JP2990507B2 - 信号発生装置および隣接・隣々接チャネル漏洩電力測定システム - Google Patents

信号発生装置および隣接・隣々接チャネル漏洩電力測定システム

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JP2990507B2 JP16290598A JP16290598A JP2990507B2 JP 2990507 B2 JP2990507 B2 JP 2990507B2 JP 16290598 A JP16290598 A JP 16290598A JP 16290598 A JP16290598 A JP 16290598A JP 2990507 B2 JP2990507 B2 JP 2990507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号に
よって変調された信号を出力する信号発生装置におい
て、出力信号の隣接チャネル漏洩電力および隣々接チャ
ネル漏洩電力を低減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディジタル移動体システムでは周
波数帯をチャネル化し、使用するチャネルを選択して通
信を行っている。
【0003】この場合、ある所望のチャネルで通信中
に、その近傍のチャネルである隣接チャネルや隣々接チ
ャネルからの所望チャネルへの信号のリークがあれば、
通信の品質の悪化につながる。
【0004】このため、ディジタル移動体システムに使
用される機器やデバイスの測定を行う場合、隣接チャネ
ルや隣々接チャネルへ漏洩する電力の大きさが重要な評
価対象となる。
【0005】これらの漏洩電力の測定を行う場合、図5
に示すように、信号発生装置10からディジタル信号で
変調された特定チャネルのディジタル変調信号を増幅器
等のような被測定回路1に入力し、被測定回路1から出
力される信号をスペクトラムアナライザ11に入力し、
スペクトラムアナライザ11に表示されるスペクトラム
波形あるいはスペクトラム波形信号から、隣接チャネル
や隣々接チャネルへ漏洩する電力の大きさを測定してい
た。
【0006】ところで、このような測定システムでは、
信号発生装置10自身の隣接チャネル漏洩電力や隣々接
チャネル漏洩電力の大きさで測定限界が決まってしま
い、信号発生装置10の出力信号自身の隣接チャネル漏
洩電力や隣々接チャネル漏洩電力が、被測定回路1に起
因して発生する隣接チャネル漏洩電力や隣々接チャネル
漏洩電力に大きさに比べて、十分に小さくなくては被測
定回路1自身の特性を正しく把握することはできない。
【0007】一般に信号発生装置による隣接チャネル漏
洩電力は主に信号発生装置の内部回路の非直線性により
発生する歪成分(例えば、所望の帯域内の2つの信号が
回路の非直線性によって混変調を起こしてその周波数差
の3次歪の周波数成分である2信号3次歪が近傍の帯域
に入ってくる)であり、隣々接チャネル漏洩電力は主に
内部回路のS/Nに依存して悪化する。
【0008】このため、従来では、信号発生装置内の回
路の直線性を改善したり素子を選択吟味して出力信号の
隣接チャネル漏洩電力や隣々接チャネル漏洩電力がとも
に低レベルとなるようにして、移動体通信システムの機
器やデバイスの隣接チャネルや隣々接チャネルの漏洩電
力を測定している。
【0009】例えば、移動体通信システムのうち、現在
実用化されているPHS等のようなTDMA(タイムデ
ビジョンマルチアクセス)方式の移動機器の隣々接チャ
ネル漏洩電力は、使用チャネルの電力に対して−60d
B以下と規定されており、この種の機器を測定するため
の信号発生装置として、出力信号の隣々接チャネル漏洩
電力がほぼ−70dB程度のものが実現されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同じ移
動体通信システムでも現在実現化に向かっているCDM
A(コードドメインマルチアクセス)方式の隣々接チャ
ネル漏洩電力は、従来のTDMA方式より10dBも低
い−70dB以下に規定されており、この方式の通信機
器やその機器に使用するデバイスの隣々接チャネル漏洩
電力を正確に測定するためには、信号発生装置の出力信
号の隣々接チャネル漏洩電力が−80dB以下でなけれ
ばならず、従来のような信号発生装置でこのような低い
レベルの漏洩電力を正確に測定することは極めて困難で
あった。これは、隣接チャネル漏洩電力の場合も同様で
ある。
【0011】本発明は、この問題を解決し、被測定物の
隣接チャネル漏洩電力と隣々接チャネル漏洩電力を低レ
ベルまで正確に測定できる信号発生装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の信号発生装置は、ディジタル信
号とキャリア信号とを直交変調器(23)に入力して、
前記キャリア信号の周波数に対応する所定チャネルのデ
ィジタル変調信号を生成し、該生成したディジタル変調
信号を増幅器(26)に入力し、該増幅器から出力され
たディジタル変調信号を出力端子(20a)から出力す
る信号発生装置(20)において、前記直交変調器の前
段に設けられ、該直交変調器に入力されるディジタル信
号のレベルを可変するための第1のレベル可変手段(2
2a、22b)と、前記直交変調器と前記増幅器の間に
設けられ、前記増幅器に入力されるディジタル変調信号
のレベルを可変するための第2のレベル可変手段(2
5)と、前記所定チャネルから該所定チャネルに隣接す
る隣接チャネルへの漏洩電力を低減する第1のモード
と、前記所定チャネルから前記隣接チャネルを挟んで前
記所定チャネルに隣接する隣々接チャネルへの漏洩電力
を低減する第2のモードのいずれかを任意に指定するモ
ード指定手段(29)と、前記モード指定手段によって
第1のモードが指定されたときには、前記所定チャネル
のディジタル変調信号の出力電力に対する隣接チャネル
の漏洩電力が所定以下となるように前記第1のレベル可
変手段および第2のレベル可変手段を設定し、第2のモ
ードが指定されたときには、前記所定チャネルのディジ
タル変調信号の出力電力に対する隣々接チャネルの漏洩
電力が所定以下となるように前記第1のレベル可変手段
および第2のレベル可変手段を設定するレベルダイヤグ
ラム切換手段(30)とを設けたことを特徴としてい
る。
【0013】また、本発明の請求項2の信号発生装置
は、ディジタル信号とキャリア信号とを直交変調器(2
3)に入力して、前記キャリア信号の周波数に対応する
所定チャネルのディジタル変調信号を生成し、該生成し
たディジタル変調信号を増幅器(26)に入力し、該増
幅器から出力されたディジタル変調信号を可変減衰器
(27)を介して出力端子(20a)から出力する信号
発生装置(20)において、前記直交変調器の前段に設
けられ、該直交変調器に入力されるディジタル信号のレ
ベルを可変するための第1のレベル可変手段(22a、
22b)と、前記直交変調器と前記増幅器の間に設けら
れ、前記増幅器に入力されるディジタル変調信号のレベ
ルを可変するための第2のレベル可変手段(25)と、
前記所定チャネルから該所定チャネルに隣接する隣接チ
ャネルへの漏洩電力を低減する第1のモードと、前記所
定チャネルから前記隣接チャネルを挟んで前記所定チャ
ネルに隣接する隣々接チャネルへの漏洩電力を低減する
第2のモードのいずれかを任意に指定するモード指定手
段(29)と、前記モード指定手段によって第1のモー
ドが指定されたときには、前記所定チャネルのディジタ
ル変調信号の出力電力に対する隣接チャネルの漏洩電力
が所定以下となるように前記第1のレベル可変手段およ
び第2のレベル可変手段を設定し、第2のモードが指定
されたときには、前記所定チャネルのディジタル変調信
号の出力電力に対する隣々接チャネルの漏洩電力が所定
以下となるように前記第1のレベル可変手段および第2
のレベル可変手段を設定するレベルダイヤグラム切換手
段(30)と、前記モード指定によって指定されるモー
ドに応じて前記可変減衰器の減衰量を変化させて前記出
力端子から出力されるディジタル変調信号のレベルがモ
ードの切り換えによって変化しないようにする補正手段
(31)とを設けたことを特徴としている。
【0014】また、本発明の請求項3の隣接チャネル・
隣々接チャネル漏洩電力測定システムは、ディジタル信
号とキャリア信号とを直交変調器(23)に入力して、
前記キャリア信号の周波数に対応する所定チャネルのデ
ィジタル変調信号を生成し、該生成したディジタル変調
信号を増幅器(26)に入力し、該増幅器から出力され
たディジタル変調信号を可変減衰器(27)を介して出
力端子(20a)から出力する信号発生装置(20)
と、前記信号発生装置の出力端子から出力されたディジ
タル変調信号を受けた被測定回路の出力信号のスペクト
ラムを分析する受信周波数掃引型のスペクトラムアナラ
イザ(40)とからなる隣接・隣々接チャネル漏洩電力
測定システムにおいて、前記スペクトラムアナライザ
は、受信周波数情報を出力するように構成されており、
前記信号発生装置は、前記直交変調器の前段に設けら
れ、該直交変調器に入力されるディジタル信号のレベル
を可変するための第1のレベル可変手段(22a、22
b)と、前記直交変調器と前記増幅器の間に設けられ、
前記増幅器に入力されるディジタル変調信号のレベルを
可変するための第2のレベル可変手段(25)と、前記
周波数チャネルから該所定チャネルに隣接する隣接チャ
ネルへの漏洩電力が前記所定チャネルのディジタル変調
信号の出力電力に対して所定以下となるように前記第1
のレベル可変手段および第2のレベル可変手段を設定す
る第1のモードと、前記所定チャネルから前記隣接チャ
ネルを挟んで前記所定チャネルに隣接する隣々接チャネ
ルへの漏洩電力が前記所定チャネルのディジタル変調信
号の出力電力に対して所定以下となるように前記第1の
レベル可変手段および第2のレベル可変手段を設定する
第2のモードとを有し、前記スペクトラムアナライザの
受信周波数が隣接チャネルの帯域にある間は前記第1の
モード、前記スペクトラムアナライザの受信周波数が隣
々接チャネルの帯域にある間は前記第2のモードとなる
ように切り換えるレベルダイアグラム切換手段(30)
と、前記レベルダイアグラム切換手段のモードに応じて
前記可変減衰器の減衰量を変化させ前記出力端子から出
力されるディジタル変調信号のレベルがモードの切り換
えによって変化しないようにする補正手段(31)とを
有しており、前記スペクトラムアナライザの受信周波数
が隣接チャネルまたは隣々接チャネルに切り換わるのに
対応して、前記信号発生装置の前記第1のレベル可変手
段および第2のレベル可変手段が切り換えられて、被測
定回路の出力信号の隣接チャネル漏洩電力および隣々接
チャネル漏洩電力を測定できるようにしたことを特徴と
している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の信号
発生装置20の構成を示している。
【0016】図1において、ディジタル信号出力回路2
1は、所定パターンの直交する2つのディジタル信号I
0 、Q0 を、この実施形態の第1のレベル可変手段とし
ての可変減衰器22a、22bにそれぞれ入力する。な
お、ディジタル信号I0 、Q0 のレベルは例えば0dB
mとする。
【0017】可変減衰器22a、22bは、後述するレ
ベルダイヤグラム切換手段30からの制御信号に対応し
た減衰量Laでディジタル信号I0 、Q0 を減衰し、減
衰したディジタル信号I1 、Q1 を直交変調器23に入
力する。
【0018】直交変調器23は、キャリア信号発生器2
4から出力されたキャリア信号をディジタル信号I1
1 によって直交変調し、その変調によって得られたデ
ィジタル変調信号A0 をこの実施形態の第2のレベル可
変手段としての可変減衰器25に出力する。
【0019】なお、ここで、直交変調器23の損失は3
dBとし、入力されるディジタル信号I1 、Q1 のレベ
ルが−10dBm以下であれば直交変調器23の非直線
性による歪み(例えば2信号3次歪)は隣接チャネル漏
洩電力測定への影響を無視できるほど低いレベルに抑圧
され、また、入力されるディジタル信号I1 、Q1 のレ
ベルが−3dBm以上であれば直交変調器23から出力
されるディジタル変調信号A0 のS/Nは隣々接チャネ
ル漏洩電力測定に対して必要十分になるものとする。
【0020】キャリア信号発生器24は、所定のチャネ
ルCH(n)に対応した周波数のキャリア信号を出力す
るものであり、周波数の可変を少なくともチャネルステ
ップで行えるように構成されている。
【0021】可変減衰器25は、可変減衰器22a、2
2bと同様に、直交変調器23から出力されたディジタ
ル変調信号A0 を後述するレベルダイヤグラム切換手段
30からの制御信号に対応した減衰量Lbで減衰し、こ
の減衰したディジタル変調信号A1 を増幅器26に入力
する。
【0022】増幅器26は、可変減衰器25から出力さ
れたディジタル変調信号A1 を増幅し、その増幅したデ
ィジタル変調信号A2 を出力レベル設定用の可変減衰器
27に出力する。
【0023】ここで、例えば増幅器26の利得は26d
Bとし、入力されるディジタル変調信号A1 のレベルが
−20dBm以下であれば増幅器26の非直線性によっ
て発生する歪みは被測定回路の隣接チャネルの測定に影
響を与えない低いレベルに抑圧され、また、入力される
ディジタル変調信号A1 のレベルが−9dBm以上であ
れば増幅器26から出力されるディジタル変調信号A2
のS/Nは被測定回路の隣々接チャネルの測定に対して
必要十分なものになるとする。
【0024】可変減衰器27は、増幅器26から出力さ
れたディジタル変調信号A2 を後述する補正手段31の
出力値Lpに対応した減衰量で減衰し、減衰したディジ
タル変調信号A3 をこの信号発生装置20の出力信号と
して出力端子20aから出力する。
【0025】出力レベル設定器28は、出力端子20a
から出力されるディジタル変調信号A3 のレベルを設定
するためのものであり、例えば、出力したいディジタル
変調信号A3 のレベルがL0 のとき、(L0 −6)とな
る値Lを補正手段31へ出力する。
【0026】モード指定手段29は、例えば図示しない
操作部のボタン操作によって、この信号発生装置内での
歪の抑圧を優先して出力信号の隣接チャネル漏洩電力を
低減させるための第1のモードと、この信号発生装置内
でのS/Nを良くして出力信号の隣々接チャネル漏洩電
力を低減させる第2のモードのいずれかを指定するため
のものである。
【0027】レベルダイヤグラム切換手段30は、第1
のモードが指定されると、直交変調器23および増幅器
26に入力される信号のレベルが、S/Nより歪の抑圧
を優先したレベルとなるように可変減衰器22a、22
b、25の減衰量を設定し、第2のモードが指定された
ときには、直交変調器23および増幅器26に入力され
る信号のレベルが、歪の抑圧よりS/Nを優先したレベ
ルとなるように可変減衰器22a、22b、25の減衰
量を設定する。
【0028】補正手段31は、第1のモードが指定され
た時には出力レベル設定器28の出力値に等しい値Lp
(=L)を可変減衰器27に出力し、第2のモードが指
定されたときには、第1のモード時に可変減衰器27に
入力されるディジタル変調信号A2 のレベルと、第2の
モード時に可変減衰器27に入力されるディジタル変調
信号A2 のレベルとの差ΔLを出力レベル設定器28の
出力値Lから減じた値Lp=(L−ΔL)を可変減衰器
27に出力して、出力信号のレベルがモードの切り換え
によって変化しないようにする。
【0029】次に、この実施形態の信号発生装置20の
動作を説明する。例えば移動体通信システムに使用され
る機器の隣接チャネル漏洩電力を例えば0dBmの出力
信号によって測定する場合には、出力レベル設定器28
によって出力レベルL0 を例えば0dBmに設定すると
ともに、モード指定手段29によって第1のモードを指
定する。
【0030】このように第1のモード指定すると、レベ
ルダイヤグラム切換手段30は、この信号発生装置20
のレベルダイヤグラムを図2の(a)に示すように、S
/Nより歪の抑圧を優先したレベルダイヤグラムに設定
する。
【0031】即ち、可変減衰器22a、22bの減衰量
Laを10dBに設定し、可変減衰器25の減衰量Lb
を7dBに設定して、直交変調器23へ入力されるディ
ジタル信号I1 、Q1 をS/Nより歪の抑圧を優先した
−10dBmのレベルにし、増幅器26へ入力されるデ
ィジタル変調信号A1 をS/Nより歪の抑圧を優先した
−20dBmのレベルにして、増幅器26から出力され
るディジタル変調信号A2 の出力レベルを6dBmと
し、出力レベル設定用の可変減衰器27の減衰量が6d
Bになるようにして、0dBmのディジタル変調信号A
3 を出力端子20aから出力させる。
【0032】このように、S/Nよりの歪の抑圧を優先
したレベルダイヤグラムに設定した場合、直交変調器2
3および増幅器26は、ともに歪みによる隣接チャネル
への測定の影響が無視できる入力レベル範囲で動作する
ため、出力端子20aから出力される信号のスペクトラ
ム波形は、図3の(a)に示すように、使用チャネルC
H(n)の出力電力P(n)に対して、隣接チャネルC
H(n−1)、CH(n+1)の漏洩電力P(n−
1)、P(n+1)は非常に低いレベルに抑圧される。
なお、このとき、隣々接チャネルCH(n−2)、CH
(n+2)の漏洩電力P(n−2)、P(n+2)は、
比較的大きなレベルになるが隣接チャネルの測定への影
響は無視できる。なお、実際のスペクトラム波形は周波
数毎のスペクトラムの集まりであり、図3では便宜上そ
れらのスペクトラムのピーク値を結んだ包絡線で示して
いる。
【0033】このように隣接チャネルCH(n−1)、
CH(n+1)の漏洩電力P(n−1)、P(n+1)
が低レベルに抑圧された出力信号を被測定回路に入力す
れば、被測定回路自体の隣接チャネル漏洩電力を格段に
低いレベルまで正確に測定することができ、前記したC
DMA方式のように厳しい規格の機器やデバイスの隣接
チャネル漏洩電力の測定が可能となる。
【0034】また、移動体通信システムに使用される機
器の隣々接接チャネル漏洩電力を測定する場合には、モ
ード指定手段29によって第2のモードを指定する。
【0035】このように第2のモードを指定すると、レ
ベルダイヤグラム切換手段30は、装置のレベルダイヤ
グラムを図2の(b)に示すように、歪の抑圧よりS/
Nを優先したレベルダイヤグラムに設定する。
【0036】即ち、可変減衰器22a、22bの減衰量
Laを3dBに設定し、可変減衰器25の減衰量Lbを
3dBに設定して、直交変調器23に入力されるディジ
タル信号I1 、Q1 を歪の抑圧よりS/Nを優先した−
3dBmのレベルにし、増幅器26に入力されるディジ
タル変調信号A1 の入力レベルを歪の抑圧よりS/Nを
優先した−9dBmのレベルにして、増幅器26から出
力されるディジタル変調信号A2 のレベルを17dBm
とし、出力レベル設定用の可変減衰器27の減衰量が1
7dBになるようにして、0dBmのディジタル変調信
号A3 を出力端子20aから出力させる。
【0037】このように歪の抑圧よりS/Nを優先した
レベルダイヤグラムに設定した場合、直交変調器23お
よび増幅器26は、S/Nが悪化しない入力レベル範囲
で動作していることになり、出力端子20aから出力さ
れる信号のスペクトラムは、図3の(b)に示すよう
に、使用チャネルCH(n)の出力電力P(n)に対し
て、隣々接チャネルCH(n−2)、CH(n+2)の
漏洩電力P(n−2)、P(n+2)は、被測定回路の
隣々接チャネルの測定に影響を与えない程度に低レベル
となる。なお、このとき、隣接チャネルCH(n−
1)、CH(n+1)の漏洩電力P(n−1)、P(n
+1)は大きなレベルとなってしまうが、隣々接チャネ
ルの測定への影響は無視できる。
【0038】このように隣々接チャネルCH(n−
2)、CH(n+2)の漏洩電力P(n−2)、P(n
+2)が低レベルに抑圧された出力信号を被測定回路に
入力すれば、被測定回路自体の隣々接チャネル漏洩電力
を格段に低いレベルまで正確に測定することができ、前
記したCDMA方式のように厳しい規格の機器やデバイ
スの隣々接チャネル漏洩電力の測定が可能となる。
【0039】以上のように、実施形態の信号発生装置
は、出力信号の隣接チャネル漏洩電力を低減した状態
と、出力信号の隣々接チャネル漏洩電力を低減した状態
に切り換えることができるため、例えば、図4に示すよ
うに、この信号発生装置20とスペクトラムアナライザ
40とによって被測定回路1の特性を測定する場合で
も、モードの指定操作だけで、被測定回路1自体の特性
による隣接チャネル漏洩電力や隣々接チャネル漏洩電力
を正確に測定することができる。
【0040】なお、このような測定システムで被測定回
路1の隣接チャネル漏洩電力や隣々接チャネル漏洩電力
を測定する場合、前記したように、信号発生装置20の
モード指定操作で信号発生装置20のレベルダイヤグラ
ムを切り換えるだけでなく、図4で点線で示しているよ
うに、スペクトラムアナライザ40からの信号に応じて
信号発生装置20のレベルダイヤグラムを自動的に切り
換えるようにしてもよい。
【0041】例えば、スペクトラムアナライザ40から
の受信周波数情報を信号発生装置20で受け、スペクト
ラムアナライザ40の受信周波数が少なくとも隣接チャ
ネルの帯域にある間(使用チャネルの帯域を含めてもよ
い)は、信号発生装置20が第1のモード、即ち、S/
Nより歪の抑圧を優先したレべルダイヤグラムとなり、
スペクトラムアナライザ40の受信周波数が隣々接チャ
ネルの帯域にある間(使用チャネルの帯域を含めてもよ
い)は、信号発生装置20が第2のモード、即ち、歪の
抑圧よりS/Nを優先したレべルダイヤグラムとなるよ
うにする。
【0042】
【0043】このように、スペクトラムアナライザ40
の受信周波数が所望チャネルに隣接するチャネルまたは
隣々接チャネルへ帯域を切り換えるのに対応して、信号
発生装置20のレベルダイヤグラムを切り換えることに
よって、被測定回路1の隣接チャネル漏洩電力および隣
々接チャネル漏洩電力を、切り換え操作をせずに測定す
ることができる。
【0044】なお、前記実施形態では、直交変調器の前
段と増幅器の前段にレベル可変手段として可変減衰器を
設けていたが、直交変調器から出力されたディジタル変
調信号を周波数変換部によってより高い周波数帯へ変換
するように構成された信号発生装置の場合には、周波数
変換部のミキサの前段にレベル可変手段として可変減衰
器を設けて、ミキサに対する入力信号のレベルを、S/
Nより歪の抑圧を優先したレベルと、歪の抑圧よりS/
Nを優先したレベルに切り換えできるようにしてもよ
い。
【0045】また、前記実施形態では、レベル可変手段
として可変減衰器を用いていたが、利得を可変できる増
幅器をレベル可変手段として用いることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号発生
装置は、S/Nより歪の抑圧を優先したレベルダイヤグ
ラムと、歪の抑圧よりS/Nを優先したレベルダイヤグ
ラムとに切り換えられるように構成されているため、出
力信号の隣接チャネル漏洩電力または隣々接チャネル漏
洩電力を格段に低減でき、被測定回路自体の特性による
隣接チャネル漏洩電力や隣々接チャネル漏洩電力を低レ
ベルまで正確に測定することができる。
【0047】また、本発明の隣接・隣々接チャネル漏洩
電力測定システムでは、スペクトラムアナライザで隣接
チャネルまたは隣々接チャネルの帯域の切り換えに対応
させて、信号発生装置のレベルダイヤグラムを切り換え
るようにしているため、被測定回路の隣接チャネルおよ
び隣々接チャネルの漏洩電力を低レベルまで測定でき、
且つその測定を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図
【図2】一実施形態の動作を説明するためのレベルダイ
ヤグラム
【図3】一実施形態の出力信号のスペクトラム波形図
【図4】一実施形態の信号発生装置を含む測定システム
の構成を示すブロック図
【図5】従来の測定システムを示すブロック図
【符号の説明】
20 信号発生装置 21 ディジタル信号出力回路 22a、22b 可変減衰器 23 直交変調器 24 キャリア信号発生器 25 可変減衰器 26 増幅器 27 可変減衰器 28 出力レベル設定器 29 モード指定手段 30 レベルダイヤグラム切換手段 31 補正手段 40 スペクトラムアナライザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−98498(JP,A) 特開 平9−326835(JP,A) 特開 平7−58791(JP,A) 特開 平6−268695(JP,A) 特開 平5−14429(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/00 G01R 29/08 H04L 27/18 - 27/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号とキャリア信号とを直交変
    調器(23)に入力して、前記キャリア信号の周波数に
    対応する所定チャネルのディジタル変調信号を生成し、
    該生成したディジタル変調信号を増幅器(26)に入力
    し、該増幅器から出力されたディジタル変調信号を出力
    端子(20a)から出力する信号発生装置(20)にお
    いて、 前記直交変調器の前段に設けられ、該直交変調器に入力
    されるディジタル信号のレベルを可変するための第1の
    レベル可変手段(22a、22b)と、 前記直交変調器と前記増幅器の間に設けられ、前記増幅
    器に入力されるディジタル変調信号のレベルを可変する
    ための第2のレベル可変手段(25)と、 前記所定チャネルから該所定チャネルに隣接する隣接チ
    ャネルへの漏洩電力を低減する第1のモードと、前記所
    定チャネルから前記隣接チャネルを挟んで前記所定チャ
    ネルに隣接する隣々接チャネルへの漏洩電力を低減する
    第2のモードのいずれかを任意に指定するモード指定手
    段(29)と、 前記モード指定手段によって第1のモードが指定された
    ときには、前記所定チャネルのディジタル変調信号の出
    力電力に対する隣接チャネルの漏洩電力が所定以下とな
    るように前記第1のレベル可変手段および第2のレベル
    可変手段を設定し、第2のモードが指定されたときに
    は、前記所定チャネルのディジタル変調信号の出力電力
    に対する隣々接チャネルの漏洩電力が所定以下となるよ
    うに前記第1のレベル可変手段および第2のレベル可変
    手段を設定するレベルダイヤグラム切換手段(30)と
    を設けた こと特徴とする信号発生装置。
  2. 【請求項2】ディジタル信号とキャリア信号とを直交変
    調器(23)に入力して、前記キャリア信号の周波数に
    対応する所定チャネルのディジタル変調信号を生成し、
    該生成したディジタル変調信号を増幅器(26)に入力
    し、該増幅器から出力されたディジタル変調信号を可変
    減衰器(27)を介して出力端子(20a)から出力す
    る信号発生装置(20)において、 前記直交変調器の前段に設けられ、該直交変調器に入力
    されるディジタル信号 のレベルを可変するための第1の
    レベル可変手段(22a、22b)と、 前記直交変調器と前記増幅器の間に設けられ、前記増幅
    器に入力されるディジタル変調信号のレベルを可変する
    ための第2のレベル可変手段(25)と、 前記所定チャネルから該所定 チャネルに隣接する隣接チ
    ャネルへの漏洩電力を低減する第1のモードと、前記所
    定チャネルから前記隣接チャネルを挟んで前記所定チャ
    ネルに隣接する隣々接チャネルへの漏洩電力を低減する
    第2のモードのいずれかを任意に指定するモード指定手
    段(29)と、 前記モード指定手段によって第1のモードが指定された
    ときには、前記所定チャネルのディジタル変調信号の出
    力電力に対する隣接チャネルの漏洩電力が所定以下とな
    るように前記第1のレベル可変手段および第2のレベル
    可変手段を設定し、第2のモードが指定されたときに
    は、前記所定チャネルのディジタル変調信号の出力電力
    に対する隣々接チャネルの漏洩電力が所定以下となるよ
    うに前記第1のレベル可変手段および第2のレベル可変
    手段を設定するレベルダイヤグラム切換手段(30)
    前記モード指定によって指定されるモードに応じて前記
    可変減衰器の減衰量を変化させて前記出力端子から出力
    されるディジタル変調信号のレベルがモードの切り換え
    によって変化しないようにする補正手段(31)と を設
    けたことを特徴とする信号発生装置。
  3. 【請求項3】ディジタル信号とキャリア信号とを直交変
    調器(23)に入力して、前記キャリア信号の周波数に
    対応する所定チャネルのディジタル変調信号を生成し、
    該生成したディジタル変調信号を増幅器(26)に入力
    し、該増幅器から出力されたディジタル変調信号を可変
    減衰器(27)を介して出力端子(20a)から出力す
    る信号発生装置(20)と、 前記信号発生装置の出力端子から出力されたディジタル
    変調信号を受けた被測定回路の出力信号のスペクトラム
    を分析する受信周波数掃引型のスペクトラムアナライザ
    (40)とからなる隣接・隣々接チャネル漏洩電力測定
    システムにおいて、 前記スペクトラムアナライザは、受信周波数情報を出力
    するように構成されて おり、 前記信号発生装置は、 前記直交変調器の前段に設けられ、該直交変調器に入力
    されるディジタル信号のレベルを可変するための第1の
    レベル可変手段(22a、22b)と、 前記直交変調器と前記増幅器の間に設けられ、前記増幅
    器に入力されるディジタル変調信号のレベルを可変する
    ための第2のレベル可変手段(25)と、 前記周波数チャネルから該所定チャネルに隣接する隣接
    チャネルへの漏洩電力が前記所定チャネルのディジタル
    変調信号の出力電力に対して所定以下となるように前記
    第1のレベル可変手段および第2のレベル可変手段を設
    定する第1のモードと、前記所定チャネルから前記隣接
    チャネルを挟んで前記所定チャネルに隣接する隣々接チ
    ャネルへの漏洩電力が前記所定チャネルのディジタル変
    調信号の出力電力に対して所定以下となるように前記第
    1のレベル可変手段および第2のレベル可変手段を設定
    する第2のモードとを有し、前記スペクトラムアナライ
    ザの受信周波数が隣接チャネルの帯域にある間は前記第
    1のモード、前記スペクトラムアナライザの受信周波数
    が隣々接チャネルの帯域にある間は前記第2のモードと
    なるように切り換えるレベルダイアグラム切換手段(3
    0)と、 前記レベルダイアグラム切換手段のモードに応じて前記
    可変減衰器の減衰量を変化させ前記出力端子から出力さ
    れるディジタル変調信号のレベルがモードの切り換えに
    よって変化しないようにする補正手段(31)とを有し
    ており、 前記スペクトラムアナライザの受信周波数が隣接チャネ
    ルまたは隣々接チャネル切り換るのに対応して、前
    記信号発生装置の前記第1のレベル可変手段および第2
    のレベル可変手段が切り換えられて、被測定回路の出力
    信号の隣接チャネル漏洩電力および隣々接チャネル漏洩
    電力を測定できるようにしたことを特徴とする隣接・隣
    々接チャネル漏洩電力測定システム。
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