JP2998812B2 - 電子機器のシャーシ取付構造 - Google Patents
電子機器のシャーシ取付構造Info
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- JP2998812B2 JP2998812B2 JP27024591A JP27024591A JP2998812B2 JP 2998812 B2 JP2998812 B2 JP 2998812B2 JP 27024591 A JP27024591 A JP 27024591A JP 27024591 A JP27024591 A JP 27024591A JP 2998812 B2 JP2998812 B2 JP 2998812B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- housing
- mounting structure
- opening
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の筐体内にシャ
ーシを取り付ける電子機器のシャーシ取付構造に関す
る。
ーシを取り付ける電子機器のシャーシ取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3に従来の電子機器のシャー
シ取付構造の一例を示す。図において、筐体1内の底部
にはシャーシ2が取り付けられており、シャーシ2上に
は基板3が固定されている。基板3上には各種の図示し
ない電子部品が実装されており、筐体1の前面側には外
部との接触を必要とするボリュームツマミやコネクタな
どの電子部品4が実装されている。そして電子部品4が
実装された側のシャーシ2は筐体1の前面に形成された
開口部5に連接しており、開口部5を介して外部から電
子部品4に接触できるようになっている。
シ取付構造の一例を示す。図において、筐体1内の底部
にはシャーシ2が取り付けられており、シャーシ2上に
は基板3が固定されている。基板3上には各種の図示し
ない電子部品が実装されており、筐体1の前面側には外
部との接触を必要とするボリュームツマミやコネクタな
どの電子部品4が実装されている。そして電子部品4が
実装された側のシャーシ2は筐体1の前面に形成された
開口部5に連接しており、開口部5を介して外部から電
子部品4に接触できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来のシャーシ取付構造によると、筐体
1の大きさが異なった場合シャーシ2に基板3を介して
実装された電子部品4を外部から接触可能とするために
は、シャーシ2も異なった大きさにしなければならなか
った。このためシャーシ2の設計工数と成形金型費とが
増大するという問題があった。
うに構成された従来のシャーシ取付構造によると、筐体
1の大きさが異なった場合シャーシ2に基板3を介して
実装された電子部品4を外部から接触可能とするために
は、シャーシ2も異なった大きさにしなければならなか
った。このためシャーシ2の設計工数と成形金型費とが
増大するという問題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、筐体の大きさが異なっても同じシャーシを共用
することができ、設計工数と成形金型費を削減し設計期
間を短縮することのできる、電子機器のシャーシ取付構
造を提供することを目的とする。
もので、筐体の大きさが異なっても同じシャーシを共用
することができ、設計工数と成形金型費を削減し設計期
間を短縮することのできる、電子機器のシャーシ取付構
造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子機
器のシャーシ取付構造は、筐体の開口部とシャーシとの
間に、シャーシに取り付けられた電子部品の一部と外部
から接触可能で、かつ、筐体の内部から遮蔽された空間
を有するスペーサを設けたことを特徴とする。
器のシャーシ取付構造は、筐体の開口部とシャーシとの
間に、シャーシに取り付けられた電子部品の一部と外部
から接触可能で、かつ、筐体の内部から遮蔽された空間
を有するスペーサを設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の電子機器のシャーシ取付
構造は、スペーサの空間に、開口部に向って拡径する勾
配を設けたことを特徴とする。
構造は、スペーサの空間に、開口部に向って拡径する勾
配を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の電子機器のシャーシ取付構造
においては、筐体の開口部とシャーシとの間に、シャー
シに取り付けられた電子部品の一部と外部から接触可能
で、かつ、筐体の内部から遮蔽された空間を有するスペ
ーサが設けられる。これにより、筐体の大きさが異なる
場合においても、シャーシを共通して使用することがで
きる。また、筐体外部から接触することが必要な一部の
電子部品を除いて、筐体の内外を遮蔽することができ
る。
においては、筐体の開口部とシャーシとの間に、シャー
シに取り付けられた電子部品の一部と外部から接触可能
で、かつ、筐体の内部から遮蔽された空間を有するスペ
ーサが設けられる。これにより、筐体の大きさが異なる
場合においても、シャーシを共通して使用することがで
きる。また、筐体外部から接触することが必要な一部の
電子部品を除いて、筐体の内外を遮蔽することができ
る。
【0008】請求項2に記載の電子機器のシャーシ取付
構造においては、スペーサの空間に、開口部に向って拡
径する勾配が設けられる。これにより、電子機器の使用
者が、筐体外部から接触することが必要な電子部品に、
容易に接触することができる。
構造においては、スペーサの空間に、開口部に向って拡
径する勾配が設けられる。これにより、電子機器の使用
者が、筐体外部から接触することが必要な電子部品に、
容易に接触することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の電子機器のシャーシ取付構造
の一実施例を図面を参照して説明する。
の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】図1に本発明の一実施例の構成を示す。図
1において、図3に示す従来例の部分に対応する部分に
は同一符号を付して示し、その説明を適宜省略する。本
実施例の特徴は筐体1の前面開口部5とシャーシ2の前
面2aとの間にスペーサ6を設けた点にある。スペーサ
6の一端は筐体1の開口部5の内側周縁と連接してお
り、他端はシャーシ2の前面2aと連接している。ま
た、スペーサ6の空間6Aは、開口部5に向って拡径す
る勾配が設けられている。
1において、図3に示す従来例の部分に対応する部分に
は同一符号を付して示し、その説明を適宜省略する。本
実施例の特徴は筐体1の前面開口部5とシャーシ2の前
面2aとの間にスペーサ6を設けた点にある。スペーサ
6の一端は筐体1の開口部5の内側周縁と連接してお
り、他端はシャーシ2の前面2aと連接している。ま
た、スペーサ6の空間6Aは、開口部5に向って拡径す
る勾配が設けられている。
【0011】本実施例によれば、筐体1の大きさが変っ
て大きくなった場合に、従来と同じ大きさのシャーシ2
を筐体1に取り付け、シャーシ2と筐体1の前面開口部
5との間をスペーサ6で埋めることにより、筐体1の内
外を遮幣して電子部品4に外部から接触することができ
る。またスペーサ6に勾配を設けることにより、外部か
らの電子部品4への接触を容易にすることができる。
て大きくなった場合に、従来と同じ大きさのシャーシ2
を筐体1に取り付け、シャーシ2と筐体1の前面開口部
5との間をスペーサ6で埋めることにより、筐体1の内
外を遮幣して電子部品4に外部から接触することができ
る。またスペーサ6に勾配を設けることにより、外部か
らの電子部品4への接触を容易にすることができる。
【0012】なお、開口部5の大きさが大きい場合やシ
ャーシ2と筐体1の前面との間の間隙が小さい場合など
には、スペーサ6に勾配を設けなくてもよい。
ャーシ2と筐体1の前面との間の間隙が小さい場合など
には、スペーサ6に勾配を設けなくてもよい。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の電子機器のシャーシ取
付構造によれば、筐体の開口部とシャーシとの間に、シ
ャーシに取り付けられた電子部品の一部と外部から接触
可能で、かつ、筐体の内部から遮蔽された空間を有する
スペーサを設けるようにしたので、筐体の大きさにかか
わらず同じシャーシを共通して使用することができ、設
計工数と成形金型費を削減し、設計期間を短縮すること
ができる。また、電子機器の使用者が、外部からの接触
が必要な電子部品に接触することができ、それ以外の電
子部品には接触することができないようにすることがで
きる。請求項2に記載の電子機器のシャーシ取付構造に
よれば、スペーサの空間に、開口部に向って拡径する勾
配を設けるようにしたので、筐体の開口部と、シャーシ
に実装された外部からの接触が必要な電子部品との間隔
が広い場合においても、電子機器の使用者が、外部から
の接触が必要な電子部品に、外部から容易に接触するこ
とができ、電子部品の操作性を向上することができる。
付構造によれば、筐体の開口部とシャーシとの間に、シ
ャーシに取り付けられた電子部品の一部と外部から接触
可能で、かつ、筐体の内部から遮蔽された空間を有する
スペーサを設けるようにしたので、筐体の大きさにかか
わらず同じシャーシを共通して使用することができ、設
計工数と成形金型費を削減し、設計期間を短縮すること
ができる。また、電子機器の使用者が、外部からの接触
が必要な電子部品に接触することができ、それ以外の電
子部品には接触することができないようにすることがで
きる。請求項2に記載の電子機器のシャーシ取付構造に
よれば、スペーサの空間に、開口部に向って拡径する勾
配を設けるようにしたので、筐体の開口部と、シャーシ
に実装された外部からの接触が必要な電子部品との間隔
が広い場合においても、電子機器の使用者が、外部から
の接触が必要な電子部品に、外部から容易に接触するこ
とができ、電子部品の操作性を向上することができる。
【図1】本発明の電子機器のシャーシ取付構造の一実施
例の要部の構成を示す縦断面図
例の要部の構成を示す縦断面図
【図2】従来の電子機器のシャーシ取付構造の一例の構
成を示す縦断面図
成を示す縦断面図
【図3】図2の要部拡大縦断面図
1 筐体 2 シャーシ 4 電子部品 5 開口部 6 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 電子部品が実装されたシャーシを筐体内
に取り付け、前記筐体に形成された開口部を介して前記
電子部品の一部と外部との接触を可能とした電子機器の
シャーシ取付構造において、前記筐体の開口部と前記シャーシとの間に、前記シャー
シに取り付けられた前記電子部品の一部と外部から接触
可能で、かつ、前記筐体の内部から遮蔽された空間を有
するスペーサを設けたことを特徴とする電子機器のシャ
ーシ取付構造。 - 【請求項2】 前記スペーサの空間は、前記開口部に向
って拡径する勾配が設けられている ことを特徴とする請
求項1に記載の電子機器のシャーシ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27024591A JP2998812B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 電子機器のシャーシ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27024591A JP2998812B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 電子機器のシャーシ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582988A JPH0582988A (ja) | 1993-04-02 |
JP2998812B2 true JP2998812B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17483573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27024591A Expired - Fee Related JP2998812B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 電子機器のシャーシ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2998812B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP27024591A patent/JP2998812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582988A (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991007 |
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