JP2995798B2 - 割当要求多元接続方式 - Google Patents

割当要求多元接続方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、親局が複数の子局を共通線回線であるCSC
回線により管理制御する衛星通信システムにおけるSCPC
通信装置の割当要求多元接続方式に関し、特に電話を用
いた音声およびデータ伝送を行なう際に、その秘匿処理
を実現する割当要求多元接続方式に関する。
〔従来の技術〕
一般に衛星通信システムの狭帯域のキャリアを多数伝
送するSCPC(Single Channel Per Carrier)通信装置で
は、電話を用いた音声またはデータの伝送などが広く行
なわれている。ここで衛星回線を接続するには、送信側
の変調器と交信先の受信側の復調器のキャリア周波数と
が、多数ある中のある一波に一致する事が必要であり、
変調器と復調器とが衛星回線によって1:1で接続されて
いる。しかし、復調器のキャリア周波数を受信したい変
調器のキャリア周波数にセットできれば、所望の回線以
外でも伝送信号の受信が可能である。このために機密性
を要求されるような伝送信号には、秘匿処理のためのス
クランブルを行なうことが望ましい。
従来の割当要求多元接続方式を使用したSCPC通信装置
では、共通線(以下CSCという)信号を使用して、親局
が複数の子局同士の通信に要求割当接続を行っている
が、この割当要求多元接続方式において秘匿処理を行っ
た通信は行われていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のSCPC通信装置の割当要求多元接続方式
では、伝送する情報に秘匿処理を行なっていなかったの
で、復調器のキャリア周波数を傍受したい周波数にセッ
トできれば、容易に盗聴ができてしまうという欠点があ
った、 本発明の目的は、機密性を要求されるような伝送信号
に秘匿処理のためのスクランブルを行なうことが可能な
割当要求多元接続方式を用いたSCPC通信装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の割当要求多元接続方式は共通線回線を使用し
て親局が複数の子局間の呼又は親局と子局間の呼を管理
制御し、1衛星リンクのランダムアクセス接続を行う割
当要求多元接続方式において、前記親局が秘匿処理用の
キーコードをランダムに発生するキーコード発生部を有
し、前記複数の子局が前記キーコード発生部のキーコー
ドを受信して動作するスクランブルパターンを発生する
スクランブル部と、前記スクランブルパターンをディス
クランブル処理するデスクランブル部とを有し、前記キ
ーコード発生部は、前記子局が他の前記子局に発呼要求
するごとに前記キーコードをランダムに発生し、前記子
局間での通信時のスクランブルパターンを特定する。
また、前記親局が前記キーコード発生部から送出され
るキーコードを登録し、現在衛星リンクで使用されてい
るスクランブルパターンに重複しない新しいキーコード
を子局の新しい呼に割り当てる制御部を有する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例の構成図、第2図は本実
施例を説明する信号フォーマットである。ここで、割当
要求多元接続方式について第1図の子局2と子局3を1
衛星リンクにて接続し、これら子局間で送受信される伝
送信号に秘匿処理が行なわれるまでの接続手順を説明す
る。
第1図において、子局2に接続される加入者端末21A
または交換器から子局3に接続される加入者端末21Bま
たは交換器に対して発呼要求が発生すると、制御部8Aは
オフフックを検出し、接続先の電話番号をコード化す
る。さらに、制御部8Aは、親局1からの制御信号を受け
ない限り、変調器5A及び復調器4Aの周波数を、その衛星
通信システムであらかじめ定められたCSCチャンネル14
の周波数にセットしている。一方、親局1の変調器19と
復調器20は、制御部6により、常時、CSCチャンネル周
波数にセットされている。このため、制御部8Aから送出
される発呼および接続先情報(レジスタ信号)は、メイ
ン信号ラインと制御部8Aから送出される制御信号ライン
を制御部8Aが選択する切替器11Aを通して、変調器5Aへ
送られ、CSCチャンネル周波数にてスロット付きランダ
ムアクセス方式で、親局1に伝送され、復調器20にて復
調される。制御部6は、復調された信号を受けて、子局
2が子局3に発呼要求していることを認識する。次に、
制御部6は、現在未使用のキャリア周波数の中から、2
波をトラフィックチャンネル15,16として選択し、子局
2の変調器と子局3の復調器4Bの周波数、また、子局2
の復調器4Aと子局3の変調器5Bの周波数がそれぞれこれ
ら2波にて一致するように、CSCチャンネル周波数にて
変調器19から時分割多重方式にて、第2図に示すような
制御信号を送出する。親局1から送出されるこの制御信
号は通常の信号フォーマットのプリアンブル、ユニーク
ワード(UW)、制御情報のほかにスクランブルのパター
ンを特定するスクランブルキーコード21,22が挿入さ
れ、子局2,3に指令する。また、このキーコード21,22は
制御部6にも送られて他の子局間に使用されないように
登録される。この制御信号により、制御部6は子局2か
ら子局3への発呼要求を子局3内の制御部8Bに伝送する
ほか、ランダムにスクランブルコードを発生する親局1
内のキーコード発生部7より得られるコードを子局2,3
に送出する。このとき制御部6は現在トラフィックチャ
ンネルにてすでに使用されているキーコードを蓄積して
おりキーコード発生部7より現在使用中のキーコードが
送られてきても、このコードは子局には送出せずに他コ
ードをキーコード発生部7に発生させることにより、同
一衛星ネットワーク内におけるスクランブルコードの重
複を避ける機能を有する。
前述のような制御信号をCSCチャンネル周波数にて受
信した子局2,3は、それぞれ、内部の制御部8A,8Bにより
チャンネル周波数をトラフィック周波数に移行する。す
なわち、親局1にて選択された2波の周波数をF1,F2と
すると、子局2の変調器と子局3の復調器の周波数はF
1,子局2の復調器と子局3の変調器の周波数はF2とな
る。よって、子局のチャンネル周波数がF1,F2に移行さ
れると、子局間の送受信は親局1の管理から解放され、
1衛星リンクによる子局間の通信が可能となる。また、
子局2,3内の制御部8A,8Bは、デスクランブル部9A,9Bス
クランブル部10A,10Bに対して、受信したキーコードを
送出し、スクランブルパターンが特定される。次に、子
局3内の制御部8Bは、接続されている加入者端末21Bま
たは交換器に対して、着信信号を送出し被呼者を呼び出
す。被呼者がオフフックされると、子局3内の制御部8B
はこれを検出し、さらに、切替器11Bをメイン信号側ラ
インに切り替え、また、対向する子局2に対して被呼者
のオフフックを、トラフィックチャンネル周波数F2にて
伝送する。次に、子局3からのオフフックを受けた子局
2内の制御部8Aも同様に、切替器11Aをメイン信号側ラ
インに切り替える。以上の動作により、子局2及び子局
3間において、親局が発生したスクランブルパターンに
よる、秘匿処理がなされた割当要求多元接続方式による
SCPC衛星通信装置が実現される。
子局2及び子局3間の通話が終了し、各子局に接続さ
れた機器がオンフックされると制御部8A,8Bはこれを検
出し、オンフック情報は対向する子局に対してトラフィ
ック周波数で相互に送受信される。子局間どうしのオン
フックが確認されると、子局2及び子局3内の制御部8
A,8Bは復調器4A,4Bと変調器5A,5Bのキャリア周波数をCS
Cチャンネル周波数に復帰させ、変調器5Aを用いて親局
1に対して終話信号を伝送し、親局は、この信号を受け
て子局2,3間の通話の終了を認識する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は割当要求多元接続方式
によるSCPC衛星通信において、子局内にスクランブル部
とデスクランブル部とを用意すると共に、衛星回線接続
時に、親局から子局に対して伝送される制御信号内にス
クランブルパターンを特定するキーコードデータを付加
する事により、通話時の秘匿処理を可能にするという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本実施例
の信号フォーマットである。 1……親局、2,3……子局、4A,4B,20……復調器、5A,5
B,19……変調器、6,8A,8B……制御部、7……キーコー
ド発生器、9A,9B……デスクランブル部、10A,10B……ス
クランブル部、11A,11B……切替器、13……衛星、14…
…CSCチャンネル、15,16……トラフィックチャネル、2
1,22……スクランブルキーコード。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通線回線を使用して親局が複数の子局間
    の呼又は親局と子局間の呼を管理制御し、1衛星リンク
    のランダムアクセス接続を行う割当要求多元接続方式に
    おいて、前記親局が秘匿処理用のキーコードをランダム
    に発生するキーコード発生部を有し、前記複数の子局が
    前記キーコード発生部のキーコードを受信して動作する
    スクランブルパターンを発生するスクランブル部と、前
    記スクランブルパターンをディスクランブル処理するデ
    スクランブル部とを有し、前記キーコード発生部は、前
    記子局が他の前記子局に発呼要求するごとに前記キーコ
    ードをランダムに発生し、前記子局間での通信時のスク
    ランブルパターンを特定することを特徴とする割当要求
    多元接続方式。
  2. 【請求項2】前記親局が前記キーコード発生部から送出
    されるキーコードを登録し、現在衛星リンクで使用され
    ているスクランブルパターンに重複しない新しいキーコ
    ードを子局の新しい呼に割り当てる制御部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の割当要求多元接続方式。
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