JP2999355B2 - 低熱膨張率強靱サーメットの製造法 - Google Patents

低熱膨張率強靱サーメットの製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低熱膨張率と靱性、耐
摩耗性を必要とする工具材料、軽量かつ熱衝撃抵抗を必
要とする熱間圧延用ロール材料等に好適なサーメットの
製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】TiC基サーメットは、TiCを硬質相
主成分とし、鉄族金属を結合相とした液相焼結で製造さ
れるが、鉄族金属といっても、結合相金属の主成分に、
Feを使用して、高強度の得られた事例はなく、高強度
サーメットの結合相金属の主成分には、Niが使用さ
れ、Mo、またはMo2 Cを同時添加することによっ
て、TiCとの濡れを良くすることにより、高抗折力を
得ている。このサーメットの硬度、抗折力は超硬合金に
近い特性を有するが、熱膨張率は8〜9×10-6/℃
で、超硬合金の約6×10-6/℃に比べて大きい。超硬
合金より軽く、硬度、抗折力が超硬合金に近く、かつ熱
膨張率の小さいTiC基サーメット、例えば、密度が1
0g/cm3 以下、ロックウェルAスケール硬度が88
以上、抗折力が200kg/mm2 以上で、かつ熱膨張
率が8×10-6/℃以下であるようなTiC基のサーメ
ットを、従来のサーメットの中に見出だすことはできな
い。結合相をNiでなく、Fe−36%Ni等の低熱膨
張率の合金とすれば、熱膨張率を低くできるはずである
が、Fe−Ni合金を結合相としたTiC基サーメット
で、高強度を得られる製造技術が、まだ見出だされてい
ない。
【0003】TiC基サーメットではないが、WC基超
硬合金の場合は、Fe−Ni合金を結合相とする合金が
研究されており、「超硬合金と焼結硬質材料」(鈴木壽
編集、昭和61年、丸善株式会社発行)290頁には、
結合相をFe−36Niからなる不変鋼組成とし、特に
低熱膨張率の超硬合金を得る方法が提唱されている。し
かし、「粉体および粉末冶金」第14巻第7号308頁
〜313頁によれば、Fe−Ni結合相合金の強度は、
NiやCoを結合相とする合金に、到底及ばないと述べ
られている。
【0004】「粉末冶金・溶接」(吾妻潔他編集、昭和
34年、朝倉書店発行)140頁には、第二次世界大戦
中のドイツで、超硬合金の代用品として、TiC基サー
メットが試作され、その中に65%TiC−25%VC
−3%Cr32 −2%Ni−5%Feがあるが、これ
は、靱性に欠け、脆いと述べられている。本発明者等が
試作して調査したところ、抗折力100kg/mm2
下であった。
【0005】特開平5−156301号公報には、不変
鋼組成のFe−Ni合金粉末とセラミック粉末を重量比
75:25〜25:75で焼結した低熱膨張合金が開示
されているが、この方法では、単に、低熱膨張が得られ
るだけであり、ロックウェルAスケール硬度が88以上
で、抗折力が200kg/mm2 以上の高硬度、高靱性
の得られる方法は開示されていない。また、結合相量が
25重量%以上であるので、結合相量が多すぎ、この点
からも、本発明が目的とする特性は得られない。該公報
には、アルミナと有機バインダーを混合し、射出成形に
より低強度の低熱膨張焼結体を得る方法しか記述されて
おらず、実施例に示された焼結体の強度も、30kg/
mm2 程度で、本発明が目的とする高強度TiC基サー
メットを得る方法を、見出だすことはできない。
【0006】また、日本チック株式会社のカタログに、
鉄合金中にTiCを体積で、約50%分散させた焼結材
料が示されているが、これでは、鉄合金の量が多すぎ、
本発明の目的とする高硬度は得られない。
【0007】以上述べたように、Fe−Ni合金結合相
からなるTiC基サーメットで、ロックウェルAスケー
ル硬度が88以上、抗折力が200kg/mm2 以上
の、高強度が得られた事例は、従来技術の中には見られ
ず、また、WC基超硬合金での例にも、そのような可能
性を示唆する事例はない。Fe−Ni合金結合相からな
るTiC基サーメットで、高強度が得にくい理由につい
ては、不明な点も多いが、FeとTiCの濡れ性から、
一つの推察ができる。 FeとWCとの濡れ角は、0°
であるのに対し、FeとTiCとの濡れ角は41°であ
る。Feと濡れのよいWC基の超硬合金の場合でも、F
e−Ni結合相合金は、Ni結合相合金よりも強度が劣
るのであるから、濡れがよくないTiC基のサーメット
では、通常の方法で製造した場合、それ以上に強度が劣
るものと考えられる。この他、Fe系炭化物の析出によ
る強度劣化もある。また、本発明者等が独自に調査した
ところによると、例えば、汎用的なTiCN−Mo2
−Ni型サーメットの結合相を、不変鋼組成のFe−N
i合金に変えて焼結すると、焼結組織中に、Moを多く
含む金属間化合物が生成しやすく、これも強度劣化の一
因である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】超硬合金は、高硬度、
高靱性を有し、多くの用途に使用されているが、その欠
点は密度が大きいことで、そのため回転重量物等では、
これに代わり、軽量で、高硬度、高靱性を有するものが
望まれている。硬度、抗折力の点で超硬合金を代替しう
る硬質合金は、TiCN−Mo2 C−Niのような、T
iC基サーメットしかないが、熱膨張率が大きいために
代替を果たせない場合が多い。しかし、熱膨張率の小さ
いFe−Ni合金を結合相としたTiC基サーメットで
は、高抗折力を得る製造技術が、まだ見出だされていな
い。この課題を解決するため、本発明は、密度、硬度、
抗折力は従来サーメットなみの値を有し、熱膨張率の低
いサーメットの製造法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来の代表的な高硬度、
高靱性サーメットであるTiCN−Mo2 C−Ni型サ
ーメットの結合相組成のみを、不変鋼に近いFe−Ni
合金組成に変え、通常の焼結方法でサーメットを製造し
た場合、焼結体の組織中にMoを多く含む脆い金属間化
合物が生成しやすいが、この原因は十分明らかではない
ものの、硬質相成分のMo2 Cと、結合相主成分のFe
が原因の一つであることは間違いない。そこで、Mo2
Cを含有しないサーメットを考え、使用粉末の種類、配
合量、および粒径とくに、混合粉末中のFe粉末の粒径
に着目して、多くの実験を行い、密度が10g/cm3
以下、ロックウェルAスケール硬度が88以上、抗折力
が200kg/mm2 以上でかつ熱膨張率が8×10-6
/℃以下である低熱膨張率強靱サーメットの得られる条
件をつきとめた。以下に、この条件の限定理由について
詳細に説明する。
【0010】WC粉末は、熱膨張率低減、靱性向上のた
め添加するもので、5重量%以下では効果が少なく、3
5重量%をこえると密度が大きくなりすぎる。
【0011】Cr32 粉末は、組織微細化のため添加
するが、0.5重量%以下ではその効果が小さく、5重
量%以上では、結合相への固溶Cr量が多くなり、熱膨
張率が大きくなる。
【0012】TiCN粉末または(Ti,W)C粉末
は、硬質相主成分であるTiCの供給源である。TiC
を、TiC粉末の形で使用すると、200kg/mm2
以上の抗折力は得にくい。この理由は十分明らかでない
が、TiC粉末の形で使用すると、上記固溶体粉末の形
で使用した場合に比べ、焼結後の組織中にTiC単独相
が多く残存しやすく、組織の不均一性が大きくなるため
と思われる。このことはNi結合相の場合よりも、Fe
−Ni結合相の場合特に顕著であったので、本発明で
は、TiCの供給源として、TiCN粉末または(T
i,W)C粉末を使用することに限定した。
【0013】Fe、Ni、Co粉末の配合量は、Fe、
Ni、Coの組成を種々変えて、多くの実験を行い、ロ
ックウェルAスケールで88以上の高硬度で、200k
g/mm2 以上の抗折力が得られ、かつ熱膨張率が8×
10-6/℃以下となるような条件から決定した。Coを
含まない、不変鋼組成でも熱膨張率は低下するが、Co
を含む超不変鋼の方が、200kg/mm2 以上の抗折
力を得やすいので、Coを含むものとした。硬質相にW
Cを含むので、Fe−Ni結合相より、Fe−Ni−C
o結合相の方が、濡れ性がよく、高抗折力を得やすい。
【0014】Fe、Ni、Co量の総和が、25重量%
以上では硬度が不足し、また14.5重量%以下では、
結合相量が少なすぎて高抗折力が得られない。即ち、F
e、Ni、Co量の総和は、14.5〜25重量%でな
ければならず、この条件下で 、Fe、Ni、Coの配
合比を、超不変鋼組成に近い範囲で変えて、熱膨張率
が8×10-6/℃以下となる組成を実験で求めた結果、
Fe粉末:10 〜15重量%、Ni粉末:4〜8重量
%、Co粉末:0.5〜2重量%が、目的とする特性を
得るのに、最も好適な範囲であったので、この範囲に限
定した。
【0015】さらに、本発明法の特徴は、これらの使用
粉末の粒径を、Fe粉末のみ粒径2〜4μmとし、その
他は、0.1〜1μmとすることにある。具体的には、
Fe以外の粉末のみを先に平均粒径0.1〜1μmとな
るように粉砕、混合したのち、Fe粉末をFe濃度が1
0〜15重量%となるように混合し、Fe粉末の粒径が
平均2〜4μmであるような混合粉末をつくり、プレス
成形、焼結に供する。実際の作業では、Fe以外の粉末
のみを、先にアトライターなどの混合粉砕機で、平均粒
径0.1〜1μmとなるように粉砕後、粒径2〜4μm
のFe粉末を追加投入し、あまり粉砕せず、混合のみを
主に行わせてアトライター作業を終了すればよい。即
ち、通常は、全ての粉末を同時に投入し、同時に終了、
即ち、1段階で処理するところ、本発明法を実施するに
あたっては、Fe粉末のみ、時間を遅らせて投入し、2
段階でアトライター作業を行えばよい。
【0016】この方法により、200kg/mm2 以上
の抗折力のサーメットが容易に得られる。この理由は、
十分には明らかでないが、Fe粉末のみを粗粉とすれ
ば、Fe粉末の表面積は、より微粉末の表面積より小さ
くなるので、硬質相粉末とFe粉末との接触面積が、よ
り微粉化したNiやCoとの接触面積よりも小さくな
り、液相生成や濡れ性が改善されるためと推定される。
また大きなFe粉末の周囲を、微細なNiやCoの粉末
が被覆した形でTiCN等の硬質セラミック粉末と接触
すれば、TiCN−Ni,Co系に近い機構で焼結が進
行することも一因と考えられる。NiやCoとの液相
が、空隙に侵入し、緻密化を進めた後、Feが合金化し
て、超不変鋼組成の結合相を形成する機構が考えられ
る。
【0017】粉末の表面積は、その粒径の2乗に比例す
るので、粒径が2μmあれば、粒径1μmの粉末の4倍
の表面積を有するから、Fe粉末の平均粒径は、2μm
以上であれば十分な効果がある。4μm以上であると、
組織が不均一となり、抗折力が低下する。
【0018】Fe以外の粉末の平均粒径は0.1〜1μ
mが適当である。高靱性を得るには、一般に組織を微細
化することが好ましく、Fe粉等、特別な理由のあるも
のを除けば、1μm以下とするのが好ましい。また、
0.1μm以下の超微粉では、成形性が劣り、実用に供
し得なくなる。
【0019】なお、本発明サーメットの製造に当たり、
粉末の混合方法、成形および焼結方法は、従来のサーメ
ットの製造方法に準拠して行えばよく、焼結後の熱間静
水圧プレス焼結処理も同様に行えばよい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例について
説明する。
【0021】実施例1 TiCN粉末をTiCの供給源とし、表1に示す各種の
配合組成(重量%)で、Mo2 C量および結合金属組成
を変え、4種の混合粉末を作製した。粉末の粉砕、混合
は、アトライターで行い、その作業は、「1段階」、
「2段階」の2種類で行った。表1のアトライター作業
欄で「2段階」とあるのは、 Fe粉末のみ終了約1時
間前に投入し、あまり粉砕せず、混合だけ行わせて終了
し、混合粉末中のFe粉末の粒径のみを2〜4μmとし
たものである。「1段階 」とあるのは、通常通り、全
ての粉末を同時に投入し、同時に混合粉砕を終了 し、
粉 砕後の粉末の平均粒径を0.1〜1μmとしたもの
である。両者とも、全アトライター作業時間は約8時間
とした。TiCN粉末は、TiC/TiNの重量組成比
が7/3からなるものを使用した。原料粉末、即ち、粉
砕前の粉末の平均粒径は、Fe粉末:3.5μm、Ti
CN、Mo2C、WC、Cr32 粉末 :1.6μm、
Ni粉末:2.2μm、Co粉末:1.8μmであっ
た。上記、「1段階」、「2段階」の粉砕作業後の粉末
粒径は、あらかじめ、各粉末ごとに調査したアトライタ
ー作業時間と粉末粒径の関係から、推定して求めた。
【0022】これらの混合粉末を1ton/cm2 で、
30×60×10mmの板状にプレス成形し、1430
℃で1時間、真空中で焼結し、ついで1400℃で1時
間、1000kg/cm2 で熱間静水圧プレス焼結を行
った。
【0023】
【表1】
【0024】熱間静水圧プレス焼結後の合金特性を表2
に示す。比較例1は、TiCN−Mo2 C−Niに若干
のWCを添加した汎用的サーメットである。比較例2
は、比較例1の結合相を、Niから超不変鋼組成に近い
Fe−Ni−Coに変えたものである。比較例1の熱膨
張率は8.8×10-6/℃と高い値である。比較例2
は、比較例1より熱膨張率が低いが、抗折力も低い。M
oが原因の脆い金属間化合物が生成するためであり、ま
たMoが、結合相中に固溶し、結合相組成が超不変鋼組
成からずれるため、熱膨張率の低下も小さい。比較例3
は、比較例2から、Mo2Cを除いたサーメットで、熱
膨張率の低下も大きく、抗折力も比較例2より高くなっ
ているが、まだ200kg/mm2 には到達していな
い。実施例1は、比較例3と同組成で、アトライター作
業を2段階で行い、Fe粉のみ、粒径2〜4μmとし
た、本発明法によるサーメットである。熱膨張率、抗折
力とも、目標値に達している。また、材料の熱衝撃抵抗
は抗折力に比例し、熱膨張率に反比例することが学問的
に知られており、比較例1の熱衝撃抵抗を1とした場合
の比較例2、比較例3、実施例1の値は表2最下欄に示
す通りで、実施例1は、熱衝撃抵抗にも優れている。
【0025】
【表2】
【0026】実施例2 表3に示す配合組成(重量%)で、TiCの供給源とし
て、(Ti,W)C粉末を使用した実施例2および、T
iC粉末を使用した比較例4の、2種の混合粉末を作製
した。アトライター作業、プレス成形、焼結、および、
熱間静水圧プレス焼結等は、全て、実施例1と同様に行
った。
【0027】
【表3】
【0028】熱間静水圧プレス焼結後の合金特性を表4
に示す。TiCの供給源として、TiC粉末を使用した
比較例4は、抗折力200kg/mm2 に達していない
が、(Ti,W)C粉末を使用した実施例2は十分に高
い抗折力を示す。熱衝撃抵抗も、実施例1における比較
例1の熱衝撃抵抗を1とした場合の値で比較すると、表
4最下欄に示す通り、実施例2の方が優れている。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【発明の効果】超硬合金と従来のサーメットの特性を示
すと、表5の如く、超硬合金は抗折力が高い点、熱膨張
率が小さい点で、優れており、密度が大きい、即ち重い
点で劣っている。工具の重量が大きければ、大きな駆動
力を要し、また作業性もよくないので、超硬合金工具を
サーメットで代替したいとの要望は多いが、従来のサー
メットは、硬度、抗折力では、ほぼ代替できるものの、
熱膨張率が大きいため、これが障害となって、代替を果
たせない場合が、多々ある。本発明により得られたサー
メットは、密度が10g/cm3 以下、ロックウェルA
スケール硬度が88以上、抗折力が200kg/mm2
以上で、かつ熱膨張率が8×10-6/℃以下のものであ
り、従来、超硬合金しか使用できなかった分野での代替
が可能となり、工具の軽量化を図ることができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ni:4〜8重量%,Co:0.5〜2
    重量%,WC:5〜35重量%,Cr32 :0.5〜
    5重量%,残部TiCNまたは(Ti,W)Cのいずれ
    か1種または2種よりなる平均粒径0.1〜1μmの混
    合粉末に平均粒径2〜4μmのFe粉末をFe濃度が1
    0〜15重量%となるように混合し、プレス成形後焼結
    することを特徴とする低熱膨張率強靱サーメットの製造
    法。
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