JP2988924B1 - 人工庭園の支柱固定用地中埋込フレ−ム - Google Patents

人工庭園の支柱固定用地中埋込フレ−ム

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JP2988924B1
JP2988924B1 JP10349399A JP34939998A JP2988924B1 JP 2988924 B1 JP2988924 B1 JP 2988924B1 JP 10349399 A JP10349399 A JP 10349399A JP 34939998 A JP34939998 A JP 34939998A JP 2988924 B1 JP2988924 B1 JP 2988924B1
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    • Y02B80/32Roof garden systems

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  • Fencing (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 人工庭園の浅い土壌にもフェンスを立てられ
るようにする。 【解決手段】 人工庭園Aの井繞外枠2内に支柱固定枠
4a,4b,4cを固定し,地中埋込フレ−ム1を形成
して,支柱固定枠のU字受入溝5に支柱11を挿入し,
その起立壁からのネジ9で支柱11を起立固定して,支
柱11間に仕切体を配置してフェンスを形成することに
よって,土壌厚さに関係なく支柱11を安定固定してフ
ェンスを立てられるようにする。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば駐車場の屋
上,建物の屋上等適宜の場所に設置する人工庭園(人工
花壇といってもよい)に,フェンス,ゲート,人工竹垣
等エクステリア用の構造物を安定して起立配置するに好
適に用いられる人工庭園の支柱固定用地中埋込フレーム
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種エクステリア用の構造物は,周知
のように,一般に地中に支柱挿入用の穴を掘り,その底
に栗石を敷いて支柱設置の基礎とし,これに支柱を据え
置きしてコンクリートを打設し,その硬化によって地中
に起立固定するものとされ,フェンス,人工竹垣等の仕
切り体を有するものは,支柱間に仕切り体を取り付け固
定するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら,例えば駐
車場,デッキ,ガーデンテラス等の屋上,建物の屋上等
各種構築物上に人工庭園を形成する場合,構築物による
荷重支持の面から,自ずと重量制限を受けることにな
り,特に重量の嵩む土壌については,その厚さを自由に
設定することができず,一般に比較的浅いものとならざ
るを得ない傾向がある。
【0004】この場合でも芝生,木や花の埴栽は可能で
あるが,例えば上記フェンス,ゲート,人工竹垣等のエ
クステリア用の構造物を設置しようとしても,上記栗石
による基礎とコンクリートの打設を行い,支柱の下端部
を挿入してこれを起立固定するに適当な土壌深さを得ら
れないことが多いため,結局人工庭園の外周近傍や庭園
内にこれら構造物を設置することができず,例えば屋根
付きの駐車場,屋根付きのデッキ等の構築物の屋根スペ
ースを有効利用して,これをその屋上の人工庭園としよ
うとしても,十分な耐水平荷重性を備えてフェンスを設
置したり,デザインの多様化のためにゲート等を設置し
たりすることが困難となり,結局屋根外周に立上り壁を
設けて,土壌を入れて埴栽を行なうも,危険で人の歩行
ができず,またデザインの多様化を行なうことができず
に単調のものとなり易いといった問題点が残されてい
る。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,浅い土壌を有する人
工庭園において,その庭園内を含めてフェンス,ゲー
ト,人工竹垣等の構造物を十分な耐水平荷重性を確保
し,簡易且つ確実に設置し得る人工庭園の支柱固定用地
中埋込フレームを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,人工庭園の側壁をなす囲繞外枠又は人工庭園の側壁
の内側にこれとは別に設置する囲繞外枠と,これに固定
して設置した支柱固定枠とによる支柱固定用の地中埋込
フレームを用いて,該フレームを人工庭園の土壌中に埋
込設置する一方,フェンス,ゲート,人工竹垣等の構造
物の支柱を該フレームに起立固定して,これら構造物の
安定して強固な立設を可能とするようにしたものであっ
て,即ち請求項1に記載の発明を,人工庭園の側壁をな
すように枠組みした囲繞外枠と,該囲繞外枠より上端を
低く位置して囲繞外枠にそれぞれ長手方向端部を固定す
ることによって囲繞外枠内に配置した土壌埋込用にして
構造物の支柱を起立固定自在とした所定間隔平行複数の
支柱固定枠とを備えてなることを特徴とする人工庭園の
支柱固定用地中埋込フレームとし,請求項2に記載の発
明を,上記人工庭園の側壁をなす囲繞外枠に代えて,人
工庭園の側壁の内側に設置する囲繞外枠を用い,上記支
柱固定枠を,該囲繞外枠と同等又はこれと異高にして上
端を上記側壁より低く位置した高さに固定してなること
を特徴とする請求項1に記載の人工庭園の支柱固定用地
中埋込フレームとし,請求項3及び請求項4に記載の発
明は,上記に加えて,地中埋込フレームの強度を向上し
て,その補強をなすとともに,支柱の起立固定位置の許
容範囲を拡大するように,請求項3に記載の発明を,上
記所定間隔平行複数の支柱固定枠に加えて,上記囲繞外
枠と該支柱固定枠又は支柱固定枠相互にそれぞれ長手方
向端部を固定することによって上記平行複数の支柱固定
枠と十字状又はT字状に交差する単一又は複数の交差支
柱固定枠を備えてなることを特徴とする請求項1又は2
に記載の人工庭園の支柱固定用地中埋込フレームとし,
請求項4に記載の発明を,上記単一又は交差支柱枠に加
えて,上記囲繞外枠と該交差支柱枠又は交差支柱枠相互
にそれぞれ長手方向端部を固定することによって該交差
支柱枠とT字状又は十字状に交差する上記所定間隔平行
複数の支柱固定枠に平行の平行支柱固定枠を備えてなる
ことを特徴とする請求項3に記載の人工庭園の支柱固定
用地中埋込フレームとし,請求項5に記載の発明は,同
じく上記に加えて,地中埋込フレーム,特に支柱固定枠
に対する支柱固定の安定性を向上し且つ簡易な支柱固定
をなし得て,人工庭園設置の作業性を向上するように,
これを,上記支柱固定枠を,構造物の支柱を受入れて一
方又は双方の起立壁からの固定金具で固定自在のU字受
入溝を有する断面U字形の枠枠によって構成してなるこ
とを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の人工庭
園の支柱固定用地中埋込フレームとし,請求項6に記載
の発明は,同じく上記に加えて,支柱固定枠の構成を単
純形状の複数の部材によって行なうようにするとともに
複数の部材を用いることにより,その突合せ部分を散水
等の溜りを解消して,水抜きを行ない,埴栽した植物の
根腐れを防止し得るように,これを,上記断面U字形の
枠材を,L字状にして一対の枠材をその底壁端縁におい
て突合せ配置することによってU字状に構成したL字状
一対の枠材によるものとしてなることを特徴とする請求
項5に記載の人工庭園の支柱固定用地中埋込フレームと
し,請求項7に記載の発明は,同じく上記に加えて,上
記単純形状の部材強度を補強して向上し,また地中に埋
込設置した際に地中に安定保持されるとともに,支柱固
定枠の相互の固定フィンとし得るように,これを,上記
L字状の枠材に代えて,その上端に補強フィンを非底壁
側に向けて張出突設したZ字状枠材としてなることを特
徴とする請求項6に記載の人工庭園の支柱固定用地中埋
込フレームとし,これらをそれぞれ発明の要旨として,
上記課題解決の手段としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に詳しく説明すれば,図1乃至図9においてAは,例え
ば屋根付きの駐車場やガーデンテラス等として使用可能
とした屋根付きの構築物Bにおける屋根の上,即ち屋上
に設置した人工庭園であり,該人工庭園Aは,支柱固定
用地中埋込フレーム1を備えて,該地中埋込フレーム1
によって,支柱11を起立固定して,エクステリア用の
構造物としてフェンス10を設置したものとしてある。
【0008】支柱固定用地中埋込フレーム1は,人工庭
園Aの側壁をなすように枠組みした囲繞外枠2と,該囲
繞外枠2より上端を低く位置して囲繞外枠2にそれぞれ
長手方向端部を固定することによって囲繞外枠2内に配
置した土壌14埋込用にして上記フェンス10の支柱1
1を起立固定自在とした所定間隔平行複数の支柱固定枠
4aとを備えてなるものとし,本例にあっては上記所定
間隔平行複数の支柱固定枠4aに加えて,上記囲繞外枠
2と支柱固定枠4aにそれぞれ長手方向端部を固定する
ことによって上記平行複数の支柱固定枠4aとT字状に
交差する複数の交差支柱固定枠4bを備え,更に該単一
又は複数の交差固定支柱枠4bに加えて,上記囲繞外枠
2と該交差支柱枠4b又は交差支柱枠4b相互にそれぞ
れ長手方向端部を固定することによって該交差支柱枠4
bとT字状に交差する上記所定間隔平行複数の交差支柱
固定枠4bに平行の平行支柱固定枠4cを備えたものと
し,またこのとき本例の支柱固定枠4は,これを,フェ
ンス10の支柱11を受入れて一方又は双方の起立壁7
からの固定金具9で固定自在のU字受入溝5を有する断
面U字形の枠枠によって構成してある。
【0009】即ち本例にあって,地中埋込フレーム1に
おける人工庭園Aの側壁をなす囲繞外枠2は,上記屋根
付き構築物Bの屋根,特にその各前後の桁及び梁による
外周の屋根構造材21に固定して該屋根上にこれを囲繞
するように起立配置した,例えばアルミ押出材の起立材
によるものとしてあり,これにより人工庭園Aの平面形
状を構築物Bの屋根形状に合わせた矩形又は方形にし
て,例えば15m2 程度の広さを有したものとし,また
このとき該囲繞外枠2の高さを,例えば30cm程度とす
ることによって,人工庭園Aの土壌深さをこれと同等又
はこれよりやや浅いものとするようにしてある。
【0010】本例の囲繞外枠2は,上記起立材を上下に
連結使用した上下に一対のものとし,合計高さを上記約
30cm程度とするものとしてあり,このとき下位の起立
材2aは,これを中空ホロー材によるものとして,その
強度を確保したものとし,上位の起立材2bは,やや厚
肉の板材によるものとして,上記土壌の土留め保持をな
し得るようにしたものとし,このとき上位の起立材2b
を,例えばC字状に構成し,該起立材2bの下位の突条
を,上記支柱固定枠4の載置固定用の受代3としてあ
る。
【0011】上記平面を矩形又は方形とする囲繞外枠2
の内側には上記支柱固定枠4a,交差支柱固定枠4b及
び平行支柱固定枠4cを備えたものとしてあり,上記支
柱固定枠4aは,図2又は図3に示すように,これを本
例において基本の支柱固定枠として,囲繞外枠2に長手
方向端部をそれぞれ固定し,これらの間に架設した長寸
の平行多数,特に平行3本のものとし,上記交差支柱固
定枠4bは,上記基本の支柱固定枠4aに対する追加の
支柱固定枠として,囲繞外枠2及び上記平行3本のうち
外側2本の各上記支柱固定枠4a間に長手方向端部をそ
れぞれ固定し,これら囲繞外枠2と上記支柱固定枠4a
間に架設して,該支柱固定枠4aとT字状に交差するそ
れぞれ短寸にして各外側に同じく平行複数,特に外側一
方において4本,外側他方において2本のものとし,更
に上記平行支柱固定枠4cは,上記基本の固定枠に対す
る同じく追加の固定枠として,上記外側他方の2本の短
寸の交差支柱固定枠4bと囲繞外枠2間に同じく長手方
向端部をそれぞれ固定し,これらの間に架設して,該交
差支柱固定枠4bとT字状に交差する,上記支柱固定枠
4aと平行のそれぞれ短寸にして2本のものとしてあ
る。
【0012】本例の支柱固定枠4aは,これを,フェン
ス10の支柱11を受入れてその一方又は双方の起立壁
からの固定金具9で固定自在のU字受入溝5を有する断
面U字形の枠枠によって構成してあり,このとき本例の
上記断面U字形の枠材は,これを,L字状にして一対の
枠部7の上端に補強フィン8を非底壁側に向けて張出突
設してZ字状の枠材6によるものとしてあり,本例にあ
って上記交差支柱固定枠4b及び平行支柱固定枠4c
も,該支柱固定枠4aと同一形状の枠材を共通に用いた
ものとし,例えば支柱固定枠用の長尺材を現場に持ち込
み,必要に応じてそれぞれの長さにこれを切断すること
によって,各支柱固定枠4を現場において形成し得るよ
うにしてある。
【0013】即ち本例のこれら各支柱固定枠4,即ち上
記支柱固定枠4a,交差支柱固定枠4b及び平行支柱固
定枠4cは,例えば厚肉のアルミ押出材にしてL字状の
枠部7の上端に上記補強フィン8を有するZ字状の枠材
6を,それぞれ一対用いて構成するものとしてあり,本
例のこれら支柱固定枠4は,その高さを上記囲繞外枠2
より低く,固定状態においてその上端,本例にあって上
記補強フィン8が,囲繞外枠2より低位に位置するよう
にしたものとしてあり,また上記各支柱固定枠4は,そ
の設置状態において上端が同一の位置,即ち上記補強フ
ィン8を設置した本例にあっては長手方向端部の重合に
よる該補強フィン8の厚さを除いてその上端が同一の位
置となるようにしてある。
【0014】囲繞外枠2におけるこれら支柱固定枠4の
配置は,上記Z字状の枠材6を,その底壁端縁において
突合せ配置することによってU字状,即ち上記支柱11
をL字状枠部7の各起立壁間に嵌合状に受入れるU字受
入溝5を形成する状態にして,囲繞外枠2との間におい
て,各Z字状の枠材6の底壁長手方向端部を,囲繞外枠
2を形成する上記断面C字状の上位の起立材2bにおけ
る下位の突条による受代3に載置し,底壁側からのネジ
9でそれぞれ固定したものとし,また支柱固定枠4,本
例にあっては交差支柱固定枠4bにおける上記支柱固定
枠4aとの間,平行支柱固定枠4cにおける交差支柱固
定枠4bとの間において,長手方向中間に固定する側の
支柱固定枠4の端部を突き当てることによって交差状に
配置するとともに,該支柱固定枠4の補強フィン8が下
位に位置するようにそれぞれの補強フィン8相互に重合
させて,長手方向中間の支柱固定枠4の上位の補強フィ
ン8側から,同じくネジ9でそれぞれ固定したものとし
てあり,このとき上記囲繞外枠2における上位の起立材
2bに対して,各支柱固定枠4の上記下位の突条による
受代3に対する載置による固定の状態において,約1乃
至数cmの空間スペ−ス,本例にあって約1cmとした空間
スペースが形成されるようにしてあり,この空間スペー
スが,囲繞外枠2に対して土壌を投入充填した際,上記
各支柱固定枠4を土壌14が被覆して,該各支柱固定枠
4を埋込む土壌表層スペースをなすものとしてある。
【0015】このように構成した地中埋込フレーム1に
対する,上記フェンス10の支柱11の起立固定は,支
柱11の下端を所定の支柱固定枠4のU字受入溝5に挿
入することによって,これに受け入れた状態とし,各起
立壁,即ちZ字状の枠材6の起立壁7側からのネジ9に
よって行なうものとしてあり,このようにフェンス10
の設置に必要な支柱11を起立固定し,それぞれ支柱1
1間に,例えば桟受金具12を用いる等して仕切り体1
3をそれぞれ設置固定し,図1又は図4に示す人工庭園
A内のフェンス10とすればよい。
【0016】地中埋込フレーム1の,各支柱固定枠4の
配置は,人工庭園Aにおけるフェンス10の配置形状に
応じて適宜に行なうことができ,図10乃至図15は,
このフェンス10の配置形態とこれに応じた地中埋込フ
レーム1の配置の形態を示したもので,これら各図は,
それぞれ囲繞外枠2に対する支柱固定枠4aの配置の態
様を,上記例と共通にする一方,図10においては,上
記支柱固定枠4aを合計4本配置するとともに上記交差
支柱固定枠4bを,平行複数の支柱固定枠4aの片側一
方に設置することによって,図11のフェンス10配置
とした例,図12においては,上記片側一方における4
本の交差支柱固定枠4bを3本とし,片側他方の交差支
柱固定枠4bと平行支柱固定枠4cの配置態様をややそ
の一方に偏位することによって,図13のフェンス10
配置とした例,図14においては,上記片側一方におけ
る4本の交差支柱固定枠4bを3本とするとともにその
外側一方の交差支柱固定枠4bと囲繞外枠2間に単一の
平行支柱固定枠4cを該交差支柱固定枠4bにT字状に
固定配置することによって,図15のフェンス10配置
とした例であり,その余の構成はそれぞれ上記図1乃至
9の例と同一としたものとしてある。
【0017】図中20は人工庭園Aを設置する構築物B
の支柱,22は該構築物Bの屋根面をなす屋根材,23
は屋根材22上に敷設した人工庭園Aの防水シート,2
4は該防水シート23上に配置した吸水材を内蔵した土
壌パネル,25は人工庭園Aへの階段,26は化粧パネ
ルをそれぞれ示す。
【0018】以上の構成による本例の地中埋込フレーム
1は,囲繞外枠2と上記基本にして平行複数の支柱固定
枠4aを用いて,それ自体強度に優れたものとするとと
もに更に交差支柱固定枠4b及び平行支柱固定枠4cを
用いたことにより極めて強度に優れたものとなって,こ
れら各支柱固定枠4を断面U字状としたこと及びフェン
ス10が仕切体13を固定することと相俟って,浅い土
壌深さであるにも拘らず,フェンス10の支柱11を強
固に起立固定して,フェンス10の耐水平荷重性を高度
に確保するものとし得る一方,上記支柱固定枠4をZ字
状一対の枠材6をその底壁端縁において相互に突合せ配
置したことにより,該各支柱固定枠4が,上記支柱11
を受入固定することによってその起立固定を強固に行な
うようにしながらも,突合部が排水性を確保して人工庭
園Aに対する雨水や散水による水の溜りを解消して,埴
栽植物の根腐れを防止することができ,更に各支柱固定
枠4の上記枠材6が上端に補強フィン8を備えているか
ら,該各枠材6の強度を確保し,その外力による変形等
を防止し得るとともに該補強フィン8は土壌に埋め込ま
れることにより,支柱固定枠4の土壌中の浮上りや倒れ
を防止して,安定した地中埋込フレーム1を形成するこ
とができる。
【0019】図示した例は以上のとおりとしたが,上記
人工庭園の側壁をなす囲繞外枠に代えて,人工庭園の側
壁の内側に設置する囲繞外枠を用い,上記支柱固定枠
を,該囲繞外枠と同等又はこれと異高にして上端を上記
側壁より低く位置した高さに固定して人工庭園の支柱固
定用地中埋込フレームを形成すること,交差支柱固定枠
又はこれと平行支柱固定枠を使用することなく,囲繞外
枠と平行複数の支柱固定枠によって支柱固定用地中埋込
フレームを形成すること,交差支柱固定枠を使用し又は
平行支柱固定枠を使用するとき,上記支柱固定枠又は交
差支柱固定枠と,例えば相欠きを施すことによってT字
状に交差するようにして,該支柱固定枠又は交差支柱固
定枠乃至長手方向端部に位置する支柱固定枠又は交差支
柱固定枠に対して固定するようにすること,交差支柱固
定枠又は平行支柱固定枠を用いるときこれらをそれぞれ
単一のものとすること,各支柱固定枠を上記補強フィン
を備え又はこれを備えない断面U字状一体に構成したも
のとし,このとき必要に応じて排水用の孔や切欠きを設
けたものとすること,上記断面U字状の枠材を,L字状
にして一対の枠材をその底壁端部において突合せ配置す
ることによってU字状に構成したL字状一対の枠材によ
るものとすること,各支柱固定枠の形状を逆T字状,L
字状,C字状等,支柱を対接して固定可能な適宜の形状
による単独の枠材によるものとすること,囲繞外枠と支
柱固定枠或いは支柱固定枠相互の固定をタッピングホー
ルとこれに対するネジによって行なうようにすること,
フェンスに代えて又はこれとともにゲート,アーチ等他
のエクステリア構造物,特にその支柱を起立固定するよ
うにすること,支柱固定用地中埋込フレームを,上記構
築物の屋上に代えて,地表に設置し或いは建物内のホー
ル等屋内に設置すること等を含めて,本発明の実施に当
たって,人工庭園,囲繞外枠,支柱固定枠,必要に応じ
て用いる交差支柱固定枠,平行支柱固定枠等の具体的形
状,構造,数,これらの関係,これらに対する追加等
は,上記発明の要旨に反しない限り,それぞれ様々な形
態のものとすることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明及び請求項2に記載の発明は,そ
れぞれ浅い土壌を有する人工庭園において,その庭園内
を含めてフェンス,ゲート,人工竹垣等の構造物を十分
な耐水平荷重性を確保し,簡易且つ確実に設置し得る人
工庭園の支柱固定用地中埋込フレームを提供することが
でき,請求項3及び請求項4に記載の発明は,上記に加
えて,地中埋込フレームの強度を向上して,その補強を
なすとともに,支柱の起立固定位置の許容範囲を拡大す
るものとすることができ,請求項5に記載の発明は,同
じく上記に加えて,地中埋込フレーム,特に支柱固定枠
に対する支柱固定の安定性を向上し且つ簡易な支柱固定
をなし得て,人工庭園設置の作業性を向上するものとす
ることができ,請求項6に記載の発明は,同じく上記に
加えて,支柱固定枠の構成を単純形状の複数の部材によ
って行なうようにするとともに複数の部材を用いること
により,その突合せ部分を散水等の溜りを解消して,水
抜きを行ない,埴栽した植物の根腐れを防止し得るもの
とすることができ,請求項7に記載の発明は,同じく上
記に加えて,上記単純形状の部材強度を補強して強度を
向上し,また地中に埋込設置した際に地中に安定保持さ
れるとともに,支柱固定枠の相互の固定のための固定フ
ィンとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人工庭園の埴栽を省略した斜視図である。
【図2】地中埋込フレームと支柱の関係を示す斜視図で
ある。
【図3】地中埋込フレームと支柱の関係を示す平面図で
ある。
【図4】人工庭園のフェンスの配置状態を示す平面図で
ある。
【図5】人工庭園の縦断面図である。
【図6】囲繞外枠と支柱固定枠との関係を示す斜視図で
ある。
【図7】支柱固定枠と支柱との関係を示す斜視図であ
る。
【図8】支柱固定枠の枠材の斜視図である。
【図9】支柱固定枠の斜視図である。
【図10】他の例の地中埋込フレームと支柱の関係を示
す平面図である。
【図11】図10による人工庭園のフェンスの配置状態
を示す平面図である。
【図12】他の例の地中埋込フレームと支柱の関係を示
す平面図である。
【図13】図12による人工庭園のフェンスの配置状態
を示す平面図である。
【図14】他の例の地中埋込フレームと支柱の関係を示
す平面図である。
【図15】図14による人工庭園のフェンスの配置状態
を示す平面図である。
【符号の説明】
A 人工庭園 1 地中埋込フレーム 2 囲繞外枠 4a 支柱固定枠 4b 交差支柱固定枠 4c 平行支柱固定枠 5 U字受入溝 6 Z字状枠材 8 補強フィン 10 フェンス 11 支柱

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工庭園の側壁をなすように枠組みした
    囲繞外枠と,該囲繞外枠より上端を低く位置して囲繞外
    枠にそれぞれ長手方向端部を固定することによって囲繞
    外枠内に配置した土壌埋込用にして構造物の支柱を起立
    固定自在とした所定間隔平行複数の支柱固定枠とを備え
    てなることを特徴とする人工庭園の支柱固定用地中埋込
    フレーム。
  2. 【請求項2】 上記人工庭園の側壁をなす囲繞外枠に代
    えて,人工庭園の側壁の内側に設置する囲繞外枠を用
    い,上記支柱固定枠を,該囲繞外枠と同等又はこれと異
    高にして上端を上記側壁より低く位置した高さに固定し
    てなることを特徴とする請求項1に記載の人工庭園の支
    柱固定用地中埋込フレーム。
  3. 【請求項3】 上記所定間隔平行複数の支柱固定枠に加
    えて,上記囲繞外枠と該支柱固定枠又は支柱固定枠相互
    にそれぞれ長手方向端部を固定することによって上記平
    行複数の支柱固定枠と十字状又はT字状に交差する単一
    又は複数の交差支柱固定枠を備えてなることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の人工庭園の支柱固定用地中埋
    込フレーム。
  4. 【請求項4】 上記単一又は交差支柱枠に加えて,上記
    囲繞外枠と該交差支柱枠又は交差支柱枠相互にそれぞれ
    長手方向端部を固定することによって該交差支柱枠とT
    字状又は十字状に交差する上記所定間隔平行複数の支柱
    固定枠に平行の平行支柱固定枠を備えてなることを特徴
    とする請求項3に記載の人工庭園の支柱固定用地中埋込
    フレーム。
  5. 【請求項5】 上記支柱固定枠を,構造物の支柱を受入
    れて一方又は双方の起立壁からの固定金具で固定自在の
    U字受入溝を有する断面U字形の枠枠によって構成して
    なることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の
    人工庭園の支柱固定用地中埋込フレーム。
  6. 【請求項6】 上記断面U字形の枠材を,L字状にして
    一対の枠材をその底壁端縁において突合せ配置すること
    によってU字状に構成したL字状一対の枠材によるもの
    としてなることを特徴とする請求項5に記載の人工庭園
    の支柱固定用地中埋込フレーム。
  7. 【請求項7】 上記L字状の枠材に代えて,その上端に
    補強フィンを非底壁側に向けて張出突設したZ字状の枠
    材としてなることを特徴とする請求項6に記載の人工庭
    園の支柱固定用地中埋込フレーム。
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