報記載のものがある。この仕口加工機の正
面図が図13、側面図が図14である。この仕口加工機
は、カバー体70が自重によって前方向に垂れ下がり、
切削基準位置に誤差が生じることを防止することを目的
としている。
【0014】図13、図14に示すように、カバー体7
0には昇降部材700が設けられており、この昇降部材
700は水平支軸701を中心に矢印150、151方
向に回動可能である。昇降部材700はストッパー片7
02によって矢印151方向への下降を制限されてお
り、ストッパー片702を調整することによって昇降部
材700は水平に保持されている。
【0015】昇降体70が矢印90方向に下降した場
合、木材W1の上面に昇降部材700の当接部700K
が当接する。この当接によって昇降部材700は矢印1
50方向に回動する。昇降部材700にはスイッチ作動
片703が突出して設けられており、他方、カバー体7
0側にはリミットスイッチ704が設けられている。そ
して、昇降部材700が矢印150方向に回動した場
合、検出信号を出力するようになっている。
【0016】この検出信号が出力された時点におけるカ
ッター83の位置を切削基準位置とし、所定の長さ昇降
体87がさらに下降することによって、ほぞ、ほぞ穴の
切削深さが制御される。なお、その他の構成については
図10に示す従来例と同様である。
【0017】また、特開平7−9407号公報には、図
15に示すような仕口加工機も開示されている。この仕
口加工機のカバー体70に設けられている昇降部材70
0は矢印90、91方向に水平移動する。すなわち、カ
バー体70にはスライドベアリング705が固定されて
おり、このスライドベアリング705に昇降部材700
に設けられた垂直ガイド706が挿入され係合してい
る。垂直ガイド706がスライドベアリング705内を
スライド移動することによって、昇降部材700は水平
移動を行なう。
【0018】ところで、精度の高い切削加工を行なうた
めには、カッターに対して正確な位置に木材を載置する
必要がある。このため、たとえば木材の上面に墨線を施
し、この墨線をレーザマーキングによって読み取り、木
材の載置位置を調整する手法がある。また、木材を挟み
込み固定するバイスに移動目盛を形成しておき、バイス
全体を移動目盛にしたがって移動させることによって木
材の載置位置を調整するものもある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の切削加工機には
次のような問題があった。まず図10に示す仕口加工機
では、カバー体70に歪みが生じている場合、カバー体
70の下端70Kが水平に位置せず、切削基準位置に誤
差が生じる。上述のように、カバー体70の下端70K
と木材W1の上面との当接(切削基準位置)に基づいて
切削深さを制御するため、カバー体70の歪みは加工精
度の低下を招く。
【0020】木口加工の場合は、カバー体70正面の下
端70Kが木材の上面に当接して切削深さが制御され、
仕口加工の場合は、カバー体70側面の下端70Kが木
材の上面に当接して切削深さが制御される。このため、
カバー体70正面の下端70Kと側面の下端70Kとが
水平に位置しない場合、図12に示すように木口加工
(木材W1)と仕口加工(木材W2)とで切削深さにず
れmが生じてしまい、加工精度が低下してしまうという
問題がある。
【0021】このような不都合を回避するため、カバー
体70の下端70Kが水平になるように製造時すればよ
いが、これでは製造コストが高くなるという問題を生じ
る。また、かりに下端70Kが水平になるようカバー体
70を製造したとしても、経年変化によってカバー体7
0に歪みが発生することもある。
【0022】図13、図14に示す仕口加工機は、昇降
部材700と木材W1との当接に基づいて切削深さを制
御する。このため、カバー体70の歪みは加工精度に影
響を与えない。しかし、この仕口加工機では昇降部材7
00の下端700Kの水平精度が要求される。かりに、
昇降部材700の正面部分と側面部分とが水平に位置し
ない場合、木口加工と仕口加工とで切削深さにずれが生
じてしまい、加工精度が低下してしまうという問題があ
る。この点は、図15に示す仕口加工機でも同様であ
る。
【0023】また、精度の高い切削加工を行なうため、
上述のようにレーザマーキングによって墨線を読み取る
ものがあるが、レーザマーキングは高価であり製品コス
トが高くなるという問題がある。
【0024】これに対して、バイスに移動目盛を形成し
ておき、バイス全体を移動目盛にしたがって移動させ木
材の載置位置を調整する手法によれば、レーザマーキン
グほど製品コストは高くならない。しかし、たとえば木
材に歪みが生じており、バイスによって挟み込んだ位置
と、切削加工の基準となる上面との位置がずれている場
合、正確に切削することができないという問題がある。
【0025】そこで本発明は、加工精度が高く、しかも
製品コストを抑えることができる切削加工機の提供を目
的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る切削加工
機は、対象部材に対し離接方向に移動可能に設けられた
昇降体、前記昇降体に設けられた切削刃であって、第1
方向に載置された対象部材、または当該第1方向とは異
なる第2方向に載置された対象部材を切削形成する切削
刃、前記昇降体に対して移動可能に取り付けられたカバ
ー体、前記カバー体に対して移動可能に取り付けられて
おり、第1方向に載置された対象部材と当接可能な第1
調整板、前記カバー体に対する前記第1調整板の位置を
固定する第1固定手段、前記カバー体に対して移動可能
に取り付けられており、第2方向に載置された対象部材
と当接可能な第2調整板、前記カバー体に対する前記第
2調整板の位置を固定する第2固定手段、を備えた切削
加工機であって、前記第1調整板と前記第2調整板と
は、互いに独立して移動調整可能であり、前記昇降体と
前記対象部材とが接近する過程で、前記第1調整板の基
準端、または前記第2調整板の基準端は、それぞれ第1
方向に載置された対象部材の基準面または第2方向に載
置された対象部材の基準面に沿って当接し、前記第1調
整板または前記第2調整板と、対象部材との当接によっ
て、前記昇降体と前記カバー体との位置関係が変化し、
前記昇降体と前記カバー体との位置関係の変化に基づい
て、切削刃による対象部材の切削深さを制御する、こと
を特徴としている。
【0027】請求項2に係る切削加工機は、請求項1に
係る切削加工機において、前記第1調整板には、前記第
1方向に載置される対象部材の載置位置を示す第1基準
表示が形成されており、前記第2調整板には、前記第2
方向に載置される対象部材の載置位置を示す第2基準表
示が形成されている、ことを特徴としている。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る切削加工機においては、
第1調整板および第2調整板は、カバー体に対して移動
可能であり、それぞれ第1固定手段、第2固定手段によ
って所望の位置で固定することができる。そして、第1
調整板の基準端、第2調整板の基準端が対象部材の基準
面に当接することによって、昇降体とカバー体との位置
関係が変化し、この変化に基づいて切削刃による対象部
材の切削深さが制御される。
【0029】したがって、カバー体に対する第1調整
板、第2調整板の位置を調整することによって、対象部
材の切削深さを正確に制御することができる。このた
め、切削加工の精度を高めることができる。
【0030】また、第1調整板と第2調整板とは、互い
に独立して移動調整可能であるため、両者の位置関係の
精度は要求されず、部品の製造が容易であり製品コスト
を抑えることができる。
【0031】請求項2に係る切削加工機においては、第
1調整板には、第1方向に載置される対象部材の載置位
置を示す第1基準表示が形成されており、第2調整板に
は、第2方向に載置される対象部材の載置位置を示す第
2基準表示が形成されている。したがって、簡易な構成
で対象部材の載置位置の調整を行うことができ、製品コ
ストを抑えることができる。
【0032】また、第1調整板、第2調整板が取り付け
られているカバー体は昇降体に設けられており、この昇
降体に切削刃も設けられている。このため、第1調整
板、第2調整板に形成された第1基準表示、第2基準表
示にしたがって対象部材を載置すれば、切削刃に対して
正確に対象部材を位置させることができ、切削加工の精
度を高めることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】木材同士等を組み合わせて結合さ
せる場合、一方の木材に接合用の凸部(ほぞ)を形成
し、他方の木材に接合用の凹部(ほぞ穴)を形成し、こ
のほぞ穴にほぞを嵌合する手法がある。図9にほぞ(接
合凸部)およびほぞ穴(接合凹部)を示す。図9A、B
はカマ形状のほぞ、ほぞ穴であり、一方の木材W1に形
成されたほぞ55(図9A)を他方の木材W1に形成さ
れたほぞ穴56(図9B)に嵌合させる。
【0034】また、図9C、Dはアリ形状のほぞ、ほぞ
穴であり、一方の木材W1に形成されたほぞ55(図9
C)を他方の木材W2に形成されたほぞ穴56(図9
D)に嵌合させる。なお、図9A、B、Cは木材W1の
先端にほぞ、ほぞ穴を形成する木口加工であり、図9D
は木材W2の側面にほぞ穴を形成する仕口加工である。
【0035】[仕口加工機の全体構成]図1は本発明の
一実施形態である仕口加工機の正面図、図2は主要部の
背面図、図3は平面図、図4は断面平面図である。図1
に示すように、設置面に固定されたロータリーベース4
5上には、ベット20が回転可能に載置されており、本
体の向きを作業状況に応じて変えることができるように
なっている。
【0036】ベット20上には横バイス25、26およ
び縦バイス27が設けられている。横バイス25、26
は仕口加工(図9D)する際、木材W2を位置決めして
固定するための機構である。また、縦バイス27は木口
加工(図9A、B、C)する際、木材W1を位置決めし
て固定するための機構である。本実施形態において、木
口加工の場合の木材の載置方向が第1方向であり、仕口
加工の場合の木材の載置方向が第2方向である。
【0037】図3に示すように、横バイス25、26は
それぞれ対のクランプ片25c、26cを備えている。
このクランプ片25c、26cは、各々締め付けハンド
ル25a、26aを回転操作することによって求心方向
に閉じ、木材W2を締めつけて固定する。また、前後移
動ハンドル25b、26bを操作することによって、ク
ランプ片25c、26cを矢印94、95方向に移動さ
せ、木材W2の前後方向の位置調整ができるようになっ
ている。なお、前後位置固定ノブ25d、26dによっ
て前後移動ハンドル25b、26bをロックし、木材W
2の前後位置を固定する。
【0038】縦バイス27も一対のクランプ片27cを
備えており、締め付けハンドル27aを回転操作するこ
とによって木材W1を求心位置で固定できる。また、左
右移動ハンドル27bを操作することによって、クラン
プ片27cで固定した木材W1を矢印92、93方向に
微調整することができる。なお、左右位置固定ノブ27
dによって左右移動ハンドル27bをロックする。
【0039】図1に示すように、ベット20の上部には
2本のコラム10が設けられており、このコラム10に
それぞれ縦ガイドレール6が固定されている。そして、
この縦ガイドレール6には昇降体2が取り付けられてお
り、縦ガイドレール6に沿って昇降体2は矢印90、9
1方向に昇降可能になっている。
【0040】図1において、左側のコラム10の上部に
は昇降用モータ9が設けられている。そして、この昇降
用モータ9の回転軸にはプーリー11が固定されてお
り、昇降用モータ9の回転駆動は駆動ベルト13を介し
て送りネジ軸15先端のプーリー12に伝達され、送り
ネジ軸15が回転する。
【0041】他方、上述の昇降体2の上面には受動ナッ
ト18が固定されており、この受動ナット18に送りネ
ジ軸15が螺入、貫通している。すなわち、昇降用モー
タ9の回転駆動を受けて送りネジ軸15が回転し、これ
によって昇降体2は矢印90、91方向(第1の方向)
へ直線的に昇降する。なお、図1における右側のコラム
10の内部には、昇降用のウエイトが設けられており
(図示せず)、チェーン17により昇降体2に連結さ
れ、昇降用モータ9の負荷を軽減している。
【0042】送りネジ軸15の先端には昇降用エンコー
ダ14が設けられており、送りネジ軸15の回転、すな
わち昇降体2の矢印90、91方向における位置を検知
する。昇降体2の側面には鉄片24が固定されており、
コラム10には上限リミットスイッチSW2が設けられ
ている。この上限リミットスイッチSW2が昇降体2の
鉄片24を検出した時点で昇降モータ9は停止するよう
になっている。
【0043】なお、上限リミットスイッチSW2の下方
には減速位置リミットスイッチSW3が設けられてお
り、この減速位置リミットスイッチSW3が鉄片24を
検出した時点で昇降モータ9の回転は減速し、上限リミ
ットスイッチSW2の検出位置で確実に停止できるよう
になっている。また、コラム10の下方には下限リミッ
トスイッチが設けられており(図示せず)、鉄片24を
検出した時点で昇降モータ9の駆動は強制的に停止され
る。
【0044】昇降体2には両端に2本の昇降ガイド5が
設けられており、この昇降ガイド5に沿ってカバー体7
が矢印90、91方向に昇降自在に取り付けられてい
る。通常時は、このカバー体7は自重によって矢印90
方向に下がっており、昇降ガイド5の下端に設けられて
いるガイドストッパー48に当接して停止している。
【0045】図5に示すように、カバー体7の正面およ
び両側面には内側から調整板201が取り付けられてい
る。調整板201の詳細を図6に示す。なお、図1にお
いては調整板201等は省略されている。図6に示すよ
うに、調整板201の上部両側にはネジ穴201Sが形
成されており、下方の突出部には目盛201Nが形成さ
れている。
【0046】他方、カバー体7には図5に示すように正
面、側面に縦方向に長い長穴202が形成されており、
この長穴202を固定ボルト203が貫通し、この固定
ボルト203は調整板201のネジ穴201S(図6)
に螺入されている。すなわち、調整板201はカバー体
7に形成された長穴202に沿って移動調整可能であ
り、固定ボルト203を締め込むことによって調整板2
01の位置を固定する。
【0047】カバー体7の正面、側面の下方には、切り
欠き部7Sが形成されており、ここから調整板201に
形成された目盛201Nが目視可能に露出している。な
お、調整板201の調整手順、目盛201Nを用いた木
材の載置については後に詳述する。
【0048】本実施形態において、カバー体7の正面に
位置する調整板201が第1調整板、その固定ボルト2
03が第1固定手段、目盛201Nが第1基準表示であ
る。また、カバー体7の側面に位置する調整板201が
第2調整板、その固定ボルト203が第2固定手段、目
盛201Nが第2基準表示である。本実施形態でカバー
体7の両側面に調整板201を設けているが、いずれか
一方の側面にのみ設けてもよい。
【0049】昇降体2が昇降用モータ9の駆動によって
矢印90方向に下降し、カバー体7に設けられている調
整板201の基準端である下端201K(図5、図6参
照)が木材に当接した場合、木材に支えられた状態でカ
バー体7は停止する。図3に示すように、昇降体2の背
面には木材検出スイッチSW1が設けられており、他方
カバー体7の背面には鉄片40が固定されている。
【0050】通常時は、木材検出スイッチSW1と鉄片
40とは対向して位置しており、昇降体2の下降によっ
てカバー体7の調整板201が木材W1に接し、カバー
体7と昇降体2の位置が相対的にずれた場合、木材検出
スイッチSW1は検出信号を出力する。これによって、
調整板103の下端201Nが木材W1に達したことを
検知し、この時点におけるカッター60の位置を基準と
して切削深さを制御する。なお、カバー体7の上部には
集塵口16が形成されており、この集塵口16を通じて
切削屑が排出される。
【0051】図1に示すように、昇降体2には回転板3
が回転可能に保持されている。この回転板3には偏心位
置にチャック4が設けられており、このチャック4にカ
ッター(切削刃)が取り付けられる。すなわち、回転板
3の旋回中心点から離れた位置にカッターが取り付けら
れる。取り付けられたカッターは、上述のカバー体7に
覆われた状態でカバー体7内部に位置する。なお、図1
に示すように、カバー体7の前面は透明板8が設けられ
ており、オペレータがカッターによる切削状況を目視で
きるようになっている。
【0052】図2に示すように、昇降体2の背面には回
転用モータ32が設けられており、回転用モータ32の
駆動にしたがってウォームギヤ33、ウォームホイール
34を介して回転体3が矢印98、99方向(図1)に
回転制御される。ウォームギヤ33の先端部には旋回用
エンコーダ35が設けられており、旋回用モータ32の
回転、すなわち回転板3の回転角度を検知する。回転体
3の背面には主モータ31が設けられており、図4に示
すように、主モータ31の回転駆動はスピンドル42を
介して、チャック4およびカッター60に伝達され、カ
ッター60が回転駆動して木材を切削する。
【0053】また、回転板3には鉄片53が固定されて
おり、昇降体2のフレームには停止位置リミットスイッ
チSW6が設けられている。そして、停止位置リミット
スイッチSW6が鉄片53を検出した時点で旋回用モー
タ32の回転駆動は停止し、回転板3は初期位置で停止
する。なお、減速位置リミットスイッチSW5が鉄片5
3を検出した時点で旋回用モータ32の回転は減速し、
回転板3が初期位置で確実に停止できるようになってい
る。
【0054】回転板3の背面には主モータ31が設けら
れている。この主モータ31の回転駆動はスピンドル
(図示せず)を介して、チャック4およびカッターに伝
達され、カッター60が回転駆動して木材を切削する。
各部の制御は操作ボックス19に設けられた操作部19
K上の操作釦を操作することによって制御される。ま
た、操作部19K上にはLEDも配置されており、ON
状態のスイッチに対応して点灯する。
【0055】本実施形態における仕口加工機を用いてほ
ぞ加工をする場合、上述の縦バイス27に木材W1をセ
ットして固定する。そして、図8Aに示すように昇降用
モータ9の駆動によって昇降体2を下降させ、カッター
中心点60Jをa点からb点、c点に移動させ、ほぞ5
5の左側直線部分を切削形成する。その後、回転用モー
タ32の駆動によって回転体3を180度回転させ、カ
ッター中心点60Jをc点からd点に移動させ、ほぞ5
5の円弧部分を切削形成する。そして、カッター中心点
60Jをd点からe点に移動させ、ほぞ55の右側直線
部分を切削形成する。
【0056】次に、ほぞ穴加工をする場合、仕口加工、
木口加工に応じて、上述の横バイス25、26または縦
バイス27に木材をセットして固定する。そして、カッ
ター60をほぞ穴用のものに交換した後、図8Bに示す
ように回転体3を90度回転させ、カッター中心点60
Jをa点からf点に移動させ、中心ライン50上に位置
させる。そして、昇降体2を下降させ、カッター中心点
60Jをg点、h点に移動させてほぞ穴56を切削形成
する。
【0057】ほぞ、ほぞ穴加工の際の切削深さは、上述
のように木材検出スイッチSW1から検出信号が出力さ
れた時点を基準として制御される。すなわち、昇降体2
の下降によってカバー体7の調整板201が木材W1に
接し、カバー体7と昇降体2の位置が相対的にずれた時
点を基準とする。この時点で昇降体2の下降速度が切削
用の低速に切り換わり、ここからの下降長さ(切削深
さ)はコンピュータ制御のためのプログラムに予めイン
プットされている。
【0058】[調整板201の位置調整]カバー体7に
対する調整板201の位置調整を説明する。調整板20
1の位置調整を行なう場合、全ての固定ボルト203を
ゆるめカバー体7に対して調整板201をフリーの状態
にしておく。これによって、調整板201は自重によっ
てカバー体7の下端から垂れ下がり、長穴202の下限
に固定ボルト203が位置する。
【0059】他方、横バイス25、26および縦バイス
27には、校正用ブロックをセットして固定しておく。
この状態で昇降体2を下降させ、各調整板201の下端
201Kが校正用ブロックの上面に沿って当接し、やや
長穴202内で固定ボルト203が摺動した時点で昇降
体2を停止させる。そして、各調整板201の固定ボル
ト203を締め込み調整板201の位置を固定する。な
お、各調整板201の位置を調整し固定した後、切削基
準位置からのカッター60の下降長さ(切削深さ)をコ
ンピュータ制御のプログラムにインプットする。
【0060】以上のように、同じ高さの校正用ブロック
を基準としてカバー体7の正面、側面に設けられた各調
整板201の位置調整を行なう。このため、図5に示す
ようにカバー体7に歪みが生じていても、木口加工の際
の木材W1の上面に調整板201が当接する位置と、仕
口加工の際の木材W2の上面に調整板201が当接する
位置とが水平になる。
【0061】したがって、木口加工、仕口加工いずれの
場合にも同じ位置を基準として切削深さを制御すること
ができ、加工精度を高めることができる。また、簡易な
校正の調整板201を用いて高い加工精度を得ることが
でき、製品コストを抑えることができる。
【0062】さらに、カバー体7の正面に設けられた調
整板201と、側面に設けられた調整板201とは、互
いに独立して移動調整可能である。このため、調整板2
01を製造する場合、正面部と側面部との位置関係の精
度は要求されず、部品の製造が容易であり製品コストを
抑えることができる。
【0063】[目盛103Nを用いた木材の載置位置の
調整]次に各調整板201に形成された目盛103Nを
用いた木材の載置位置の調整を説明する。上記のように
して調整板201をカバー体7に固定した後、横バイス
25、26または縦バイス27に木材をセットし、クラ
ンプ片を閉じて固定する。図7は縦バイス27に木材W
1をセットして固定した状態を示している。
【0064】図7に示す木材W1は高さ方向に歪んでい
る。このため、縦バイス27のクランプ片27cで求心
的に閉じた場合、木材W1上面の中心に施した墨線44
は、チャック4に取り付けられるカッター60の中心ラ
イン50からずれて位置する。すなわち、木材に歪みが
生じている場合、縦バイス27または横バイス25、2
6を切削加工の中心に位置させても、正確な切削加工を
行なうことができない。
【0065】このため、本実施形態では上述のうように
調整板201に目盛201Nが形成されている。木材W
1の位置調整を行なう場合、昇降体2を下降させ木材W
1の上面近傍に位置させる。そして、目盛201Nの中
心表示に墨線44が合うように、左右移動ハンドル27
bを操作し、縦バイス27全体を矢印92、93方向に
移動させる。これによって、容易かつ確実に木材の載置
位置を調整することができ、加工精度を高めることがで
きる。また、簡易な構成によって位置調整を行なうこと
ができるため、製品コストを抑えることができる。
【0066】[その他の実施形態]上記実施形態では、
第1調整板、第2調整板として調整板201を例示した
が、カバー体に対して移動可能であり対象部材に当接す
る位置に取り付けられるものであれば、他の形状、構造
を採用してもよい。また、第1固定手段、第2固定手段
として固定ボルト203を例示したが、カバー体に対し
て第1調整板、第2調整板を固定できるものであれば他
の構成を用いることもできる。
【0067】さらに、第1基準表示、第2基準表示とし
て目盛201Nを例示したが、対象部材の載置位置を示
すものである限り他の表示を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切削加工機の一実施形態である仕
口加工機を示す正面図である。
【図2】図1に示す仕口加工機の部分背面図である。
【図3】図1に示す仕口加工機の平面図である。
【図4】図1に示す仕口加工機の断面平面図である。
【図5】図1に示すカバー体近傍の詳細を示す側面図で
ある。
【図6】図5に示す調整板の詳細を示す斜視図である。
【図7】図5に示す調整板の目盛を用いて木材の載置位
置を調整する状態を示す正面図である。
【図8】図1に示す仕口加工機を用いて加工を行なう場
合のカッターと木材との位置関係を示す図である。
【図9】ほぞおよびほぞ穴の形状を示す斜視図である。
【図10】従来の仕口加工機を示す側面図である。
【図11】図10の仕口加工機を用いて加工を行なう場
合のカッターと木材との位置関係を示す図である。
【図12】図10に示すカバー体の歪みを示す側面図で
ある。
【図13】仕口加工機の他の従来例を示す正面図であ
る。
【図14】図13に示す仕口加工機の側面図である。
【図15】仕口加工機のさらに他の従来例を示す側面図
である。
【符号の説明】
2・・・・・昇降体 7・・・・・カバー体 60・・・・・カッター 201・・・・・調整板 201K・・・・・下端 201N・・・・・目盛 203・・・・・固定ボルト W1、W2・・・・・木材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象部材に対し離接方向に移動可能に設け
    られた昇降体、 前記昇降体に設けられた切削刃であって、第1方向に載
    置された対象部材、または当該第1方向とは異なる第2
    方向に載置された対象部材を切削形成する切削刃、 前記昇降体に対して移動可能に取り付けられたカバー
    体、 前記カバー体に対して移動可能に取り付けられており、
    第1方向に載置された対象部材と当接可能な第1調整
    板、 前記カバー体に対する前記第1調整板の位置を固定する
    第1固定手段、 前記カバー体に対して移動可能に取り付けられており、
    第2方向に載置された対象部材と当接可能な第2調整
    板、 前記カバー体に対する前記第2調整板の位置を固定する
    第2固定手段、 を備えた切削加工機であって、 前記第1調整板と前記第2調整板とは、互いに独立して
    移動調整可能であり、 前記昇降体と前記対象部材とが接近する過程で、前記第
    1調整板の基準端、または前記第2調整板の基準端は、
    それぞれ第1方向に載置された対象部材の基準面または
    第2方向に載置された対象部材の基準面に沿って当接
    し、 前記第1調整板または前記第2調整板と、対象部材との
    当接によって、前記昇降体と前記カバー体との位置関係
    が変化し、 前記昇降体と前記カバー体との位置関係の変化に基づい
    て、切削刃による対象部材の切削深さを制御する、 ことを特徴とする切削加工機。
  2. 【請求項2】請求項1に係る切削加工機において、 前記第1調整板には、前記第1方向に載置される対象部
    材の載置位置を示す第1基準表示が形成されており、 前記第2調整板には、前記第2方向に載置される対象部
    材の載置位置を示す第2基準表示が形成されている、 ことを特徴とする切削加工機。
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