JP3006470U - 着座用クッション - Google Patents

着座用クッション

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JP3006470U
JP3006470U JP1994008209U JP820994U JP3006470U JP 3006470 U JP3006470 U JP 3006470U JP 1994008209 U JP1994008209 U JP 1994008209U JP 820994 U JP820994 U JP 820994U JP 3006470 U JP3006470 U JP 3006470U
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JP
Japan
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cushion
rod
sitting
bodies
shaped
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Application number
JP1994008209U
Other languages
English (en)
Inventor
正人 岡本
Original Assignee
株式会社オスカー
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で使用感が良く、全体をまるめてコンパ
クト化でき、従って持ち運びに便利であり、しかも枕と
か背もたれクッション等の多目的に好都合に使用できる
安価かつ軽便な簡易クッションを提供する。 【構成】 発泡合成樹脂製の棒状クッション体の複数本
を密接並列状に配置した状態で、結束紐により平面的に
束締すると共に、結束紐による束締状態を弛緩可能なも
のに構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は着座用クッション、更に詳しくは野球とかサッカー等のスポーツ競 技観戦時等にベンチに敷設して座ぶとんに使用したり、椅子の堅い背もたれに沿 わせて配置して背もたれクッションとして使用される着座用簡易クッションに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の簡易クッションとしては、スポンジ板を樹脂製のシートからな る外皮で被覆したものが知られているが、概して持ち運びに不便であること、必 ずしも座り心地が良くないこと、比較的高価であることなどの理由から、あまり 使われていないのが実情である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、極めて軽量であり、不使用時には全体をコンパクト化することが でき、従って持ち運びに便利であり、使い心地が良く、安価で、しかも多目的に 使用可能であるような主として野外での使用に適した着座用クッションを提供す ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、柔軟な独立発泡合成樹脂からなる棒状クッション体の複数本が密 接して並列状に配置されると共に、これらの棒状クッション体が横断方向に貫通 する結束紐で一括的に束締され、かつ該結束紐が弛緩可能なものとなされている ことを特徴とする着座用クッションを要旨とする。
【0005】 棒状クッション体は、円筒状、角筒状、丸棒状、または角棒状のいずれであっ ても良いが、外観体裁の良好性、材料節減、良好なクッション性等の点で、円筒 状のものとするのが好ましい。
【0006】 また、結束紐は、並列状のクッション体群にその一側端面から他側端面をめぐ ってコ字状に挿通するものとし、その両端部を結び合わせるものとしてその結び 目の位置を変えることで弛緩可能なものとしても良いが、弛緩及び束締操作の容 易性及び外観体裁の上から、両端部を引き揃え、この引揃え部に止め環をスライ ド自在にはめて、この止め環の位置を移動することによって弛緩及び束締操作を 行いうるものとすることが好ましい。
【0007】
【作用】
並列状に配置された棒状クッション体によって良好なクッション性を発揮する 。束締紐を緩めることで、棒状クッション体間に隙間を空け、全体を捲回してま るめることができ、全体をコンパクト化しうると共に、枕や背もたれクッション 等に好都合に使用しうる形態に転換しうる。
【0008】
【実施例】
図1にこの考案に係るクッション(A)を、その使用時の状態において示す。 該クッションは、相互に密接して並列状に配置された5〜10本程度の発泡合成 樹脂からなる棒状クッション体(1)と、これらを束締する結束紐(2)とによ り構成されている。
【0009】 棒状クッション体(1)は、発泡ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合 発泡体、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン等の弾性独立発泡体からなるもの で、好ましい1つの形態として、外周直径2〜5cm、特に好ましくは3cm程 度で、内径1〜2cm程度の円筒状のものが用いられる。非吸水性のために独立 気泡の発泡体を用いるのが好ましい。また、表面にスキン層を有するものとする ことが望ましい。更に、鮮やかに着色された棒状クッション体(1)を用い、あ るいは相互に異色のクッション体(1)を所定配列に並べて、外観的にカラフル なものに構成することが好ましい。
【0010】 結束紐(2)は、並べられたクッション体(1)群に、その一側端面から他側 端面をめぐってコ字状に挿通されている。(4)はこの紐挿通孔である。そして 、両端部がクッション体群の一側端面側で引き揃えられ、この引き揃え部(2a )に止め環(3)がスライド自在にはめられている。従って、この止め環(3) を引揃え部(2a)に沿って移動することで、図1に示すように棒状クッション 体(1)(1)相互を密接状態に一括的に束締したり、あるいは図2に示すよう にこの束締を緩めて、棒状クッション体(1)(1)相互間に間隔をあけること ができるようになっている。図1中の(5)は、結束紐(2)の両端の結び目を を示す。
【0011】 この考案に係る上記クッション(A)は、図1に示すような展開かつ束締状態 において本来の着座用クッションとして使用する。
【0012】 この場合、クッション体(1)群によって全体に良好なクッション性が発現さ れるのに加えて、上下面が隣接するクッション体間で凹凸状を呈するため、通気 性、排水性を確保でき、良好な使用感を得ることができる。
【0013】 着座用クッションとして使用しない時は、図2に示すように止め環(3)を移 動して束締を緩め、隣接するクッション体(1)(1)間に所要の間隔をあける ものとする。これにより全体を一端から巻き込んで丸め、持ち運びに便利なよう にコンパクト化しうる。また、この弛緩状態では、クッション体(1)の並列方 向に全体を任意に曲げることができるので、図3に示すように枕に使用したり、 あるいは硬い椅子(B)の背もたれ部分(C)に掛けて、背もたれクッションと して使用することも可能であり、その他使用者の好みに応じた任意の形態にして 各種用途に使用することができる。
【0014】
【考案の効果】
この考案は、並列状に配置された複数本の発泡合成樹脂製棒状クッション体を 結束紐で平面状に束締したものであるから、もとより極めて軽量であり、製作も 簡単で安価に提供しうる。
【0015】 かつ、優れたクッション性を有するのに加えて、複数本の棒状クッション体が 非接合状態に並んだものであるから、着座使用時において身体の動きに伴ってク ッション体相互のずれ動きにより、クッション面と身体との間に通気性を確保で き、使用感に優れたものとすることができる。この通気性は、クッション体を丸 い円筒状あるいは円柱状のもので構成する場合、一層良好なものとすることがで きる。
【0016】 また、結束紐が弛緩可能なものとして構成されているから、これを緩めること により、クッションを平面状態から丸めてコンパクト化することができ、軽量で あることと相俟って、愈々持ち運びに便利なものとすることができる。
【0017】 更に、この弛緩状態において、枕に使用したり、椅子の背もたれに使用するな ど、多目的に使用できる利便もある。
【0018】 請求項2にあっては、更に軽量化、使用感の向上、材料コストの低減をはかる ことができる。
【0019】 請求項3にあっては、外観体裁も良好なものとして、弛緩、緊締操作を安易に 行いうるものとすることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す使用時の状態の斜視図
である。
【図2】結束紐を弛緩させた状態の斜視図である。
【図3】枕としての使用状態を示す側面図である。
【図4】椅子の背もたれクッションとしての使用状態を
示す側面図である。
【符号の説明】
A…クッション 1…棒状クッション体 2…結束紐 3…止め環 4…紐挿通孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な独立発泡合成樹脂からなる棒状ク
    ッション体の複数本が密接して並列状に配置されると共
    に、これらの棒状クッション体が横断方向に貫通する結
    束紐で一括的に束締され、かつ該結束紐が弛緩可能なも
    のとなされていることを特徴とする着座用クッション。
  2. 【請求項2】 棒状クッション体が、円筒状である請求
    項1記載の着座用クッション。
  3. 【請求項3】 結束紐は、並列状のクッション体群にそ
    の一側端面から他側端面をめぐってコ字状に挿通され、
    両端部が引き揃えられて該引揃え部に止め環がスライド
    移動自在にはめられてなる請求項1または2に記載の着
    座用クッション。
JP1994008209U 1994-07-08 1994-07-08 着座用クッション Expired - Lifetime JP3006470U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012049877A1 (ja) * 2010-10-12 2012-04-19 株式会社丸冨士 車イス座面用部材
US9215933B2 (en) 2004-06-17 2015-12-22 Illinois Tool Works Inc. Load bearing surface
US9976621B2 (en) 2004-06-17 2018-05-22 Illinois Tool Works Inc. Pre-deformed thermoplastics spring and method of manufacture

Cited By (4)

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