JP2992852B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JP2992852B2 JP2992852B2 JP4000936A JP93692A JP2992852B2 JP 2992852 B2 JP2992852 B2 JP 2992852B2 JP 4000936 A JP4000936 A JP 4000936A JP 93692 A JP93692 A JP 93692A JP 2992852 B2 JP2992852 B2 JP 2992852B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- tape cassette
- standard
- small
- blinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標準型テープカセット
あるいは小型テープカセットのいずれのカセットにも適
用できる磁気記録再生装置のカセット装着装置に関する
ものである。
あるいは小型テープカセットのいずれのカセットにも適
用できる磁気記録再生装置のカセット装着装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRと略す)等の磁気記録再生装置に用いるカセットと
しては、標準型テープカセットのみならず、標準型テー
プカセットよりも小型の小型テープカセットがあり、カ
メラ一体型VTR市場において広く用いられている。と
ころで従来、この小型テープカセットを標準型テープカ
セット用の磁気記録再生装置で記録・再生するために
は、標準型テープカセットと同等のテープループを得る
ために専用のアダプタを特別に用いる必要があり、小型
テープカセットをわざわざこのアダプタに着脱しなけれ
ばならず、操作性が悪いという問題点を有していた。そ
こで、本出願人は先に特許出願した特願平3−127161号
に示されているようなアダプタを用いる必要のない磁気
記録再生装置を提案している。この装置においては、専
用のアダプタを使用することなく、標準型テープカセッ
トおよび小型テープカセットの両方のテープカセットを
選択的に装置に装着でき、操作性の向上につながるもの
である。
TRと略す)等の磁気記録再生装置に用いるカセットと
しては、標準型テープカセットのみならず、標準型テー
プカセットよりも小型の小型テープカセットがあり、カ
メラ一体型VTR市場において広く用いられている。と
ころで従来、この小型テープカセットを標準型テープカ
セット用の磁気記録再生装置で記録・再生するために
は、標準型テープカセットと同等のテープループを得る
ために専用のアダプタを特別に用いる必要があり、小型
テープカセットをわざわざこのアダプタに着脱しなけれ
ばならず、操作性が悪いという問題点を有していた。そ
こで、本出願人は先に特許出願した特願平3−127161号
に示されているようなアダプタを用いる必要のない磁気
記録再生装置を提案している。この装置においては、専
用のアダプタを使用することなく、標準型テープカセッ
トおよび小型テープカセットの両方のテープカセットを
選択的に装置に装着でき、操作性の向上につながるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では次のような課題を有していた。 (1)小型テープカセットを誤って装置本体の所定位置で
ない位置より挿入した場合、容易に装置に侵入すること
ができるため、誤挿入状態のまま装置を作動させると、
装置が誤動作をする、もしくは装置内の諸部品もしくは
小型テープカセット自体が損傷する危険性がある。 (2)カセット挿入口より挿入する小型テープカセットを
カセットホルダに案内し、かつ、略位置決めするため
に、カセットホルダの形状が、標準型テープカセットを
案内する部分に対して、小型テープカセットを案内する
部分の全領域にわたって所定量の段差を設けたものとな
っている。従って、メカニズム厚さを考慮してメカシャ
ーシ上の各部品を配置する際に、小型テープカセットを
案内する部分が突出し、かつその占有面積が大であるた
め、有効的に部品配置を行う面積が減少し、また、設計
上の制約条件が大きくなり、ひいては、メカニズム全体
の厚さが逆に増加することが考えられる。本発明は上記
した課題を鑑み、小型テープカセットを誤って装置に挿
入した場合においては、すばやくそれを検知して再挿入
を促し、また、メカシャーシ上の部品配置を有効的に行
うことのできる、操作性/信頼性の高い、また、薄型化
が図られやすい磁気記録再装置を提供することを目的と
するものである。
ような構成では次のような課題を有していた。 (1)小型テープカセットを誤って装置本体の所定位置で
ない位置より挿入した場合、容易に装置に侵入すること
ができるため、誤挿入状態のまま装置を作動させると、
装置が誤動作をする、もしくは装置内の諸部品もしくは
小型テープカセット自体が損傷する危険性がある。 (2)カセット挿入口より挿入する小型テープカセットを
カセットホルダに案内し、かつ、略位置決めするため
に、カセットホルダの形状が、標準型テープカセットを
案内する部分に対して、小型テープカセットを案内する
部分の全領域にわたって所定量の段差を設けたものとな
っている。従って、メカニズム厚さを考慮してメカシャ
ーシ上の各部品を配置する際に、小型テープカセットを
案内する部分が突出し、かつその占有面積が大であるた
め、有効的に部品配置を行う面積が減少し、また、設計
上の制約条件が大きくなり、ひいては、メカニズム全体
の厚さが逆に増加することが考えられる。本発明は上記
した課題を鑑み、小型テープカセットを誤って装置に挿
入した場合においては、すばやくそれを検知して再挿入
を促し、また、メカシャーシ上の部品配置を有効的に行
うことのできる、操作性/信頼性の高い、また、薄型化
が図られやすい磁気記録再装置を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の磁気記録再生装置は、カセット挿入口より
挿入した標準型テープカセットを第1の所定位置にて保
持し、かつ、カセット挿入口より挿入した標準型テープ
カセットより小型の小型テープカセットを第2の所定位
置にて保持する保持手段と、カセット挿入口より挿入し
た小型テープカセットを保持手段の第2の所定位置に案
内する案内部を有し、かつ、保持手段は標準型テープカ
セットを挿入する部分をほぼ覆う第1位置と、案内部に
よって小型テープカセットを保持手段の第2の所定位置
に案内するとともに、小型テープカセットをカセット挿
入口の所定位置以外の位置より挿入した場合、小型テー
プカセットを保持手段に挿入する動作を阻止できる第2
位置と、標準型テープカセットを保持手段に挿入する動
作を妨げない第3位置とに往復移動可能な覆い手段と、
カセット挿入口より挿入した標準型テープカセットに係
合する係合部を有し、かつ、第1位置と第2位置とに覆
い手段の移動可能範囲を規制する規制位置と、標準型テ
ープカセットが前記係合部に係合することにより覆い手
段の第1位置から第3位置への移動動作を妨げない非規
制位置とに往復移動する係止手段とを備え、カセット挿
入口より挿入した小型テープカセットに係合しない位置
に係合部を設けたものである。
に、本発明の磁気記録再生装置は、カセット挿入口より
挿入した標準型テープカセットを第1の所定位置にて保
持し、かつ、カセット挿入口より挿入した標準型テープ
カセットより小型の小型テープカセットを第2の所定位
置にて保持する保持手段と、カセット挿入口より挿入し
た小型テープカセットを保持手段の第2の所定位置に案
内する案内部を有し、かつ、保持手段は標準型テープカ
セットを挿入する部分をほぼ覆う第1位置と、案内部に
よって小型テープカセットを保持手段の第2の所定位置
に案内するとともに、小型テープカセットをカセット挿
入口の所定位置以外の位置より挿入した場合、小型テー
プカセットを保持手段に挿入する動作を阻止できる第2
位置と、標準型テープカセットを保持手段に挿入する動
作を妨げない第3位置とに往復移動可能な覆い手段と、
カセット挿入口より挿入した標準型テープカセットに係
合する係合部を有し、かつ、第1位置と第2位置とに覆
い手段の移動可能範囲を規制する規制位置と、標準型テ
ープカセットが前記係合部に係合することにより覆い手
段の第1位置から第3位置への移動動作を妨げない非規
制位置とに往復移動する係止手段とを備え、カセット挿
入口より挿入した小型テープカセットに係合しない位置
に係合部を設けたものである。
【0005】
【作用】したがって本発明によれば、標準型テープカセ
ットを装置に挿入する際は、標準型テープカセットが係
合部に係合して覆い手段が第1位置と第3位置とに回動
が可能となり、一方、小型テープカセットを装置に挿入
する際は、係止手段によって覆い手段が第1位置と第2
位置とにのみ回動範囲が規制されることとなる。
ットを装置に挿入する際は、標準型テープカセットが係
合部に係合して覆い手段が第1位置と第3位置とに回動
が可能となり、一方、小型テープカセットを装置に挿入
する際は、係止手段によって覆い手段が第1位置と第2
位置とにのみ回動範囲が規制されることとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置
について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施例における磁気記録再生装置の正面図、図2は標
準型テープカセットもしくは小型テープカセットの挿入
待機状態を示す図1のA矢視図、図3は標準型テープカ
セットの装置への挿入完了を示す図1のA矢視図、図4
および図5は標準型テープカセットの装置への装着完了
を示す図1のA矢視図、図6は小型テープカセットの装
置への挿入完了を示す図1のA矢視図、図7は小型テー
プカセットの装置への装着完了を示す図1のA矢視図で
ある。図2に示すように、シャーシ101、およびシャー
シ101の前面の前面ブロック102とで、装置本体100が構
成される。前面ブロック102には、カセット挿入口111が
設けられ、標準型テープカセット200もしくは小型テー
プカセット210が挿入・排出できる。また、シャーシ101
上には、標準型テープカセット200もしくは小型テープ
カセット210内の磁気テープ(図示せず)を駆動するテー
プ駆動手段103が設けられている。図1のシャーシ101の
左右の略垂直に配置されているサイドプレート150,150
の間に移動可能にカセットホルダ140を設けてある。図
2に示すように、カセットホルダ140の側面部にはガイ
ド部141が形成され、サイドプレート150に設けたガイド
溝152に摺動自在に係合している。また、サイドプレー
ト150に支持されたワイパーアーム同期軸162と一体的に
回動するワイパーアーム160の駆動溝161とカセットホル
ダ140のガイド部141が摺動自在に係合している。ワイパ
ーアーム160は、モータ(図示せず)によって駆動される
構成にしてある。よって、図3もしくは図6に示すよう
に、カセットホルダ140に標準型テープカセット200もし
くは小型テープカセット210が完全に収納されると、モ
ータ(図示せず)が回転し、ワイパーアーム160を介して
標準型テープカセット200もしくは小型テープカセット2
10を収納したカセットホルダ140がサイドプレート150の
ガイド溝152に案内されて移動できるようになってい
る。
について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施例における磁気記録再生装置の正面図、図2は標
準型テープカセットもしくは小型テープカセットの挿入
待機状態を示す図1のA矢視図、図3は標準型テープカ
セットの装置への挿入完了を示す図1のA矢視図、図4
および図5は標準型テープカセットの装置への装着完了
を示す図1のA矢視図、図6は小型テープカセットの装
置への挿入完了を示す図1のA矢視図、図7は小型テー
プカセットの装置への装着完了を示す図1のA矢視図で
ある。図2に示すように、シャーシ101、およびシャー
シ101の前面の前面ブロック102とで、装置本体100が構
成される。前面ブロック102には、カセット挿入口111が
設けられ、標準型テープカセット200もしくは小型テー
プカセット210が挿入・排出できる。また、シャーシ101
上には、標準型テープカセット200もしくは小型テープ
カセット210内の磁気テープ(図示せず)を駆動するテー
プ駆動手段103が設けられている。図1のシャーシ101の
左右の略垂直に配置されているサイドプレート150,150
の間に移動可能にカセットホルダ140を設けてある。図
2に示すように、カセットホルダ140の側面部にはガイ
ド部141が形成され、サイドプレート150に設けたガイド
溝152に摺動自在に係合している。また、サイドプレー
ト150に支持されたワイパーアーム同期軸162と一体的に
回動するワイパーアーム160の駆動溝161とカセットホル
ダ140のガイド部141が摺動自在に係合している。ワイパ
ーアーム160は、モータ(図示せず)によって駆動される
構成にしてある。よって、図3もしくは図6に示すよう
に、カセットホルダ140に標準型テープカセット200もし
くは小型テープカセット210が完全に収納されると、モ
ータ(図示せず)が回転し、ワイパーアーム160を介して
標準型テープカセット200もしくは小型テープカセット2
10を収納したカセットホルダ140がサイドプレート150の
ガイド溝152に案内されて移動できるようになってい
る。
【0007】ところで、カセットホルダ140はその底面
が図1に示すように、一直線状となっている。また、カ
セットホルダ140には、図1に示すように、その下部に
設けたストッパレバー軸12回りに回動自在に一対の小型
カセットストッパレバー10が設けられており、小型カセ
ットストッパレバー10は、図2に示すように板ばね11に
よってストッパレバー軸12まわり反時計方向に付勢され
ている。小型カセットストッパレバー10は、図1および
図6に示すように、カセット挿入口111より挿入した小
型テープカセット210のカセットホルダ140内での矢印y
方向位置規制を行うストッパ部13、および、図1および
図3に示すように、カセット挿入口111より挿入した標
準型テープカセット200にのみ係合して、標準型テープ
カセット200をカセットホルダ140に挿入する動作を妨げ
ない位置までストッパ部13を退避させる解除部14より構
成されている。従って、小型テープカセット210をカセ
ットホルダ140に挿入する際においては、ストッパ部13
が動作し、標準型テープカセット200をカセットホルダ1
40に挿入する際においては、板ばね11の付勢力に抗して
小型カセットストッパレバー10がストッパレバー軸12回
りに回転してストッパ部13が動作しないようになってい
る。なお、標準型テープカセット200のカセットホルダ1
40内での矢印y方向の規制は、標準カセットストッパ部
145にて行うようになっている。
が図1に示すように、一直線状となっている。また、カ
セットホルダ140には、図1に示すように、その下部に
設けたストッパレバー軸12回りに回動自在に一対の小型
カセットストッパレバー10が設けられており、小型カセ
ットストッパレバー10は、図2に示すように板ばね11に
よってストッパレバー軸12まわり反時計方向に付勢され
ている。小型カセットストッパレバー10は、図1および
図6に示すように、カセット挿入口111より挿入した小
型テープカセット210のカセットホルダ140内での矢印y
方向位置規制を行うストッパ部13、および、図1および
図3に示すように、カセット挿入口111より挿入した標
準型テープカセット200にのみ係合して、標準型テープ
カセット200をカセットホルダ140に挿入する動作を妨げ
ない位置までストッパ部13を退避させる解除部14より構
成されている。従って、小型テープカセット210をカセ
ットホルダ140に挿入する際においては、ストッパ部13
が動作し、標準型テープカセット200をカセットホルダ1
40に挿入する際においては、板ばね11の付勢力に抗して
小型カセットストッパレバー10がストッパレバー軸12回
りに回転してストッパ部13が動作しないようになってい
る。なお、標準型テープカセット200のカセットホルダ1
40内での矢印y方向の規制は、標準カセットストッパ部
145にて行うようになっている。
【0008】サイドプレート150に回動自在にブライン
ダ120を設け、テープ駆動手段103に装着された標準型テ
ープカセット200もしくは小型テープカセット210を排出
する際には、図5もしくは図7においてブラインダオー
プナー(図示せず)によって反時計方向に回転できる構成
にしてある。また、ブラインダ120は何ら外力を与えら
れない場合には、図2に示す初期位置(以下、第1位置
と略す)にあるようになっている。ブラインダ120は図1
および図2に示すように、小型テープカセット210のみ
当接する小型カセット当接部121および標準型テープカ
セット200のみ当接する標準カセット第1当接部122,標
準カセット第2当接部123を有しており、小型カセット
当接部121に比べ、標準カセット第1当接部122および標
準カセット第2当接部123は所定量h1だけ突起してい
る。よって、ブラインダ120のこのような形状により、
小型テープカセット210の装置本体100への挿入位置が明
確になっている。そして、小型テープカセット210は、
図6に示すように、標準カセット第1当接部122の右端
部122aおよび標準カセット第2当接部123の左端部123a
により図1矢印x,x′方向の規制を受け、かつ、ブラ
インダ120の下縁部120aに当接してカセットホルダ140に
挿入することができるようになっている。一方、標準型
テープカセット200は、図3に示すように、標準カセッ
ト第1当接部122および標準カセット第2当接部123に当
接してカセットホルダ140内に挿入することができるよ
うになっている。なお、ブラインダ120は、小型テープ
カセット210が図7に示す装着位置と下縁部120aに当接
可能な位置(図6の破線で示す位置)との間において、図
示しないブラインダオープナーによって駆動されるよう
に設定してある。
ダ120を設け、テープ駆動手段103に装着された標準型テ
ープカセット200もしくは小型テープカセット210を排出
する際には、図5もしくは図7においてブラインダオー
プナー(図示せず)によって反時計方向に回転できる構成
にしてある。また、ブラインダ120は何ら外力を与えら
れない場合には、図2に示す初期位置(以下、第1位置
と略す)にあるようになっている。ブラインダ120は図1
および図2に示すように、小型テープカセット210のみ
当接する小型カセット当接部121および標準型テープカ
セット200のみ当接する標準カセット第1当接部122,標
準カセット第2当接部123を有しており、小型カセット
当接部121に比べ、標準カセット第1当接部122および標
準カセット第2当接部123は所定量h1だけ突起してい
る。よって、ブラインダ120のこのような形状により、
小型テープカセット210の装置本体100への挿入位置が明
確になっている。そして、小型テープカセット210は、
図6に示すように、標準カセット第1当接部122の右端
部122aおよび標準カセット第2当接部123の左端部123a
により図1矢印x,x′方向の規制を受け、かつ、ブラ
インダ120の下縁部120aに当接してカセットホルダ140に
挿入することができるようになっている。一方、標準型
テープカセット200は、図3に示すように、標準カセッ
ト第1当接部122および標準カセット第2当接部123に当
接してカセットホルダ140内に挿入することができるよ
うになっている。なお、ブラインダ120は、小型テープ
カセット210が図7に示す装着位置と下縁部120aに当接
可能な位置(図6の破線で示す位置)との間において、図
示しないブラインダオープナーによって駆動されるよう
に設定してある。
【0009】一方、図1および図2に示すように、カセ
ット挿入口111より挿入した標準型テープカセット200に
のみ係合可能な位置に係合レバー20を設け、係合レバー
軸22回りに回動自在になっている。係合レバー20は、主
に、標準型テープカセット200と係合するカセット係合
部23、およびブラインダ120の背面部120bに当接して、
ブラインダ120の回転範囲を規制できる規制部24より構
成しており、サイドプレート150に軸支した駆動レバー
軸32回りに回動自在に支持された駆動レバー30の駆動部
33に係合している。また、駆動レバー30は、その一端に
ワイパーアーム160に構成した端面カム部163に当接可能
な被駆動部34を設けており、駆動レバーばね35により、
駆動レバー軸32回り時計方向に付勢されている。駆動レ
バー30は、駆動部33にて係合レバー20に係合しているの
で、駆動レバーばね35の付勢力は駆動レバー30を介して
係合レバー20に係合レバー軸22回り反時計方向のモーメ
ントを常時与えるようになっている。さらに、係合レバ
ー20が図2に示す初期位相にある時にブラインダ120に
のみ反時計方向の回転モーメントが作用した場合、係合
レバー20の規制部24にブラインダ120の背面部120bが当
接するため、ブラインダ120は、図6に示すように、小
型テープカセット210のカセットホルダ140への略挿入案
内を行う位置(以下、第2位置と略す)までしか回転でき
ないようになっている。
ット挿入口111より挿入した標準型テープカセット200に
のみ係合可能な位置に係合レバー20を設け、係合レバー
軸22回りに回動自在になっている。係合レバー20は、主
に、標準型テープカセット200と係合するカセット係合
部23、およびブラインダ120の背面部120bに当接して、
ブラインダ120の回転範囲を規制できる規制部24より構
成しており、サイドプレート150に軸支した駆動レバー
軸32回りに回動自在に支持された駆動レバー30の駆動部
33に係合している。また、駆動レバー30は、その一端に
ワイパーアーム160に構成した端面カム部163に当接可能
な被駆動部34を設けており、駆動レバーばね35により、
駆動レバー軸32回り時計方向に付勢されている。駆動レ
バー30は、駆動部33にて係合レバー20に係合しているの
で、駆動レバーばね35の付勢力は駆動レバー30を介して
係合レバー20に係合レバー軸22回り反時計方向のモーメ
ントを常時与えるようになっている。さらに、係合レバ
ー20が図2に示す初期位相にある時にブラインダ120に
のみ反時計方向の回転モーメントが作用した場合、係合
レバー20の規制部24にブラインダ120の背面部120bが当
接するため、ブラインダ120は、図6に示すように、小
型テープカセット210のカセットホルダ140への略挿入案
内を行う位置(以下、第2位置と略す)までしか回転でき
ないようになっている。
【0010】ところが、図3に示すように、標準型テー
プカセット200をカセットホルダ140に挿入完了し、ワイ
パーアーム160がEJECT位置にある時、駆動レバー3
0は、標準型テープカセット200に係合した係合レバー20
によって回転モーメントを与えられ、その後、図4に示
すように、カセットホルダ140が所定量移動すると、端
面カム部163より回転モーメントを与えられるようにな
っている。加えて、端面カム部163は次のように構成し
てある。 (1)図4に示す状態では、標準型テープカセット200と
係合レバー20のカセット係合部23とが係合可能な位置関
係にある。 (2)図5および図7に示すように、テープ駆動手段103
に装着している標準型テープカセット200もしくは小型
テープカセット210を装置本体100より排出する際、ブラ
インダオープナー(図示せず)によって回転されるブライ
ンダ120の回転動作を妨げない位置まで係合レバー20を
移動する。なお、ワイパーアーム160,駆動レバー30,
駆動レバー軸32,駆動レバーばね35,係合レバー20およ
び係合レバー軸22はそれぞれ、図1の直線Lに対して略
対称な位置にも配設されており、その形状,位置関係お
よび動作については図2に示したそれらと同様になって
いる。ここで、図1において、係合レバー20の最短距離
S1は、小型テープカセット210の最大寸法S0に対して
数1の式のように設定してある。
プカセット200をカセットホルダ140に挿入完了し、ワイ
パーアーム160がEJECT位置にある時、駆動レバー3
0は、標準型テープカセット200に係合した係合レバー20
によって回転モーメントを与えられ、その後、図4に示
すように、カセットホルダ140が所定量移動すると、端
面カム部163より回転モーメントを与えられるようにな
っている。加えて、端面カム部163は次のように構成し
てある。 (1)図4に示す状態では、標準型テープカセット200と
係合レバー20のカセット係合部23とが係合可能な位置関
係にある。 (2)図5および図7に示すように、テープ駆動手段103
に装着している標準型テープカセット200もしくは小型
テープカセット210を装置本体100より排出する際、ブラ
インダオープナー(図示せず)によって回転されるブライ
ンダ120の回転動作を妨げない位置まで係合レバー20を
移動する。なお、ワイパーアーム160,駆動レバー30,
駆動レバー軸32,駆動レバーばね35,係合レバー20およ
び係合レバー軸22はそれぞれ、図1の直線Lに対して略
対称な位置にも配設されており、その形状,位置関係お
よび動作については図2に示したそれらと同様になって
いる。ここで、図1において、係合レバー20の最短距離
S1は、小型テープカセット210の最大寸法S0に対して
数1の式のように設定してある。
【0011】
【数1】S0 < S1 つまり、小型テープカセット210をカセット挿入口111の
不正規な位置より挿入した場合においては、 (1)ブラインダ120が第2位置までしか回転しない。 (2)ブラインダ120とカセットホルダ140底面との最短距
離T1が、小型テープカセット210の厚み寸法T0に対し
て、(図2参照)数2の式となるため、
不正規な位置より挿入した場合においては、 (1)ブラインダ120が第2位置までしか回転しない。 (2)ブラインダ120とカセットホルダ140底面との最短距
離T1が、小型テープカセット210の厚み寸法T0に対し
て、(図2参照)数2の式となるため、
【0012】
【数2】T0 > T1 小型テープカセット210がカセットホルダ140内に完全収
納できないようになっている。
納できないようになっている。
【0013】以上のように構成した磁気記録再生装置に
ついて、以下、図1から図7を用いてその動作を説明す
る。まず、標準型テープカセット200を装置本体100に装
着する動作について述べる。図2に示す初期状態におい
ては、駆動レバー30はワイパーアーム160の端面カム部1
63に圧接している。この状態から標準型テープカセット
200をカセット挿入口111より挿入すると、まず、係合レ
バー20のカセット係合部23に標準型テープカセット200
が当接する。係合レバー20は、駆動レバー30を介して伝
達される駆動レバーばね35の付勢力に抗して係合レバー
軸22回り時計方向に回転し、二点鎖線に示す位置まで移
動する。従って、係合レバー20の規制部24はブラインダ
120の回転規制を行わない位置に移動することになる。
一方、係合レバー20と連動する駆動レバー30は、係合レ
バー20の上記した回転により、駆動レバー軸32回り反時
計方向に回転し、その被駆動部34は端面カム部163より
離間する。さらに、標準型テープカセット200を挿入す
ると、ブラインダ120の標準カセット第1当接部122およ
び標準カセット第2当接部123に標準型テープカセット2
00が当接する。よって、ブラインダ120は図3に示す位
置(以下、第3位置と略す)まで回転する。その後、挿
入する標準型テープカセット200に小型カセットストッ
パレバー10の解除部14が当接する。図3において、小型
カセットストッパレバー10は板ばね11の付勢力に抗して
ストッパレバー軸12回り時計方向に回転する。この回転
により、ストッパ部13は標準型テープカセット200のカ
セットホルダ140への挿入動作を妨げない位置まで退避
することになる。さらにカセットホルダ140に対して標
準型テープカセット200を挿入していくと、標準型テー
プカセット200が標準カセットストッパ部145に当接し、
カセットホルダ140に完全に収納されることとなる。従
って、モータ(図示せず)により駆動されるワイパーアー
ム160によって、標準型テープカセット200と一体となっ
たカセットホルダ140が、サイドプレート150のガイド溝
152に案内されて摺動する。図3に示す状態からワイパ
ーアーム160が時計方向に回転すると、図4に示す状態
となる。この状態においては、駆動レバー30は、係合レ
バー20からではなくワイパーアーム160の端面カム部163
より回転モーメントを受ける。このように駆動レバー30
の被駆動部34が端面カム部163に圧接する状態は、ワイ
パーアーム160によって標準型テープカセット200がテー
プ駆動手段103に装着されるまで継続する。さらにワイ
パーアーム160が時計方向に回転すると、図5に示すよ
うに、標準型テープカセット200がテープ駆動手段103に
装着される。駆動レバー30の被駆動部34は端面カム部16
3に圧接しているので、係合レバー20は、図4に示す状
態よりさらに時計方向に回転し、そのカセット係合部23
は、ブラインダ120の回動を妨げない位置に退避するこ
ととなる。一方、ブラインダ120は、標準型テープカセ
ット200と離間するので、第1位置まで復帰する。
ついて、以下、図1から図7を用いてその動作を説明す
る。まず、標準型テープカセット200を装置本体100に装
着する動作について述べる。図2に示す初期状態におい
ては、駆動レバー30はワイパーアーム160の端面カム部1
63に圧接している。この状態から標準型テープカセット
200をカセット挿入口111より挿入すると、まず、係合レ
バー20のカセット係合部23に標準型テープカセット200
が当接する。係合レバー20は、駆動レバー30を介して伝
達される駆動レバーばね35の付勢力に抗して係合レバー
軸22回り時計方向に回転し、二点鎖線に示す位置まで移
動する。従って、係合レバー20の規制部24はブラインダ
120の回転規制を行わない位置に移動することになる。
一方、係合レバー20と連動する駆動レバー30は、係合レ
バー20の上記した回転により、駆動レバー軸32回り反時
計方向に回転し、その被駆動部34は端面カム部163より
離間する。さらに、標準型テープカセット200を挿入す
ると、ブラインダ120の標準カセット第1当接部122およ
び標準カセット第2当接部123に標準型テープカセット2
00が当接する。よって、ブラインダ120は図3に示す位
置(以下、第3位置と略す)まで回転する。その後、挿
入する標準型テープカセット200に小型カセットストッ
パレバー10の解除部14が当接する。図3において、小型
カセットストッパレバー10は板ばね11の付勢力に抗して
ストッパレバー軸12回り時計方向に回転する。この回転
により、ストッパ部13は標準型テープカセット200のカ
セットホルダ140への挿入動作を妨げない位置まで退避
することになる。さらにカセットホルダ140に対して標
準型テープカセット200を挿入していくと、標準型テー
プカセット200が標準カセットストッパ部145に当接し、
カセットホルダ140に完全に収納されることとなる。従
って、モータ(図示せず)により駆動されるワイパーアー
ム160によって、標準型テープカセット200と一体となっ
たカセットホルダ140が、サイドプレート150のガイド溝
152に案内されて摺動する。図3に示す状態からワイパ
ーアーム160が時計方向に回転すると、図4に示す状態
となる。この状態においては、駆動レバー30は、係合レ
バー20からではなくワイパーアーム160の端面カム部163
より回転モーメントを受ける。このように駆動レバー30
の被駆動部34が端面カム部163に圧接する状態は、ワイ
パーアーム160によって標準型テープカセット200がテー
プ駆動手段103に装着されるまで継続する。さらにワイ
パーアーム160が時計方向に回転すると、図5に示すよ
うに、標準型テープカセット200がテープ駆動手段103に
装着される。駆動レバー30の被駆動部34は端面カム部16
3に圧接しているので、係合レバー20は、図4に示す状
態よりさらに時計方向に回転し、そのカセット係合部23
は、ブラインダ120の回動を妨げない位置に退避するこ
ととなる。一方、ブラインダ120は、標準型テープカセ
ット200と離間するので、第1位置まで復帰する。
【0014】次に、標準型テープカセット200を装置本
体100より排出する動作について述べる。図5におい
て、係合レバー20はブラインダ120の回転を妨げない位
置、かつ、ブラインダ120の回転規制を行わない位置に
退避している。ここで、まず、ブラインダ120がブライ
ンダオープナー(図示せず)によって第1位置から第3位
置まで反時計方向に回転する。次に、ワイパーアーム16
0がモータ(図示せず)によってワイパーアーム同期軸162
と一体的に反時計方向に回転する。標準型テープカセッ
ト200と一体になっているカセットホルダ140は、サイド
プレート150のガイド溝152に案内されて摺動する。その
後ワイパーアーム160が反時計方向に回転し、図4に示
す回転位相にある場合に着目すると、駆動レバー30は駆
動レバーばね35の付勢力によりワイパーアーム160の端
面カム部163に圧接して係合レバー20を標準型テープカ
セット200の排出動作を妨げない位置に退避させている
と共に、標準型テープカセット200と係合レバー20が係
合可能な位置関係にある。即ち、この時点では、係合レ
バー20は駆動レバー30を介して端面カム部163より回転
モーメントを受ける一方、標準型テープカセット200よ
り回転モーメントを受けられる待機状態にある。従っ
て、この後、ワイパーアーム160がさらに反時計方向に
回転して、図3に示す回転位相になると、駆動レバー30
は、標準型テープカセット200より回転モーメントを受
ける係合レバー20により駆動されると共に、端面カム部
163より離間する。その後、標準型テープカセット200を
カセットホルダ140より取り出す動作においては、ま
ず、解除部14にて標準型テープカセット200と係合して
いた小型カセットストッパレバー10が標準型テープカセ
ット200との係合関係を解除し、板ばね11の付勢力によ
りストッパレバー軸回りに図3の反時計方向に回転して
図2に示す初期状態に戻る。次に、標準カセット第1当
接部122および標準カセット第2当接部123にて当接して
いたブラインダ120が標準型テープカセット200のカセッ
トホルダ140からの取り出し動作に連動して時計方向に
回転する。この時点でも、係合レバー20はカセット係合
部23にて標準型テープカセット200と係合しているの
で、図3に示す回転位相のままである。そして、ブライ
ンダ120が時計方向に所定の角度分回転すると、標準型
テープカセット200と係合レバー20との係合関係が徐々
に解除されて、係合レバー20は駆動レバー30を介して伝
達される駆動レバーばね35の付勢力により次第に係合レ
バー軸22回り反時計方向に回転する。ブラインダ120は
既に所定角度分だけ回転しているので、係合レバー20の
規制部24も図2に示すブラインダ120の規制位置に復帰
することが可能となっている。よって、最終的に標準型
テープカセット200を装置本体100より完全に取り出す
と、ブラインダ120は第1位置に戻り、かつ、係合レバ
ー20も駆動レバーばね35の付勢力により図2に示す初期
位置に戻る。また、係合レバー20の前述した動作に連動
して、駆動レバー30も図2に示す初期位置に復帰して、
その被駆動部34が端面カム部163に圧接することとな
る。このようにして、標準型テープカセット200の装置
本体100への装着,装置本体100からの排出動作が可能と
なる。
体100より排出する動作について述べる。図5におい
て、係合レバー20はブラインダ120の回転を妨げない位
置、かつ、ブラインダ120の回転規制を行わない位置に
退避している。ここで、まず、ブラインダ120がブライ
ンダオープナー(図示せず)によって第1位置から第3位
置まで反時計方向に回転する。次に、ワイパーアーム16
0がモータ(図示せず)によってワイパーアーム同期軸162
と一体的に反時計方向に回転する。標準型テープカセッ
ト200と一体になっているカセットホルダ140は、サイド
プレート150のガイド溝152に案内されて摺動する。その
後ワイパーアーム160が反時計方向に回転し、図4に示
す回転位相にある場合に着目すると、駆動レバー30は駆
動レバーばね35の付勢力によりワイパーアーム160の端
面カム部163に圧接して係合レバー20を標準型テープカ
セット200の排出動作を妨げない位置に退避させている
と共に、標準型テープカセット200と係合レバー20が係
合可能な位置関係にある。即ち、この時点では、係合レ
バー20は駆動レバー30を介して端面カム部163より回転
モーメントを受ける一方、標準型テープカセット200よ
り回転モーメントを受けられる待機状態にある。従っ
て、この後、ワイパーアーム160がさらに反時計方向に
回転して、図3に示す回転位相になると、駆動レバー30
は、標準型テープカセット200より回転モーメントを受
ける係合レバー20により駆動されると共に、端面カム部
163より離間する。その後、標準型テープカセット200を
カセットホルダ140より取り出す動作においては、ま
ず、解除部14にて標準型テープカセット200と係合して
いた小型カセットストッパレバー10が標準型テープカセ
ット200との係合関係を解除し、板ばね11の付勢力によ
りストッパレバー軸回りに図3の反時計方向に回転して
図2に示す初期状態に戻る。次に、標準カセット第1当
接部122および標準カセット第2当接部123にて当接して
いたブラインダ120が標準型テープカセット200のカセッ
トホルダ140からの取り出し動作に連動して時計方向に
回転する。この時点でも、係合レバー20はカセット係合
部23にて標準型テープカセット200と係合しているの
で、図3に示す回転位相のままである。そして、ブライ
ンダ120が時計方向に所定の角度分回転すると、標準型
テープカセット200と係合レバー20との係合関係が徐々
に解除されて、係合レバー20は駆動レバー30を介して伝
達される駆動レバーばね35の付勢力により次第に係合レ
バー軸22回り反時計方向に回転する。ブラインダ120は
既に所定角度分だけ回転しているので、係合レバー20の
規制部24も図2に示すブラインダ120の規制位置に復帰
することが可能となっている。よって、最終的に標準型
テープカセット200を装置本体100より完全に取り出す
と、ブラインダ120は第1位置に戻り、かつ、係合レバ
ー20も駆動レバーばね35の付勢力により図2に示す初期
位置に戻る。また、係合レバー20の前述した動作に連動
して、駆動レバー30も図2に示す初期位置に復帰して、
その被駆動部34が端面カム部163に圧接することとな
る。このようにして、標準型テープカセット200の装置
本体100への装着,装置本体100からの排出動作が可能と
なる。
【0015】次に、小型テープカセット210を装置本体1
00に装着する動作について述べる。ブラインダ120に設
けた標準カセット第1当接部122および標準カセット第
2当接部123により小型テープカセット210の装置本体10
0への挿入位置が明確になっていることは先ほどにも述
べた。また、係合レバー20のカセット係合部23および小
型カセットストッパレバー10の解除部14は、図1に示す
ように、カセット挿入口111の所定位置より挿入する小
型テープカセット210に係合しない位置にある。まず、
図2に示す初期状態から小型テープカセット210をカセ
ット挿入口111の所定位置より挿入する。すると、小型
テープカセット210はカセット係合部23には係合せず
に、ブラインダ120の標準カセット第1当接部122の右端
部122aおよび標準カセット第2当接部123の左端部123a
により図1矢印x,x′方向の規制を受け、かつ、ブラ
インダ120の下縁部120aに当接しながらブラインダ120を
図6の反時計方向に回転させる。従って、係合レバー20
が図6に示す初期位置のままであるため、ブラインダ12
0は、その背面部120bが係合レバー20の規制部24に当接
する位置、即ち、第2位置までしか回転できない。さら
に、小型テープカセット210をカセットホルダ140に挿入
していくと、小型テープカセット210は小型カセットス
トッパレバー10の解除部14に係合することなしにストッ
パ部13に当接し、カセットホルダ140に完全に収納され
ることとなる。従って、モータ(図示せず)により駆動さ
れるワイパーアーム160によって、小型テープカセット2
10と一体となったカセットホルダ140が、サイドプレー
ト150のガイド溝152に案内されて摺動する。そして、ワ
イパーアーム160がワイパーアーム同期軸162と一体的に
図6の時計方向に回転して、図7に示すようにテープ駆
動手段103に装着される。ここで図6から図7に至るカ
セットホルダ140の摺動動作中において、駆動レバー30
は、ワイパーアーム160の端面カム部163の形状に応じて
駆動レバー軸32回り反時計方向に回転し、係合レバー20
は駆動レバー30に連動して係合レバー軸22回り時計方向
に回転し、かつ、ブラインダ120もブラインダオープナ
ー(図示せず)によって第2位置から第3位置に回転する
ものの、小型テープカセット210,カセットホルダ140の
動作に何等の影響を与えない。
00に装着する動作について述べる。ブラインダ120に設
けた標準カセット第1当接部122および標準カセット第
2当接部123により小型テープカセット210の装置本体10
0への挿入位置が明確になっていることは先ほどにも述
べた。また、係合レバー20のカセット係合部23および小
型カセットストッパレバー10の解除部14は、図1に示す
ように、カセット挿入口111の所定位置より挿入する小
型テープカセット210に係合しない位置にある。まず、
図2に示す初期状態から小型テープカセット210をカセ
ット挿入口111の所定位置より挿入する。すると、小型
テープカセット210はカセット係合部23には係合せず
に、ブラインダ120の標準カセット第1当接部122の右端
部122aおよび標準カセット第2当接部123の左端部123a
により図1矢印x,x′方向の規制を受け、かつ、ブラ
インダ120の下縁部120aに当接しながらブラインダ120を
図6の反時計方向に回転させる。従って、係合レバー20
が図6に示す初期位置のままであるため、ブラインダ12
0は、その背面部120bが係合レバー20の規制部24に当接
する位置、即ち、第2位置までしか回転できない。さら
に、小型テープカセット210をカセットホルダ140に挿入
していくと、小型テープカセット210は小型カセットス
トッパレバー10の解除部14に係合することなしにストッ
パ部13に当接し、カセットホルダ140に完全に収納され
ることとなる。従って、モータ(図示せず)により駆動さ
れるワイパーアーム160によって、小型テープカセット2
10と一体となったカセットホルダ140が、サイドプレー
ト150のガイド溝152に案内されて摺動する。そして、ワ
イパーアーム160がワイパーアーム同期軸162と一体的に
図6の時計方向に回転して、図7に示すようにテープ駆
動手段103に装着される。ここで図6から図7に至るカ
セットホルダ140の摺動動作中において、駆動レバー30
は、ワイパーアーム160の端面カム部163の形状に応じて
駆動レバー軸32回り反時計方向に回転し、係合レバー20
は駆動レバー30に連動して係合レバー軸22回り時計方向
に回転し、かつ、ブラインダ120もブラインダオープナ
ー(図示せず)によって第2位置から第3位置に回転する
ものの、小型テープカセット210,カセットホルダ140の
動作に何等の影響を与えない。
【0016】次に、小型テープカセット210の装置本体1
00より排出する動作について述べる。図7において、係
合レバー20はブラインダ120の回転を妨げない位置、か
つ、ブラインダ120の回転規制を行わない位置に退避し
ている。ここで、まず、ブラインダ120が第1位置から
ブラインダオープナー(図示せず)によって反転時計方向
に回転する。この時、ブラインダ120は、係合レバー20
が図7に示す回転位置にあり、規制部24による回転規制
を解除されているので、第3位置まで回転する。次に、
ワイパーアーム160がモータ(図示せず)によってワイパ
ーアーム同期軸162と一体的に反時計方向に回転する。
小型テープカセット210と一体になっているカセットホ
ルダ140は、サイドプレート150のガイド溝152に案内さ
れて摺動し、図6に示す位置まで移動する。ここで、図
7から図6に至るカセットホルダ140の摺動動作中にお
いて、ブラインダ120はいったんブラインダオープナー
(図示せず)によって第3位置まで駆動されるものの、ブ
ラインダ120の自重により図6に示す第2位置まで回転
する。ブラインダ120のこの回転後、係合レバー20は駆
動レバー30を介して伝達される駆動レバーばね35の付勢
力により図6に示すブラインダ120の規制位置まで回転
する。この後、小型テープカセット210をカセットホル
ダ140より取り出す動作に追従してブラインダ120が時計
方向に回転して第1位置に戻り、図2に示す初期状態と
なる。
00より排出する動作について述べる。図7において、係
合レバー20はブラインダ120の回転を妨げない位置、か
つ、ブラインダ120の回転規制を行わない位置に退避し
ている。ここで、まず、ブラインダ120が第1位置から
ブラインダオープナー(図示せず)によって反転時計方向
に回転する。この時、ブラインダ120は、係合レバー20
が図7に示す回転位置にあり、規制部24による回転規制
を解除されているので、第3位置まで回転する。次に、
ワイパーアーム160がモータ(図示せず)によってワイパ
ーアーム同期軸162と一体的に反時計方向に回転する。
小型テープカセット210と一体になっているカセットホ
ルダ140は、サイドプレート150のガイド溝152に案内さ
れて摺動し、図6に示す位置まで移動する。ここで、図
7から図6に至るカセットホルダ140の摺動動作中にお
いて、ブラインダ120はいったんブラインダオープナー
(図示せず)によって第3位置まで駆動されるものの、ブ
ラインダ120の自重により図6に示す第2位置まで回転
する。ブラインダ120のこの回転後、係合レバー20は駆
動レバー30を介して伝達される駆動レバーばね35の付勢
力により図6に示すブラインダ120の規制位置まで回転
する。この後、小型テープカセット210をカセットホル
ダ140より取り出す動作に追従してブラインダ120が時計
方向に回転して第1位置に戻り、図2に示す初期状態と
なる。
【0017】最後に、小型テープカセット210をカセッ
ト挿入口111の所定位置でない位置より挿入した場合に
ついて述べる。例えば、小型テープカセット210をブラ
インダ120の標準カセット第2当接部123に当接しながら
挿入した場合、小型テープカセット210が図1における
右側の係合レバー20のカセット係合部23に係合する。こ
の係合により、右側の係合レバー20は、図2において係
合レバー軸22回り時計方向に回転すると共に、その規制
部24は図2の二点鎖線で示すブラインダ120の非規制位
置まで回転する。しかしながら、一対の係合レバー20間
の最短距離S1は、小型テープカセット210の最大寸法S
0に対して、数1の式に示した値に設定されているの
で、小型テープカセット210と左側の係合レバー20との
係合関係はあり得ない。さらに、左側の係合レバー20
は、図2の実線で示した位置にあるため、その規制部24
はブラインダ120を第2位置に回転規制する位置にあ
る。従って、小型テープカセット210がブラインダ120に
図2の反時計方向の回転モーメントを与えても、ブライ
ンダ120は図2で二点鎖線で示す第2位置までしか回転
できないことになる。他方、ブラインダ120には、標準
カセット第2当接部123が小型カセット当接部121に比べ
所定量h1だけ突起しているため、図2に示す状態にお
いて、ブラインダ120とカセットホルダ140底面との最短
距離T1が、小型テープカセット210の厚み寸法T0に対
して、数2の式で与えられる関係となる。従って、カセ
ット挿入口111の不正規な位置より挿入された小型テー
プカセット210は、ブラインダ120によりその挿入を阻止
されることとなる。他方、小型テープカセット210が図
1の左側の係合レバー20に係合した場合についても、同
様に、右側の係合レバー20の規制部24によりブラインダ
120の回転位置が第2位置に規制されるため、小型テー
プカセット210の挿入が不可能となる。
ト挿入口111の所定位置でない位置より挿入した場合に
ついて述べる。例えば、小型テープカセット210をブラ
インダ120の標準カセット第2当接部123に当接しながら
挿入した場合、小型テープカセット210が図1における
右側の係合レバー20のカセット係合部23に係合する。こ
の係合により、右側の係合レバー20は、図2において係
合レバー軸22回り時計方向に回転すると共に、その規制
部24は図2の二点鎖線で示すブラインダ120の非規制位
置まで回転する。しかしながら、一対の係合レバー20間
の最短距離S1は、小型テープカセット210の最大寸法S
0に対して、数1の式に示した値に設定されているの
で、小型テープカセット210と左側の係合レバー20との
係合関係はあり得ない。さらに、左側の係合レバー20
は、図2の実線で示した位置にあるため、その規制部24
はブラインダ120を第2位置に回転規制する位置にあ
る。従って、小型テープカセット210がブラインダ120に
図2の反時計方向の回転モーメントを与えても、ブライ
ンダ120は図2で二点鎖線で示す第2位置までしか回転
できないことになる。他方、ブラインダ120には、標準
カセット第2当接部123が小型カセット当接部121に比べ
所定量h1だけ突起しているため、図2に示す状態にお
いて、ブラインダ120とカセットホルダ140底面との最短
距離T1が、小型テープカセット210の厚み寸法T0に対
して、数2の式で与えられる関係となる。従って、カセ
ット挿入口111の不正規な位置より挿入された小型テー
プカセット210は、ブラインダ120によりその挿入を阻止
されることとなる。他方、小型テープカセット210が図
1の左側の係合レバー20に係合した場合についても、同
様に、右側の係合レバー20の規制部24によりブラインダ
120の回転位置が第2位置に規制されるため、小型テー
プカセット210の挿入が不可能となる。
【0018】以上のように、本実施例によれば、標準型
テープカセットを使用する際には、係止手段である係合
レバーと標準型テープカセットとが係合して、覆い手段
であるブラインダが第1位置と第3位置とに移動可能と
なり、それ以外の場合には、係止手段によって覆い手段
が第1位置と第2位置とに移動範囲を規制される。従っ
て、使用者が、小型テープカセットを誤ってカセット挿
入口の所定位置でない位置より挿入しても、覆い手段に
てその誤挿入を迅速に、かつ、確実に阻止することがで
きる。また、保持手段であるカセットホルダが標準型テ
ープカセットと小型テープカセットを同一平面上に案内
し、小型テープカセットを保持手段に案内する際には係
止手段である小型カセットストッパレバーのストッパ部
がストッパとしての役割をし、一方、標準型テープカセ
ットを保持手段に案内する際には移動手段である小型カ
セットストッパレバーの解除部によって係止手段を標準
型テープカセットが保持手段に挿入する動作を妨げない
位置にまで退避させる。従って、小型テープカセットを
保持手段に案内するために必要としていた突出する案内
部の面積が減少し、部品配置を行う際の有効面積が増加
する。
テープカセットを使用する際には、係止手段である係合
レバーと標準型テープカセットとが係合して、覆い手段
であるブラインダが第1位置と第3位置とに移動可能と
なり、それ以外の場合には、係止手段によって覆い手段
が第1位置と第2位置とに移動範囲を規制される。従っ
て、使用者が、小型テープカセットを誤ってカセット挿
入口の所定位置でない位置より挿入しても、覆い手段に
てその誤挿入を迅速に、かつ、確実に阻止することがで
きる。また、保持手段であるカセットホルダが標準型テ
ープカセットと小型テープカセットを同一平面上に案内
し、小型テープカセットを保持手段に案内する際には係
止手段である小型カセットストッパレバーのストッパ部
がストッパとしての役割をし、一方、標準型テープカセ
ットを保持手段に案内する際には移動手段である小型カ
セットストッパレバーの解除部によって係止手段を標準
型テープカセットが保持手段に挿入する動作を妨げない
位置にまで退避させる。従って、小型テープカセットを
保持手段に案内するために必要としていた突出する案内
部の面積が減少し、部品配置を行う際の有効面積が増加
する。
【0019】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明に
よれば、カセット挿入口より挿入した標準型テープカセ
ットを第1の所定位置にて保持し、かつ、カセット挿入
口より挿入した標準型テープカセットより小型の小型テ
ープカセットを第2の所定位置にて保持する保持手段
と、カセット挿入口より挿入した小型テープカセットを
保持手段の第2の所定位置に案内する案内部を有し、か
つ、保持手段の標準型テープカセットを挿入する部分を
ほぼ覆う第1位置と、案内部によって小型テープカセッ
トを保持手段の第2の所定位置に案内するとともに、小
型テープカセットをカセット挿入口の所定位置以外の位
置より挿入した場合、小型テープカセットを保持手段に
挿入する動作を阻止できる第2位置と、標準型テープカ
セットを保持手段に挿入する動作を妨げない第3位置と
に往復移動可能な覆い手段と、カセット挿入口より挿入
した標準型テープカセットに係合する係合部を有し、か
つ、第1位置と第2位置とに覆い手段の移動可能範囲を
規制する規制位置と、標準型テープカセットが係合部に
係合することにより覆い手段の第1位置から第3位置へ
の移動動作を妨げない非規制位置とに往復移動する係止
手段とを備え、カセット挿入口より挿入した小型テープ
カセットに係合しない位置に係合部を設けたことによ
り、使用者が、小型テープカセットを誤って装置本体の
所定位置でない位置より挿入しても、装置内の主要機能
部品には全く影響をおよぼさずに、覆い手段にてその誤
挿入を迅速に、かつ、確実に阻止することができるた
め、操作性/信頼性/安全性を向上させることができ
る。しかも、専用のアクチュエータ/センサ等を使用す
ることなしに、きわめて簡単な構成にて誤挿入を確実を
検知することができるため、コストパフォーマンスに富
んだ装置を提供することができる。
よれば、カセット挿入口より挿入した標準型テープカセ
ットを第1の所定位置にて保持し、かつ、カセット挿入
口より挿入した標準型テープカセットより小型の小型テ
ープカセットを第2の所定位置にて保持する保持手段
と、カセット挿入口より挿入した小型テープカセットを
保持手段の第2の所定位置に案内する案内部を有し、か
つ、保持手段の標準型テープカセットを挿入する部分を
ほぼ覆う第1位置と、案内部によって小型テープカセッ
トを保持手段の第2の所定位置に案内するとともに、小
型テープカセットをカセット挿入口の所定位置以外の位
置より挿入した場合、小型テープカセットを保持手段に
挿入する動作を阻止できる第2位置と、標準型テープカ
セットを保持手段に挿入する動作を妨げない第3位置と
に往復移動可能な覆い手段と、カセット挿入口より挿入
した標準型テープカセットに係合する係合部を有し、か
つ、第1位置と第2位置とに覆い手段の移動可能範囲を
規制する規制位置と、標準型テープカセットが係合部に
係合することにより覆い手段の第1位置から第3位置へ
の移動動作を妨げない非規制位置とに往復移動する係止
手段とを備え、カセット挿入口より挿入した小型テープ
カセットに係合しない位置に係合部を設けたことによ
り、使用者が、小型テープカセットを誤って装置本体の
所定位置でない位置より挿入しても、装置内の主要機能
部品には全く影響をおよぼさずに、覆い手段にてその誤
挿入を迅速に、かつ、確実に阻止することができるた
め、操作性/信頼性/安全性を向上させることができ
る。しかも、専用のアクチュエータ/センサ等を使用す
ることなしに、きわめて簡単な構成にて誤挿入を確実を
検知することができるため、コストパフォーマンスに富
んだ装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
正面図である。
正面図である。
【図2】標準型テープカセットもしくは小型テープカセ
ットの挿入待機状態を示す図1のA矢視図である。
ットの挿入待機状態を示す図1のA矢視図である。
【図3】標準型テープカセットの装置への挿入完了を示
す図1のA矢視図である。
す図1のA矢視図である。
【図4】標準型テープカセットの装置への装着動作を示
す図1のA矢視図である。
す図1のA矢視図である。
【図5】標準型テープカセットの装置への装着完了を示
す図1のA矢視図である。
す図1のA矢視図である。
【図6】小型テープカセットの装置への挿入完了を示す
図1のA矢視図である。
図1のA矢視図である。
【図7】小型テープカセットの装置への装着完了を示す
図1のA矢視図である。
図1のA矢視図である。
10…小型カセットストッパレバー、 11…板ばね、 12
…ストッパレバー軸、13…ストッパ部、 14…解除部、
20…係合レバー、 22…係合レバー軸、 23…カセッ
ト係合部、 24…規制部、 30…駆動レバー、 32…駆
動レバー軸、33…駆動部、 34…被駆動部、 35…駆動
レバーばね、 100…装置本体、 101…シャーシ、
102…前面ブロック、 103…テープ駆動手段、 11
1…カセット挿入口、 120…ブラインダ、 121…小型
カセット当接部、 122…標準カセット第1当接部、 1
23…標準カセット第2当接部、 140…カセットホル
ダ、141…ガイド部、 145…標準カセットストッパ部、
150…サイドプレート、152…ガイド溝、 160…ワイ
パーアーム、 161…駆動溝、 162…ワイパーアーム同
期軸、 163…端面カム部、 200…標準型テープカセッ
ト、 210…小型テープカセット。
…ストッパレバー軸、13…ストッパ部、 14…解除部、
20…係合レバー、 22…係合レバー軸、 23…カセッ
ト係合部、 24…規制部、 30…駆動レバー、 32…駆
動レバー軸、33…駆動部、 34…被駆動部、 35…駆動
レバーばね、 100…装置本体、 101…シャーシ、
102…前面ブロック、 103…テープ駆動手段、 11
1…カセット挿入口、 120…ブラインダ、 121…小型
カセット当接部、 122…標準カセット第1当接部、 1
23…標準カセット第2当接部、 140…カセットホル
ダ、141…ガイド部、 145…標準カセットストッパ部、
150…サイドプレート、152…ガイド溝、 160…ワイ
パーアーム、 161…駆動溝、 162…ワイパーアーム同
期軸、 163…端面カム部、 200…標準型テープカセッ
ト、 210…小型テープカセット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−55754(JP,A) 特開 平2−281461(JP,A) 特開 平4−353660(JP,A) 特開 平5−94658(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/675 101
Claims (1)
- 【請求項1】 カセット挿入口より挿入した標準型テー
プカセットを第1の所定位置にて保持し、かつ、前記カ
セット挿入口より挿入した前記標準型テープカセットよ
り小型の小型テープカセットを第2の所定位置にて保持
する保持手段と、 前記カセット挿入口より挿入した前記小型テープカセッ
トを前記保持手段の前記第2の所定位置に案内する案内
部を有し、かつ、前記保持手段の前記標準型テープカセ
ットを挿入する部分をほぼ覆う第1位置と、前記案内部
によって前記小型テープカセットを前記保持手段の前記
第2の所定位置に案内するとともに、前記小型テープカ
セットを前記カセット挿入口の所定位置以外の位置より
挿入した場合、前記小型テープカセットを前記保持手段
に挿入する動作を阻止できる第2位置と、前記標準型テ
ープカセットを前記保持手段に挿入する動作を妨げない
第3位置とに往復移動可能な覆い手段と、 前記カセット挿入口より挿入した前記標準型テープカセ
ットに係合する係合部を有し、かつ、前記第1位置と前
記第2位置とに前記覆い手段の移動可能範囲を規制する
規制位置と、前記標準型テープカセットが前記係合部に
係合することにより前記覆い手段の前記第1位置から前
記第3位置への移動動作を妨げない非規制位置とに往復
移動する係止手段とを備え、前記カセット挿入口より挿
入した前記小型テープカセットに係合しない位置に前記
係合部を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4000936A JP2992852B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4000936A JP2992852B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05182324A JPH05182324A (ja) | 1993-07-23 |
| JP2992852B2 true JP2992852B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=11487563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4000936A Expired - Fee Related JP2992852B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2992852B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP4000936A patent/JP2992852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05182324A (ja) | 1993-07-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11250543A (ja) | 記録媒体記録再生装置 | |
| CN1022143C (zh) | 磁带盒支持器装置 | |
| US4918551A (en) | Apparatus for loading a record medium cassette | |
| US5053902A (en) | Device for preventing tape cassette from erroneous insertion into tape deck | |
| JP2992852B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US5808831A (en) | Disk driving apparatus with reduced site and thickness | |
| US6185066B1 (en) | Magnetic disk drive | |
| JP2621567B2 (ja) | 記録再生装置 | |
| JP2529484B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US6714505B2 (en) | Disk device with width-varying mechanism | |
| JPH0675327B2 (ja) | 情報記憶装置 | |
| JPH05174473A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH05282762A (ja) | カートリッジ挿入口のドア開閉装置 | |
| JP2822703B2 (ja) | テープ駆動装置 | |
| JP2624150B2 (ja) | カセット装着装置 | |
| JP3517878B2 (ja) | カセット装着装置 | |
| JPH0731396Y2 (ja) | カセツトの二重挿入防止装置 | |
| JP2779230B2 (ja) | ケース装着・排出機構 | |
| JP2001014760A (ja) | カセット装着装置 | |
| JP2002288919A (ja) | カートリッジ式記録・再生装置 | |
| JPH0417155A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS62219360A (ja) | カセツトロ−デイング装置 | |
| JPH0758568B2 (ja) | カセット型磁気テープ装置 | |
| JPH0711882B2 (ja) | カセット型磁気テープ装置 | |
| JPH04360054A (ja) | 磁気記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |