JP2988800B2 - 情報提供装置及び情報提供システム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、各種の情報を不特定多
数の利用者に提供する情報提供装置及びそのシステムに
関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、光ディスクや磁気テープ等の媒体
を自由に持ち運んであらゆる場所で音楽等を楽しむこと
ができる携帯型の再生装置が幅広く普及している。これ
らの再生装置を利用して再生することができるソフト情
報としては、主に音楽や語学等に関する情報が一般的で
ある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、これ
までの携帯型の再生装置では、再生する情報が音楽や語
学に関するものに限られており、かつそれらの情報につ
いても市販されているものをそのまま利用するか、利用
者が他の媒体からダビングした情報を利用するだけの極
めて限定的な利用にとどまっていた。このため、利用者
が必要な情報をすぐに入手して再生利用できる状況の出
現が望まれていた。

【０００４】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、利用者が必要な情報を、
必要な時にすぐに入手することができる情報提供装置及
び情報提供システムを実現することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報提供装置は、各種情報を書き込んだマ
スタファイルと、携帯型の記憶媒体を着脱可能に装着す
る媒体装着手段と、前記マスタファイルに記録された情
報または前記媒体装着手段に装着された前記記憶媒体に
記録された情報を選択する選択手段と、前記マスタファ
イルにアクセスし、前記選択手段で選択された情報を前
記マスタファイルから読み出し、また前記記憶媒体から
読み出された情報を前記マスタファイルに書き込む第１
の読み書き手段と、前記媒体装着手段を介して前記記憶
媒体にアクセスし、前記選択手段で選択された情報を前
記記憶媒体から読み出し、また前記マスタファイルから
読み出された情報を前記記憶媒体に書き込む第２の読み
書き手段とを備えた構成としている。また、請求項２の
情報提供装置では、前記記憶媒体が、小型の光ディスク
または磁気ディスクまたは磁気テープであることを特徴
とする。また、請求項３の情報提供装置では、金銭を投
入する金銭投入部と、前記金銭投入部に金銭が投入され
たことを検出する金銭投入検出手段と、金銭の代わりに
決済を行なうために用いられるカードを挿入するカード
挿入部と、前記カード挿入部に前記カードが挿入された
ことを検出するカード挿入検出手段と、該金銭投入検出
手段による金銭の検出または前記カード挿入検出手段に
よる前記カードの検出により、前記選択手段による情報
の選択、前記第１、第２の読み書き手段による情報の読
み出しおよび書き込みを可能とする制御手段とを備えた
構成としている。請求項４の情報提供システムでは、情
報提供装置と、該情報提供装置と回線を介して接続さ
れ、データの送受信を行なうホスト装置とから構成さ
れ、前記情報提供装置は、前記ホスト装置から送信され
た情報を受信する受信手段と、該受信手段で受信した各
種情報を格納する記憶装置と、携帯型の記憶媒体を着脱
可能に装着する媒体装着手段と、前記記憶装置に記録さ
れた情報または前記媒体装着手段に装着された前記記憶
媒体に記録された情報を選択する選択手段と、前記記憶
装置にアクセスし、前記選択手段で選択された情報を前
記記憶装置から読み出し 、また前記記憶媒体から読み出
された情報を前記記憶装置に書き込む第１の読み書き手
段と、前記媒体装着手段を介して前記記憶媒体にアクセ
スし、前記選択手段で選択された情報を前記記憶媒体か
ら読み出し、また前記記憶装置から読み出された情報を
前記記憶媒体に書き込む第２の読み書き手段と、前記第
２の読み書き手段により前記記憶媒体から読み出された
情報または前記第１の読み書き手段により前記記憶装置
に書き込まれた情報を回線を通じて前記ホスト装置に送
信する送信手段とを備え、前記ホスト装置は、随時ある
いは定期的に、所定の情報を前記回線を通じて前記情報
提供装置に送信する情報送信手段と、前記情報提供装置
から送られた情報を受信する受信手段とを備える構成と
している。

【０００６】

【作用】本発明では、利用者が金銭投入部から所定金額
の金銭を投入すると、検出手段で金銭の投入が検出さ
れ、制御手段の制御によって媒体装着部への記憶媒体の
装着が可能となり、かつ選択手段の操作が可能となる。
この状態で、利用者は持参した記憶媒体を媒体装着部に
装着し、選択手段で利用したい情報を選択する。所定の
情報が選択されると、マスタファイルから該当する情報
が読出されて記憶媒体に書き込まれる。これにより、利
用者は、媒体装着部から記憶媒体を取り出して、例えば
持参した再生装置でその記憶媒体を再生することにより
情報を取得する。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図１は、本発明による情報提供装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。また、図２
は、その情報提供装置の外観図である。

【０００８】図１において、本情報提供装置１０は、予
め各種の情報を記憶させたマスタファイル２０と、マス
タファイル装着部３０と、マスタファイル２０に対する
情報の読み書きを行なう情報読み書き部４０と、利用者
が記憶媒体２００を装着する媒体装着部５０と、媒体装
着部５０に装着された記憶媒体２００に対する情報の読
み書きを行なう情報読み書き部６０と、利用者が希望す
る情報を選択する選択操作部７０と、情報選択制御部８
０と、硬貨等の金銭投入部９０と、金銭検出部１００
と、金銭決済部１０１と、金銭支払い部１０２と、カー
ド挿入取出部１０５と、カード検出部１０６と、利用状
況記録部１１０と、利用状況書き込み部１１１とで構成
されている。また、情報提供装置１０の上記構成部分
は、図２に示すように筺体１０ａに内臓されている。媒
体装着部５０、選択操作部７０及び金銭投入部９０、カ
ード挿入取出部１０５については、図示の如く筺体１０
ａの前面に配置されている。

【０００９】マスタファイル２０は、例えば、ＭＤ（ミ
ニ ディスク）やＯＤ（オプティカル デジタル デー
タディスク）及びＣＤ（コンパクト ディスク）等の光
ディスク、フロッピーディスク等の磁気ディスク、カセ
ットテープ等の磁気テープが利用される。多種多様な情
報を記憶させるためには、光磁気記憶によって記憶と再
生が可能なＯＤが実用的である。このマスタファイル２
０は、マスタファイル装着部３０に着脱可能に装着され
再生が行なわれる。マスタファイル２０のマスタファイ
ル装着部３０に対する着脱は、筺体１０ａの蓋を開くな
どして行なう。マスタファイル２０に記憶される情報と
しては、例えば、ニュース、映画やコンサート等に関す
るイベント情報、新曲を集めた音楽情報、新刊に関する
書籍情報等が考えられる。勿論、本装置を設置する場所
等に応じて、その他の様々な情報を用意することも可能
である。

【００１０】媒体装着部５０には、利用者が持参した記
憶媒体２００を着脱可能に装着することができる。この
記憶媒体２００としては、記憶と再生が可能なＭＤ（ミ
ニディスク）やＯＤ等の光ディスク、カセットテープ、
フロッピーディスクを利用できる。特に、ＯＤ等の光磁
気記憶媒体は、情報の書き換え、消去にかかる時間が短
時間で済むと共に、記憶した情報の品質（特に、音質）
が劣化しないので、本情報提供装置１０に利用する上で
有効である。利用者は、本情報提供装置１０で情報を記
憶した記憶媒体２００を自分で用意した再生装置２２０
で再生することで情報を取得する。この再生装置２２０
は、記憶媒体２００に応じて、携帯型のカセットデッ
キ、携帯型の光ディスク装置、パーソナルコンピュータ
等が考えられる。また、これらの再生装置は、携帯型に
限らず据え置き型であってもよい。

【００１１】選択操作部７０は、利用者が操作すること
によって取得したい情報を選択する。この選択操作部７
０には、図３に示すように、利用可能な情報毎に操作ボ
タン７１が設けられていて、この操作ボタン７１を操作
することによって、対応する情報がマスタファイル２０
から読み出されて、媒体装着部５０に装着した記憶媒体
２００に書き込まれる。また、情報読み書き部６０で媒
体装着部５０に装着した記憶媒体２００から情報を読み
込み、情報読み書き部４０でマスタファイル２０に書き
込む場合も、この選択操作部７０によって操作する。

【００１２】情報選択制御部８０は、選択操作部７０で
情報が選択されると、情報読み書き部４０を制御してマ
スタファイル２０から選択された情報を読み出し、さら
に情報読み書き部６０を制御してその読み出した情報を
媒体装着部５０の記憶媒体２００に書込む。また、後述
するように本情報提供装置１０を利用者どうしでの情報
のやり取りに利用する場合には、情報選択制御部８０
は、媒体装着部５０に装着された記憶媒体２００の情報
を情報読み書き部６０で読み込んで、その読み込んだ情
報を情報読み書き部４０によってマスタファイル２０に
書き込む。また、この情報選択制御部８０は、後述する
ように金銭検出部１００で紙幣または硬貨により所定の
金額が投入されたことを検出することにより、その時点
で媒体装着部５０に利用者が記憶媒体２００を装着でき
るように、また、選択操作部７０を利用者が操作して情
報選択できるように制御する。

【００１３】金銭投入部９０は、紙幣または硬貨を投入
するための部分であり、利用者はここから予め定められ
た金額の利用料金を投入する。また、金銭検出部１００
は、金銭投入部９０から所定金額が投入されたかどうか
を検出する。この金銭検出部１００による検出がされな
いと、媒体装着部５０への記憶媒体２００の装着も、選
択操作部７０による情報選択も行なえない。検出される
と、上述の情報選択制御部８０によって記憶媒体２００
の装着および選択操作部７０による情報選択が可能とな
る。また、金銭決済部１０１は、利用料金以上の金銭が
投入された場合に釣銭を算出する。また、金銭支払い部
１０２は、金銭決裁部１０１で算出した釣銭を利用者に
払い戻す。

【００１４】カード挿入取出部１０５は、金銭の代わり
にプリペイドカードやクレジットカードを投入する。カ
ード検出部１０６は、カード挿入取出部１０５に投入さ
れたプリペイドカードやクレジットカードを検出し、そ
の決済を行なう。このカード検出部１０６による検出が
されないと、媒体装着部５０への記憶媒体２００の装着
も、選択操作部７０による情報選択も行なえない。検出
されると、上述の情報選択制御部８０によって記憶媒体
２００の装着および選択操作部７０による情報選択が可
能となる。このようなプリペイドカードやクレジットカ
ードの利用により、金銭の回収や釣銭の補充等のメンテ
ナンスが不要になる。

【００１５】利用状況記録部１１０は、マスタファイル
２０に記憶された情報のうちどの情報が何時、どの程度
利用されたかを利用状況データとして記録する記録部で
ある。この利用状況記録部１１０も情報選択制御部８０
で制御される。また、利用状況書き込み部１１１は、利
用状況記録部１１０に格納された利用状況データをプリ
ペイドカード等に書き込む。また、上記利用状況データ
は、クレジットカードの決済にも利用される。

【００１６】次に、上述した本実施例による情報提供装
置の利用方法について述べる。利用者が金銭投入部９０
から所定金額の金銭を投入すると、金銭検出部１００で
金銭の投入を検出される。金銭の投入が検出されると、
情報選択制御部８０の制御によって媒体装着部５０への
記憶媒体２００の装着が可能となり、かつ選択操作部７
０の操作が可能となる。この状態で、利用者は持参した
記憶媒体２００を媒体装着部５０に装着し、選択操作部
７０で利用したい情報を選択する。選択操作部７０の操
作ボタン７１が押されて所定の情報が選択されると、マ
スタファイル２０から該当する情報が読出されて記憶媒
体２００に書込まれる。操作が終了すると、利用者は、
媒体装着部５０から記憶媒体２００を取り出して、例え
ば持参した再生装置２２０でその記憶媒体２００を再生
することにより情報を取得する。

【００１７】マスタファイル２０については、不定期あ
るいは定期的に記憶する情報内容を変えた新たなものと
交換する。また、上記情報提供装置１０は、例えば、駅
や空港等に設置することが考えられる。また、音楽や書
籍の店先に設置することも考えられし、通常の飲食物の
自動販売機と同じように街頭にそのまま設置することも
できる。

【００１８】本情報提供装置１０を利用者どうしにおけ
る情報のやり取りに利用する場合（いわゆる、伝言板的
な利用の場合）、情報を伝えたい利用者が伝達情報を書
き込んだ記憶媒体２００を媒体装着部５０に装着し、選
択操作部７０を操作することによって記憶媒体２００の
情報を情報読み書き部６０及び情報読み書き部４０によ
ってマスタファイル２０に書き込む。このようにしてマ
スタファイル２０に書き込んだ伝達情報を他の利用者が
受け取る場合、記憶媒体２００を媒体装着部５０に装着
し、選択操作部７０を操作して自分宛ての情報を選択
し、その情報をマスタファイル２０から記憶媒体２００
に書き込む。これにより、利用者どうしの情報のやり取
りを行なう。

【００１９】図４及び図５に、情報提供装置１０の他の
応用例を示す。図４に示す情報提供装置１０では、筺体
１０ａを図示のように変形した形とし、横に延びた腕部
分に媒体装着部５０と金銭投入部９０を配置している。
各腕部分毎に情報の種類が決まっているため、図１に示
した選択操作部７０は省いてある。希望する情報に対応
する媒体装着部５０に持参した記憶媒体２００を装着
し、金銭投入部９０に所定の金銭を入れると、該当する
情報が記憶媒体２００に書込まれる。図５に示す情報提
供装置１０では、情報を音楽関係の情報に限定した装置
となっている。この装置では、音楽情報の種類毎に、媒
体装着部５０と金銭投入部９０を配置している。このた
め、選択操作部７０は省いてある。希望する情報に対応
する媒体装着部５０に持参した記憶媒体２００を装着
し、金銭投入部９０に所定の金銭を入れると、該当する
情報が記憶媒体２００に書込まれる。

【００２０】さらに、本発明の情報提供システムの実施
例を説明する。図６は、本発明による情報提供システム
の一実施例の構成を示すブロック図である。また、図７
は、その情報提供装置の構成ブロック図である。

【００２１】図６において、本情報提供システムは、複
数の情報提供装置１５を回線４５０によってホスト装置
５００に接続した構成となっている。情報提供装置１５
は、図７に示すように図１の装置と基本的に同じ構成と
なっている。なお、図１と同じ符号を付した構成につい
ては全く同一の構成であることを示しており、その部分
に関する説明は省略する。この情報提供装置１５には、
回線４５０を介してホスト装置５００から送られてくる
各種情報を受け取る通信制御部４００が備えられ、かつ
受け取った情報を格納する磁気ディスク装置等の記憶装
置３００が備えられている。この記憶装置３００につい
ては、図１の構成で記憶可能なマスタファイル２０をそ
のまま利用してもよい。通信制御部４００は、ホスト装
置５００からの情報を受け取る機能と回線４５０を介し
てホスト装置５００側に情報を送り出す機能も備えてい
る。また、カード検出部１０６は、回線４５０を介して
ホスト装置５００と接続されており、カードの利用情報
が回線４５０を通じてホスト装置５００に送られ、ホス
ト装置５００でクレジットカード等の決済が行なわれ
る。また、利用状況記憶部１１０も回線４５０を介して
ホスト装置５００と接続され、その利用状況データをホ
スト装置５００で管理できるようになっている。

【００２２】ホスト装置５００は、情報の管理を行なう
装置であり、情報提供装置１５に送る各種情報の編集、
作成処理を行なうと共に、情報提供装置１５から送られ
た情報の編集処理等を行なう。また、このホスト装置５
００には、他のデータベース６００が接続されており、
データベース６００から取得した各種情報も編集して情
報提供装置１５に送ることができる。

【００２３】ホスト装置５００から送られた情報は、情
報提供装置１５の通信制御部４００で受信されて記憶装
置３００に格納される。利用者が本装置を利用して情報
を取得する場合の操作は、図１の装置の場合と全く同じ
である。利用者は、上記記憶装置３００内の情報を自分
で持参した記憶媒体２００に記録して取得することがで
きる。記憶装置３００内の情報の更新もホスト装置５０
０から新たな情報を送るだけで簡単に行なえる。これに
よって、極めてタイムリーに情報の提供が可能となる。

【００２４】また、利用者がホスト装置５００側になん
らかの情報を送りたい場合には、送りたい情報を書込ん
だ記憶媒体２００を媒体装着部５０に装着し、選択操作
部７０から情報を送信するための操作を行なえば、記憶
媒体２００から情報読み書き部６０で情報が読出され、
その読出された情報が通信制御部４００によってホスト
装置５００に送信される。この場合の例としては、利用
者が作った音楽作品を記憶媒体２００に書込んで、音楽
会社等が設置するホスト装置５００に送信して応募する
といった利用の仕方が考えられる。これにより、情報提
供装置１５を利用したホスト装置５００との情報のやり
取りが可能となる。また、図１の情報提供装置１０と同
様、この情報提供装置１５によっても利用者どうしの情
報のやり取りに利用することができる。

【００２５】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、実施例では、金銭またはカードを投
入して情報を入手する構成としたが、記憶媒体を装着す
るだけで無料で情報を入手できる構成としてもよい。ま
た、１台の情報提供装置を複数の利用者が同時に利用で
きる構成としてもよい。

【００２６】

【発明の効果】以上説明したように本発明の情報提供装
置によれば、持参した記憶媒体を装着するだけで、利用
者が必要な情報を、必要な時にすぐに入手することがで
きるので極めて便利であり、かつ情報の有効利用が可能
である。本発明の情報提供システムによれば、利用者が
必要な情報を、必要な時にすぐに入手することができる
効果に加えて、ホスト装置から最新の情報をタイムリー
に提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明による情報提供装置の一実施例の構成
ブロック図である。

【図２】 図１に示した情報提供装置の外観図である。

【図３】 図１の情報提供装置の選択操作部の平面図で
ある。

【図４】 情報提供装置の第１の応用例を示す外観図で
ある。

【図５】 情報提供装置の第２の応用例を示す外観図で
ある。

【図６】 本発明による情報提供システムの一実施例の
構成ブロック図である。

【図７】 図６に示す情報提供システムの情報提供装置
の構成ブロック図である

【符号の説明】

１０，１５…情報提供装置 ２０…マスターファイル ４０…情報読み書き部 ５０…媒体装着部 ６０…情報読み書き部 ７０…選択操作部 ８０…情報選択制御部 ９０…金銭投入部 １００…金銭検出部 １０１…金銭決済部 １０２…金銭支払い部 １０５…カード挿入取出し部 １１０…利用状況記録部 １１１…利用状況書き込み部 ２００…記憶媒体 ３００…記憶装置 ４５０…回線 ５００…ホスト装置

Claims (4)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 各種情報を書き込んだマスタファイル
   と、携帯型の記憶媒体を着脱可能に装着する媒体装着手段
   と、 前記マスタファイルに記録された情報または前記媒体装
   着手段に装着された前記記憶媒体に記録された 情報を選
   択する選択手段と、前記マスタファイルにアクセスし、前記選択手段で選択
   された情報を前記マスタファイルから読み出し、また前
   記記憶媒体から読み出された情報を前記マスタファイル
   に書き込む第１の読み書き手段と、 前記媒体装着手段を介して前記記憶媒体にアクセスし、
   前記選択手段で選択された情報を前記記憶媒体から読み
   出し、また前記マスタファイルから読み出された情報を
   前記記憶媒体に書き込む第２の読み書き手段と を備えた
   ことを特徴とする情報提供装置。
2. 【請求項２】 前記記憶媒体が、小型の光ディスクまた
   は磁気ディスクまたは磁気テープであることを特徴とす
   る請求項１に記載の情報提供装置。
3. 【請求項３】 金銭を投入する金銭投入部と、 前記金銭投入部に金銭が投入されたことを検出する金銭
   投入検出手段と、金銭の代わりに決済を行なうために用いられるカードを
   挿入するカード挿入部と、 前記カード挿入部に前記カードが挿入されたことを検出
   するカード挿入検出手段と、 該金銭投入検出手段による金銭の検出または前記カード
   挿入検出手段による前記カードの検出により、前記選択
   手段による情報の選択、前記第１、第２の読み書き手段
   による情報の読み出しおよび書き込みを可能とする制御
   手段とを備えたことを特徴とする請求項１に記載の情報
   提供装置。
4. 【請求項４】 情報提供装置と、該情報提供装置と回線
   を介して接続され、データの送受信を行なうホスト装置
   とから構成され、 前記情報提供装置は、 前記ホスト装置から送信された情報を受信する受信手段
   と、 該受信手段で受信した各種情報を格納する記憶装置と、携帯型の記憶媒体を着脱可能に装着する媒体装着手段
   と、 前記記憶装置に記録された情報または前記媒体装着手段
   に装着された前記記憶媒体に記録された 情報を選択する
   選択手段と、前記記憶装置にアクセスし、前記選択手段で選択された
   情報を前記記憶装置から読み出し、また前記記憶媒体か
   ら読み出された情報を前記記憶装置に書き込む第１の読
   み書き手段と、 前記媒体装着手段を介して前記記憶媒体にアクセスし、
   前記選択手段で選択された情報を前記記憶媒体から読み
   出し、また前記記憶装置から読み出された情報を前記記
   憶媒体に書き込む第２の読み書き手段と、 前記第２の読み書き手段により前記記憶媒体から読み出
   された情報または前記第１の読み書き手段により前記記
   憶装置に書き込まれた情報を回線を通じて前記ホスト装
   置に送信する送信手段とを備え、 前記ホスト装置は、 随時あるいは定期的に、所定の情報を前記回線を通じて
   前記情報提供装置に送信する情報送信手段と、前記情報提供装置から送られた情報を受信する受信手段
   とを備える ことを特徴とする情報提供システム。