JP2996956B1 - 追尾装置によるロケット軌道推定法、ロケット未来位置予測法、ロケット識別法、ロケット状況検知法 - Google Patents

追尾装置によるロケット軌道推定法、ロケット未来位置予測法、ロケット識別法、ロケット状況検知法

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Abstract

【要約】 【課題】 レーザ測距器を必要としないパッシブレンジ
ング方式の追尾装置の観測誤差(ノイズ及びバイアス)
を低減し、ロケットの軌道推定精度を向上できる追尾装
置を提示し、その追尾装置によるロケット軌道推定法を
提供する。 【解決手段】 追尾装置により、飛しょう中のロケット
の視線角度を測定し、次に視線角度データをバッチフィ
ルタに通してノイズを低減し、次いでノイズの低減され
た視線角度データに基いてロケット軌道の推定を行い、
次に得られたロケット軌道データをカルマンフィルタに
通してバイアスを低減し、然る後補正された視線角度デ
ータと追尾装置の位置情報とにより、再度ロケット軌道
の推定を行う追尾装置によるロケット軌道推定法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上に設置あるい
は航空機に搭載した追尾装置により、ロケットの真の軌
道を推定する方法、ロケットの未来位置を予測する方
法、ロケットを識別する方法、ロケットの状況を検知す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロケット軌道の推定は、任意時刻におけ
るロケットの飛しょう位置予測を可能にするための有効
な手法とされている。従来のパッシブレンジング方式に
よるロケット軌道推定の概要について説明すると、図1
に示すようにパッシブレンジング方式の追尾装置1は、
飛しょう中のロケット2を追尾し、視線角度EL,AL
情報を取得できるセンサシステムである。追尾装置1と
ロケット2との位置関係は、図2に示すようになってお
り、△が発射点3、○が到達点4で、ロケット2は図2
中左から右へ飛しょうする。地球地心からの追尾装置1
の動径ベクトルをベクトル(R)、ロケット2の動径ベ
クトルをベクトル(r)と定義し、加えて追尾装置1か
らロケット2までの距離を斜距離(ρ)と定義する。ロ
ケット2の軌道は、ロケット2の動径ベクトル(r)の
軌道で、図2中、楕円形の軌道5を指している。この軌
道5が推定されると、任意時刻のロケット2の位置は推
定できるようになる。図1及び図2は航空機搭載の場合
であるが、地上に設置した場合は航空機が地上の建物等
に置き換わる。
【0003】ところで、前述したように航空機搭載の追
尾装置1は、ロケット2を追尾することにより、観測情
報として視線角度EL,AZ情報が得られるが、これに
は観測誤差としてノイズ及びバイアスが重畳している。
また、航空機搭載の場合は、航法装置等から追尾装置1
の位置情報(R)が得られる。従って、ロケット2の軌
道推定アルゴリズムの流れは、図3のようになる。先
ず、観測情報(EL,AZ)から、図4の地球中心赤道
面基準慣性座標系において、追尾装置1より見たロケッ
ト2の視線方向のマトリクスである視線ベクトル(L)
を生成する。
【数1】 次にロケット2の動径ベクトル(r)を、幾何方程式及
びケプラ軌道方程式を連立させた8次の代数多項式の解
として求める。但し簡単化のため、ここでは追尾装置1
の速度及び加速度は0と仮定する。
【数2】 次いで、そのロケット2の動径ベクトル(r)を代入す
ることで、斜距離(ρ)を求める。
【数3】 最後に、それらを用いて軌道要素を算出することで、ロ
ケット2の軌道が推定される。
【0004】上記のように行われるロケット2の軌道推
定の精度のシミュレーション解析例を、図5に示すよう
に左から右へ飛しょう経路Iをたどる想定長距離ロケッ
トと、飛しょう経路IIをたどる想定中距離ロケットにつ
いて説明する。想定長距離ロケットは距離S1 km飛し
ょうし、最大高度約H1 kmであり、想定中距離ロケッ
トは距離S2 km飛しょうし、最大高度約H2 kmであ
る。航空機搭載の追尾装置1は、早期探知のため到達点
前方に進出していると仮定し、その距離をAkmとし
た。推定精度解析は長距離ロケットにおいて最大高度付
近から到達150s前まで、中距離ロケットにおいては
バアーンアウト時から到達150s前までとした。そし
て追尾装置1の横距離(ロケット軌道面からの水平距
離)(D)をパラメータとして、シミュレーション解析
する。図6は、中距離ロケット2を追尾した追尾装置1
のデータ処理を示すもので、縦軸は、軌道推定精度
(E)、横軸はロケット到達までの時間(T)であり、
中距離ロケット2は、楕円軌道5を左から右へ飛しょう
し、追尾装置1は進出距離Akmでロケット軌道面6か
らの横距離(D)に位置し、中距離ロケット2を追尾し
ている。仮に、ある時刻のロケット位置が図6中の位置
であったとすると、このときの推定精度は図6中☆印の
位置にプロットされる。中距離ロケット2は楕円軌道5
上を飛しょうしてくるので、その時々の結果は破線上に
連続的にプロットされる。図7は、横距離(D)をパラ
メータとして、D1 kmからD2 kmの範囲においてシ
ミュレーション解析した結果を示す。ここでは軌道推定
精度2km未満を無色、それ以上を梨地で区別してお
り、軌道推定精度2km以上のものが多く、観測誤差の
影響を受けて、あまり精度がよくないことが判る。図8
は、長距離ロケット2を追尾した追尾装置1のデータ処
理を示すもので、縦軸は、軌道推定精度(E)、横軸は
ロケット到達までの時間(T)であり、長距離ロケット
2は楕円軌道5を左から右へ飛しょうし、追尾装置1は
進出距離Akmでロケット軌道面6から横距離(D)に
位置し、長距離ロケット2を追尾している。仮に、ある
時刻のロケット位置が図8中の位置であったとすると、
このときの推定精度は図8中☆印の位置にプロットされ
る。長距離ロケット2は楕円軌道5上を飛しょうしてく
るので、その時々の結果は破線上に連続的にプロットさ
れる。図9は、横距離(D)をパラメータとしてD3
mからD4 kmの範囲においてシミュレーション解析し
た結果を示す。ここでは軌道推定精度2km未満を無
色、それ以上を梨地で区別しており、軌道推定精度2k
m以上のものが殆んどで、観測誤差の影響を強く受けて
おり、全体的に精度が悪いことが判る。
【0005】上述のように従来のロケット軌道推定アル
ゴリズムでは、航空機搭載の追尾装置の観測誤差の影響
によりロケットの軌道推定精度が悪化している。また、
このためロケットの未来位置、未来位置到達時刻の予測
精度が十分でなく、さらに、ロケットの真軌道を精度よ
く推定できないので、軌道比較によるロケットの識別が
困難であるという問題がある。そのため、ロケットまで
の斜距離(ρ)を計測するために、極めて大型のレーザ
測距器を搭載する必要が生じている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
のレーザ測距器を必要としないパッシブレンジング方式
の追尾装置の観測誤差(ノイズ及びバイアス)を低減
し、ロケットの軌道推定精度を向上できる追尾装置を提
示し、その追尾装置によるロケット軌道推定法、そのロ
ケット軌道推定法に基づくロケット未来位置予測法、ロ
ケット識別法、ロケット状況検知法を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の追尾装置によるロケット軌道推定法は、追尾
装置により、飛しょう中のロケットの視線角度を測定
し、次に視線角度データをバッチフィルタに通してノイ
ズを低減し、次いでノイズの低減された視線角度データ
に基いてロケット軌道の推定を行い、次に得られるロケ
ット軌道データをカルマンフィルタに通してバイアスを
低減し、然る後上記のようにバッチフィルタに通してノ
イズを低減し、さらにカルマンフィルタに通してバイア
スを低減することにより補正された視線角度データと追
尾装置の位置情報とにより、再度ロケット軌道の推定を
行うことを特徴とするものである。
【0008】前記のロケット軌道推定法において、追尾
装置は、パッシブレンジング方式の赤外線捜索追尾装置
であることが好ましい。
【0009】前記のロケット軌道推定法において、バッ
チフィルタは、各時刻毎の追尾装置の視線角度データか
ら作られた視線ベクトルより生成されるバッチデータ
を、時刻が進む毎に古い1データと新しい1データを入
れ替えて逐次生成し、このバッチデータを最小二乗フィ
ルタに入力してノイズを低減し且つ視線ベクトルとその
変化率を出力するものであることを特徴とする。
【0010】前記のロケット軌道推定法において、カル
マンフィルタに通されるロケット軌道データは、ロケッ
ト軌道観測情報、観測加速度、感度マトリクスであるこ
とを特徴とする。
【0011】前記のロケット軌道推定法において、カル
マンフィルタは、ロケット軌道観測情報、観測加速度、
感度マトリクスのロケット軌道データからバイアスによ
るロケットの見かけ軌道の変化量を得て、この見かけ軌
道の変化量からバイアスを推定するものであることを特
徴とするものである。
【0012】本発明のロケット未来位置予測法は、前記
のロケット軌道推定法により、最終的に推定されたロケ
ット軌道からロケットの真軌道を求め、この真軌道から
ロケット未来位置、未来位置到達時刻を推定することを
特徴とするものである。
【0013】本発明のロケット識別法は、前記のロケッ
ト軌道推定法により最終的に推定されたロケット真軌道
の軌道要素推定値をカルマンフィルタから出力させ、こ
の出力させた軌道要素値と各種ロケット軌道の軌道要素
データ集との比較によりロケットを識別することを特徴
とするものである。
【0014】本発明のロケット状況検知法は、前記のロ
ケット軌道推定法においてカルマンフィルタに送られる
観測加速度とカルマンフィルタで得られた見かけ加速度
推定値とによりロケットの真加速度推定値を求め、この
真加速度推定値によりロケットの状況を検知することを
特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の航空機搭載追尾装置によ
るロケット軌道推定法、ロケット未来位置予測法、ロケ
ット識別法、ロケット状況検知法の実施の形態について
説明する。先ず、ロケット軌道推定法について説明す
る。図2に示すようにパッシブレンジング方式の航空機
搭載の赤外線捜索追尾装置1は、飛しょう中のロケット
2を追尾することにより、図10のフィルタアルゴリズ
ムに示すように観測情報として視線角度EL,AZ情報
が得られる。この観測情報には観測誤差としてΔEL,
ΔAZを含んでいて、ノイズ及びバイアスが重畳してい
るので、視線角度データをバッチフィルタに通してノイ
ズを低減する。
【0016】バッチフィルタは、過去履歴データn個で
生成したデータ群(バッチデータ)を使用した最小二乗
フィルタで、そのバッチデータは、図11に示すように
各時刻(K)毎の前記追尾装置1の観測情報(EL,A
Z)から作られた視線ベクトル(L)から生成する。こ
のバッチデータは時刻(K)が進む毎に古い1データと
新しい1データを入れ替えて逐次的に生成されるので、
ある時刻データは時間をずらして(n回)反復的に使用
されることになる。このバッチデータを最小二乗フィル
タに入力することにより、ノイズが低減され、かつ軌道
推定に必要な情報である視線ベクトル(L)とその変化
率を生成する。
【0017】次いで、このノイズの低減された観測情報
を用いて前述の軌道推定アルゴリズムの流れにそってロ
ケット軌道推定処理が行われる。次に、得られたロケッ
ト軌道データを図10に示すようにカルマンフィルタに
通してバイアスを推定する。ロケット軌道は、図12に
示すようにロケット2に殆んど外力が働かないミッドコ
ース7では不変と考えられるが、観測誤差であるバイア
スは、推定計算上の軌道を変化させるため、推定精度が
劣化する。カルマンフィルタは、真軌道が不変であるこ
とに着目し、その変化からバイアスを推定する目的で導
入したものであり、カルマンフィルタに通されるロケッ
ト軌道データは、航空機搭載赤外線捜索追尾装置1から
のロケット軌道観測情報、観測加速度、感度マトリクス
である。
【0018】これらカルマンフィルタへの入力情報につ
いて説明すると、ロケット軌道観測情報は、図13のよ
うに定義された軌道状態量(6個)である。
【数4】 観測加速度は、軌道の法線方向成分をar、接線方向成
分anと定義している。
【数5】 これらは追尾装置1のロケット軌道推定アルゴリズムに
より推定される。観測加速度は、状態量から計算された
ロケット加速度であり、ロケット2のミッドコース7に
おける真値は0であるので、バイアスによる見かけ加速
度が出力される。感度マトリクスは、推定された加速度
バイアスを角度バイアス(ΔEL,ΔAZ)に変換する
ためのもので、ロケット推定軌道まわりの微小変化とし
て、解析的もしくは数値的に計算される。
【数6】
【0019】カルマンフィルタのフィルタ方程式は下記
の通りである。
【数7】 上記フィルタ方程式は、6次の軌道状態に加速度バイア
ス2次(Δar,Δan)を拡張し、8次としてある。
状態方程式は、軌道上状態量で記述された非線形方程式
となり、観測加速度を入力とする。vは状態雑音であ
る。観測方程式は、6次の軌道状態を観測できるとす
る。wは観測雑音である。カルマンフィルタは、通常の
非定常拡張カルマンフィルタの手法を用いて、共分散お
よびゲインを逐次更新することで、状態ベクトルの推定
量を推定する。そのうち、加速度バイアス推定量を、感
度マトリクスを用いて、バイアス(Δα,Δβ)の推定
量に換算する。
【0020】上記のようにカルマンフィルタに通してバ
イアス量を推定し、このバイアス推定量を追尾装置1か
らの観測情報(視線角度データ)に渡してバイアスを低
減する。然る前述のようにバッチフィルタに通してノイ
ズを低減し、さらに上記のようにバイアスを低減するこ
とにより補正された視線角度データと別途航空機搭載の
航法装置により測定された航空機位置情報Rとにより、
再度ロケット軌道の推定を行う。
【0021】上記のようにバッチフィルタによりノイズ
を低減し、カルマンフィルタによりバイアスを低減した
時のロケット2の軌道推定の精度のシミュレーション解
析例を、図5に示すように左から右へ飛しょう経路Iを
たどる想定長距離ロケットと、飛しょう経路IIをたどる
想定中距離ロケットについて説明する。図14は、追尾
装置1の横距離(D)をパラメータとしてD1 kmから
2 kmの範囲において中距離ロケット2の軌道推定の
精度をシミュレーション解析した結果を示す。ここでは
軌道推定精度2km未満を無色、それ以上を梨地で区別
しており、バイアス低減処理をTB1で開始後は軌道推定
精度2km未満であり、非常に精度が向上していること
が判る。図15は、追尾装置1の横距離(D)をパラメ
ータとしてD3 kmからD4 kmの範囲において長距離
ロケット2の軌道推定の精度をシミュレーション解析し
た結果を示す。ここでは軌道推定精度2km未満を無
色、それ以上を梨地で区別しており、バイアス低減処理
をTB2で開始後は軌道推定精度2km未満であり、非常
に精度が向上していることが判る。
【0022】次に本発明のロケット未来位置予測法につ
いて説明する。これまで説明した本発明のロケット軌道
推定法により、最終的に推定されたロケット2の真軌道
は、非常に精度が高いので、この推定真軌道を飛しょう
するロケット2の航跡を解析すると、ロケット2の現在
位置を推定できることは勿論のこと、ロケット2の未来
位置、未来位置到達時刻を予測できる。
【0023】次いで、本発明のロケット識別法について
説明する。これまで説明した本発明のロケット軌道推定
法により、最終的に推定されたロケット真軌道の軌道要
素推定値をカルマンフィルタから出力させ、この出力さ
せた軌道要素推定値と各種ロケット軌道の軌道要素値と
を比較することにより、ロケット2を識別することがで
きる。
【0024】次に本発明のロケット状況検知法について
説明する。前述の本発明のロケット軌道推定法におい
て、カルマンフィルタに送られる観測加速度とカルマン
フィルタで得られた見かけ加速度推定値とによりロケッ
ト2の真加速度推定値を求める。即ち、 真加速度推定値=観測加速度−見かけ加速度推定値 このロケット2の真加速度推定値によりロケット2の状
況を検知することができる。
【0025】以上の本発明のロケット軌道推定法、ロケ
ット未来位置予測法、ロケット識別法、ロケット状況検
知法の全ての処理アルゴリズムの流れを簡素化して示せ
ば図16の通りで、従来のロケット2の軌道推定アルゴ
リズムとは、バッチフィルタ、カルマンフィルタにより
ノイズ、バイアスが低減し、ロケット2の軌道推定精度
が著しく向上している点が大きく異なる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の追尾装
置によるロケット軌道推定法によれば、レーザ測距器を
用いなくとも追尾装置によるロケットの観測情報の誤差
(ノイズ、バイアス)がバッチフィルタ、カルマンフィ
ルタにより低減されるので、ロケットの軌道推定精度を
向上できる。また、本発明のロケット未来位置予測法に
よれば、上記ロケット軌道推定法により推定された真軌
道を飛しょうするロケットの航跡を解析することによ
り、容易にそのロケットの未来位置、未来位置到達時刻
を推定することができる。さらに、本発明のロケット識
別法によれば、上記ロケット軌道推定法で推定されたロ
ケットの真軌道の軌道要素推定値と各種ロケットの軌道
要素値と比較することにより容易にロケットを識別でき
る。さらにまた、本発明のロケット状況検知法によれ
ば、上記ロケット軌道推定法におけるロケットの観測加
速度と見かけ加速度推定値とによりロケットの真加速度
推定値を求めることができ、この真加速度推定値により
ロケットの状況を容易に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパッシブレンジング方式による軌道推定
法の概要を説明する図である。
【図2】図1のパッシブレンジング方式による軌道推定
法における追尾装置とロケットの位置関係を示す図であ
る。
【図3】軌道推定アルゴリズムの流れを示す図である。
【図4】地球中心赤道面基準慣性座標系における追尾装
置とロケットの位置を示す図である。
【図5】想定ロケット軌道と追尾装置のロケーションを
示す図である。
【図6】中距離ロケットを追尾した追尾装置のデータ処
理の仕方を示す図である。
【図7】中距離ロケットの軌道推定精度をシミュレーシ
ョン解析した結果を示す図である。
【図8】長距離ロケットを追尾した追尾装置のデータ処
理の仕方を示す図である。
【図9】長距離ロケットの軌道推定精度をシミュレーシ
ョン解析した結果を示す図である。
【図10】本発明のロケット軌道推定法におけるフィル
タアルゴリズムの流れを示す図である。
【図11】本発明のロケット軌道推定法におけるバッチ
フィルタの処理の流れを示す図である。
【図12】追尾装置のバイアスによるロケットの見かけ
軌道の変化量を示す図である。
【図13】本発明のロケット軌道推定法におけるカルマ
ンフィルタへの入力情報における軌道要素・加速度の定
義を説明するための図である。
【図14】本発明のロケット軌道推定法による中距離ロ
ケットの軌道推定精度をシミュレーション解析した結果
を示す図である。
【図15】本発明のロケット軌道推定法による長距離ロ
ケットの軌道推定精度をシミュレーション解析した結果
を示す図である。
【図16】本発明のロケット軌道推定法、ロケット未来
位置予測法、ロケット識別法、ロケット状況検知法の全
ての処理アルゴリズムの流れを示す図である。
【符号の説明】
1 赤外線捜索追尾装置 2 ロケット 3 ロケット発射点 4 ロケット到達点 5 ロケットの軌道 6 ロケット軌道面 7 ロケットのミッドコース

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 追尾装置により飛しょう中のロケットの
    視線角度を測定し、次に視線角度データをバッチフィル
    タに通してノイズを低減し、次いでノイズの低減された
    視線角度データに基いてロケット軌道の推定を行い、次
    に得られたロケット軌道データをカルマンフィルタに通
    してバイアスを低減し、然る後上記のようにバッチフィ
    ルタに通してノイズを低減し、さらにカルマンフィルタ
    に通してバイアスを低減することにより補正された視線
    角度データと追尾装置の位置情報とにより、再度ロケッ
    ト軌道の推定を行うことを特徴とする追尾装置によるロ
    ケット軌道推定法。
  2. 【請求項2】 追尾装置が、パッシブレンジング方式の
    赤外線捜索追尾装置であることを特徴とする請求項1記
    載の追尾装置によるロケット軌道推定法。
  3. 【請求項3】 バッチフィルタが、各時刻毎の追尾装置
    の視線角度データから作られた視線ベクトルより生成さ
    れるバッチデータを、時刻が進む毎に古い1データと新
    しい1データを入れ替えて逐次生成し、このバッチデー
    タを最小二乗フィルタに入力してノイズを低減し且つ視
    線ベクトルとその変化率を出力するフィルタであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の追尾装置によるロケ
    ット軌道推定法。
  4. 【請求項4】 カルマンフィルタに通されるロケット軌
    道データが、ロケット軌道観測情報、観測加速度、感度
    マトリクスであることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の追尾装置によるロケット軌道推定法。
  5. 【請求項5】 カルマンフィルタが、ロケット軌道観測
    情報、観測加速度、感度マトリクスのロケット軌道デー
    タからバイアスによるロケットの見かけ軌道の変化量を
    得て、この見かけ軌道の変化量からバイアスを推定する
    ものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の追尾装置によるロケット軌道推定法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載された追
    尾装置によるロケット軌道推定法により、最終的に推定
    されたロケットの真軌道を飛しょうするロケットをシミ
    ュレーション解析して、ロケット未来位置、未来位置到
    達時刻を推定することを特徴とするロケット未来位置予
    測法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載された追
    尾装置によるロケット軌道推定法により最終的に推定さ
    れたロケットの真軌道の軌道要素推定値をカルマンフィ
    ルタから出力させ、この出力させた軌道要素推定値と各
    種ロケット軌道の軌道要素データ集との比較によりロケ
    ットを識別することを特徴とするロケット識別法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかに記載された追
    尾装置によるロケット軌道推定法において、カルマンフ
    ィルタに送られる観測加速度とカルマンフィルタで得ら
    れた見かけ加速度推定値とによりロケットの真加速度推
    定値を求め、この真加速度推定値によりロケットの状況
    を検知することを特徴とするロケット状況検知法。
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