JP3004576B2 - 吊荷姿勢制御装置 - Google Patents

吊荷姿勢制御装置

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JP3004576B2
JP3004576B2 JP7289551A JP28955195A JP3004576B2 JP 3004576 B2 JP3004576 B2 JP 3004576B2 JP 7289551 A JP7289551 A JP 7289551A JP 28955195 A JP28955195 A JP 28955195A JP 3004576 B2 JP3004576 B2 JP 3004576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンなどで吊
り下げられた吊荷の姿勢を制御する吊荷姿勢制御装置に
関し、特に、風が吹く屋外などで用いると有効である。
【0002】
【従来の技術】クレーンなどで吊り下げられた吊荷の姿
勢を制御する場合には、図21に示すように、クレーン
にワイヤ101を介して吊支された天秤梁102にジャ
イロモーメントを与える吊荷姿勢制御装置110を設
け、当該装置110を作動させることにより、上記天秤
梁102を旋回させて、当該天秤梁102にワイヤ10
3を介して吊下げられた吊荷1を当該天秤梁102と共
に旋回させることで位置決めすることができる(例え
ば、特開昭63−1695号公報、特開平2−1694
93号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような吊荷姿勢制御装置110を用いて吊荷1の姿勢
制御を行っている際に、当該装置110で発現可能なジ
ャイロモーメントの大きさよりも大きい力の風を上記吊
荷1が受けてしまうと、当該吊荷1が天秤梁102と共
に旋回して、ワイヤ101がねじれてしまい、風がやん
でも旋回を続けるようになり、姿勢制御できなくなって
しまう。このため、上述したような状態を生じた場合に
は、作業員120が棒121で吊荷1を押さえたたり、
吊荷1に予め引掛けたロープ122を引張ったりするこ
とで吊荷1の旋回を止めるようにしており、多大な時間
及び労力を必要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による吊荷姿勢制御装置は、吊荷を吊支
する天秤梁に設けられ、当該天秤梁を旋回させて当該吊
荷の姿勢を制御する吊荷姿勢制御装置において、上記天
秤梁の端部側で当該天秤梁の長手方向と交差する水平方
向に沿った方向の風を受ける風受け板を備え、当該風受
け板の当該天秤梁の長手方向外側が前記風を取り込むよ
うに曲折されていることを特徴とする。
【0005】また、本発明による吊荷姿勢制御装置は、
吊荷を吊支する天秤梁に設けられ、当該天秤梁を旋回さ
せて当該吊荷の姿勢を制御する吊荷姿勢制御装置におい
て、上記天秤梁の端部側で当該天秤梁の長手方向と交差
する水平方向に沿った方向の風を受ける風受け板を備
え、当該風受け板による前記風の受け止めをやめるよう
に当該風受け板をケーシングの内部に収納または当該ケ
ーシングの端面に当接させて収納できることを特徴とす
る。
【0006】上記の吊荷姿勢制御装置においては、前記
風受け板の前記天秤梁の長手方向外側が前記風を取り込
むように曲折されていることを特徴とする。
【0007】上記の吊荷姿勢制御装置においては、前記
風により加わる力の方向及び大きさを検出する検出手段
と、当該検出手段からの信号に基づいて選択した前記天
秤梁の一方の端部側で上記風を受けるように前記受け板
の位置を設定する制御作動手段とを備えてなることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による吊荷姿勢制御装置の
第一番目の実施の形態を図1〜5を用いて以下に説明す
る。なお、図1は、当該装置の適用状態を表す全体概略
構成図、図2は、当該装置の外観図、図3は、当該装置
の内部構造を表す横断面図、図4は、当該装置の内部構
造を表す縦断面図、図5は、ジャイロモーメントによる
姿勢制御の機構図である。
【0009】図1に示すように、クレーンにワイヤ10
1を介して吊支された天秤梁102には、ワイヤ103
を介して吊荷1が吊支されている。天秤102には、ジ
ャイロモーメントを発生させる吊荷姿勢制御装置10が
設けられており、当該装置10は、その内部が次のよう
な構造となっている。
【0010】図3,4に示すように、上記装置10のケ
ーシング11の内部には、ジンバル12が軸支されてお
り、当該ジンバル12は、モータ14aで駆動回転され
るようになっている。ジンバル12の内部には、フライ
ホイール13が軸支されており、当該フライホイール1
3は、モータ14bで駆動回転されるようになってい
る。上記ケーシング11の内部には、上記モータ14
a,14bを制御するコントローラ15及び当該モータ
14a,14bやコントローラ15に給電するバッテリ
16が設けられている。このような構成により、当該装
置10は、図5に示すように、ジャイロ効果に基づくモ
ーメントを発生させることができ、吊荷1の姿勢を制御
することができる。
【0011】一方、図1〜4に示すように、上記装置1
0のケーシング11の上部には、先端側を天秤梁102
の一端側へ向けた張出棒17の基端側が止め具18a及
びボルト18bにより固定されている。張出棒17の先
端には、天秤梁102の長手方向と交差する水平方向に
沿った方向の風を受ける風受け板19が設けられてい
る。
【0012】よって、このような吊荷姿勢制御装置10
を用いて吊荷1の姿勢制御を行っている際に、当該装置
10で発現可能なジャイロモーメントの大きさよりも大
きな力の風を上記吊荷1が受けてしまい、当該吊荷1が
天秤梁102と共に旋回し始めたとしても、当該風によ
り、前記風受け板19が風下側に位置されるように上記
旋回が停止してしまうので、上記吊荷1の姿勢制御を早
急に復帰することができる。
【0013】従って、作業員による吊荷1の旋回停止作
業が不要となり、作業時間を大幅に短縮することができ
ると共に、作業労力を大幅に低減することができる。
【0014】なお、風受け板19の大きさは、吊荷1の
大きさにより選定される。そこで、風受け板19の大き
さと吊荷1の大きさとの相関による旋回停止効果を風洞
実験により求めた。その結果を図6に示す。吊荷1の中
心と風受け板19の中心との水平方向成分の長さをL、
風受け板19の一辺の長さをa、吊荷1の一辺の長さを
bとすると、図6に示すように、bが3mである場合、
Lを3mとすれば、aを1mにすることで最適な効果を
得られることが判明した。
【0015】このような結果に基づき、上述した大きさ
の吊荷1及び風受け板19を用いた場合の吊荷1の旋回
角変位と時間との関係を求めた。その結果を図7(a)
に示す。なお、風速は10m/sとし、比較のため、風
受け板19を用いなかった場合を図7(b)に示す。図
7(b)に示すように、風受け板19がない場合には、
吊荷1が継続して旋回してしまうが、図7(a)に示す
ように、風受け板19を設けた場合には、吊荷1の旋回
速度が小さく、旋回運動が急速に減衰し、大きな効果を
得られることが確認された。
【0016】本発明による吊荷姿勢制御装置の第二番目
の実施の形態を図8を用いて以下に説明する。なお、図
8は、その外観図である。但し、前述した実施の形態と
同様な部材については、前述した実施の形態と同様な符
号を用いることにより、その説明を省略する。
【0017】図8に示すように、吊荷姿勢制御装置20
のケーシング21の一端側には、外部と内部とを連通さ
せる溝21aが形成されている。ケーシング21の内部
には、前述した実施の形態と同様な機器類が設けられて
おり、当該装置20は、前述した実施の形態と同様にジ
ャイロ効果を発現することができるようになっている。
ケーシング21の内部には、張出棒27が上記溝21a
から外部へ突出できるように摺動移動可能に収納されて
いる。当該張出棒27の先端には、蝶番29aにより折
りたたみできるようにされた風受け板29が設けられて
おり、当該風受け板29は、折りたたむことにより、上
記張出棒27と共にケーシング21の前記溝21aを通
ってケーシング21の内部へ収納でき、また、固定具2
9bにより、開いた状態を維持できるようになってい
る。
【0018】従って、このような吊荷姿勢制御装置20
によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得
ることができるのはもちろんのこと、張出棒27及び風
受け板29を収納することができるので、当該風受け板
29による風の受け止めをやめることができ、無風環境
下の場合の余計な抵抗をなくして、吊荷1の姿勢制御に
おける能力低下を防ぐことができる。
【0019】本発明による吊荷姿勢制御装置の第三番目
の実施の形態を図9,10を用いて以下に説明する。な
お、図9は、当該装置の適用状態を表す全体概略構成
図、図10は、当該装置の外観図である。但し、前述し
た実施の形態と同様な部材については、前述した実施の
形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略
する。
【0020】図9,10に示すように、吊荷姿勢制御装
置30のケーシング31の一端側には、先端側である天
秤梁102の長手方向外側を曲折してフィン39cを形
成した風受け板39の基端側が蝶番39aを介して取り
付けられており、当該風受け板39は、上記蝶番39a
部分で折りたたむことにより、ケーシング31の端面に
当接、即ち、収納できるようになっている。風受け板3
9の折りたたみ時に当接する当該風受け板39の面とケ
ーシング31の端面との間には、当該風受け板39を開
けた状態に維持させる固定具39bが着脱自在に取り付
けられている。
【0021】従って、このような吊荷姿勢制御装置30
によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得
ることができるのはもちろんのこと、風受け板39の先
端側にフィン39cが形成されているので、風受け板3
9が風を取り込むやすく、当該風により加えられるモー
メントをさらに大きく低減させることができ、当該風に
よる旋回の停止をさらに早め、吊荷1の姿勢制御をさら
に早く復帰することができる。
【0022】ここで、上述した効果を確認するため、図
11(a)に示すように、上記吊荷姿勢制御装置30の
中心に対する角度αにおけるモーメントMの係数CM
求めた。なお、比較のため、図11(b)に示すよう
に、前述した風受け板39のない場合場合の角度αにお
けるモーメントMの係数CM を求めた。その結果を図1
2に示す。
【0023】図12(b)に示すように、前述したよう
な風受け板39がない場合には、モーメント係数CM
最大値が約0.18となるものの、図12(a)に示す
ように、風受け板39を有する吊荷姿勢制御装置30で
は、モーメント係数CM の最大値が約0.6となり、著
しく低減できることが確認された。
【0024】本発明による吊荷姿勢制御装置の第四番目
の実施の形態を図13〜16を用いて以下に説明する。
なお、図13は、当該装置の適用状態を表す全体概略構
成図、図14は、当該装置の主要部の平面図、図15
は、当該装置の主要部の正面図、図16は、旋回停止効
果の作用を表す概念図である。但し、前述した実施の形
態と同様な部材については、前述した実施の形態と同様
な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0025】図13〜15に示すように、吊荷姿勢制御
装置40のケーシング41の両端側には、先端側である
天秤梁102の長手方向外側を曲折してフィン49cを
形成した風受け板49の基端がピン49dによりそれぞ
れ軸支されている。これらピン49dの上端には、当該
ピン49dを回動させて上記風受け板49を開閉させる
制御モータ42がそれぞれ連結されている。
【0026】一方、図13に示すように、天秤梁102
の上面の中央部分には、風向検出器43が設けられてい
る。吊荷姿勢制御装置40のケーシング41の上面の一
端側には、加速度検出器44が設けられている。上記風
向検出器43及び加速度検出器44は、アンプ45、A
/D変換器46を介して制御装置47の入力部に電気的
に接続されている。当該制御装置47の出力部は、D/
A変換器48を介して前記制御モータ42にそれぞれ電
気的に接続している。
【0027】つまり、上記制御装置47は、風向検出器
43及び加速度検出器44からの信号に基づいて選択し
た一方の風受け板49を開けると共に他方の風受け板4
9を閉じて収納するように前記制御モータ42をそれぞ
れ駆動させるのである。即ち、例えば、図16に示すよ
うに、本装置40が風を受けて、図中、時計回りに旋回
してしまうような場合には、当該風の上流側へ向かう側
の風受け板49を常に開け、当該風の下流側へ向かう側
の風受け板49を常に閉じるようにすることにより、上
記旋回に対する抗力を効果的に得るようにしているので
ある。このような風向検出器43、加速度検出器44な
どにより、本実施の形態では検出手段を構成し、制御モ
ータ42、アンプ45、A/D変換器46、制御装置4
7、D/A変換器48などにより、本実施の形態では制
御作動手段を構成している。
【0028】従って、このような吊荷姿勢制御装置40
によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得
ることができるのはもちろんのこと、風上へ向かう側で
のみ風受け板49で風を受けるようにしたので、旋回の
停止をさらに早め、吊荷1の姿勢制御をさらに早く復帰
することができる。
【0029】本発明による吊荷姿勢制御装置の第五番目
の実施の形態を図17〜20を用いて説明する。なお、
図17は、その平面図、図18は、その正面図、図19
は、その側面図、図20は、旋回停止効果の作用を表す
概念図である。但し、前述した実施の形態と同様な部材
については、前述した実施の形態と同様な符号を用いる
ことにより、その説明を省略する。
【0030】図17〜19に示すように、吊荷姿勢制御
装置50のケーシング51の両端側には、内部と外部と
を連通する溝51aがそれぞれ形成されている。ケーシ
ング51の内部には、風受け板59が上記溝51aから
外部へ突出できるようにローラ59eを介して移動可能
に収納されている。風受け板59の正面側には、ラック
59fが設けられている。当該ラック59fには、ピニ
オン59gが噛み合っており、当該ピニオン59gは、
ケーシング51内に設けられた制御モータ52に連結さ
れている。当該制御モータ52は、前述した実施の形態
と同様な図示しない制御装置に電気的に接続され、当該
制御装置には、前述した実施の形態と同様な図示しない
風向検出器及び加速度検出器が電気的に接続されてい
る。
【0031】つまり、前記制御装置は、例えば、図20
に示すように、本装置50が風を受けて、図中、時計回
りに旋回してしまうような場合には、前記風向検出器及
び前記加速度検出器からの信号に基づいて、当該風の上
流側へ向かう側の端部側へ風受け板59を突出させるよ
うに制御モータ52を駆動させるのである。このような
前記風向検出器、前記加速度検出器などにより、本実施
の形態では検出手段を構成し、制御モータ52、ラック
59f、ピニオン59g、前記制御装置などにより、本
実施の形態では制御作動手段を構成している。
【0032】従って、このような吊荷姿勢制御装置50
によれば、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得
ることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明による吊荷姿勢制御装置は、吊荷
を吊支する天秤梁に設けられ、当該天秤梁を旋回させて
当該吊荷の姿勢を制御する吊荷姿勢制御装置において、
上記天秤梁の端部側で当該天秤梁の長手方向と交差する
水平方向に沿った方向の風を受ける風受け板を備え、当
該風受け板の上記天秤梁の長手方向外側が前記風を取り
込むように曲折されていることから、風による旋回を短
時間で停止させて、吊荷の姿勢制御を早急に復帰するこ
とができるので、作業員による吊荷の旋回停止作業をな
くすことができ、作業時間を大幅に短縮することができ
ると共に作業労力を大幅に低減することができるのはも
ちろんのこと、風受け板が風を取り込みやすく、当該風
により加えられるモーメントを大きく低減させることが
できるので、当該風による旋回の停止をより早めて、吊
荷の姿勢制御をより早く復帰することができる。 また、
本発明による吊荷姿勢制御装置は、吊荷を吊支する天秤
梁に設けられ、当該天秤梁を旋回させて当該吊荷の姿勢
を制御する吊荷姿勢制御装置において、上記天秤梁の端
部側で当該天秤梁の長手方向と交差する水平方向に沿っ
た方向の風を受ける風受け板を備え、当該風受け板によ
る前記風の受け止めをやめるように当該風受け板をケー
シングの内部に収納または当該ケーシングの端面に当接
させて収納できることから、風による旋回を短時間で停
止させて、吊荷の姿勢制御を早急に復帰することができ
るので、作業員による吊荷の旋回停止作業をなくすこと
ができ、作業時間を大幅に短縮することができると共に
作業労力を大幅に低減することができるのはもちろんの
こと、無風環境下の場合の余計な抵抗をなくして、吊荷
の姿勢制御における能力低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吊荷姿勢制御装置の第一番目の実
施の形態における当該装置の適用状態を表す全体概略構
成図である。
【図2】図1の装置の外観図である。
【図3】図2中の装置の内部構造を表す横断面図であ
る。
【図4】図2の装置の内部構造を表す縦断面図である。
【図5】ジャイロモーメントによる姿勢制御の機構図で
ある。
【図6】吊荷の大きさと風受け板の大きさとの相関にお
ける旋回停止効果を表すグラフである。
【図7】吊荷の旋回角変位と時間との関係を表すグラフ
である。
【図8】本発明による吊荷姿勢制御装置の第二番目の実
施の形態の外観図である。
【図9】本発明による吊荷姿勢制御装置の第三番目の実
施の形態における当該装置の適用状態を表す全体概略構
成図である。
【図10】図9の装置の外観図である。
【図11】旋回停止効果の作用を表す概念図である。
【図12】風向角度とモーメント係数との関係を表すグ
ラフである。
【図13】本発明による吊荷姿勢制御装置の第四番目の
実施の形態における当該装置の適用状態を表す全体概略
構成図である。
【図14】図13の装置の主要部の平面図である。
【図15】図13の装置の主要部の正面図である。
【図16】旋回停止効果の作用を表す概念図である。
【図17】本発明による吊荷姿勢制御装置の第五番目の
実施の形態の平面図である。
【図18】図17の装置の正面図である。
【図19】図17の装置の側面図である。
【図20】旋回停止効果の作用を表す概念図である。
【図21】従来の吊荷姿勢制御装置の適用状態を表す全
体見取図である。
【符号の説明】
1 吊荷 10,20,30,40,50 吊荷姿勢制御装置 11,21,31,41,51 ケーシング 17,27 張出棒 19,29,39,49,59 風受け板 21a,51a 溝 29a,39a 蝶番 29b,39b 固定具 39c,49c フィン 42,52 制御モータ 43 風向検出器 44 加速度検出器 47 制御装置 49d ピン 59e ローラ 59f ラック 59g ピニオン 101,103 ワイヤ 102 天秤梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 明 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (56)参考文献 特開 平5−43184(JP,A) 特開 平7−144876(JP,A) 実開 平5−42289(JP,U) 実開 昭60−47789(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/06 - 13/08 B66C 1/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊荷を吊支する天秤梁に設けられ、当該
    天秤梁を旋回させて当該吊荷の姿勢を制御する吊荷姿勢
    制御装置において、上記天秤梁の端部側で当該天秤梁の
    長手方向と交差する水平方向に沿った方向の風を受ける
    風受け板を備え、当該風受け板の当該天秤梁の長手方向
    外側が前記風を取り込むように曲折されていることを特
    徴とする吊荷姿勢制御装置。
  2. 【請求項2】 吊荷を吊支する天秤梁に設けられ、当該
    天秤梁を旋回させて当該吊荷の姿勢を制御する吊荷姿勢
    制御装置において、上記天秤梁の端部側で当該天秤梁の
    長手方向と交差する水平方向に沿った方向の風を受ける
    風受け板を備え、当該風受け板による前記風の受け止め
    をやめるように当該風受け板をケーシングの内部に収納
    または当該ケーシングの端面に当接させて収納できるこ
    とを特徴とする吊荷姿勢制御装置。
  3. 【請求項3】 前記風受け板の前記天秤梁の長手方向外
    側が前記風を取り込むように曲折されていることを特徴
    とする請求項2に記載の吊荷姿勢制御装置。
  4. 【請求項4】 前記風により加わる力の方向及び大きさ
    を検出する検出手段と、当該検出手段からの信号に基づ
    いて選択した前記天秤梁の一方の端部側で上記風を受け
    るように前記受け板の位置を設定する制御作動手段とを
    備えてなることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の吊荷姿勢制御装置。
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