JP3005404B2 - ロボットのハンド交換装置 - Google Patents

ロボットのハンド交換装置

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JP3005404B2
JP3005404B2 JP5249332A JP24933293A JP3005404B2 JP 3005404 B2 JP3005404 B2 JP 3005404B2 JP 5249332 A JP5249332 A JP 5249332A JP 24933293 A JP24933293 A JP 24933293A JP 3005404 B2 JP3005404 B2 JP 3005404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットのハンドを自
動的に交換するハンド交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットのアームに装着されたハンドを
自動的に交換する装置の例として、特開昭59−166
486号公報や特開平4−189489号公報に記載さ
れたものを掲げることができる。すなわち、いずれの装
置も、アームあるいはマニピュレータ側に取り付けられ
たハンドの脱着部に、脱着動作を行わせるアクチュエー
タを内在させており、ハンド交換の指令により、そのア
クチュエータを駆動して脱着部からハンドを離脱させた
り、脱着部にハンドを装着させたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなハンドの交
換装置では、ハンドを装着した状態で各種動作を実行中
に、誤って脱着動作用アクチュエータを駆動させてしま
うと、ハンドの落下等による機器損傷の危険性がある。
従って、本発明では、決められた場所でしかハンドを交
換できない機構とし、ロボットの自動あるいは教示動作
中やロボットの点検中に、誤ってハンドを落とすことが
ないハンド交換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明のハンド交換装置
では、ロボットアームの先端に支持されたハンドホルダ
に着脱可能に装置され、一端にハンドホルダとの着脱部
を有するハンドと、ハンドホルダに設けられ、ハンドの
着脱部に嵌合して、ハンドホルダにハンドを保持させる
クランプ手段と、ハンドの着脱部に設けられ、クランプ
手段に係合して、クランプ手段をアンクランプ状態にさ
せるクランプ解除手段と、ロボットの傍らに位置し、ハ
ンドを複数個保管するハンド保管台と、ハンドの着脱部
に設けられ、ハンドホルダから供給されるクランプ解除
手段用エアを、ハンド保管台へ伝達するエア中継路と、
ハンド保管台の各ハンド保管場所毎に設けられ、一端
は、前記エア中継路に嵌脱し、ハンド保管台を経由し
て、他端は、クランプ解除手段に嵌脱するエア伝達路と
を備えている。そして、ハンドの着脱の際、ハンド保管
台の保管場所にハンドを位置させたうえで、エア伝達路
を、エア中継路とクランプ解除手段に嵌合させ、クラン
プ解除手段に動力を伝えて、クランプ手段にクランプを
解除させ、ハンドホルダの移動によりハンドの着脱を行
う。
【0005】また、本発明のハンド交換装置では、前記
クランプ手段を、ハンドホルダに固着されたスリーブ内
を軸方向に摺動するクランプピン、スリーブとクランプ
ピン間に挿入され、クランプピンの軸方向移動によりハ
ンドをクランプまたはアンクランプする位置に移動する
クランプボール、クランクピンを常時特定方向に付勢し
クランプボールをクランプ位置に保持させる付勢手段で
構成し、前記クランプ解除手段を、クランプピンを軸方
向に移動させるピストン、ピストンをクランプピンに向
けて往復運動させるシリンダ部で構成し、前記クランプ
解除手段用動力を流体圧源として、動力中継路と動力伝
達路をシリンダ部への流体通路とする。
【0006】
【作用】ハンド保管台の保管場所にハンドが到着する
と、クランプ解除手段に、ハンド保管台の動力伝達路を
経由して駆動力が伝えられ、クランプ手段がハンドのク
ランプを解除し、ハンドホルダの移動によってハンドの
着脱が行われる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について、図に基づいて説明
する。図1は本発明のロボットハンド交換装置を水平多
関節型ロボット1に適用した例を示す概略図であり、図
2はそのハンド交換装置の構成を示す一部を破断した正
面図、図3は同じくその平面図である。ハンド交換装置
は、ハンドホルダ2、ハンドホルダに設けられるクラン
プ手段3、着脱部4を有するハンド5、着脱部に設けら
れるエア中継路6とクランプ解除手段7、ハンド保管台
8、ハンド保管台に設けられるエア伝達路9からなる。
【0008】11はロボット1のアーム10に回転可能
かつ昇降可能に支持されたハンド軸で、その先端に継手
111を固定し、継手111にハンドホルダ2の軸20
をキー結合している。ハンドホルダ2は、軸20を中心
としたフランジ形状をしており、軸20を挟んで180
°対向する位置に、一対のクランプ手段3を図2で云う
下向きに保持する。21はハンドの着脱部4にエアを供
給するエア供給用のノズルで、ハンドホルダ2に穿たれ
た軸方向の穴22に摺動可能に嵌合され、その径小部2
11がハンドホルダ2の下面に突出する。212は、ノ
ズル21を軸方向に貫通するエア供給路で、この供給路
の中途に設ける段差部と穴22の上部を塞ぐ栓24間
に、圧縮コイルバネ23がはめ込まれる。ノズル21
は、圧縮コイルバネ23によって常時下方に付勢され
る。ノズル21の上面と栓24の下面とで作られる空間
は、図示しないエア導入路によってハンドホルダ2の側
面に開口しており、ここにロボットアームからのエア配
管が接続される。従って、ロボットの空気圧源につなが
れば、ノズル21は、圧縮コイルバネのバネ圧に加え空
気圧によりさらに下方に付勢されると共に、先端部から
圧縮空気を吹き出すことになる。
【0009】一対のクランプ手段3は、ハンドホルダの
軸方向に穿たれた一対の段付き貫通孔にそれぞれ固定さ
れるが、同じ構造のためその片側についてのみ説明す
る。31はその貫通孔に嵌合されたスリーブで、下部が
ハンドホルダ2の下面から突出するように、貫通孔の上
部を塞ぐ栓30に上端部がネジ止めされ、下端には内径
を小さくする内鍔状の段差部311を有する。32はス
リーブ31内を軸方向に摺動するクランプピンで、下部
の径が段差部311の内径に対応し、上部の径がスリー
ブ31の内径に対応した段差形状を有しており、先端部
はスリーブの下端より突出させる。また、段差部311
の直上に位置するスリーブの周囲に複数個のテーパ穴を
穿ち、このテーパ穴とクランプピン32との間に、クラ
ンプボール33を複数個はめ込む。クランプボール33
は径方向に移動可能であり、クランプピン32の径大部
によってスリーブ31の外周よりその一部が押し出され
(クランプ状態)、径小部によってスリーブ31の外周
より引っ込み可能とされる(アンクランプ状態)。34
は、クランプピン32を常時図2で云う下方に付勢する
圧縮コイルバネで、クランプピン32の上面と栓30の
下面間に挿入される。このクランプピンの下方付勢によ
って、複数個のクランプボール33は、常時クランプ状
態に保持されることになる。
【0010】4はハンド5の着脱部で、ハンドホルダ2
のフランジ部と同径の円柱形をしており、ハンドホルダ
2の下面に着脱可能に装着され、ハンド軸11の軸心に
ハンド5の軸心を一致させている。着脱部4の、ハンド
ホルダ2のノズル21に対面する位置に、径小部211
の外径に対応した座ぐり加工を施し、その中心部に軸方
向の貫通孔6を穿って、これをエア中継路とする。エア
中継路6の下端部は、後述するハンド保管台8に取り付
けられたアタッチメント91の頭部が入り込む凹所61
に繋がり、着脱部4の下面に開口している。
【0011】着脱部4は、ハンドホルダ2の一対のクラ
ンプ手段3と対面する位置に、クランプ手段のスリーブ
31の先端部を受け入れる一対の嵌合穴41を有し、図
2に示すように嵌合穴41は、当初スリーブ31の外形
に対応する内径で進み、途中からクランプボール33が
クランプ位置に保持された場合の、クランプボールの突
出量を加えた外形に対応する内径になっている。この段
差の境界点は、ハンドホルダ2の下面が着脱部4の上面
に当接したとき、スリーブに保持されたクランプボール
33がちょうど径大部の立ち上がり部分に位置するよ
う、設定されている。そして、一対の嵌合穴41と軸心
を同じくして、クランプ解除手段7を形成させる穴42
を、着脱部の下面から軸方向にそれぞれ穿ち、さらに嵌
合穴41と穴42を、これらより小径の穴で各々連通さ
せる。この連通穴には、後述するピストンロッド72が
嵌合される。尚、図示はしないが、ハンドホルダ2と着
脱部4の間にはハンドへの動力供給部があり、クランプ
動作と共に動力供給部の連結も行われる。
【0012】クランプ解除手段7は、各穴42をシリン
ダ部として一対存在し、それぞれピストン71とそのピ
ストンロッド72で構成され、ピストンロッド72の先
端がクランプピン32の先端と向かい合う。ピストン7
1は穴42内を上下摺動可能で、図2で示すように、ピ
ストンロッド72の先端部は嵌合穴41内に常時進入し
ており、その進入部の所定位置に抜け止めリング73が
はめ込まれ、ハンド交換以外のときに自重で落下してし
まわないようにしている。ピストンロッド72は、抜け
止めリング73で保持された位置から(図2)、クラン
プ手段のスリーブ31を着脱部の嵌合穴41に挿入する
際の図5に示す位置(クランプピン32をスリーブ31
内に押し込み、クランプボール33をアンクランプ状態
にする位置)に至るストロークを有している。
【0013】ハンド保管台8は、ハンド軸11の動作領
域内に配置すべく、ロボット1を設置するベース100
に固定し、複数個のロボットハンドを収容可能とする。
ハンド保管台8は、ひとつのハンドに図3のような1ブ
ロックが対応し、ハンドの収容数によりブロックを増設
し、それらの集合によって保管台を形成している。ここ
ではその1ブロックについて説明する。ハンド保管台8
は断面コの字形状で、天板部にハンド5を収容する切り
欠き部81を有し、切り欠き部81の周辺にエア伝達路
9が設けられ、着脱部4の下面が載置される。
【0014】エア伝達路9は、ハンド5の着脱部4の下
面における、エア中継路6と各クランプ解除手段7との
位置関係に対応してハンド保管台8に配置され、フィッ
ティング91、一対のノズル92、これらを繋ぐ配管ホ
ース93で構成される。フィッティング91は、着脱部
4の凹所61に応じて保管台8に固定しており、軸方向
の貫通孔911をエア通路とし、その上側開口部周囲に
エア漏れ防止リング912が装着される。下側開口部
は、エア配管継手94にねじこまれる。着脱部4が保管
台8上に着座したとき、フィッティング91の頭部が凹
所61に進入し、エア中継路6とエア通路911が連通
することになる。ノズル92は、着脱部4の一対の穴4
2に応じて保管台8にそれぞれ固定しており、軸方向の
貫通孔921をエア通路とし、自身の外周にエア漏れ防
止リング922が装着され、下側開口部がそれぞれエア
配管継手95にねじこまれる。ノズル92の頭部外形は
穴42の内径よりやや小さく、着脱部4が保管台8上に
着座したとき、ノズル92の頭部が穴42に進入し、穴
42の下側開口を塞ぐ。各エア通路921は、クランプ
解除手段7のピストン71とノズル92で挟まれた空間
にそれぞれ連通することになる。そして、エア配管継手
94と各エア配管継手95を配管ホース93で繋ぎ、エ
ア中継路6と各エア伝達路9とを連通させる。
【0015】図1に示す12は、ロボット1の制御装置
であり、各アームの旋回動作、ハンド軸11の上下移動
とその上下移動軸線まわりのθ回転動作、ハンドの着脱
動作をそれぞれ制御する。
【0016】このような構成を有する本実施例の動作に
ついて説明する。図1においてハンド5が所定の組付け
作業等を終え、異なるハンドで次の作業を実行すると
き、制御装置12は、各アームを駆動してハンド軸11
を、ハンド保管台8の空き保管場所に移動させる。移動
と同時にハンド軸11を上昇させ、その上下移動軸線ま
わりのθ回転は、収容させようとする保管場所の各ノズ
ル92の位置座標に対応させて、所定の角度回転させて
おく。ハンド軸11がハンド保管台8の保管位置に到着
すると、着脱部4の凹所61の真下にフィッティング9
1が位置し、一対の穴42の真下に一対のノズル92が
それぞれ位置することになる。この状態で制御装置12
は、ハンド軸11を下降させる。(図2の状態)
【0017】着脱部4がハンド保管台8の上面に着座す
ると、制御装置12は、ハンド軸11の下降を停止し、
ハンドホルダ2の図示しないエア導入路と空気圧源とを
接続し、ノズル21の上面と栓24の下面とで作られる
空間に、圧縮空気を供給させる。圧縮空気は、エア供給
路212、エア中継路6、エア伝達路9を経由して各穴
42に至り、各ピストン71を押し上げる。(図4の状
態)ピストン71が圧縮コイルバネ34に逆らって押し
上げられると、ピストンロッド72がクランプピン32
を突き上げ、やがてスリーブ31内に押し込んでしま
う。クランプピン32が押し上げられると、クランプピ
ンの径大部とスリーブのテーパ穴間に挾まれて、着脱部
4をクランプする状態にあったクランプボール33が、
クランプピンの径小部とで挾まれることになり、ロック
が解除されてアンクランプ状態に保持される。
【0018】クランプボール33がアンクランプ状態に
保持されてから、制御装置12は、ハンド軸11を上昇
させ、着脱部4の嵌合穴41からクランプ手段のスリー
ブ31の先端部を抜き上げさせる。(図5の状態)この
時、エア供給用のピストンロッド211は、圧縮コイル
バネ23と圧縮空気とによって下方に付勢されているた
め、ハンドホルダ2の穴22に沿って下降し、着脱部4
のエア中継路6に圧縮空気を送り続ける。クランプボー
ル33が着脱部4から抜け出た時点で、制御装置12
は、エア供給路212と空気圧源との接続を断ち、クラ
ンプ解除手段のピストン71を下の位置に戻させる。そ
の後さらにハンド軸11を上昇させれば、ハンドホルダ
2からハンド5の着脱部4が離脱することになる。
【0019】ハンドホルダ2がフリーになった後、制御
装置12は、次の組付けに必要なハンドを装着させるべ
く、それが保管されているハンド保管台8の載置場所へ
ハンド軸11を移動させる。装着したいハンドの真上に
移動後、ハンド軸11を下降させ、前述したハンド離脱
と逆の順序で動作を進めてハンドを装着させる。すなわ
ち、図5に示すように、ハンドホルダ2のエア供給用ノ
ズル21の先端が、まず着脱部4のエア中継路6に到達
すると、制御装置12は、エア供給路212と空気圧源
とを接続する。圧縮空気がエア中継路6、エア伝達路9
を経由して、クランプ解除手段のピストンロッド72
を、穴42の上昇端に押し上げる。この状態で各スリー
ブ31の先端部が各々嵌合穴41に進入しはじめるが、
ピストンロッド71が上昇端で待機しているため、クラ
ンプ手段3のクランプピン31が、ハンド軸11の下降
によってスリーブ31内に押し戻される。従って、クラ
ンプボール33はアンクランプ状態に保持され、着脱部
4の嵌合穴41にスリーブ31が挿入されることにな
る。
【0020】クランプ手段3が着脱部4に挿入され、ハ
ンドホルダ2の下面が着脱部4の上面に到達してから、
制御装置12は、エア供給路と空気圧源との接続を断
ち、クランプ解除手段7のピストンロッド72を下の位
置に戻させる。これによって、クランプピン31が圧縮
コイルバネ34に押し下げられ、クランプボール33
が、スリーブ31のテーパ穴とクランプピン31の径大
部とで挾まれ、クランプ状態に保持される。このため、
嵌合穴41の内径大部に、スリーブ31の外周面から突
出したクランプボール33が当接して、着脱部4からス
リーブ31が抜け出せなくなり、ハンドホルダ2に着脱
部4が装着されることになる。装着完了後、制御装置1
2は、ハント軸11を上昇させ、新たなハンドによる組
み付け作業を実行させる。
【0021】本実施例では、クランプ解除手段に空気圧
駆動方式を採用し、動力中継路と動力伝達路とをエア通
路としたが、電磁力駆動方式を採用して、動力中継路と
動力伝達路とをクランプ解除手段への電路としても、適
用可能である。そして、動力中継路をハンドの着脱部に
設ける例を示したが、着脱部で動力中継を行わず、直接
保管台の動力伝達路にハンドホルダからの動力を伝える
機構へ展開することもできる。また、クランプ解除手段
をハンドの着脱部に設ける例を示したが、これを保管台
側に各々設置し、同様の作用を与える機構についても展
開可能である。さらに、本発明では、ハンドホルダを水
平多関節ロボットのアームに装着することとしたが、直
角座標型ロボットや、多関節ロボットに装着してもよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明では、ハンド保管台の所定の位置
にハンドホルダが到達しなければ、ハンドホルダのハン
ドロック機構を解除することができず、その場所でのみ
ハンドの着脱が行われる。従って、ハンドを装着した状
態で各種動作や点検等を実行中、誤ってハンドを落下さ
せたりして、ワークや機器を損傷させる危険性がなく、
安全性を向上させることができる。また、ハンド保管台
を経由して、ハンド保管台にエア伝達路を設けることに
より、エア伝達路とエア遮断弁の作用を同時に実施で
き、簡単で、安価で、保守性が良く、確実なエア伝達路
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンド交換装置を使用したロボットの
一実施例を示す、概略構成図である。
【図2】ハンド交換装置の構成を示す、一部破断正面図
である。
【図3】ハンド交換装置の構成を示す、一部破断正面図
である。
【図4】ハンド交換装置の動作状態を説明する、一部破
断正面図である。
【図5】ハンド交換装置の他の動作状態を説明する、一
部破断正面図である。
【符号の説明】
1 ロボット 10 アーム(ロボットアーム) 11 ハンド軸 2 ハンドホルダ 3 クランプ手段 4 ハンドの着脱部 5 ハンド 6 エア中継路 7 クランプ解除手段 8 ハンド保管台 9 エア伝達路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 15/04 B23Q 3/155

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットのハンド交換装置であって、 ロボットアームの先端に支持されたハンドホルダに着脱
    可能に装置され、一端にハンドホルダとの着脱部を有す
    るハンドと、 前記ハンドホルダに設けられ、ハンドの着脱部に嵌合し
    て、ハンドホルダにハンドを保持させるクランプ手段
    と、 前記ハンドの着脱部に設けられ、前記クランプ手段に係
    合して、クランプ手段をアンクランプ状態にさせるクラ
    ンプ解除手段と、 ロボットの傍らに位置し、前記ハンドを複数個保管する
    ハンド保管台と、 前記ハンドの着脱部に設けられ、ハンドホルダから供給
    されるクランプ解除手段用エアを、ハンド保管台へ伝達
    するエア中継路と、 前記ハンド保管台の各ハンド保管場所毎に設けられ、一
    端は、前記エア中継路に嵌脱し、ハンド保管台を経由し
    て、他端は、クランプ解除手段に嵌脱するエア伝達路を
    備え、 前記ハンドの着脱の際、ハンド保管台の保管場所にハン
    ドを位置させたうえで、前記エア伝達路を、前記エア中
    継路とクランプ解除手段に嵌合させ、クランプ解除手段
    にエアを伝えて、クランプ手段にクランプを解除させ、
    ハンドホルダの移動によりハンドの着脱を行うことを特
    徴とするハンド交換装置。
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