JP3000733B2 - 水中ボート - Google Patents

水中ボート

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JP3000733B2
JP3000733B2 JP3192882A JP19288291A JP3000733B2 JP 3000733 B2 JP3000733 B2 JP 3000733B2 JP 3192882 A JP3192882 A JP 3192882A JP 19288291 A JP19288291 A JP 19288291A JP 3000733 B2 JP3000733 B2 JP 3000733B2
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孝行 日宇
英輝 秋葉
雅樹 向井
茂男 奏野
智広 吉田
博之 高原
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浅海,池等を遊覧する
ための水中ボートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】浅海,遊園地の池などで水上遊覧するた
めのボートは、レジャー施設上欠かせないものとなって
いる。このボートの種類としては、多数の観客を一度に
乗せることの出来る大型のものから、一人用の小型のも
のまで、また推進機構としてはエンジン付きのものから
手漕ぎ或いは足ペダル式のものなど、多種多様のものが
開発され供用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のボート
は、専ら水面上を航行するものであり、より変化に富む
水中を眺めるには不充分なものである。水中を楽しむ施
設としては、水族館のような透視用の窓を備えた水中観
覧施設等々があるだけで、任意の場所に遊覧することは
できない。また水中及び水面上を航行するものとしては
潜水艦がよく知られているが、そのほとんどが深海に耐
え得る堅牢な構造のものであり、手軽に水中を、或いは
水面上及び水中を楽しめる遊覧用のボートは従来なかっ
た。
【0004】またこのような水中ボートを開発するに際
しては、安定した浮上姿勢及び水没姿勢が維持できるも
のであって、その姿勢変換も円滑にできるものであるこ
とが望ましい。さらに安定した推進、及び動力源の省エ
ネ化などが配慮されると、この水中ボートの付加価値が
高められる。
【0005】そこで本発明は、上記事情に鑑み、手軽に
水中を、或いは水面上及び水中を楽しめる水中ボートを
新規に提供すべく創案されたものであり、さらに安定姿
勢の維持、姿勢変換の円滑化、安定した推進、動力源の
省エネ化を図れる水中ボートを提供すべく創案されたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、透視部が付設
された乗員空間を有する筒部が形成された船体と、該船
体の筒部に遊嵌して摺動自在に設けられ少なくとも上記
透視部の上位及び下位に係止される環状浮体と、上記船
体と浮体との間に設けられ船体を浮体の内周に沿って昇
降させる昇降手段とを備えたものである。
【0007】
【0008】そして本発明は、窓が形成された筒部及び
水の入出可能なバラストタンクが形成された底部を有し
て人を乗せる船体と、筒部を囲繞して軸方向に摺動自在
に設けられ少なくとも窓よりも上位及び下位に係止され
る浮体とを備えたものである。
【0009】さらに本発明は、窓が形成された筒部及び
水の入出可能なバラストタンクが形成された底部を有し
て人を乗せる船体と、筒部を囲繞して軸方向に摺動自在
に設けられ少なくとも窓よりも上位及び下位に係止され
る浮体と、この浮体と船体とを適宜結縛する線条部材と
を備えたものである。
【0010】上記船体は、底部に形成された導水路及び
この導水路に設けられた推進機を有して構成されるのが
好ましい。
【0011】上記浮体は、その上面に推進機の駆動源に
連結された太陽電池を有して構成されるのが好ましい。
【0012】
【作用】上記構成によって、船体は透視部の上位に係止
された浮体により浮力を与えられて、これに囲繞された
状態で吊り下げられるように水中に没し、乗員空間に乗
り込んだ人が透視部越しに水中を眺めることができるよ
うにする。
【0013】また浮体が透視部の下位にも係止される構
成によって、透視部の下位に係止された浮体に吊り下げ
られつつ水面上に浮かぶことで、水中のほかに水上をも
楽しむことができる。
【0014】そして筒部及び底部を有した船体と筒部に
摺動する浮体とを備えた構成によって、バラストタンク
に注水されない状態においては船体が浮上し、浮体が窓
よりも下位に係止される。これで船体は水面上に浮か
び、乗り込んだ人が窓越しに水上を楽しむことができ
る。またバラストタンクに注水することで船体の重量が
増加し、沈降する。これに伴って浮体が相対的に筒部に
沿って移動し、窓よりも上位に係止される。船体は、こ
の浮体に吊り下げられて水中に没し、乗り込んだ人は窓
越しに水中を楽しむことができる。
【0015】またさらに線条部材が付加された構成によ
って、線条部材の長さを調節することで船体を任意の深
さに位置させることができると共に、浮体と船体との位
置関係を適正に保つ。
【0016】そして船体が導水路及び推進機を有した構
成によって、安定した推進力が得られる。
【0017】さらに浮体が太陽電池を有した構成によっ
て、太陽エネルギーを利用して推進機が駆動できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0019】図1及び図2は、本発明に係わる水中ボー
トの一実施例を示したものである。この水中ボートは、
重量を増減させるためのバラストタンク1及び、透視部
たる窓2を備えた乗員空間Sを有した船体3と、船体3
の窓2の上位及び下位に係止される浮体4とにより主と
して構成されている。そして本実施例にあっては、水面
上及び水中を航行するための推進機5が船体3に備えら
れている。
【0020】船体3は、上端が開口された円柱形の筒部
6と、筒部6の下方に膨出するように接続された底部7
とで成り、全体としてフラスコ状を呈している。この筒
部6の直径は約800mm 、高さは約1,300mm である。また
底部6も短円柱状を呈しており、その直径は約1,500mm
、高さは約600mm としている。窓2は筒部6の側面に
設けられており、周方向に等間隔に四箇所、透明な長方
形のアクリル板が枠に嵌め込まれて形成されている。ま
た筒部6の内壁には、人が昇降できるようにステップ
(手摺)となるロッド8が適宜折り曲げられて取り付け
られている。そして筒部6の内壁下方位置には分割・取
り外し可能なベンチシート9が取り付けられ、乗り込ん
だ人Pが腰掛けて窓越しに船体3の外を眺めることがで
きるようになっている。そして底部7は仕切板10で上
下に仕切られ、上半分が筒部6と共に乗員空間Sとして
使用され、下半分が重量調節のためのバラストタンク1
として形成されている。
【0021】図3にも示すように、バラストタンク1
は、左右に二分割され、さらにそれぞれが制水板11で
仕切られて合計四室で成っている。そして左右のタンク
室1a,1bの間に、底部7下方を直径方向に通る導水
路12が区画されている。この導水路12は両端側が拡
幅され、一方の拡幅部に、推進機5が設けられている。
従って船体3は、略この導水路12の方向(矢印B)に
進行することになる。また各タンク室1a,1bは導通
管13で左右連通されていると共に、タンク室1a,1
b内に水を入れるための注水用船底弁14と、水を排出
するためのビルジポンプ15とが備えられている。
【0022】注水用船底弁15は、仕切板10の導水路
12の上方に相当する位置に取り付けられ、ハンドル1
6により取水口17が開閉されるようになっている。そ
してその水捌口18には両側のタンク室1a,1bまで
延出された注水管19が接続され、取り入れた水を適宜
分配するようになっている。またビルジポンプ15も同
様に導水路12上の仕切板10に取り付けられており、
その吸込口20には両側に分岐されてタンク室1a,1
bの底壁まで延出された吸込用排水管21が接続されて
いると共に、吐出口22には、上方に立ち上げられて筒
部6の側壁で開口された吐出用排水管23が接続されて
いる。なお吸込用排水管21の途中にはボールバルブ2
4が設けられ、ビルジポンプ15が停止した後の逆流を
防止できるようになっている。このほかバラストタンク
1には、注排水時に空気を出入りさせるための空気抜管
25が二本取り付けられ、その先端は最も水没したとき
の水面L1 よりも上の位置となる筒部6の上端近傍まで
延出されている。
【0023】また推進機5は、二馬力の直流モーター2
6と、その出力軸に固定されたスクリュー27とで成
り、モーター26には仕切板10を沿直に貫通した回動
軸28が取り付けられている。そして図4にも示すよう
に、ベンチシート9に対峙するような位置に、推進機5
を操作するためのコントロールヘッド29が設けられて
いる。このコントロールヘッド29は、ベンチシート9
の支柱を兼ねて仕切板10上に立設されたパイプ30に
屈曲管31を介して適宜な高さに保持され、パイプ30
に連結されたレバー32,33及びタイロッド34を介
して、回動軸28に連結されている。すなわちその操作
桿35が適宜操作されたときに、所定角度の回動として
回動軸28に伝達され、推進機5の向きを変えるように
なっている。このほか仕切板10上には、推進機5及び
バルジポンプ15の電源となるバッテリー36が二台設
けられている。
【0024】一方浮体4は、図5及び図6に示すよう
に、断面が略正方形で平面視上ドーナツ状に成形された
FRP製の殻板37と、殻板37の内部に充填された発
泡材38とで形成されている。殻板37の外径は船体3
の底部7の外径に略等しく、内径は筒部6の外径よりも
若干大きく形成され、径方向外方で適宜な間隙を以て囲
繞するようになっている。すなわち、筒部6の軸方向に
沿って上下に摺動自在に形成されている。またその浮力
は、船体3がバラストタンク1に水を満たして筒部6の
上端を除いた大部分を水没させた姿勢を維持させ得るよ
うに形成されている。すなわち浮体4の浮力及び水没時
の船体3自身の浮力が、乗員の体重及び船体3重量に適
宜釣り合うようになっている。
【0025】そして図1及び図4に示したように、筒部
6の上端外壁には屈曲パイプで成形されたストッパー3
9が四箇所に鍔状に取り付けられ、浮体4の上面に係合
して筒部6から抜け出すのを押さえるようになってい
る。言い換えると、浮体4が筒部6の上端に相対的に移
動したときに、その浮力が船体3に伝達されるようにな
っている。また浮体4には、これを船体3に結縛するた
めの昇降手段としての線条部材40が四本取り付けら
れ、船体3にはこれら線条部材40を案内するための導
管41が四箇所に設けられている。
【0026】線条部材40は、図2に示したように、全
長が約3.5 mで成り、浮体4側となる区間がロープ54
で、船体3側がワイヤ42で形成されている。そしてロ
ープ54の一方の端部にはシンブル加工により取付輪4
3が形成されており、殻板37の下面に取り付けられた
アイプレート44にシャックル45で結合されている。
また導管41は、一端が底部7の上面に開口され、この
位置から筒部6の内壁に回り込んで水面L1 よりも上と
なる位置まで延出されている。この延出端の近傍には、
滑車(ブロック)46が吊り下げられている。従って線
条部材40は、浮体4の下から垂下されて導管41に入
ると、船体内では導管41に従って上方に折り返され、
さらに滑車46で筒部6内の下方へ転換されることにな
る。そして導管41の他端から露出されたワイヤ42の
他方の端部が、ステップロッド8に巻き止めされるよう
になっている。なおこのワイヤ42の区間は、チェーン
で形成してもよく、筒部6の内壁の適当な位置に引っ掛
けるようにしてもよい。
【0027】このほか本実施例にあっては、図5及び図
6に示したように、浮体4の殻板37の上面に、八枚の
板状のシリコン太陽電池47が取り付けられている。こ
の太陽電池47は、無人施設などの電源に使用される公
知のもので、太陽光線があたると下端面に形成された両
電極部48,49に電圧が誘起されるようになってい
る。この電極部48,49には電線50が取り付けら
れ、船体3に搭載されたバッテリー36に結線されてい
る。すなわち屋外の航行に際して、電力を自動的に補給
できるようになっている。
【0028】また筒部6の上端にはドーム状のハッチ5
1が展開自在に取り付けられるようになっており、人が
出入りするとき以外は内部を密閉できるようになってい
る。このハッチ51の頂部には換気用のパイプ52が取
り付けられ、その先端には水の進入を防止するためのキ
ャップ53が設けられている。
【0029】次に本実施例の作用を説明する。
【0030】上記構成の水中ボートで水面上及び水中を
遊覧するに際して、先ずバラストタンク1を空にした状
態で、図7に示すように、船体3を池に浮かべてから、
人Pがハッチ51を開けて船体3に乗り込み、ベンチシ
ート9に座る。このとき、浮体4は底部7の上面に係止
され、線条部材40により四点で結縛支持された状態に
あり、浮体4の浮力及び船体3自身の浮力の作用によ
り、窓2の下に水面L 2 が位置するような状態で安定
する。この姿勢で、乗込者Pは、推進機5を作動させて
船体3を進行させ、コントロールヘッド29の操作桿3
5により方向転換を行い、水上航行を楽しむ。
【0031】そして水中航行に移行するときは、注水用
船底弁14のハンドル16を回して、バラストタンク1
に水を入れる。これで船体3の全重量が増加し、図8に
示すように沈降する。一方浮体はそのまま水面L1 上に
浮かんでおり、相対的に筒部6と摺動してその上端まで
移動し、ストッパ39に係止される。これで浮体4の浮
力が船体3に伝達され、全体の浮力と重量とが釣り合っ
て、船体3の沈降が停止される。この状態にあっては、
窓2が水面L1 下に没しており、乗込者Pは船体3を適
宜航行させて、水中の眺めを楽しむ。
【0032】また水上航行に戻す場合や、乗込者Pが上
陸しようとするときは、ビルジポンプ15を作動させて
バラストタンク1内の水を船体3外に排出する。これで
船体3の全重量が軽くなって浮き上り、図7の状態に戻
る。
【0033】このように、バラストタンク1を備えた底
部7及び窓2が形成された筒部6で成る船体3と、筒部
6のストッパー39及び底部7上面に係合して船体3に
浮力を伝達する浮体4と、導水路12を備えた推進機5
とで水中ボートを構成したので、船体3は安定した状態
で水面上及び水中を自在に航行でき、気軽に両方の眺め
を楽しむことができる。すなわち、池を備えた遊園地な
どのレジャー施設の充実及び発展に貢献できるものであ
る。特に本実施例のように、小型の船体3と小規模な推
進機5とで構成すれば、法規上の運転免許は不要であ
り、手軽に操縦できて広範囲の乗客層に利用され得る。
【0034】そして船体3がフラスコ状で重心が下方に
あり、浮力の中心は浮体4の位置にあるので、常に全体
が安定した状態にあり、安全性が高い。また浮体4はド
ーナツ状を呈して筒部6に遊嵌するようになっているの
で、極めて円滑に摺動でき、迅速に水面浮上姿勢(図
7)から水中沈降姿勢(図8)への移行ができる。
【0035】また本実施例にあっては浮体4と船体3と
を結縛する線条部材40を設けたので、浮体4と筒部6
との間に摺動のための隙間があることによる傾きや引っ
掛かりがなく、安全に姿勢変換ができる。そして結縛長
を変えることで浮体4の相対位置をストッパ39と底部
7上面との間で微調整し、船体3を任意の沈降位置に保
持することも可能である。
【0036】さらに浮体4に太陽電池47を設けてバッ
テリー36に結線したので、省エネルギーに貢献できる
と共に、例えばバッテリー補給が容易でない山間の池等
で使用する際にも、連続して稼動させることができる。
【0037】なお本実施例ではバラストタンク1の給排
水により船体3を浮沈させるものとしたが、例えば適当
な荷を船体3に積んで水中航行する状態としておき、水
面上に浮かぶときはこれを捨てることにしてもよい。ま
た推進機5を搭載した船体3を例示したが、より手軽な
ものとして、例えば足漕ぎ式のスクリューを設けた構成
にしてもよい。
【0038】さらに本実施例にあっては、水上及び水中
を楽しむための水中ボートを示したが、同様の船体及び
浮体を使って水中のみの航行を行うものとして構成でき
る。この場合、浮体は筒部の上端に固定とし、バラスト
タンクに代えて適当な重りを搭載するようにすればよ
い。
【0039】このほか船体3などの形状は図示例以外に
も種々考えられる。例えば図7及び図8中二点鎖線にて
示したように、窓2の形は丸型でもよく、また底部7を
ボート状に丸みを帯びた形状としてもよい。さらに浮体
4の形状も、ドーナツ状(円環状)に限るものではな
く、船体3に適宜係合できるものであればよい。例えば
筒部を角柱状とし、浮体を井桁状に組んで係合させるも
のとしても構わない。
【0040】さらに透視部として窓2を図示したが、透
明な材質により船体(筒部)を製造することで、乗込者
の視界全体を透視部とするようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0042】(1) 請求項1記載の構成によれば、船体が
それを囲繞する浮体により吊り下げられ安定した状態
に保持され、水中のほかに水上をも手軽に遊覧を楽しむ
ことができる。
【0043】
【0044】(2) 請求項2記載の構成によれば、バラス
トタンクの注水及び排水により船体が円滑に浮沈でき、
極めて容易に姿勢変換されて、水上及び水中を楽しむこ
とができる。
【0045】(3) 請求項3記載の構成によれば、浮体と
筒部との摺動を円滑にして安全に姿勢変換ができると共
に、浮体の相対位置を微調整することで船体を任意の沈
降位置に保持できる。
【0046】(4) 請求項4記載の構成によれば、推進方
向が安定した水上及び水中航行ができる。
【0047】(5) 請求項5記載の構成によれば、推進機
の駆動に際して省エネルギーに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる水中ボートの一実施例を示した
側面図である。
【図2】図1の他の側面を示した図である。
【図3】図1のA−A線矢視断面図である。
【図4】図1の上面図である。
【図5】図1の浮体を示した上面図である。
【図6】図5のB−B線矢視断面図である。
【図7】図1の作用を説明するための水面浮上姿勢を示
した側面図である。
【図8】図7の水中沈降姿勢を示した側面図である。
【符号の説明】
1 バラストタンク 2 窓(透視部) 3 船体 4 浮体 5 推進機 6 筒部 7 底部 12 導水路 40 線条部材 47 太陽電池 S 乗員空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋葉 英輝 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 向井 雅樹 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 奏野 茂男 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 吉田 智広 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 高原 博之 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (56)参考文献 特開 昭49−36091(JP,A) 実開 昭49−95692(JP,U) 実開 昭49−71989(JP,U) 実開 昭61−183294(JP,U) 特公 昭49−44993(JP,B1) 実公 昭53−15120(JP,Y1) 実公 昭15−10818(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63G 8/00 B63B 35/73 B63C 11/49

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透視部が付設された乗員空間を有する
    部が形成された船体と、該船体の筒部に遊嵌して摺動自
    在に設けられ少なくとも上記透視部の上位及び下位に係
    止される環状浮体と、上記船体と浮体との間に設けられ
    船体を浮体の内周に沿って昇降させる昇降手段とを備え
    たことを特徴とする水中ボート。
  2. 【請求項2】 窓が形成された筒部及び水の入出可能な
    バラストタンクが形成された底部を有して人を乗せる船
    体と、上記筒部を囲繞して軸方向に摺動自在に設けられ
    少なくとも上記窓よりも上位及び下位に係止される浮体
    とを備えたことを特徴とする水中ボート。
  3. 【請求項3】 窓が形成された筒部及び水の入出可能な
    バラストタンクが形成された底部を有して人を乗せる船
    体と、上記筒部を囲繞して軸方向に摺動自在に設けられ
    少なくとも上記窓よりも上位及び下位に係止される浮体
    と、該浮体と上記船体とを結縛する線条部材とを備えた
    ことを特徴とする水中ボート。
  4. 【請求項4】 上記船体が、上記底部に形成された導水
    路及び該導水路に設けられた推進機を有した請求項2又
    は3に記載の水中ボート。
  5. 【請求項5】 上記浮体が、その上面に上記推進機の駆
    動源に接続される太陽電池を有した請求項4記載の水中
    ボート。
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