JP2989361B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2989361B2
JP2989361B2 JP4006302A JP630292A JP2989361B2 JP 2989361 B2 JP2989361 B2 JP 2989361B2 JP 4006302 A JP4006302 A JP 4006302A JP 630292 A JP630292 A JP 630292A JP 2989361 B2 JP2989361 B2 JP 2989361B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書画及び立体物等を撮影
する撮影装置及び通信にて画像情報を送受する画像伝送
装置に係わり、特に被写体を主に上方から撮影し、映像信
号として出力する書画情報入力装置であって、そこで利
用されるカメラのレンズ構成と、その映像情報を出力す
る手段と、そのカメラ取り付け手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、書画情報入力装置のカメラについ
ては、レンズとしてズームまたは固定焦点のみで、書画の
全体及び部分を撮影し、またカメラの取り付けにおいて
も限られた範囲の移動であった。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】従来、カメラとしてズ
ームまたは固定焦点レンズのみで対応していたため、書
画の撮影範囲の変更によりその都度レンズの調整及びカ
メラの位置変更を必要としていたため、会議、打ち合わせ
の中で繁雑な操作作業が入り、会議進行の妨げや、効率の
低下を招いていた。また、遠隔地との打ち合わせ及び会議
等を行う場合、別にシステムを構築する必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、全体像
の撮影に向く広角固定焦点レンズと部分拡大撮影に向く
ズームレンズの2種類を有し、予めそれぞれのレンズの
撮影条件を設定できる手段と、通信手段により、遠隔地の
相手との通信を行い、双方のカメラの切り換え及びズー
ムの設定を可能とし、また、カメラの取り付けに於いて、
二つのカメラの位置を水平横向き、垂直下向き及び前後
左右に可変できる手段有することにより解決したもので
ある。
【0005】
【作用】上記のように、広角及びズームレンズに対応し
た二つのカメラを有すること、及びカメラの位置を容易
に設定できることにより、打ち合わせ、会議中のカメラ操
作が格段に少なくなり、効率が改善できる。
【0006】又、通信手段を有することにより、打ち合
わせ、会議、プレゼンテーション等が遠隔地等距離及び時
間を克服して行える。
【0007】しかも、通信相手のカメラは、相手が情報
を送ること以外に、受信サイドがほしい情報を選択でき
るためには、2台のカメラからの異なった情報の選択を
可能にすることにより、打ち合わせ等の内容を濃くでき
る。
【0008】そのうえ、カメラの位置を水平横向き、垂
直下向き及び前後左右に可変可能であり、近接撮影対象
から遠隔撮影対象まで広い範囲の撮影ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5と共
に説明する。
【0010】先ず、図1は装置全体のブロック図を示
す。二つのカメラ1及び2からの映像信号はスイッチ3
のa及びbに入力され、いずれか一方の信号がcより出
力される。このスイッチ3はカメラ切換部8により制御
される。スイッチ3のcより出力された映像信号はA/
Dコンバ−タ4によりデジタル映像信号に変換された
後、取り込みメモリ部5に格納される。取り込まれた映
像信号は、回線制御部7に入力される一方D/Aコンバ
ータ13に入力され、アナログ映像信号に変換され、表
示等のため映像信号として出力される。
【0011】カメラ1及び2については、図2(1)及
び(2)にその構成を示す。
【0012】図2(1)のカメラ1において広角固定焦
点レンズ23から入った光は光電変換器24に結像し、
電気信号に変換され、カメラ信号処理25にて映像信号
に生成されスイッチ3のaに供給される。
【0013】又、図2(2)のカメラ2に於いてズーム
レンズ15から入った光は光電変換器16に結像し電気
信号に変換され、カメラ信号処理17にて映像信号に生
成されスイッチ3のbに供給される。このズームレンズ
15はズーム制御9により可変される。
【0014】取り込みメモリ部5を制御するメモリ制御
部6について図3に示す。
【0015】スイッチ3からの映像信号から垂直同期信
号Vと水平同期信号H分離する同期分離部18により垂
直及び水平同期信号が得られる。水平アドレス発生部2
0は、クロック発生部21からのクロックにより順次取
り込みメモリ部5に対しアドレス信号を発生,供給する
が水平同期信号Hにより初期設定される。垂直アドレス
発生部19は水平同期信号Hをクロックとして順次アド
レス信号を発生し、垂直同期信号Vにより初期設定され
る。
【0016】一方通信時に画像データを送信するため、
取り込みメモリ部から送信データを読み出すためのアド
レス信号は、回線制御部7から水平及び垂直アドレス発
生を通り取り込みメモリ部5に供給される。
【0017】表示メモリ部12を制御するメモリアドレ
ス発生部11について図6に示す。
【0018】水平アドレス発生部33はクロック発生部
32からのクロック信号により順次表示メモリ部12に
対しアドレス信号を発生,供給する。垂直アドレス発生
部34は、水平アドレス信号発生の1水平ライン相当の
アドレス発生ごとに発生する信号をクロック信号として
順次アドレス信号を発生する。又、通信時に画像データ
を受信する時、表示メモリ部12に受信データを格納す
るためのアドレス信号は回線制御部7から水平及び垂直
アドレス発生を通り、表示メモリ部12に供給される。
【0019】通信関連の処理を行なう回線制御部7につ
いて図4に示す。
【0020】具体的な回線インターフェイス部35は公
知のネットワーク制御装置に相当する部分で、通信回線
とデータの受け渡しを行う。
【0021】受信時は、回線インターフェイス部35か
らの図5で示すフレームデータを分解するデータ分離部
39は、画像データ,各種制御データ等を個々に分離
し、画像データについては復号するものである。複合さ
れた画像データはデータ制御部38によりメモリアドレ
ス発生11を通し、指示された表示メモリ12の特定ア
ドレスに格納される。データ制御部38は、公知のマイ
クロコンピュータで構成され、メモリや周辺デバイスの
選択を行なうアドレスバス及びメモリへのデータの書き
込み,読み出しを行なうデータバス等が出力され種々の
処理を行なう。
【0022】一方送信時はデータ制御部38より、メモ
リ制御部6を通して指示するアドレスにより、取り込み
メモリ部5から画像データを読み出し、符号化部37に
供給する。符号化部37は、通信の速度とデータ量の関
係から相当の圧縮を行うため、高能率符号化を行う。符
号化された画像データは、各種制御データ等とフレーム
化のためデータ多重部36に於いて多重化され、回線イ
ンターフェース部35を通り回線に出力される。画像デ
ータと多重する各種制御データのうちカメラの切換え情
報とズーム可変情報は、図1に示す操作部10から発生
する。
【0023】図4に示す操作部10のSW7により操作
情報が自分または相手のカメラ切換部えまたはズーム可
変を行うかの切換えでありSW7がa側に設定される場
合は相手、b側に設定すると自分のカメラを制御する働
きをする。SW1は、ズームレンズを拡大側に設定する
時に押され、SW2は、広角側に設定する時に押される
ものである。これらの情報はSW4及びSW5を通り出
力される。SW3はa側がカメラ1及びb側がカメラ2
を選択でき、その結果はSW6を通して出力される。S
W4,SW5及びSW6いずれもa側が相手、b側が自
分である。
【0024】このようにa側が設定されると操作情報、
つまり相手側から得られる操作情報は、データ多重部3
6により図5に示すデータフレームの各種制御データ2
9に設定された後、回線インターフェース部35を通し
て相手に伝えられる。一方、先方からこれら制御データ
が多重化されて送られてきた場合、前述のごとくデータ
分離部39により各種制御データが分離され、ズーム制
御部9及びカメラ切換部8にそれぞれ加えられる。
【0025】図4に、操作部からの情報と回線制御部7
からの情報が入力されたズーム制御部9及びカメラ切換
部8の構成を示す。それぞれの情報は、論理和26−
1,26−2,26−3を通し、カメラ切換部8の出力
はSW3を切換える。又、ズーム制御では、ズームモー
タ駆動部27によりズームレンズのモーターを動かし
て、ズーム比を変える。
【0026】次にカメラの位置調整について図7乃至図
14に基づいて説明する。
【0027】図7乃至図9は撮影装置の全体をあらわす
斜視図であり、図7は撮影装置を操作する操作者を撮影
するカメラ位置であり、図8は撮影装置の原稿台に乗っ
た原稿を撮影するカメラ位置であり、図9は操作者以外
の撮影対象を撮影するカメラ位置である。
【0028】図7について説明すると、1は固定焦点レ
ンズを備えた第1のカメラ、2はズームレンズを備えた
第2のカメラ、50は本体、51はカメラ筐体、52は
カメラを所定の位置に保持し、かつ必要に応じてその保
持位置を可変するためのカメラアーム、53は第1のカ
メラ1又は第2のカメラ2で撮影した画像あるいは通信
相手から送られて来た画像を表示するための液晶ディス
プレイ、54は液晶ディスプレイ53の画面の迎角度及
び左右回動角度を調整するための液晶アーム、55は図
8のカメラ位置で撮影する原稿91を載置するための原
稿台である。カメラアーム52は第1の関節部56、第
2の関節部57、第3の関節部58、第1のパイプ5
9、第2のパイプ60から構成され、それぞれの関節部
は矢印A,矢印B、矢印C、矢印Dの方向に回動可能で
ある。
【0029】次に関節部の具体的構成について説明する
と、第1の関節部56、第2の関節部57、第3の関節
部58における矢印B,矢印C、矢印D方向の回動機構
については類似性があるので、第1の関節部56で代表
して説明する。
【0030】図10乃至図14は第1の関節部56を説
明するための断面図であり、図10は図8におけるE−
E’線の断面図、図11は図10におけるF−F’線の
断面図、図12は第10図におけるG−G’線の断面
図、図13は図10におけるH−H’線の断面図、図1
4は図13におけるI−I’線の断面図である。
【0031】図10において、50は本装置の本体、6
1は第1関節部56のベースであり、アルミダイキャス
トにより出来ている。その一端にはネジ84が螺設さ
れ、平ワッシャー79、スプリングワッシャー80を介
して6角ナット81により、金属製の取り付け板78に
対して回動自在に螺着されている。取り付け板78は図
示しない小ネジにより本体50内のフレームに取り付け
られている。
【0032】ベース61には凹部86が設けられ、前記
凹部86内にはコイルスプリング73、金属ボール押さ
え板85、金属ボール74、金属ボールガイド板76が
収納されている。金属ボール74は3ケ以上使用され、
その一部が取り付け板78に穿設された位置決め孔75
に入り込んでいると共に、その大部分は金属ボールガイ
ド板76に穿設されたガイド孔77内に入り込んでい
る。
【0033】ガイド孔77の直径は金属ボール74の直
径よりも若干大きく設定されている。金属ボールガイド
板76の内外周はべース61に圧入等の方法により、固
定されている。金属ボール押さえ板85はその内外形が
凹部86の幅よりも若干小さく設定されているので、図
中上下方向の移動が可能である。金属ボール押さえ板8
5と金属ボールガイド板76の間には0.5ミリメート
ル程度の隙間が設定されている。
【0034】このため図7においてカメラアーム52や
カメラ筐体51に故意に所定以上の力を加えない限り矢
印A方向に回動することはなく所定のカメラ位置を安定
して保持できる。又ベース61には円筒孔87が設けら
れるが、これはカメラ筐体51からの電気信号を本体5
0内部の電気回路に伝達するためのリード線88が挿通
されるものである。又ベース61の上部には複数の位置
決め孔66が穿設されており、これはベースカバー62
に穿設された複数の位置決め孔66と共に金属ボール6
5の位置決めを行うためのものである。
【0035】63は回動軸であり亜鉛ダイキャストから
なるものであり、図11に示すようにベース61とベー
スカバー62とにより、ベース61に対して回動自在に
保持される。
【0036】尚、ベースカバー62は図示しない小ネジ
によりベース61に螺着されている。回動軸63にはU
字型溝89が設けてあり、U字型溝89にはリード線8
8が挿通されている。
【0037】回動軸63の両端にはパイプ保持部64が
嵌着されている。パイプ保持部64はその上端部にパイ
プ72を嵌着しておりパイプ72は図示しない小ネジに
よりパイプ保持部64に固定されている。パイプ保持部
64には凹部90が設けられ、凹部90内にはコイルス
プリング70、金属ボール押さえ板69、金属ボール6
5、金属ボールガイド板67が収納されている。
【0038】金属ボール65は3ケ以上使用され、その
一部がベース61及びベースカバー62に穿設された位
置決め孔66に入り込んでいると共に、その大部分は金
属ボールガイド板67に穿設されたガイド孔68内に入
り込んでいる。ガイド孔68の直径は金属ボール65の
直径よりも若干大きく設定されている。金属ボールガイ
ド板67の外周はパイプ保持部64に圧入等の方法によ
り固定されている。
【0039】金属ボール押さえ板69はその内外形が凹
部90の幅よりも若干小さく設定されているので、図中
左右方向の移動が可能である。金属ボールガイド板67
と金属ボール押さえ板69の間には0.5ミリメートル
程度の隙間が設定されている。このため図7においてカ
メラアーム52やカメラ筐体51に故意に所定以上の力
を加えない限り矢印B方向に回動することはなく所定の
カメラ位置を安定して保持できる。
【0040】回動軸の両端は図示していないが例えば4
角形に形成されており、同じく4角形に形成されたパイ
プ保持部64の穴に嵌合されることにより、回動方向に
おいて、回動軸63とパイプ保持部64のずれが防止さ
れている。又、回動軸63とパイプ保持部64の左右方
向のずれは小ネジ71によって防止される。
【0041】このように構成されたカメラの位置調整装
置は次の通り作用する。すなわち、図7において、カメ
ラの向きを左右方向に調整しようとする時には、例えば
第2関節57に力を加えるとベース61に、取り付け板
78に対して回動する方向の力が伝達される。この力は
ベース61に固定された金属ボールガイド板76にも伝
達され、金属ボールガイド板76はそのガイド孔77の
側壁で金属ボール74を押し、金属ボール74が位置決
め孔から飛び出す方向に力が働く。
【0042】しかし金属ボール74はコイルスプリング
73により、位置決め孔75から飛び出さないように押
さえ付けられているので極く小さな力では金属ボール7
4が位置決め孔75から飛び出すことはない。しかしベ
ース61を回動しようとする力が所定の値をこえると、
金属ボール74を位置決め孔から飛び出させようとする
力が金属ボール74を押さえ付ける力に打ち勝って、金
属ボール74は位置決め孔75から飛び出してしまう。
この状態が図14である。位置決め孔75から飛び出し
た金属ボール74は小さな力で転がって、やがて次の位
置決め孔75に入り込み、外力が働かなければその位置
で安定する。
【0043】このようにしてある特定の位置に位置決め
孔を設けておけばその位置でカメラは安定して保持され
る。例えばカメラを左右方向に動かした場合、カメラが
正面を向いた所に位置決め孔75を設けておけば、撮影
装置を操作する人が特別な注意をはらわなくてもその位
置で金属ボール74が位置決め孔75に入り込みカメラ
が正面を向いたことがわかる。
【0044】同様にして図7において、カメラの向きを
矢印B方向に調整しようとする時には、例えば第2関節
57に力を加えるとパイプ保持部64に、ベース61に
対して矢印B方向に回動する力が伝達される。この力は
パイプ保持部64に固定された金属ボールガイド板67
にも伝達され、金属ボールガイド板67はそのガイド孔
68の側壁で金属ボール65を押し、金属ボール65が
位置決め孔66から飛び出す方向に力が働く。
【0045】しかし金属ボール65はコイルスプリング
70により、位置決め孔66から飛び出さないように押
さえ付けられているので極く小さな力では金属ボール6
5が位置決め孔66から飛び出すことはない。しかしパ
イプ保持部64を回動しようとする力が所定の値をこえ
ると、金属ボール65を位置決め孔66から飛び出させ
ようとする力が金属ボール65を押さえ付ける力に打ち
勝って、金属ボール65は位置決め孔66から飛び出し
てしまう。この状態が図14である。位置決め孔から飛
び出した金属ボール65は小さな力で転がって、やがて
次の位置決め孔66に入り込み、外力が働かなければそ
の位置で安定する。
【0046】このようにしてある特定の位置に位置決め
孔を設けておけばその位置でカメラは安定して保持され
る。例えばカメラアーム52を矢印B方向に動かした場
合、所定の位置に位置決め孔66を設けておけば、撮影
装置を操作する人が特別な注意をはらわなくてもその位
置で金属ボール65が位置決め孔66に入り込みカメラ
アームが所定の位置になったことがわかる。
【0047】以上説明したように、本発明によれば、カ
メラが図7に示す操作者を撮影する位置、図8に示す原
稿91を撮影する最も適切な位置を容易に設定可能であ
る。又、位置決め孔66,75を適宜設けることによ
り、図9に示す第三者を撮影する位置や、それ以外のカ
メラ位置(上下、左右、前後)の設定が極めて容易であ
る。
【0048】上記一実施例として2つのレンズを使用し
た画像通信装置を開発し、その過程で本発明を成したも
のがあるが、本発明を従来の撮影装置と比較すると次の
ような結果になる。
【0049】本発明の一実施例の画像通信装置は、十分
な視野とズームによる拡大機能、胸像カメラ(正面向き
カメラ)と書画機能、誰でも使える簡単操作、カメラの
向き位置の設定自由度の確保、カメラの向き,倍率等の
迅速かつスムーズな調整構成を具備する。
【0050】そして、上記一実施例のカメラ及びカメラ
アームは、書画カメラ兼用胸像カメラの位置を変更する
時はカメラアームの関節部分が軽い力でスムーズに動
き、かつ、しっかりと止まる構造でなけれならなず、そ
のためには負荷トルクを極力押さえるため、カメラの軽
量化及びアーム長を短く押さえる必要があるが次に示す
通りこれを達成した。
【0051】各種カメラの比較は表1に示すとおりにな
る。
【0052】
【表1】
【0053】又、図15にA3サイズの書図を撮影した
とき、表1中の(1),(2),(3)に対応する各レ
ンズのカメラ位置と視野の関係を示す。
【0054】
【発明の効果】本発明の画像通信装置は上記のような構
成であるから、打ち合わせ,会議中のカメラ操作の容易
さ及び時間の短縮、効果的運営に効果があり、又、通信
により誰とでも、いつでも距離,時間に関係なく行える
効果があり、しかも、双方のカメラ条件を、手元で操作
変更でき打ち合わせ、会議の内容を濃くできる効果があ
り、そのうえ、カメラの位置決めが容易であり、簡単な
操作で広い範囲の撮影が可能であるという効果を奏す
る。さらに、本発明では、視野の異なる、2つのレンズ
を有することにより、例えば広視野のカメラは、被写体
の全体像の撮影及びテレビ会議等のコミュニケーション
用途では、参加者の胸像映像の撮影を可能とする。ま
た、もう一方のカメラがズーム機能を有することによ
り、被写体の部分拡大撮影を可能としている。また、撮
影した映像を、通信回線により伝送でき、遠隔会議及び
打ち合わせ用途に使うことができる。また、通信相手の
カメラを遠隔操作することによる親密なコミュニケーシ
ョンが提供できる。また、撮影装置のレンズを操作者の
正面に配置でき、カメラ方向に向いた視線の画像を通信
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置全体のブロック図である。
【図2】図1のカメラの説明図である。
【図3】図1のメモリ制御部の説明図である。
【図4】図1の回線制御部の説明図である。
【図5】図1の通信フレ−ム構成の説明図である。
【図6】図1のメモリアドレス発生部の説明図である。
【図7】撮影装置を操作する操作者を撮影するカメラ位
置を示す説明図である。
【図8】撮影装置の原稿台に載った原稿を撮影するカメ
ラ位置を示す説明図である。
【図9】操作者以外の撮影対象を撮影するカメラ位置を
示す説明図である。
【図10】図8におけるE−E’線の断面図である。
【図11】図10におけるF−F’線の断面図である。
【図12】図10におけるG−G’線の断面図である。
【図13】図10におけるH−H’線の断面図である。
【図14】図13におけるI−I’線の断面図である。
【図15】表1の(1),(2),(3)に対するA3
サイズを撮影した時の各レンズのカメラ位置と視野の関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 広角固定焦点カメラ 2 ズ−ムレンズカメラ 3 スイッチ 4 A/Dコンバ−タ 5 取り込みメモリ部 6 メモリ制御部 7 回線制御部 8 カメラ切換部 9 ズ−ム制御部 10 操作部 11 メモリアドレス発生部 12 表示メモリ部 13 D/Aコンバ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−284977(JP,A) 特開 昭62−10563(JP,A) 特開 平1−62974(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/225 D H04N 5/232 E

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者及び原稿台上に乗せられた原稿を
    撮影する撮影装置と、前記操作者及び前記原稿及び通信
    相手から送られた画像の内の少なくとも1つの画像情報
    の出力手段を有する画像通信装置において、 前記撮影装置は、 広角レンズとズームレンズを一つの筺
    体にて包み、前記筺体の撮影光軸を垂直下向き又は水平
    横向きに可変する手段と、前記筺体を上下前後左右に動
    かすカメラアームと、前記広角レンズ及びズームレンズ
    に各々設けられた光電変換器とを備え、 前記カメラアームのベースは操作者の顔の正面近傍に取
    付られ、かつ、前記筺体を顔位置正面近傍の側近におい
    て上下の任意の位置に配置できることを特徴とする画像
    通信 装置。
  2. 【請求項2】 前記広角レンズとズームレンズからの出
    力の切り換えを自分又は通信相手の操作により制御する
    手段を具備することを特徴とする請求項1記載の画像通
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ズームレンズの操作を自分又は通信
    相手の操作により制御する手段を具備することを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の画像通信装置。
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