JP2994293B2 - バンド・ギャップ・レファレンス回路 - Google Patents

バンド・ギャップ・レファレンス回路

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JP2994293B2
JP2994293B2 JP9002114A JP211497A JP2994293B2 JP 2994293 B2 JP2994293 B2 JP 2994293B2 JP 9002114 A JP9002114 A JP 9002114A JP 211497 A JP211497 A JP 211497A JP 2994293 B2 JP2994293 B2 JP 2994293B2
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肇 林本
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンド・ギャップ
・レファレンス回路に係わり、特にCMOS(Comp
lementary Metal−Oxide Sem
iconductor)型の半導体装置に搭載される電
源依存の無いバンド・ギャップ・レファレンス回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のバンド・ギャップ・レフ
ァレンス回路の一例を示した図5を参照すると、高電位
側電源電位(以下、電源電位と称す)VDDおよび低電
位側電源電位(以下、接地電位と称す)GND間にPチ
ャネル型MOSトランジスタ(以下、P型MOSトラン
ジスタと称す)P1およびN型MOSトランジスタ(以
下、N型MOSトランジスタと称す)N1が直列接続さ
れた第1の直列接続回路と、電源電位VDDおよび接地
電位GND間にP型MOSトランジスタP2とN型MO
SトランジスタN2と抵抗素子R1とが直列接続された
第2の直列接続回路と、電源電位VDDおよび接地電位
GND間にP型MOSトランジスタP3と抵抗素子R2
とこの抵抗素子側をアノードとするダイオードとが直列
接続された第3の直列接続回路とを有し、P型MOSト
ランジスタP1のゲート電極とP型MOSトランジスタ
P2のゲート電極およびドレイン電極とP型MOSトラ
ンジスタP3のゲート電極とが共通接続され、さらにN
型MOSトランジスタN1のゲート電極およびドレイン
とN型MOSトランジスタN2のゲートとが共通接続さ
れるとともに、P型MOSトランジスタP3のドレイン
電極をref電圧の出力端子に接続して構成される。こ
の出力端子および接地電位GND間の電位を、基準電圧
Vref(以下、基準電圧Vrefと称す)とする。
【0003】上述した構成によるバンド・ギャップ・レ
ファレンス回路において、P型MOSトランジスタP
1、P2およびP3のゲート長およびゲート幅をそれぞ
れ同一サイズにし、かつN型MOSトランジスタN1に
対しN2のゲート長を同一サイズとし、ゲート幅をM
(Mは0以外の自然数とする)倍と設定すれば、理想的
には基準位圧Vrefは次式で表せる。
【0004】 Vref=N・(k・T/q)・lnM+VF(D1)……………(1) ここで、N;(R2の抵抗値)/(R1の抵抗値) q;電子の電荷量,k;ボルツマン定数,T;絶対温度 VF(D1);D1の順方向電圧 とする。
【0005】一方、従来のバンド・ギャップ・レファレ
ンス回路の他の例が特開昭58−76918に記載され
ている。同公報記載のバンド・ギャップ・レファレンス
回路の回路図を示した図6を参照すると、この回路はカ
レントミラー回路部3とその出力回路部4とこの出力回
路から出力されるVref電圧の出力端子5とからな
る。カレントミラー回路部3は、電源電位VCCおよび
接地電位GND間にPNPトランジスタQ1およびNP
NトランジスタQ5が直列接続された第1の直列接続回
路と、電源電位VCCおよび接地電位GND間にPNP
トランジスタQ2およびNPNトランジスタQ6が直列
接続された第2の直列接続回路と、電源電位VCCにエ
ミッタ電極が接続され、ベース電極がPNPトランジス
タQ1,Q2のベース電極に共通接続されるとともにコ
レクタ電極が出力端子5に接続されるPNPトランジス
タQ3と、エミッタ電極がPNPトランジスタQ1,Q
2,Q3のそれぞれのベース電極に共通接続されるとと
もにコレクタ電極が接地電位GNDに、ベース電極がP
NPトランジスタQ2のベース電極にそれぞれ接続され
るPNPトランジスタQ4とを有し、NPNトランジス
タQ5およびQ6のエミッタ電極とが共通接続され、N
PNトランジスタQ6のベース電極がPNPトランジス
タQ1のコレクタ電極に接続されて構成される。
【0006】出力回路部4はカレントミラー回路部3の
PNPトランジスタQ3のコレクタ電極および接地電位
GND間に抵抗素子R3とNPNトランジスタQ7と抵
抗素子R2とが直列接続され、NPNトランジスタQ7
のベース電極はNPNトランジスタQ6のエミッタ電極
に接続され、NPNトランジスタQ7のコレクタ電極に
はさらにNPNトランジスタQ8のベース電極が接続さ
れるとともにこのNPNトランジスタQ8のコレクタ電
極は出力端子5に、エミッタ電極は接地電位GNDに接
続されて構成され、出力回路部4の抵抗素子R3の端子
間電圧とNPNトランジスタQ8のベース・エミッタ間
電圧の和を出力電圧Vrefとして取り出している。
【0007】上述した構成によるバンド・ギャップ・レ
ファレンス回路において、PNPトランジスタQ1、Q
2およびQ3のエミッタ面積を同一サイズとし、NPN
トランジスタQ5のエッミタ面積をNPNトランジスタ
Q7のエミッタ面積のM倍と設定すれば、基準電圧Vr
efは次式で表せる。
【0008】 Vref=N×(k×T/q)×lnM+VF(D1)……………(1) ここで、N;(R3の抵抗値)/(R2の抵抗値) q;電子の電荷量,k;ボルツマン定数,T;絶対温度 VF(Q8);Q8の順方向電圧 とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した図5に示した
従来のバンド・ギャップ・レファレンス回路の一例にお
いては、電源電位VDDが変動すると、基準電圧Vre
fも変化してしまうという問題がある。
【0010】その理由は、例えば電源電位VDDが接地
電位GNDに対して大きくなると、P型MOSトランジ
スタP1のドレイン・ソース電極間電圧が大きくなり、
そのためにアーリ効果を受け、N型MOSトランジスタ
N1に流れ込むドレイン電流が増加する。
【0011】その結果、N型MOSトランジスタN1と
ともにミラーを構成しているN型MOSトランジスタN
2のドレイン電流がそれ自身のアーリ効果による電流と
合わせて増加し、P型MOSトランジスタP2のドレイ
ン電流も増加する。
【0012】従って、P型MOSトランジスタP2とと
ともにミラーを構成しているP型MOSトランジスタP
3のドレイン電流も増加する。この電流増加分をΔid
(1)とする。さらにP型MOSトランジスタP3自身
のアーリ効果でもドレイン電流が増加する。この電流増
加分をΔid(2)とするとΔidは、 Δid=Δid(1)+Δid(2)…………………………………(3) となる。
【0013】この電流Δidが抵抗素子R2およびダイ
オードD1に流れ込むことにより基準電圧Vrefに変
動が生じる。この変動分をΔVrefとすると次式で表
せる。
【0014】 Vref=Δid×R2+(k×T/q) ×ln{(Δid+IDS(P3))/IDS(P3)}…………… …………………………(4) ここで、IDS(P3);P3の電源電位依存受ける前
のドレイン電流とする。
【0015】上述した図6に示す従来のバンド・ギャッ
プ・レファレンス回路の他の例の場合の例は、トランジ
スタQ1およびQ2がともにカレントミラ−回路3を構
成することから、PNPトランジスタQ1のコレクタ電
極にもトランジスタQ2と同量のコレクタ電流が流れる
が、PNPトランジスタQ2のコレクタ電流は、トラン
ジスタQ6に流れ込むコレクタ電流に等しい。
【0016】次に、電源電位VCCが上昇してPNPト
ランジスタQ2のコレクタ電流が増加したとすると、抵
抗素子R1を流れる電流が増加し、NPNトランジスタ
Q5のエミッタ・ベース間電圧VBEが大きくなるた
め、NPNトランジスタQ5のコレクタ電流が増加す
る。これにより、NPNトランジスタQ6のベース電位
が引き下げられることになり、NPNトランジスタQ6
のコレクタ電流が減少するように動作する。
【0017】よって、PNPトランジスタQ1,Q2に
よるカレントミラー回路3は、電源電位VCCが変化し
てもほぼ一定の電流を流し出し、これがPNPトランジ
スタQ3にミラーされるため、PNPトランジスタQ3
のコレクタ電流もほぼ一定となり、従って、NPNトラ
ンジスタQ8のコレクタ電流および抵抗素子R3に流れ
込む電流も一定となる。
【0018】よって、前述した(2)式の第2項、NP
NトランジスタQ8の順方向電圧(以下、VF(Q8)
と称す)は電源電位VCCが変化してもほぼ一定とな
り、さらに、(2)式の第1項も定数NおよびMで決ま
ることから、電源電位VCCが変化しても一定であり、
このバンド・ギャップ・レファレンス回路は、電源電位
VCCが変化しても一定となる。
【0019】しかし、上述した従来回路の他の場合の例
の回路構成では、ベース電流を駆動するバイポーラトラ
ンジスタでは有効であるが、ゲート電圧を駆動するMO
Sトランジスタには実現不可能である。
【0020】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、MOSトランジスタで構成さ
れ、さらに電源電位が変動しても出力基準電圧が一定な
高精度のバンド・ギャップ・レファレンス回路を提供す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のバンド・ギャッ
プ・レファレンス回路の特徴は、与えられた高位側の第
1の電源および低位側の第2の電源から一定の基準電圧
を得るバンド・ギャップ・レファレンス回路において、
第1導電型の第1、第2、第3および第4の電界効果ト
ランジスタの各々の一端を第1の電源に共通接続すると
ともに、前記第1導電型の第1の電界効果トランジスタ
の他端を第2導電型の第1の電界効果トランジスタの一
端およびゲート電極に接続し、この第2導電型の第1の
トランジスタの他端を第2の電源に接続し、前記第1導
電型の第1、第2および第3の電界効果トランジスタの
各々のゲート電極と第1導電型の第2の電界効果トラン
ジスタの他端と第2導電型の第2の電界効果トランジス
タの一端とをそれぞれ共通接続するとともに、前記第2
導電型の第2の電界効果トランジスタのゲート電極を前
記第2導電型の第1のトランジスタのゲート電極に接続
し、前記第2導電型の第2の電界効果トランジスタの他
端および第2の電源間に第1の抵抗素子を接続し、前記
第1導電型の第3の電界効果トランジスタの他端を第1
導電型の第5の電界効果トランジスタの一端に接続し、
前記第1導電型の第4の電界効果トランジスタの他端を
第1導電型の第6の電界効果トランジスタの一端に接続
し、このトランジスタのゲート電極およびドレイン電極
と前記第1導電型の第5のトランジスタのゲート電極と
第2導電型の第3の電界効果トランジスタの一端とをそ
れぞれ共通接続するとともに、この第2導電型の第3の
電界効果トランジスタの他端を第2の電源に接続し、前
記第1導電型の第5の電界効果トランジスタの他端およ
び第2の電源間に第2の抵抗素子とこの抵抗素子側をア
ノード電極側とするダイオード素子とを直列接続し、前
記第1導電型の第5のトランジスタの他端を基準電圧出
力端とすることにある。
【0022】また、予め定められた第1の電源の電位が
さらに高い電位へ変動したときでも前記第1導電型の第
2および第3の電界効果トランジスタのそれぞれのゲー
ト・ソース間電圧が等しくなるように、前記第1導電型
の第1、第2、第3、第4、第5および第6の電界効果
トランジスタの各々のゲート長およびゲート幅が等し
く、かつ前記第2導電型の第1のトランジスタに対し前
記第2導電型の第2のトランジスタのゲート長が等し
く、ゲート幅がM倍に、前記第2導電型の第1のトラン
ジスタに対し前記第2導電型の第3のトランジスタのゲ
ート長およびゲート幅が等しい値に、それぞれ設定され
る。
【0023】さらに、前記第1導電型の第1の電界効果
トランジスタの他端および前記第2導電型の第1の電界
効果トランジスタの一端との直接接続に代えて第1導電
型の第7の電界効果トランジスタを直列接続状態で挿入
し、この第1導電型の第7の電界効果トランジスタのゲ
ート電極を前記第2導電型の第5の電界効果トランジス
タのゲート電極に接続してもよい。
【0024】さらにまた、予め定められた電源電位がさ
らに高い電位へ変動したときでも前記第1導電型の第1
および前記第2の電界効果トランジスタのそれぞれのゲ
ート・ソース間電圧が等しくなるように、前記第1導電
型の第1、第2、第3、第4、第5、第6および第7の
電界効果トランジスタの各ゲート長およびゲート幅が等
しく、かつ前記第2導電型の第1のトランジスタに対し
前記第2導電型の第2のトランジスタのゲート長が等し
く、ゲート幅がM倍に、前記第2導電型の第1のトラン
ジスタに対し前記第2導電型の第3のトランジスタのゲ
ート長およびゲート幅が等しい値に、それぞれ設定され
る。
【0025】また、前記第1導電型の第2の電界効果ト
ランジスタの他端および前記第2導電型の第2の電界効
果トランジスタの一端との直接接続に代えてデプリーシ
ョン型の第2導電型の第4の電界効果トランジスタを直
列接続状態で挿入し、この第2導電型の第4の電界効果
トランジスタのゲート電極を前記第2導電型の第2の電
界効果トランジスタのゲート電極に接続してもよい。
【0026】さらに、予め定められた電源電位がさらに
高い電位へ変動したときでもこの変動分の電位差を前記
第2導電型の第4の電界効果トランジスタのドレイン・
ソース間で吸収するように、前記第1導電型の第1、第
2、第3、第4、第5、第6および第7の電界効果トラ
ンジスタの各ゲート長およびゲート幅が等しく、かつ前
記第2導電型の第1のトランジスタに対し前記第2導電
型の第2のトランジスタのゲート長が等しく、ゲート幅
がM倍に、前記第2導電型の第1のトランジスタに対し
前記第2導電型の第3のトランジスタのゲート長および
ゲート幅が等しい値に、デプリーション型の前記第2導
電型の第4のトランジスタのゲート長を予め定める所定
値よりも長く、それぞれ設定される。
【0027】さらにまた、前記第1導電型の第6の電界
効果トランジスタの他端および前記第2導電型の第3の
電界効果トランジスタの一端との直接接続に代えてデプ
リーション型の第2導電型の第5の電界効果トランジス
タを直列接続状態で挿入し、この第2導電型の第5の電
界効果トランジスタのゲート電極をデプリーション型の
前記第2導電型の第4の電界効果トランジスタのゲート
電極に接続してもよい。
【0028】また、予め定められた電源電位がさらに高
い電位へ変動したときでもこの変動分の電位差をデプリ
ーション型の前記第2導電型の第5の電界効果トランジ
スタのドレイン・ソース間で吸収するように、前記第1
導電型の第1、第2、第3、第4、第5、第6および第
7の電界効果トランジスタの各ゲート長およびゲート幅
が等しく、かつ前記第2導電型の第1のトランジスタに
対し前記第2導電型の第2のトランジスタのゲート長が
等しく、ゲート幅がM倍に、前記第2導電型の第1のト
ランジスタに対し前記第2導電型の第3のトランジスタ
のゲート長およびゲート幅が等しい値に、前記第2導電
型の第4およびデプリーション型の第2導電型の前記第
5のトランジスタのゲート長を予め定める所定値よりも
長く、それぞれ設定される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を示す回路図である。図1を参照すると、電源電位VD
Dと接地電位GND間にP型MOSトランジスタP1お
よびドレイン・ゲート間が接続されたN型MOSトラン
ジスタN1が直列接続された第1の直列接続回路と、電
源電位VDDと接地電位GND間にP型MOSトランジ
スタP2とドレイン・ゲート間が接続されたN型MOS
トランジスタN2と抵抗R1とが直列接続された第2の
直列接続回路と、電源電位VDDと接地電位GND間に
P型MOSトランジスタP3とP型MOSトランジスタ
P5と抵抗R2とこの抵抗R2側をアノードとするダイ
オードD1とが直列接続された第3の直列接続回路と、
電源電位VDDと接地電位GND間にゲート・ドレイン
間が接続されたP型MOSトランジスタP4とゲート・
ドレイン間が接続されたP型MOSトランジスタP6と
N型MOSトランジスタN3とが直列接続された第4の
直列接続回路とを有する。これらの直列接続回路は、P
型MOSトランジスタP1、P2およびP3の各ゲート
電極が共通接続され、かつN型MOSトランジスタN
1、N2およびN3のゲート電極が共通接続され、さら
にP型MOSトランジスタP5およびP6の各々のゲー
ト電極が共通接続されるとともに、P型MOSトランイ
スタP5のドレイン電極から基準電圧Vrefを出力端
子refに取り出すように構成される。
【0030】上述したバンド・ギャップ・レファレンス
回路において、例えば、それぞれのP型MOSトランジ
スタP1〜P6の各々のゲート長およびゲート幅が等し
くなるように設定され、かつN型MOSトランジスタN
1に対し、N2のゲート長が同一サイズとなるように設
定され、ゲート幅もM倍となるように設定される。さら
に、N型MOSトランジスタN1およびN3のゲート長
とゲート幅とがそれぞれ等しくなるように設定されてい
るので、電源電位VDD依存性の少ない基準電圧Vre
fを発生させることが出来る。
【0031】つまり、電源電位VDDが接地電位GND
に対してさらに大きくなった場合でも、次式に示すよう
に、P型MOSトランジスタP3のドレイン・ソース間
電圧(以下、VDS(P3)と称す)とP型MOSトラ
ンジスタP2のゲート・ソース間電圧(以下、VGS
(P2)と称す)が等しくなるからである。
【0032】 VDS(P3)=VG(P5)−VGS(P5) =VG(P6)−VGS(P6) =VGS(P4)=VGS(P2)…………………(5) ここで、VG(P5);電源電位VDDに対するP5の
ゲート電位 VGS(P5);P5のゲート・ソース間電圧 VG(P6);電源電位VDDに対するP6のゲート電
位 VGS(P6);P6のゲート・ソース間電圧 VGS(P4);P4のゲート・ソース間電圧 とする。
【0033】よって、P型MOSトランジスタP3のア
ーリ効果による電流増加分が無くなり、その結果、
(3)式の右辺第2項は、 Δid(2)=0…………………………………………………………(6) となり、(4)式で示される基準電圧Vrefの変動分
△Vrefは、少なくなる。なお、P4,P5,P6の
各々のゲート長およびゲート幅を任意に設定しても同等
の効果が得られる。
【0034】図2は本発明の第2の実施の形態を示す回
路図である。図2を参照すると、第1の実施の形態との
相違点は、図1に示したP型MOSトランジスタP1お
よびN型MOSトランジスタN1間の直列接続に代えて
P型MOSトランジスタP7が直列接続状態で挿入さ
れ、このP型MOSトランジスタP7のゲート電極がP
型MOSP6のゲートに接続されたことである。それ以
外の構成要素は同一であり、同一の構成要素には同一の
符号を付してここでの説明は省略する。
【0035】この第2の実施の形態のバンド・ギャップ
・レファレンス回路において、例えば、P型MOSトラ
ンジスタP1〜P7の各々のゲート長およびゲート幅が
それぞれ等しくなるように設定され、N型MOSトラン
ジスタN1に対しN2のゲート長も同一サイズとなるよ
うに設定され、かつゲート幅もM倍になるように設定さ
れる。さらに、N型MOSトランジスタN1およびN3
のゲート長とゲート幅とがそれぞれ等しくなるように設
定されているので、電源電位VDD依存性がさらに少な
い基準電圧Vrefを発生させることが出来る。
【0036】つまり、電源電位VDDおよび接地電位G
ND間の電圧がさらに大きくなった場合でも、次式に示
すように、P型MOSトランジスタP1のドレイン・ソ
ース間電圧(以下、VDS(P1)と称す)とP型MO
SトランジスタP2のゲート・ソース間電位(以下、V
GS(P2)と称す)が等しくなるからである。
【0037】 VDS(P1)=VG(P6)−VGS(P7) =VG(P6)−VGS(P6) =VGS(P4)=VGS(P2)…………………(7) ここで、VG(P6);電源電位VDDに対するP6の
ゲート電位 VGS(P7);P7のゲート・ソース間電圧 VGS(P6);P6のゲート・ソース間電圧 VGS(P4);P4のゲート・ソース間電圧 とする。
【0038】よって、P型MOSトランジスタP1のア
ーリ効果による電流増加分が無くなることから、(3)
式の右辺第1項は小さくさくなり、(4)式で示される
基準電圧Vrefの変動分ΔVrefも小さくなる。
【0039】図3は本発明の第3の実施の形態を示す回
路図である。図3を参照すると、第2の実施の形態との
相違点は、図2に示したP型MOSトランジスタP2お
よびN型MOSトランジスタN2間の直列接続に代えて
N型MOSトランジスタN4が直列接続状態で挿入さ
れ、このN型MOSトランジスタN4がデプリーション
型MOSトランジスタで形成されるとともに、ゲート電
極がN型MOSトランジスタN1のゲート電極に接続さ
れたことである。それ以外の構成要素は同一であり、同
一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
【0040】この第3の実施の形態のバンド・ギャップ
・レファレンス回路において、例えば、P型MOSトラ
ンジスタP1〜P7の各々のゲート長およびゲート幅が
それぞれ等しくなるように設定され、かつN型MOSト
ランジスタN1に対しN2のゲート長が同一サイズに、
ゲート幅がM倍になるようにそれぞれ設定される。さら
にN型MOSトランジスタN1およびN3のゲート長と
ゲート幅とがそれぞれ等しくなるように設定され、デプ
リーション型であるN型MOSトランジスタN4のゲー
ト長がリーク防止のため有る程度長く設定されているの
で、電源電位VDD依存性のさらに少ない基準電圧Vr
efを発生させることが出来る。
【0041】つまり、電源電位VDDおよび接地電位G
ND間の電圧が高い方に変動しても、N型MOSトラン
ジスタN2のドレイン・ソース間電圧(以下、VDS
(N2)と称す)は、N型MOSトランジスタN1のゲ
ート・ソース間電位(以下、VGS(N1)と称す)か
ら、N型MOSトランジスタN4のゲート・ソース間電
圧(以下、VGS(N4)と称す)分だけ低くなった電
圧で決まり、電源電位VDDが高い方に変動した分は、
このN型MOSトランジスタN4のドレイン・ソース間
で吸収する。
【0042】よって、N型MOSトランジスタN2のア
ーリ効果による電流増加分が無くなることから、(3)
式の右辺第1項は、さらに小さくなり、(4)式で示す
基準電圧Vrefの変動分ΔVrefも小さくなる。
【0043】図4は本発明の第4の実施の形態を示す回
路図である。第3の実施の形態との相違点は、図3に示
したP型MOSトランジスタP6およびN型MOSトラ
ンジスタN3間の直列接続に代えてN型MOSトランジ
スタN5が直列接続状態で挿入され、このN型MOSト
ランジスタN5がデプリーション型MOSトランジスタ
で形成されるとともに、ゲート電極がN型MOSトラン
ジスタN1のゲート電極に接続されたことである。
【0044】それ以外の構成要素は同一であり、同一の
構成要素には同一の符号を付してここでの説明は省略す
る。
【0045】この第4の実施の形態のバンド・ギャップ
・レファレンス回路において、例えば、P型MOSトラ
ンジスタP1〜P7の各々のゲート長およびゲート幅が
等しくなるように設定され、かつN型MOSトランジス
タN1に対しN2のゲート長が同一サイズに、ゲート幅
がM倍となるように設定される。さらに、N型MOSト
ランジスタN1およびN3のゲート長とゲート幅とが等
しくなるように設定され、かつデプリーション型である
N型MOSトランジスタN4およびN5の各々のゲート
長もリーク防止のためある程度長く設定されているの
で、電源電位VDD依存性の無い基準電圧Vrefを発
生させることが出来る。
【0046】つまり、電源電位VDDが接地電位GND
に対して高い方に変動しても、N型MOSトランジスタ
N3のドレイン・ソース間電圧(以下、VDS(N2)
と称す)は、N型MOSトランジスタN1のゲート・ソ
ース間電位(以下、VGS(N1)と称す)から、N型
MOSトランジスタN5のゲート・ソース間電圧(以
下、VGS(N4)と称す)分低下した電圧で決まり、
電源電位VDDが高い方に変動した分は、このN型MO
SトランジスタN5のドレイン・ソース間で吸収され
る。
【0047】つまり、N型MOSトランジスタN3のア
ーリ効果による電流増加分が無くなることから、(3)
式の右辺第1項は、 Δid(1)=0…………………………………………………………(8) となる。この式と(6)式とを合わせて(3)式は、 Δid=Δid(1)+Δid(2)…………………………(9) となる。従って、 ΔVref=Δid×R2+(k×Y/q) ×ln{(Δid+IDS(P3)}=0……………(10) となり、基準電圧Vrerfの変動分ΔVrefは、無
くなる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、第1、第
2、第3および第4のP型MOSトランジスタの各々の
ソース電極を電源電位に共通接続するとともに、第1の
P型MOSトランジスタのドレイン電極を第1のN型M
OSトランジスタのドレイン電極およびゲート電極に接
続し、この第1のN型MOSトランジスタのソース電極
を電源電位に接続し、第1、第2および第3のP型MO
Sトランジスタの各々のゲート電極と第2のP型MOS
トランジスタのドレイン電極と第2のN型MOSトラン
ジスタのドレイン電極とをそれぞれ共通接続するととも
に、第2のN型MOSトランジスタのゲート電極を第1
のN型MOSトランジスタのゲート電極に接続し、第2
のN型MOSトランジスタのソース電極および接地電位
間に第1の抵抗素子を接続し、第3のP型MOSトラン
ジスタのドレイン電極を第5のP型MOSトランジスタ
のソース電極に接続し、第4のP型MOSトランジスタ
のドレイン電極を第6のP型MOSトランジスタソース
電極に接続し、このトランジスタのゲート電極およびド
レイン電極と第5のP型MOSトランジスタのゲート電
極と第3のN型MOSトランジスタのソース電極とをそ
れぞれ共通接続するとともに、この第3のN型MOSト
ランジスタのソース電極を電源電位に接続し、第5のP
型MOSトランジスタのドレイン電極および接地電位間
に第2の抵抗素子とこの抵抗素子側をアノード電極側と
するダイオード素子とを直列接続し、第5のP型MOS
トランジスタのドレイン電極を基準電圧出力端とするM
OSトランジスタで構成され、電源電位がさらに高い電
位へ変動したときでも第2および第3のP型MOSトラ
ンジスタのそれぞれのゲート・ソース間電圧が等しくな
るように、第1、第2、第3、第4、第5および第6の
P型MOSトランジスタの各々のゲート長およびゲート
幅が等しく、かつ第1のN型MOSトランジスタに対し
第2のN型MOSトランジスタのゲート長が等しく、ゲ
ート幅がM倍に、第1のN型MOSトランジスタに対し
第3のN型MOSトランジスタのゲート長およびゲート
幅が等しい値に、それぞれ設定されるるので、電源電位
変動にたいする基準電圧Vrefの変動分ΔVrefが
無い高精度なバンド・ギャップ・レファレンス回路が得
られる。
【0049】また、第1のP型MOSトランジスタおよ
び第1のN型MOSトランジスタの各々のドレイン電極
間に第7のP型MOSトランジスタを、第2のP型MO
Sトランジスタおよび第2のN型MOSトランジスタの
各々のドレイン電極間にデプリーション型の第4のN型
MOSトランジスタを、第6のP型MOSトランジスタ
および第3のN型MOSトランジスタの各々のドレイン
電極間にデプリーション型の第5のN型MOSトランジ
スタを、それぞれ独立に、または全て挿入した構成にお
いても、第1、第2、第3、第4、第5、第6および第
7のP型MOSトランジスタの各々のゲート長およびゲ
ート幅が等しく、かつ第1のN型MOSトランジスタに
対し第2のN型MOSトランジスタのゲート長が等し
く、ゲート幅がM倍に、第1のN型MOSトランジスタ
に対し第3のN型MOSトランジスタのゲート長および
ゲート幅が等しい値に、第4および第5のN型MOSト
ランジスタのゲート長を長く、それぞれ設定されるの
で、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【図5】従来回路の一例の回路図である。
【図6】従来回路の他の例の回路図である。
【符号の説明】
P1〜P7 P型MOSトランジスタ N1〜N5 N型MOSトランジスタ R1〜R3 抵抗素子 D1 ダイオード Q1〜Q4 PNPトランジスタ Q5〜Q8 NPNトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 3/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた高位側の第1の電源および低
    位側の第2の電源から一定の基準電圧を得るバンド・ギ
    ャップ・レファレンス回路において、第1導電型の第
    1、第2、第3および第4の電界効果トランジスタの各
    々の一端を第1の電源に共通接続するとともに、前記第
    1導電型の第1の電界効果トランジスタの他端を第2導
    電型の第1の電界効果トランジスタの一端およびゲート
    電極に接続し、この第2導電型の第1のトランジスタの
    他端を第2の電源に接続し、前記第1導電型の第1、第
    2および第3の電界効果トランジスタの各々のゲート電
    極と第1導電型の第2の電界効果トランジスタの他端と
    第2導電型の第2の電界効果トランジスタの一端とをそ
    れぞれ共通接続するとともに、前記第2導電型の第2の
    電界効果トランジスタのゲート電極を前記第2導電型の
    第1のトランジスタのゲート電極に接続し、前記第2導
    電型の第2の電界効果トランジスタの他端および第2の
    電源間に第1の抵抗素子を接続し、前記第1導電型の第
    3の電界効果トランジスタの他端を第1導電型の第5の
    電界効果トランジスタの一端に接続し、前記第1導電型
    の第4の電界効果トランジスタの他端を第1導電型の第
    6の電界効果トランジスタの一端に接続し、このトラン
    ジスタのゲート電極およびドレイン電極と前記第1導電
    型の第5のトランジスタのゲート電極と第2導電型の第
    3の電界効果トランジスタの一端とをそれぞれ共通接続
    するとともに、この第2導電型の第3の電界効果トラン
    ジスタの他端を第2の電源に接続し、前記第1導電型の
    第5の電界効果トランジスタの他端および第2の電源間
    に第2の抵抗素子とこの抵抗素子側をアノード電極側と
    するダイオード素子とを直列接続し、前記第1導電型の
    第5のトランジスタの他端を基準電圧出力端とすること
    を特徴とするバンド・ギャップ・レファレンス回路。
  2. 【請求項2】 予め定められた第1の電源の電位がさら
    に高い電位へ変動したときでも前記第1導電型の第2お
    よび第3の電界効果トランジスタのそれぞれのゲート・
    ソース間電圧が等しくなるように、前記第1導電型の第
    1、第2、第3、第4、第5および第6の電界効果トラ
    ンジスタの各々のゲート長およびゲート幅が等しく、か
    つ前記第2導電型の第1のトランジスタに対し前記第2
    導電型の第2のトランジスタのゲート長が等しく、ゲー
    ト幅がM(Mは0以外の自然数)倍に、前記第2導電型
    の第1のトランジスタに対し前記第2導電型の第3のト
    ランジスタのゲート長およびゲート幅が等しい値に、そ
    れぞれ設定される請求項1記載のバンド・ギャップ・レ
    ファレンス回路。
  3. 【請求項3】 前記第1導電型の第1の電界効果トラン
    ジスタの他端および前記第2導電型の第1の電界効果ト
    ランジスタの一端との直接接続に代えて第1導電型の第
    7の電界効果トランジスタを直列接続状態で挿入し、こ
    の第1導電型の第7の電界効果トランジスタのゲート電
    極を前記第2導電型の第5の電界効果トランジスタのゲ
    ート電極に接続してなる請求項1記載のバンド・ギャッ
    プ・レファレンス回路。
  4. 【請求項4】 予め定められた電源電位がさらに高い電
    位へ変動したときでも前記第1導電型の第1および前記
    第2の電界効果トランジスタのそれぞれのゲート・ソー
    ス間電圧が等しくなるように、前記第1導電型の第1、
    第2、第3、第4、第5、第6および第7の電界効果ト
    ランジスタの各ゲート長およびゲート幅が等しく、かつ
    前記第2導電型の第1のトランジスタに対し前記第2導
    電型の第2のトランジスタのゲート長が等しく、ゲート
    幅がM倍に、前記第2導電型の第1のトランジスタに対
    し前記第2導電型の第3のトランジスタのゲート長およ
    びゲート幅が等しい値に、それぞれ設定される請求項3
    記載のバンド・ギャップ・レファレンス回路。
  5. 【請求項5】 前記第1導電型の第2の電界効果トラン
    ジスタの他端および前記第2導電型の第2の電界効果ト
    ランジスタの一端との直接接続に代えてデプリーション
    型の第2導電型の第4の電界効果トランジスタを直列接
    続状態で挿入し、この第2導電型の第4の電界効果トラ
    ンジスタのゲート電極を前記第2導電型の第2の電界効
    果トランジスタのゲート電極に接続してなる請求項3記
    載のバンド・ギャップ・レファレンス回路。
  6. 【請求項6】 予め定められた電源電位がさらに高い電
    位へ変動したときでもこの変動分の電位差を前記第2導
    電型の第4の電界効果トランジスタのドレイン・ソース
    間で吸収するように、前記第1導電型の第1、第2、第
    3、第4、第5、第6および第7の電界効果トランジス
    タの各ゲート長およびゲート幅が等しく、かつ前記第2
    導電型の第1のトランジスタに対し前記第2導電型の第
    2のトランジスタのゲート長が等しく、ゲート幅がM倍
    に、前記第2導電型の第1のトランジスタに対し前記第
    2導電型の第3のトランジスタのゲート長およびゲート
    幅が等しい値に、デプリーション型の前記第2導電型の
    第4のトランジスタのゲート長を予め定める所定値より
    も長く、それぞれ設定される請求項5記載のバンド・ギ
    ャップ・レファレンス回路。
  7. 【請求項7】 前記第1導電型の第6の電界効果トラン
    ジスタの他端および前記第2導電型の第3の電界効果ト
    ランジスタの一端との直接接続に代えてデプリーション
    型の第2導電型の第5の電界効果トランジスタを直列接
    続状態で挿入し、この第2導電型の第5の電界効果トラ
    ンジスタのゲート電極をデプリーション型の前記第2導
    電型の第4の電界効果トランジスタのゲート電極に接続
    してなる請求項5記載のバンド・ギャップ・レファレン
    ス回路。
  8. 【請求項8】 予め定められた電源電位がさらに高い電
    位へ変動したときでもこの変動分の電位差をデプリーシ
    ョン型の前記第2導電型の第5の電界効果トランジスタ
    のドレイン・ソース間で吸収するように、前記第1導電
    型の第1、第2、第3、第4、第5、第6および第7の
    電界効果トランジスタの各ゲート長およびゲート幅が等
    しく、かつ前記第2導電型の第1のトランジスタに対し
    前記第2導電型の第2のトランジスタのゲート長が等し
    く、ゲート幅がM倍に、前記第2導電型の第1のトラン
    ジスタに対し前記第2導電型の第3のトランジスタのゲ
    ート長およびゲート幅が等しい値に、前記第2導電型の
    第4およびデプリーション型の第2導電型の前記第5の
    トランジスタのゲート長を予め定める所定値よりも長
    く、それぞれ設定される請求項7記載のバンド・ギャッ
    プ・レファレンス回路。
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