JP2998415B2 - 油膜形成装置 - Google Patents

油膜形成装置

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JP2998415B2 JP10711592A JP10711592A JP2998415B2 JP 2998415 B2 JP2998415 B2 JP 2998415B2 JP 10711592 A JP10711592 A JP 10711592A JP 10711592 A JP10711592 A JP 10711592A JP 2998415 B2 JP2998415 B2 JP 2998415B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属やプラスティック
からなるモールド等の可動部品、特に電磁開閉器の可動
部の摩擦による摩耗を軽減するために可動部の表面に油
膜を形成する油膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可動部品、例えば電磁開閉器の支えや接
点等の可動部品の摩擦部に生じる摩耗を軽減するために
油の薄膜を可動部にコーティングしている。このコーテ
ィングには油を沸点が低く、揮発しやすい溶剤で稀釈し
た処理液が使用され、従来この処理液を開放形の容器に
充填し、コーティングする対象物を容器内の処理液に浸
漬した後、対象物を取出し、自然乾燥して油の薄膜をコ
ーティングしている。
【0003】なお、油の薄膜をコーティングする方法と
して前記処理液をスプレイして行なうことも知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
処理液を内蔵する容器は開放形であるため、溶剤の揮発
により処理液の濃度が変化してコーティングされる油膜
の厚さを均一化できず、また溶剤の消耗量が大きくなる
という問題がある。また、処理液の濃度変化に伴って、
油膜のコーティング時処理液の濃度を所定濃度に保つメ
ンテナンスの回数も多くなるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、溶剤の消耗量を少なくす
るとともに油膜コーティング時の処理液の濃度を所定濃
度に保つことのできる油膜形成装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば対象物を油を溶剤により稀釈した処
理液内に浸漬して対象物の表面に油膜を形成する油膜形
成装置において、対象物が挿入される開口を蓋により閉
鎖し、大気圧以下の圧力で処理液が貯留されるコーティ
ング槽と、このコーティング槽からポンプにより送出さ
れた処理液を貯留する冷液槽と、この冷液槽から導かれ
る処理液を貯留し、この処理液を加熱煮沸する加熱器及
び処理液の煮沸により生じる蒸気を冷却する冷却器を内
蔵する煮沸液槽と、コーティング槽内を大気圧以下の圧
力にする真空ポンプを備える真空引き系と、冷液槽と煮
沸液槽内の処理液をその混合量を調節して真空ポンプに
より大気圧以下の圧力にしたコーティング槽に供給する
混合処理液供給系と、煮沸液槽内の処理液の煮沸により
生じる蒸気を真空ポンプによりコーティング槽と煮沸液
槽との間で循環させる蒸気循環系とを備えるものとす
る。
【0007】なお、上記の混合処理液供給系は、冷液槽
内の処理液をその流量を調節する第1の調整弁を備えて
コーティング槽に供給する冷液供給系と煮沸液槽内の処
理液をその流量を調節する第2の調整弁を備えてコーテ
ィング槽に供給する温液供給系とから構成するものとす
る。また、前記冷却器は煮沸液槽の内壁に沿って設けら
れる冷却媒体が通流する冷却管からなり、この冷却器に
より処理液の煮沸により生じる蒸気を冷却してなる凝縮
液を貯留する煮沸液槽内に設けられる棚と、この棚から
凝縮液を冷液槽に導く凝縮液排出系とを設けるものとす
る。
【0008】
【作用】対象物の表面に摩擦による摩耗を軽減する油膜
を形成するために使用される処理液は、油を沸点が低く
揮発しやすい溶剤で稀釈して構成される。ところで、油
膜を形成させる対象物は開口からコーティング槽内に挿
入され、コーティング槽は蓋にて密閉される。そして真
空引き系の真空ポンプによりコーティング槽内を大気圧
以下の圧力にした後、後述するように冷液槽と煮沸液槽
とに貯留された処理液をコーティング槽に供給して対象
物を処理液に浸漬させる。そして油膜形成に必要な時間
対象物を浸漬した後、コーティング槽内の処理液はポン
プにより全量冷液槽に送出されて室温で貯留される。
【0009】ここで、処理液は大気圧以下の圧力である
ので、処理液の表面張力は小さくなり、このため対象物
の表面に形成される油膜の厚さはより薄くなる。なお、
前記のように冷液槽に貯留された処理液はその一部が、
例えばオーバーフロー管により煮沸液槽に導かれて貯留
される。そして貯留された処理液は加熱器により加熱煮
沸されて処理液の溶剤は大気圧の下で沸騰し、処理液の
液面上は蒸気が充満する。この際、処理液の液面上の蒸
気は冷却器により冷却されて凝縮液となるので、煮沸液
槽内は大気圧に保持される。なお、凝縮液は煮沸液槽内
の棚に貯留されて凝縮液排出系を経て冷液槽に戻され
る。
【0010】ところで、煮沸液槽内の処理液の油の濃度
は、処理液の溶剤が沸騰しているので、冷液槽のそれよ
り高くなる。したがって混合処理液供給系を経て、すな
わち冷液供給系を経る冷液槽の処理液の流量と、温液供
給系を経る煮沸液槽の処理液の流量とをそれぞれの調整
弁の弁開度により調整して混合比を所定値にし、大気圧
以下の圧力のコーティング槽内に供給することにより、
コーティング槽内の処理液の油の濃度は一定に保たれ
る。この一定の油の濃度により対象物の油膜の厚さは一
定に管理することができる。
【0011】なお、上記のようにして対象物をコーティ
ング槽の処理液に所定時間浸漬した後コーティング槽の
処理液を冷液槽に送出したら、蒸気循環系の真空ポンプ
により煮沸液槽内の処理液の煮沸により生じた蒸気を吸
込んで大気圧以下の圧力のコーティング槽内に供給して
対象物に付着した処理液の溶剤を加熱して蒸発させた
後、煮沸液槽に戻すことにより、対象物に付着した処理
液は迅速に乾燥され、油膜が形成される。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例による油膜形成装置の
系統図である。図1においてコーティング槽1は開口を
有する容器2と、この開口を閉鎖する蓋3とからなる密
閉容器であり、コーティング槽1には油を溶剤にて稀釈
した対象物4に油膜を形成する処理液が液面5を有して
充填される。
【0013】コーティング槽1の液面5より上部の容器
2の側壁にはコーティング槽1内に空気を供給する弁6
を備えた空気供給系7と、コーティング槽1内を大気圧
以下の圧力にする真空ポンプ8と切換弁9とを備えた真
空引き系10とが接続されている。冷液槽11はコーテ
ィング槽1の上位に配設され、容器12の開口を蓋13
で閉鎖した密閉容器であり、コーティング槽1内に貯留
した処理液が移送されて貯留される。
【0014】処理液戻し系16は、コーティング槽1と
冷液槽11とに接続してポンプ14,弁15を備えて設
けられ、ポンプ14の駆動によりコーティング槽1内の
処理液を冷液槽11に送出する。ここで、冷液槽11内
の処理液は室温に保持される。冷液供給系17は冷液槽
11とコーティング槽1とに接続して調整弁18を備え
て設けられ、冷液槽11内の処理液をコーティング槽1
に供給する。
【0015】煮沸液槽19はコーティング槽1の上位に
配設され、容器20の開口を蓋21により閉鎖した密閉
容器であり、冷液槽11と煮沸液槽19とに接続される
オーバフロー管22を経て冷液槽11からオーバフロー
して流入する処理液を液面23を有して貯留する。煮沸
液槽19には液面23の下位に処理液を加熱煮沸するヒ
ータ24と、液面23より上部に冷却水が流れる冷却管
25を容器20の内壁に沿って設け、冷却管25により
煮沸した処理液の蒸気、主として沸騰する溶剤の蒸気を
冷却して凝縮液を生成する。環状の棚26は冷却管25
の下位に容器20の内壁に沿って設けられ、前記凝縮液
が棚26上に溜まる。
【0016】凝縮液排出系27は煮沸液槽19の棚26
の上面の側壁と冷液槽11の側壁とに接続して設けら
れ、棚26に貯留する凝縮液を水頭差により冷液槽11
に排出する。温液供給系30は煮沸液槽19とコーティ
ング槽1とに接続して調整弁31を備えて設けられ、煮
沸液槽19内の煮沸された処理液の温液をコーティング
槽1に供給する。
【0017】蒸気供給系32は煮沸液槽19とコーティ
ング槽1とに接続して弁33を備えて設けられ、さらに
蒸気戻り系34は真空引き系10の切換弁9と煮沸液槽
19とに接続して弁35を備えて設けられ、蒸気供給系
32,真空引き系10及び蒸気戻り系34は煮沸液槽1
9の蒸気を煮沸液槽19とコーティング槽1との間で循
環させる蒸気循環系36を形成している。
【0018】このような構成により、対象物に油膜を形
成する方法は下記のようにして行なわれる。コーティン
グ槽1の蓋3を取外す。この際コーティング槽1内が大
気圧以下の圧力であれば弁6を開にして空気供給系7を
経て空気をコーティング槽1内に送入して蓋3を取外
す。そして対象物を蓋3を取外した開口から容器2内に
挿入設置した後、蓋3により容器2を密閉にするととも
に弁6を閉にする。なお、このとき弁15,33,3
5,調整弁18,31は閉である。この状態で真空ポン
プ8によりコーティング槽1内の空気を切換弁9を経て
大気に排出してコーティング槽1内を大気圧以下の圧力
にした後、真空ポンプ8を停止し、切換弁9を切換えて
コーティング槽1を密閉状態にする。
【0019】なお、これに先だって冷液槽11には処理
液が貯留され、さらに煮沸液槽19には冷液槽11から
オーバフロー管22を経てオーバフローした処理液が貯
留されており、この処理液はヒータ24により大気圧の
下で加熱煮沸され、液面23の上部空間は処理液の蒸
気、主として油より沸点の低い溶剤の蒸気で充満され
る。
【0020】この蒸気は冷却水が通流する冷却管25に
より冷却されて凝縮液となって棚26に溜まり、この凝
縮液は凝縮液排出系27を経て冷液槽11に排出され、
煮沸液槽19内の圧力は大気圧に保持される。この状態
で冷液供給系17の調整弁18と温液供給系30の調整
弁31との弁開度を調整して冷液槽11内の油の濃度の
低い処理液と、煮沸液槽19内の煮沸により油の濃度が
高くなった処理液との流量比を定めて、例えば煮沸液槽
19からの処理液量を冷液槽11からの処理液量の2%
にしてコーティング槽1に供給してコーティング槽1内
の処理液の油の濃度を所定値にする。
【0021】コーティング槽1内の処理液が対象物を浸
漬させる液面になれば、冷液供給系17の調整弁18,
温液供給系30の調整弁31を閉にする。この際、コー
ティング槽1内の処理液の圧力は大気圧以下の圧力であ
る。対象物を処理液に浸漬して油膜を形成するのに必要
な所定時間経過後、弁15を開にしてポンプ14の駆動
により処理液戻し系16を経てコーティング槽1内の処
理液の全量を冷液槽11に送出して貯留する。この際所
定濃度の大気圧力以下の圧力の処理液により対象物は処
理液の薄膜が形成される。
【0022】コーティング槽1の処理液を冷液槽11に
送出した後、処理液戻し系16の弁15を閉、蒸気供給
系32の弁33,蒸気戻り系34の弁35を開、真空引
き系10の切換弁9を切換えて蒸気循環系36を作動可
能にし、真空ポンプ8を駆動して煮沸液槽19内の煮沸
されて生じた蒸気の適当量、例えば煮沸された処理液の
2%相当の蒸気量をコーティング槽1内に送入,循環さ
せ、内部にある対象物を大気圧以下の圧力で加熱乾燥し
て溶剤を蒸発させて乾燥する。
【0023】このようにして乾燥が終了すれば弁33,
35を閉、切換弁9を切換えてコーティング槽1を他の
系統より独立させる。そして弁6を開にして空気供給系
7を経て空気をコーティング槽1内に送気して蓋3を取
外し、内部の対象物を取出せば、対象物は油の薄膜が形
成されている。上記の方法によれば処理液は油膜形成時
密閉容器のコーティング槽1,冷液槽11,煮沸液槽1
9間を移送されるので、処理液の消耗、すなわち溶剤の
消耗量は大幅に少なくなる。
【0024】また、コーティング槽1内の対象物の油膜
形成時の処理液の油の濃度は、低温で低濃度の冷液槽1
1の処理液と煮沸して濃度の高くなった煮沸液槽19の
処理液との混合であるので、この混合比を適切に選ぶこ
とにより、所定濃度に容易に調整できる。本発明による
油膜形成装置を使用した結果を表1に示す。なお、表1
に従来の開放形の容器により油膜を形成する装置を使用
した結果も示している。
【0025】
【表1】 表1により処理液の油濃度及び対象物に油膜形成後の処
理後油付着量において本発明による装置は従来の装置に
比べて均一化され、油濃度のバラツキ及び油付着量のバ
ラツキはそれぞれ50%,30%低減している。
【0026】また、溶剤使用量及び処理液の油濃度管理
を行なうメンテナンスの回数は本発明による装置は従来
の装置に比べてともに1/20になり明らかに低減して
いる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からな明らかなように、本発
明によれば以上の構成により、溶剤の消耗量は大幅に少
なくなるとともに油膜形成用の処理液の濃度が均一化さ
れ、これに伴って対象物の処理液の油付着量、すなわち
油膜厚さが均一化され、さらに処理液濃度管理のメンテ
ナンスの回数も大幅に低下するという効果がある。ま
た、コーティング槽内にて大気圧以下の圧力の処理液に
て油膜の形成を行なうので、より薄い油膜が形成され、
さらに煮沸液槽内の煮沸された蒸気は真空ポンプにより
吸引されてコーティング槽に供給されるので、対象物に
付着した処理液は大気圧以下の圧力で前記蒸気により加
熱乾燥され、このため乾燥が迅速に行なわれるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による油膜形成装置の系統図
【符号の説明】
1 コーティング槽 4 対象物 8 真空ポンプ 10 真空引き系 11 冷液槽 19 煮沸液槽 24 ヒータ 25 冷却管 27 凝縮液排出系 32 蒸気供給系 34 蒸気戻り系 36 蒸気循環系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 俊郎 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−143452(JP,A) 特公 昭38−12343(JP,B1) 実公 昭48−42702(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 3/00 - 3/109 B05C 11/10 B05D 1/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物を油を溶剤により稀釈した処理液に
    浸漬して対象物の表面に油膜を形成する油膜形成装置に
    おいて、対象物が挿入される開口を蓋により閉鎖し、大
    気圧以下の圧力で処理液が貯留されるコーティング槽
    と、このコーティング槽からポンプにより送出された処
    理液を貯留する冷液槽と、この冷液槽から導かれる処理
    液を貯留し、この処理液を加熱煮沸する加熱器及び処理
    液の煮沸により生じる蒸気を冷却する冷却器を内蔵する
    煮沸液槽と、コーティング槽内を大気圧以下の圧力にす
    る真空ポンプを備える真空引き系と、冷液槽と煮沸液槽
    内の処理液をその混合量を調節して真空ポンプにより大
    気圧以下の圧力にしたコーティング槽に供給する混合処
    理液供給系と、煮沸液槽内の処理液の煮沸により生じる
    蒸気を真空ポンプによりコーティング槽と煮沸液槽との
    間を循環させる蒸気循環系とを備えたことを特徴とする
    油膜形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、混合処理液
    供給系は、冷液槽内の処理液をその流量を調節する第1
    の調整弁を備えてコーティング槽に供給する冷液供給系
    と、煮沸液槽内の処理液をその流量を調節する第2の調
    整弁を備えてコーティング槽に供給する温液供給系とか
    らなることを特徴とする油膜形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のものにおいて、冷却
    器は煮沸液槽の内壁に沿って設けられる冷却媒体が通流
    する冷却管からなり、この冷却器により処理液の煮沸に
    より生じる蒸気を冷却してなる凝縮液を貯留する煮沸液
    槽内に設けられる棚と、この棚から凝縮液を冷液槽に導
    く凝縮液排出系とを設けたことを特徴とする油膜形成装
    置。
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CN114522866B (zh) * 2022-02-10 2022-12-13 浙江晋椿精密工业股份有限公司 一种高温高压环境用不锈钢螺丝后处理方法及装置
CN114632665B (zh) * 2022-02-28 2022-12-06 科伟达智能洗净技术(深圳)有限公司 一种真空涂油设备及其涂油方法

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