JPS6111650Y2 - - Google Patents

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JPS6111650Y2
JPS6111650Y2 JP11664679U JP11664679U JPS6111650Y2 JP S6111650 Y2 JPS6111650 Y2 JP S6111650Y2 JP 11664679 U JP11664679 U JP 11664679U JP 11664679 U JP11664679 U JP 11664679U JP S6111650 Y2 JPS6111650 Y2 JP S6111650Y2
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head
titration
plate
dispensing
needle
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JP11664679U
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JPS5635050U (ja
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、滴定プレートまたは試験管に対し
て検体等を分注する分注作業と、その滴定プレー
トに例えばクームス試験で使用する洗浄液等を吐
出する吐出作業とその吐出した洗浄液を吸引する
吸引作業とが併せてできるようにした分注装置に
関するものである。
図面に基づき実施例について具体的に説明する
と、1は機台aの上方に装着した分注専用のヘツ
ドで、第2図の如くポンプ装置10が組込まれて
いる。
ポンプ装置10は、前記機台aから上方に突設
した支持枠体2に装架支持したポンプ主体枠11
によつて支持されていて、滴定針12を下方に向
け装着した上下方向のシリンダー13に、そのシ
リンダー13内を往復動するピストン14を嵌挿
してある。そして常時は上方へ向け付勢されるバ
ネ15…によつて上下動自在に4個所支持したプ
レート板16によつて上記ピストン14の頭を支
持し、プレート板16をバネ15に抗して押圧さ
せることで排出していくようにしてある。また、
プレート板16の押圧を解除するとバネ15によ
つてピストン14が復帰する際に、そのピストン
14の上昇で吸引するようにしてある。
この実施例では、ポンプ装置10によつて滴定
針12から吸引・分注(排出)される一回の量を
最少で、1マイクロリツトル、最大で12マイクロ
リツトルまで使用できるようシリンダー13の径
及びピストン14の押込ストロークをそれぞれ設
定し、このように構成したポンプ装置10を縦・
横に60本整列して配位してある。
3…は、前記ピストン14の頭を一斉に押圧す
る押圧装置である。
押圧装置3…は、第3図の如く前記プレート板
16の上面に作用させたピストン押板30の上面
の各四隅より四点支持となるよう立上げた外筒3
1…にねじ筒32…を螺合し、そのねじ筒32の
上端部位を前記支持枠体2に回転自在に支承して
上方へ突出させ、その突出部に装着したスプロケ
ツト33…と支持枠体2の側方に取付けたピスト
ン押板駆動用モーターMのスプロケツト34とに
伝導チエーン35を掛廻し、そのモーターMの
正・逆転によつてねじ筒32を、右廻転、左廻転
させることでピストン押板30を昇降作動する構
成となつている。また、上記ピストン押板駆動用
モーターMは、低速回転用に作られている。前記
モーターMのスプロケツト34と反対側に突出さ
せた下位のモータ軸36に円板37を取付け、そ
の円板37の外周に前方が開放するよう切欠した
多数の切欠孔38(この実施例では10個)の位置
に対応させて上下にスイツチ(光電管)S・Sを
配位してある。このスイツチS・Sは、機体の前
面パネル20に設けたデジタル式の制御釦21に
よつて設定した切欠孔38の数を数えていき、円
板37が回転して設定した数例えば20(2回転)
になるとモータMをオフにするよう作用する。4
は洗い専用のヘツドである。
ヘツド4は、第6図の如く吸引針40を具備す
るヘツド室41と滴定針42を具備するヘツド室
43とが上下に形設されていて、各吸引針40と
滴定針42とを2本一緒に並べて縦・横に60本整
列させて下方に向け突出させてある。この実施例
では、下位側のヘツド室43に設けた滴定針42
を径大に形成し、その滴定針42と対応する部位
に前記滴定針42より縮径した吸引針40を上位
側のヘツド室41に配位させておいて吸引針40
が下位側のヘツド室43を貫通し、さらに滴定針
42の内腔を通つて下方に突出する2重構造の形
状としてあるが、滴定針42と吸引針40の径を
同一として2本並設するようにしてもよい。5は
前記下位側のヘツド室43へ洗浄液、例えば滴定
プレートWのプレート穴に分注された血球を洗う
生理食塩水等を送り込む吐出作用と吸引針40を
介して前述洗浄液等を吸引作用するポンプ装置で
ある。
ポンプ装置5は、第4図の如く吸引口50と吐
出口51とを具備する通常のエアポンプに作られ
ていて、前記吐出口51より延長したパイプ52
を、密閉されたタンク53内腔の上端部、即ち上
方の空気層内にリリーフバルブ(図示していな
い)により一定圧がかかるよう望ませてある。ま
た、前記タンク53内にはパイプ54の一方の端
部54aが前述タンク53の底に望み、かつ他方
の端部54bが前記下位側のヘツド室43に接続
連通している。また、吸引口50より延長したパ
イプ55を、密閉された回収タンク58の内腔の
上端部、即ち、上方位置に臨ませるとともに、さ
らにそのタンク58よりパイプ56を延長し、そ
の延長端を上位側のヘツド室41と接続連通させ
てある。
6,6′は前記各タンク53,58とヘツド室
41,43とを結ぶ前記各パイプ54,56の中
間部に配位装設した制御弁である。この制御弁
6,6′は、制御装置T.T′、この実施例ではタイ
マーのオン・オフによつて作動制御するようにな
つていて、機台aの前面パネル20に設けたダイ
ヤル22,23によつて所望の時間、例えば1.5
秒セツトして始動スイツチ釦24を押すとそのセ
ツト時間だけ制御弁6,6′が開口し、セツト時
間が過ぎると制御弁6,6′を閉塞する従来公知
のもので、一方の制御弁6の制御装置Tは、滴定
針42で分注した後、続いて吸引針40でそれを
吸引するよう他の制御弁6′の制御装置T′に対し
て遅れて作動する構成となつている。
7は滴定プレートW(あるいは試験管立の場合
もある)を載せるプレート受台70を、第7図,
第8図及び第11図,第14図の如く往復動自在
に制御する第1作動装置で、第4図の如く機台a
の左右(図面左右方向)に渡架した2本のレール
77(反対側は図示していない)に対して摺動自
在に装着した台枠71に上下方向のロツド72,
72によつて前記プレート受台70を昇降自在に
支持するとともに、正・逆転用のモータM1のモ
ータプーリ73と、前記モータM1の正・逆転に
より往復動(図面左右方向)するよう左右の転輪
74,74に伝導チエン75をエンドレスに掛廻
し、そのチエン75を台枠71の脚部71aに連
結してある。そしてプレート受台70の位置決め
は、左右に配位したマイクロスイツチS1・S2に台
枠71が当接することでモータM1のスイツチを
オフに切換制御することで行なう。
なお、S3はプレート受台70が各ヘツド1,4
より外側の待機姿勢に位置決めするマイクロスイ
ツチで、前面パネル20の切換釦25によつて切
換制御される。
また、プレート受台70は、滴定針12群の下
位で位置決めされたときに第9図及び第12図に
示す如く前記ヘツド1,4の針先に対して上昇し
ていき分注されると、再び下降するよう第作動
装置8とによつて上下動自在に制御される。第
作動装置8は、前記台枠71より下方に延長した
枠体80に手元スイツチ(図示していない)によ
りオンになるモータM2を据付けそのモータM2
回転軸81にカム板82と制御板83とを取付
け、カム板82のカム面82aに前記プレート受
台70より垂設した作動ロツド84の先端(下端
部)を作用させてある。作動ロツド84は前記カ
ム板82の回転で上下動し、そのモータM2のオ
フは前記制御板83の作用面83aに配位したマ
イクロスイツチS4が作用面83aの窪に落ち込む
ことによつて行なう。
次に、作用効果について説明すると、機台の上
方に、縦横に整列した複数の滴定針を具備する分
注専用のヘツドと、そのヘツドの横に、吸引針と
滴定針とを2本一緒に並設して縦横に整列し、そ
れら吸引針と滴定針とによつて吸引・分注する洗
い専用のヘツドを設け、前記機台には、作動装置
により各ヘツドの下位に臨むよう往復動し、かつ
各ヘツドの針先に対して離接自在となるよう上下
動するプレート受台を装設したものであるから、
右側の分注専用のヘツド1によつて検体等の分注
が行なえるようになるとともに、左側の洗い専用
のヘツド4によつて洗浄液等を吐出する吐出作業
と前記洗浄液を吸引する吸引作業とが行なえるよ
うになる。
このように、この考案によれば、右側のヘツド
1で検体等の分注を行ない、その検体を例えば、
クームス試験のように洗浄液で2回・3回と洗浄
しながら判定する検査等にあつても、左側のヘツ
ド4で洗浄液等の吐出と吸引作業とが同じヘツド
で行なえるので検査が能率的に行なえるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した分注装置の正面
図、第2図は分注専用のヘツドの一部切断正面
図、第3図は同上の作動状態を示す概要説明図、
第4図は全体の概要説明図、第5図は第作動装
置を横からみた側面図、第6図は洗い専用のヘツ
ド4を示す切断面図、第7図,第8図,第9図,
第10図,第11図,第12図,第13図,第1
4図はプレート受台の作用説明図である。 図面符号の説明、1……分注専用のヘツド、2
……支持枠体、3……押圧装置、4……洗い専用
のヘツド、5……ポンプ装置、6・6′……制御
弁、7……第作動装置、8……第作動装置、
12……滴定針、40……吸引針、41……滴定
針のヘツド室、42……滴定針、43……吸引針
のヘツド室、W……滴定プレート、a……機台、
70……プレート受台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台の上方に、縦横に整列した複数の滴定針を
    具備する分注専用のヘツドと、そのヘツドの横
    に、吸引針と滴定針とを2本一緒に並設して縦横
    に整列し、それら吸引針と滴定針とによつて吸
    引・分注する洗い専用のヘツドを設け、前記機台
    には、作動装置により各ヘツドの下位に臨むよう
    往復動し、かつ各ヘツドの針先に対して離接自在
    となるよう上下動するプレート受台を装設したこ
    とを特徴とする分注装置。
JP11664679U 1979-08-24 1979-08-24 Expired JPS6111650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11664679U JPS6111650Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24

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JP11664679U JPS6111650Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24

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JPS5635050U JPS5635050U (ja) 1981-04-06
JPS6111650Y2 true JPS6111650Y2 (ja) 1986-04-12

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JP11664679U Expired JPS6111650Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24

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JPH05861Y2 (ja) * 1984-11-27 1993-01-11
JPH0718873B2 (ja) * 1986-07-04 1995-03-06 東ソー株式会社 洗浄液給・排水用ノズル装置
WO2010087119A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
TWI618489B (zh) * 2013-03-06 2018-03-21 Asce Co Ltd Needle-free liquid injection device and method

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