JP3002618U - 無線通信機の表示装置 - Google Patents

無線通信機の表示装置

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JP3002618U
JP3002618U JP1994003152U JP315294U JP3002618U JP 3002618 U JP3002618 U JP 3002618U JP 1994003152 U JP1994003152 U JP 1994003152U JP 315294 U JP315294 U JP 315294U JP 3002618 U JP3002618 U JP 3002618U
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wireless communication
communication device
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JP1994003152U
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圭宏 今村
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Icom Inc
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Icom Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータによる電子ボリューム
を使用した無線通信機の表示装置に関し、表示面積を必
要最小限にし、かつ360°未満の角度範囲で回動操作
される従来の可変抵抗器のつまみの操作感覚に即したレ
ベル表示部を備えた無線通信機の表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 マイクロコンピュータを搭載し、レベル設定
キーの押鍵操作によってレベル調整がなされるようにし
た無線通信機の表示装置において、設定レベルの調整・
設定を行うべき機能の名称を表示する機能名表示部と、
全円周もしくは全楕円周の下部を切り欠いた弦月形の周
位置に並列するセグメントで上記機能名表示部を包囲す
るようにしたレベル表示部を設けた構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マイクロコンピュータを搭載した無線通信機に関して、特にいわゆ る電子ボリュームを使用した無線通信機の表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と本考案が解決しようとする課題】
従来、無線通信機の音声出力やスケルチ、マイクゲイン、送信出力等のレベル の設定・調整には可変抵抗器(ボリューム)が使用され、上記各機能ごとに可変 抵抗器が設けられレベル設定・調整に用いられていた。
【0003】 しかしながら、無線通信機では、小型化の要求が強く、特に車載無線通信機で は機器の小型化とともに操作性と表示部の視認性の高さも同時に要求されている 。
【0004】 これらの必要性から、レベルの設定・調整する機能ごとに設けていた可変抵抗 器に代えていわゆる電子ボリュームを採用しているものも多い。特にタッチ方式 の電子ボリュームでは機器の小型化と操作性のよさ、すなわち誤って動作レベル を大きく変化させてしまうことがない等の効果が得られている。
【0005】 ところが、タッチ式の電子ボリュームでは、単に増加・減少のスイッチがある だけでレベルが変わっていく感覚がつかみにくく、また、設定・調整したレベル がどの程度であるのかが判別できなかった。そのため、電子ボリュームごとに設 定・調整したレベルの表示部を設けていたが、このことは機器の小型化に重大な 影響を与えていた。レベル表示部は、図4に示すようなセグメントあるいは表示 素子等よりなる表示部が直線に並んだ棒グラフ状、もしくは比例を示す折れ線グ ラフ状の構成となっており、360°未満の角度範囲で回動操作される従来の可 変抵抗器のつまみと操作感覚が相当異なっていた。
【0006】 この考案は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであって、表示面積を必要 最小限にし、かつ360°未満の角度範囲で回動操作される従来の可変抵抗器の つまみの操作感覚に即したレベル表示部を備えた無線通信機の表示装置を提供す ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は以下の手段を採用している。すなわち 、マイクロコンピュータを搭載し、レベル設定キーの押鍵操作によってレベル調 整がなされるようにした無線通信機の表示装置において、設定レベルの調整・設 定を行うべき機能の名称を表示する機能名表示部と、全円周もしくは全楕円周の 下部を切り欠いた弦月形の周位置に並列するセグメントで上記機能名表示部を包 囲するレベル表示部を設けた構成であり、更に上記機能名を機能選択手段によっ て切り換え得る構成とすることもできる。
【0008】
【作用】
上記構成によりレベル調整を行うべき機能名表示部の周囲に、上記弦月形の周 位置に並列するセグメントの点灯角度の大小によってレベルが表示されることに なり、360°未満の角度範囲で回動操作される従来の可変抵抗器のつまみを回 す操作感覚と一致する。また、上記セグメントで構成されるレベル表示部は全円 周もしくは全楕円周の下部を切り欠いた弦月形であるので機器の操作面における 占有面積が節約できる。
【0009】 さらに、レベル調整の対象の機能名を機能選択手段で切り換えることによって 、機器の操作面の面積は小さくなる。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案を実施した状態の無線通信機のディスプレイの要部正面図であ り、図2はこの考案を実施する装置の構成を示す概念図であり、更に図3は上記 表示させるための操作手順を示すフロー図である。
【0011】 液晶のディスプレイ1の一部に表示セグメントが、全円周もしくは全楕円周の 下部を切り欠いた弦月形の周位置に並列されるようにして、レベル表示部12が 配置され、その中央部にはレベル調整の対象となる機能の名称が表示される機能 名表示部11が設けられている。
【0012】 このディスプレイ1の表示は操作ボードの所定のキーの操作によりCPU2の 処理によって行うことができる。すなわち操作ボード3には機能選択手段たる選 択キー31が備えられておりこのキーを押さない場合は通常運用状態、すなわち 音声出力や送信出力を変更できない状態(S1)を保持する。
【0013】 選択キーが1回押されると選択される対象機能が例えば「スケルチ」となって (S2a)、上記機能名表示部11には「SQL」が表示されるとともに現在の スケルチ動作レベルがレベル表示部12の円弧状セグメントの点灯角度で表示さ れる。操作パネル3には更にレベルを増減させるためのレベル設定キー32a、 32bも設けられており、上記表示が表れた後、上記増減いずれかのレベル設定 キー32a、32bを何回か押すことによってスケルチ動作レベルを所望の値に することができる。(S3a) このとき、上記レベル表示部12のセグメントの点灯角度も上記調整レベルに 対応して、点灯角度を増減することになる。
【0014】 同様にして、選択キー31を2回押すと、音量レベルの調整が可能となって機 能名表示部11には「VOL」が現れ、セグメントは音量レベルを表示すること になる(S2b)。さらに選択キー31を3回押すと送信出力の変更が可能な状 態となる(S2c)。選択キー31によって各機能を選択し、レベル調整キー3 2a、32bを操作し(S3bまたはS3c)、その後再び選択キー31をON する(S4)と通常運用にもどる。このとき、レベル表示部では任意の機能のレ ベルを表示している。
【0015】 以上、液晶表示装置のセグメントを用いたレベル表示部についてのみ説明した が、例えば液晶の機能名表示部の周囲にLEDや螢光管表示器を用いることも可 能である。
【0016】 更に、全円周の下部を切り欠いた弦月形のレベル表示部についてのみ示したが 、例えば全楕円周の下部を切り欠いた弦月形の周位置に上記セグメントを並列さ せた構成のレベル表示部としたり、また、音量レベルや送信出力のレベル表示を 行うときにはレベルが大きくなるに従ってセグメントの幅を次第に広くした表示 部とすることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上、説明したようにこの考案は調整設定の対象となる機能の名称の周囲に全 円周もしくは全楕円周の下部を切り欠いた弦月形の周位置にセグメントを並列し たレベル表示部を設けているので操作感覚がつまみを回す感覚でレベル表示を見 ることができるとともに、かかるレベル表示部自体の面積を小さくすることがで きるので機器の小型化が容易となる。
【0018】 更に、上記機能の名称を変更することができるようにすることによって、表示 部の面積をさらに小さくすることができ、機器の小型化と良好な操作性、視認性 が要求される、特に車載用無線通信機に適用することによって誤ってレベル設定 キーに触れてしまうことによって生じる運用者の意図としないレベルの変化を少 なくすることができ、また、各機能ごとにレベル表示部を設けた場合よりも大き くレベルの表示を行うことができるという格別の効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した状態の無線通信機のディス
プレイの要部正面図である。
【図2】この考案を実施する装置の構成を示す概念図で
ある。
【図3】上記表示させるための操作手順を示すフロー図
である。
【図4】従来のレベル表示装置の構成図である。
【符号の説明】
11 機能名表示部 12 レベル表示部 31 選択キー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを搭載し、レベル
    設定キーの押鍵操作によってレベル調整がなされるよう
    にした無線通信機の表示装置において、設定レベルの調
    整・設定を行うべき機能の名称を表示する機能名表示部
    と、全円周もしくは全楕円周の下部を切り欠いた弦月形
    の周位置に並列するセグメントで上記機能名表示部を包
    囲するようにしたレベル表示部を設けたことを特徴とす
    る無線通信機の表示装置。
  2. 【請求項2】 上記機能名を機能選択手段によって切り
    換えることができる構成とした請求項第1項記載の無線
    通信機の表示装置。
JP1994003152U 1994-03-31 1994-03-31 無線通信機の表示装置 Expired - Lifetime JP3002618U (ja)

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JP1994003152U JP3002618U (ja) 1994-03-31 1994-03-31 無線通信機の表示装置

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JP3002618U true JP3002618U (ja) 1994-09-27

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ID=43138581

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068531A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社ノーリツ 資源使用量表示装置、及び、給湯器用リモコン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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