JP2995058B2 - 飼料用ペレット結合剤 - Google Patents

飼料用ペレット結合剤

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JP2995058B2 JP63038614A JP3861488A JP2995058B2 JP 2995058 B2 JP2995058 B2 JP 2995058B2 JP 63038614 A JP63038614 A JP 63038614A JP 3861488 A JP3861488 A JP 3861488A JP 2995058 B2 JP2995058 B2 JP 2995058B2
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信煕 木村
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    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は硬度6.2kg以上の飼料用ペレット及びその製
造方法並びにそれに用いる飼料用ペレット結合剤に関す
る。
[従来技術] 飼料用ペレットは、適当な硬さを有ししかも崩れた
り、粉化したりしないことが必要である。そのため、一
般的には、ペレットの製造時に配合割合に応じて、ペレ
ットミルへの配合飼料の供給量(フィード量)と蒸気量
とを調整しながら造粒を行う。この調整は、作業者の経
験により主として行われている。従って、特殊な原料を
用いたり、特殊なペレット例えば大きな直径のペレット
を製造したりする場合には、その対応が困難となり、結
合剤を用いる必要が生ずる。
従来、結合剤として使用されている物質としては、高
分子ポリマー、リグニンスルフォン酸塩、ベントナイ
ト、糖蜜、ゼラチンなどがある。しかし、これらの物質
は次のような欠点がある。高分子ポリマーは添加量が少
量(例えば0.02〜0.85重量%)なので、原料中に均一に
混合されないと、効果が不安定になってしまう。又天然
物でないので飼料として不適当なものが多い。リグニン
スルフォン酸塩は、動物に対する安全性が我が国では未
確認である。ベントナイトは、加工時に多量の水分が存
在しなければならないので、得られたペレットの水分含
量が高くなり、微生物が発生し、商品の品質上問題が生
じ易い。糖蜜も同様に高水分の問題が生じる。ゼラチン
は、その特有の臭いにより動物の嗜好性を低下させる場
合が多い。さらに、これらの結合剤はコストをアップさ
せ又ペレットの栄養価を低下させがちである。
また、特公昭53−5231号公報には、ルーピン種子粉末
を他の蚕用粉末原料と混合し、水を混和し、蒸煮後トコ
ロテン用押出器を用いて突き出し、粘弾性を有する紐状
の蚕用飼料が記載されている。
[発明の概要] 本発明者は、上記従来の飼料用ペレットの結合剤が有
する欠点のない結合剤について種々検討した結果、本発
明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ルーピンシード粉末を結合剤と
して含有する硬度6.2kg以上の飼料用ペレットに関す
る。
また、本発明は、ルーピンシード粉末を結合剤として
含有する飼料用原料を造粒することを特徴とする硬度6.
2kg以上の飼料用ペレットの製造方法に関する。
さらに、本発明は、硬度6.2kg以上の飼料用ペレット
を製造するための、ルーピンシード粉末からなる飼料用
ペレット結合剤に関する。
本発明における飼料用ペレットは、その硬度が6.2kg
以上のものであり、上記特公昭53−5231号公報に記載さ
れているような、トコロテン用押出器を用いて突き出し
可能な柔らかさを有するものや、いわゆるモイストペレ
ットと呼ばれている高水分のものは除かれる。
ルーピンシードは、マメ科牧草の種子で蛋白質含量が
高くヨーロッパにおいて通常の飼料原料として用いられ
ており、例えば配合飼料中に10〜30%使用されている。
この点からみても、ルーピンシードは、動物の嗜好に合
致し、その上毒性がないことは明瞭である。又、ルーピ
ンシードは、粗蛋白質30.5%、粗脂肪5.0%、粗繊維15.
5%、灰分2.8%であり、又、DCP(可消化粗蛋白質)24.
7%およびTDN(可消化養分総量)67.3〜73.0%である。
本発明では、ルーピンシードを粉砕したものを用いる
が、その粉砕度は用途に応じて任意に決められ、例えば
粒径300μm以下の微粉砕のものから粒径0.1〜3mmの粉
砕のものまでに及ぶが、微粉砕のものの方が好ましい。
このルーピンシード粉末からなる飼料用ペレット結合
剤は、ペレットの配合原料中に5重量%以上、特に5〜
20重量%用いると好ましい。
さらにルーピンシード粉末を糖蜜及びデキストリンと
併用して結合剤として用いれば、ルーピンシード粉末を
単独で用いた時よりもペレットの硬度を高めしかも粉化
率の低いペレットを得ることが出来、しかも糖蜜の使用
量を低下させることができる。この場合のルーピンシー
ド粉末の配合使用量は前記のルーピンシード粉末単独使
用の場合と同じで良く、糖蜜の配合使用量はペレットの
配合原料中に2〜10重量%好ましくは4〜8重量%、デ
キストリンの配合使用量は0.5〜3重量%好ましくは0.5
〜1.5重量%が適当である。
本発明の結合剤を配合使用する飼料用ペレットの原料
としては、従来の飼料用ペレットに用いられている原料
を用いることが出来る。例えば粗粉砕とうもろこし、粗
粉砕大麦、粗粉砕マイロ、小麦粉、ふすま、大豆粕、な
たね粕、炭酸カルシウム、りん酸カルシウム、食塩、ビ
タミン混合物の組合わせが挙げられる。ただし、これら
に限定されない。
飼料用ペレットを得るには、常法によって、本発明の
飼料用ペレット結合剤を他の飼料原料と混合し、造粒す
ればよい。
[効 果] 本発明において飼料用ペレット結合剤として用いられ
るルーピンシード粉末は、蛋白、カロリーに富むので、
得られる飼料用ペレットの栄養分を低下させない。その
上、従来から飼料の成分の一つとして用いられてきてい
るので、有害な副作用を及ぼすこともない。又、本発明
の飼料用ペレット結合剤を用いて飼料用ペレットを製造
すると、適当な硬度の飼料用ペレットが得られるので、
嗜好性に優れた飼料を得ることができる。又、本発明の
飼料用ペレット結合剤を用いると、飼料中の水分が高く
なるのを防止することができるので、得られたペレット
におけるかびの発生の危険を低下させることもできる。
[実施例] 次に実施例を示す。
実施例 1 ルーピンシードを粉砕して、粒径300μm未満のもの
と、粒径300μm以上のものとに分けた。
得られたルーピンシード粉末と以下の配合組成を有す
るペレット用飼料原料とを合計100重量%になるように
混合した。
ルーピンシード粉末の混合比を変化させつつ、混合物
を常法に従って孔径12mmダイスを通し造粒し、ペレット
を得た。得られたペレットのPDI(Pellet Durability
Index)及び硬度を第1表に示す。
実施例 2〜4 飼料原料の配合割合を第2表に示すように変化させ
て、実施例2〜4及び比較例1〜6のペレットを製造し
た。ルーピンシード粉末は粒径が300μm未満のものを
用いた。結果を第2表に示す。
なお、第1表及び第2表中の「PDI」は粉化率の指標
であり、その数価が大きいほど粉化率は低い(全く粉化
しない場合は10を示す)。また、同じく「硬度」はペレ
ットを直径方向に押しつぶすのに必要な力(kg)で表さ
れている。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーピンシード粉末を結合剤として含有す
    る硬度6.2kg以上の飼料用ペレット。
  2. 【請求項2】ルーピンシード粉末を結合剤として含有す
    る飼料用原料を造粒することを特徴とする硬度6.2kg以
    上の飼料用ペレットの製造方法。
  3. 【請求項3】硬度6.2kg以上の飼料用ペレットを製造す
    るための、ルーピンシード粉末からなる飼料用ペレット
    結合剤。
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