JP2999846B2 - 自動販売機等における引出し装置 - Google Patents

自動販売機等における引出し装置

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JP2999846B2
JP2999846B2 JP3099399A JP9939991A JP2999846B2 JP 2999846 B2 JP2999846 B2 JP 2999846B2 JP 3099399 A JP3099399 A JP 3099399A JP 9939991 A JP9939991 A JP 9939991A JP 2999846 B2 JP2999846 B2 JP 2999846B2
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rotation
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shaft
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義隆 永井
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東洋通信機株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機等における
引出し装置に関し、特に自動販売機等にユニットとして
組み込まれる紙幣識別装置の引出し機構を簡便にした自
動販売機等における引出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機等にユニットとして搭
載される紙幣識別装置は紙幣ジャム除去等の点検を目的
として、自動販売機等の装置本体からユニット毎引出す
必要が生じることがある。例えば紙幣識別装置を側面或
いは背面から点検を行うために、当該紙幣識別装置をガ
イドレールと共に手前側に引出し、さらに水平方向に9
0度程度回転させる方法が知られる。
【0003】しかしながら、重量のある紙幣識別装置を
引出し、さらに回転させるためには、引出し回転機構を
備えた高価なガイドレールを使用しなければならず、ま
たガイドレール自体にも重量があることから、装置本体
への取り付けを強固に行わなければならない。そのた
め、この従来のガイドレールを用いた引出し回転機構よ
り簡易な構成で廉価な引出し機構を具備する自動販売機
等における引出し装置の提供が待たれていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上述した如き従来の自動販売
機等における引出し装置における課題を解決するために
なされたものであって、廉価で且つより簡易な構成とす
ることができる自動販売機等における引出し装置の提供
を目的とする。
【0005】
【発明の概要】上述の目的を達成するため、本発明にお
いては以下の如き構成をとる。
【0006】即ち、引出し体に突設される回転軸を支軸
するための切り欠きを後側に向けて設けた一組の掛合手
段を基台の先端に立設し、該引出し体を前方に引出した
ときにこの掛合手段と回転軸とが掛合して、当該引出し
体を上下方向に回動自在に支持するように構成したもの
である。
【0007】
【発明の実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に
基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る自動販売機等におけ
る引出し装置を自動販売機及びその紙幣識別装置に適用
した場合の一実施例を示す構成図であり、図2は該図1
に示す引出し装置の引出し回転機構の構成を示す正面図
である。
【0009】図1において、紙幣識別装置1は図示しな
い自動販売機等(以下、単に本体装置という)に固定さ
れる基台としての棚板2の上面に載置される。
【0010】この棚板2は、鋼板等の金属板の両側端部
分を下側に折り曲げたものであり、この折り曲げ部分の
外側面を図2に示すように本体装置20の側壁内面に固
定する。また、棚板2の先端部分には、紙幣識別装置1
の幅wよりも若干広い幅で切り欠き3が設けられてい
る。この切り欠き3の両端を上側に折り曲げることによ
り、紙幣識別装置1の幅wより若干広い間隔で一対のフ
ック4を突設している。このフック4の後端側には、後
述する回転用シャフト10と掛合して、該回転用シャフ
ト10を支軸するための、シャフト径より僅かに大径の
切り欠き、すなわち軸受け部5が設けられる。
【0011】また、この棚板2の両側上面には、夫々ガ
イド板6がビス留めされる。このガイド板6は、鋼板を
折り曲げることにより、断面略Z字状に形成されてお
り、下側水平部分6aの適宜の箇所で棚板2上面にビス
留めされる。このガイド板6の上側水平部分6bには、
後述する後部レール8b長に対応する長さの切り欠き7
を設ける。
【0012】次に、紙幣識別装置1側の引出し回転機構
の構成に付いて説明する。
【0013】紙幣識別装置1下部の両側面には、前記ガ
イド板6に案内されるレール部材8が固定される。この
レール部材8は、鋼板等の折り曲げによって断面略L字
状に形成された、いわゆるアングルであって、切り欠き
9によって前部レール8aと後部レール8bに分割構成
される。
【0014】また、この切り欠き9前部の下側、即ち当
該紙幣識別装置1の前後方向の釣合いの取れる位置に
は、回転用シャフト10が紙幣識別装置1の両側面を貫
通して設けられる。この回転用シャフト10の両端部
は、第2図に示すように紙幣識別装置1の側面から、前
記フック4と掛合するに十分な長さだけ外側へ突出す
る。また、紙幣識別装置1の側面の後部上方には回転用
シャフト10と同様に回転ストッパ用シャフト11が、
紙幣識別装置1の両側面を貫通して設けられ、前記前面
下側には、紙幣挿入口12が設けられる。
【0015】次に、前記回転ストッパ用シャフト11に
掛合して、紙幣識別装置1の回転を規制する回転ストッ
パ機構の構成について説明する。
【0016】この回転ストッパ機構は、細長い鋼板の中
心部に長穴13aを穿設した回転ストッパ用アーム13
と、この回転ストッパ用アーム13と回転ストッパ用シ
ャフト11との間にあって、当該回転ストッパ用シャフ
ト11の端部を覆うようにして接続され回転ストッパ用
アーム13と紙幣識別装置1側面とを離間するカーラ1
4と、このカーラ14の管状の突出部14aを回転スト
ッパ用アーム13の長穴13aに嵌装し、この突出部1
4aが該長穴13a内を移動自在となるように、ワッシ
ャ15をビス16で固定する。
【0017】また、この回転ストッパ用アーム13の使
用時上側となる一端には本体装置への取り付け用の丸穴
13bが穿設される。この丸穴13bを介して、チャネ
ル状の取り付け金具17とピン18によって、本体装置
20に強固に取り付けられる。尚、このとき、丸穴13
bをフック状の切欠きにすることによって、回転ストッ
パ用アーム13を本体装置20と着脱自在にして、紙幣
識別装置1の本体装置への組み込みを容易にしても良
い。
【0018】次に、図3を参照して、本実施例の作用を
説明する。
【0019】図3は、本実施例における引出し回転機構
の動作を説明するための要部を示す側面図であり、図3
(a)は紙幣識別装置1を本体装置に収納した状態を示
し、図3(b)は紙幣識別装置1を引き出した状態を示
し、図3(c)は紙幣識別装置1を回転している状態を
示す。
【0020】まず、図3(a)からも、明らかなよう
に、紙幣識別装置1を本体装置に収納した状態から、前
方(図中矢印Xで示す)に引き出すときには、紙幣識別
装置1下部の両側面のレール部材8がガイド板6に案内
されて前方に安定して引き出すことができる。
【0021】引き出された紙幣識別装置1は、図3
(b)に示す如く、フック4の後端の軸受け部5に回転
用シャフト10が掛合して、当該紙幣識別装置1の引き
出しを阻止すると共に、該回転用シャフト10を支軸す
る。すなわち、下方(図中矢印Yで示す)に押し下げ、
回転用シャフト10を回転軸として、紙幣識別装置1の
後部を引き出すように回転すると、ガイド板6の切り欠
き7の間を後部レール8bが、前部レール8aと後部レ
ール8bとの間の切り欠き9の間をガイド板6の前部が
それぞれ通過して図3(c)に示す紙幣識別装置1を回
転させた状態となる。
【0022】次に、図4を参照して紙幣識別装置1の回
転を規制する回転ストッパ機構の作用について説明す
る。
【0023】図4に示したように、紙幣識別装置1を本
体装置に収納した状態のときには、紙幣識別装置1の回
転ストッパ用シャフト11は回転ストッパ用アーム13
の長穴13aの上端に位置する。次に、紙幣識別装置1
を引き出し回転した状態のときには、回転ストッパ用ア
ーム13は前方に揺動すると共に、回転ストッパ用シャ
フト11は回転ストッパ用アーム13の長穴13aの下
端に位置して、紙幣識別装置1の回転を規制する。
【0024】上述してきたように、本実施例によれば、
簡易な構成の引出し回転機構を用いて、例えば点検等の
際には、図5に示すように、紙幣識別装置1全体を大き
く引出し回転することができるので、点検等を行いやす
くすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成し且つ
動作するので廉価で且より簡易な構成とする上で著しい
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の自動販売機等における引出し装
置に係る引出し回転機構の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】図2は引出し回転機構の構成を示す正面図であ
る。
【図3】図3(a)は紙幣識別装置1を本体装置に収納
した状態を示す側面図、図3(b)は紙幣識別装置1を
引き出した状態を示す側面図、図3(c)は紙幣識別装
置1を回転している状態を示す側面図である。
【図4】図4は回転ストッパ機構の作用を説明する図で
ある。
【図5】図5は紙幣識別装置を引出し回転した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 紙幣識別装置(引出し体) 2 棚板(基台) 3 切り欠き 4 フック(掛合手段) 10 回転用シャフト(回転軸) 11 回転ストッパ用シャフト 13 回転ストッパ用アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台の先端に立設され後方
    に支軸用の切り欠きを設けた一組の掛合手段と、前記基
    台に載置され、前記一組の掛合手段の間を前方に引出し
    得る引出し体と、この引出し体両側面に突設され、該引
    出し体を前方に引出したときに前記掛合手段と掛合し当
    該引出し体を回動自在に支持する回転軸とを具備するこ
    とを特徴とする自動販売機等における引出し装置。
JP3099399A 1991-04-04 1991-04-04 自動販売機等における引出し装置 Expired - Lifetime JP2999846B2 (ja)

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JPH05242341A JPH05242341A (ja) 1993-09-21
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