JP3000740U - 根菜類の洗浄装置 - Google Patents

根菜類の洗浄装置

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JP3000740U
JP3000740U JP1994001513U JP151394U JP3000740U JP 3000740 U JP3000740 U JP 3000740U JP 1994001513 U JP1994001513 U JP 1994001513U JP 151394 U JP151394 U JP 151394U JP 3000740 U JP3000740 U JP 3000740U
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cleaning
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hook
leg
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JP1994001513U
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Inventor
明照 川上
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上越農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薩摩芋等の根采類の洗浄装置に於いて、被洗浄
物の取り出しが容易であり、また根采類の連続洗浄も可
能である装置を提供する。 【構成】細長の回転ブラシ体22を並架して洗浄凹部A
を形成すると共に開閉扉11を設けた根采類の洗浄装置
に於いて、特に開閉扉側の走行車輪を、脚杆331から
突設した回動腕333に軸支すると共に、回動腕に回動
を阻止する掛止機構部を付設し、本体前後重心位置近傍
に逆U字状の受け部31を別製の脚台34で支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として人参、薩摩芋等の根菜類の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人参等の根菜類の従来の洗浄装置は、例えば実公昭57−48397号に示す ように複数の細長の回転ブラシ体を並架して洗浄凹部を形成し、洗浄凹部内に投 入した被洗浄物に洗浄水を注ぎながらブラシ体を回転させて、洗浄を行うもので ある。
【0003】 前記装置に於いて、被洗浄物の取り出し用として洗浄凹部の後部に開閉扉を設 けた装置が知られており、被洗浄物を取り出すには、洗浄凹部内の被洗浄物を後 部開閉扉側に押出したり、或は本体を傾斜せしめて行っている。 然し本体は回転ブラシ体の駆動機構を具備しており相応の重量があり、その傾 斜は容易ではなく、また始めから傾斜させておくと被洗浄物が洗浄凹部内で偏っ てしまう問題がある。
【0004】 そこで本件出願人は、先に本体支持脚を回転ブラシ架設方向前後の高さを相違 せしめると共に、前記前後間の重心位置近傍に高い脚と一致する中央脚を設け、 低脚側(開閉扉側)を下圧することで本体を傾斜させる機構をを本体に付設する ことを提案した(実願平4−92403号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記の本体の傾斜機構装置は、装置を移動させる場合には中脚を上方に引き上 げる必要があり、その際には低脚側を持ち上げなければならない。しかも移動は 本体が傾斜状態であり、移動させ難い。水平時と傾斜時の中脚の下端と床面との 接触状態が一致しないので、床面を傷めることになる等の改良が必要である。 そこで本考案は、先般の洗浄装置の更なる改良を提案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る根菜類の洗浄装置は、前後脚杆に走行車輪を付設した箱形本体内 に細長回転ブラシ体を並架して洗浄凹部を形成し、洗浄凹部の後部となる一方端 に開閉扉を設けた根菜類の洗浄装置に於いて、開閉扉側の走行車輪を、脚杆から 突設した回動腕に軸支すると共に、回動腕に回動を阻止する掛止機構部を付設し 、本体前後重心位置近傍に逆U字状の受け部を左右方向に形成し、前記受け部と 対応する支持脚を具備し且つ上下調整自在とした脚台を別製して、前記本体中央 下方に位置せしめてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
非連続洗浄の場合は、開閉扉を閉塞状態として、洗浄凹部内に被洗浄物(人参 等)を投入し、所定のブラシ洗浄を行い、本体を傾斜状態として開閉扉を開口し て被洗浄物を取り出す。また連続洗浄は本体を傾斜状態とし、開閉扉を開いたま まの状態で、高脚側から被洗浄物を順次投入して洗浄(回転ブラシの動作と洗浄 水の注水)を行うもので、被洗浄物は洗浄されて開閉扉から順次送り出されてく る。
【0008】 特に本体を傾斜状態とするには、脚台を本体下部に位置せしめて、受け部に支 持脚を当接し、後部走行輪の回動腕の掛止を解除して、回動腕をフリー状態とす ると、本体の後部を下圧すること容易に傾斜状態となる。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 この実施例に示した洗浄装置は、本体1と、洗浄機構2と、本体の傾斜機構3 から構成されており、本体1は箱型で、内部に洗浄機構2を組み込み、組み込ん だ洗浄機構2の後部となる本体1の後面所定位置(後述する洗浄凹部の後面)に 開閉扉11を設け、洗浄機構の上面前部に被洗浄物の投入口12を形成し、開閉 扉11の近傍に本体持上げ用の取手13を設け、本体1を傾斜機構3で支持した ものである。
【0010】 洗浄機構2は本体1内に設けたもので、注水部21、回転ブラシ体22、中心 ブラシ体23、駆動部24からなり、注水部21は洗浄部(洗浄凹部)となる個 所の上部に配置し、洗浄部全体に散水を行うものである。回転ブラシ体22は細 長い形状で、本体1の洗浄部内の左右に渡って複数本を並架して洗浄凹部Aを形 成してなるものであり、中心ブラシ体23は洗浄凹部の中心に架設したものであ る。駆動部24は駆動モータ(図示せず)を具備し、本体1の前部に付設したも ので、回転ブラシ体22及び中心ブラシ体23を回転せしめるものである。
【0011】 傾斜機構3は、本体1の前後重心位置近傍に下面の左右方向に形成した逆U字 状の受け部31と、本体1を支持する前部脚体32及び後部脚体33と、別製し た脚台34からなり、前後脚体32,33は、脚杆321,331に走行車輪3 22,332を装着したものであるが、特に後部脚体33は脚杆331から突設 した回動腕333に軸支すると共に、回動腕333に回動を阻止する掛止機構部 を付設したものである。
【0012】 掛止機構部は、左右の回動腕333間に架設した操作軸334に鉤体335を 突設し、鉤体対応する脚杆331側に鉤受部336を突設すると共に、鉤体33 5に掛止方向に付勢する発条337を付設し、更に操作軸334を本体1の側面 より突出せしめて、操作軸334の回動操作を行うペタル338を操作軸334 に固着してなる。
【0013】 脚台34は、台部341に支持脚342を上下調整自在に立設したもので、支 持脚342の頂部は、受け部31と対応する形状に形成したものである。 前記洗浄装置は、薩摩芋や人参等の根菜類の洗浄を行うもので、洗浄は特定時 期に収穫した皮の弱い薩摩芋の場合には、その表面が傷付かないように連続洗浄 を行い、その他の場合は溜め洗いを行うものである。
【0014】 即ち連続洗浄の場合には、本体1を傾斜状態に維持し、開閉扉11を開放状態 として、薩摩芋を投入口12より順次投入し、投入された薩摩芋は、注水並びに ブラシ体22,23の回転によって洗浄されながら開口扉11方向に移動し、洗 浄された薩摩芋は開口扉11から順次送り出されてくるものである。
【0015】 また溜め洗いは、本体1を水平状態に維持し、開閉扉11は閉塞し、中央ブラ シ体23を外し、被洗浄物を洗浄凹部内に投入し、注水と同時に回転ブラシ体2 2を回転動作せしめて行うもので、洗浄終了後に開口扉11を開口すると共に、 、本体1を傾斜させ、被洗浄物を開口扉11より取り出すものである。
【0016】 本考案は、前記の洗浄作業において、本体1の傾斜動作のためのもので、本体 1を傾斜せしめるには、脚台34を本体1の下部に位置せしめて、受け部31に 支持脚342の頂部を当接する。次にペダル338を踏み込んで操作軸334を 回動して、鉤受部336から鉤体335の掛止を外すもので、鉤体の掛止が解除 されると、後部走行輪332の回動腕333がフリー状態となる。そこで本体1 の後部を軽く下圧すると、本体1は脚台34でその重心位置が支持されているの で、前部脚部が浮き上がり、容易に傾斜状態となるものである。
【0017】 また特に図6に示すネジジャッキ体4を別製しておくと、溜め洗いの際に被洗 浄物のため本体1の傾斜が重い場合には、ジャッキ体4で本体1の前部を持ち上 げれば良いし、また連続洗浄の場合でも本体1の傾斜状態の維持に使用できるも のである。
【0018】 尚本考案は、本体の傾斜機構に特徴を有するもので、本体内の洗浄機構の具体 的構造は任意に定めることができるものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案以上のように、細長回転ブラシ体を並架して洗浄凹部を形成し、洗浄凹 部ので口側に開閉扉を設けた根菜類の洗浄装置に於いて、特に走行に不便なく、 且つ容易に傾斜状態に移行できる操作性に優れた傾斜機構を付加したもので、連 続洗浄並びに溜め洗いの何れに於いても被洗浄物の取り出しを容易にしたもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の全体斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】同脚台の斜視図。
【図4】同掛止機構の要部斜視図で、(イ)掛止状態
(ロ)は解除状態を示す。
【図5】同本体の傾斜状態のの説明図。
【図6】同ジャッキ体の斜視図。
【図7】同ジャッキ体の使用状態の説明図。
【符号の説明】
1 本体 11 開閉扉 12 投入口 2 洗浄機構 21 注水部 22 回転ブラシ体 23 中心ブラシ体 24 駆動部 3 傾斜機構部 31 受け部 32 前部脚体 33 後部脚体 331 脚杆 332 走行車輪 333 回動腕 334 操作軸 335 鉤体 336 鉤受部 337 発条 338 ペタル 34 脚台 341 台部 342 支持脚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後脚杆に走行車輪を付設した箱形本体
    内に細長回転ブラシ体を並架して洗浄凹部を形成し、洗
    浄凹部の後部となる一方端に開閉扉を設けた根菜類の洗
    浄装置に於いて、開閉扉側の走行車輪を、脚杆から突設
    した回動腕に軸支すると共に、回動腕に回動を阻止する
    掛止機構部を付設し、本体前後重心位置近傍に逆U字状
    の受け部を左右方向に形成し、前記受け部と対応する支
    持脚を具備し且つ上下調整自在とした脚台を別製して、
    前記本体中央下方に位置せしめてなることを特徴とする
    根菜類の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の根菜類の洗浄装置に於い
    て、左右の回動腕間に架設した操作軸に鉤体を突設し、
    前記鉤体と対応する脚杆側に鉤受部を設けると共に、鉤
    体に掛止方向に付勢する発条を付設し、且つ操作軸を本
    体の側面より突出せしめて、操作軸の回動操作を行うペ
    タルを操作軸に固着して掛止機構部を構成したことを特
    徴とする根菜類の洗浄装置。
JP1994001513U 1994-02-03 1994-02-03 根菜類の洗浄装置 Expired - Lifetime JP3000740U (ja)

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JP1994001513U JP3000740U (ja) 1994-02-03 1994-02-03 根菜類の洗浄装置

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ID=43136744

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