JP3004625U - 包装用紙器 - Google Patents

包装用紙器

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JP3004625U
JP3004625U JP1994007039U JP703994U JP3004625U JP 3004625 U JP3004625 U JP 3004625U JP 1994007039 U JP1994007039 U JP 1994007039U JP 703994 U JP703994 U JP 703994U JP 3004625 U JP3004625 U JP 3004625U
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JP
Japan
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surface portion
flap
spacer
paper container
lid flap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994007039U
Other languages
English (en)
Inventor
泰尚 衣本
Original Assignee
日本紙業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容物を搬送時の振動や衝撃から緩衝させて
保護し、損傷したり折れ曲がるのを防止するようにした
ことにある。 【構成】 第1の表面部分12、第1の側面部分13、
第2の表面部分14及び第2の側面部分15がその順に
連続し、前記第1の表面部分12の両端に外蓋フラップ
16を延在させ、前記第2の表面部分の両端部に第1の
スペーサフラップ18、中蓋フラップ20及び第2のス
ペーサフラップ22をその順に延在させ、第1の表面部
分、第1の側面部分、第2の表面部分及び第2の側面部
分により両端部が開放する角筒状に組み立てるようにし
た紙器であって、前記第1のスペーサフラップと第2の
スペーサフラップとにより中蓋フラップ20が紙器の内
部に位置して収納物の端部を保持し、外蓋フラップが紙
器の開放端部を閉止して第1のスペーサフラップ及び第
2のスペーサフラップを係止している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、書籍等を内部に収納して郵便や宅配便で輸送する場合に使用する包 装用紙器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の様に、書籍等を郵便や宅配便で郵送する場合、厚紙製、若しくは段ボー ル製の包装用紙器の内部に収納して保護しながら搬送する。 そして、従来の前記包装用紙器は図1の展開図で示す様に、表面部分1、第1 の側面部分2、裏面フラップ3及び第2の側面部分4を横方向に連続させ、表面 部分1の上下端部に蓋フラップ5を延在させて組み立てるようにした構成である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、前記紙器の内部に書籍等を収納して搬送すると、書籍等が包装用 紙器の内面に密接状になるので、搬送時の振動や落下時などの衝撃により破損す ることがあり、特に書籍の隅部が折れ曲がったり損傷して商品価値を低下させる ことがある。このような振動や衝撃による損傷を防止するために、紙器の内部に 発泡スチロール等の緩衝材を収納する場合がある。しかし、梱包時に緩衝材を収 納する手間を要するばかりでなく、収納する緩衝材のサイズを正確に選択しなけ ればならない。 このため、きわめて低廉に作製することができ、また内部の商品を衝撃等から 確実に保護することができる包装用の紙器が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の欠点を解消し、また従来からの要望に対処させるため に提案されたもので、第1の表面部分、第1の側面部分、第2の表面部分及び第 2の側面部分がその順に連続し、前記第1の表面部分の両端部に外蓋フラップを 延在させ、前記第2の表面部分の両端部に第1のスペーサフラップ、中蓋フラッ プ及び第2のスペーサフラップをその順に延在させ、第1の表面部分、第1の側 面部分、第2の表面部分及び第2の側面部分により両端部が開放する角筒状に組 み立てるようにした紙器であって、前記第1のスペーサフラップと第2のスペー サフラップとにより、中蓋フラップが紙器の内部に位置して収納物の端部を保持 し、外蓋フラップが紙器の開放端部を閉止して第1のスペーサフラップ及び第2 のスペーサフラップを係止していることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
したがって、前記包装用紙器の内部に書籍等を収納すると、前後の部分に第1 のスペーサフラップ、中蓋フラップ及び第2のスペーサフラップにより形成され る保護空間部が構成されるので、搬送時の振動や落下等の衝撃が作用しても、前 記保護空間部が緩衝するので、内容物の損傷を十分に防止することができる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面の実施例に基づいて詳細に説明する。 本考案の包装用の紙器11は、図2の展開図で示すように、厚紙、段ボール紙 などで第1の表面部分12、第1の側面部分13、第2の表面部分14及び第2 の側面部分15を山折り罫線を介してその順に連続させ、前記第1の表面部分1 2の両端部に外蓋フラップ16を延在させ、前記第2の表面部分14の両端部に 谷折り罫線17を介して第1のスペーサフラップ18、谷折り罫線19を介して 中蓋フラップ20及び谷折り罫線21を介して第2のスペーサフラップ22をそ の順に延在させた構成である。
【0007】 そして、前記第1の表面部分12の側端部に接合用フラップ23を延在させる とともに第1の側面部分13と第2の側面部分15の前後の端部に折り込みフラ ップ24を延在させ、また前記各中蓋フラップ20の左右の側端縁に、第1のス ペーサフラップ18や第2のスペーサフラップ22の奥行き幅にほぼ等しい横幅 の端部フラップ25を設けてある。
【0008】 また、前記外蓋フラップ16の先端中央部分には、先端が鉤状をした係止片2 6を設けるとともに、前記第1のスペーサフラップ18の中央部分には、前記係 止片26が差し込まれて係止する係止孔27を開口し、前記中蓋フラップ20の 谷折り罫線21に接する一側には手掛け孔28を開口してある。
【0009】 したがって、第1の表面部分12、第1の側面部分13、第2の表面部分14 及び第2の側面部分15をそれぞれ山折りし、接合用フラップ23を第2の側面 部分15の自由端内側に接着剤、ホッチキス針などで固着することにより両端部 が開放する角筒状に組み立てることができる。そして、前記角筒状体において、 角筒状の内部に書籍などを収納してから各谷折り罫線17を山折りし、谷折り罫 線19及び谷折り罫線21を直角に谷折りすることにより、中蓋フラップ20を 第1のスペーサフラップ18や第2のスペーサフラップ22の奥行き幅だけ紙器 11の開放部分より内側に位置させることができる。そして、この状態において 前後の外蓋フラップ16を直立状に折って紙器11の開放部分を閉止すると、外 蓋フラップ16の内面が第1のスペーサフラップ18や第2のスペーサフラップ 22を係止するので、紙器11の各端部には中蓋フラップ20、第1のスペーサ フラップ18、第2のスペーサフラップ22及び外蓋フラップ16により囲まれ る保護空間部29が構成される。
【0010】 また、第1のスペーサフラップ18、中蓋フラップ20及び第2のスペーサフ ラップ22の折り込み時に、中蓋フラップ20の左右の端部フラップ25を第1 のスペーサフラップ18や第2のスペーサフラップ22と同様に直角に折り込む とともに各折り込みフラップ24を内側に折り込み、紙器11の開放部分を閉止 するように外蓋フラップ16を折り込んでから係止片26を係止孔27に差し込 んで係止すると、外蓋フラップ16が保持されて紙器11の開放部分を強固に閉 止するとともに、外蓋フラップ16が第1のスペーサフラップ18、中蓋フラッ プ20及び第2のスペーサフラップ22を係止して保護空間部29を支持するこ とができる。
【0011】 前記のようにして書籍などの内容物を紙器11で包装したら、紙器11の外面 を紐で結束したり粘着テープを貼りつけて包装状態を強固に維持し、搬送に供す ればよい。 この状態では内容物の前後の端部に保護空間部29が形成するので、振動や衝 撃に対して緩衝作用を有し、内容物が損傷したり折れ曲がることがない。
【0012】 なお、搬送された紙器11は、外面の紐やテープを切断して外蓋フラップ16 を外側に開き、手掛け孔28により中蓋フラップ20を外側に引き出せば紙器1 1の内部を簡単に開放することができて内容物を取り出すことができる。
【0013】 以上本考案を図面の実施例について説明したが、本考案は実用新案登録請求の 範囲に記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、第1の表面部分、第1の側面部分、第2の表面 部分及び第2の側面部分がその順に連続し、前記第1の表面部分の両端部に外蓋 フラップを延在させ、前記第2の表面部分の両端部に第1のスペーサフラップ、 中蓋フラップ及び第2のスペーサフラップをその順に延在させて、第1の表面部 分、第1の側面部分、第2の表面部分及び第2の側面部分により両端部が開放す る角筒状に組み立てるようにした紙器であって、前記第1のスペーサフラップと 第2のスペーサフラップとにより中蓋フラップが紙器の内部に位置して収納物の 端部を保持し、外蓋フラップが紙器の開放端部を閉止して第1のスペーサフラッ プ及び第2のスペーサフラップを係止していることを特徴とする。
【0015】 したがって、一枚の板紙からきわめて簡単に、しかも低廉に包装用の紙器を打 ち抜き成形することができるばかりでなく、包装した状態では各端部に保護空間 部29が形成されるので、郵送や宅配便などにおいて振動や衝撃が作用しても内 容物が損傷したり折れることがなく、実用的価値の高い紙器を提供することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の紙器の展開図である。
【図2】本考案の実施例を示す展開図である。
【図3】本考案の実施例の組み立て途中の斜視図であ
る。
【図4】本考案の実施例の他の組み立て途中の斜視図で
ある。
【図5】内部に書籍を収納した状態の縦断面図である。
【符号の説明】
11 紙器 12 第1の表面部分 13 第1の側面部分 14 第2の表面部分 15 第2の側面部分 16 外蓋フラップ 18 第1のスペーサフラップ 20 中蓋フラップ 22 第2のスペーサフラップ 25 端部フラップ 26 係止片 27 係止孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表面部分、第1の側面部分、第2
    の表面部分及び第2の側面部分がその順に連続し、前記
    第1の表面部分の両端部に外蓋フラップを延在させ、前
    記第2の表面部分の両端部に第1のスペーサフラップ、
    中蓋フラップ及び第2のスペーサフラップをその順に延
    在させ、第1の表面部分、第1の側面部分、第2の表面
    部分及び第2の側面部分により両端部が開放する角筒状
    に組み立てるようにした紙器であって、前記第1のスペ
    ーサフラップと第2のスペーサフラップとにより、中蓋
    フラップが紙器の内部に位置して収納物の端部を保持
    し、外蓋フラップが紙器の開放端部を閉止して第1のス
    ペーサフラップ及び第2のスペーサフラップを係止して
    いることを特徴とする包装用紙器。
  2. 【請求項2】 外蓋フラップの先端に係止片を延在させ
    るとともに、第1のスペーサフラップに係止孔が開口
    し、外蓋フラップが紙器の開放端部を閉止した状態にお
    いて前記係止片が係止孔に差し込まれて、外蓋フラップ
    が保持されていることを特徴とする請求項1に記載の包
    装用紙器。
  3. 【請求項3】 内蓋フラップの左右の端部に第1スペー
    サフラップの奥行き幅に等しい横幅の端部フラップを有
    する請求項1または2に記載の包装用紙器。
JP1994007039U 1994-05-25 1994-05-25 包装用紙器 Expired - Lifetime JP3004625U (ja)

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ID=43140544

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148500A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Ryoko Sangyo Kk 包装用ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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