JP3001132B2 - 端子キャリヤ切断装置 - Google Patents
端子キャリヤ切断装置Info
- Publication number
- JP3001132B2 JP3001132B2 JP4231919A JP23191992A JP3001132B2 JP 3001132 B2 JP3001132 B2 JP 3001132B2 JP 4231919 A JP4231919 A JP 4231919A JP 23191992 A JP23191992 A JP 23191992A JP 3001132 B2 JP3001132 B2 JP 3001132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- moving blade
- cam
- terminal carrier
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D5/00—Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D5/08—Means for actuating the cutting member to effect the cut
- B26D5/16—Cam means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D17/00—Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis
- B23D17/02—Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis characterised by drives or gearings therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S83/00—Cutting
- Y10S83/955—Cutter edge shiftable to present different portion of edge
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8772—One tool edge of tool pair encompasses work [e.g., wire cutter]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8798—With simple oscillating motion only
- Y10T83/8804—Tool driver movable relative to tool support
- Y10T83/8805—Cam or eccentric revolving about fixed axis
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8798—With simple oscillating motion only
- Y10T83/8812—Cutting edge in radial plane
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路に使用される
ワイヤハーネスの製造工程において、複数の端子を連鎖
状に連結した端子キャリヤを切断する端子キャリヤ切断
装置に関する。
ワイヤハーネスの製造工程において、複数の端子を連鎖
状に連結した端子キャリヤを切断する端子キャリヤ切断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスを製造するに際し、導
体と端子とを接続する工程においては、通常、図8に示
すように、帯状の金属板をプレス加工することにより、
複数の端子aが所定の間隔を置いて端子キャリヤbに連
結された形態の連鎖端子cを形成し、導体との圧着工程
などに連鎖端子cを供給して連続的に各端子aに導体を
接続した後、端子キャリヤbと端子aとを切り離すと同
時に、切り離された端子キャリヤbを端子a一個分毎に
切断して排出している。
体と端子とを接続する工程においては、通常、図8に示
すように、帯状の金属板をプレス加工することにより、
複数の端子aが所定の間隔を置いて端子キャリヤbに連
結された形態の連鎖端子cを形成し、導体との圧着工程
などに連鎖端子cを供給して連続的に各端子aに導体を
接続した後、端子キャリヤbと端子aとを切り離すと同
時に、切り離された端子キャリヤbを端子a一個分毎に
切断して排出している。
【0003】端子キャリヤ切断装置とは、上述の端子a
を切り離された端子キャリヤbを小片に切断するための
装置であり、従来、切断された端子キャリヤbの飛散を
防止するため、端子キャリヤbを導体との圧着時には個
々の小片に切断せずに帯状のまま取り出し、別場所にお
いて図9に示すような端子キャリヤ切断装置Kを用いて
チップ状の小片に切断すると共に、その収集を行ってい
る。
を切り離された端子キャリヤbを小片に切断するための
装置であり、従来、切断された端子キャリヤbの飛散を
防止するため、端子キャリヤbを導体との圧着時には個
々の小片に切断せずに帯状のまま取り出し、別場所にお
いて図9に示すような端子キャリヤ切断装置Kを用いて
チップ状の小片に切断すると共に、その収集を行ってい
る。
【0004】端子キャリヤ切断装置Kは、ソレノイドま
たは油圧シリンダによって往復運動する摺動刃駆動部d
と、摺動刃駆動部dに連結された摺動刃eと、コ字形の
固定刃fと、摺動ガイド板gとから成り、摺動ガイド板
gの下には切断された端子キャリヤbのチップ状の小片
を収集するためのチップ箱hを備えている。コ字形の固
定刃fと摺動刃eで形成される角孔iに端子キャリヤb
を供給し、摺動刃駆動部dによって摺動刃eを矢印方向
に往復運動させ、端子キャリヤbの切断を行っている。
たは油圧シリンダによって往復運動する摺動刃駆動部d
と、摺動刃駆動部dに連結された摺動刃eと、コ字形の
固定刃fと、摺動ガイド板gとから成り、摺動ガイド板
gの下には切断された端子キャリヤbのチップ状の小片
を収集するためのチップ箱hを備えている。コ字形の固
定刃fと摺動刃eで形成される角孔iに端子キャリヤb
を供給し、摺動刃駆動部dによって摺動刃eを矢印方向
に往復運動させ、端子キャリヤbの切断を行っている。
【0005】このような端子キャリヤ切断装置Kにおい
ては、摺動刃eを駆動する際、負荷と無負荷時の差が非
常に大きく、装置全体が移動するほどの振動や騒音が発
生する。また、ソレノイドを使用した場合は、電気回路
にタイマー、リレー等を必要とするだけでなく、周囲に
電気的ノイズによる悪影響を及ぼすこともあるなどの問
題点を有している。
ては、摺動刃eを駆動する際、負荷と無負荷時の差が非
常に大きく、装置全体が移動するほどの振動や騒音が発
生する。また、ソレノイドを使用した場合は、電気回路
にタイマー、リレー等を必要とするだけでなく、周囲に
電気的ノイズによる悪影響を及ぼすこともあるなどの問
題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、振動や騒音が少なく、構
造が簡単かつ小型で、刃部の耐久性の向上した端子キャ
リヤ切断装置を提供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、振動や騒音が少なく、構
造が簡単かつ小型で、刃部の耐久性の向上した端子キャ
リヤ切断装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、固定刃と、一端側の支持軸を中心として
他端側が揺動する動刃桿と、偏心位置にカム突起を設け
た回転するカムとからなり、該動刃桿の他端側の側面に
設けたカムガイドと該側面との間に該カムのカム突起を
摺動自在に係合させて該カムを回転することにより、該
動刃桿を揺動させて該動刃桿の刃先と該固定刃とが接離
するようにしたことを特徴とする。
め、本発明は、固定刃と、一端側の支持軸を中心として
他端側が揺動する動刃桿と、偏心位置にカム突起を設け
た回転するカムとからなり、該動刃桿の他端側の側面に
設けたカムガイドと該側面との間に該カムのカム突起を
摺動自在に係合させて該カムを回転することにより、該
動刃桿を揺動させて該動刃桿の刃先と該固定刃とが接離
するようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、請求項2に記載したよう
に、固定刃と、一端側の支持軸を中心として他端側が揺
動する動刃桿と、偏心位置にカム突起を設けた回転する
カムとからなり、該動刃桿の他端側の側面に設けたカム
ガイドと該側面との間に該カムのカム突起を摺動自在に
係合させて該カムを回転することにより、該動刃桿を揺
動させて該動刃桿の刃先と該固定刃とが接離するように
すると共に、該動刃桿の支持軸を固定刃に対して移動可
能な動刃桿支持台に設けてなることを特徴とする。
に、固定刃と、一端側の支持軸を中心として他端側が揺
動する動刃桿と、偏心位置にカム突起を設けた回転する
カムとからなり、該動刃桿の他端側の側面に設けたカム
ガイドと該側面との間に該カムのカム突起を摺動自在に
係合させて該カムを回転することにより、該動刃桿を揺
動させて該動刃桿の刃先と該固定刃とが接離するように
すると共に、該動刃桿の支持軸を固定刃に対して移動可
能な動刃桿支持台に設けてなることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3に記載したように、動刃
桿の刃先が、動刃桿の軸孔を挟む両側面の角部に形成さ
れていることが好ましい。
桿の刃先が、動刃桿の軸孔を挟む両側面の角部に形成さ
れていることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明によれば、請求項1に記載のように、カ
ムの回転に従って動刃桿が支持軸を中心として動揺し、
動刃桿の刃先と固定刃が接離するようにしているため、
動刃桿の刃先と固定刃の間に供給した端子キャリヤを、
動刃桿の揺動によって断続的に切断することができる。
また、回転するカムはそのカム突起が動刃桿の他端側の
側面とカムスライドとの間に摺動自在に係合されてお
り、動刃桿とカムとが直接に接触する構造である。した
がって、従来の動刃の往復運動とは異なり、振動や騒音
が少なく構造も小型で簡素化される。
ムの回転に従って動刃桿が支持軸を中心として動揺し、
動刃桿の刃先と固定刃が接離するようにしているため、
動刃桿の刃先と固定刃の間に供給した端子キャリヤを、
動刃桿の揺動によって断続的に切断することができる。
また、回転するカムはそのカム突起が動刃桿の他端側の
側面とカムスライドとの間に摺動自在に係合されてお
り、動刃桿とカムとが直接に接触する構造である。した
がって、従来の動刃の往復運動とは異なり、振動や騒音
が少なく構造も小型で簡素化される。
【0011】また、請求項2に記載のように、動刃桿の
支持軸を固定刃に対して移動可能な動刃台に設けること
により、固定刃に対する動刃桿の刃先の接離する位置を
随時変更することが可能となるため、動刃桿の刃先全体
を有効に使用することができ、動刃桿の刃先の寿命が著
しく延長する。
支持軸を固定刃に対して移動可能な動刃台に設けること
により、固定刃に対する動刃桿の刃先の接離する位置を
随時変更することが可能となるため、動刃桿の刃先全体
を有効に使用することができ、動刃桿の刃先の寿命が著
しく延長する。
【0012】さらに、請求項3に記載のように、動刃桿
の刃先の反対側の面にも同様な刃先を設けることによ
り、一方の刃先が磨耗したときは、動刃桿を裏返して他
方の刃先を使用することが可能となり、刃先の耐久性が
倍増すると共に、刃先の交換、保守などの作業が容易と
なる。
の刃先の反対側の面にも同様な刃先を設けることによ
り、一方の刃先が磨耗したときは、動刃桿を裏返して他
方の刃先を使用することが可能となり、刃先の耐久性が
倍増すると共に、刃先の交換、保守などの作業が容易と
なる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す端子キャリヤ
切断装置Aの斜視図である。端子キャリヤ切断装置A
は、フレーム1の一方の端部に、ガイド板2を介して固
定刃3を設け、他方の端部にはモータ4で駆動される円
板カム5を備えている。フレーム1は、図示を省略した
が基盤6に固定されている。7は切断された端子キャリ
ヤの小片を収容するチップ箱である。
切断装置Aの斜視図である。端子キャリヤ切断装置A
は、フレーム1の一方の端部に、ガイド板2を介して固
定刃3を設け、他方の端部にはモータ4で駆動される円
板カム5を備えている。フレーム1は、図示を省略した
が基盤6に固定されている。7は切断された端子キャリ
ヤの小片を収容するチップ箱である。
【0014】固定刃3には、U字状の端子キャリヤ挿入
孔8が設けられ、その一方の壁8aに端子キャリヤの切
断を行うための刃先3aが形成されている。また、固定
刃3の一端には、動刃桿9の支点としてガイド板2との
間に垂直に設けた支持軸10を備えている。
孔8が設けられ、その一方の壁8aに端子キャリヤの切
断を行うための刃先3aが形成されている。また、固定
刃3の一端には、動刃桿9の支点としてガイド板2との
間に垂直に設けた支持軸10を備えている。
【0015】動刃桿9は、図2に示すように、断面梯形
状の特殊鋼の棒材で形成され、上面9aと刃先面9bと
の角部に研磨された刃先9cを備え、一端側には支持軸
10と嵌合する軸孔9dを設けている。他端側には、鋼
板を折曲して形成したカムガイド11をネジ12、1
2′によって取付けている。
状の特殊鋼の棒材で形成され、上面9aと刃先面9bと
の角部に研磨された刃先9cを備え、一端側には支持軸
10と嵌合する軸孔9dを設けている。他端側には、鋼
板を折曲して形成したカムガイド11をネジ12、1
2′によって取付けている。
【0016】円板カム5はその周縁部、即ち偏心位置に
円柱状のカム突起5aを設け、モータ4で駆動される円
板カム5の回転によって、カムガイド11と動刃桿9の
側面9eとの間を摺動するようにしている。一方、動刃
桿9は、カム突起5aの摺動に従って固定刃3とガイド
板2との間で、支持軸10を軸とする揺動を行うように
している。そして、キャリヤ挿入孔8を通じて供給され
る端子キャリヤTを、固定刃3の刃先3aと動刃桿9の
刃先9cとによって断続的に切断して小片化し、チップ
箱7の中に落下させて収容するようにしている。
円柱状のカム突起5aを設け、モータ4で駆動される円
板カム5の回転によって、カムガイド11と動刃桿9の
側面9eとの間を摺動するようにしている。一方、動刃
桿9は、カム突起5aの摺動に従って固定刃3とガイド
板2との間で、支持軸10を軸とする揺動を行うように
している。そして、キャリヤ挿入孔8を通じて供給され
る端子キャリヤTを、固定刃3の刃先3aと動刃桿9の
刃先9cとによって断続的に切断して小片化し、チップ
箱7の中に落下させて収容するようにしている。
【0017】上述した端子キャリヤ切断装置Aは、モー
タ4の回転運動を円板カム5に設けたカム突起5aと動
刃桿9のカムガイド11との作用により、支持軸10を
軸とする動刃桿9の揺動に変換して端子キャリヤの切断
を行うようにしているため、従来の端子キャリヤ切断装
置に見られる動刃の往復運動と異なり、振動や騒音が極
めて少なく、円滑に端子キャリヤを切断することができ
る。
タ4の回転運動を円板カム5に設けたカム突起5aと動
刃桿9のカムガイド11との作用により、支持軸10を
軸とする動刃桿9の揺動に変換して端子キャリヤの切断
を行うようにしているため、従来の端子キャリヤ切断装
置に見られる動刃の往復運動と異なり、振動や騒音が極
めて少なく、円滑に端子キャリヤを切断することができ
る。
【0018】次に、本発明の他の実施例として、図3に
示す端子キャリヤ切断装置Bについて説明する。端子キ
ャリヤ切断装置Bは、前記の端子キャリヤ切断装置Aに
おける固定刃3の刃先3aと動刃桿9の刃先9cとが離
接する位置を変更できるように、支持軸10を固定刃3
あるいはフレーム1に設けずに移動可能な動刃桿支持台
13に設けたものである。
示す端子キャリヤ切断装置Bについて説明する。端子キ
ャリヤ切断装置Bは、前記の端子キャリヤ切断装置Aに
おける固定刃3の刃先3aと動刃桿9の刃先9cとが離
接する位置を変更できるように、支持軸10を固定刃3
あるいはフレーム1に設けずに移動可能な動刃桿支持台
13に設けたものである。
【0019】動刃桿支持台13には、サーボモータ14
で回転するボールネジ15によって駆動されるボールナ
ット16が備えられており、サーボモータ14の回転に
従ってボールネジ15の軸方向に動刃桿支持台13を前
後に移動できるようにしている。その他の構成部材は、
端子キャリヤ切断装置Aと同様である。
で回転するボールネジ15によって駆動されるボールナ
ット16が備えられており、サーボモータ14の回転に
従ってボールネジ15の軸方向に動刃桿支持台13を前
後に移動できるようにしている。その他の構成部材は、
端子キャリヤ切断装置Aと同様である。
【0020】端子キャリヤ切断装置Bいおいては、たと
えば図4に示すように、サーボモータ14を回転させて
固定刃3に対して動刃桿支持台13を接近させることに
より、固定刃3の刃先3aに対して動刃桿9の刃先9c
が離接する位置を容易に変更することが可能となる。
えば図4に示すように、サーボモータ14を回転させて
固定刃3に対して動刃桿支持台13を接近させることに
より、固定刃3の刃先3aに対して動刃桿9の刃先9c
が離接する位置を容易に変更することが可能となる。
【0021】したがって、動刃桿9の刃先9cの一部が
磨耗したときは、直ちにサーボモータ14を回転させる
ことにより、動刃桿9の刃先9cの鋭利な部分が固定刃
3に離接するように動刃桿支持台13を移動させること
ができるため、長期間にわたって動刃桿9を交換せずに
使用可能となり、動刃桿9の寿命が延長されると共に端
子キャリヤ切断装置としての稼働率が向上する。
磨耗したときは、直ちにサーボモータ14を回転させる
ことにより、動刃桿9の刃先9cの鋭利な部分が固定刃
3に離接するように動刃桿支持台13を移動させること
ができるため、長期間にわたって動刃桿9を交換せずに
使用可能となり、動刃桿9の寿命が延長されると共に端
子キャリヤ切断装置としての稼働率が向上する。
【0022】次に、本発明の別の実施例として、動刃桿
の形状を変更した例について説明する。図5は、上記の
端子キャリヤ切断装置AおよびBを構成する固定刃3
に、断面形状が梯形状の動刃桿9が離接する状態を示し
た断面図である。動刃桿9の刃先面9bは、動刃桿9の
上面9aに対する垂直面pから角度αの傾斜をもって尖
鋭化して形成されている。
の形状を変更した例について説明する。図5は、上記の
端子キャリヤ切断装置AおよびBを構成する固定刃3
に、断面形状が梯形状の動刃桿9が離接する状態を示し
た断面図である。動刃桿9の刃先面9bは、動刃桿9の
上面9aに対する垂直面pから角度αの傾斜をもって尖
鋭化して形成されている。
【0023】一方、図6は、断面形状を矩形状にした動
刃桿17を用いた実施例を示すものである。動刃桿17
の刃先面17bは、動刃桿17の上面17aに対して略
垂直に形成され、刃先17cは、上面17aと刃先面1
7bとにより略直角をなしている。また、刃先面17b
の反対側の側面17dと底面17eで形成される角部に
も刃先17fを形成している。すなわち、動刃桿17
は、その軸孔17gを挟む両側面にそれぞれ刃先17c
および17fを設けている。
刃桿17を用いた実施例を示すものである。動刃桿17
の刃先面17bは、動刃桿17の上面17aに対して略
垂直に形成され、刃先17cは、上面17aと刃先面1
7bとにより略直角をなしている。また、刃先面17b
の反対側の側面17dと底面17eで形成される角部に
も刃先17fを形成している。すなわち、動刃桿17
は、その軸孔17gを挟む両側面にそれぞれ刃先17c
および17fを設けている。
【0024】そして、刃先17cが磨耗したときは、動
刃桿17を裏返して刃先17fが固定刃の刃先3aに離
接するようする。このとき、図7に示すように、動刃桿
17の側面17dからカムガイド11を取り外して刃先
面17bに取り付ける。そのため、動刃桿17には、側
面17dと刃先面17b側にもネジ12に対応するネジ
孔18を設けている。この動刃桿17は、刃先が略直角
に形成されているため、裏返すことにより2面の刃先を
使用することができ、その寿命を倍増させることが可能
となる。
刃桿17を裏返して刃先17fが固定刃の刃先3aに離
接するようする。このとき、図7に示すように、動刃桿
17の側面17dからカムガイド11を取り外して刃先
面17bに取り付ける。そのため、動刃桿17には、側
面17dと刃先面17b側にもネジ12に対応するネジ
孔18を設けている。この動刃桿17は、刃先が略直角
に形成されているため、裏返すことにより2面の刃先を
使用することができ、その寿命を倍増させることが可能
となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、固定刃に対して動刃桿
がその支持軸を中心として揺動して端子キャリヤを切断
するようにしているため、従来の装置における動刃の往
復運動とは異なり、振動や騒音が少なく、また、動刃桿
の他端側の側面とカムガイド間にカムのカム突起が摺動
自在に係合し、動刃桿とカムとが直接に接触しているか
ら、構造も小型で簡素化され、保守、管理も容易とな
る。
がその支持軸を中心として揺動して端子キャリヤを切断
するようにしているため、従来の装置における動刃の往
復運動とは異なり、振動や騒音が少なく、また、動刃桿
の他端側の側面とカムガイド間にカムのカム突起が摺動
自在に係合し、動刃桿とカムとが直接に接触しているか
ら、構造も小型で簡素化され、保守、管理も容易とな
る。
【0026】また、動刃桿の支持軸を固定刃に対して移
動可能な動刃桿支持台に設けることにより、固定刃に対
する動刃桿の刃先の離接する位置を随時変更することが
可能となるため、動刃桿の刃先全体を有効に使用するこ
とでき、刃先の寿命が著しく延長すると共に、端子キャ
リヤ切断装置としての稼働率が向上する。
動可能な動刃桿支持台に設けることにより、固定刃に対
する動刃桿の刃先の離接する位置を随時変更することが
可能となるため、動刃桿の刃先全体を有効に使用するこ
とでき、刃先の寿命が著しく延長すると共に、端子キャ
リヤ切断装置としての稼働率が向上する。
【0027】さらに、動刃桿の断面形状を矩形状に形成
して、一方の刃先面の反対側の面にも同様な刃先を設け
ることにより、一方の刃先が磨耗したときは、動刃桿を
裏返して他方の刃先を使用することが可能となり、刃先
の耐久性が倍増するなどの利点がある。
して、一方の刃先面の反対側の面にも同様な刃先を設け
ることにより、一方の刃先が磨耗したときは、動刃桿を
裏返して他方の刃先を使用することが可能となり、刃先
の耐久性が倍増するなどの利点がある。
【図1】本発明の実施例を示す端子キャリヤ切断装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す端子キャリヤ切断装
置の概略平面図である。
置の概略平面図である。
【図4】図3の動刃桿支持台を移動した状態を示す説明
図である。
図である。
【図5】図1の動刃桿の刃先の形状を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の別の実施例を示す動刃桿の形状を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】図6の動刃桿の平面図である。
【図8】端子キャリヤの平面図である。
【図9】従来の端子キャリヤ切断装置の斜視図である。
A、B 端子キャリヤ切断装置 3 固定刃 3a 刃先 5 カム 9 動刃桿 9c 刃先 9d 軸孔 10 支持軸 11 カムガイド 13 動刃桿支持台 17 動刃桿 17c、17f 刃先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 17/04 H01R 43/16
Claims (3)
- 【請求項1】 固定刃と、一端側の支持軸を中心として
他端側が揺動する動刃桿と、偏心位置にカム突起を設け
た回転するカムとからなり、該動刃桿の他端側の側面に
設けたカムガイドと該側面との間に該カムのカム突起を
摺動自在に係合させて該カムを回転することにより、該
動刃桿を揺動させて該動刃桿の刃先と該固定刃とが接離
するようにしたことを特徴とする端子キャリヤ切断装
置。 - 【請求項2】 固定刃と、一端側の支持軸を中心として
他端側が揺動する動刃桿と、偏心位置にカム突起を設け
た回転するカムとからなり、該動刃桿の他端側の側面に
設けたカムガイドと該側面との間に該カムのカム突起を
摺動自在に係合させて該カムを回転することにより、該
動刃桿を揺動させて該動刃桿の刃先と該固定刃とが接離
するようにすると共に、該動刃桿の支持軸を固定刃に対
して移動可能な動刃桿支持台に設けてなることを特徴と
する端子キャリヤ切断装置。 - 【請求項3】 前記動刃桿の刃先が、動刃桿の軸孔を挟
む両側面の角部に形成されている請求項1または請求項
2に記載の端子キャリヤ切断装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4231919A JP3001132B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 端子キャリヤ切断装置 |
US08/111,953 US5520079A (en) | 1992-08-31 | 1993-08-26 | Terminal carrier chipper |
PT101352A PT101352B (pt) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Cortador de um portador de terminais tal como um cabo electrico |
MX9305259A MX9305259A (es) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Desbastador de portadores de terminales. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4231919A JP3001132B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 端子キャリヤ切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679516A JPH0679516A (ja) | 1994-03-22 |
JP3001132B2 true JP3001132B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=16931120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4231919A Expired - Fee Related JP3001132B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 端子キャリヤ切断装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5520079A (ja) |
JP (1) | JP3001132B2 (ja) |
MX (1) | MX9305259A (ja) |
PT (1) | PT101352B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112170722B (zh) * | 2020-09-25 | 2022-08-09 | 郑州日产汽车有限公司 | 一种摆动式焊丝剪切装置 |
CN114516141A (zh) * | 2020-11-19 | 2022-05-20 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于制造插头的方法和注塑模具 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US499650A (en) * | 1893-06-13 | Bread-knife | ||
US981166A (en) * | 1909-05-25 | 1911-01-10 | Ira W Cheney | Steel shears. |
US1082629A (en) * | 1910-03-08 | 1913-12-30 | United Shoe Machinery Ab | Leather-cutting machine. |
US2870837A (en) * | 1957-04-17 | 1959-01-27 | Rosenberg Harry | High speed pivoted cutting machine |
US4241631A (en) * | 1979-04-02 | 1980-12-30 | Costanzo Salvatore | Machine for punching, nibbling, rounding off and cutting any kind of sheets or plates, and for similar operations |
JPS577846A (en) * | 1980-06-18 | 1982-01-16 | Toshiba Corp | Attaching method for metallic ring and solder glass to insulating pipe |
US5140882A (en) * | 1990-02-06 | 1992-08-25 | Peerless Machine & Tool Corporation | Assembly for severing sheet material |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4231919A patent/JP3001132B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-08-26 US US08/111,953 patent/US5520079A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-30 MX MX9305259A patent/MX9305259A/es not_active IP Right Cessation
- 1993-08-30 PT PT101352A patent/PT101352B/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5520079A (en) | 1996-05-28 |
PT101352A (pt) | 1994-10-31 |
PT101352B (pt) | 1999-11-30 |
JPH0679516A (ja) | 1994-03-22 |
MX9305259A (es) | 1994-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69209091T2 (de) | Trockenrasiergerät | |
DE3241361A1 (de) | Vorrichtung zum einsetzen und auswerfen einer kassette oder schallplatte fuer ein aufzeichnungs- und/oder wiedergabegeraet | |
JPS63174685A (ja) | 電気かみそりのトリマ−装置 | |
DE112009005440B4 (de) | Stichsäge | |
JP3001132B2 (ja) | 端子キャリヤ切断装置 | |
DE69106674T2 (de) | Elektrisches Rasiergerät mit einer flexiblen Schneiderhalterung. | |
DE2016649A1 (de) | Vorrichtung zum Schleifen der Messer von rotierenden Messertragern | |
ES264543U (es) | "dispositivo para cortar el cabello perfeccionado". | |
DE7119828U (de) | Elektrische schere | |
CN1785549A (zh) | 一种全自动卷簧机的钢丝剪断装置 | |
US3161954A (en) | Blade assembly for portable poweroperated hedge trimmer | |
US4182186A (en) | Notching mechanism | |
DE1948568A1 (de) | Vorrichtung zur Oberflaechenmassage | |
JP2917024B2 (ja) | 帯刃の端部切断装置 | |
US3081540A (en) | Dry shaver having a rotatable outer perforated cylinder and a stationary inner blade | |
CN210025563U (zh) | 一种线路板连续冲切机 | |
JPH07314396A (ja) | 電子部品のリード線加工装置 | |
US4589188A (en) | Terminal pin strip separator | |
SU386716A1 (ru) | Устройство для дробления стружки | |
SU1042218A1 (ru) | Устройство дл формовки и обрезки выводов радиоэлементов | |
DE269663C (ja) | ||
DE1553807C3 (de) | Trockenrasiergerät | |
CN118268452A (zh) | 一种翻转式切筋模具及切筋装置 | |
JPS6218359Y2 (ja) | ||
CN115026350A (zh) | 一种毛刺去除装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991012 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |