JP3006336B2 - 多層プラスチック容器 - Google Patents
多層プラスチック容器Info
- Publication number
- JP3006336B2 JP3006336B2 JP6013093A JP6013093A JP3006336B2 JP 3006336 B2 JP3006336 B2 JP 3006336B2 JP 6013093 A JP6013093 A JP 6013093A JP 6013093 A JP6013093 A JP 6013093A JP 3006336 B2 JP3006336 B2 JP 3006336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic container
- resin
- screw
- multilayer plastic
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/22—Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
- B65D1/26—Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations
- B65D1/28—Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations formed of laminated material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性プラスチック
容器に関するものであり、さらに詳しくは、優れた光
沢、表面性を有する多層プラスチック容器に関するもの
である。
容器に関するものであり、さらに詳しくは、優れた光
沢、表面性を有する多層プラスチック容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン樹脂単体の容器は、衛生的特性、耐湿
性、優れた耐薬品性等の耐内容物性、価格面等の見地か
ら幅広く用いられていた。しかしながら、これらの容器
は外観面において光沢、表面性が乏しいという問題点が
従来より指摘されていた。
のポリオレフィン樹脂単体の容器は、衛生的特性、耐湿
性、優れた耐薬品性等の耐内容物性、価格面等の見地か
ら幅広く用いられていた。しかしながら、これらの容器
は外観面において光沢、表面性が乏しいという問題点が
従来より指摘されていた。
【0003】この対策として容器を多層にし、外層に光
沢がある程度良好な樹脂、たとえばプロピレンホモポリ
マー、エチレン−プロピレンランダム共重合体等を用い
る方法がある。エチレン−プロピレンランダム共重合体
を用いる場合、1つには、エチレンを3乃至8重量%含
有し、メルトフローレート(JIS−K6758、単位
g/10分)が2.5程度のエチレン−プロピレンラン
ダム共重合体を外層に配置した容器が従来より存在して
いるが、この様な容器においても、外観即ち表面光沢度
の面で十分なものではなかった。
沢がある程度良好な樹脂、たとえばプロピレンホモポリ
マー、エチレン−プロピレンランダム共重合体等を用い
る方法がある。エチレン−プロピレンランダム共重合体
を用いる場合、1つには、エチレンを3乃至8重量%含
有し、メルトフローレート(JIS−K6758、単位
g/10分)が2.5程度のエチレン−プロピレンラン
ダム共重合体を外層に配置した容器が従来より存在して
いるが、この様な容器においても、外観即ち表面光沢度
の面で十分なものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、衛生的特性、耐湿性、優れた耐薬品性等の耐内容物
性を保ちつつ優れた表面光沢、表面性を有するプラスチ
ック容器を提供することにある。
従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、衛生的特性、耐湿性、優れた耐薬品性等の耐内容物
性を保ちつつ優れた表面光沢、表面性を有するプラスチ
ック容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、最外層にポリプロピレンランダム共重合
体樹脂を用い、その内側にポリオレフィン樹脂を1層以
上設けた多層プラスチック容器において、最外層に用い
る樹脂が0.5〜3.0重量%のエチレン分を含有し、
かつ造核剤を500〜2000ppm含有したメルトフ
ローレート(JIS―K6758、単位g/10分)が
40.0以下のポリプロピレンランダム共重合体樹脂
で、さらに前記ポリオレフィン樹脂がポリプロピレンブ
ロック共重合体樹脂或いはランダム共重合体樹脂の何れ
か、又はポリエチレン樹脂である多層プラスチック容器
である。
決するために、最外層にポリプロピレンランダム共重合
体樹脂を用い、その内側にポリオレフィン樹脂を1層以
上設けた多層プラスチック容器において、最外層に用い
る樹脂が0.5〜3.0重量%のエチレン分を含有し、
かつ造核剤を500〜2000ppm含有したメルトフ
ローレート(JIS―K6758、単位g/10分)が
40.0以下のポリプロピレンランダム共重合体樹脂
で、さらに前記ポリオレフィン樹脂がポリプロピレンブ
ロック共重合体樹脂或いはランダム共重合体樹脂の何れ
か、又はポリエチレン樹脂である多層プラスチック容器
である。
【0006】また、本発明の実施態様としては、上記の
多層プラスチック容器において、本多層プラスチック容
器より成る再生材料を最内層に添加した少なくとも2層
の層構成を有する多層プラスチック容器又は、上記の多
層プラスチック容器において、本多層プラスチック容器
より成る再生材料を最内層より第2層目に添加した少な
くとも3層の層構成を有する多層プラスチック容器が挙
げられる。
多層プラスチック容器において、本多層プラスチック容
器より成る再生材料を最内層に添加した少なくとも2層
の層構成を有する多層プラスチック容器又は、上記の多
層プラスチック容器において、本多層プラスチック容器
より成る再生材料を最内層より第2層目に添加した少な
くとも3層の層構成を有する多層プラスチック容器が挙
げられる。
【0007】本発明の多層プラスチック容器は、パリソ
ンを積層押し出しにより形成し、これに圧縮空気を吹き
込んで製造した多層ブロー成形容器、多層射出成形容
器、多層シート状物よりなるカップ及びその他の容器類
または包装材料であってよい。
ンを積層押し出しにより形成し、これに圧縮空気を吹き
込んで製造した多層ブロー成形容器、多層射出成形容
器、多層シート状物よりなるカップ及びその他の容器類
または包装材料であってよい。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。最外層に
用いる樹脂としては、0.5〜3.0重量%のエチレン
分を含有量し、かつ造核剤を500〜2000ppm含
有したメルトフローレート(JIS−K6758、単位
g/10分)が40.0以下のポリプロピレンランダム
共重合体樹脂である。
用いる樹脂としては、0.5〜3.0重量%のエチレン
分を含有量し、かつ造核剤を500〜2000ppm含
有したメルトフローレート(JIS−K6758、単位
g/10分)が40.0以下のポリプロピレンランダム
共重合体樹脂である。
【0009】最外層に用いる造核剤としては、脂肪酸金
属塩、ベンジリデンソルビトール系化合物、有機リン酸
金属塩等を用いることができる。
属塩、ベンジリデンソルビトール系化合物、有機リン酸
金属塩等を用いることができる。
【0010】内層に用いるポリオレフィン樹脂として
は、ブロックコポリマー、ランダムコポリマー等のポリ
プロピレン樹脂、0.85〜0.97程度の密度領域に
属するポリエチレン樹脂、例えば、超低密度、低密度、
直鎖状低密度、高密度等のポリエチレン樹脂を単体、こ
れらの樹脂の混合物、あるいはこれらの樹脂と他のポリ
オレフィン樹脂との混合物を用いることが出来る。
は、ブロックコポリマー、ランダムコポリマー等のポリ
プロピレン樹脂、0.85〜0.97程度の密度領域に
属するポリエチレン樹脂、例えば、超低密度、低密度、
直鎖状低密度、高密度等のポリエチレン樹脂を単体、こ
れらの樹脂の混合物、あるいはこれらの樹脂と他のポリ
オレフィン樹脂との混合物を用いることが出来る。
【0011】本プラスチック容器の成形時に発生するト
ップフラッシュ及びボトムフラッシュを粉砕して成るリ
サイクル材料を、本プラスチック容器に還元する方法と
しては、最内層、あるいは、その外側の層にリサイクル
材料単体、あるいは、ブロックコポリマー、ランダムコ
ポリマー等のポリプロピレン樹脂、0.85〜0.97
程度の密度領域に属するポリエチレン樹脂と混合し用い
ることが出来る。
ップフラッシュ及びボトムフラッシュを粉砕して成るリ
サイクル材料を、本プラスチック容器に還元する方法と
しては、最内層、あるいは、その外側の層にリサイクル
材料単体、あるいは、ブロックコポリマー、ランダムコ
ポリマー等のポリプロピレン樹脂、0.85〜0.97
程度の密度領域に属するポリエチレン樹脂と混合し用い
ることが出来る。
【0012】
【作用】本発明の多層プラスチック容器は、衛生的特
性、耐湿性、優れた耐薬品性等の耐内容物性を保ちつつ
その多層構造中の最外層に0.5〜3.0重量%のエチ
レン分を含有し、かつ造核剤を500〜2000ppm
含有したメルトフローレート(JIS−K6758、単
位g/10分)が40.0以下のポリプロピレンランダ
ム共重合体樹脂を用いることにより、優れた表面光沢、
表面性を有するプラスチック容器を実現するものであ
る。
性、耐湿性、優れた耐薬品性等の耐内容物性を保ちつつ
その多層構造中の最外層に0.5〜3.0重量%のエチ
レン分を含有し、かつ造核剤を500〜2000ppm
含有したメルトフローレート(JIS−K6758、単
位g/10分)が40.0以下のポリプロピレンランダ
ム共重合体樹脂を用いることにより、優れた表面光沢、
表面性を有するプラスチック容器を実現するものであ
る。
【0013】
<実施例1>下記の様な2本のスクリュウ押出機を有す
る多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を押し出し機で
可塑化押し出しし、ブローヘッドを介して、積層パリソ
ンを形成し、該パリソンを500ml容量で円筒ボトル
形状のキャビティを有するブロー金型中にはさみ、パリ
ソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブロー成形を行っ
た。
る多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を押し出し機で
可塑化押し出しし、ブローヘッドを介して、積層パリソ
ンを形成し、該パリソンを500ml容量で円筒ボトル
形状のキャビティを有するブロー金型中にはさみ、パリ
ソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブロー成形を行っ
た。
【0014】 スクリュー径 温度 成形品層比率 スクリューA 25mmφ 210℃ 10% スクリューB 50mmφ 210℃ 90% ダイヘッド ─ 210℃ ─
【0015】使用樹脂 スクリューA:1.9重量%のエチレン分を含有し、造
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したメルトフローレート(JIS−K67
58、以下MFRと称す、単位g/10分)が10.0
のポリプロピレンランダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したメルトフローレート(JIS−K67
58、以下MFRと称す、単位g/10分)が10.0
のポリプロピレンランダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂
【0016】<実施例2>下記の様な2本のスクリュウ
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
【0017】 スクリュー径 温度 成形品層比率 スクリューA 25mmφ 210℃ 10% スクリューB 50mmφ 210℃ 90% ダイヘッド ─ 210℃ ─
【0018】使用樹脂 スクリューA:1.9重量%のエチレン分含有量し、造
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したMFRが10.0のポリプロピレンラ
ンダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂と本成形品のリサイクル材料を
1:1で混合した材料
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したMFRが10.0のポリプロピレンラ
ンダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂と本成形品のリサイクル材料を
1:1で混合した材料
【0019】<実施例3>下記の様な3本のスクリュウ
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
【0020】 スクリュー径 温度 成形品層比率 スクリューA 25mmφ 210℃ 10% スクリューB 50mmφ 210℃ 80% スクリューC 25mmφ 210℃ 10% ダイヘッド ─ 210℃ ─
【0021】使用樹脂 スクリューA:1.9重量%のエチレン分含有量し、造
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したMFRが10.0のポリプロピレンラ
ンダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂と本成形品のリサイクル材料を
1:1で混合した材料 スクリューC:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したMFRが10.0のポリプロピレンラ
ンダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂と本成形品のリサイクル材料を
1:1で混合した材料 スクリューC:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂
【0022】<実施例4>下記の様な3本のスクリュウ
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
【0023】 スクリュー径 温度 成形品層比率 スクリューA 25mmφ 210℃ 10% スクリューB 50mmφ 200℃ 80% スクリューC 25mmφ 190℃ 10% ダイヘッド ─ 210℃ ─
【0024】使用樹脂 スクリューA:1.9重量%のエチレン分含有量し、造
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したMFRが10.0のポリプロピレンラ
ンダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5の密度が0.95の高密
度ポリエチレン樹脂と本成形品のリサイクル材料を1:
1で混合した材料 スクリューC:MFRが0.5の密度が0.95の高密
度ポリエチレン樹脂
核剤としてベンジリデンソルビトール系化合物を100
0ppm含有したMFRが10.0のポリプロピレンラ
ンダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5の密度が0.95の高密
度ポリエチレン樹脂と本成形品のリサイクル材料を1:
1で混合した材料 スクリューC:MFRが0.5の密度が0.95の高密
度ポリエチレン樹脂
【0025】<比較例1>下記の様な2本のスクリュウ
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
押出機を有する多層ブロー成形機を用いて、下記樹脂を
押し出し機で可塑化押し出しし、ブローヘッドを介し
て、積層パリソンを形成し、該パリソンを500ml容
量で円筒ボトル形状のキャビティを有するブロー金型中
にはさみ、パリソン上部を切断後、圧縮空気を用いてブ
ロー成形を行った。
【0026】 スクリュー径 温度 成形品層比率 スクリューA 25mmφ 210℃ 10% スクリューB 50mmφ 210℃ 90% ダイヘッド ─ 210℃ ─
【0027】使用樹脂 スクリューA:1.9重量%のエチレン分含有したMF
Rが10.0のポリプレンランダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂
Rが10.0のポリプレンランダム共重合体樹脂 スクリューB:MFRが0.5のエチレン−プロピレン
ブロック共重合体樹脂
【0028】各実施例については成形品の外観は良好な
ものであった。
ものであった。
【0029】 注)光沢度はJIS Z8741 60度鏡面光沢によ
る。
る。
【0030】
【発明の効果】本発明の方法によると、外観、表面光沢
が良好で、低温における落下衝撃等の諸物性が良好なプ
ラスチック容器が得られた。
が良好で、低温における落下衝撃等の諸物性が良好なプ
ラスチック容器が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺内 裕介 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 審査官 芦原 ゆりか (56)参考文献 特開 平4−103347(JP,A) 特開 平5−38792(JP,A) 特開 平2−215529(JP,A) 特開 平5−42641(JP,A) 実開 昭63−8940(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B65D 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】最外層にポリプロピレンランダム共重合体
樹脂を用い、その内側にポリオレフィン樹脂を1層以上
設けた多層プラスチック容器において、最外層に用いる
樹脂が0.5〜3.0重量%のエチレン分を含有し、か
つ造核剤を500〜2000ppm含有したメルトフロ
ーレート(JIS―K6758、単位g/10分)が4
0.0以下のポリプロピレンランダム共重合体樹脂で、
さらに前記ポリオレフィン樹脂がポリプロピレンブロッ
ク共重合体樹脂或いはランダム共重合体樹脂の何れか、
又はポリエチレン樹脂であることを特徴とする多層プラ
スチック容器。 - 【請求項2】請求項1に記載の多層プラスチック容器に
おいて、本多層プラスチック容器より成る再生材料を最
内層に添加した少なくとも2層の層構成を有する多層プ
ラスチック容器。 - 【請求項3】請求項1に記載の多層プラスチック容器に
おいて、本多層プラスチック容器より成る再生材料を最
内層より第2層目に添加した少なくとも3層の層構成を
有する多層プラスチック容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013093A JP3006336B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 多層プラスチック容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013093A JP3006336B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 多層プラスチック容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270355A JPH06270355A (ja) | 1994-09-27 |
JP3006336B2 true JP3006336B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=13133250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6013093A Expired - Lifetime JP3006336B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 多層プラスチック容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006336B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP6013093A patent/JP3006336B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06270355A (ja) | 1994-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5972448A (en) | Nanocomposite polymer container | |
EP0548420B1 (en) | A frosted container | |
US5089353A (en) | Multi-layer material having gas barrier properties | |
WO1998001346A2 (en) | Nanocomposite polymer container | |
US4774114A (en) | Injection stretch blow container | |
JP3047730B2 (ja) | ラベル付き多層プラスチック容器 | |
JP3006336B2 (ja) | 多層プラスチック容器 | |
JP3008773B2 (ja) | 多層プラスチック容器 | |
CA2004238A1 (en) | Clear thermoplastic polymer composite material | |
JPH0486260A (ja) | マット状外観を有するプラスチック容器 | |
JPH0473695B2 (ja) | ||
WO2022045248A1 (ja) | プラスチック容器 | |
JPH09248851A (ja) | ポリアセタール樹脂の多層ブロー成形品及びその製造方法 | |
EP1950028B1 (en) | Use of an anhydride functionalized polymer to broaden the processing window of polypropylene | |
JPS6360694B2 (ja) | ||
JP2000248111A (ja) | 酸素吸収性樹脂用酸素吸収剤、酸素吸収性樹脂組成物、酸素吸収性フィルムまたはシートおよび脱酸素性容器 | |
JPH10245026A (ja) | ダイレクトブローボトル | |
JPH036425Y2 (ja) | ||
JP2757688B2 (ja) | 多層ブロー容器 | |
JP3026892B2 (ja) | 多層プラスチック構造物 | |
JP7485943B2 (ja) | プラスチック容器 | |
JPH0153184B2 (ja) | ||
JPH0212177Y2 (ja) | ||
GB2263435A (en) | Plastics laminate containing foamed polypropylene | |
JP2001048149A (ja) | 樹脂製ブロー容器 |