JP3001546U - 舌付き封筒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】封筒内の内容物の不規則な移動を一定地点内で
制止させ、開封時に内容物を傷付けること無くして、ハ
サミやカッターで安易に開封するための封筒。 【構成】封筒１．の開封口の開閉蓋の折り目３．と折り
返し５．の先端６．との間に段差４．を設ける。さらに
封筒１．の内側の折り返し５．の先端を６．を中央とし
た位置に下半分を接着し、先端６．で折り返せるように
した舌７．を取り付け、封筒内の内容物の移動が舌７．
から先へはみ出ないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の効果］ 本考案は日常における郵便物その他封書、封筒の開封における便利さを実現し たものである。着信した封書の開封方法で封書の先端をハサミなどで切り取る場 合においては中身の便箋、その他書類などが封書に目一杯収納されている場合が あり、その収納物までも一緒に切り取る失敗をおかしやすい、またそうしないた めの手段としての中身の位置を透かしてみるなどの注意も面倒があった。 そこで本考案の舌付き封筒に入れてあれば書類８．などの輸送衝撃などによる 封筒内移動範囲は折り返し５．の先端６．迄となり、開閉蓋の折り目３．との間 に段差４．という空間が生じるため、そこを切り取れば安易にして中身を損傷す ること無く開封が楽になる。段差４．の一部に切り取り線を印刷すれば開封がよ り易しくなる。

【０００２】 ［産業上の利用分野］ 本考案の利用分野としては特に膨大な郵便物である電気料金、電話料金、の請 求書・領収書などを筆頭とした公共料金関連の封筒やダイレクトメールの封筒に 利用すれば開封の便利さに大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の断面図である。

【符号の説明】

１．は封筒 ２．は開閉蓋 ３．は開閉蓋の折り目 ４．は段差 ５．折り返し ６．先端 ７．舌 ８．書類

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）封筒１．において、開閉蓋２．の開
   閉蓋の折り目３．と折り返し５．の先端６．との間に段
   差４．を設ける。 （ロ）次に舌７．を折り返し５．の先端６．の延長線上
   を境にして収納スペース側部分を封筒１．の裏面に接着
   固定する。開封口側部分は遊ばせる。封筒を組み立て、
   書類８．等を入れた後、舌７．の遊び部分を折り返し
   ５．の上に重ねて折り、その上から開閉蓋２．を糊等で
   閉じて使用する。なお舌７．の幅はさらに広くても良
   い。 以上のように構成された舌付き封筒。