JP3004557U - 上蓋付撒餌入れ具 - Google Patents

上蓋付撒餌入れ具

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JP3004557U
JP3004557U JP1994007669U JP766994U JP3004557U JP 3004557 U JP3004557 U JP 3004557U JP 1994007669 U JP1994007669 U JP 1994007669U JP 766994 U JP766994 U JP 766994U JP 3004557 U JP3004557 U JP 3004557U
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lid
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JP1994007669U
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Inventor
勝哉 金子
Original Assignee
株式会社まるきん
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上蓋が風によりバタつくことなく、雨、日照
りなどから撒餌を守り、なおかつ使いやすい上蓋付撒餌
入れ具を提供する。 【構成】 本体(1)の上縁と上蓋(2)の周囲に2個
のスライダー(3)を有するファスナー(4)を設け、
ファスナー(4)の短辺の一辺に止め部(5)(5)と
接続部(9)を設け、上蓋(2)の外側内に一対の留め
具(6)(6)と、上蓋(2)の内側にタオル掛け
(7)、本体の短辺側面下部にポケット(8)を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、魚釣りの撒餌入れ用角バケツ(通称バッカン)の、主に上蓋に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッカン本体の略長方形の上縁に沿ってファスナーを設け、長辺の一辺 の中央付近にスライダーの止め部が設けてあった。ほとんどの場合スライダーを 2個、止め部も2カ所設けてあった。
【0003】 また、上蓋の外側にはドットボタンなどの凸部または、凹部を設け、接続部を 設けた側の本体側面に前記凸部、凹部に合わさる凹部、凸部を設けてあった。
【0004】 あるいは、接続部を設けた側の本体側面の吊手の基部に上蓋を保持するための 、ひも等を備えたものもあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
これらには、次のような欠点があった。 上蓋を全開して使用する際、上蓋を固定、あるいは保持する装置がないと、風に より上蓋がバタバタして使いずらく、ときには風により上蓋が閉じてしまったり 、本体が移動したりして、そのたびに上蓋を開け直したり、本体を使いやすい位 置に戻してやらなければならなかった。
【0006】 この欠点を除くために、上蓋にドットボタンなどを設け本体側面に固定する方 法が考案されたが、この方法では同じ本体側面にある吊手が隠れてしまい、同じ 磯の上あるいは防波堤の上で釣場を移動する際に吊手が持てずに不便であった。
【0007】 そこで、上蓋を巻き込んで吊手基部にひもなどで固定する考案がなされ、移動 の際の不便は解消されたが、この方法では雨に弱く、本体内の撒餌が水びたしに なり、また日照りの強い日には撒餌が乾燥したり、変色する等の傷みが早かった 。
【0008】 雨、日照り等に関して従来は、ファスナーは全開、または半開して上蓋を本体 にかぶせる状態で使用し、撒餌のたびに手で上蓋を持ち上げていた。ファスナー 全開の場合、風により上蓋がバタついたり、開いてしまうことが多く、ファスナ ー半開の場合、風によるバタつきを少なくするためにスライダーの位置を両側の 短辺の中程にすると、上蓋を手で持ち上げる幅が狭くなり、上蓋が持ちづらく、 撒餌しゃくも使いづらかった。
【0009】 また、餌入れ具を本体の上縁にかけて使用する場合においても、雨、日照りか ら餌を守るために本体内に収納すると、上蓋を持ち上げながら撒餌しゃくを使う ことになり、餌入れ具がじゃまになっていた。 本考案は、以上のような欠点を除き、上蓋が風によりバタつくことなく、雨や 波しぶきや日照り等から本体内の撒餌の傷みを守り、なおかつ使いやすい上蓋付 撒餌入れ具を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は以下の構成よりなる。 (イ)、本体(1)の略長方形の上縁と、前記上縁と同じ略長方形の上蓋(2) の周囲に2個のスライダー(3)を備えたファスナー(4)を設ける。 (ロ)、ファスナー(4)の短辺の一辺の中程に、止め部(5)(5)と接続部 (9)を設ける。 (ハ)、上蓋(2)の外側の両短辺側に一対となる留め具(6)(6)を設ける 。 (ニ)、上蓋(2)の内側の接続部(9)に近い所にタオル掛け(7)を設け、 接続部(9)側の本体(1)の短辺側面外側下部にポケット(8)を設ける。
【0011】
【作用】
上蓋(2)の外側に設けた一対の留め具(6)(6)により、上蓋(2)を半 分に折り畳むことができ、さらに折り畳んだ状態で上蓋(2)を接続部(9)を 介して外側へ返し、タオル掛け(7)に、撒餌攪拌具、予備の撒餌しゃく等を通 し、その先端を本体(1)の側面下部に設けたポケット(8)に差し込んで上蓋 (2)を押さえる。
【0012】 2個のスライダー(3)を備えたファスナー(4)により、上蓋(2)の開閉 が任意の位置で自由にできる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 (イ)、略直方体の長辺側両側面に吊手(11)を有する本体(1)の略長方形 の上縁と、前記上縁と同じ略長方形の上蓋(2)の周囲に2個のスライダー(3 )を備えたファスナー(4)を設ける。 (ロ)、ファスナー(4)の短辺の一辺の中程にスライダー(3)の止め部(5 )(5)と、上蓋(2)と本体(1)の接続部(9)を設ける。 (ハ)、上蓋(2)の外側の両短辺側の適当な場所に、ドットボタン、マジック テープ(登録商標)などの一対となる留め具(6)(6)をそれぞれ設ける。 (ニ)、上蓋(2)の内側の接続部(9)に近い所にタオル掛け(7)を設け、 接続部(9)側の本体(1)の短辺側面下部にポケット(8)を設ける。 (ホ)ポケット(8)の下部に、水抜き用の穴(10)を設けることもある。
【0014】 本考案は以上のような構造で、これを通常使用する時は、ファスナー(4)を 全開し、留め具(6)(6)により上蓋(2)を二つ折にして、接続部(9)を 介して本体(1)短側面側に返し、上蓋(2)の内側に設けたタオル掛け(7) に撒餌攪拌具、予備の撒餌しゃく等を通し、その先端をポケット(8)に差し込 んで上蓋(2)の風によるバタつきを押さえることができ、吊手(11)は自由 に起こすことができる。
【0015】 雨、波しぶき、日照りなどが気になる時は、留め具(6)(6)により上蓋( 2)を二つ折にした状態で、ファスナー(4)を長辺の中程までそれぞれ閉じ、 本体(1)内に餌入れ具(12)を収納する時は、片方のファスナー(4)を少 し開けておけば、上蓋(2)の陰に収納できる。
【0016】 上蓋(2)は、二つ折せずに、そのままの状態でファスナー(4)を任意の位 置で止めて使用することもある。
【0017】
【考案の効果】
まず、ファスナーの止め部、接続部を長辺側から短辺側に変えることにより、 吊手を常時自由に持てることになる。風対策として、上蓋と本体を留め具で留め たり、上蓋を巻き込んでひもで固定したりしていたが、吊手も撒餌入れ具の重要 な部品であり、使用者である釣人から見れば、従来のように吊手を持つたびに留 め具を外したり、巻き込んでひもで押さえたり、雨が降ればまた、ひもを外して 蓋をかぶせたり、いろいろ面倒だと言う声が多かった。上蓋は上蓋、吊手は吊手 としてできるだけ常時自由に効果的に使えることが望ましい。
【0018】 本考案では、風対策として、上蓋内側のタオル掛けと本体のポケットを利用し て、二つ折した上蓋を押さえることで風によるバタつきを防いでいる。撒餌攪拌 具や予備の撒餌しゃくは当然釣場に持参するものであって、これらの収納も考え た上でのことである。
【0019】 また、接続部を短辺側に変えることは、いわゆる本体、上蓋を縦長に使うと言 うことになり、逆に従来の長辺側に接続部が設けられていたものは、横長に使っ ていたことになる。雨が降り、風もあるといったときに、ほとんどの場合ファス ナーを半開き状態で使用し、風対策として上蓋をある程度ファスナーで押さえ、 開いている部分を手で持ち上げて使っていた。横長に使うと開いている部分の奥 行きが短くなり、持ち上げにくく、撒餌しゃくが使いずらかった。縦長に使えば 奥行きが長くなり、使いやすくなる。また、奥行きが長いと、それだけ釣人の任 意の位置で開きの部分、閉じの部分が調節でき、餌入れ具を本体内に入れて使う 場合も本体内のスペースを有効に利用できるし、本体内の状況が見やすくなる。
【0020】 次に、上蓋にドットボタン、マジックテープ(登録商標)などを一対になるよ う設けて、上蓋を二つ折にできるので、小雨、波しぶき、日照りなどから本体内 の撒餌を守ることができる。特に、強い日照りにより、撒餌やつけ餌が乾燥して カラカラになったり、変色してしまったり傷みが早かった。これは釣果にも少な からず影響を及ぼしていた。そこで、上蓋を二つ折にして、ファスナーを閉じれ ば風にも強く、上蓋の下は日陰となり、撤餌が傷むこともないし、上から内部が よく見え、撒餌しゃくも扱いやすい。餌入れ具を本体内の上蓋の下に入れれば、 つけ餌も傷まない。雨や波しぶきについても同様のことが言える。付け加えれば 、上蓋を二つ折にするためにも縦長に使ったほうが有効である。横長に使うと、 上蓋が二つ折しにくい、留め具も2ケ所ほど必要となる、開口部の奥行きが短い ので撒餌しゃくの操作がしにくい、などの欠点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の上蓋を折り畳んだ状態の斜視図であ
る。
【図2】本考案の上蓋を閉じた状態の斜視図である。
【図3】本考案の上蓋を半開き状態にした斜視図であ
る。
【図4】従来の撒餌入れ具の上蓋を閉じた状態の斜視図
である。
【図5】従来の撒餌入れ具の上蓋を巻き込んだ状態の斜
視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 上蓋 3 スライダー 4 ファスナー 5、5 止め部 6、6 留め具 7 タオル掛け 8 ポケット 9 接続部 10 穴 11 吊手 12 餌入れ具 13 ひも

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体の長辺側両側面に吊手(11)
    を有する本体(1)の上縁と、上蓋(2)の周囲に2個
    のスライダー(3)を備えたファスナー(4)を設け、
    前記ファスナー(4)の短辺の一辺に止め部(5)
    (5)と、本体(1)と上蓋(2)の接続部(9)を設
    けてなる、上蓋付撒餌入れ具。
  2. 【請求項2】 上蓋(2)の外側に一対となる留め具
    (6)(6)を設けてなる請求項1記載の上蓋付撒餌入
    れ具。
  3. 【請求項3】 上蓋(2)の内側の接続部(9)に近い
    所にタオル掛け(7)を設け、接続部(9)側の本体
    (1)の短辺側面下部にポケット(8)を設けた請求項
    2記載の上蓋付撒餌入れ具。
JP1994007669U 1994-05-24 1994-05-24 上蓋付撒餌入れ具 Expired - Lifetime JP3004557U (ja)

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