JP2994308B2 - 記録担体として働くチャートディスクを時間に関連して駆動するための駆動機構を備えたタコグラフ - Google Patents

記録担体として働くチャートディスクを時間に関連して駆動するための駆動機構を備えたタコグラフ

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JP2994308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録担体として働
くチャートディスクを時間に関連して駆動するための駆
動機構を備えたタコグラフであって、チャートディスク
連行手段を目下の時刻に合わせて調節することを可能に
する作動装置が設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、タコグラフにおける記録
は、記録を目下の時刻に対応し得るように行われる。し
たがって、チャートディスク連行手段は一方では目下の
時刻に合わせて調節可能でなければならず、かつ他方で
は記録機構に対するチャートディスクの完全に規定され
た位置しか可能にしないような、チャートディスク連行
手段における正確に時刻通りの取付けを得るために形成
されていなければならない。
【0003】チャートディスク連行手段の調節は、車両
に設けられた、それ自体高精度な水晶制御式の駆動機構
が使用されるにもかかわらず、またはむしろこのような
駆動機構が使用されるからこそ不可避となる。なぜなら
ば、たとえば車両において修理作業が行われるため、電
圧消失が起こる恐れがあるからである。さらに、夏時間
や冬時間の切換は別としても、遠距離交通においては時
差のある地域に跨った移動も考慮されなければならな
い。したがって、タコグラフの時間駆動のために設けら
れた駆動機構は事情によっては比較的頻繁に、目下の時
刻に調節されなければならない。すなわち、一般にコス
ト上の理由からモータによる調節は避けられるので、手
動操作のできる当該作動装置がある程度の簡便性を提供
するように配慮されなければならない。すなわち、当該
作動装置が容易に操作可能であって、しかも合理的な時
間内でチャートディスク連行手段の比較的大きな調節角
度を調節することができるように配慮されなければなら
ない。
【0004】この調節を原則的に可能にするためには、
通常、駆動機構のモータとチャートディスク連行手段と
の間に形成された伝動装置列の、同軸的に支承された2
つの歯車の間で、摩擦結合部が設けられており、かつ互
いに摩擦結合された両歯車のうちの一方の歯車には作動
エレメントに通じた分岐した伝動装置列が対応してい
る。このような摩擦結合部の形成に大きな手間がかかる
こと、つまりこのような摩擦結合部が、スリップトルク
を調節する目的でたいていは特殊な組付け工具を用いて
行われる、容易に自動化可能でない調整作業を必要とす
ることは別として、このような摩擦結合部は、センタリ
ング・連行心棒の軸方向もしくはチャートディスク載設
部の軸方向で大きな構成高さを必要とする。この構成高
さは、タコグラフの構想においては一般にできるだけ小
さく保持されなければならず、かつ他方ではいわゆる引
出しトレイ型または旋回トレイ型のタコグラフまたはカ
セット型のタコグラフでは、最初から極めて制限された
大きさでしか提供されていない。摩擦結合部を伝達経路
で見てモータの近くで、場合によってはより多くの構成
高さを提供するスペース、つまりこの場合ではチャート
ディスクによって占められるスペースの外側に位置する
スペースに設けるためには、まだ甘受できる調節力にお
いて、比較的低いスリップトルクしか有しず、しかも高
められた時間的調節手間のかかる摩擦結合部が必要とな
る。摩擦結合部の低いスリップトルクに基づき、高めら
れた記録モーメントの場合や、あるいは単に老化によ
り、高められた振動敏感性および駆動遮断の危険が生ぜ
しめられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のタコグラフを改良して、駆動機構の伝動
エレメントの極端に扁平な分配が得られると同時に、僅
かな製造手間をかけるだけで信頼性の良い機能を発揮す
る作動装置を備えているようなタコグラフを提供するこ
とがである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、駆動機構に設けられた軸に、駆動
機構の調節の目的で引張ばねの作用に抗して旋回可能に
支承された、一方のアームと他方のアームとを備えた2
腕式のレバーが設けられており、該レバーの他方のアー
ムに駆動機構の伝動エレメントが支承されており、該伝
動エレメントが、駆動機構の、レバーを支承する軸に支
承された伝動エレメントと係合しており、レバーの一方
のアームが、レバーの軸に支承された伝動エレメントを
起点として、チャートディスク連行手段を調節するため
に働く作動エレメントに通じた伝動結合経路を保持して
おり、レバーを引張ばねの作用に抗して旋回させること
によって、駆動機構のモータとチャートディスク連行手
段との間の伝動結合経路を遮断し、それと同時に前記作
動エレメントを操作することにより、チャートディスク
連行手段が目下の時刻に合わせて調節されるようになっ
ており、前記2腕式のアームに2つのストッパが対応し
ており、両ストッパのうち、一方のストッパ、つまりレ
バーが引張ばねの作用を受けて接触する方のストッパ
が、駆動機構のモータとチャートディスク連行手段との
間で閉じられた伝動結合経路におけるレバーの位置を規
定しており、他方のストッパが、前記引張ばねの作用に
抗して旋回させられたレバーを、チャートディスク連行
手段の調節の目的で前記作動エレメントが操作される
間、支持しているようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明により得られる利点は特に次の点
に認められる。すなわち、上で説明したような機能故
障、たとえば過酷な車両使用時に摩擦結合部に生じる恐
れのある機能故障が排除されていると同時に、作動エレ
メントの位置および駆動機構のモータとチャートディス
ク連行手段との間の伝動結合経路における連結点の位置
に関して、構造上の一層大きな自在性も与えられてい
る。さらに特筆すべき利点としては、減じられた製造コ
スト、改善された取扱い性および、チャートディスク載
設部と、旋回可能または摺動可能な支持体、たとえば引
出しトレイの底部との間の極めて扁平なスペース内にお
ける作動装置の配置形式が挙げられる。本発明による手
段は当然ながら、開放旋回可能なカバーを備えた慣用の
タコグラフにおいても実現可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0009】図示のタコグラフは直方体形のケーシング
1を有している。このケーシング1のフロント壁2に
は、フロント壁2に対応するディスプレイ4のための窓
切欠き3が形成されている。符号5ではケーシング1内
に案内された引出しトレイ6のフロント側のシャッタが
示されている。フロント壁2に支承されたキー7,8,
9,10,11,12のうち、キー7,8と、メニュー
キーと呼ばれるキー9は少なくとも最も重要な労働時間
データを選択するするために、正運転手もしくは副運転
手に対応している。キー10,11は、それぞれ選択さ
れたデータレコードにおいてスクロールを行うために使
用される。キー12は引出しトレイ6を開放するために
設けられている。さらに図1に示したように、引出しト
レイ6のシャッタ5には窓13が設けられている。この
窓13を通じて、端面側に適当なマーキングを備えた、
駆動表示装置として働くディスク14が見えている。符
号15で示した封印体によって、診断ソケットへの接近
が防止されている。念のため説明しておくと、図2から
も判るように、図示のタコグラフは組込み器具として形
成されていて、図2において開かれた位置で図示されて
いる引出しトレイ6にはケーシング1内でガイドレール
16,17が対応している。
【0010】さらに図2から判るように、引出しトレイ
6の底部18(図4)には貫通孔19が形成されてい
る。この貫通孔19は挿入されたチャートディスク20
の取出しを容易にするために役立つ。チャートディスク
20(図面を見易くする目的で時間分割目盛り21と、
記録の解釈のために働く汎用の回路網の詳細な図示は省
略する)は、非円形に形成されたセンタリング・連行心
棒22に取り付けられている。このセンタリング・連行
心棒22は載設部23(図3)に一体成形されている。
この載設部23は、引出しトレイ6に収納された駆動機
構24(図3)によって正確に時刻通りに駆動される。
載設部23、ひいてはセンタリング・連行心棒22を目
下の時刻に合わせて調節するためには、刻み目付ディス
ク25が使用される。この刻み目付ディスク25は引出
しトレイ6から側方に突出している。符号26で示した
カバーは、引出しトレイ6内で底部18に対して平行に
固定されている。このカバー26は、一方では記録ベー
スとして働き、他方では駆動機構24を汚染防止のため
にカバーして、駆動機構の伝動装置に設けられた、各軸
に緩く支承された各歯車を軸方向で一緒に位置固定する
ために働く(あとでもう一度詳しく説明する)。引出し
トレイ6に一体成形された、ガイドスリット27,28
を備えた付設部29,30は、引出しトレイ6を閉鎖状
態で位置固定するために働く。
【0011】図3から判るように、チャートディスク連
行手段を形成するセンタリング・連行心棒22と載設部
23とは、モータ31もしくは、モータ31のロータ3
2の軸に固定されたピニオン33を起点として、複数の
歯車対を有する伝動結合経路を介して駆動される。すな
わち、ピニオン33は歯車対34/35,36/37,
38/39,40/41,42/43を介して、載設部
23に形成された歯列44に、動力を伝達するように結
合されている、つまり伝動結合されている。さらに歯列
44と係合したスプリングバレル(Federhau
s)45は公知の形式で、前記伝動結合経路における遊
びを補償するために働く。このスプリングバレル45で
はドラグスプリング(Schleppfeder)(図
示しない)が作用している。歯車40からは、ディスク
14を駆動するために働く別の伝動結合経路が分岐して
いる。この伝動結合経路は歯車46,47,48,4
9,50から成っている。この場合、歯車47と、作動
エレメントとして働く刻み目付ディスク25、ならびに
歯車50と、駆動表示装置として働くディスク14は、
それぞれ一体に形成されている。歯車46,47,4
8,49,50の軸(そのうちの1つが符号51で示さ
れている)は、2腕式のレバー52の一方のアーム52
Aに一体成形されている。このレバー52は、歯車対4
0/41を支承する、引出しトレイ6の底部18に一体
成形された軸53に旋回可能に支承されていて、引張ば
ね54の作用を受けている。
【0012】レバー52の他方のアーム52Bには、歯
車対38/39が支承されている。引出しトレイの底部
18に加工成形されたストッパ55,56(図3にシン
ボル的に図示する)によって制限された旋回角度を有す
るレバー52が旋回させられると、歯車37,38の噛
合いと、噛合い解除とが行われる。すなわち、モータ3
1とチャートディスク連行手段、つまりセンタリング・
連行心棒22および載設部23との間での力伝達経路
は、まず刻み目付ディスク25を矢印方向Xへ操作する
ことによってレバー52が旋回させられると遮断され
る。それと同時に、刻み目付ディスク25を矢印方向Y
またはZへ操作することにより、チャートディスク連行
手段22,23を目下の時刻に合わせて調節することが
できる。刻み目付ディスク25から手を離すと、レバー
52は引張ばね54の作用を受けて、図3に示した位置
まで旋回して戻る。すなわち、レバー52の他方のアー
ム52Bが対応するストッパ55に接触し、両歯車3
7,38の間の係合、つまり噛合いが再び形成される。
【0013】図示の実施例において強調しておきたいこ
とは、伝達比の適宜な設定において、駆動表示装置のた
めに設けられた伝動結合経路を、目下の時刻の調節のた
めにも利用することができるという事実である。図4に
示した側面図から判るように、特にレバー52の使用に
基づきある程度の所要スペースが必要になるにもかかわ
らず、カバー26と引出しトレイ6の底部18との間に
はチャートディスクによってカバーされた範囲において
約3mmのオーダの小さな構成高さaしか必要とされな
い。チャートディスクによってカバーされた範囲の外側
では、より大きな構成高さを利用することができるの
で、この場所にはモータ31と、駆動機構の第1の伝動
装置段および第2の伝動装置段とが収納されている。符
号57では引出しトレイ6の制限ストッパが示されてお
り、符号58では引出しトレイ6に設けられた、ガイド
スリット28に対応するガイドスリットが示されてい
る。念のため付言しておくと、底部18には複数のリブ
59が加工成形されている。これらのリブ59はレバー
52のための載設部として働く。レバー52と底部18
とに一体成形された、駆動機構の各歯車のために設けら
れた軸は、一方ではカバー26が全ての歯車を軸方向で
位置固定するための位置固定部として働き、他方ではレ
バー52がこのレバーに一体成形された軸の端面によっ
てカバー26に案内されるように寸法設定されている。
カバー26は、このカバーがモータ31の範囲をもカバ
ーするように折り曲げられて形成されていてもよい。
【0014】図5には、調節過程後に行われる、レバー
52に支承された歯車38の、駆動側の歯車37の歯列
への連結を、連結時に駆動機構24の力伝達経路に生じ
る故障を回避する目的で改善するための手段が示されて
いる。この手段では、連結したい歯車38の歯(歯の1
つが符号60で示されている)に各1つの面61が軸平
行に形成されており、しかもこの場合、必ずしも平坦な
面として形成されている必要のない前記面61は、歯車
38の歯先円直径を起点として、各歯60の非駆動側の
歯面62にまで半径方向で降下している。歯車38の歯
列の、破線で示した位置は、歯車37と歯車38との整
然とした係合、つまり噛合いを示している。すなわち、
レバー52が引張ばね54の作用を受けて、対応するス
トッパ55に接触していることを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャートディスクのための支持体として働く引
出しトレイを備えた、本発明の1実施例によるタコグラ
フの正面図である。
【図2】図1に示したタコグラフを、引出しトレイの開
かれた状態で示す平面図である。
【図3】チャートディスクを駆動する駆動機構の平面図
である。
【図4】引出しトレイの側面図である。
【図5】調節時に噛合い解除したい2つの歯車の歯列を
中間位置で示す平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、 2 フロント壁、 3 窓切欠き、
4 ディスプレイ、5 シャッタ、 6 引出しトレ
イ、 7,8,9,10,11,12 キー、 13
窓、 14 ディスク、 15 封印体、 16,17
ガイドレール、 18 底部、 19 貫通孔、 2
0 チャートディスク、 21 時間分割目盛り、 2
2 センタリング・連行心棒、 23 載設部、 24
駆動機構、 25 刻み目付ディスク、 26 カバ
ー、 27,28 ガイドスリット、 29,30 付
設部、 31 モータ、 32 ロータ、 33 ピニ
オン、 34/35,36/37,38/39,40/
41,42/43 歯車対、 44 歯列、 45 ス
プリングバレル、 46,47,48,49,50 歯
車、 51 軸、 52 レバー、 52A 一方のア
ーム、 52B他方のアーム、 53 軸、 54 引
張ばね、 55,56 ストッパ、 57 制限ストッ
パ、 58 ガイドスリット、 59 リブ、 60
歯、 61 面、 62 歯面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 390009416 Kruppstrabe 105,Fra nkfurt am Main,BRD (72)発明者 ヴィルヘルム ヴェンツラー ドイツ連邦共和国 フィリンゲン−シュ ヴェニンゲン ロールハルツベルクヴェ ーク 6 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07C 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録担体として働くチャートディスクを
    時間に関連して駆動するための駆動機構を備えたタコグ
    ラフであって、チャートディスク連行手段を目下の時刻
    に合わせて調節することを可能にする作動装置が設けら
    れている形式のものにおいて、 駆動機構(24)に設けられた軸(53)に、駆動機構
    (24)の調節の目的で引張ばね(54)の作用に抗し
    旋回可能に支承された、一方のアーム(52A)と他
    方のアーム(52B)とを備えた2腕式のレバー(5
    2)が設けられており、 該レバー(52)の他方のアーム(52B)に駆動機構
    (24)の伝動エレメント(38/39)が支承されて
    おり、該伝動エレメント(38/39)が、駆動機構
    (24)の、レバー(52)を支承する軸(53)に支
    承された伝動エレメント(40/41)と係合してお
    り、 レバー(52)の一方のアーム(52A)が、レバー
    (52)の軸(53)に支承された伝動エレメント(4
    0/41)を起点として、チャートディスク連行手段
    (22,23)を調節するために働く作動エレメント
    (25)に通じた伝動結合経路(46,47)を保持し
    ており、レバー(52)を引張ばね(54)の作用に抗
    して旋回させることによって、駆動機構(24)のモー
    タ(31)とチャートディスク連行手段(22,23)
    との間の伝動結合経路(33,34/35,36/3
    7,38/39,40/41,42/43,44)を遮
    断し、それと同時に前記作動エレメント(25)を操作
    することにより、チャートディスク連行手段(22,2
    3)が目下の時刻に合わせて調節されるようになってお
    り、 前記2腕式のアーム(52)に2つのストッパ(55,
    56)が対応しており、両ストッパのうち、一方のスト
    ッパ(55)、つまりレバー(52)が引張ばね(5
    4)の作用を受けて接触する方のストッパ(55)が、
    駆動機構(24)のモータ(31)とチャートディスク
    連行手段(22,23)との間で閉じられた伝動結合経
    路(33,34/35,36/37,38/39,40
    /41,42/43,44)におけるレバー(52)の
    位置を規定しており、他方のストッパ(56)が、前記
    引張ばね(54)の作用に抗して旋回させられたレバー
    (52)を、チャートディスク連行手段(22,23)
    の調節の目的で前記作動エレ メント(25)が操作され
    る間、支持していることを特徴とする、記録担体として
    働くチャートディスクを時間に関連して駆動するための
    駆動機構を備えたタコグラフ。
  2. 【請求項2】 駆動機構(24)に駆動表示装置(1
    4)が対応しており、該駆動表示装置(14)を駆動す
    るための分岐した伝動結合経路(46,47,48,4
    9,50)が、レバー(52)の一方のアーム(52
    A)に支承されており、 前記駆動表示装置(14)のための分岐した伝動結合経
    路(46,47,48,49,50)に、刻み目付ディ
    スクとして形成された、チャートディスク連行手段(2
    2,23)を調節するために働く作動エレメント(2
    5)が係合している、請求項1記載のタコグラフ。
  3. 【請求項3】 挿入・取出し位置と記録位置との間でチ
    ャートディスク(20)を取り付けかつ搬送するために
    引出しトレイ(6)が設けられており、 駆動機構(24)に設けられた各伝動エレメント(3
    3,34/35,36/37,38/39,40/4
    1,42/43,44)と、前記2腕式のレバー(5
    2)と、前記作動エレメント(25)と、駆動機構(
    4)に設けられた分岐した伝動結合経路(46,47,
    48,49,50)とが、前記引出しトレイ(6)の底
    部(18)と、カバー(26)との間のほぼ扁平なスペ
    ース内に配置されており、前記カバー(26)にチャー
    トディスク連行手段(22,23)が突設されている、
    請求項2記載のタコグラフ。
  4. 【請求項4】 駆動機構(24)に設けられた各軸(5
    1,53...)が前記レバー(52)と、前記引出し
    トレイ(6)の底部(18)とに配置されており、 前記カバー(26)が、前記各軸(51,53...)
    に支承された伝動エレメント(46,47,48,4
    9,50)を軸方向で一緒に位置固定するために働いて
    いる、請求項3記載のタコグラフ。
  5. 【請求項5】 前記レバー(52)の他方のアーム(5
    2B)に支承されかつ、駆動機構(24)の駆動側の歯
    車(37)との噛合い状態および噛合い解除状態にもた
    らされる歯車(38)が、該歯車(38)の各歯(6
    0)が、軸平行な面(61)によって制限されるように
    形成されており、しかも該面(61)が、歯先円直径を
    起点として歯(60)の非駆動側の歯面(62)にまで
    半径方向に降下している、請求項1記載のタコグラフ。
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