JP3003388U - あんまいす - Google Patents

あんまいす

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JP3003388U
JP3003388U JP1994005549U JP554994U JP3003388U JP 3003388 U JP3003388 U JP 3003388U JP 1994005549 U JP1994005549 U JP 1994005549U JP 554994 U JP554994 U JP 554994U JP 3003388 U JP3003388 U JP 3003388U
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JP
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backrest
arm
seat
vibrator
pillow portion
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Application number
JP1994005549U
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English (en)
Inventor
春男 瀬尾
Original Assignee
明峰化工株式会社
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Publication date
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 肩や首に快適にフィットし、未使用時には通
常のいす等として使用できるあんまいすの提供。 【構成】 背もたれ30と座10とを備え、背もたれの
上端中央部が頭部を支える高さに突出されたまくら部3
2とされ、まくら部の左右に並んで、上方に延びるアー
ム31が形成され、このアームが前方に多数段に屈曲可
能で、屈曲状態において下面となる側にバイブレーター
33が内蔵され、まくら部とアームとは、弾力を有する
被覆部材で覆われてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、いすにあんま器が内蔵されてなるあんまいすに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来のあんまいすは、背もたれから突出して設けられた握りこぶし程度の大き さの揺動片を揺動させるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のあんまいすは、揺動片が握りこぶしのような略球形状か らなるので、肩や首の広範囲にわたって揺動片を密着させることができず物足り なかった。 また、従来のあんまいすは、背もたれから揺動片が突出していたので、通常の いすとしての使用が困難であり、未使用時には置き場所に困った。 本考案はこれらの課題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、背もたれ30と座10とを備え、背もたれ30の左右上部にアー ム31が形成され、このアーム31が前方に屈曲可能で、内部にバイブレーター 33を内蔵されてなることを特徴とするあんまいす1である。 また、好ましくは、背もたれ30と座10とを備え、背もたれ30の上端中央 部が頭部を支える高さに突出されたまくら部32とされ、まくら部32の左右に 並んで、上方に延びるアーム31が形成され、このアーム31が前方に多数段に 屈曲可能で、屈曲状態において下面となる側にバイブレーター33が内蔵され、 まくら部32とアーム31とは、弾力を有する被覆部材で覆われてなることを特 徴とするあんまいす1である。
【0005】
【作用】
この考案のあんまいす1は、座10に腰掛けた後、アーム31を前方に屈曲し て肩へフィットさせて使用する。この際、肩へのフィットの強さによって、あん まの強さを調整することができる。また、身長、座高の高さに応じて容易に肩へ のフィット位置を変えることができる。 また、あんまの未使用時には、アームを背もたれ側に戻しておけば、いすやソ ファとして使用することができる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案のあんまいす1について、さらに詳細に説明する。 図1と図2は、この考案のあんまいす1の一実施例を示す正面図であり、図3 は一部を断面にした側面図である。 この考案のあんまいす1は、人が腰掛けることができる座10と、この座10 の後端部に座面11から上方に設けられる背もたれ30と、前記座10の下部に 設けられる台座50とからなる。
【0007】 座10と背もたれ30とは弾力性のあるクッション材からなり、座10の左右 両側部には、ひじ掛け12が設けられている。 背もたれ30の上部は幅方向に3分割され、バイブレーター33を内蔵された アーム31が左右両側に形成されている。このアーム31は、図2や図3に示す ように、座10のある方向である前方に、任意の角度で自在に曲げることができ る。また、背もたれ30は図3に示すように、複数段階にリクライニングが可能 であり、外側に最も倒した状態では水平状態にすることができると共に、座10 のある前方へ倒すこともできる。さらに、背もたれ30の左右上部のアーム31 に挟まれたまくら部32も前方に屈曲させて起こすことができる構成とすれば、 背もたれを倒した状態で使用しても首が疲れないので好適である。 なお、ひじ掛け12には、図9に示すように、外面側に小物などを収納してお くことができるポケット13を設けてもよい。 いすの下部に設けられた台座50は、スチール製のパイプによって形成され、 座10を回動自在に支持している。これによって、図3に示すように台座50を 固定した状態でいすの向きを任意に変えることができる。
【0008】 図4は、この実施例のフレームを示した図であり、背もたれ30を水平状態に まで倒した状態を示している。 背もたれ30と座10とのフレーム30A,10Aは、スチール製パイプが屈 曲形成されてなり、両者は5段のリクライニング金具20Aにより連結されてい る。背もたれ上部は、幅方向に3分割され、中央のまくら部32となる部分は、 略コ字形状に屈曲形成されたパイプ32Aからなり、左右のアーム31は、半円 弧状の先端部31Aが、シングルジョイント31B及び3連のジャバラ金具31 Cを介して、背もたれ30Aと連結されている。これによって、アーム31は、 背もたれ30に対して屈曲自在である。なお、31Dは座金、31Eはストッパ ー金具であり、アーム31が左右に首振りするのを防止している。 座10Aの上部には、図5に示すようなひじ掛け用フレーム12Aが、XとY とをそれぞれ図4と対応させて固着されている。座10Aの下部には、2本の角 パイプ10Bが固着され、この角パイプ10Bには、図6に示すような台座50 が固定される。この台座50は、四角形状にパイプが屈曲形成されてなる台座本 体50Aに対して、座への取付部50Bが回動自在に設けられている。 また、背もたれ30Aと座10Aは、複数の補強用部材20Bによって補強さ れている。 この実施例のあんまいすでは、背もたれと座とひじ掛けとの各フレーム30A ,10A,12Aを、クッション材などで覆って使用している。
【0009】 アーム31に内蔵されているバイブレーター33は、直流モーター34によっ て駆動され、この直流モーター34は、図7に示すような回路によって、スイッ チ36でオン、オフされる。図8は、この構成をさらに具体的に示したものであ り、電源37は単1乾電池2本を直列結合してなり、電池は電源ボックス37a に収納されている。そして、この電源37によって、直流モーター34を回転さ せ、モーター出力軸34aに設けられた振子35を回転させて振動を発生させる のである。バイブレーター33を駆動させるか否かは、電源ボックス37aとモ ーター34との間に配置したスイッチ36により行われる。このスイッチ36の 構成は特に問わないが、例えば図8に示したようなチェーン36aを引くことに より接点36b,36cをオンオフする構成のものでもよい。
【0010】 なお、前記電源ボックス37aを背もたれ30の一側面部に設け、背もたれ3 0のカバーをこの一側面部でチャックする構成にすると、電池の交換を容易に行 うことができるので好適である。また、電源37は、充電池を用いて必要に応じ て家庭用コンセントから充電できる構成としてもよいし、ACアダプターを接続 できる構成として家庭用のコンセントからの交流を直流に変換して使用できるよ うにしてもよい。 スイッチ36は、電源ボックス37aとモーター34との間に設けられ、背も たれ30の側面のカバーのチャック部分のすきまから外部に引き出されているが 、ひじ掛け12内にスイッチ36を内蔵してひじ掛け12の表面からスイッチ3 6を操作することができる構成としてもよい。この場合、いす1の内部に配線す ることができるので、外部にコード38が露出しない。 なお、バイブレーター33はアーム31以外の箇所にも設置することができる 。例えば、腰や太股にもあんま作用を起こせるように、背もたれ30や座10の 所要箇所にバイブレーター33を内蔵してもよい。
【0011】 次に、この考案のあんまいす1の使用方法について説明する。 図9は、この考案のあんまいす1の使用状態を示す斜視図であり、使用者は、 このあんまいす1に腰掛けて、背もたれ30の上部のアーム31を前方に折り曲 げて、肩にあてる。この際、肩へのフィットのさせ方は各自の好みに合わせるこ とができる。つまり、肩に強い振動を与えたい場合には、アーム31の曲げを大 きくして肩に密着させ、弱い振動で充分な場合には、アーム31の曲げは小さく して肩に軽く当てる程度にすればよい。このように、本考案のあんまいす1は、 モーター34の出力を変化させなくとも肩へのフィットの仕方を変化させるだけ で、強度調整が可能である。なお、モーター34と電源37との間に制御回路を 設けて、スイッチ36によりモーター34の出力を変化させることもできるのは もちろんである。
【0012】 また、背もたれ30をリクライニング可能とすれば、背もたれ30を好みの角 度にして使用することができる。例えば、背もたれ30を完全に倒して使用すれ ば、寝ながらにしてあんまを受けることも可能である。この際、背もたれ30上 部のまくら部32を起こせばさらに快適に使用することができる。 さらに、この考案のあんまいす1は、アーム31を倒さずに、背もたれ30側 に戻しておけば、通常のいすとして使用することも可能であるから、通常のいす の状態で読書やテレビを見たりして、疲れたときにあんま器として使用すること ができ、さらに、眠たくなった場合には背もたれ30を倒してソファベットのよ うに使用することもできるのである。 その上、この考案のあんまいす1は、従来のものとは異なり直流モーター34 を使用しており、直流電源37により駆動されるので使用場所を選ばない。また 、背もたれ30を前方に倒すこともできるので、移動にも便利である。
【0013】
【考案の効果】
この考案のあんまいす1は、背もたれ30の左右上部のアーム31にバイブレ ーター33を内蔵し、このアーム31を任意の角度で前方に曲げることができる ので、使用者の好みに応じたフィット感で使用することができ、肩へのフィット の度合いを調整することによりあんまの強さを調整することも可能である。また 、アームが従来の揺動片と比較して大きいので、肩や首の広範囲にあんまを受け ることができる他、寝た状態においても使用することができるなど、各自の好み に応じた快適なあんまを実現することができる。 この考案のあんまいす1は、あんま器の未使用時には、アーム31を背もたれ 30側に戻しておくだけで通常のいすやソファと変わりなく使用することができ る他、背もたれを後方に倒して使用すれば、ソファベッドのようにベッドとして も使用することができるので、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のあんまいすの一実施例を示す正面図
である。
【図2】この考案のあんまいすの一実施例を示す正面図
であり、アームを前方に曲げた状態を示す。
【図3】この考案のあんまいすの一実施例を示す側面図
である。
【図4】この考案のあんまいすの一実施例のフレームを
示す図である。
【図5】この考案のあんまいすの一実施例のひじ掛けの
フレームを示す斜視図である。
【図6】この考案のあんまいすの一実施例の台座を示す
図である。
【図7】この考案のあんまいすの一実施例のバイブレー
ターの駆動回路を示す図である。
【図8】この考案のあんまいすの一実施例のバイブレー
ターの駆動回路をさらに具体的に示す図である。
【図9】この考案のあんまいすの一実施例の使用状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 あんまいす 10 座 12 ひじ掛け 30 背もたれ 31 アーム 32 まくら部 33 バイブレーター 34 直流モーター 36 スイッチ 37 直流電源 50 台座

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれと座とを備え、 背もたれの左右上部にアームが形成され、 このアームが前方に屈曲可能で、内部にバイブレーター
    を内蔵されてなることを特徴とするあんまいす。
  2. 【請求項2】 背もたれと座とを備え、 背もたれの上端中央部が頭部を支える高さに突出された
    まくら部とされ、 まくら部の左右に並んで、上方に延びるアームが形成さ
    れ、 このアームが前方に多数段に屈曲可能で、屈曲状態にお
    いて下面となる側にバイブレーターが内蔵され、 まくら部とアームとは、弾力を有する被覆部材で覆われ
    てなることを特徴とするあんまいす。
  3. 【請求項3】 背もたれと座とを備え、 背もたれの上端中央部が頭部を支える高さに突出された
    まくら部とされ、 まくら部の左右に並んで、上方に延びるアームが形成さ
    れ、 このアームがまくら部と左右に密着すると共に同一高さ
    とされ、しかも、前方に多数段に屈曲可能で、屈曲状態
    において下面となる側にバイブレーターが内蔵され、 まくら部とアームとは、弾力を有する被覆部材で覆われ
    てなることを特徴とするあんまいす。
JP1994005549U 1994-04-20 1994-04-20 あんまいす Expired - Lifetime JP3003388U (ja)

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