JP3001958B2 - ポーリング方式 - Google Patents

ポーリング方式

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JP3001958B2
JP3001958B2 JP29207790A JP29207790A JP3001958B2 JP 3001958 B2 JP3001958 B2 JP 3001958B2 JP 29207790 A JP29207790 A JP 29207790A JP 29207790 A JP29207790 A JP 29207790A JP 3001958 B2 JP3001958 B2 JP 3001958B2
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Description

【発明の詳細な説明】 目次 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実 施 例 発明の効果 概要 ポーリング方式に関し、 ATMクロスポイントバッファ型スイッチにおいて、1
つのバッファにセルが集中して入力されたとしても、そ
のバッファにセルが長時間滞留されないような制御を行
うことができる拡張スキップ付ポーリング方式を提供す
ることを目的とし、 N本の入力線とN本の出力線とが交差する位置に各々
バッファを有し、前記入力線を介して入力されたセルを
任意のバッファに一旦保持し、前記バッファに保持され
たセルを該出力線を介して出力するクロスポイントバッ
ファ型スイッチのポーリング方式であって、前記クロス
ポイントバッファ型スイッチのポーリング制御を行う制
御手段により、各出力線について、前記セルが保持され
たバッファを検知すると前記保持されたセルを出力する
動作を、前記出力線の一端から他端まで順次巡回して行
うステップ巡回と、各出力線について、所定のセル数に
基づくしきい値以上のセルが保持されたバッファを検知
すると、前記保持されたセルを出力する動作を前記出力
線の一端から他端まで順次巡回して行う拡張ステップ巡
回とを交互に繰り返す。
産業上の利用分野 本発明は、ポーリング方式に関する。
近年、広帯域ISDN(Integrated Services Digital Ne
twork)の基盤技術として期待されるATM(Asynchronous
Transfer Mode)伝送方式の研究開発が盛んに行われて
いる。このATM伝送方式は、情報をセルと呼ばれる固定
長53バイト(ヘッダ;5バイト、情報フィールド;48バイ
ト)のブロックに分割し、高速に多重化/変換する技術
であり、伝送速度2.4Gb/sの高速通信を可能にしてい
る。また、同伝送方式においては、セル単位で方路変換
するATMクロスコネクト装置(例えばATMクロスポイント
バッファ型スイッチ)が適用されている。前記したよう
にこの伝送方式によれば非常に高速で通信が行われるの
で、そのスイッチにおける方路変換動作においても高速
性が要望されている。
従来の技術 ATM伝送方式に用いられるATMクロスポイントバッファ
型スイッチは、縦横にN本の信号ラインが配置される完
全線群構成のN×Nスイッチである。その一例として、
第5図に、4×4のATMクロスポイントバッファ型スイ
ッチの概略構成図を示す。
この図に示すように、ATMクロスポイントバッファ型
スイッチ1は、縦の信号ライン2,2,…と、横の信号ライ
ン3,3,…とが直角に交わるように配置され、縦横の信号
ライン2,3が交差する部分にバッファ4が接続されて構
成されている。バッファ4の接続は、第5図の破線枠で
囲んだ部分の拡大図を示す第6図に示すように、信号ラ
イン3にバッファ4の入力端が接続され、信号ライン2
に出力端が接続されて行われている。また、このバッフ
ァ4は、スイッチ1に入力される複数のセルを一旦保持
する機能を有しており、第5図に示すスイッチ制御部10
のポーリング制御によって、入力チャネル5からスイッ
チ1に順次入力されるセルを、その入力順に一旦保持
し、その順に出力チャネル6へ出力する。
スイッチ制御部10によるポーリング制御は、スキップ
付ポーリングであり、これは、例えば第6図に示すよう
に、1本の信号ライン2に沿って、上から順にバッファ
4(#1−#2−#3−#4)を巡回し、セルの滞留し
ていないバッファ4は飛ばし、セルの滞留しているバッ
ファ4を検知すると、そのバッファ4を選択して1個の
セルを出力すると言ったものである。これは、このスイ
ッチ1の構成を考えると、第7図の等価図に示すよう
に、1本の出力用の信号ライン2に、4本の入力用の信
号ライン3が接続されていることになり、しかも、各ラ
イン2及び3の1本ずつに対する伝送容量が全て2.4Gb/
sと同じなので、どの入力用信号ライン3に対しても同
じ伝送容量で平等に選択でき、しかも効率良くセルを出
力するようにしてあることによる。
次に、スイッチ制御部10のスキップ付ポーリングによ
るスイッチ1の具体的な動作例を、第8図を参照して説
明する。但し、この第8図には、各バッファ#1〜#4
のセル数を、一定時間間隔のタイムスロット毎に表示し
てある。
今、例えば第8図のタイムスロット「1」に示すよう
に、バッファ#1にセルが4個滞留しており、他のバッ
ファ#2〜#4には滞留していないとする。
最初に、スイッチ制御部10のポーリング制御による1
回目の巡回が行われる。まず、タイムスロット「1」に
おいて、バッファ#1が選択され、1個のセルが出力チ
ャネル6へ出力される。これによってタイムスロット
「2」に示すようにバッファ#1の滞留セルが3個とな
る。また、その出力されたセルは、タイムスロット
「1」の時間だけバッファ#1に滞留されたことになる
ので、そのセルがバッファ#1に滞留されていた滞留時
間は“1"である。また、タイムスロット「2」では、直
前に、バッファ#2,#4にセルが1個入力されたものと
する。
このタイムスロット「2」においては、バッファ#2
のセルが出力される。これによってタイムスロット
「3」に示すようにバッファ#2の滞留セルが0個とな
る。その出力されたセルのバッファ#2での滞留時間は
“1"である。
タイムスロット「3」においては、バッファ#2の次
にバッファ#3が検索されるが、滞留セルが0個なの
で、その次のバッファ#4のセルが出力される。これに
よってタイムスロット「4」に示すようにバッファ#4
の滞留セルが0個となる。その出力されたセルのバッフ
ァ#4での滞留時間はタイムスロット「2」,「3」で
の“2"である。また、タイムスロット「3」では、直前
にバッファ#1にセルが1個入力らえ、4個になったも
のとする。
次に、2回目の巡回が行われる。タイムスロット
「4」において、バッファ#1のセルが出力され、スロ
ット「5」に示すように滞留セルが3個となる。この出
力されたセルのバッファ#1での滞留時間はタイムスロ
ット「1」〜「4」での“4"である。また、タイムスロ
ット「4」では、直前にバッファ#2にセルが1個入力
されたものとする。
タイムスロット「5」において、バッファ#2のセル
が出力され、スロット「6」に示すように滞留セルが0
個となる。この出力されたセルのバッファ#2での滞留
時間は“2"であり、また、スロット「5」では、直前に
バッファ#4にセルが1個入力されたものとする。
タイムスロット「6」において、バッファ#3のセル
が出力され、スロット「7」に示すように滞留セルが0
個となる。この出力されたセルのバッファ#3での滞留
時間は“1"である。
タイムスロット「7」において、バッファ#4のセル
が出力され、滞留セルが0個となるが、その直前に新た
にセルが入力されたので、スロット「8」に示すように
滞留セルは1個となっている。スロット「7」での出力
されたセルのバッファ#4での滞留時間は“3"である。
また、タイムスロット「8」では、バッファ#4以外に
も、バッファ#1,#2,#3の各々にセルが1個ずつ入力
されたものとする。
次に、3回目の巡回が行われる。タイムスロット
「8」において、バッファ#1のセルが出力され、滞留
セルが3個となる。その出力されたセルのバッファ#1
での滞留時間はタイムスロット「1」〜タイムスロット
「8」での“8"である。
タイムスロット「9」において、バッファ#2のセル
が出力され、滞留セルが0個となる。その出力されたセ
ルのバッファ#2での滞留時間は“2"である。
タイムスロット「10」において、バッファ#3のセル
が出力され、滞留セルが0個となる。その出力されたセ
ルのバッファ#3での滞留時間は“3"である。
タイムスロット「11」において、バッファ#4のセル
が出力され、滞留セルが0個となる。その出力されたセ
ルのバッファ#4での滞留時間は“4"である。
次の4順目の最初のタイムスロット「12」では、バッ
ファ#1のセルが出力される。また、その出力されたセ
ルのバッファ#1での滞留時間はタイムスロット「1」
〜タイムスロット「12」での“12"となる。
以降同様な動作によって、バッファ#1〜#4に入力
されるセルが、順次出力される。
発明が解決しようとする課題 ところで、上述したスキップ付ポーリング方式におい
ては、1つのバッファにセルが集中して入力された場
合、そのバッファに多くのセルが滞留する。このため、
そのセルを出力するまでに時間がかかり、この結果、全
体の処理時間が遅くなる問題があった。例えば、上述の
例では、バッファ#1にセルが集中して入力されてるの
で、そのバッファ#1でのセルの滞留時間は最大“12"
となっている。他のセルでは、最大でもバッファ#4で
滞留時間は“4"である。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであ
り、ATMクロスポイントバッファ型スイッチにおいて、
1つのバッファにセルが集中して入力されたとしても、
そのバッファにセルが長時間滞留されないような制御を
行うことができるポーリング方式を提供することを目的
としている。
課題を解決するための手段 第1図は本発明の原理図である。
図中、1はATMによる通信に適用されるクロスポイン
トバッファ型スイッチであり、N本の入力線とN本の出
力線とが交差する位置に、各々バッファが設けられた構
成であり、該入力線を介して入力されたセルを任意のバ
ッファに一旦保持し、該出力線を介して出力することに
より該セルの方路変換を行うものである。10Aは本発明
の特徴要素であるクロスポイントバッファ型スイッチ1
のポーリング制御を行う制御手段である。
作用 上述した本発明によれば、制御手段10Aによって、ス
イッチ1のバッファを1本の該出力線の一端から他端ま
で順番に検索する巡回にあって、最初に、バッファが順
次検索され、セルの保持されたバッファが検知される
と、そのセルが出力されるといった巡回が行われる。次
に、所望のセル数によるしきい値を決めておき、そのし
きい値以上のセルが保持されたバッファが検知される
と、そのセルが出力されるといった拡張ステップ巡回が
行われる。以降、ステップ巡回と拡張ステップ巡回とが
交互に繰り返されることによってバッファに順次入力さ
れるセルが出力される。
つまり、この方式によれば、拡張ステップ巡回によっ
て、しきい値以上、例えばしきい値が2であれば、2つ
以上のセルが保持されたバッファが優先的に検知され、
そのセルが出力される。従って、1つのバッファにセル
が集中して入力されたとしても、このバッファに多くの
セルが長時間滞留することが無くなり、スイッチ1によ
るセルの方路変換動作を速くすることができる。
実 施 例 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
第2図は本発明の一実施例による拡張スキップ付ポー
リング方式を説明するための図であり、この図において
第5図に示す従来例の各部に対応する部分には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
本発明の拡張スキップ付ポーリング方式が、従来のス
キップ付ポーリング方式と異なる点は、第2図に示すス
イッチ制御部10Aが、拡張スキップ付ポーリングによる
制御によって、各バッファ4,4,…のセルを出力するよう
にしたことである。
つまり、従来のスキップ付ポーリング方式は、各バッ
ファ#1〜#4(第6図参照)を巡回しながらセルの滞
留しているバッファ(例えば#1)を検知してセルを出
力すると言ったものであった。しかし、本発明の拡張ス
キップ付ポーリング方式では、任意に定められた数(し
きい値)のセルが滞留しているバッファ(例えば#2)
を検知し、そのセルを出力すると言ったものであり、第
2図に示すスイッチ制御部10Aの制御による巡回によっ
て、1順目は、従来と同様なスキップ付ポーリングを行
い、2順目に、しきい値以上のセルが滞留しているバッ
ファを検知して、そのセルを出力する制御を行い、以
降、1順目と2順目との制御を交互に繰り返すと言った
ものである。
このような拡張スキップ付ポーリング方式の動作例を
第3図を参照して説明する。但し、この第3図におい
て、初期のバッファのセル数、及び任意のタイムスロッ
トの直前でバッファにセルが入力されるタイミングは、
第8図に示すものと同様とする。また、しきい値は2に
設定されているものとする。
最初に、スイッチ制御部10Aのポーリング制御による
1回目の巡回が行われる。但し、この巡回は、前述した
ように、従来と同様なスキップ付ポーリング制御に基づ
くものである。また、タイムスロット「1」において、
バッファ#1が選択され、1個のセルが出力され、スロ
ット「2」に示すようにバッファ#1の滞留セルが3個
となる。スロット「1」で出力されたセルがバッファ#
1に滞留されていた滞留時間は“1"である。また、タイ
ムスロット「2」では、直前に、バッファ#2,#4にセ
ルが1個入力されたものとする。
タイムスロット「2」において、バッファ#2のセル
が出力され、スロット「3」に示すように滞留セルが0
個となる。その出力されたセルのバッファ#2での滞留
時間は“1"である。
タイムスロット「3」において、バッファ#4のセル
が出力され、スロット「4」に示すように滞留セルが0
個となる。その出力されたセルのバッファ#4での滞留
時間は“2"である。また、タイムスロット「3」では、
直前にバッファ#1にセルが1個入力され、4個になっ
たものとする。
次に、2回目の巡回が行われる。但し、この巡回は、
前述したように、本発明の特徴である拡張スキップ付ポ
ーリング制御に基づくものである。
タイムスロット「4」においては、しきい値以上のセ
ルが滞留したバッファは#1のみであるので、バッファ
#1が検知されて選択され、そのセルが出力される。こ
れによって、スロット「5」に示すように滞留セルが3
個となる。この出力されたセルのバッファ#1での滞留
時間はタイムスロット「1」〜「4」での“4"である。
また、タイムスロット「4」では、直前にバッファ#2
にセルが1個入力されたものとする。
次に、3回目の巡回が行われる。これは、スキップ付
ポーリング制御に基づくものである。
タイムスロット「5」において、バッファ#1のセル
が出力され、スロット「6」に示すように滞留セルが2
個となる。この出力されたセルのバッファ#1での滞留
時間は“5"であり、また、スロット「5」では、直前に
バッファ#4にセルが1個入力されたものとする。
タイムスロット「6」において、バッファ#2のセル
が出力され、スロット「7」に示すように滞留セルが0
個となる。この出力されたセルのバッファ#2での滞留
時間は“3"である。
タイムスロット「7」において、バッファ#3のセル
が出力され、滞留セルが0個となるが、その直前に新た
にセルが入力されたので、スロット「8」に示すように
滞留セルは1個となっている。スロット「7」での出力
されたセルはバッファ#3での滞留時間は“2"である。
また、タイムスロット「8」では、バッファ#3以外に
も、バッファ#1,#2,#4の各々にセルが1個ずつ入力
されたものとする。
タイムスロット「8」において、バッファ#4のセル
が出力され、スロット「9」に示すように滞留セルが1
個となる。その出力されたセルのバッファ#4での滞留
時間は“4"である。
次に、4回目の巡回が行われる。これは、拡張スキッ
プ付ポーリング制御に基づくものである。
タイムスロット「9」において、バッファ#1のセル
が出力され、滞留セルが2個となる。その出力されたセ
ルのバッファ#1での滞留時間はタイムスロット「1」
〜「9」での“9"である。
次に、5回目の巡回が行われる。これは、スキップ付
ポーリング制御に基づくものである。
タイムスロット「10」において、バッファ#1のセル
が出力され、滞留セルが1個となるが、その直前に新た
にセルが入力されたので、スロット「8」に示すように
滞留セルは2個となる。その出力されたセルのバッファ
#1での滞留時間はタイムスロット「3」〜「10」での
“8"である。
タイムスロット「11」において、バッファ#2のセル
が出力され、滞留セルが0個となる。その出力されたセ
ルのバッファ#2での滞留時間は“4"である。
タイムスロット「12」においては、バッファ#3のセ
ルが出力され、滞留セルが0個となる。また、その出力
されたセルのバッファ#3での滞留時間は“5"となる。
以降同様な動作によって、バッファ#1〜#4に入力
されるセルが、順次出力される。
以上説明した拡張スキップ付ポーリング方式によれ
ば、第3図に示すように、最も長くバッファに滞留する
セルの最大滞留時間は、バッファ#1での“9"となり、
これは、第8図に示す従来例のバッファ#1における最
大滞留時間の“12"よりも、“3"減少したことになる。
つまり、本発明の方式によれば従来の方式に比べ、バッ
ファでのセルの滞留時間を短縮することができる。
また、上述した例では、しきい値を2に設定したが、
このしきい値を変化させた場合に、セルの滞留時間がど
うなるのかをシミュレーションによって検討した。
このシミュレーション結果を第4図に示す。但し、こ
の図は、8×8のATMクロスポイントバッファ型スイッ
チにおいて、シミュレーションを行った場合の結果図で
あり、図中、THRESHOLDはしきい値を示す。また、この
シミュレーションは、THRESHOLDが1〜6の場合に、バ
ッファに最大何個のセルが滞留するのかを確立的に求め
ることによって、セルの滞留時間を求めたものであり、
第4図の縦軸に確立1−10-9〜1−10-1を示し、横軸に
セルの滞留個数0〜60を示した。
結果としては、THRESHOLD=2の場合に、セルの滞留
時間が最も短くなり、線20で示すような滞留確立とな
る。これから最大遅延(最大滞留時間)を求めると、7.
82μsとなる。これは、ATMのセルフォーマットが53Byt
e/cellであり、伝送速度が2404.80Mb/sであることか
ら、1セル当たりの速度を算出すると、0.177μsとな
るので、これに第4図に示す確立が1−10-9のときのセ
ルの滞留個数を掛けて求めたものである。
また、THRESHOLD=1の場合は、線21で示すような滞
留確立となり、この場合の最大遅延は9.67μsである。
但し、このTHRESHOLD=1の場合は、従来のスキップ付
ポーリング方式による動作と同様となるので、従来との
比較を行うために、これを、THRESHOLD=2の場合の約
7.82μsと比較すると、その差が1.85μsとなる。つま
り、本発明の方式では、8×8のスイッチにおいてもバ
ッファでのセルの滞留時間を短縮できていることが分か
る。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ATMクロスポ
イントバッファ型スイッチにおいて、1つのバッファに
セルが集中して入力されたとしても、そのバッファにセ
ルが長時間滞留されないような制御を行うことができる
効果がある。この結果、スイッチによるセルの方路変換
を高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例による拡張スキップ付ポーリ
ング方式を説明するための図、 第3図は本発明の一実施例による拡張スキップ付ポーリ
ング方式の動作を説明するための図、 第4図は本発明の拡張スキップ付ポーリング方式を適用
した8×8のATMクロスポイントバッファ型スイッチに
おいて、バッファに滞留するセルの確立をシミュレーシ
ョンによって求めた場合の図、 第5図は従来のスキップ付ポーリング方式を説明するた
めの図、 第6図は第5図の一部拡大図、 第7図は第5図において1本の出力用信号ラインに接続
されているバッファ及びその入力用信号ラインの等価
図、 第8図は従来のスキップ付ポーリング方式の動作を説明
するための図である。 1……クロスポイントバッファ型スイッチ、 10A……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠宮 知宏 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−306745(JP,A) 特開 平2−288638(JP,A) 特開 平2−206257(JP,A) 信学技報 CS89−13 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N本の入力線とN本の出力線とが交差する
    位置に各々バッファを有し、前記入力線を介して入力さ
    れたセルを任意のバッファに一旦保持し、前記バッファ
    に保持されたセルを該出力線を介して出力するクロスポ
    イントバッファ型スイッチ(1)のポーリング方式であ
    って、 前記クロスポイントバッファ型スイッチ(1)のポーリ
    ング制御を行う制御手段(10A)により、 各出力線について、前記セルが保持されたバッファを検
    知すると前記保持されたセルを出力する動作を、前記出
    力線の一端から他端まで順次巡回して行うステップ巡回
    と、 各出力線について、所定のセル数に基づくしきい値以上
    のセルが保持されたバッファを検知すると、前記保持さ
    れたセルを出力する動作を前記出力線の一端から他端ま
    で順次巡回して行う拡張ステップ巡回と、 を交互に繰り返すことを特徴とするポーリング方式。
JP29207790A 1990-10-31 1990-10-31 ポーリング方式 Expired - Lifetime JP3001958B2 (ja)

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