JP3003547U - エアーパワードポンプ用ａｃプレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はエアーパワードポンプに使用される
挿入プレートにＡＣ弁を取り付けＡＣプレートとして新
たな機能を付加し、ポンプアップ前のエアー抜きを自動
的に行うものである。 【構成】 本構成はプレート４にＡＣ弁３を設け、エア
ーチューブ１２を通じてＡＣスイッチ１、このＡＣスイ
ッチを経由してＡＣ弁の開閉とプレートの上下動作の切
り替えを行う上昇−下降切り替えスイッチ２、プレート
上昇時の補助をさせる役目のエアー封入弁１１、さらに
中心を約１／４切り取ったビニールシート５から構成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一般産業機械として幅広く使用されるエアーパワードポンプの中で、 高粘度材料に使用される挿入プレートに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

高粘度材料のエアー抜きは、エアー抜き棒及びエアー抜きバルブ等を直接、手操 作していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

エアー抜き操作の簡略化とその操作によって生じていた挿入プレート周囲の汚染 の解消、この２つの問題を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

従来のエアー抜き棒等の代わりに、エアーアクチェーター弁を取り付けその弁と 連結したエアーチューブを通じて切り替えスイッチにより、遠隔操作を行い問題 点を解決している。

【０００５】

【作用】

上昇−下降切り替えスイッチを下降にすれば、エアーパワードポンプと一体のプ レートが下降し、缶材料の表面に密着されているビニールシート上面迄挿入され 停止するが、この動作中プレート〜ビニールシート間のエアーは、アクチェータ ー弁を通じて自動的に外部へ排除される。

【０００６】

【実施例】

以下添付図に従って実施例動作を説明する。 １はＡＣ弁３を開閉するＡＣスイッチ、２は１と直結されプレートの上下切り替 えを兼ねた上昇−下降切り替えスイッチ、４はプレート、５はドラム缶内のオフ セットインキ水平表面及び缶内壁に密着したビニールシート、６は４に装着され 缶内でビニールシートに密着してスライドするゴム板、７は高粘度材料のオセッ トインキ、８はその内蔵容器のドラム缶、９はプレートと一体になっているエア ーパワードポンプ、１０は２の操作で作動するエアーシリンダー、１１はプレー ト上昇時に使用するエアー封入弁、１２はエアー操作回路のエアーチューブであ る。 ４のビニールシートはプレートを装着する前中心を切り取っておく。今、インキ の入ったドラム缶をプレート直下にセット後、２を下降にすれば操作エアーが３ を開にするとともに１０のエアーシリンダーを介して４はＬ１位置からＬ２位置 迄下降して停止する。この動作中４〜５間のエアーは３から自動的に排出され２ をオフにすればエアー抜き作業は完了となる。

【０００７】

【考案の効果】

エアー抜き作業が切り替え弁のワンタッチ操作のため、熟練技能を伴わないので 誰にでも簡単に操作可能であり、且つ材料によるエアー抜き口周囲の汚染が無く なる為清掃作業も不必要で、操作時間の短縮と周囲の環境が改善される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の機器構成図である

【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。

【図３】本機構のエアー操作回路図である

【符号の説明】

１ ＡＣスイッチ ２ 上昇−下降切り替えスイッチ ３ ＡＣ弁 ４ プレート ５ ビニールシート ６ ゴム板 ７ オフセットインキ（高粘度材料） ８ ドラム缶 ９ エアーパワードポンプ １０ エアーシリンダー １１ エアー封入弁 １２ エアーチューブ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 エアーパワードポンプの付属部品である
   挿入プレートにアクチェーター弁を設けた、ドラム缶内
   の高粘度材料をポンプアップする為の容器内のエアー抜
   き機構である、エアーパワードポンプ用ＡＣプレート。