JP2993712B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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栄次 山谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 電気接続子の収容室内の電気接続子が収容室内から抜
け出ないようにする電気コネクタに関する。
[従来の技術] 電気接続子の収容室の通路間に設けた可撓性の係止ア
ームは電気接続子が挿入途上にあるとき電気接続子にお
されて外方へ撓み、当該電気接続子が収容室の所定の位
置に来たとき、復帰し電気接続子の肩部に係合し電気接
続子の後退を阻止するが、コネクタ本体の小型化に起因
して可撓性アームも薄肉化される傾向にあり、この可撓
性アームだけでは電気接続子の後退を阻止することが出
来ないこともある。そこで、これ等コネクタにおいては
上記可撓性アームを第一係止手段として機能させる共に
第二係止手段を設けたものが開発された。しかし、この
第二係止手段を上記第一係止手段と同様に位置させた場
合、電気接続子の挿入力は、可撓性アームの撓み型に抗
する力が必要な為、倍の力がいる。
このことから、電気接続子の抜け出しを防止する手段
は電気接続子の挿入端部に設けたものが例えば特開昭59
−167978号によって出願されている。
この出願の構造は、第9図に示すように、コネクタハ
ウジング21の電気接続子23が挿入される開口部近傍に
は、端子収容室22の軸方向と略直交する方向に延び、か
つ前記端子収容室22と連通する係止板収容室25が形成さ
れている。そこでコネクタハウジング21内に電気接続子
23を挿入した後、その係止板収容室25内に係止板28を差
込むことにより、その係止板28のアーム部31辺縁で端子
23と一体のゴム製の防水栓33の辺縁部を押えるのでこれ
らの電気接続子23は、その係止板28の係止作用と、係止
アーム24と電気接続子23との係止作用とによって、電気
接続子23がコネクタハウジングの各端子収容室22から引
き抜かれることが阻止できるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のいわゆる二重係止型
の電気コネクタにあっては、電線29に圧着されたゴム製
の防水栓33の辺縁部を係止板28によって押すことにより
接続子23が端子収容室22より引き抜かれるのを防止する
構造となっていたため、この防水栓33がゴム等の弾性材
料で作られているために柔らかく、しかも端子23を直接
押すものでないため、確実に接続子23を押すことができ
ず接続子23が係止板28により完全に端子収容室22内に挿
入されない状態のまま出荷されるという恐れがある。
また接続子が端子収容室から抜け出すのを防止するた
めに接続子の後端に直接係止板が係止するように構成し
た電気コネクタとして実開昭56−147577号がある。これ
は、第10図及び第11図に示す如く、ハウジング1に設け
た各端子収容室2内に挿入された電気接続子3は、この
電気接続子3に設けられている4がハウジング1の端子
収容室2内に形成されている係止段部5に係止される。
このようにハウジング1の各端子収容室2内に接続子3
を挿入した後、その端子収容室2の開口部に、端子係止
部6、ハウジング係止部7及び8を有する係止板9を嵌
合し、更にその係止部7及び8をハウジング1に設けた
可撓性の係止片10と係合させて、この係止板9の抜け止
めを行ない、これにより各接続子3の電線11接続側端が
端子係止部6に係止されて、接続子3の引き抜き防止を
行なうものである。
しかしながら、このような従来の電気コネクタにあっ
ては、ハウジング1の接続子挿入端に、中央部のスリッ
ト12で分割された可撓性の係止片10を設けているため、
このスリット12内に異物が入り込んで、この係止片10の
可撓性が損なわれ、該係止片10が折損される欠点があっ
た。また第10図に示すように、ハウジング1の端子収容
室2が上下2段に形成されている場合には、各段毎に嵌
合される夫々の係止板9を用意しなければならないこと
から、部品点数が嵩み、しかも係止板9の挿入作業も2
度行なわなければならないことから係止板9の取付作業
に手間がかかるという欠点もあった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような従来の欠点を解消するためにな
されたもので、係止板の取付作業性を高めると共に耐久
性のある端子抜け止め機構を具備せしめた電気コネクタ
を提供することを目的とするものである。
[実 施 例] 以下に本発明を第1図乃至第8図に示す実施例に基い
て詳細に説明する。
電気コネクタ100は雄型コネクタハウジング101と、雌
型コネクタハウジング120とからなっており、その雄型
コネクタハウジング101の内部には、端子収容室103を形
成するための端子収容筒102が形成され、さらにその端
子収容室103内に突入される主係止アーム106が形成され
ている。また端子収容室103の先端部には該端子収容室1
03内に挿入された電気接続子104の挿入位置を規制する
ための係止肩部105が一体形成されている。また上記端
子収容筒102の一部には後述する係止部材112の係止アー
ムが通過するスリット107が形成されている。124は、前
記電気接続子104に接続された電線であって、この電線1
24には前記端子収容室103の内周面に密接される防水栓1
23が接着されている。前記した係止部材112は、特に第
6図乃至第8図に示す形状であり、かつ雄型コネクタハ
ウジング101の端子挿入側と反対側の開口部よりその雄
型コネクタハウジング101内に挿入されるものであっ
て、この係止部材112には、前記端子収容筒102が嵌入さ
れるガイド溝111と、前記スリット107内に入り込む副係
止アーム113と、前記主係止アームの変動を阻止するた
めの阻止壁114と、この阻止壁114と一体に形成される突
部115と、端壁116と、相手端子挿入のための開口部117
が一体に形成されているものである。なお前記電気接続
子104の背面には前記副係止アーム113が係止される係止
孔108が形成されている。125は雄コネクタハウジング10
1の内部に嵌合されている防水栓である。前記雌型コネ
クタハウジング120は、その内部に雄電気接続子121を固
着している通常構造のコネクタハウジングである。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用につい
て述べると、先ず最初に雄型コネクタハウジング101の
各端子収容室103内に、予め電線124を接続しかつ防水栓
123を取付けてなる電気接続子104を挿入する。この電気
接続子104の挿入過程において主係止アーム106は、その
電気接続子104の挿入を阻止しないように撓むため(第
4図参照)、該電気接続子104の挿入が可能となり、こ
の電気接続子104の先端が係合肩部105に当接してその挿
入が完了する(第5図参照)と、主係止アーム106が電
気接続子104の係止段部109と係止する。次いで雄型コネ
クタハウジング101の電気接続子挿入側と反対側開口部
より、係止部材112を嵌合する(第5図参照)。そして
この係止部材112を完全挿入することにより、該係止部
材112に設けられている副係止アーム113が電気接続子10
4の係止孔108内に落込み、従ってこの電気接続子104は
主係止アーム106と副係止アーム113の双方によって二重
係止される。このとき、係止部材112の阻止壁114が主係
止アーム106の背部に挿入されるため、その主係止アー
ム106が電気接続子104から離脱される方向へ移動するこ
とがなく完全に二重係止が保持できるものである。
次にこの雄型コネクタハウジング101に予め雄電気接
続子121が取付けられている雌型コネクタハウジング120
を嵌合すれば防水栓125によって水密となる接続電気コ
ネクタが得られるものである。またこの防水栓125は、
係止部材112の嵌入により雄コネクタハウジング101内に
挿入されるため、その防水栓125の抜け止め作用があ
る。また雄型コネクタハウジング101内に挿入される電
気接続子104が完全挿入されないと係止部材112をコネク
タハウジング101内に挿入するとき、その係止部材112の
阻止壁116の先端が主係止アーム106の先端に当接されて
(第4図参照)、その係止部材112の押し込みが不能と
なるため、電気接続子の挿着未完成であることが容易に
確認できる。
[発明の効果] 以上のように本発明は、端子収容筒102内に、その内
部に挿入した電気接続子104の後退を阻止する可撓性の
主係止アーム106及びスリット107を設け、前記電気接続
子104の挿入側端と反対側端から前記端子収容筒102に被
さる係止部材112を、前記主係止アーム106と同一方向に
延びる可撓性の副係止アーム113及び前記主係止アーム1
06の変位を阻止する阻止壁114を設け、前記係止部材112
を前記端子収容筒102に被せたとき、前記副係止アーム1
13が前記スリット107を通って前記電気接続子104に係止
してその後退を阻止するとともに、前記阻止壁114が前
記主係止アーム106の変位を阻止するようにした電気コ
ネクタであるから、これによれば、雄型コネクタハウジ
ング101に設けた主係止アーム106と、係止部材112に設
けた副係止アーム113との双方アームによって雄型コネ
クタハウジング101内に挿入した電気接続子104を二重係
止することができるので、電気接続子104の抜け止めが
確保できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明よりなる電気コネクタの実施例を示した
断面図、第2図は雄型コネクタの正面図、第3図は第1
図の平断面図、第4図及び第5図は雄型コネクタハウジ
ング内へ電気接続子を挿入する過程を示した動作説明
図、第6図、第7図及び第8図は係止部材の正面図、断
面図及び背面図、第9図、第10図及び第11図は従来例の
説明図である。 100……電気コネクタ 101……雄型コネクタハウジング 102……端子収容筒、103……端子収容室 104……電気接続子、105……係合肩部 106……主係止アーム、107……スリット 108……係止孔、109……係止段部 111……ガイド溝、112……係止部材 113……副係止アーム、114……阻止壁 115……突部、116……端壁 117……開口部 120……雌型コネクタハウジング 121……雄電気接続子、122……端子挿入孔 123……防水栓、124……電線 125……防水栓

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子収容筒(102)内に、その内部に挿入
    した電気接続子(104)の後退を阻止する可撓性の主係
    止アーム(106)及びスリット(107)を設け、前記電気
    接続子(104)の挿入側端と反対側端から前記端子収容
    筒(102)に被さる係止部材(112)を、前記主係止アー
    ム(106)と同一方向に延びる可撓性の副係止アーム(1
    13)及び前記主係止アーム(106)の変位を阻止する阻
    止壁(114)を設け、前記係止部材(112)を前記端子収
    容筒(102)に被せたとき、前記副係止アーム(113)が
    前記スリット(107)を通って前記電気接続子(104)に
    係止してその後退を阻止するとともに、前記阻止壁(11
    4)が前記主係止アーム(106)の変位を阻止するように
    したことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】前記スリット(107)は前記主係止アーム
    (106)の設置位置と反対位置に位置させて前記端子収
    容筒に設けられ前記副係止アーム(113)は前記電気接
    続子(104)に対して前記主係止アーム(106)と反対側
    から係止するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】前記電気接続子(104)に前記副係止アー
    ム(113)が係止する係止孔(108)を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】前記係止部材(112)に前記端子収容筒(1
    02)の端面と当接する端壁(116)を設け前記端子収容
    筒(102)の端面に設けられた前記電気接続子の直進を
    阻止する係合肩部(105)と前記端壁(116)との間に前
    記電気接続子と接続する相手端子が貫入する開口部(11
    7)が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の電気コネクタ。
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