JP2993320B2 - 露光装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 - Google Patents

露光装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法

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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/7025Size or form of projection system aperture, e.g. aperture stops, diaphragms or pupil obscuration; Control thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置及びそれを用い
た半導体素子の製造方法に関し、特にIC,LSI等の
半導体素子を製造する際にレチクル面上の電子回路パタ
ーンを投影光学系(投影レンズ)によりウエハ面上に投
影するとき、該ウエハ面上に常に適正な露光量を与え高
精度な投影パターン像が得られるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりIC,LSI等の半導体素子製
造用に高解像力、高スループット化が比較的容易な投影
露光装置(アライナー)が多く用いられている。この投
影露光装置では1回の露光によりウエハ面全体にパター
ン像を形成する一括露光方式に比べ、1回の露光が終了
する毎にウエハを移動しながら他の領域を露光し、この
ような露光を順次複数回繰り返すことにより、ウエハ面
全体にパターン像を形成していくステップアンドリピー
ト露光方式が多く用いられている。
【0003】このとき投影光学系はレチクル面上の電子
回路パターンをウエハ面上に所定の投影倍率、例えば1
/5又は1/10で縮小投影している。この場合、ウエ
ハ面上に転写されるパターンの像質は照明装置の性能、
例えば被照射面上の照射光の量(露光量)やその変動等
に大きく影響される。
【0004】従来の投影露光装置は、露光中ウエハ面上
のレジストへの入射光の強度分布が一定であった。その
為、投影露光装置としてはレジストの断面プロファイル
を制御することができなかった。又、解像パターン像の
性能にしても露光中、一定であった。
【0005】次に図6から図8を用いて、このことを具
体的に説明する。
【0006】図6は従来の投影露光装置の光学系の一部
分の概略図である。図6において、レチクル7上の1点
O’から出た光のうち投影レンズ8を通過してウエハ1
0まで届くのは、レチクル7上の1点O’を頂点とする
円すいに含まれる光である。この円すいの頂角の半分の
角度をθR とすると、投影レンズ8のレチクル7側の開
口数(NAR )はNAR = sinθR で表わされる。
【0007】投影レンズ8からウエハ10上の1点Oに
届く光も点Oを頂点とする、ある円すいに含まれる。こ
の円すいの頂角の半分の角度をθW とすると、投影レン
ズ8のウエハ10側の開口数(NAW )は、NAW = s
inθW で表わされる。レチクル7側の上方にはコンデン
サーレンズ4を含む照明系があり、レチクル7を照明し
ている。
【0008】ここで照明系からの光のうちレチクル7上
の1点O’に入射する光は、ある円すいに含まれ、この
円すいの頂角の半分の角度をθI とすると、照明系の開
口数(NAI )は、NAI = sinθI で表わされる。照
明系の開口数(NAI )とレチクル側の開口数(NA
R )との比をコヒーレンス・ファクタ(σ)と呼び、次
式のように表わされる。
【0009】σ=NAI /NAR ここでコヒーレンス・ファクタσが無限遠(∞)のとき
をインコヒーレント照明と呼び、又コヒーレンス・ファ
クタσが0のときをコヒーレント照明と呼んでいる。投
影露光装置では一般的に、0<σ<1のような値が使わ
れている。コヒーレンス・ファクタσを小さくするとコ
ントラストは高くなり、露光現像後のレジスト断面形状
は優れ焦点深度は深くなるが、半面ウエハ上の照度が小
さくなり投影露光装置としてのスループットは低下して
しまう。
【0010】又、投影レンズ8の解像力Rは下記のよう
に表わされる。
【0011】R=k1 ・λ/NAW ここでλは露光波長、k1 は上記照明系のコヒーレンス
・ファクタσや、レジストの種類、レジスト・プロセス
等により変化する係数であるが、単層レジストの場合に
は、一般的にk1 =0.8位の値となる。
【0012】又、投影レンズ8の焦点深度Dは、下記の
ように表わされる。
【0013】D=k2 ・λ/(NAW2 ここでk2 はk1 同様、上記照明系のコヒーレンス・フ
ァクタσや、レジストの種類、レジスト・プロセス等に
より変化する係数である。
【0014】つまり露光波長λが一定であるときには、
解像力Rを小さくするには開口数NAW を大きくする
か、照明系のコヒーレンス・ファクタσを小さくする必
要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら開口数N
W を大きくすると焦点深度Dは1/(NAW2 に比
例して小さくなってくる。又、照明系のコヒーレンス・
ファクタσを小さくすると、先に述べたようにウエハ1
0上の照度が小さくなり、投影露光装置としてのスルー
プットが低下してくる。
【0016】従来の投影露光装置はこの問題に対して、
コヒーレンス・ファクタσをある程度の大きさに固定し
てウエハ10上の照度を確保し、また解像力Rを小さく
する為に開口数NAW を大きくしている。そしてこのこ
とによって小さくなった焦点深度Dを保証する為に、オ
ートフォーカス機構やウエハのチルト機構等を採用して
きている。
【0017】次に、露光現象の概略を図7,図8を用い
て以下に説明する。図7(A)〜(C),図8(A)〜
(C)はそれぞれ開口数NAW の大、小によるレジスト
WR上の光の集光状態、強度分布I、及びレジストWR
の厚さ方向の架橋反応の進み方の様子を示している。
【0018】従来の投影露光装置では、露光中この開口
数NAW が固定されていた。その為レジストWR上の光
強度分布Iが一定であった為、レジストWRの厚さ方向
の架橋反応の進み方も固定的なものであった。その為、
現像結果のレジスト断面プロファイルも固定的なものと
なり、高い解像力を得るのが困難であった。
【0019】本発明は照明系の開口数又は投影レンズの
開口数のうち少なくとも一方を露光中に変化させて、レ
ジスト断面プロファイルを適切に制御することにより、
スループットの低下を小さくしつつ高い解像力が容易に
得られる露光装置及びそれを用いた半導体素子の製造方
法の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の露光装置は、 (1−1)照明系からの光束で被照射面上のパターンを
照明し、該パターンを投影レンズにより基板面上に投影
露光する際、露光中に該照明系の開口数と該投影レンズ
の開口数のうち少なくとも一方の開口数を変化させてい
ることを特徴としている。
【0021】特に、前記照明系の開口数又は前記投影レ
ンズの開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始
後からの積算露光量が予め設定した値となるように制御
していることや、前記照明系の開口数又は前記投影レン
ズの開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始後
からの時間により、予め設定した値になるように制御し
ていること、そして露光中に前記基板面を前記投影レン
ズの光軸方向に変化させていること等を特徴としてい
る。
【0022】(1−2)照明系からの光束で被照射面上
のパターンを照明し、該パターンを基板面上に転写露光
する際、露光中に該照明系の開口数を変化させているこ
とを特徴としている。
【0023】又、本発明の半導体素子の製造方法は、 (1−3)照明系からの光束でレチクル面上のパターン
を照明し、該パターンを投影レンズによりウエハ面上に
投影し露光した後に、該ウエハを現像処理工程を介して
半導体素子を製造する際、露光中に該照明系の開口数と
該投影レンズの開口数のうち少なくとも一方の開口数を
変化させていることを特徴としている。
【0024】特に、前記照明系の開口数又は前記投影レ
ンズの開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始
後からの積算露光量が予め設定した値となるように制御
していることや、前記照明系の開口数又は前記投影レン
ズの開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始後
からの時間により、予め設定した値になるように制御し
ていることそして露光中に前記基板面を前記投影レンズ
の光軸方向に変化させていること等を特徴としている。
【0025】(1−4)照明系からの光束でレチクル面
上のパターンを照明し、該パターンをウエハ面上に転写
露光した後に、該ウエハを現像処理工程を介して半導体
素子を製造する際、露光中に該照明系の開口数を変化さ
せていることを特徴としている。
【0026】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。
【0027】図1において、1は光源であり、例えば超
高圧水銀灯より成っている。2は楕円鏡であり光源1か
らの光を集光している。光源1の発光部は楕円鏡2の第
1焦点近傍に配置している。3はフライアイ・レンズ
(オプティカル・インテグレータ)であり、複数の微小
レンズを2次元的に配列した構成より成り、楕円鏡2で
集光された光よりその射出面に2次光源3bを形成して
いる。
【0028】5は開口径可変の絞りであり、例えば図3
に示すような構成より成っている。絞り5の開口径をD
Cモータ20により可変としている。これにより2次光
源3bの大きさを設定して、このときの大きさを可変に
することにより照明系の開口数(NAI )を変えてい
る。6はミラーであり、その中心の極めて小領域がハー
フミラー6aになっている。4はコンデンサーレンズで
あり、2次光源3bからの光束を集光しレチクル7面上
を照明している。前述の各要素1,2,3,4,5,6
は照明系の一要素を構成している。
【0029】8は投影レンズであり、照明系で照明され
たレチクル7面上のパターンをウエハ10面上に縮小投
影している。9は開口径可変の瞳絞りであり、例えば図
3に示すような構成より成っている。瞳絞り9の開口径
をDCモータ22により可変としている。このときの瞳
絞り9の大きさにより、投影レンズ8の開口数(NA
W )を種々と変えている。
【0030】21はポテンショメータであり照明系の絞
り5の絞り位置を検出している。23はポテンショメー
タであり投影レンズ8の瞳絞り9の絞り位置を検出して
いる。24はホトセンサーでありレチクル7面に照射さ
れる光量を検出すると共にシャッター(図示せず)の積
算露光量制御にも併用している。
【0031】25は電流電圧変換器でありホトセンサー
24からの光電流を電圧に変換している。26はVFコ
ンバータであり電流電圧変換器25からの出力を取り込
んで周波数に変換している。
【0032】27は積算カウンターでありVFコンバー
タ26からの出力パルスを積算している。28はメモリ
ーであり積算カウンター27からの積算値を入力して、
照明系の絞り5の絞り目標位置のデジタル量を出力して
いる。
【0033】29はDAコンバータでありメモリ28か
らのデジタル量の目標位置をアナログ量に変換してい
る。30はサーボアンプであり照明系の絞り5の絞り位
置を目標位置に合わせるように作動している。31はド
ライバーであり照明系の絞り5を駆動制御している。
【0034】32はメモリーであり積算カウンター27
からの積算値を入力して、投影レンズ8の瞳絞り9の絞
り目標位置のデジタル量を出力している。
【0035】33はDAコンバータでありメモリ32か
らのデジタル量の目標位置をアナログ量に変換してい
る。34はサーボアンプであり投影レンズ8の瞳絞り9
の絞り目標位置に合わせるように作動している。
【0036】35はドライバーであり投影レンズ8の瞳
絞り9を駆動制御している。36はマイクロプロセッサ
ーであり、メモリ28とメモリ32にデータを記憶させ
ている。
【0037】尚、メモリ28,32には図2に示すよう
な照明系のNAI (投影レンズのNAW )と積算露光量
との関係を示すデータが動作前にマイクロプロセッサ3
6より書き込んでいる。
【0038】本発明の投影露光装置ではシャッター(図
示せず)が開放状態になると、レチクル7面上に照明系
からの光で照明が開始される。そしてレチクル7面上の
パターンを投影レンズ8によりウエハ10面上に投影露
光している。このときレチクル7面上に照射される露光
量の一部はハーフミラー面6aを通過し、ホトセンサー
24により光電流として検出され、更に電流電圧変換器
25により電圧信号に変換される。
【0039】この電圧信号はVFコンバータ26により
電圧信号に比例した周波数信号に変換され、更に積算カ
ウンター27により積算計数が行なわれ、その積算計数
値はメモリ28,32に入力している。メモリ28は予
め設定された積算計数値に対応する照明系の絞り5の絞
り目標位置をデジタル信号に変換してDAコンバータ2
9に出力している。メモリ32は予め設定された積算計
数値に対応する投影レンズ8の瞳絞り9の絞り目標位置
をデジタル信号に変換して、DAコンバータ33に出力
している。
【0040】DAコンバータ29は照明系の絞り目標位
置のアナログ信号を次段のサーボアンプ30に出力す
る。サーボアンプ30は照明系の絞り目標位置と実際の
照明系の絞り位置とが一致するようにドライバー31を
用いてDCモータ20を駆動する。
【0041】DAコンバータ33は投影レンズ8の瞳絞
り目標位置のアナログ信号を次段のサーボアンプ34に
出力する。サーボアンプ34は投影レンズ8の瞳絞り目
標位置と実際の投影レンズの瞳絞り位置とが一致するよ
うにドライバー35を用いてDCモータ22を駆動す
る。
【0042】以上の動作がシャッターが開放状態になっ
てから、所定積算露光量の露光動作が完了するまで続行
されることになる。これによりレチクル7面上のパター
ンをウエハ10面上に投影露光している。
【0043】このように本実施例では、照明系の絞り5
の絞り開口径を変化させて照明系の開口数NAI を変化
させ、又は投影レンズ8の瞳絞り9の開口径を変化させ
て投影レンズ8の開口数NAW を変化させることにより
レジスト断面プロファイルを制御し、高解像度のパター
ン像を得ている。
【0044】図4は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。図中、図1で示した要素と同一要素には同符番を付
している。
【0045】本実施例では露光中に投影レンズ8のNA
値、又は照明系のNA値を変化させるだけでなく、投影
レンズ8のフォーカス位置にあるウエハ10の位置をフ
ォーカス方向に変化させている。そして投影レンズ8の
フォーカス位置にあるウエハ10の位置をフォーカス方
向に微小に変化させることによりフォーカス方向により
均一な露光が行なわれることになるが、この動作と同時
に投影レンズ8のNA値、又は照明系のNA値を変化さ
せることにより、よりウエハ10面に塗布したレジスト
の断面プロファイルの制御精度の向上を達成している点
が実施例1と異なっており、その他の構成は実施例1と
略同様である。
【0046】次に本実施例の構成の特徴について説明す
る。図4において、12はウエハチャックであり、ウエ
ハ10を保持している。40はパルスモータであり、ウ
エハチャック12を上下駆動している。42はドライバ
ーであり、パルスモータ40を駆動している。41はパ
ルスモータコントローラであり、ドライバー42を制御
している。39はスリーステイトバッファであり、積算
カウンター27の現在値をマイクロプロセッサ36に読
み込んでいる。
【0047】本実施例では、露光中マイクロプロセッサ
36が積算カウンター27のデータを一定時間毎に読み
出すことにより積算露光量をモニターし、この積算露光
量から予め設定された位置にパルスモータコントローラ
41を用いてウエハチャック12を上下方向に駆動して
いる。
【0048】図5は本発明の実施例3の要部概略図であ
る。図中、図1で示した要素と同一要素には同符番を付
している。
【0049】本実施例では、露光中に投影レンズ8のN
A値、又は照明系のNA値を露光開始後からの積算露光
量により設定するのではなく、単に時間により設定して
いる点が実施例1と異なっており、その他の構成は実施
例1と略同様である。
【0050】本実施例では、シャッター(図示せず)が
開放状態になると一定時間毎にタイマー50よりマイク
ロプロセッサ36に割り込み処理要求が発生し、このと
きマイクロプロセッサ36は予め設定されたデータをD
Aコンバータ29,33出力することにより、投影レン
ズ8のNA値、又は照明系のNA値を制御している。
【0051】尚、本発明は投影レンズを有する投影露光
装置に限定されるものではなく、投影レンズを用いない
コンタクトアライナー等、他の半導体素子製造用の露光
装置にも容易に適用可能である。このときは照明系の開
口数を露光中に変化させることになる。又、本発明で述
べている照明系の絞りや投影レンズの瞳絞りは連続的に
その開口部を変化可能なものに限定するものではなく、
例えば幾つかの固定絞りの切換えであってもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、照明系の
開口数又は投影レンズの開口数のうち少なくとも一方を
露光中に変化させて、レジスト断面プロファイルを適切
に制御することにより、スループットの低下を小さくし
つつ高い解像力が容易に得られる露光装置及びそれを用
いた半導体素子の製造方法を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明に係る照明系(投影レンズ)の開口数
と積算露光量との関係を示す説明図
【図3】 本発明に係る絞りの説明図
【図4】 本発明の実施例2の要部概略図
【図5】 本発明の実施例3の要部概略図
【図6】 従来の投影露光装置の光学系の一部分の説明
【図7】 従来の投影露光装置における露光現象の説明
【図8】 従来の投影露光装置における露光現象の説明
【符号の説明】
1 光源 2 楕円鏡 3 フライアイ・レンズ 4 コンデンサレンズ 5 照明系の絞り 6 ミラー 7 レチクル 8 投影レンズ 9 投影レンズの瞳絞り 10 ウエハ 24 ホトセンサー 25 電流電圧変換器 26 VFコンバータ 27 積算カウンター 28,32 メモリー 29,33 DAコンバータ 30,34 サーボアンプ 31,35 ドライバー 36 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明系からの光束で被照射面上のパター
    ンを照明し、該パターンを投影レンズにより基板面上に
    投影露光する際、露光中に該照明系の開口数と該投影レ
    ンズの開口数のうち少なくとも一方の開口数を変化させ
    ていることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記照明系の開口数又は前記投影レンズ
    の開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始後か
    らの積算露光量が予め設定した値となるように制御して
    いることを特徴とする請求項1の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記照明系の開口数又は前記投影レンズ
    の開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始後か
    らの時間により、予め設定した値になるように制御して
    いることを特徴とする請求項1の露光装置。
  4. 【請求項4】 露光中に前記基板面を前記投影レンズの
    光軸方向に変化させていることを特徴とする請求項1,
    2、又は3の露光装置。
  5. 【請求項5】 照明系からの光束でレチクル面上のパタ
    ーンを照明し、該パターンを投影レンズによりウエハ面
    上に投影し露光した後に、該ウエハを現像処理工程を介
    して半導体素子を製造する際、露光中に該照明系の開口
    数と該投影レンズの開口数のうち少なくとも一方の開口
    数を変化させていることを特徴とする半導体素子の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記照明系の開口数又は前記投影レンズ
    の開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始後か
    らの積算露光量が予め設定した値となるように制御して
    いることを特徴とする請求項5の半導体素子の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記照明系の開口数又は前記投影レンズ
    の開口数のうち少なくとも一方の開口数を露光開始後か
    らの時間により、予め設定した値になるように制御して
    いることを特徴とする請求項5の半導体素子の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 露光中に前記基板面を前記投影レンズの
    光軸方向に変化させていることを特徴とする請求項5,
    6、又は7の半導体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 照明系からの光束で被照射面上のパター
    ンを照明し、該パターンを基板面上に転写露光する際、
    露光中に該照明系の開口数を変化させていることを特徴
    とする露光装置。
  10. 【請求項10】 照明系からの光束でレチクル面上のパ
    ターンを照明し、該パターンをウエハ面上に転写露光し
    た後に、該ウエハを現像処理工程を介して半導体素子を
    製造する際、露光中に該照明系の開口数を変化させてい
    ることを特徴とする半導体素子の製造方法。
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