JP3004876B2 - 通信装置、送信装置および受信装置 - Google Patents

通信装置、送信装置および受信装置

Info

Publication number
JP3004876B2
JP3004876B2 JP16409494A JP16409494A JP3004876B2 JP 3004876 B2 JP3004876 B2 JP 3004876B2 JP 16409494 A JP16409494 A JP 16409494A JP 16409494 A JP16409494 A JP 16409494A JP 3004876 B2 JP3004876 B2 JP 3004876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
frame
header
circuit
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16409494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0832593A (ja
Inventor
弘基 森川
Original Assignee
エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 filed Critical エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
Priority to JP16409494A priority Critical patent/JP3004876B2/ja
Publication of JPH0832593A publication Critical patent/JPH0832593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3004876B2 publication Critical patent/JP3004876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATM通信システムに用
いて好適な通信装置、送信装置および受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、ATM通信システム上のセルの
構造を示すものである。図2は従来のセルベースの伝送
路の方式を示したものである。図1、2を用いて従来の
ATMセル伝送方式を説明する。図1にあるようにAT
Mセルはある固定長のbit列から構成され、このbi
t列はまた、固定長のセルヘッダ部と残りのペイロード
部に分かれる。ペイロード部はATMセルのユーザーが
情報を伝送するのに自由に利用できる領域であり、セル
ヘッダはペイロードの論理回線を特定し、スイッチング
の指標となる部分であり、ペイロードにはセルヘッダが
一対一で不可欠である。
【0003】ここで、セルの長さを固定セル長をn[b
it]とする。図2にはこのセルを使ったセルベースイ
ンタフェースと呼ばれる伝送方式の概要を示す。セルベ
ースインタフェースはセル列を連続に伝送するものであ
る。図の中でメッシュを施したn[bit]のbit列は
通信回線とは別の目的で、例えばこの伝送路の保守作業
等に使われる領域であり、図にあるように予め決められ
たセルの連数m−1個毎にn[bit]の領域がとられ
る。ただし、本明細書においては、説明の簡素化のた
め、セルベースインタフェースは連続なセル列とみな
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のAT
M通信システムにおいては、単に図2に示すようなセル
流を伝送することしかできなかったため、伝送路の態様
によっては情報を伝送することが不可能になる場合があ
り、柔軟性が低いという問題があった。例えば、予め独
立に物理規定をされたフレーム伝送を行う伝送路を用い
て上記セル流を伝達することは不可能であった。さら
に、従来のATM通信システムにおいては、伝送路上で
現れるセルのセルヘッダの内容が全て同様であったとし
ても、セルヘッダの過度な冗長性に対する対応策は存在
しなかったため、伝送効率が悪化するという問題もあっ
た。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、高い柔軟性を有し、しかも伝送効率の高い
通信装置、送信装置および受信装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、各請求項に係る発明は以下に示す構成を採ってい
る。
【0007】請求項1記載の構成にあっては、論理回線
を特定するヘッダ部と該論理回線を介して伝送すべきデ
ータを特定するペイロード部とから成るセルが順次供給
されると、前記セルを複数結合して成るビット列を生成
するとともに、第1のセルが供給された後に該第1のセ
ルと同一のヘッダ部を有する第2のセルが供給される
と、この第2のセルのヘッダ部を除去して前記ビット列
を生成するビット列生成手段と、前記ビット列を所定長
単位で分割して部分ビット列を生成するビット列分割手
段と、これら部分ビット列に各々所定の識別情報を付加
して成るフレームを生成して出力するとともに、前記第
2のセルのヘッダ部は前記第1のセルのヘッダ部と同一
である旨を示す同一ヘッダ識別情報を、前記第2のセル
のペイロード部が格納されるフレームに前記識別情報と
して付加するフレーム生成手段とを具備することを特徴
としている。
【0008】また、請求項記載の構成にあっては、複
数のフレームが供給されると、これらフレームから複数
のセルを再生する受信装置であって、前記セルは、論理
回線を特定するヘッダ部と該論理回線を介して伝送すべ
きデータを特定するペイロード部とから成るものであ
り、前記フレームは、ビット列を所定長単位で分割して
部分ビット列を生成し、これら部分ビット列に各々所定
の識別情報を付加して成るものであり、前記ビット列
は、前記セルを複数結合して成るとともに、ヘッダ部の
共通する第1のセルと第2のセルとが存在する場合に
は、この第2のセルのヘッダ部を除去して生成されるも
のであり、前記識別情報は、その識別情報の属するフレ
ームに前記第2のセルのペイロード部が格納される場合
には、前記第2のセルのヘッダ部は前記第1のセルのヘ
ッダ部と同一である旨を示す同一ヘッダ識別情報を含む
ものであり、ヘッダ部記憶手段と、供給されたフレーム
に前記同一ヘッダ識別情報が含まれておらず、かつ、こ
のフレームにヘッダ部が含まれている場合は、このヘッ
ダ部の内容を前記ヘッダ部記憶手段に書込む書込み手段
と、供給されたフレームに前記同一ヘッダ識別情報が含
まれている場合は、このフレームに含まれるペイロード
部と、前記ヘッダ部記憶手段に記憶されたヘッダ部とを
結合して前記セルを再生するセル再生手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0009】また、請求項記載の構成にあっては、
理回線を特定するヘッダ部と、該論理回線を介して伝送
すべきデータを特定するペイロード部とから成るセルを
順次伝送する通信路に介挿される通信装置であって、前
記セルを複数結合して成るビット列を所定長単位で分割
して部分ビット列を生成し、これら部分ビット列に各々
所定の識別情報を付加して成るフレームを生成し、これ
らフレームを順次出力する送信装置と、前記各フレーム
を受信すると、これらのフレームから前記各セルを再生
する受信装置とを設け、前記送信装置はビット列生成手
段とビット列分割手段とフレーム生成手段とから成るも
のであり、前記受信装置はヘッダ部記憶手段と書込み手
段とセル再生手段とから成るものであり、前記ビット列
生成手段は、論理回線を特定するヘッダ部と該論理回線
を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部とか
ら成るセルが順次供給されると、前記セルを複数結合し
て成るビット列を生成するとともに、第1のセルが供給
された後に該第1のセルと同一のヘッダ部を有する第2
のセルが供給されると、この第2のセルのヘッダ部を除
去して前記ビット列を生成するものであり、前記ビット
列分割手段は、前記ビット列を所定長単位で分割して部
分ビット列を生成するものであり、前記フレーム生成手
段は、これら部分ビット列に各々所定の識別情報を付加
して成るフレームを生成して出力するとともに、前記第
2のセルのヘッダ部は前記第1のセルのヘッダ部と同一
である旨を示す同一ヘッダ識別情報を、前記第2のセル
のペイロード部が格納されるフレームに前記識別情報と
して付加するものであり、前記書込み手段は、供給され
たフレームに前記同一ヘッダ識別情報が含まれておら
ず、かつ、このフレームにヘッダ部が含まれている場合
は、このヘッダ部の内容を前記ヘッダ部記憶手段に書込
むものであり、前記セル再生手段は、供給されたフレー
ムに前記同一ヘッダ識別情報が含まれている場合は、こ
のフレームに含まれるペイロード部と、前記ヘッダ部記
憶手段に記憶されたヘッダ部とを結合して前記セルを再
生するものであることを特徴としている。
【0010】また、請求項記載の構成にあっては、論
理回線を特定するヘッダ部と該論理回線を介して伝送す
べきデータを特定するペイロード部とから成るセルが順
次供給されると、前記セルを複数結合して成るビット列
を生成するビット列生成手段と、複数種類のヘッダ部を
識別番号に対応させて記憶する送信側ヘッダ部記憶手段
と、前記送信側ヘッダ部記憶手段に記憶されている何れ
かのヘッダ部が前記ビット列に出現すると、このヘッダ
部を前記ビット列から除去するヘッダ部除去手段と、こ
のヘッダ部除去手段から出力されたビット列を所定長単
位で分割して部分ビット列を生成するビット列分割手段
と、これら部分ビット列に各々所定の識別情報を付加し
て成るフレームを生成して出力するとともに、前記ヘッ
ダ部の除去されたセルのペイロード部が格納されるフレ
ームに対して、前記識別番号を前記識別情報として付加
するフレーム生成手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項記載の構成にあっては、複
数のフレームが供給されると、これらフレームから複数
のセルを再生する受信装置であって、前記セルは、論理
回線を特定するヘッダ部と該論理回線を介して伝送すべ
きデータを特定するペイロード部とから成るものであ
り、前記フレームは、ビット列を所定長単位で分割して
部分ビット列を生成し、これら部分ビット列に各々所定
の識別情報を付加して成るものであり、前記ビット列
は、前記セルを複数結合し、所定の複数種類のヘッダ部
を除去して生成されるものであり、前記識別情報は、ヘ
ッダ部の除去されたセルのペイロード部が該識別情報の
属するフレームに格納される場合には、該除去されたヘ
ッダ部に対応する識別番号を含むものであり、前記所定
の複数種類のヘッダ部を前記識別番号に対応させて記憶
する受信側ヘッダ部記憶手段と、供給されたフレームに
前記識別番号のうち何れかが含まれている場合は、この
フレームに含まれるペイロード部と、前記受信側ヘッダ
部記憶手段に記憶されたヘッダ部のうちこの識別番号に
対応するヘッダ部とを結合して前記セルを再生するセル
再生手段とを具備することを特徴としている。
【0012】
【作用】以下、本発明の作用について、請求項毎に説明
する。
【0013】請求項1記載の構成にあっては、ビット列
生成手段は、論理回線を特定するヘッダ部と該論理回線
を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部とか
ら成るセルが順次供給されると、これらセルを複数結合
して成るビット列を生成するとともに、第1のセルが供
給された後に該第1のセルと同一のヘッダ部を有する第
2のセルが供給されると、この第2のセルのヘッダ部を
除去して前記ビット列を生成する。次に、ビット列分割
手段は、このビット列を所定長単位で分割して部分ビッ
ト列を生成する。そして、フレーム生成手段は、これら
部分ビット列に各々所定の識別情報を付加して成るフレ
ームを生成して出力するとともに、前記第2のセルのヘ
ッダ部は前記第1のセルのヘッダ部と同一である旨を示
す同一ヘッダ識別情報を、前記第2のセルのペイロード
部が格納されるフレームに前記識別情報として付加す
る。これにより、フレームのデータ量は、第2のセルの
ヘッダ部に相当する量だけ削減されることになる。
【0014】また、請求項記載の構成にあっては、書
込み手段は、供給されたフレームに同一ヘッダ識別情報
が含まれておらず、かつ、このフレームにヘッダ部が含
まれている場合は、このヘッダ部の内容をヘッダ部記憶
手段に書込む。また、セル再生手段は、供給されたフレ
ームに同一ヘッダ識別情報が含まれている場合は、この
フレームに含まれるペイロード部と、ヘッダ部記憶手段
に記憶されたヘッダ部とを結合してセルを再生する。こ
れにより、第2のセルのヘッダ部に相当する量だけデー
タ量の削減されたフレームから、元々のセルの内容が正
確に再現される。
【0015】また、請求項記載の構成によれば、セル
が順次伝送されると、送信装置はこれらセルを結合して
成るビット列を分割して部分ビット列を生成し、これら
部分ビット列に各々所定の識別情報を付加して成るフレ
ームを生成し、これらフレームを順次出力する。一方、
受信装置は、各フレームを受信し、これらのフレームか
ら各セルを再生する。具体的には、送信装置内のビット
列生成手段は、論理回線を特定するヘッダ部と該論理回
線を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部と
から成るセルが順次供給されると、これらセルを複数結
合して成るビット列を生成するとともに、第1のセルが
供給された後に該第1のセルと同一のヘッダ部を有する
第2のセルが供給されると、この第2のセルのヘッダ部
を除去して前記ビット列を生成する。次に、ビット列分
割手段は、このビット列を所定長単位で分割して部分ビ
ット列を生成する。そして、フレーム生成手段は、これ
ら部分ビット列に各々所定の識別情報を付加して成るフ
レームを生成して出力するとともに、前記第2のセルの
ヘッダ部は前記第1のセルのヘッダ部と同一である旨を
示す同一ヘッダ識別情報を、前記第2のセルのペイロー
ド部が格納されるフレームに前記識別情報として付加す
る。これにより、フレームのデータ量は、第2のセルの
ヘッダ部に相当する量だけ削減されることになる。
【0016】一方、受信装置においては、書込み手段
は、供給されたフレームに同一ヘッダ識別情報が含まれ
ておらず、かつ、このフレームにヘッダ部が含まれてい
る場合は、このヘッダ部の内容をヘッダ部記憶手段に書
込む。また、セル再生手段は、供給されたフレームに同
一ヘッダ識別情報が含まれている場合は、このフレーム
に含まれるペイロード部と、ヘッダ部記憶手段に記憶さ
れたヘッダ部とを結合してセルを再生する。これによ
り、第2のセルのヘッダ部に相当する量だけデータ量の
削減されたフレームから、元々のセルの内容が正確に再
現される。
【0017】また、請求項記載の構成にあっては、ビ
ット列生成手段は、論理回線を特定するヘッダ部と該論
理回線を介して伝送すべきデータを特定するペイロード
部とから成るセルが順次供給されると、前記セルを複数
結合して成るビット列を生成し、送信側ヘッダ部記憶手
段は複数種類のヘッダ部を識別番号に対応させて記憶す
る。ここで、ヘッダ部除去手段は、送信側ヘッダ部記憶
手段に記憶されている何れかのヘッダ部がビット列に出
現すると、このヘッダ部をビット列から除去して出力す
る。ビット列分割手段は、このビット列を所定長単位で
分割して部分ビット列を生成する。そして、フレーム生
成手段は、これら部分ビット列に各々所定の識別情報を
付加して成るフレームを生成して出力するとともに、ヘ
ッダ部の除去されたセルのペイロード部が格納されるフ
レームに対して、識別番号を識別情報として付加する。
これにより、フレームのデータ量は、削減されたヘッダ
部に相当する量だけ削減されることになる。
【0018】また、請求項記載の構成にあっては、受
信側ヘッダ部記憶手段は、所定の複数種類のヘッダ部を
識別番号に対応させて記憶する。セル再生手段は、供給
されたフレームに識別番号のうち何れかが含まれている
場合は、このフレームに含まれるペイロード部と、受信
側ヘッダ部記憶手段に記憶されたヘッダ部のうちこの識
別番号に対応するヘッダ部とを結合してセルを再生す
る。これにより、複数種類のヘッダ部の削除されたフレ
ームから、元々のセルの内容が正確に再現される。
【0019】
【実施例】
A.第1実施例 以下、本発明の第1実施例について説明する。図3は本
実施例の機能を実現するセル送受信装置の構成図であ
り、301は本実施例を実現するセル送受信装置、30
2−1、2はn[bit](nは整数)固定セルを使った
ATM網またはATM端末である。303はセル送受信
システムであり、セル送受信装置301とATM網(端
末)302とから構成されている。図4はATM網(端
末)302とセル送受信装置301との間のインタフェ
ースを説明する図である。図5はセル送受信装置301
相互間のインタフェースを説明する図である。
【0020】図6はセル送受信装置301の機能を説明
する図である。図において、602は、セルを蓄え、3
02との間のインタフェース上でのセルの連続性を保つ
バッファ装置、601はセル列とフレーム列の間で情報
の伝送形式の変換を行う変換装置、603は301間で
フレームを送受するフレームインタフェース装置であ
る。これら変換装置601、バッファ装置602および
フレームインタフェース装置603は、各々送信部と受
信部とを備えている。なお、セル送受信装置301はA
TM網(端末)とのインタフェースでセル同期クロック
を受信することにより、あるいは、セル同期を行うこと
により、ATM網(端末)302とは網同期されてい
る。本実施例のシステム内では、セル同期クロックによ
りbit列であるセル列からセル単位での識別と処理が
行えるものとする。
【0021】ここで、バッファ装置602の送信部の構
成を図7を参照し説明する。図において、701はFI
FO形式のバッファであり、ATM網(端末)302か
ら供給されたセル列が順次記憶され、記憶された順に各
セルが出力される。選別回路702は、各セルのセルヘ
ッダを参照し、有意情報の入ったセル(有意情報セル)
のみを抽出し出力する。703は、抽出されたセル列を
変換装置601に送出するセル送出回路である。704
はセル挿入回路であり、同期合わせのために、送出回路
703から送出されるセル列に適宜空きセルを挿入す
る。
【0022】次に、バッファ装置602の受信部の構成
を図12を参照し説明する。図において1201はFI
FO形式のバッファであり、変換装置601から供給さ
れたセル列が順次記憶され、記憶された順に各セルが出
力される。選別回路1202は、各セルのセルヘッダを
参照し、有意情報の入った有意情報セルのみを抽出す
る。1203は、抽出されたセル列をATM網(端末)
302に送出するセル送出回路である。1204はセル
挿入回路であり、同期合わせのために、送出回路120
3から送出されるセル列に適宜空きセルを挿入する。
【0023】次に、変換装置601の送信部の構成を図
8に示す。図において801はバッファであり、バッフ
ァ装置602から供給されたセルを一時的に記憶する。
802はセル・フレーム変換回路802であり、セルを
フレームの情報フィールドに搭載する。803は、バッ
ファ801から出力されるセル列に空きセルを適宜挿入
する空きセル挿入回路である。ここで、セル・フレーム
変換回路802における変換方式を図9に示す。なお、
図において“H”はセルのヘッダ部を示す。
【0024】次に、変換装置601の受信部の構成を図
10に示す。図において1001はバッファであり、フ
レームインタフェース装置603からフレームが一時的
に記憶され、出力されする。1002は情報フィールド
取り出し結合回路であり、セルをフレームの情報フィー
ルドから取り出し、連続した情報列を生成する。100
3はヘッダ同期回路であり、ヘッダ部が情報フィールド
取出し結合回路1002から出力されるタイミングに同
期して、同期クロックを生成し、この同期クロックによ
って分割された情報をセル送出回路1004に供給す
る。1005は空きセル挿入回路であり、セル送出回路
1004に適宜空きセルを供給する。セル送出回路10
04にあっては、空きセルのヘッダ部およびペイロード
部に、ヘッダ同期回路1003を介して供給された情報
が挿入され、その結果がバッファ装置602に供給され
る。なお、情報フィールド取出し結合回路1002にお
けるデータ出力の状態と、ヘッダ同期回路1003にお
けるデータ出力の状態とを図11に示す。
【0025】次に、本実施例の動作を説明する。図4に
示すように、ATM網(端末)302とセル送受信装置
301との間のインタフェースは、ATMセルのセルベ
ースインタフェースまたはセル単位で連続したセルを伝
送する方式のインタフェースにより接続される。セルと
セルの間は連続であるかまたはセルと同じ長さのbit
列が挿入される様な伝送路である。図ではセルヘッダ部
をHで示す。
【0026】図5にセル送受信装置301間のインタフ
ェースを示す。この間の伝送路は固定長または可変長の
フレームが用いられ、各フレームは情報を搭載する情報
フィールドを持ち、送受信双方向で情報フィールドを送
受しあえる機能を持つ。一般のフレーム伝送装置と同様
に、セル送受信装置301間はフレーム内の情報フィー
ルドの長さを予め固定しておくか、フレーム毎に情報フ
ィールド長をフレーム内に搭載するかして、送信した情
報を受信側で漏れなく取り出せる機能を有しておく。
【0027】図6において、いまATM網(端末)30
2よりセル列が301へ送出されて来ているとする。セ
ル列はまずバッファ回路602に送られてた後、変換装
置601へ送られ、フレームに情報を搭載してフレーム
列とした後フレームインタフェース装置603へ送られ
る。フレームインタフェース装置はセル送受信装置30
1間でのフレーム伝送全般を処理する装置で、フレーム
伝送路上の保守機能も含まれる。フレーム伝送路の瞬
断、断等の保守処理はこの装置より起動されるとし、以
降では、フレーム伝送路上でのフレーム損失等はないも
のとして説明を行う。
【0028】図7はバッファ回路602のATM網(端
末)302からセル送受信装置301へ送られてくる方
向のセルの処理説明図である。バッファ装置602へ送
られてきたセル列はまずバッファ701へ蓄えられる。
選別回路702は送出回路703から次期送出セルを用
意すべき旨の要求を受けるとセルをバッファ701から
FIFOの手順に従って取り出すが、セルヘッダをみて
同期合わせ用の無意味な情報を乗せた空きセルである場
合はこれを破棄し、有意な情報を搭載した有意情報セル
が手に入るまでバッファ701からセルを取り出し、選
別を続ける(有意情報セルと空きセルの識別は一般的な
ATM仕様によればセルヘッダの内容によって識別でき
るので本方式のATM網も同様の仕様であることとす
る)。
【0029】送出回路703は連続なセル列を変換装置
601へのセルの送出タイミングに従って送出し続ける
役割を持つ。もし、バッファ701が空きセルでいっぱ
いであるなど選別回路702が次期送出セルを用意でき
なかったときは、空きセル挿入回路704は空きセルを
取り出し、送出回路703が連続したセル列を送出し続
けられるように空きセルを送出セル列に挿入する。これ
により、変換装置601へは連続したセル列が送られる
ことになる。
【0030】図8はセル列からフレーム列へ変換しフレ
ームを送出する側の変換装置601の処理説明図であ
る。バッファ装置602から送られてくる連続するセル
列は一旦バッファ801へ格納される。セル・フレーム
変換回路802はバッファ801からセルを一つずつ取
り出し、フレームへの情報載せ替え処理を行う。以後特
に断らない限りフレーム、セルのbit位置の情報搭載
指定順、情報読み出し指定順は送信側受信側で予め決め
ておき、フレーム、セル間での変換過程で、搭載、読み
出し処理での指定順は守られており、読み出しや書き込
み順の間違いによって伝送情報を誤ることはないことと
する。
【0031】図9にセル・フレーム変換回路での載せ替
え処理の内容を示す。図において、連続するセルはフレ
ームの情報フィールドに搭載されてゆき、フレームの情
報フィールドが満たされる毎にフレームはフレームイン
タフェース装置603へ送出される。ただし、フレーム
インタフェース装置603へ送出されるフレームは連続
でなければならないので、フレームが満たされる速度と
フレームの送出速度は同じでなければならない。このた
め、セルの連続性はバッファ装置602において保たれ
るが、必要に応じて空きセル挿入回路803を用意し、
フレームの送出速度は一定にして、フレーム送出速度と
セルのフレームへの搭載速度を合わせるよう空きセル挿
入処理をセルフレーム変換回路で行ってもよい。
【0032】図10は対向するセル送受信装置301か
ら受信したフレーム列をセル列へ変換するフレーム受信
側の変換装置601の処理説明図である。フレームイン
タフェース装置603で受信したフレーム列はいったん
変換回路601のバッファ1001に格納される。図1
1に情報フィールド取り出し結合回路1002とヘッダ
同期回路1003での処理イメージ説明図を示す。情報
フィールド取り出し結合回路はバッファ1001よりフ
レームを取り出すと共に情報フィールドの情報を取り出
し、フレーム間の情報フィールドを結合してbit列を
作りヘッダ同期回路1003へbit列を送出する。ヘ
ッダ同期回路1003では一般的なATM伝送方式で決
められている仕様と同様にヘッダ同期処理を行いセル同
期クロックを作りセル区間の認識ができるようになる。
【0033】ヘッダ同期回路1003はセル同期クロッ
クとともにセル送出回路1004へbit列を送る。セ
ル送出回路1004はこのクロックにより、bit列か
らセル単位の識別が行え、バッファ装置602へセル単
位での送出処理を行う。ここでは特に触れなかったがA
TM網(端末)302間で送受したいセルの速度とセル
送受信装置301間のフレームによる伝送速度は同等に
調整されているものとする。特にフレームによる伝送速
度がセルの伝送速度よりも著しく遅い場合はセルは図7
のバッファ装置602のバッファ701でバッファフロ
ーとして破棄させればよい。
【0034】図12は変換装置601から送られてくる
セル列のバッファ装置602での処理説明図である。図
7の処理と同様に、逆の方向の流れにおいてもまず変換
装置601から送られてくるセル列はまずバッファ12
01へ蓄えられる。選別回路1202は送出回路120
3から次期送出セルの用意の要求を受けるとセルをバッ
ファ701からFIFOの手順に従って取り出すが、セ
ルヘッダをみて同期合わせ用の無意味な情報を乗せた空
きセルである場合はこれを破棄し、有意な情報を搭載し
た有意情報セルが手に入るまでバッファ1201からセ
ルを取り出し、選別を続ける。
【0035】送出回路1203は連続なセル列をATM
網(端末)302へのセルの送出タイミングに従って送
出し続ける役割を持つ。もし、選別回路1202が次期
送出セルを用意できないか、バッファ1201が空きセ
ルでいっぱいであるなど送出セルを用意できなかったと
きは、空きセル挿入回路1204は空きセルを取り出
し、送出回路1203が連続したセル列を送出し続けら
れるように空きセルを送出セル列に挿入する。これによ
り、ATM網(端末)302へは連続したセル列が送ら
れることになる。
【0036】B.第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。図13は
第2実施例のセル送受装置301のブロック図である。
図において、第1実施例における変換装置601に代え
て変換装置1301が、フレームインタフェース装置6
03に代えてフレームインタフェース装置1302が、
各々設けられている。本実施例におけるセル送受信装置
301間のフレームの構成を図14に示す。図15は図
13の変換装置1301のブロック図である。図におい
て、1501はバッファ、1502はヘッダ情報を格納
するメモリであり、1503はバッファ1501にある
処理対象セルのヘッダ情報とメモリ1502のヘッダ情
報を比較する比較回路、1504はセルの必要情報をフ
レームの情報フィールドに搭載するセル・フレーム変換
回路、1505は空きフレームを挿入する空きフレーム
挿入回路であり、1506はフレームの送出回路であ
る。
【0037】本実施例においては、2つの動作モードが
あり、図16は第1モードにおけるデータ挿入回路15
04でのセルの必要情報をフレームの情報フィールドに
搭載する搭載方式を説明する図である。また、図17
は、第2モードにおけるデータ挿入回路1504でのセ
ルからフレームへ情報を搭載する方式を説明する図であ
る。
【0038】図18はフレームを受信する側の変換装置
1301のブロック図であって、1801はバッファ、
1802はヘッダ情報を格納するメモリであり、180
3はバッファ1801にある処理対象フレームの識別子
に基づいて識別子毎の処理を行う識別子判断回路、18
04はフレームの情報フィールドより、必要に応じてセ
ルのヘッダ情報と他情報列を選別して、メモリ1802
及び1805へ引き渡す情報フィールド選別回路、18
05はメモリ1802のヘッダ情報とフレームで運ばれ
てきたペイロード情報を結合してセルを作るセル・フレ
ーム変換回路2、1806はセル送出が連続になるよう
に空きセルを挿入する空きセル挿入回路、1807は連
続したセル列をバッファ装置602へ送出するセル送出
回路である。
【0039】図19は第1モードにおける図18のセル
・フレーム変換回路1805でのフレームの情報フィー
ルドをセルに変換する変換方式を説明する図である。図
20は第2モードにおける図18のセル・フレーム変換
回路1805でのフレームの情報フィールドをセルに変
換する変換方式を説明する図である。図3、4、5、1
3〜19を用いて第1,第2モードのセル送受信方式を
説明する。
【0040】第2実施例のシステム構成は第1実施例と
同様であり、図3、4、5の構成がそのまま当てはま
る。図13に示すように、第2実施例の第1実施例と異
なる点はセル送受信装置301の変換装置と、フレーム
インタフェースの機能のみであり、それぞれ1301、
1302と表す。バッファ装置602は第1実施例と同
様である。
【0041】図14は第2実施例のセル送受信装置30
1間で使用するフレームの構成を示したものである。フ
レーム中には第1実施例と同様の情報フィールドと、3
つ以上の識別項目を伝送できる識別子フィールドが用意
される。図上ではこのフィールドを“s”で示す。第
1,第2モードでは情報フィールドの長さはセルヘッダ
の長さより長いものとする。第1実施例のフレームイン
タフェース装置603にこの形式のフレーム送受信機能
を追加したものがフレームインタフェース装置1302
である。以降変換装置1301についてのみ説明を行
う。
【0042】まずセル送受信装置301のフレーム送信
側の処理を説明する。図15においてバッファ装置60
2から送られてくるセル列はまずバッファ1501に収
容され、収容された順にセル単位で処理が進められる。
比較回路1503はバッファ1501より処理対象セル
のヘッダ情報を取り出し、メモリ1502に書いてある
セルヘッダ情報と比較する。比較回路1503は、比較
結果として「異なる」か「同じ」かまたは「空きセル」
であることを示す信号を出力する。なお、空きセルであ
るか否かは、一般のATM方式ではセルヘッダの情報に
より識別できる。本方式で対象にされるATMセルも同
様の方式が取られているものとする。比較回路1503
において比較結果が異なる場合は、比較回路1503は
メモリ1502にバッファ1501の処理対象セルのヘ
ッダ情報を書き込み、セル・フレーム変換回路1504
に比較結果が異なることを通知する。
【0043】比較回路1503において比較結果が同じ
である場合は、メモリ1502の内容は変えず、セル・
フレーム変換回路1504に比較結果が同じであること
を通知する。比較回路1503において比較結果が空き
セルである場合は、処理対象セルを破棄する。また変換
装置1301全体に対して、バッファ1501に収容さ
れた次のセルを処理対象セルとして処理を続ける。ただ
し、直前のセルが次のセルの到着の遅れにより送出され
ないような場合も考えられるので、必要に応じて予めセ
ル送出の遅延時間が一定値を越えないような定数を比較
回路1503に設定しておき、比較回路1503は連続
する空きセルの個数をカウントして、この定数を越える
ときはセル・フレーム変換回路1504に通知すると共
にメモリ1502の値を初期値に戻す。これにより、次
に送られてくる有意なセルの比較結果は、必ず「異な
る」になる。セル・フレーム変換回路1504ではこの
通知を受けたときに前のセルを処理し終わったフレーム
でまだ情報フィールドに空きが空いている状態のものが
残っている場合はこのフレームをただちにフレーム送出
回路1506へ送り出す。
【0044】メモリ1502の初期値としては、明らか
に使用されないと思われるヘッダ情報を記憶させておく
とよい。ただし明らかにセルヘッダの異なるセル列が頻
繁に現れるか、試験呼等の特殊ヘッダを持ったセルを定
期的に流す機能を持てば、メモリ1502には初期状態
で任意の値が書き込まれてあっても比較的短時間で混乱
は避けられる。
【0045】セル・フレーム変換回路1504は処理対
象セルをバッファ1501より取り出し、比較回路15
03から通知される比較結果によりセルをフレームの情
報フィールドへ載せ替える処理を行う。セル・フレーム
変換回路1504は比較回路1503の比較結果が「異
なる」の場合は「異」、「同じ」の場合は「同」の2種
類の識別子を用意する。これと別に識別子には空きフレ
ームを示す識別子「空」も用意する。必要であれば保守
用の特殊セル等の識別子を加えることもできる。セル・
フレーム変換回路1504での処理は第1,第2モード
で方式が異なるため、以下に[1]、[2]としてそれ
ぞれ説明する。
【0046】[1]第1モードでの処理 1.比較結果が「異なる」であるときの処理 セル・フレーム変換回路1504に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きが空いてい
る状態のものが残っている場合はこのフレームはただち
にフレーム送出回路1506へ送り出し、新しいフレー
ムを用意する。前のフレームがすでに送出回路1506
に送り出されている場合は新しいフレームを用意する。
【0047】新しいフレームを用意したら、セル・フレ
ーム変換回路1504は新しいフレームの識別子フィー
ルドに識別子「異」を書き込む。またセルをヘッダと共
に情報フィールドの搭載指定順の先頭から順次搭載して
いく。搭載していく過程でフレームの情報フィールドが
満たされたら、このフレームはフレーム送出回路150
6へ送り出し、次のフレームを用意し、フレームの識別
子フィールドに識別子「同」を書き込み、情報フィール
ドの搭載指定順の先頭から順次セルの残りを搭載してい
く。処理対象セルが全てフレームに搭載されるまで上記
処理を行う。
【0048】2.比較結果が同である場合の処理 セル・フレーム変換回路1504に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きある状態の
ものが残っている場合は情報フィールドの空きフィール
ドの搭載指定順の先頭から処理対象セルのペイロードの
みを搭載していく。このフレームの識別子はすでに書き
込んであることになるので識別子が「異」でも「同」で
も処理はしない。搭載していく過程でフレームの情報フ
ィールドが満たされたら、このフレームはフレーム送出
回路1506へ送り出し、次のフレームを用意し、フレ
ームの識別子フィールドに識別子「同」を書き込み、セ
ルの残りを搭載していく。
【0049】前のフレームがすでにフレーム送出回路1
506に送り出されているときは新しいフレームを用意
し、フレームの識別子フィールドに識別子「同」を書き
込み、以下上記と同じく情報フィールドの搭載指定順の
先頭から順次、処理対象セルのペイロードのみを搭載し
ていき、搭載していく過程でフレームの情報フィールド
が満たされたら、このフレームはフレーム送出回路15
06へ送り出し、次のフレームを用意し、フレームの識
別子フィールドに識別子「同」を書き込み、セルの残り
を搭載していく。処理対象セルが全てフレームに搭載さ
れるまで上記処理を行う。
【0050】上記1.または2.の処理が終わったら処
理対象セルを廃棄し、変換回路1401に入力された順
に次のセルを処理対象セルとして処理を続ける。以上の
処理によってセルからフレームへ搭載された情報列のイ
メージを図16に示す。図にあるように第1モードでは
同一ヘッダ情報を持つセル列の最初のセルのみセルヘッ
ダをつけたままで、以降のセルはセルヘッダを取り除い
てペイロード部のみのペイロード情報列をフレームの情
報フィールドに分割搭載していき、セルヘッダの搭載さ
れる最初のフレームの識別子のみ「異」とし、後の識別
子は全て「同」としてフレームを送信する。同一ヘッダ
情報を持つセル列が現れる毎に上記セル・フレーム変換
処理が繰り返される。
【0051】[2]第2モードでの処理 1.比較結果が「異なる」であるときの処理 セル・フレーム変換回路1504に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きが空いてい
る状態のものが残っている場合はこのフレームはただち
にフレーム送出回路1506へ送り出し、新しいフレー
ムを用意する。前のフレームがすでに送出回路1506
に送り出されている場合は新しいフレームを用意する。
【0052】新しいフレームが用意されると、セル・フ
レーム変換回路1504は新しいフレームの識別子フィ
ールドに識別子「異」を書き込む。またセルヘッダのみ
を情報フィールドの予め決められた搭載位置へ搭載す
る。セルヘッダの搭載位置はセル送受信装置301間で
決めておけばフレーム内のどこでもよい。セルヘッダを
搭載し終えたら情報フィールドの残りは空きのままでこ
のフレームはフレーム送出回路1506へ送り出す。こ
の後さらに新しいフレームを用意し、フレームの識別子
フィールドに識別子「同」を書き込み、情報フィールド
の搭載指定順の先頭から順次ペイロードを搭載してい
く。搭載していく過程でフレームの情報フィールドが満
たされたら、このフレームはフレーム送出回路1506
へ送り出し、次のフレームを用意し、フレームの識別子
フィールドに識別子「同」を書き込み、情報フィールド
の搭載指定順の先頭から順次セルの残りを搭載してい
く。処理対象セルが全てフレームに搭載されるまで識別
子「同」のフレームに搭載していく。
【0053】2.比較結果が同じである場合の処理 第2モードにおいて比較結果が同である場合の処理は第
1モードの比較結果が同である場合の処理と同様であ
る。上記1.または2.の処理が終わったら処理対象セ
ルを廃棄し、バッファ1401に入力された順に次のセ
ルを処理対象セルとして処理を続ける。以上の処理によ
ってセルからフレームへ搭載された情報列のイメージを
図17に示す。
【0054】図にあるように第2モードでは同一ヘッダ
情報を持つセル列の共通のセルヘッダをと以降のセルの
ペイロード部のみのペイロード情報列を搭載するフレー
ムを分け、セルヘッダの搭載される最初のフレームの識
別子のみ「異」とし、セルヘッダの搭載されたフレーム
にはペイロードを搭載せず、ペイロード情報列は続くフ
レームの識別子を「同」としたフレーム列にて分割搭載
する。新たに別の同一ヘッダ情報を持つセル列が現れる
毎に上記セル・フレーム変換処理を行う。
【0055】上記[1]または[2]の処理を通してフ
レーム列はフレーム送信回路1506へ送り出される。
ところで、フレーム送出回路1506はフレームインタ
フェース1302へ連続したフレーム列を送出しなけれ
ばならないが、セル・フレーム変換回路での処理が送れ
るなどで連続したフレームが送られてこない場合も考え
られる。かかる場合、空きフレーム挿入回路1505に
おいては、同期を合わせるための空きフレームが確保さ
れる。この空きフレームの識別子には空きフレームであ
ることを示す「空」が搭載される。なお、この空きフレ
ームは回路間の保守用回線として使用してもよい。空き
フレームを随時送出フレーム列に挿入することでフレー
ム送出回路1506はフレームインタフェース装置13
02へ連続したフレーム列を送出する。フレームインタ
フェース1302は対向するセル送受信装置301のフ
レームインタフェース装置1302に対してフレーム送
出処理を行う。
【0056】次にセル送受信装置301のフレーム受信
側の処理を説明する。図18にフレーム受信側の変換装
置1301の処理説明図を示す。対向するセル送受信装
置301から送られたフレーム列はフレームインタフェ
ース装置1302で受信され、変換回路1301のバッ
ファ1801へ送られる。フレームはまずバッファ18
01に収容され、収容された順に処理対象フレームとし
て処理が行われる。識別子判断回路1803はバッファ
1801内の処理対象フレームの識別子フィールドを取
り出し、識別子種別を判断する。識別子は先の送信処理
のところで説明したように、同か異か空を表す。
【0057】次に識別子別の処理を説明する。最初に、
識別子が「空」であった場合はバッファ1801はフレ
ームを破棄し、変換装置1301は破棄されたフレーム
の次にバッファに収容されたフレームを処理対象フレー
ムとし、先の識別子判断の処理からやり直す。
【0058】次に、識別子が「異」であった場合は、識
別子判断回路1803は判断結果が「異」であることを
情報フィールド選別回路1804とセル・フレーム変換
回路1805に通知する。先に説明したように送信側の
セル・フレーム変換回路1504での処理では第1,第
2モード共に識別子が「異」であるフレームには、続け
て伝送したいセル列で共通なセルヘッダが決められた位
置に搭載されている。情報フィールド選別回路1804
はバッファ1801の処理対象フレームを取り出し、取
り出したフレームの情報フィールドの決められた位置よ
りセルヘッダを選別し、メモリ1802に書き込む。そ
の後セル・フレーム変換回路1805はメモリ1802
のセルヘッダ情報を取り出す。
【0059】第1モードでは情報フィールド選別回路1
804は処理対象フレームの情報フィールドからヘッダ
情報を取り出した残り情報をセル・フレーム変換回路1
805へ送り出す。これに対して第2モードでは識別子
が「異」であるフレームはセルヘッダ情報しか搭載して
いないのでメモリ1802の書き換え処理が終わったら
処理対象フレームを破棄する。
【0060】最後に識別子が「同」であるときは識別子
判断回路1803は判断結果を情報フィールド選別回路
1804とセル・フレーム変換回路1805に通知し、
情報フィールド選別回路1804はバッファ1801よ
り処理対象フレームを取り出し、取り出したフレームか
ら情報フィールドのみを選別してセル・フレーム変換回
路1805に引き渡す。
【0061】以上の処理に対して識別子が「異」と
「同」のときのセル・フレーム変換回路1504での処
理を以下に説明する。セル・フレーム変換回路1805
では識別子判断回路1803から識別子が「異」である
通知を受けとったときから、続く識別子が「同」である
間に情報フィールド選別回路1804から送られてくる
情報フィールドの情報列を、送出指定順につないでい
き、先頭からペイロード長で区切り、ペイロードが確保
できる毎に先に識別子「異」を受け取ったときにメモリ
1802から読み出したセルヘッダを付加してセルを完
成し、セル送出回路1807へ送り出す。
【0062】上記の処理によってフレームからセルへ搭
載された情報列のイメージを第1,第2モードをまとめ
て図19に示す。図にあるように第1,第2モードはフ
レームへのセルの搭載方法は異なるので、フレーム列よ
りセルヘッダとペイロード情報列を取り出す方法は異な
るが、復元方法は同じで、ペイロード情報列からペイロ
ードを切り出し、セルヘッダを付加してセルを復元す
る。セル送出回路1807は必要に応じて空きセル挿入
回路1806を用いてセルの連続性を保ち、セル列をバ
ッファ装置602に送出する。上記方式でセルからフレ
ームへ情報を載せ替えるときに適切な誤り訂正符号を付
加することもできる。この場合フレーム受信側で送信側
で処理する誤り訂正方式を知っておけば復元可能であ
る。また本実施例で現れるATM伝送路の本実施例のシ
ステム区間を含む区間で誤り訂正符を施素異も可能であ
るので、本実施例は誤り訂正の必要な伝送路でも適用が
できる。
【0063】C.第3実施例 図20は第3実施例のセル送受信装置301のブロック
図である。図において、2001はセル列とフレーム列
の間で情報の伝送形式の変換を行う変換装置であり、第
1,第2実施例の変換装置601、1301に代えて設
けられている。また、2002はセル送受信装置301
間のフレーム伝送処理を行うフレームインタフェース装
置であり、第1,第2実施例のフレームインタフェース
装置603、1302に代えて設けられている。
【0064】図21は図20の変換装置2001のブロ
ック図であって、2101はバッファ、2102−1〜
nはヘッダ情報を格納するメモリであり、2103はバ
ッファ2101にある処理対象セルのヘッダ情報とメモ
リ2102のヘッダ情報を比較する比較回路、2104
はセルの必要情報をフレームの情報フィールドに搭載す
るセル・フレーム変換回路、2105は空きフレームを
挿入する空きフレーム挿入回路であり、2106はフレ
ームの送出回路であり、2107はセル・フレーム変換
回路が直前に変換処理を行ったセルのセルヘッダの記録
されているメモリ番号を記憶するメモリである。
【0065】本実施例においても、第1,第2の動作モ
ードがある。図22は、第1モードにおける図21のデ
ータ挿入回路2104でのセルの必要情報をフレームの
情報フィールドに搭載する搭載方式を説明する図であ
る。図23は、第2モードにおける図21のデータ挿入
回路2104での、セルからフレームへ情報を搭載する
方式を説明する図である。図24は第1,第2モード共
有の図21のデータ挿入回路2104での、セルからフ
レームへ情報を搭載する方式を説明する図である。
【0066】図25はフレームを受信する側の変換装置
2001のブロック図であって、2501はバッファ、
2502−1〜nはヘッダ情報を格納するメモリであ
り、2503はバッファ25801にある処理対象フレ
ームの識別子に基づいて識別子毎の処理を行う識別子判
断回路であり、2504はフレームの情報フィールドよ
り、必要に応じてセルのヘッダ情報と他情報例を選別し
て、メモリ2502及び2505へ引き渡す情報フィー
ルド選別回路である。また、2505はメモリ2502
のヘッダ情報とフレームで運ばれてきたペイロード情報
を結合してセルを作るセル・フレーム変換回路、250
6はセル送出が連続になるように空きセルを挿入する空
きセル挿入回路、2507は連続したセル列をバッファ
装置602へ送出するセル送出回路である。
【0067】図26は第1,第2モードにおける図25
のセル・フレーム変換回路2505でのフレームの情報
フィールドをセルに変換する変換方式を説明する図であ
る。図3、4、5、14、20〜26を用いて第1,第
2モードのセル送受信方式を説明する。第3実施例のシ
ステム構成は第1,第2実施例と同様であり、図3、
4、5において説明した通りである。一方、図20に示
すように、第3実施例の第1,第2実施例と異なる点は
セル送受信装置301の変換装置2001と、フレーム
インタフェース装置2002のみである。バッファ装置
602は第1,第2実施例と同じである。
【0068】フレームの構成は第2実施例の図14のも
の同様である。フレーム中には情報フィールドと、識別
子フィールドが用意される。ただし、第1,第2モード
では、識別子として第2実施例で示した「異」「同」
「空」に追加して番号1〜nを表す識別子が必要とな
る。これを「1」〜「n」で表す。「異」「同」「空」
と「1」〜「n」は独立に設定できる識別子とするの
で、識別子フィールドは同時に2つの識別子を搭載でき
る領域を確保するものとする。第1,第2モードでは情
報フィールドの長さはセルヘッダの長さより長いものと
する。第1実施例または第2実施例のフレームインタフ
ェース装置603,1302に以上の形式のフレーム送
受信機能を追加したものがフレームインタフェース装置
2002である。以降変換装置2001について説明を
行う。
【0069】まずセル送受信装置301のフレーム送信
側の処理を説明する。図21においてバッファ装置60
2から送られてくるセル列はまずバッファ2101に収
容され、収容された順にセル単位で処理が進められる。
比較回路2103はバッファ2101より処理対象セル
のヘッダ情報を取り出し、メモリ2102−1〜Nに書
いてあるセルヘッダ情報と比較する。比較回路1503
には、比較結果として異なる(メモリに無い)か同じ
(メモリにある)かまたは空きセルであるかを示す機能
を持たせる。空きセルであることは一般のATM方式で
はセルヘッダの情報により識別できる。本方式で対象に
されるATMセルも同様の方式が採られているものとす
る。
【0070】比較回路2103において比較結果が異な
る(メモリに無い)場合は、比較回路2103はメモリ
2102−1〜nの一つを選択してバッファ2101の
処理対象セルのヘッダ情報を書込み、セル・フレーム変
換回路2104に比較結果が異なることと、選択されて
セルヘッダを書込まれたメモリを通知する。ここで、メ
モリの選択方法はいくつか考えられる。もし、セルヘッ
ダが搭載されていないメモリがあればこれを選択し、も
し、全てのメモリが使用中であれば任意の一つを書き換
えるか、または全てのメモリに記録されたセルヘッダ毎
の通信量を計測しておき、通信量の一番小さいものから
選択して書き換えるかする。
【0071】比較回路2103において比較結果が同じ
(メモリにある)場合は、メモリ2102の内容は変え
ず、セル・フレーム変換回路2104に比較結果が同じ
であることと、どのメモリのセルヘッダと同じであるか
を通知する。比較回路2103において比較結果が空き
セルである場合は、処理対象セルを破棄する。また、変
換装置2001全体に対してバッファ2101に収容さ
れた次のセルを処理対象セルとして処理を続ける。ただ
し、直前のセルが次のセルの到着の遅れにより送出され
ないような場合も考えられるので、必要に応じて予めセ
ル送出の遅延時間が一定値を超えないような定数を比較
回路2103に設定しておき、比較回路2103は連続
する空きセルの個数をカウントして、この定数を超える
ときは、セル・フレーム変換回路2104に通知する。
セル・フレーム変換回路2104ではこの通知を受けた
ときに前のセルを処理し終わったフレームで未だ情報フ
ィールドに空きが空いている状態のものが残っている場
合はこのフレームを直ちにフレーム送出回路2106へ
送り出す。
【0072】メモリ2102−1〜nの初期値は、明ら
かに使用されないと思われるヘッダ情報を記憶させてお
くとよい。ただし明らかにセルヘッダの異なるセル列が
頻繁に現れるか、試験呼等の特殊ヘッダを持ったセルを
定期的に流す機能を持てば、メモリ2102には初期状
態で任意の値が書き込まれてあっても比較的短時間で混
乱は避けられる。
【0073】セル・フレーム変換回路2104は処理対
象セルをバッファ2101より取り出し、比較回路21
03から通知される比較結果およびセルヘッダの格納さ
れるメモリ番号によりセルをフレームの情報フィールド
へ載せ替える処理を行う。セル・フレーム変換回路15
04は比較回路1503の比較結果が「異なる」の場合
は「異」、「同じ」の場合は「同」、またセルヘッダの
格納されるメモリ番号1〜nに対して「1」〜「n」の
識別子を用意する。これと別に識別子に空きフレームを
示す識別子「空」も用意する。必要であれば保守用の特
殊セル等の識別子を加えることもできる。
【0074】ところで識別子は以下(「異」または
「同」)+(「1」〜「n」)の形で使用されるが、
「同」のみという形も現れる。この場合は「なし」とい
う識別子があって「同」+「なし」としてもよい。本シ
ステム上では「同」のみと「同」+「1」〜「n」は識
別できるものとする。セル・フレーム変換回路2104
での処理は第1モードと第2モード方式が違うので以下
に[1]、[2]としてそれぞれ説明する。
【0075】[1]第1モードでの処理 1.比較結果が異なるときの処理 セル・フレーム変換回路2104に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きが空いてい
る状態のものが残っている場合はこのフレームはただち
にフレーム送出回路2106へ送り出し、新しいフレー
ムを用意する。前のフレームがすでに送出回路2106
に送り出されている場合は新しいフレームを用意する。
【0076】新しいフレームを用意したら、セル・フレ
ーム変換回路2104は識別子「異」を用意すると共に
新しくセルヘッダを更新したメモリの番号(メモリk)
に合わせて識別子「k」を用意し、「異」+「k」を新
しいフレームの識別子フィールドに搭載するとともに
「k」をメモリ2107へ書き込む。またセルをヘッダ
と共に情報フィールドの搭載指定順の先頭から順次搭載
していく。搭載していく過程でフレームの情報フィール
ドが満たされたら、このフレームはフレーム送出回路2
106へ送り出し、次のフレームを用意し、フレームの
識別子フィールドに識別子「同」のみを書き込み、情報
フィールドの搭載指定順の先頭から順次セルの残りを搭
載していく。処理対象セルが全てフレームに搭載される
まで上記処理を行う。
【0077】2.比較結果が同じである場合の処理 比較結果が同じである場合は直前の空きセルでない有意
セルのセルヘッダがメモリ1〜nのどのメモリに記録さ
れているかで処理が分かれる。今、比較回路から比較結
果がメモリjの内容と同じであることが通知されたとす
る。セル・フレーム変換回路は比較結果を受け取ると、
メモリ2107を読み出す。
【0078】a.メモリ2107の内容が「j」の場合 セル・フレーム変換回路2104に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きある状態の
ものが残っている場合は情報フィールドの空きフィール
ドの搭載指定順の先頭から処理対象セルのペイロードの
みを搭載していく。このフレームの識別子はすでに書き
込んであることになるので識別子の搭載処理はしない。
搭載していく過程でフレームの情報フィールドが満たさ
れたら、このフレームはフレーム送出回路1506へ送
り出し、次のフレームを用意し、フレームの識別子フィ
ールドに識別子「同」のみを書き込み、セルの残りを搭
載していく。
【0079】前のフレームがすでにフレーム送出回路2
106に送り出されているときは新しいフレームを用意
し、フレームの識別子フィールドに識別子「同」のみを
書き込み、以下上記と同じく情報フィールドの搭載指定
順の先頭から順次、処理対象セルのペイロードのみを搭
載していき、搭載していく過程でフレームの情報フィー
ルドが満たされたら、このフレームはフレーム送出回路
2106へ送り出し、次のフレームを用意し、フレーム
の識別子フィールドに識別子「同」のみを書き込み、セ
ルの残りを搭載していく。
【0080】b.メモリ2107の内容が「j」以外で
ある場合 セル・フレーム変換回路2104に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きが空いてい
る状態のものが残っている場合はこのフレームはただち
にフレーム送出回路2106へ送り出し、新しいフレー
ムを用意する。前のフレームがすでに送出回路2106
に送り出されている場合は新しいフレームを用意する。
【0081】新しいフレームを用意したら、セル・フレ
ーム変換回路2104は識別子「同」を用意すると共に
セルヘッダが記憶されていたメモリの番号(メモリj)
に合わせて識別子「j」を用意し、「同」+「j」を新
しいフレームの識別子フィールドに搭載する。またセル
のペイロード部分のみを情報フィールドの搭載指定順の
先頭から順次搭載していく。搭載していく過程でフレー
ムの情報フィールドが満たされたら、このフレームはフ
レーム送出回路2106へ送り出し、次のフレームを用
意し、フレームの識別子フィールドに識別子「同」のみ
を書き込み、情報フィールドの搭載指定順の先頭から順
次セルの残りを搭載していく。処理対象セルが全てフレ
ームに搭載されるまで上記処理を行う。処理対象セルが
全てフレームに搭載されるまで以上のa.またはb.の
処理を行い、処理が終わったらメモリ2107へ「j」
を書き込む。
【0082】上記1.または2.の処理が終わったら処
理対象セルを廃棄し、バッファ2101に入力された順
に次のセルを処理対象セルとして処理を続ける。以上の
処理によってセルからフレームへ搭載された情報列のイ
メージを図22と図24に示す。図22にあるように処
理対象のセル列の共通なセルヘッダがメモリ1〜nにな
かった場合は同一ヘッダ情報を持つセル列の最初のセル
のみセルヘッダをつけたままで、以降のセルはセルヘッ
ダを取り除いてペイロード部のみのペイロード情報列を
フレームの情報フィールドに分割搭載していき、セルヘ
ッダの搭載される最初のフレームの識別子のみ「異」+
「k」とし、後の識別子は全て「同」のみとしてフレー
ムを送信する。
【0083】また処理対象のセル列の共通なセルヘッダ
がメモリ1〜nにあった場合は図24に示すようにペイ
ロード部のみのペイロード情報列をフレームの情報フィ
ールドに分割搭載していき、ペイロード情報列の搭載さ
れる最初のフレームの識別子のみ「同」+「j」とし、
後の識別子は全て「同」のみとしてフレームを送信す
る。また処理対象の同一ヘッダ情報を持つセル列が現れ
る毎に上記セル・フレーム変換処理が繰り返される。
【0084】[2]第2モードでの処理 1.比較結果が「異なる」であるときの処理 セル・フレーム変換回路2104に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きが空いてい
る状態のものが残っている場合はこのフレームはただち
にフレーム送出回路2106へ送り出し、新しいフレー
ムを用意する。前のフレームがすでに送出回路2106
に送り出されている場合は新しいフレームを用意する。
【0085】新しいフレームを用意したら、セル・フレ
ーム変換回路2104は識別子「異」を用意すると共に
新しくセルヘッダを更新したメモリの番号(メモリk)
に合せて識別子「k」を用意し、「異」+「k」を新し
いフレームの識別子フィールドに搭載するとともに
「k」をメモリ2107へ書き込む。またセルヘッダの
みを情報フィールドの予め決められた搭載位置へ搭載す
る。セルヘッダの搭載位置はセル送受信装置301間で
決めておけばフレーム内のどこでもよい。セルヘッダを
搭載し終えたら情報フィールドの残りは空きのままでこ
のフレームはフレーム送出回路2106へ送り出す。
【0086】この後さらに新しいフレームを用意し、フ
レームの識別子フィールドに識別子「同」のみを搭載
し、情報フィールドの搭載指定順の先頭から順次ペイロ
ードを搭載していく。搭載していく過程でフレームの情
報フィールドが満たされたら、このフレームはフレーム
送出回路2106へ送り出し、次のフレームを用意し、
フレームの識別子フィールドに識別子「同」のみを書き
込み、情報フィールドの搭載指定順の先頭から順次セル
の残りを搭載していく。処理対象セルが全てフレームに
搭載されるまで識別子「同」のみのフレームに搭載して
いく。
【0087】2.比較結果が同じである場合の処理 第2モードの比較結果が同じである場合の処理は第1モ
ードの比較結果が同である場合の処理と同じである。上
記1.または2.の処理が終わったら処理対象セルを廃
棄し、バッファ2101に入力された順に次のセルを処
理対象セルとして処理を続ける。以上の処理によってセ
ルからフレームへ搭載された情報列のイメージを図17
に示す。
【0088】図にあるように第2モードでは同一ヘッダ
情報を持つセル列の共通のセルヘッダをと以降のセルの
ペイロード部のみのペイロード情報列を搭載するフレー
ムを分け、セルヘッダの搭載される最初のフレームの識
別子のみ「異」とし、セルヘッダの搭載されたフレーム
にはペイロードを搭載せず、ペイロード情報列は続くフ
レームの識別子を「同」としたフレーム列にて分割搭載
する。新たに別の同一ヘッダ情報を持つセル列が現れる
毎に上記セル・フレーム変換処理を行う。 比較結果が
同じである場合は直前の空きセルでない有意セルのセル
ヘッダがメモリ1〜nのどのメモリに記録されているか
で処理が分かれる。今、比較回路から比較結果がメモリ
jの内容と同じであることが通知されたとする。セル・
フレーム変換回路は比較結果を受け取ると、メモリ21
07を読み出す。
【0089】a.メモリ2107の内容が「j」の場合 セル・フレーム変換回路2104に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きある状態の
ものが残っている場合は情報フィールドの空きフィール
ドの搭載指定順の先頭から処理対象セルのペイロードの
みを搭載していく。このフレームの識別子はすでに書き
込んであることになるので識別子の搭載処理はしない。
搭載していく過程でフレームの情報フィールドが満たさ
れたら、このフレームはフレーム送出回路2106へ送
り出し、次のフレームを用意し、フレームの識別子フィ
ールドに識別子「同」のみを書き込み、セルの残りを搭
載していく。
【0090】前のフレームがすでにフレーム送出回路2
106に送り出されているときは新しいフレームを用意
し、フレームの識別子フィールドに識別子「同」のみを
書き込み、以下上記と同じく情報フィールドの搭載指定
順の先頭から順次、処理対象セルのペイロードのみを搭
載していき、搭載していく過程でフレームの情報フィー
ルドが満たされたら、このフレームはフレーム送出回路
2106へ送り出し、次のフレームを用意し、フレーム
の識別子フィールドに識別子「同」のみを書き込み、セ
ルの残りを搭載していく。
【0091】b.メモリ2107の内容が「j」以外で
ある場合 セル・フレーム変換回路2104に前のセルを処理し終
わったフレームでまだ情報フィールドに空きが空いてい
る状態のものが残っている場合はこのフレームはただち
にフレーム送出回路2106へ送り出し、新しいフレー
ムを用意する。前のフレームがすでに送出回路2106
に送り出されている場合は新しいフレームを用意する。
【0092】新しいフレームを用意したら、セル・フレ
ーム変換回路2104は識別子「同」を用意すると共に
セルヘッダが記憶されていたメモリの番号(メモリj)
に合わせて識別子「j」を用意し、「同」+「j」を新
しいフレームの識別子フィールドに搭載する。またセル
のペイロード部分のみを情報フィールドの搭載指定順の
先頭から順次搭載していく。搭載していく過程でフレー
ムの情報フィールドが満たされたら、このフレームはフ
レーム送出回路2106へ送り出し、次のフレームを用
意し、フレームの識別子フィールドに識別子「同」のみ
を書き込み、情報フィールドの搭載指定順の先頭から順
次セルの残りを搭載していく。処理対象セルが全てフレ
ームに搭載されるまで上記処理を行う。処理対象セルが
全てフレームに搭載されるまで以上のa.またはb.の
処理を行い、処理が終わったらメモリ2107へ「j」
を書き込む。上記1.または2.の処理が終わったら処
理対象セルを廃棄し、バッファ2101に入力された順
に次のセルを処理対象セルとして処理を続ける。
【0093】以上の処理によってセルからフレームへ搭
載された情報列のイメージを図23と図24に示す。図
23にあるように処理対象のセル列の共通なセルヘッダ
がメモリ1〜nになかった場合は同一ヘッダ情報を持つ
セル列の共通のセルヘッダと以降のセルのペイロード部
のみのペイロード情報列を搭載するフレームを分け、セ
ルヘッダの搭載される最初のフレームの識別子のみ
「異」+「k」とし、セルヘッダの搭載されたフレーム
にはペイロードを搭載せず、ペイロード情報列は続くフ
レームの識別子を「同」のみとしたフレーム列にて分割
搭載する。また処理対象のセル列の共通なセルヘッダが
メモリ1〜nにあった場合は特許請求の範囲4と同じで
あり、図24に示す通りである。新たに別の同一ヘッダ
情報を持つセル列が現れる毎に上記セル・フレーム変換
処理を行う。
【0094】上記[1]または[2]の処理を通してフ
レーム列はフレーム送信回路2106へ送り出される。
フレーム送出回路2106はフレームインタフェース2
002へ連続したフレーム列を送出しなければならない
が、セル・フレーム変換回路での処理が送れるなどで連
続したフレームが送られてこない場合も考えられるの
で、空きフレーム挿入回路2105を使って、同期を合
わせるための空きフレームを確保する。この空きフレー
ムの識別子には空きフレームであることを示す「空」を
搭載する。この空きフレームは回路間の保守用回線とし
て使うこともできる。空きフレームを随時送出フレーム
列に挿入することでフレーム送出回路2106はフレー
ムインタフェース装置2002へ連続したフレーム列を
送出する。フレームインタフェース2002は対向する
セル送受信装置301のフレームインタフェース装置2
002に対してフレーム送出処理を行う。
【0095】ところで以上の説明ではフレームの情報フ
ィールド長とセルのペイロード長は独立に設定されるも
のとして説明してきたが、もし情報フィールド長とペイ
ロード長が等しいときには識別子は「異」+「1」〜
「n」と「同」+「1」〜「n」のみでよく「同」のみ
は必要ない。情報フィールド長をペイロード長に合わせ
て、識別子の必要数を減らし、nを大きく取ることも考
えられる。また1セル=1フレームであればフレーム送
出タイミング当回路上の処理も用意になる。また本伝送
方式上でのセル遅延も小さく押さえることができる。
【0096】次にセル送受信装置301のフレーム受信
側の処理を説明する。図25にフレーム受信側の変換装
置の処理説明図を示す。対向するセル送受信装置301
から送られたフレーム列はフレームインタフェース装置
2002で受信され、変換回路2001のバッファ25
01へ送られる。フレームはまずバッファ2501に収
容され、収容された順に処理対象フレームとして処理が
行われる。識別子判断回路2503はバッファ2501
内の処理対象フレームの識別子フィールドを取り出し、
識別子種別を判断する。識別子は先の送信処理のところ
で説明したように、「同」+「1」〜「n」か「異」+
「1」〜「n」か「同」のみか「空」が挿入されてい
る。次に識別子別の処理を説明する。
【0097】最初に、識別子が「空」であった場合はバ
ッファ2501はフレームを破棄し、変換装置(3)2
001は破棄されたフレームの次にバッファに収容され
たフレームを処理対象フレームとし、識別子判断の処理
からやり直す。次に、識別子が「異」+「k」であった
場合は、識別子判断回路2503は判断結果が「異」+
「k」であることを情報フィールド選別回路2504と
セル・フレーム変換回路2505に通知する。先に説明
したように送信側のセル・フレーム変換回路2104で
の処理では第1,第2モード共に識別子が「異」+
「k」であるフレームには、続けて伝送したいセル列で
共通なセルヘッダが決められた位置に搭載されている。
【0098】情報フィールド選別回路2504はバッフ
ァ2501の処理対象フレームを取り出し、取り出した
フレームの情報フィールドの決められた位置よりセルヘ
ッダを選別し、メモリk2502−kに書き込む。その
後セル・フレーム変換回路2505はメモリk2502
−kのセルヘッダ情報を取り出す。第1モードでは情報
フィールド選別回路2504は処理対象フレームの情報
フィールドからヘッダ情報を取り出した残り情報をセル
・フレーム変換回路2505へ送り出す。これに対して
第2モードでは情報フィールド選別回路2504は識別
子が「異」+「k」であるフレームはセルヘッダ情報し
か搭載していないのでメモリk2502−kの書き換え
処理が終わったら処理対象フレームを破棄する。
【0099】次に識別子が「同」+「j」であるときは
識別子判断回路2503は判断結果を情報フィールド選
別回路2504とセル・フレーム変換回路2505に通
知する。情報フィールド選別回路2504はバッファ2
501より処理対象フレームを取り出し、取り出したフ
レームから情報フィールドのみを選別してセル・フレー
ム変換回路2505に引き渡す。またセル・フレーム変
換回路2505はメモリj2502−jのセルヘッダ情
報を取り出す。
【0100】最後に識別子が「同」のみであるときは識
別子判断回路2503は判断結果を情報フィールド選別
回路2504とセル・フレーム変換回路2505に通知
し、情報フィールド選別回路2504はバッファ250
1より処理対象フレームを取り出し、取り出したフレー
ムから情報フィールドのみを選別してセル・フレーム変
換回路2505に引き渡す。以上の処理に対して識別子
が「同」+「1」〜「n」と「異」+「1」〜「n」と
「同」のみのときのセル・フレーム変換回路2505で
の処理を以下に説明する。
【0101】セル・フレーム変換回路2505では識別
子判断回路2503から識別子が「異」+「k」または
「同」+「j」である通知を受けとったときから、続く
識別子が「同」である間に情報フィールド選別回路25
04から送られてくる情報フィールドの情報列を、送出
指定順につないでいき、先頭からペイロード長で区切
り、ペイロードが確保できる毎に先に識別子「異」+
「k」または「同」+「j」を受け取ったときにメモリ
j2502−jまたはメモリk2502−kから読み出
したセルヘッダを付加してセルを完成し、セル送出回路
2507へ送り出す。
【0102】上記の処理によってフレームからセルへ搭
載された情報列のイメージを第1,第2モードをまとめ
て図26に示す。図にあるように第1,第2モードはフ
レームへのセルの搭載方法は異なるので、フレーム列よ
りセルヘッダとペイロード情報列を取り出す方法は異な
るが、復元する方法は同じで、ペイロード情報列からペ
イロードを切り出し、メモリ2502から読み出したセ
ルヘッダを付加してセルを復元する。セル送出回路25
07は必要に応じて空きセル挿入回路2506を用いて
セルの連続性を保ち、セル列をバッファ装置602に送
出する。
【0103】上記方式でセルからフレームへ情報を載せ
替えるときに適切な誤り訂正符号を付加することもでき
る。この場合フレーム受信側で送信側で処理する誤り訂
正方式を知っておけば復元可能である。また本実施例で
現れるATM伝送路の本実施例のシステム区間を含む区
間で誤り訂正符を施素異も可能であるので、本実施例は
誤り訂正の必要な伝送路でも適用ができる。
【0104】D.第4実施例 次に、本発明の第4実施例について説明する。図27は
第4実施例のセル送受信装置301のブロック図であ
り、301、302、602、1301または200
1、1302または2002はいずれも実施例1、2、
3のものと同じであり、2701はセルをバッファに蓄
え送出順を制御する処理順管理装置である。図28は図
27の処理順管理装置2701の処理説明図であって2
801はバッファ、2802はバッファ2801に蓄え
られたセルのヘッダ情報及びアドレス及び蓄積された時
間の管理を行うバッファ監視回路、2803はバッファ
監視回路2802の情報を元にバッファ2801からの
セル取り出し制御を行うセル取り出し回路である。
【0105】また、2804はセル取り出し回路280
3が取り出したセルのヘッダ情報を記憶するメモリ、2
805はセルがバッファに格納されてから一定時間を越
えないように監視する時間監視回路であり、2806は
セル同期のための空きセルを破棄する空きセル破棄回路
であり、2807は変換回路1301または2001へ
連続なセル列を送出するセル送出回路、2808はセル
送出回路の送出セル列の連続性を保つため空きセルの挿
入を行う空きセル挿入回路である、図27、28を使っ
て第4実施例を説明する。
【0106】第4実施例ではセル送受システムのフレー
ム送信側のみの機能追加が必要になる。図27にあるよ
うに、セル送受信装置301のフレーム送信側のバッフ
ァ装置602の後段に、本実施例の処理順管理装置を用
意する。この処理順管理装置により、セルの送出順位を
替えることで、請求項の要求を実現する。処理順管理装
置2701の処理概要を図28で説明する。バッファ装
置602より送られてきたセルバッファ2801に一端
格納されるが、空きセルは空きセル破棄回路2806で
破棄される。バッファ監視回路2802は格納されるセ
ルのヘッダと、格納位置(アドレス)と、格納時間を記
録する。
【0107】セル取り出し回路2803はバッファ28
01よりセルを取り出す毎にヘッダ情報をメモリ280
4へ書き込む。初期状態ではメモリ2804は任意の値
を書き込んであればよい。セル取り出し回路2803は
セル送出回路2807からの送出要求を受けてまずバッ
ファ監視回路2802へ次取り出しセルのアドレスを要
求する。バッファ監視回路2802はメモリ2804に
記録されているセルヘッダと同じセルヘッダを持ったセ
ルをバッファ内から捜し出す。
【0108】もしあればFIFOの手順に従って先に格
納されたものからアドレスをセル取り出し回路2803
へ通知する。もしなければセルのバッファ2801への
格納時間をみて、一番長い時間格納されているセルのア
ドレスをセル取り出し回路2803へ通知する。場合に
よっては格納時間をみて、現在の時間との差をとり、予
め決めて置いた時間より小さい場合には通知対象からは
ずすことで遅延時間をとり、他のセル間での遅延時間の
ばらつきを調整することもできる。
【0109】セル取り出し回路2803はバッファ監視
回路2802から通知されたアドレスに従ってセルを取
り出し、そのヘッダをメモリ2804に書き込むととも
にセル送出回路2807へセルを送る。一方時間監視回
路2805は、バッファ2801に蓄えられた各セルの
格納時間が一定値を越えないようにバッファ監視回路2
802を監視し、一定時間を越えるセルがあった場合に
はこれをバッファ監視回路2802に通知する。バッフ
ァ監視回路2802は時間監視回路2805からの通知
を受けると先のメモリ2804の内容に関わらず、通知
を受けたセルをアドレスを優先してセル取り出し回路2
803へ通知する。セル送出回路2807はセル取り出
し回路2803から送られてきたセルを変換回路130
1または2001へ送るが、必要に応じて取り出しタイ
ミングが遅れたときなどのために、同期用の空きセルを
空きセル挿入回路2808を使って挿入し、セル送出の
連続性を保つ。
【0110】E.第5実施例 次に、本発明の第5実施例について説明する。本実施例
では、第2実施例のセル送受信装置301の送信側の変
換装置1301の比較回路1503の機能追加とカウン
タ回路2901の追加により実現できる。比較回路15
03には比較結果をセル・フレーム変換回路1504へ
送出する前にカウンタ回路2901へ比較結果を送り、
カウンタ回路2901からの指示で比較結果を「同じ」
と「異なる」で反転してセル・フレーム変換回路150
4へ送出する機能を追加する。カウンタ回路2901は
比較回路1503から送られてくる比較結果より、連続
する同じの回数(異なるが来るまでの回数)をカウント
するかまたは時間を計測する。予め適切な回数nまたは
時間tを記憶させておき、もしカウント数がnを越える
か、時間tを越えたら比較回路1503に対して比較結
果の同じを「異なる」に変換してセル・フレーム変換回
路1504へ送出するよう指示する。比較回路1503
はカウンタ回路2901からの指示がない場合は第2実
施例の処理を続ける。指示があった場合は比較結果が異
なる時の処理を行う。
【0111】以上により、定期的にセル・フレーム変換
回路1504は判断が異なるの時の処理を同じセルヘッ
ダのセル列においても行うことになり、同一のセルヘッ
ダを持つセル列が続くときも定期的にセルヘッダ情報が
受信側に送られることになる。当然、必要に応じて空き
セルも共に連続回数または時間計測の中に含めてもよ
い。
【0112】F.第6実施例 次に、本発明の第6実施例について説明する。まず、図
30に本実施例のブロック図を示す。本実施例では、第
3実施例のセル送受信装置301の送信側の変換装置2
001の比較回路2103の機能追加とカウンタ回路3
001の追加により実現できる。比較回路2103には
比較結果をセル・フレーム変換回路2104へ送出する
前にカウンタ回路3001へ比較結果を送り、カウンタ
回路3001からの指示で比較結果を「同じ」と「異な
る」で反転してセル・フレーム変換回路1504へ送出
すると共にメモリの書き換えを行う機能を追加する。カ
ウンタ回路3001は比較回路2103から送られてく
る比較結果より、連続するかまたは非連続な「同じ」か
または「メモリjと同じ」の回数(「異なる」が来るま
での回数)をカウントするかまたは時間を計測する。
【0113】予め適切な回数または時間を連続な場合と
非連続な場合でそれぞれ用意し、記憶させておき、もし
カウント数がnを越えるか、時間tを越えたら比較回路
2103に対して比較結果の変更とメモリ2102の書
き換え処理を指示する。比較回路2103はカウンタ回
路3001からの指示がない場合は第3実施例の処理を
続ける。指示があった場合は比較結果が「異なる」時の
処理に従い、適切なメモリkを選び、メモリkにセルヘ
ッダを書き込み、セル・フレーム変換回路2104へ
「異なる」と「メモリk」を通知する。
【0114】以上により、定期的にセル・フレーム変換
回路1504は判断が「異なる」の時の処理を同じセル
ヘッダのセル列においても行うことになり、同一のセル
ヘッダを持つセル列が続くときも定期的にセルヘッダ情
報が受信側に送られることになる。当然、必要に応じて
空きセルも共に連続回数または時間計測の中に含めても
よい。
【0115】G.第7実施例 次に、本発明の第7実施例について説明する。まず、第
2,第3実施例で説明したように、両実施例の第2モー
ドのの方式では、セルヘッダを搭載するフレームには、
必ず情報フィールドの決められた位置に固定長の空が現
れる。この空き位置に予め指定されたセルを必要な形に
して搭載する。図31は第2,第3実施例のセル送受信
装置301の変換装置1301または2001の送信側
の付加機能を説明する図である。図31の3101は特
定のセルヘッダを持ったセルを抜き出すセル選別回路、
3102はセル選別回路3101で取り出されたセルを
格納するバッファ、3103はセル送受信装置301間
での保守通信を行う保守回路である。
【0116】図32はセルに限定せず多種の形態の情報
を送受信するためのフレームの構成を示したものであ
る。図33は送信側のセル・フレーム変換回路1504
または2104に追加された機能により本実施例での特
定回線をフレームの空き回線に搭載する方式を説明した
図である。図34は第2,第3実施例のセル送受信装置
301の変換装置1301または2001の受信の付加
機能を説明する図である。図34の3401は情報フィ
ールド選別回路1804または2504により選別され
た特定フレームの情報を蓄えるバッファであり、340
2はバッファ3401に蓄えられた情報から必要な形式
に従ってセル等を取り出す読み出し回路、3403は受
信側のセル送受信装置の保守情報を扱う保守回路であ
る。
【0117】図35は受信側のセル・フレーム変換回路
1301または2001に追加された機能により本実施
例でのフレームの空きの搭載した回線を取り出す方式を
説明した図である。図31〜35を使って第7実施例を
説明する。図31において送信側の変換回路1301ま
たは2101の追加機能を示す。セル選別回路には予め
指定すべきセルヘッダを記憶する機能とそのセルをセル
列から抜き取る機能を持たせる。セル選別回路3101
はバッファ装置602から送られてくる連続するセル列
より予め決めて記憶したセルヘッダのセルを取り出す。
セル選別回路3101は抜き取ったセルの代わりに空き
セルを入れてバッファ1501または2101へは連続
したセル列が維持されることとする。
【0118】セル選別回路3101は抜き取ったセルを
バッファ3102へ格納する。もし抜き取るセルヘッダ
の種別が複数であるときはバッファを複数用意するか、
バッファの中の異なる領域へ格納する。保守回路310
3はもし必要であれば本実施例で使用するフィールドを
利用して情報を送ることができる。保守回路3103も
送りたい情報をバッファ3102へ格納する。
【0119】セル・フレーム変換回路1504または2
104には以下の機能を追加する。比較回路1503ま
たは2103から新しくセルヘッダを搭載するよう指示
を得たら、識別子が「異」または「異」+「k」のフレ
ームを用意し、セルヘッダをそのままか場合によっては
誤り制御bitを付加してフレームに搭載する。このと
きフレームには固定的な空きフィールドができる。この
空きフィールドにバッファ3102に格納されたセルま
たは情報を搭載する。
【0120】図32には使用するフレームの説明図を示
す。もし複数の回線をこの空きフィールドを利用して通
信したい場合はこのフィールドに識別子を付けて搭載さ
れる情報種別を示す。特にセル形態をとらない情報を搭
載するときには読み出し方法の識別のため必要である。
全ての情報をセルの形態にして処理を行うこと、逆に情
報形態を統一したフォーマットを作って利用する事も考
えられる。図33に送信側での一連の処理の流れを示
す。図の一番下にあるように必要に応じて情報は分割搭
載する。
【0121】図34において受信側の変換回路1301
または2101の追加機能を示す。情報フィールド選別
回路には識別子判断回路1803または2503の判断
が「異」または「異」+「k」のときにフレームの従来
空きであったフィールドをバッファ3401へ格納する
機能を追加する。読み出し回路3402にはバッファ内
の情報を読み出し、必要に応じて識別子をみて識別子の
内容毎にセルまたは保守回路3403で使用する情報形
態に変換して、保守回路3403またはセル送出回路1
807または2507へ送出する。図35に受信側での
一連の処理の流れを示す。
【0122】H.変形例 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例
えば以下のように種々の変形が可能である。 上記各実施例においては、セル送受信装置301とA
TM網(端末)302の間で、セルはそのままの形態で
伝送されたが、両者間のインタフェースは必ずしもセル
自体の形態である必要はない。例えば、ATMレイヤと
AALレイヤのSAP相当のインタフェースを用いても
よい。すなわち、相手側ATM網(端末)と接続するた
めにはATMセルを作るための情報(ペイロード情報と
セルヘッダ情報)が特定されなければならないが、これ
らの情報が特定されるのであれば、どのような形態のイ
ンターフェースを採用してもよい。
【0123】上記各実施例はATM通信を行う場合に
ついて説明したが、本発明はATM通信以外にも適用で
きることは言うまでもない。すなわち、セル形式のデー
タとフレーム形式のデータを相互に変換する装置であれ
ば、本発明は適用可能である。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セルを順次伝送する通信路においても、送信装置と受信
装置を設けた区間についてはフレームによってデータを
伝送することができるから、通信装置の柔軟性をきわめ
て高くすることが可能である。
【0125】また、請求項記載の構成にあって
は、送信装置から出力されるフレームのデータ量を、第
2のセルのヘッダ部に相当するだけ削減できる。また、
請求項記載の構成にあっては、ヘッダ部記憶手段
の内容が読出されることによって、第2のセルのヘッダ
部が正確に再現される。従って、これらの送信装置およ
び受信装置によれば、データの伝送効率をきわめて高く
することが可能である。
【0126】さらに、請求項記載の送信装置にあって
は、出力するフレームのデータ量を、複数種類のヘッダ
部に相当するだけ削減することができ、請求項記載の
受信装置にあっては、かかるフレームに基づいて元々の
セルの内容を正確に再現することができるから、これら
によってデータの伝送効率を一層高くすることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM通信システム上のセルの構造図である。
【図2】従来のセルベース伝送路説明図である。
【図3】セル送受信装置構成図である。
【図4】ATM網(端末)とセル送受信装置301間の
インタフェース説明図である。
【図5】セル送受信装置301間のインタフェース説明
図である。
【図6】セル送受信装置構成図である。
【図7】送信側のバッファ装置のブロック図である。
【図8】送信側の変換装置のブロック図である。
【図9】送信側のセル・フレーム変換回路での処理説明
図である。
【図10】受信側の変換装置のブロック図である。
【図11】受信側のセル・フレーム変換回路での処理説
明図である。
【図12】受信側のバッファ装置のブロック図である。
【図13】セル送受信装置構成図である。
【図14】フレームの構成説明図である。
【図15】送信側の変換装置のブロック図である。
【図16】第2実施例の第1モードの送信側のセル・フ
レーム変換回路での処理説明図である。
【図17】第2実施例の第2モードの送信側のセル・フ
レーム変換回路での処理説明図である。
【図18】受信側のセル・フレーム変換装置のブロック
図である。
【図19】第2実施例の第1,第2モードの受信側のセ
ル・フレーム変換回路での処理説明図である。
【図20】セル送受信装置構成図である。
【図21】送信側の変換装置のブロック図である。
【図22】第3実施例の第1モードのセルヘッダがメモ
リにない場合の送信側のセル・フレーム変換回路での処
理説明図である。
【図23】第3実施例の第2モードのセルヘッダがメモ
リにない場合の送信側のセル・フレーム変換回路での処
理説明図である。
【図24】第3実施例の第1,第2モードでセルヘッダ
がメモリにある場合の送信側のセル・フレーム変換回路
での処理説明図である。
【図25】受信側の変換装置のブロック図である。
【図26】第3実施例の第1,第2モードの受信側のセ
ル・フレーム変換回路での処理説明図である。
【図27】セル送受信装置構成図である。
【図28】処理順管理装置のブロック図である。
【図29】送信側の変換装置のブロック図である。
【図30】受信側の変換装置のブロック図である。
【図31】送信側の変換装置のブロック図である。
【図32】使用する空きフィールドの説明図である。
【図33】送信側のセル・フレーム変換回路での処理説
明図である。
【図34】受信側の変換装置のブロック図である。
【図35】受信側のセル・フレーム変換回路での処理説
明図である。
【図36】セル送受信装置の構成図である。
【図37】送信側の変換装置のブロック図である。
【図38】受信側の変換装置のブロック図である。
【符号の説明】
301 セル送受信装置(通信装置、送信装置、受信装
置) 701,2101,2801 バッファ(ビット列生成
手段) 703,2106,2807 送出回路(ビット列分割
手段、フレーム生成手段) 1802 メモリ(ヘッダ部記憶手段) 1804 情報フィールド選別回路(書込み手段) 1805,2505 セル・フレーム変換回路(セル再
生手段) 1807,2507 セル送出回路(セル再生手段) 2102 メモリ(送信側ヘッダ部記憶手段) 2103 比較回路(ヘッダ部除去手段) 2104 セル・フレーム変換回路(ヘッダ部除去手
段) 2107 メモリ(フレーム生成手段) 2502 メモリ(受信側ヘッダ部記憶手段)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回線を特定するヘッダ部と該論理回
    線を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部と
    から成るセルが順次供給されると、前記セルを複数結合
    して成るビット列を生成するとともに、第1のセルが供
    給された後に該第1のセルと同一のヘッダ部を有する第
    2のセルが供給されると、この第2のセルのヘッダ部を
    除去して前記ビット列を生成するビット列生成手段と、 前記ビット列を所定長単位で分割して部分ビット列を生
    成するビット列分割手段と、 これら部分ビット列に各々所定の識別情報を付加して成
    るフレームを生成して出力するとともに、前記第2のセ
    ルのヘッダ部は前記第1のセルのヘッダ部と同一である
    旨を示す同一ヘッダ識別情報を、前記第2のセルのペイ
    ロード部が格納されるフレームに前記識別情報として付
    加するフレーム生成手段とを具備することを特徴とする
    送信装置。
  2. 【請求項2】 複数のフレームが供給されると、これら
    フレームから複数のセルを再生する受信装置であって、 前記セルは、論理回線を特定するヘッダ部と該論理回線
    を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部とか
    ら成るものであり、 前記フレームは、ビット列を所定長単位で分割して部分
    ビット列を生成し、これら部分ビット列に各々所定の識
    別情報を付加して成るものであり、 前記ビット列は、前記セルを複数結合して成るととも
    に、ヘッダ部の共通する第1のセルと第2のセルとが存
    在する場合には、この第2のセルのヘッダ部を除去して
    生成されるものであり、 前記識別情報は、その識別情報の属するフレームに前記
    第2のセルのペイロード部が格納される場合には、前記
    第2のセルのヘッダ部は前記第1のセルのヘッダ部と同
    一である旨を示す同一ヘッダ識別情報を含むものであ
    り、 ヘッダ部記憶手段と、 供給されたフレームに前記同一ヘッダ識別情報が含まれ
    ておらず、かつ、このフレームにヘッダ部が含まれてい
    る場合は、このヘッダ部の内容を前記ヘッダ部記憶手段
    に書込む書込み手段と、 供給されたフレームに前記同一ヘッダ識別情報が含まれ
    ている場合は、このフレームに含まれるペイロード部
    と、前記ヘッダ部記憶手段に記憶されたヘッダ部とを結
    合して前記セルを再生するセル再生手段とを具備するこ
    とを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 論理回線を特定するヘッダ部と、該論理
    回線を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部
    とから成るセルを順次伝送する通信路に介挿される通信
    装置であって、 前記セルを複数結合して成るビット列を所定長単位で分
    割して部分ビット列を生成し、これら部分ビット列に各
    々所定の識別情報を付加して成るフレームを生成し、こ
    れらフレームを順次出力する送信装置と、 前記各フレームを受信すると、これらのフレームから前
    記各セルを再生する受信装置とを具備し、 前記送信装置はビット列生成手段とビット列分割手段と
    フレーム生成手段とから成るものであり、前記受信装置
    はヘッダ部記憶手段と書込み手段とセル再生手段とから
    成るものであり、 前記ビット列生成手段は、論理回線を特定するヘッダ部
    と該論理回線を介して伝送すべきデータを特定するペイ
    ロード部とから成るセルが順次供給されると、前記セル
    を複数結合して成るビット列を生成するとともに、第1
    のセルが供給された後に該第1のセルと同一のヘッダ部
    を有する第2のセルが供給されると、この第2のセルの
    ヘッダ部を除去して前記ビット列を生成するものであ
    り、 前記ビット列分割手段は、前記ビット列を所定長単位で
    分割して部分ビット列を生成するものであり、 前記フレーム生成手段は、これら部分ビット列に各々所
    定の識別情報を付加して成るフレームを生成して出力す
    るとともに、前記第2のセルのヘッダ部は前記第1のセ
    ルのヘッダ部と同一である旨を示す同一ヘッダ識別情報
    を、前記第2のセルのペイロード部が格納されるフレー
    ムに前記識別情報として付加するものであり、 前記書込み手段は、供給されたフレームに前記同一ヘッ
    ダ識別情報が含まれておらず、かつ、このフレームにヘ
    ッダ部が含まれている場合は、このヘッダ部の内容を前
    記ヘッダ部記憶手段に書込むものであり、 前記セル再生手段は、供給されたフレームに前記同一ヘ
    ッダ識別情報が含まれている場合は、このフレームに含
    まれるペイロード部と、前記ヘッダ部記憶手段に記憶さ
    れたヘッダ部とを結合して前記セルを再生するものであ
    ることを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 論理回線を特定するヘッダ部と該論理回
    線を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部と
    から成るセルが順次供給されると、前記セルを複数結合
    して成るビット列を生成するビット列生成手段と、 複数種類のヘッダ部を識別番号に対応させて記憶する送
    信側ヘッダ部記憶手段と、 前記送信側ヘッダ部記憶手段に記憶されている何れかの
    ヘッダ部が前記ビット列に出現すると、このヘッダ部を
    前記ビット列から除去するヘッダ部除去手段と、 このヘッダ部除去手段から出力されたビット列を所定長
    単位で分割して部分ビット列を生成するビット列分割手
    段と、 これら部分ビット列に各々所定の識別情報を付加して成
    るフレームを生成して出力するとともに、前記ヘッダ部
    の除去されたセルのペイロード部が格納されるフレーム
    に対して、前記識別番号を前記識別情報として付加する
    フレーム生成手段とを具備することを特徴とする送信装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のフレームが供給されると、これら
    フレームから複数のセルを再生する受信装置であって、 前記セルは、論理回線を特定するヘッダ部と該論理回線
    を介して伝送すべきデータを特定するペイロード部とか
    ら成るものであり、 前記フレームは、ビット列を所定長単位で分割して部分
    ビット列を生成し、これら部分ビット列に各々所定の識
    別情報を付加して成るものであり、 前記ビット列は、前記セルを複数結合し、所定の複数種
    類のヘッダ部を除去して生成されるものであり、 前記識別情報は、ヘッダ部の除去されたセルのペイロー
    ド部が該識別情報の属するフレームに格納される場合に
    は、該除去されたヘッダ部に対応する識別番号を含むも
    のであり、 前記所定の複数種類のヘッダ部を前記識別番号に対応さ
    せて記憶する受信側ヘッダ部記憶手段と、 供給されたフレームに前記識別番号のうち何れかが含ま
    れている場合は、このフレームに含まれるペイロード部
    と、前記受信側ヘッダ部記憶手段に記憶されたヘッダ部
    のうちこの識別番号に対応するヘッダ部とを結合して前
    記セルを再生するセル再生手段とを具備することを特徴
    とする受信装置。
JP16409494A 1994-07-15 1994-07-15 通信装置、送信装置および受信装置 Expired - Fee Related JP3004876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16409494A JP3004876B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 通信装置、送信装置および受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16409494A JP3004876B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 通信装置、送信装置および受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0832593A JPH0832593A (ja) 1996-02-02
JP3004876B2 true JP3004876B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=15786657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16409494A Expired - Fee Related JP3004876B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 通信装置、送信装置および受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3004876B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0832593A (ja) 1996-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7760662B2 (en) Data transfer system and method
JP2002314598A (ja) データ配送方法
JPH10126412A (ja) Atmリンクを通じてatmセルを伝送する方法及びシステム
JP2836606B2 (ja) Atmセル転送装置
US20010006520A1 (en) Data Communications
JP3004876B2 (ja) 通信装置、送信装置および受信装置
JPH05260060A (ja) 通信装置
KR100315310B1 (ko) 다중 데이터 동기화 방법 및 그를 이용한 다중 멀티미디어 데이터 스트리밍 방법
JPH11234306A (ja) データ転送装置
US7936791B2 (en) Frame transmission system and frame transmission apparatus
JP2765985B2 (ja) Atm網のバースト情報転送方式
JP2001326683A (ja) パケット交換機、パケット交換方法
JP2001144775A (ja) 送信装置およびプログラム記録媒体
JP2765986B2 (ja) Atm網のバースト情報転送方式
JP3957574B2 (ja) セグメント分割多重化装置及びそれに用いるセグメント分割多重化方法
US7130793B2 (en) System and method for minimizing overrun and underrun errors in packetized voice transmission
KR100335692B1 (ko) 선입선출을 이용한 비동기 전송 모드 셀의 다중화 방법
US7212597B2 (en) Acquisition and reconstruction techniques of automatic rate adaptation and time-data-correlation for arbitrary signal types
JP2930009B2 (ja) ファースト予約プロトコル型atm交換方法及びそのatm交換機、atm加入者装置
JPH07123118A (ja) フレーム送信回路
JP2774526B2 (ja) 接続交換装置およびネットワークシステム
JPH10145431A (ja) フレーム変換方式
JP2001169277A (ja) データ送受信システム、データ受信装置およびプログラム記録媒体
JPH04362825A (ja) Atm端末でのデータ長補正方式
JPH11289307A (ja) 送信装置と受信装置とこれらを用いた伝送システム及び送信方法と受信方法とこれらを用いた伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees