JP3000695U - 有価値カードを具えてなる印刷媒体 - Google Patents

有価値カードを具えてなる印刷媒体

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JP3000695U
JP3000695U JP1994001280U JP128094U JP3000695U JP 3000695 U JP3000695 U JP 3000695U JP 1994001280 U JP1994001280 U JP 1994001280U JP 128094 U JP128094 U JP 128094U JP 3000695 U JP3000695 U JP 3000695U
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valuable
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JP1994001280U
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治 相澤
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カイザー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷媒体の表面から有価値カードが脱落した
り、盗難に遭うのを防止するようにした有価値カードを
具えてなる印刷媒体を提供する。 【構成】 シート本体1に有価値カード3を嵌め入れる
ことができる程度の大きさのくり抜き部2を穿設する。
シート本体1を粘着シート4に貼着し、くり抜き部2内
に露出する粘着面に有価値カード3を着脱自在に貼着し
て印刷媒体5を構成する。当該印刷媒体5の表面に、該
印刷媒体5の表面全体を覆う大きさに作成された保護シ
ール6を圧着貼付した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテレホンカードやクレジットカードのような有価値カードを具えてな る印刷媒体の改良に係り、特にシート本体のくり抜き部に嵌め入れられ粘着シー トに着脱自在に貼着された有価値カードが郵送途中等に脱落等で紛失したり、あ るいは盗難に遭うことを防止するようになした有価値カードを具えた印刷媒体に 関するものである。
【0002】
【考案の目的】
各種新製品の発表・展示会等の開催に際し、関係者等には一般に案内状が配布 されるが、この案内状には通常、イベント内容や開催者・開催期間・開催場所等 が表示されると共に、各種の美麗な多色印刷が施されて関係者等のイベントへの 参加意欲を促すように配慮されている。また、このような案内状の他にも、たと えばクリスマスカードの交換や、誕生日を祝うバースデーカードを互いに送付す ることが定着し始めている。 一方、近時テレホンカードに代表されるプリペイドカードやクレジットカード のような有価値カードが急速に普及しているが、この有価値カードは一般に裏面 に磁気記録部が形成されていると共に、その表面には各種の写真印刷や文字印刷 等が施されて配布者側の宣伝効果の向上と利用者等の趣味感を満足させるように 種々工夫されている。
【0003】 このように各種イベント等の案内状は宣伝媒体の最たるものであり、クリスマ スカードやバースデーカード等も相手方との関係の親密さを確認するための有効 な媒体である。また、有価値カードはその実用的な価値に止まらず、宣伝媒体と しての機能も大である。 そこで、前記した各種イベントの案内状やバースデーカードのような印刷媒体 とプリペイドカードのような有価値カードを一体に組み合わせることにより、個 々の場合に比して、送り先への宣伝効果を相乗的に高め得るようになしたプリペ イドカード付き印刷媒体が、実開平3−108471号公報によって提案されて いる。
【0004】 この実開昭3−108471号公報に示されたプリペイドカード付き印刷媒体 は、プリペイドカードと、このプリペイドカードとほぼ同じ形状のくり抜き部が 形成されたシート本体と、このシート本体が貼着される片面粘着面の粘着シート で構成され、前記くり抜き部からは前記プリペイドカードが前記片面粘着シート の粘着面に着脱自在に貼着され、前記シート本体と前記プリペイドカードとで形 成される一体化表面には所望の印刷が施されているものである。
【0005】 しかしながら、この従来のプリペイドカード付き印刷媒体には次に示すような 不具合点が存在する。すなわち、第一に粘着シートの粘着面にシート本体と一緒 にプリペイドカードが貼付されるだけのものであるため、扱い中にプリペイドカ ードが粘着シートの粘着面から剥離して脱落し逸失するという問題点がある。 第二にシート本体の表面にはプリペイドカードと共通する印刷が施されているの で、該シート本体の表面に、書留扱いや開封禁止のような郵便用語を印刷するこ とができないと共に、送り先の住所・氏名等を記載することができず、これを郵 便はがきとして使用するには無理があるという欠点がある。第三にたとえば粘着 シートの非粘着面に、宛て先等を記載して郵便ポストに投函したとしても、プリ ペイドカードの部分は露出したまゝなので、郵送途中に粘着面からプリペイドカ ードが脱落してなくなったり、あるいは粘着面からプリペイドカードのみを剥が すという不正が行われるようなことも憂慮される。
【0006】 そこで、本考案は前記した従来のプリペイドカード付き印刷媒体の諸不具合点 を解消し、粘着シートの粘着面から有価値カードが剥離して脱落するのを防止す ると共に、印刷媒体それ自体を郵便はがきとしてポストに投函し得るようになし 、且つ郵送途中等において有価値カードのみを粘着面から抜き取るという不正が 行われるのを有効に防止できるようになした有価値カードを具えてなる印刷媒体 を提供することを目的とするものである。
【0007】
【考案の構成】
前記した目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考 案は、テレホンカードやクレジットカードのような有価値カードと、この有価値 カードとほぼ同じ大きさのくり抜き部が穿設されたシート本体と、このシート本 体が貼着される粘着シートとからなり、前記シート本体のくり抜き部内に有価値 カードを嵌め入れて粘着シートの粘着面に、シート本体と共に有価値カードの裏 面を着脱自在に貼着して構成した有価値カードを具えた印刷媒体において、当該 印刷媒体の表面に、該印刷媒体の表面全体を覆う大きさに作成された保護シール を圧着貼付し、該保護シールにより有価値カードを保護するようになしたことを 特徴とする有価値カードを具えてなる印刷媒体であり、請求項2に係る考案は、 保護シールは、印刷媒体の表面から一旦剥離すると、再貼付が不可能であるか、 または変色して剥離した事実が視認できるようになっている請求項1記載の有価 値カードを具えてなる印刷媒体である。
【0008】 また、請求項3に係る考案は、保護シールは、シート本体のくり抜き部内に嵌 め入れられた有価値カードの上面に相当する部分に着色が施され、有価値カード の所在が外部から判らないようになっている請求項1または請求項2記載の有価 値カードを具えてなる印刷媒体であり、請求項4に係る考案は、印刷媒体及び該 印刷媒体の表面に圧着貼付される保護シールは、郵便はがきの大きさに作成され 、保護シールの表面には少なくとも開封禁止や書留扱いのような郵便用語が印刷 されている請求項1ないし請求項3記載の有価値カードを具えてなる印刷媒体で ある。
【0009】 本考案有価値カードを具えてなる印刷媒体によれば、シート本体のくり抜き部 に嵌め入れられたテレホンカードのような有価値カードは、粘着シートと保護シ ールとによって挟持された状態となるので、粘着面から有価値カードが脱落する という不具合を解消することができるものである。 また、保護シールは印刷媒体の表面から一旦剥がすと再貼付できないか、ある いは一旦剥離すると変色して剥離された事実が判る構造となっているので、郵送 途中等における有価値カード抜き取りのような不正を有効に防ぐことができるも のである。なお、保護シールにおける有価値カードの上面に相当する部分に着色 を施しておけば、有価値カードの所在が外部から判らないので盗難事故等を未然 に防ぐことができるものである。さらに、保護シールの表面に書留扱いや開封禁 止のような郵便用語等を印刷することもでき、郵便物として郵送に適した形態と なるものである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案有価値カードを具えてなる印刷媒体の具体的構成を図示の実施例 に基づき詳細に説明する。 図1は本考案印刷媒体の分解状態斜視図であり、図2は本考案印刷媒体の部分 拡大断面図である。
【0011】 図中1は比較的厚手の上質紙、あるいは合成紙等によって作成されたシート本 体であり、2は当該シート本体1の適当箇所に穿設されたくり抜き部である。 このくり抜き部2の大きさは、プリペイドカードまたはクレジットカードのよう な有価値カード3を嵌め入れることができる程度の大きさとなっている。 なお、シート本体1の厚みは、くり抜き部2内に嵌め入れる有価値カード3の厚 みとほぼ同じ厚みとなっている。また、シート本体1と、このシート本体1のく り抜き部2内に嵌め入れられる有価値カード3とで形成される一体化表面には適 宜美麗な印刷が施されている。
【0012】 次に、4は前記シート本体1と同じ大きさの粘着シートであり、たとえば合成 樹脂製シート状物の一方の面のみに粘着剤が塗布され片面粘着シートとなってい る。なお、このときに用いる粘着剤は、シート本体1に対しては再剥離しないよ うな大きな粘着力を発揮するが、主に合成樹脂板からなる有価値カード3との間 ではそれほど大きな粘着力を示さず、有価値カード3の粘着とその剥離が自由に 行えるようなものが選択的に用いられる。 しかして、シート本体1の裏面に前記した粘着シート4を貼着すると、シート 本体1のくり抜き部2には粘着シート4の粘着面が露出すると共に、シート本体 1の他の部分は粘着シート4と再剥離しない状態で密着する。そして、くり抜き 部2内に露出している粘着シート4の粘着面に有価値カード3が着脱自在に貼着 され、全体として一体化表面が形成され印刷媒体5が得られる。
【0013】 本考案はこの印刷媒体5の表面に、該印刷媒体5の表面全体を覆う大きさに作 成された保護シール6を圧着貼付し、該保護シール6により有価値カード3が粘 着シート4の粘着面から自然に脱落したり、あるいは粘着面から有価値カード3 を強制的に剥がして盗難されるのを防ぐようにしたものである。 このように、有価値カード3は、その裏面が粘着シート4に貼着される一方、表 面が保護シール6の圧着貼付により挟持された状態となるので、粘着面から脱落 したり、あるいは盗難に遭うのを防ぐことができるものである。なお、保護シー ル6は、印刷媒体5の表面に圧着貼付されるものであるが、材質的には一旦剥離 すると再貼付が不可能な合成樹脂製シート状物ないしフィルム状物が好適に用い られる。あるいは、一旦剥がした保護シール6を再度印刷媒体5の一体化表面に 貼付することができる材質のものを用いたとしても、一度剥離すると変色して直 ちに剥離した事実が判明するような材質のものを用いると盗難事故等を未然に防 ぐことができるものである。
【0014】 前記した保護シール6は透明ないし半透明の合成樹脂製シート状物ないしフィ ルム状物等からなるものであるが、印刷媒体5の一体化表面に貼着されている有 価値カード3を隠すため、シート本体1のくり抜き部2内に嵌め入れられた有価 値カード3の上面に相当する保護シール6の部分に、適宜色彩の着色を印刷等で 表示するようにすると、有価値カード3の所在が外部から判然としなくなるので 、こうすることによっても盗難事故等を未然に防ぐことができるものである。 なお、図中の7は当該着色部分を示す。
【0015】 また、印刷媒体5及び該印刷媒体5の表面に圧着貼付される保護シール6を、 郵便はがきの大きさに作成し、保護シール6の表面適所に開封禁止や書留扱い、 重要郵便のような郵便用語8等を印刷しておくと、一般郵便物として普通にポス トに投函することも可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案有価値カードを具えてなる印刷媒体は以上のような構成からなり、シー ト本体のくり抜き部に嵌め入れられたテレホンカードのような有価値カードは、 粘着シートと保護シールとによって挟持された状態となるので、粘着面から有価 値カードが脱落するという不具合を解消することができるものである。 また、保護シールは印刷媒体の表面から一旦剥がすと再貼付できないか、ある いは一旦剥離すると変色して剥離された事実が直ちに判る構造となっているので 、郵送途中等における有価値カード抜き取りのような不正を有効に防ぐことがで きるものである。なお、保護シールにおける有価値カードの上面に相当する部分 に着色を施しておけば、有価値カードの所在が外部から判らないので盗難事故等 を未然に防ぐことができるものである。さらに、保護シールの表面に書留扱いや 開封禁止のような郵便用語等を印刷することもでき、こうすることにより一般郵 便物として郵送に適した形態となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案印刷媒体の分解状態斜視図である。
【図2】本考案印刷媒体の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1:シート本体 2:くり抜き部 3:有価値カード 4:粘着シート 5:印刷媒体 6:保護シール 7:着色部分 8:郵便用語

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレホンカード(登録商標)やクレジッ
    トカードのような有価値カードと、この有価値カードと
    ほぼ同じ大きさのくり抜き部が穿設されたシート本体
    と、このシート本体が貼着される粘着シートとからな
    り、前記シート本体のくり抜き部内に有価値カードを嵌
    め入れて粘着シートの粘着面に、シート本体と共に有価
    値カードの裏面を着脱自在に貼着して構成した有価値カ
    ードを具えた印刷媒体において、当該印刷媒体の表面
    に、該印刷媒体の表面全体を覆う大きさに作成された保
    護シールを圧着貼付し、該保護シールにより有価値カー
    ドを保護するようになしたことを特徴とする有価値カー
    ドを具えてなる印刷媒体。
  2. 【請求項2】 保護シールは、印刷媒体の表面から一旦
    剥離すると、再貼付が不可能であるか、または変色して
    剥離した事実が視認できるようになっている請求項1記
    載の有価値カードを具えてなる印刷媒体。
  3. 【請求項3】 保護シールは、シート本体のくり抜き部
    内に嵌め入れられた有価値カードの上面に相当する部分
    に着色が施され、有価値カードの所在が外部から判らな
    いようになっている請求項1または請求項2記載の有価
    値カードを具えてなる印刷媒体。
  4. 【請求項4】 印刷媒体及び該印刷媒体の表面に圧着貼
    付される保護シールは、郵便はがきの大きさに作成さ
    れ、保護シールの表面には少なくとも開封禁止や書留扱
    いのような郵便用語が印刷されている請求項1ないし請
    求項3記載の有価値カードを具えてなる印刷媒体。
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