JP3001039B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3001039B2
JP3001039B2 JP8221515A JP22151596A JP3001039B2 JP 3001039 B2 JP3001039 B2 JP 3001039B2 JP 8221515 A JP8221515 A JP 8221515A JP 22151596 A JP22151596 A JP 22151596A JP 3001039 B2 JP3001039 B2 JP 3001039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端部に撮像を行
う撮像装置と処置具用のチャンネルとを有する内視鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に内視鏡は術者が把持・操作する操
作部、体腔内に挿入する挿入部、及び光源装置と画像処
理装置に接続するコネクタより構成され、体腔内を観察
する結像光学系、固体撮像素子を含む撮像装置と、体腔
内を照明する照明ガイドおよび鉗子等の処置具を体腔内
に挿入するための処置具用管路(或いはチャンネル)等
を設けた先端部材が、挿入部の先端に設けられている。
【0003】また、挿入部の先端側には、操作部に設け
られた操作レバーにより湾曲動作を行うことのできる湾
曲部を有している。また、挿入部は患者の負担を軽減す
るため細径化・先端硬質部の短縮化が要求される。
【0004】このような内視鏡を使用して、レーザ治療
を行う場合、操作部に設けられた処置具挿入口からレー
ザ処置具(レーザプローブ)を挿入し、当該部位を撮像
装置で撮像し、モニタで観察しながらレーザ焼灼を行
う。
【0005】従来装置としては特開平3−23832が
ある。その装置は2つの固体撮像素子を有し、一方を可
視光、一方を減光した上でレーザ観察用として画像合成
するものである。
【0006】また、特開平4−12727では、固体撮
像素子に光学経路以外のレーザ光、レーザ反射光が入射
しない様遮光部材を設けている。例えば、処置具管路の
金属パイプを固体撮像素子の側面まで設けたり、固体撮
像素子の側面に遮光膜を貼ったり、撮像装置を覆う熱収
縮チューブを黒色にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−23832
では挿入部の先端部に固体撮像素子を2つ設けなければ
ならないため、外径が太くなってしまう。また、特開平
4−12727では、処置具管路の金属パイプを設ける
と挿入部先端外径が太くなってしまう。固体撮像素子の
側面に遮光膜を貼ったり、撮像装置を覆う熱収縮チュー
ブを黒色にする方法では、強力なレーザ光・レーザ反射
が隙間から固体撮像素子に入射してしまったり、遮光機
能が不十分であった。
【0008】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、挿入部先端の外径が太くなることなく、観察窓から
結像光学系を経て固体撮像素子の受光部に到る光学経路
以外の経路から、前記受光部にチャンネルに通した処置
具からのレーザ光、及びレーザ反射光の漏れ光が入射し
ないようにできる内視鏡を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】挿入部の先端部に観察
窓、結像光学系、照明窓、ライトガイドファイバ束、固
体撮像素子を含む撮像装置と処置具を通すチャンネルと
を有する内視鏡において、前記観察窓から結像光学系を
経て固体撮像素子の受光部に至る光学光路以外の経路か
ら前記受光部に光線が入射しないよう、金属粒子を用い
て遮光する遮光手段を設けることにより、レーザ処置具
によるレーザ光の反射光、漏れ光等が存在しても前記遮
光手段によって固体撮像素子の受光部に入射するのを確
実に防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
内視鏡の全体構成を示し、図2は握り部を外した分解し
た内視鏡等を示し、図3は鉗子口付近の構造を示し、図
4は鉗子栓の断面構造を示し、図5は鉗子栓にシリンジ
を差し込んだ状態を示し、図6は挿入部の先端の構成を
示し、図7は撮像装置の外観を示す。
【0011】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の内視鏡1は体腔内に挿入される細長の挿入部2と、
この挿入部1の基端部に設けられた握り部3Aと、この
握り部3Aの後端に設けられた操作部4と、この操作部
4の後端に設けられたスイッチボックス5と、この操作
部4の側面から延出されるユニバーサルコード6とから
構成され、このユニバーサルコード6の端部に設けられ
た図示しないコネクタは光源装置及びビデオシステムセ
ンタ(ビデオプロセッサ)に着脱自在で接続される。
【0012】光源装置は内視鏡1に内蔵され、照明光を
伝達する(後述する)ライトガイドファイバ束に照明光
を供給する。また、ビデオシステムセンタは内視鏡1の
先端側に内蔵される(後述する)撮像装置に対する信号
処理を行い、映像信号を生成し、図示しないモニタ装置
に出力してその表示面に内視鏡画像を表示する。
【0013】挿入部2はその先端に形成された先端構成
部或いは先端部7と、その後端に形成され、湾曲自在の
湾曲部8と、この湾曲部8の後端から握り部3Aまで延
びる可撓性を有する可撓部9とから構成される。
【0014】また、操作部4には挿入部2の先端側の湾
曲部8を湾曲操作する為の湾曲レバー11及び吸引制御
を行う為の吸引制御装置12、さらに図示しないビデオ
システムセンタへ信号を送る操作を行うスイッチ13が
設けられている。また、握り部3Aの下端には鉗子等の
処置具を挿入する処置具挿入口(鉗子口と略記)14が
設けられ、この鉗子口14には処置具栓(鉗子栓とも言
う)15が組み付けられている。
【0015】また、握り部3Aにも図示しないビデオシ
ステムセンタへ信号を送る操作を行うスイッチ16が設
けられている。スイッチ16は弾性体、例えばゴム等で
形成されており、内部に図示しない感圧スイッチが設け
られている。
【0016】内視鏡検査を行うとき、術者は片手で握り
部3Aを把持し、湾曲レバー11や吸引制御装置12を
操作する。他方の手で挿入部2を把持したり、図3
(B)で示す処置具20を鉗子口14に挿入・操作を行
ったりする。スイッチ16が握り部3に設けられている
ため、握り部3Aを把持している手のみでスイッチ類を
操作する事が出来る。また、スイッチ16は握り部3A
を把持する手の滑り止めの効果もある。
【0017】図2(A)は図1の内視鏡1を握り部3A
を外した分解図を示している。つまり内視鏡1はそのグ
リップベース17に握り部3Aを着脱自在で装着するこ
とができる。図2(A)では比較的手の大きな術者用の
握り部3Aを示しているが、グリップベース17には図
2(B)に示すように小さい術者用の握り部3Bを装着
して使用することのできる。
【0018】握り部3A,3Bともにスイッチ16は弾
性材で設けられており、グリップベース17に設けられ
た2つの接点18に被さる位置に設けられており、押圧
することにより2つの接点18を導通することができる
ようにしている。
【0019】内視鏡検査を行うとき、術者の手の大きさ
によってグリップ3A或いは3B(以下3で代表する)
を選択し、グリップベース17に組み込む。グリップ3
を把持した手でスイッチ16を操作し、接点18より図
示しないビデオシステムセンタに信号を送ることができ
る。
【0020】図3(A)は握り部3の下端に設けられた
鉗子口14近傍の断面図を示す。鉗子口14の中の導入
管路21は、この管路21深部側の分岐部或いは合流部
22で操作部4側から真っ直ぐ延びる吸引管路23と屈
曲して合流し、1本の処置具用チャンネル24となり、
挿入部2内を挿通されて後述する図6に示すように先端
構成部7の先端面で開口する先端開口(鉗子開口)24
aとなっている。吸引管路23は図1に示す吸引制御装
置12に接続されるチューブを介して図示しない吸引ポ
ンプに連通している。
【0021】鉗子口14の中の導入管路21は入り口近
傍の内径φaが合流部22近傍の内径φbより小さくな
っている。つまり、φa<φbとなっている。例えばこ
の入り口近傍はシリンジを組み付けることが出来るよう
規格で決められた内径で構成されている。
【0022】図3(B)は鉗子口14より導入管路21
を経て合流部22側へ処置具20を挿入した状態の図を
示す。処置具20の先端には構造上必要な硬質部25が
存在する。入り口近傍の導入管路21の内径より合流部
22近傍の内径の方が大きいため、処置具20の硬質部
25が鉗子口14より挿入部2内の処置具用チャンネル
24に容易に挿通することができる。
【0023】図4は鉗子口14に組み付けられた鉗子栓
15の断面図を示す。鉗子栓15は弾性体、例えばゴム
(耐性上シリコンゴムが望ましい)で設けられた下ゴム
27と上ゴム28と、比較的軟性の樹脂で設けられたD
カバー29とで構成されている。
【0024】上ゴム28に設けられているスリット30
は上面は平面で下面は砲弾形状になっている。この構造
を有しているため、吸引制御装置12にて挿入部2の先
端部開口部より汚物等吸引する時にスリット30より外
気を吸引することなく、咳などで管路内の圧の上がった
時もスリット30より汚物が吹き出すことがない。
【0025】また、下ゴム27には中心に穴31を有し
ており、穴31の近傍は薄肉形状をなしている。この下
ゴム21は高引き裂きグレードのゴムで作製されてい
る。この構成を有しているため、穴31に処置具を挿脱
させたときの削れ、裂けを抑えることができる。
【0026】穴31の内径は処置具20の径と同等か、
もしくは小さい径で構成されている。これにより、鉗子
栓15に処置具20を通したときに処置具20と穴31
に隙間が出来ないため、鉗子栓15に処置具20を挿入
した状態においても咳などで管路内の圧が上がったとき
に汚物が吹き出すことがない。
【0027】図5は鉗子栓15にシリンジ33を差込
み、送液、吸引を行っている状態を示す。スリット30
はシリンジ33によって押し開くことが出来る位置に設
けられている。よってシリンジ33による送液は軽い力
量で行うことが出来、また管路を通して挿入部2の先端
の鉗子開口部より体液などを吸引することができる。
【0028】シール部34はスリット30よりシリンジ
33側で、鉗子栓15のシリンジ33側の端面に可能な
限り近い位置に設けられている。また、シリンジ33を
鉗子栓15に取り付けた状態においてシール部34の内
径は相対するシリンジ33の先端部35の外径より小さ
い。
【0029】これにより、シリンジ33によって送液を
行う時、シリンジ33とシール部34によってシールさ
れているため送液した液体が漏れることはない。つま
り、シリンジ33の先端部35の外周面にシール部34
が圧接してシールすることになるので、液体が漏れるこ
とを防止できる。
【0030】図6(A)は内視鏡1の挿入部2の先端部
の正面図、図6(B)は先端部7の断面図を示す。な
お、図6(A)は図6(B)のA矢視図でもある。先端
部7内には対象部位を撮像する撮像装置40と、処置具
を通す処置具用チャンネル24と、対象部位を照明する
照明光学系41とが併設されている。
【0031】つまり、先端部7を形成するステンレス等
の金属製の先端部本体42及びその先端面側に取り付け
られた弾性を有する先端カバー43には観察窓44と、
2つの照明窓45と、さらに処置具用チャンネル24を
それぞれ形成する孔が形成され、撮像装置40、照明光
を導くライトガイドファイバ束46(図8参照)及び照
明レンズ47、チャンネルチューブ48が固定されてい
る。
【0032】ライトガイドファイバ束46は挿入部2、
操作部4、ユニバーサルコード6内を挿通され、その後
端は図示しない光源装置に接続され、光源装置から供給
される照明光を伝達(或いは導光)し、照明光学系41
を経て対象部位側に照明光を出射する。
【0033】また、撮像装置40はレンズ枠49に取り
付けられた結像光学系(或いは対物光学系)50と、こ
のレンズ枠49に連結された固体撮像素子ホルダ51に
取り付けられ、結像光学系50の結像位置に配置され、
光電変換する機能を有する固体撮像素子52と、この固
体撮像素子52の裏面の外部リードに接続され、電子部
品53が実装された回路基板54と、外部リード及び回
路基板54に接続されたケーブル55等からなる。
【0034】このケーブル55も挿入部2、操作部4、
ユニバーサルコード6内を挿通され、その後端は図示し
ないビデオシステムセンタに接続され、撮像装置40と
ビデオシステムセンタ間で信号の伝達を行う。
【0035】結像光学系50の側面はレンズ枠49及び
このレンズ枠49の後端から後方側に突出する固体撮像
素子ホルダ51によって覆われ、この固体撮像素子ホル
ダ51の後端面にカバーガラス56によってその受光面
57が保護された固体撮像素子52が取り付けられてい
る。レンズ枠49及び固体撮像素子ホルダ51は銅、ス
テンレススチール等で構成されており、レーザ光を通さ
ない部材で形成されてている。
【0036】また、結像光学系50を形成するレンズ或
いはカバーガラス56の表面には治療処置に用いるレー
ザ光の波長をカットするフィルタがコーティング等によ
って設けられており、観察窓44から結像光学系50を
通って受光面57に至る入射光学経路にレーザ光が入射
してもフィルタによってカットされ、受光面57に届か
ない(入射されない)ようにしている。
【0037】また、固体撮像素子52は固体撮像素子ホ
ルダ51から露出する側面が絶縁テープ58を貼り付け
た後、その外側に金属製のテープ59を貼り付けて、固
体撮像素子52の側面方向からレーザ光が固体撮像素子
52の受光面57に入射するのを防止するようにしてい
る。
【0038】本実施の形態ではこのテープ59はその前
端が固体撮像素子ホルダ51の後端付近を覆い、かつテ
ープ59の後端は絶縁テープ58の後端付近までを覆う
ことにより、少なくともカバーガラス56及び固体撮像
素子52の側面全体を覆うように設けている。
【0039】金属のテープ59はアルミニュウム或いは
ステンレススチールである。また、撮像装置40は固体
撮像素子52からケーブル55に至るまでの強度を保つ
ために、絶縁性の接着剤61が周囲に充填され、さらに
これらを熱収縮チューブ62(保護チューブであり熱収
縮チューブ以外の素材を用いてもよい)で覆うようにし
ている。
【0040】この撮像装置40の外観図を図7に示す。
図7の斜線の部分が金属粒子を混合した塗料63が塗布
されている部分を示し、熱収縮チューブ62の外表面全
体にこの塗料63を塗布して遮光手段(より具体的には
主に反射する反射手段により、この反射手段の機能を包
含する遮光手段)を形成している。
【0041】本実施の形態では固体撮像素子52からケ
ーブル55に至るまで覆われている熱収縮チューブ62
の外面全体に金属粒子(例えば反射の機能が大きいアル
ミニュウム粒子や銀粒子)が混合されている塗料63を
塗布した塗料膜(機能的には反射膜)を形成しているこ
とが特徴となっている。
【0042】この熱収縮チューブ62はその先端側がテ
ープ59の外周面を覆い、かつ後端側はケーブル55の
総合外皮を覆う位置まで延びている。そして、仮にテー
プ59の固体撮像素子52側面への貼り付け方が不完全
で光が漏れ込む隙間が形成されるような場合に対して
も、その外周側に設けた熱収縮チューブ62の外周面に
金属粒子を混合した塗料63を塗布することによって、
そのような光を塗料63の金属粒子で反射する等して遮
光し、撮像装置40の側面側から(換言すると、観察窓
44の結像光学系50を経て固体撮像素子52の受光面
57に至る撮像光路或いは光学光路以外の部分から)レ
ーザ光等が撮像装置40の内部の固体撮像素子52の受
光面57に漏れ込むのを確実に防止するようにしてい
る。
【0043】この塗料63は金属製のテープを貼り付け
る等して遮光するよりも薄い反射膜のようにできるの
で、先端部7の外径を太くすることなく、レーザ光の反
射光、漏れ光等を遮光する遮光手段を実現している。ま
た、このように塗布することによって、遮光手段を形成
することによって、金属製のテープを貼り付ける場合の
ように貼り付け方に依存して隙間ができて遮光機能にバ
ラツキが発生してしまうようなことも解消している。
【0044】また、この塗料63は時間が経過すると硬
化する経時硬化材料となっている。なお、塗料63は導
電性があるものを使用し、この塗料63部分を撮像装置
40のグランドに接続して撮像装置40全体を電磁シー
ルドするようにしてもよい。
【0045】固体撮像素子52の近傍に配設され、処置
具用チャンネル24を形成するチャンネルチューブ48
は座屈を防ぐためにベルト状部材をスパイラル状に券回
したチャンネルコイル64がその外周に巻き付けられ
て、接着されている。なお、チャンネルチューブ48は
先端部本体42に接着で固定されている。
【0046】先端部本体42の外周は円筒管等を介して
外皮66で覆われている。また、円筒管の後端側には最
先端の湾曲駒67が固定され、この湾曲駒67の後端に
次段の湾曲駒がリベットで回動自在に連結され、この連
結部から湾曲自在の湾曲部8が形成されている。また、
最先端の湾曲駒67の中央位置付近から後方部分が網管
68で覆われている。
【0047】次に本実施の形態の作用を説明する。内視
鏡1を用いた治療の方法としてレーザ光を用いることが
ある。この場合には、レーザ処置具を導入管路21に挿
入し、その内部で連通する処置具用チャンネル24を経
て挿入部2の先端部7で開口する先端開口24aより突
き出した状態において、レーザ光を対象部位に照射し、
治療処置を行う。
【0048】この時に生じる対象部位からの反射光や、
レーザ処置具からの漏れ光が、観察窓44から結像光学
系50を経て固体撮像素子52の受光面57に到る光学
経路以外の経路(たとえば処置具用チャンネル24、照
明窓45を経てファイババンドル束46)を経て受光面
57に入射すると画像が乱れてしまう。
【0049】本実施の形態では、撮像装置40を覆う熱
収縮チューブ62を更に覆っている塗料63に混入され
ている(主に反射することにより遮光する)金属粒子に
よりレーザ光が反射される等して熱収縮チューブ62の
内側に漏れ光等が入射するのが遮断されるため、上記光
学経路以外の経路を経て受光面57に入射することを防
止できる。
【0050】また、光学経路内にはレーザ光の波長をカ
ットするフィルタがコーティングしてあるため、光学経
路を経てレーザ光が受光面57に到ることも防止でき
る。本実施の形態は以下の効果を有する。
【0051】遮光する部分の作業に対するバラツキが殆
どなく、かつ塗料63の塗装膜が薄いため挿入部2の外
径(特に先端部7)を太くすることなく、レーザ光の遮
断を確実に行うことが出来る。このため、優れた遮光機
能を有する特性が均一な製品を提供できる。
【0052】また、処置作業を行うときに内視鏡画像の
乱れがなくなり、かつフレアやブルーミングなどの影響
を受けることを解消できるので、モニタ装置にはフレア
等のない鮮明な内視鏡画像を表示できると共に、その内
視鏡画像の観察により処置作業を正確、確実に行うこと
が出来る。また、導電性の塗料63を用いた場合は電磁
波シールドの効果がある。
【0053】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8を参照して以下に説明する。図8は図
6(A)のB−B断面を示し、図6で示した塗料63を
設ける代わりにこの断面において以下に示すように金属
粒子を混合した塗料72による遮光手段を形成してい
る。
【0054】照明光学系41は対象部位を照明する照明
光を導くライトガイドファイバ束46及びその先端面に
配置した照明レンズ47とからなり、先端部本体42の
後方に露出するライトガイドファイバ束46は先端部本
体42より少し後方位置から後方側が保護チューブ71
で被覆されている。
【0055】本実施の形態ではライトガイドファイバ束
46が保護チューブ71から露出している部分は接着剤
にて固められており、金属製の先端部本体42に嵌合し
て固定されている。
【0056】また、先端部本体42から露出しているラ
イトガイドファイバ束46と保護チューブ71の側面に
金属粒子を混合した塗料63と同様の塗料72を先端部
本体42との嵌合部の後端部から固体撮像素子52の受
光面57より後方位置、つまり操作部側となる位置まで
塗布することによって、ライトガイドファイバ束46側
にレーザ光が入射してもライトガイドファイバ束46側
から固体撮像素子52の受光面57にレーザ光が入射さ
れることを金属粒子による反射等により防止するように
している。
【0057】従って、先端部本体42からライトガイド
ファイバ束46の側面が露出した状態で、さらに保護チ
ューブ71からも露出していても塗料72によって遮光
する構造にしている。その他の構成は第1の実施の形態
と同じである。
【0058】次に本実施の形態の作用を説明する。レー
ザ処置具を導入管路21に挿入し、挿入部2の先端部7
で開口する先端開口24aより突き出した状態におい
て、レーザ光を対象部位に照射する。この時に生じる対
象部位からの反射光が、照明窓45よりライトガイドフ
ァイバ束46に透過するが、金属粒子入り塗料72によ
ってライトガイドファイバ束46より撮像装置40の側
部側に漏れることを防止する。その他の作用は第1の実
施の形態とほぼ同じである。
【0059】本実施の形態は以下の効果を有する。ライ
トガイドファイバ束46を接着剤で固めた部分を直に先
端部7を形成する先端部本体42の孔に嵌合させても塗
料72によりレーザ光が撮像装置40の側部側に漏れる
ことを防止できるので、内視鏡画像の乱れが発生しない
ようにできる。
【0060】このため、ライトガイドファイバ束46の
先端側に金属パイプを取り付けて先端部に固定すること
を不必要にできるので、挿入部の先端側の外径を細くす
ることができる。その他の効果は第1の実施の形態と同
じである。
【0061】(第3の実施の形態)図9は第3の実施の
形態の先端部7の断面構造を示す。本実施の形態は台1
の実施の形態で熱収縮チューブ62の外表面に塗料63
を塗布する代わりに以下のようにして遮光手段を形成し
ている。
【0062】挿入部内の処置具用チャンネル24を形成
するチャンネルチューブ48の先端側にはチャンネルコ
イル64が巻いて有り、その外表面に金属粒子入りの塗
料73を先端の金属との嵌合部端面74から固体撮像素
子52の受光面57より操作部側となる位置まで塗布し
ている。その他の構成は第1の実施の形態と同じであ
る。次に作用を説明する。
【0063】レーザ処置具を導入管路21に挿入し、挿
入部2の先端部7で開口している先端開口24aより突
き出した状態において、レーザ光を対象部位に照射す
る。この時に生じる対象部位からの反射光が先端部7の
処置具用チャンネル24の先端開口24aよりこの処置
具用チャンネル24内に入射したり、レーザ処置具から
の漏れ光が発生する場合があり得る。
【0064】このような場合においても、処置具用チャ
ンネル24を形成するチャンネルチューブ48及びチャ
ンネルコイル64外表面に金属粒子入り塗料73が塗ら
れているため、撮像装置40の側部側に漏れ光が入射す
るのを防止できる。
【0065】従って、観察窓44から結像光学系50を
経て固体撮像素子52の受光面57に到る光学経路以外
の経路を経て受光面57に入射し、画像が乱れてしまう
ようなことを確実に防止できる。
【0066】本実施の形態の効果は第2の実施の形態と
ほぼ同様である。なお、第2の実施の形態と第3の実施
の形態とを組み合わせるようにすると、より有効とな
る。
【0067】(第4の実施の形態)図10は本発明の第
4の実施の形態の先端部7の一部の断面を示す。第1の
実施の形態では熱収縮チューブ62の外表面に塗料63
を塗布したが、本実施の形態ではその代わりに以下のよ
うに遮光手段を形成している。
【0068】前述までの実施の形態では撮像装置40は
固体撮像素子52からケーブル55に至るまでの強度を
保つために、接着剤61が熱収縮チューブ62の中に充
填されていた。
【0069】本実施の形態ではこの接着剤61の代わり
に金属粒子(例えばアルミ粒子や銀粒子)が混合された
接着剤75を用いている。ただし、この金属粒子は粒子
外表面に絶縁材によるコーティングがなされており、従
ってこの接着剤75は非電導性である。また、この接着
剤75は経時硬化材料である。
【0070】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。また、その作用は第1の実施の形態と殆ど同じと
なる。本実施の形態は以下の効果を有する。
【0071】作業のバラツキがなく、挿入部外径を太く
することなく、完全なレーザ光の遮断を行うことが出来
るため、処置作業を行うときに内視鏡画像の乱れがなく
なり、かつフレアーやブルーミング等の影響を受けるこ
とがなくなるため処置作業を正確、確実に行うことが出
来る。
【0072】(第5の実施の形態)図11は第5の実施
の形態における処置具用チャンネル24を示す。この処
置具用チャンネル24を形成するチャンネルチューブ4
8及びチャンネルコイルの外表面に、先端から組付け状
態における撮像装置40の受光面57より後端側となる
位置まで金属の蒸着膜76がなされている。図11では
この蒸着膜76が施された部分を斜線で示している。
【0073】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。本実施の形態の作用は第3の実施の形態と同じで
ある。また、本実施の形態の効果は第3の実施の形態と
同じである。
【0074】なお、例えば第1の実施の形態では熱収縮
チューブ62の外表面に金属粒子が混合された塗料を塗
布しているが、内側表面に金属粒子を塗布した熱収縮チ
ューブ62を用いても良い。
【0075】さらに熱収縮チューブ62の内側或いは外
側表面に塗料63を塗布する代わりに熱収縮チューブ6
2自体に金属粒子を混合したもの(つまり金属粒子が混
合或いは混入された熱収縮チューブ)を用いても良い。
また、金属粒子が混合或いは混入されたチューブを用い
ても良い。
【0076】また、チャンネルチューブ48の先端側部
分の外表面に塗料63を塗布する代わりに金属粒子が混
合或いは混入されたチューブを使用するようにしても良
い。なお、上述した実施の形態を部分的等で組み合わせ
て形成される実施の形態等も本発明に属する。
【0077】[付記] 1.挿入部の先端部に観察窓、結像光学系、照明窓、ラ
イトガイドファイバ束、固体撮像素子を含む撮像装置と
処置具を通すチャンネルとを有する内視鏡において、前
記観察窓から結像光学系を経て固体撮像素子の受光部に
至る光学光路以外の経路から前記受光部に光線が入射し
ないよう、金属粒子を用いて遮光する遮光手段を設けた
ことを特徴とする内視鏡。 (付記1の作用)レーザ処置具をチャンネルに挿入し、
その先端開口より突き出した状態において、レーザ光を
対象部位に照射する。この時に生じる対象部位からの反
射光やもレーザ処置具からの漏れ光が、前記光学経路以
外の経路を経て受光部に入射すると画像が乱れてしまう
が、この受光部に光線が入射しないように遮光手段があ
るため、レーザ光が反射等で遮光され、受光部に入射す
ることはない。
【0078】2.前記金属粒子を用いて遮光する遮光手
段は、金属粒子を混合した反射膜であることを特徴とす
る付記1記載の内視鏡。 (付記2の作用)金属粒子入り反射膜を用いているため
受光部にレーザ光が到ることはない。
【0079】3.前記金属粒子を用いて遮光する遮光手
段は、金属粒子を混合した経時硬化材料を用いたことを
特徴とする付記1記載の内視鏡。 (付記3の作用)金属粒子入りの経時硬化材料(例えば
塗料や接着剤)を用いているため受光部にレーザ光が到
ることはない。また、金属製テープを貼り付けるよりも
作業性がよく、かつバラツキも少なく遮光機能がある特
性の均一な製品を提供できる。
【0080】4.前記金属粒子を用いて遮光する遮光手
段は、金属の蒸着膜を用いたことを特徴とする付記1記
載の内視鏡。 (付記4の作用)金属の蒸着膜を用いているため受光部
にレーザ光が到ることはない。
【0081】5.前記金属粒子を用いて遮光する遮光手
段は、金属粒子を混合した塗料を用いたことを特徴とす
る付記1記載の内視鏡。 (付記5の作用)金属の粒子を混合した塗料を塗布した
ため受光部にレーザ光が到ることはない。
【0082】6.前記撮像装置の外表面に反射手段を設
けたことを特徴とする付記1記載の内視鏡。 (付記6の作用)撮像装置を覆う外表面に反射手段が設
けてあるので、レーザ光が反射されるため、光学経路以
外の経路レーザ光が受光部に到ることはない。
【0083】7.前記ライトガイドファイバ束の先端側
の外表面に前記遮光手段を設けたこと特徴とする付記1
記載の内視鏡。 (付記7の作用)レーザ光がライトガイドファイバ束に
入射しても、先端側のライトガイドファイバ束の外表面
に金属粒子入り遮光手段が施されているため、光学経路
以外の経路を経て受光部に入射することはない。
【0084】8.前記チャンネルの外表面に前記遮光手
段を設けたことを特徴とする付記1記載の内視鏡。 (付記8の作用)チャンネルの先端開口部よりレーザの
反射光が入射したり、レーザプローブよりレーザ光が洩
れるが、チャンネルの外表面に金属粒子入りの遮光手段
が施されているため、光学経路以外の経路を経て受光部
に入射することはない。
【0085】9.前記撮像装置内の接着剤に金属粒子を
混合して前記遮光手段としたことを特徴とする付記1記
載の内視鏡。 (付記9の作用)撮像装置の内部空間に充填されている
接着剤に金属粒子が混合されているためによってレーザ
光が反射されるため、光学経路以外の経路を経て受光部
に入射することはない。
【0086】10.前記撮像装置の外表面はチューブで
覆われていることを特徴とする付記1記載の内視鏡。 11.前記チューブの外表面全体に金属粒子が混合され
た塗料を塗布し、前記遮光手段としたことを特徴とする
付記10記載の内視鏡。 12.前記チューブと前記ライトガイドファイバ束の互
いに対向している部分に金属粒子が混合された塗料を塗
布し、前記遮光手段としたことを特徴とする付記10記
載の内視鏡。
【0087】13.前記チャンネルの外表面の前記受光
部近傍に金属粒子が混合された塗料を塗布し、前記遮光
手段としたことを特徴とする付記1記載の内視鏡。 14.前記撮像装置は、前記固体撮像素子からの信号を
伝達し、前記撮像装置の基端側に接続され、前記挿入部
内を挿通されるケーブルを有し、前記固体撮像素子から
ケーブルの先端付近までの強度を保つために、周囲の空
間に充填される接着剤に金属粒子を混合し、前記遮光手
段としたことを特徴とする付記1記載の内視鏡。 15.前記チャンネルの外表面の前記受光部近傍に金属
の蒸着膜を形成して前記遮光手段としたことを特徴とす
る付記1記載の内視鏡。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挿
入部の先端部に観察窓、結像光学系、照明窓、ライトガ
イドファイバ束、固体撮像素子を含む撮像装置と処置具
を通すチャンネルとを有する内視鏡において、前記観察
窓から結像光学系を経て固体撮像素子の受光部に至る光
学光路以外の経路から前記受光部に光線が入射しないよ
う、金属粒子を用いて遮光する遮光手段を設けているの
で、光学光路以外の経路から前記受光部に光線が入射し
ないようにできる。従って、レーザ光による内視鏡画像
の乱れやフレア・ブルーミングを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡の外観を示
す斜視図。
【図2】内視鏡と握り部を外した分解した状態の内視鏡
等を示す図。
【図3】鉗子口付近の構造を示す断面図。
【図4】鉗子栓の構造を示す断面図。
【図5】シリンジが接続された状態の鉗子口付近の構造
を示す断面図。
【図6】挿入部の先端部の構成を示す図。
【図7】撮像装置の外観を示す側面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態における照明光学系
の構成を示す断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態における挿入部の先
端部の構成を示す断面図。
【図10】本発明の第4の実施の形態における挿入部の
先端部の一部を示す断面図。
【図11】本発明の第5の実施の形態における処置具用
チャンネルを示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 3A,3B…握り部 4…操作部 7…先端部 8…湾曲部 11…湾曲レバー 13…スイッチ 14…鉗子口 15…鉗子栓 16…スイッチ 17…グリップベース 18…接点 24…処置具用チャンネル 40…撮像装置 44…観察窓 45…照明窓 48…チャンネルチューブ 49…レンズ枠 50…結像光学系 51…固体撮像素子ホルダ 52…固体撮像素子 55…ケーブル 57…受光面 58…絶縁テープ 59…テープ 62…熱収縮チューブ 63…塗料

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の先端部に観察窓、結像光学系、
    照明窓、ライトガイドファイバ束、固体撮像素子を含む
    撮像装置と処置具を通すチャンネルとを有する内視鏡に
    おいて、 前記観察窓から結像光学系を経て固体撮像素子の受光部
    に至る光学光路以外の経路から前記受光部に光線が入射
    しないよう、金属粒子を用いて遮光する遮光手段を設け
    たことを特徴とする内視鏡。
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