JP3002577U - 釣り用防水タイツ - Google Patents

釣り用防水タイツ

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JP3002577U
JP3002577U JP1994004222U JP422294U JP3002577U JP 3002577 U JP3002577 U JP 3002577U JP 1994004222 U JP1994004222 U JP 1994004222U JP 422294 U JP422294 U JP 422294U JP 3002577 U JP3002577 U JP 3002577U
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Japan
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tights
waterproof
rubber
fishing
rubber funnel
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JP1994004222U
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English (en)
Inventor
正巳 伊藤
Original Assignee
株式会社クリエイトエスエスケイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水タイツ本体の裾口部から水が浸入するの
を有効に防止し得るようになした釣り用防水タイツを提
供する。 【構成】 発泡ゴムからなる防水タイツ本体1の裾口部
2内面に、先端を先細り状となしたゴム製漏斗体4の上
端部を一体的に溶着する。使用に際し、着用者の足首サ
イズに合わせてゴム製漏斗体4の先端を輪切り状に切断
し得るようになした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は釣り人の下半身が濡れるのを防ぐ釣り用防水タイツの改良に係り、特 にタイツ本体の裾口部から水が浸入するのを有効に防止し得るようになした釣り 用防水タイツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
釣り、特に鮎釣りに際しては、川の流れの中に立ち入ることが多いため一般に 釣り用の防水タイツを着用することが多い。 釣り用防水タイツとしては、たとえば実開平3−89106号公報に示されて いるように、厚手の発泡ゴムからなる防水タイツ本体の裾口部に、同材からなる ソックス部を連設したタイプのものが提案されている。この防水タイツ本体の裾 口部にソックス部が一体形成されたものは、水が裾口部から浸入することがない ので防水効果は良好なのであるが、素材が厚手の発泡ゴムからなるものであるこ とと、ソックス部が連設されていることのため非常に着用し難く、また納竿後タ イツを脱ぐ際も、タイツ本体とソックス部が一体となっているため大変に脱ぎ難 く、着脱に可成りの時間を要するという問題点がある。また、無理な力で着脱を 繰り返すと素材に亀裂が生じ、使用に耐えられなくなるという不具合がある。 さらに、タイツ本体とソックス部が一体となっているため、万一ソックス部に 水が入り込んだときには乾き難く、放置するとむれて異臭を放つという欠点があ る。
【0003】 また、従来型釣り用防水タイツの一類型として、タイツ本体とソックス部の全 体を薄手のビニルシート材で一体成形したものも見受けられる。このタイプの防 水タイツによった場合、着脱は比較的容易であるが、素材としてのビニルシート に元々伸縮性がないので、着用者の体型より充分に余裕をもたせた大きさに形成 しなければならず、そのため水の中に立ち入ったとき水圧によってタイツ本体に 皺が生じ、不快であり、当該皺の部分に水流が当たると歩行が思うようにできな くなるという欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような理由からタイツ本体の裾口部にソックス部が連設された防水タイ ツは敬遠される傾向にあり、タイツ本体の裾口部を開放させたままで、足には別 途鮎足袋と称する水中靴を履いて鮎釣り等を行うことが多い。このタイツ本体の 裾口部を開放させたタイプのものは、ソックス部がないことから着脱がきわめて 容易であり、また、別途着用する鮎足袋により水中での活動が非常に楽になるが 、タイツ本体の裾口部から水が浸入し、浸入した水が次第に立ち昇って釣り人の 下半身を濡らしてしまうという不都合がある。
【0005】 そこで、本考案は前記した従来の不具合点を解消し、タイツ本体の裾口部から 水がタイツ本体内に浸入するのを有効に防止し得るようになした釣り用防水タイ ツを提供することを目的とするものである。なお、本考案によった場合は、タイ ツ本体の裾口部にソックス部が連設されていないので、着脱がきわめて容易であ るのはいうまでもない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は 、下半身の体型に合致するように形成した発泡ゴムからなる防水タイツ本体の裾 口部内面に、先端を先細り状となしたゴム製漏斗体の上端部を一体的に熱溶着し てなり、使用に際し、着用者の足首サイズに合わせて前記ゴム製漏斗体の先端を 適宜輪切り状に切断するように構成したことを特徴とする釣り用防水タイツであ り、また、請求項2に係る考案は、ゴム製漏斗体の先端外周部に切断の際の案内 となる環状の小突部を適当間隔毎に設けてなる請求項1記載の釣り用防水タイツ である。
【0007】 本考案はこのように、防水タイツ本体の裾口部内面に、ゴム製漏斗体の上端部 が溶着されており、使用に際して、着用者の足首のサイズに合わせてゴム製漏斗 体の先端を切断することにより、着用者の足首にゴム製漏斗体の裾口部を密着さ せることができ、当該部分からの水の浸入を有効に防止することが可能となるも のである。なお、本考案はタイツ本体の裾口部にソックス部が連設されていない ので、着脱が従来より非常にスムーズに行えるのはいうまでもない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案釣り用防水タイツの具体的構成を図示する実施例に基づき詳細に 説明する。 図1は本考案防水タイツの一実施例を示す斜視図、図2は防水タイツ本体の裾 口部内面に溶着するゴム製漏斗体の一例を示す斜視図、図3は防水タイツ本体の 裾口部を捲くって先端部が切断されたゴム製漏斗体を示す斜視図である。
【0009】 図中1は防水タイツ本体を示し、2は当該防水タイツ本体1の両脚部3,3の 裾口部を示す。本考案に係る釣り用防水タイツにはソックス部が連設されておら ず、裾口部2,2は開放状態のままとなっている。なお、防水タイツ本体1は、 耐衝撃性を高めるため比較的厚手で防水性に富み、弾性並びに伸縮性を有する素 材、たとえば独立気泡構造を有する防水性発泡ゴムにより釣り人の下半身の体型 に合致するよう成形されている。 4は防水タイツ本体1の両脚部3,3の下端の裾口部2,2の内面に熱溶着等に よって一体的に取付けたゴム製漏斗体である。当該ゴム製漏斗体4の下端部は、 図2に示すように先細り状となっており、当該先細り部5の外周面には環状の小 突部6が適当間隔毎に設けられている。
【0010】 前記ゴム製漏斗体4の上端開口部7の大きさは、当該ゴム製漏斗体4を取付け る防水タイツ本体1の裾口部2の少し上方部の内面寸法にほぼ等しくなっており 、裾口部2の内周面とゴム製漏斗体4の上部外周面とが弛み等を生ぜず均一に溶 着されるようになっている。なお、図中の8は防水タイツ本体1の裾口部2内面 に対するゴム製漏斗体4の上部の溶着部分を示す。 この溶着部分8より下方部においては、ゴム製漏斗体4の外周部を防水タイツ本 体1の裾口部2が覆うこととなって二重構造となり、着用者の足首部分を保護す るのにきわめて有効である。なお、ゴム製漏斗体4の最下端部が防水タイツ本体 1の裾口部2から突出状態となると否とを問わないのはいうまでもない。
【0011】 しかして、本考案防水タイツ本体1の着用に当たっては、ゴム製漏斗体4の先 細り部5を、案内となる環状の小突部6に沿って、図2に示すように鋏9等を用 いて輪切り状に切断し、着用者の足首に密着するように調整する。すなわち、着 用者の足首が細い場合には、ゴム製漏斗体4の先細り部5の下方部における小突 部6に沿って当該先細り部5を輪切りにして着用者の足首にフィットさせると共 に、着用者の足首が比較的太い場合には、ゴム製漏斗体4の先細り部5の上方部 における小突部6に沿って当該先細り部5を輪切りにし、下端開口部を比較的大 きくして着用者の足首にフィットさせるようにする。
【0012】 その他、図中の10は防水タイツ本体1の裾口部2に付設したファスナーであ り、当該ファスナー10を開くことによって防水タイツ本体1の着用が一層容易 になると共に、ファスナー10を閉じることにより足首を保護することができる ものである。すなわち、当該ファスナー10を開くことにより裾口部2が拡がる ので防水タイツ本体1の脚部3に対する足入れがきわめて容易になると共に、足 入れ後、当該ファスナー10を閉じると裾口部2がゴム製漏斗体4を介して足首 に密着し、水中で足を挫いたりすることを有効に防ぐことができるものである。
【0013】 本考案釣り用防水タイツはこのような構成からなり、ゴム製漏斗体4の先細り 部5が着用者の足首に密着して、裾口部2からの水の浸入を完全に防ぐことが可 能となるものである。また、前記したように着用者の足首はゴム製漏斗体4と防 水タイツ本体1の裾口部2によって二重に保護されることとなり、水中での過激 な活動でも足首を挫いたりすることを防ぐことができるものである。
【0014】
【考案の効果】
したがって、本考案によればタイツ本体の裾口部にソックス部が連設されてい なので、着脱がきわめて容易であると共に、着用者の足首にゴム製漏斗体の下端 部が密着するので、タイツ本体の裾口部から水がタイツ本体内に浸入するのを有 効に防止することができるものである。また、前記したように、釣り人の足首が ゴム製漏斗体と防水タイツ本体の裾口部によって二重に保護されるので足首を挫 いたりする事故を未然に防ぐことができるものである。 さらに、本考案の場合、防水タイツ本体の裾口部は開放状態となっているので 、水がタイツ本体内に滞留することがなく、ソックス部が連設された防水タイツ の場合、水が入ると乾き難く、そのまま放置するとむれて異臭を放つ欠点があっ たが、このような不具合をも解消することができるものである。また、ゴム製漏 斗体の上端部は、防水タイツ本体の裾口部内面に熱溶着されているので、接着剤 使用の場合と異なり、接合部分に段差が生ぜず履き心地の良好な釣り用防水タイ ツを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案防水タイツの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】防水タイツ本体の裾口部内面に溶着するゴム製
漏斗体の一例を示す斜視図である。
【図3】防水タイツ本体の裾口部を捲くって先端部が切
断されたゴム製漏斗体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:防水タイツ本体 2:裾口部 3:脚部 4:ゴム製漏斗体 5:先細り部 6:小突部 7:上端開口部 8:溶着部分 9:鋏 10:ファスナー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下半身の体型に合致するように形成した
    発泡ゴムからなる防水タイツ本体の裾口部内面に、先端
    を先細り状となしたゴム製漏斗体の上端部を一体的に溶
    着してなり、使用に際し、着用者の足首サイズに合わせ
    て前記ゴム製漏斗体の先端を適宜輪切り状に切断するよ
    うに構成したことを特徴とする釣り用防水タイツ。
  2. 【請求項2】 ゴム製漏斗体の先端外周部に切断の際の
    案内となる環状の小突部を適当間隔毎に設けてなる請求
    項1記載の釣り用防水タイツ。
JP1994004222U 1994-03-30 1994-03-30 釣り用防水タイツ Expired - Lifetime JP3002577U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0548265U (ja) * 1991-11-29 1993-06-25 株式会社ジャルコ ピンプラグ
JP2010261142A (ja) * 2009-06-16 2010-11-18 Unif:Kk 作業服
JP2015151666A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 アソス オブ スウィツァーランド エス.エー. 遮水効果が向上したサイクリングスーツ
JP2016075008A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 吉沢 昭 作業用雨具

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