JP3000980B2 - 拡散コード自動認識型スぺクトラム拡散通信方法及び装置 - Google Patents

拡散コード自動認識型スぺクトラム拡散通信方法及び装置

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JP3000980B2
JP3000980B2 JP30958097A JP30958097A JP3000980B2 JP 3000980 B2 JP3000980 B2 JP 3000980B2 JP 30958097 A JP30958097 A JP 30958097A JP 30958097 A JP30958097 A JP 30958097A JP 3000980 B2 JP3000980 B2 JP 3000980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスぺクトラム拡散通
信に関し、特に、送信装置と受信装置とで予め拡散コー
ドの設定を行うことなしに、受信装置が拡散コードを設
定できる拡散コード自動認識型スぺクトラム拡散通信方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スぺクトラム拡散(以下「SS」ともい
う。)通信においては、データを拡散するための拡散コ
ードを、送信装置と受信装置とで共有することが必要が
あって、同一の拡散コードを使用することができなけれ
ば適正な通信は成り立たない。このため、従来はあらか
じめ送受信双方で同じ拡散コードを設定したうえで通信
を開始している。
【0003】 しかし、このような方式では送信装置と受
信装置とが互いに遠隔地にある場合、拡散コードの設定
・変更等が発生した場合の手順が必要である。このよう
な手順を省くための方法として、特開平6−23280
2号公報「無線通信装置」で提案されたスぺクトラム拡
散通信方式が知られている。この方法は、送信装置と受
信装置との間で通信上の規約を設定し、使用する拡散コ
ードをデータとして所定のパケットの伝送データ中に送
信するようにしたものである。これによって、受信装置
は送られてきたデータが拡散コードを変更するものであ
ることを規約に基づいて認識し、自らのコードの書き換
えを実施する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のスぺクトラム拡散通信方式では、送信装置は送り
たいデータだけを送りたい拡散コードで勝手に送信し、
受信装置側は送信側の拡散コードを独自に認識し送信デ
ータを復調するようなことはできず、送信装置と受信装
置の間に規約を設定するほか、煩雑な手順を踏まなけれ
ば通信の開始及び拡散コードを変更を行うことができな
いという難点があった。
【0005】 (発明の目的) 本発明の目的は、スぺクトラム拡散通信において、受信
装置は送信装置から送信されるデータから拡散コードを
検出して受信信号を復調することを可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の拡散コード自動認識型スぺクトラム拡散
通信方法は、送信装置は、任意の拡散コードにより伝送
信号をスペクトラム拡散を行って送信し、受信装置は、
受信した前記送信信号と自装置が保持する複数の拡散コ
ードとを順次相関処理を行って送信側の拡散コードを検
索し、送信側の拡散コードを認識して受信することを特
徴とする。また、前記受信装置は、受信信号の受信レベ
ルを検出し送信装置に対して送信電力を制御するAGC
制御信号を送信し、前記送信装置は、前記AGC制御信
号により送信出力レベルを制御することを特徴とする。
【0007】 また、本発明の拡散コード自動認識型受信
装置は、スぺクトラム拡散信号から受信信号を出力する
受信部と、複数の拡散コードを生成する拡散コード生成
部と、前記受信信号と前記複数の拡散コードとを順次相
関処理を行い送信側の拡散コードを検出する拡散コード
検出部と、検出した拡散コードを用いて前記受信信号を
復調する復調部とを有する。そして、前記拡散コード検
出部は、受信信号のAGC回路と、AGC回路の出力と
前記複数の拡散コードとの相関処理を行う相関器と、拡
散コード生成部の生成する拡散コードを制御し相関器の
出力から送信側の拡散コードを判定する相関値判定/制
御部とを有する。更に、前記AGC回路は送信装置に対
するスぺクトラム拡散信号の出力レベルを制御するAG
C制御信号を出力し、また、前記AGC制御信号を送信
する送信部を有する。更に、送信装置の拡散コードの検
出後に受信信号と当該コードとの乗算出力を生成し初期
同期を確立する初期同期判定部と、初期同期判定部の出
力からキャリアを再生して復調データを出力するキャリ
ア再生部とを有する。
【0008】 (作用) 送信装置から送信されるSS信号に対して、受信装置は
自らが持つ数百の拡散コードとのマッチングを相関器で
検出し、送信側と同一の拡散コードを検索して認識す
る。認識した拡散コードを使用してSS信号を復調し受
信データを出力する。相関器の相関処理及び拡散コード
の認識を高精度に行うために受信装置内又は送信装置を
含めてAGC制御を行い受信装置の相関器の出力値を一
定に保持する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の拡散コード自動認
識型SS通信方式についてその一実施の形態を図面を参
照して詳細に説明する。
【0010】 図1は本実施の形態の拡散コード自動認識
型SS通信方式の構成を示すブロック図である。
【0011】 本実施の形態の全体構成は、データを送信
するSS信号の送信装置1と送信されたSS信号を受信
復調する受信装置2〜6より構成されている。
【0012】 受信装置の構成は、受信高周波信号(R
F)をべースバンド信号にまでビートダウンし、かつ受
信電力を一定に制御させるための指令を送信装置側に送
信する送受信部2と、送信装置側で使用されることが予
想される数百の拡散コードを発生することができる拡散
コード生成部4と、送受信部2からの受信信号と拡散コ
ード生成部4から発生される拡散コードとの相関をとり
拡散コードの検索を行う拡散コード検出部3と、SS信
号の復調を行う初期同期判定部5と、データ出力を行う
キャリア再生部6とよりなっている。
【0013】 図2は、拡散コード検出部3の構成を示す
ブロック図である。受信レべルを一定に保持するための
AGCレべル判定回路7と、相関器8と、相関器出力の
判定を行う相関値判定/制御部9とから構成されてい
る。
【0014】 次に、本実施の形態の動作について図1及
び図2を参照して説明する。
【0015】 送信装置1は、独自の判断で所定の拡散コ
ードを使用してデータを拡散したSS信号を送信する。
【0016】 送受信部2は受信信号を復調して、例えば
A/D変換したディジタル信号のべースバンド信号とし
た受信信号を拡散コード検出部3に出力する。拡散コー
ド検出部3では、AGC判定回路7において受信信号の
レべルを一定に制御し相関器8に出力する。この際、A
GC判定回路7はAGCコントロール信号を送受信部2
にフィードバックし、送受信部2は、前記AGCコント
ロール信号により拡散コード検出部3ヘの出力レベルを
制御するとともに、RF段により出力されるAGCレべ
ルを一定に保つために送信装置1に対しその出力レベル
のアップ/ダウン指令を出力する。こうすることで、相
関器8に入力される信号の信号対雑音比(Signal To No
ise)を一定に保つことができ、相関器8から出力する
相関値は、拡散コードが一致した場合に正規の拡散コー
ドにより逆拡散を行った受信信号の場合とほぼ同じ値が
出力されるようにすることができる。
【0017】 相関値判定/制御部9は、拡散コード生成
部4を制御して順次異なる拡散コードを生成させ、前記
拡散コードとAGC判定回路7からの受信信号とを相関
処理を行い出力される相関器8からの相関値を判定し
て、送信側で使用している拡散コードを検索して認識す
る。
【0018】 このように、拡散コード検出部3では、拡
散コード生成部4から次々と生成されるコードと受信信
号との相関がとられる。この動作は、拡散コードが一致
した場合に出力される相関値が検出されるまで行われ
る。
【0019】 そして、受信信号に使用されている拡散コ
ードと一致するコードが認識された場合、初期同期判定
部5において当該コードと受信信号との乗算出力を生成
し初期同期を確立する。次に、キャリア再生部6におい
て、受信信号に含まれる残留するキャリアを再生し当該
キャリアにより受信信号を再生して復調データを出力す
る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送信されたスぺクトラム拡散信号に対し、受
信装置が自らが有する数百の拡散コードと受信信号との
相関をとり、自動的に送信された拡散コードを検索し、
データを復調するものであるから、送信及び受信装置に
特別な通信プロトコル(規約)を設定したり、拡散コー
ドの設定、変更等を行うための手順を実施する必要がな
いので通信制御手順が簡略される。また、拡散コードに
関する情報を送信装置から受信装置に伝送するための伝
送フォーマットを採用する必要がないので、拡散コード
により伝送信号を圧迫することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡散コード自動認識型スぺクトラム拡
散通信方式の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の拡散コード検出部の構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信装置 2 送受信部 3 拡散コード検出部 4 拡散コード生成部 5 初期同期判定部 6 キャリア再生部 7 AGC判定回路 8 相関器 9 相関値判定/制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 13/00 H04B 1/04 H04B 1/16 H04B 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置と受信装置との間で拡散コード
    の取り決めのないスペクトラム拡散通信方法であって、 前記送信装置は、任意の拡散コードにより伝送信号のス
    ペクトラム拡散を行うとともに、前記受信装置から送信
    されるAGC制御信号により送信レベルを制御して送信
    し、前記受信装置は、受信信号の受信レベルを検出し前
    記送信装置に対して送信レベルを制御する前記AGC制
    御信号を送信するとともに、受信した前記送信信号と自
    装置が保持する複数の拡散コードとを順次相関処理を行
    って前記送信装置の拡散コードとコード及び位相が同一
    の拡散コードを検索し、送信装置の拡散コードを認識
    後、前記受信信号を当該拡散コードにより逆拡散して受
    信、復調する ことを特徴とする拡散コード自動認識型ス
    ぺクトラム拡散通信方法。
  2. 【請求項2】 送信装置の送信レベルを制御するととも
    に、前記送信装置から送信された任意の拡散コードによ
    りスペクトラム拡散された送信信号を受信、復調する、
    前記送信装置との間で拡散コードの取り決めのないスペ
    クトラム拡散通信における拡散コード自動認識型受信装
    置であって、 前記送信信号を受信し受信信号を出力する受信部と、前
    記受信信号により前記送信装置の送信レベルを制御する
    AGC制御信号を出力するAGC回路と、前記AGC制
    御信号を前記送信装置に送信する送信部と、複数の拡散
    コードを生成する拡散コード生成部と、前記受信信号と
    拡散コード生成部から出力される拡散コードとの相関処
    理を行う相関器と、拡散コード生成部を制御し順次異な
    る拡散コードを生成させ相関器の出力を判定して前記送
    信装置の拡散コードとコード及び位相が同一の拡散コー
    ドを検出する相関値判定/制御部と、前記相関値判定/
    制御部により検出された前記送信装置の拡散コードを用
    いて前記受信信号を復調する復調部と、 を有することを
    特徴とする拡散コード自動認識型受信装置。
JP30958097A 1997-10-24 1997-10-24 拡散コード自動認識型スぺクトラム拡散通信方法及び装置 Expired - Lifetime JP3000980B2 (ja)

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