JP2988630B2 - 肺癌の早期検出方法 - Google Patents

肺癌の早期検出方法

Info

Publication number
JP2988630B2
JP2988630B2 JP1081664A JP8166489A JP2988630B2 JP 2988630 B2 JP2988630 B2 JP 2988630B2 JP 1081664 A JP1081664 A JP 1081664A JP 8166489 A JP8166489 A JP 8166489A JP 2988630 B2 JP2988630 B2 JP 2988630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lung cancer
sputum
monoclonal antibody
chest
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1081664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0296658A (ja
Inventor
ジェイムス・エル・ムルシン
メルビン・エス・トックマン
プラボド・ケイ・グプタ
ジョン・ケイ・フロスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMERIKA GATSUSHUKOKU
JOONZU HOPUKINZU UNIV ZA
Original Assignee
AMERIKA GATSUSHUKOKU
JOONZU HOPUKINZU UNIV ZA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMERIKA GATSUSHUKOKU, JOONZU HOPUKINZU UNIV ZA filed Critical AMERIKA GATSUSHUKOKU
Publication of JPH0296658A publication Critical patent/JPH0296658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2988630B2 publication Critical patent/JP2988630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/574Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
    • G01N33/57407Specifically defined cancers
    • G01N33/57423Specifically defined cancers of lung
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/395Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/574Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の分野 本願発明は癌の早期診断に関し、更に詳細には肺癌の
早期検出方法およびアッセイキットに関する。
本発明の背景 肺癌は依然として男女両性間における癌の主要な原因
である。臨床癌に先立って、1つまたはそれ以上の新生
物抗原の発現が認められると、幾つかの可能性のある治
療法が開けてくる。
ヒトでは4つのタイプの肺癌、即ち落屑性、アデノ、
小細胞および大細胞タイプの肺癌が見い出されている。
各腫瘍は特異的な分化徴候または表面表現型決定基を発
現し、それら全てによってこれら腫瘍細胞が正常細胞と
区別される。モノクローナル抗体診断技術の発展によっ
て、正常細胞を癌細胞と識別でき、そして癌細胞のタイ
プを他の癌細胞のタイプと識別できる試薬の製造が促進
されてきた。
気管支上皮細胞の形態学的異型性の喀痰細胞学スクリ
ーニングはこれまでのところ定期的な、早期段階の肺癌
検出および治療にまでは至っていない。このことは、A
m.Respir.Dis.130.545〜549、555〜560、561〜565およ
び565〜570、1984年に報告されているように、ナショナ
ルキャンサーインスティチュート(National Cancer In
stitute)が後援した3つの機関による大規模な合同研
究で最も説得力をもって示された。レントゲン写真スク
リーニング単独と比べて、喀痰細胞学スクリーニングを
加えることが肺癌検出を顕著に高め肺癌の死亡率を減少
させるかどうかを決定するための研究の1部として、ジ
ョーンズホプキンスラングプロジェクト(Johns Hopkin
s Lung Project)は、45才およびそれ以上の年令の男性
喫煙者から5乃至8年間に亘って連続的に吐きされた痰
の細胞学的検体および胸部レントゲン写真を得た。1973
年から1977年までに、これら高危険度の個人を10,384人
補充した。その半分を無作為抽出して細胞学スクリーニ
ングおよび胸部レントゲン写真を受けさせ、他の半分は
レントゲン写真だけでスクリーニングした。細胞学スク
リーニングは、余りにも疑似陰性が多く、感度が不十分
であることが見い出された。
小細胞および非−小細胞のヒト肺癌の抗原に対して産
生された数種のマウスモノクローナル抗体は腫瘍生物
学、肺癌免疫局在を研究しそして腫瘍起源に手がかりを
与えるために免疫組織化学的アッセイに使用されてき
た。これら抗体によって認識される抗原は種々の腫瘍並
びに正常な胎児組織で発現される。小細胞肺癌の抗原に
関する第1回国際ワークショップの会議録、ソーアミ
(Souhami)等、Lancet (8554)、325〜326、1987年
で要約されているように、肺の小細胞および非−小細胞
癌を研究するために調査されているモノクローナル抗体
は100個近くもある。このワークショップは、抗体の中
央登録コード化を支持し、その後種々の正常組織および
新生物組織を盲染色した。その結果の統計的な分析か
ら、類似する複数の抗原決定基が2つまたはそれ以上の
モノクローナル抗体試薬によって認識されることを示唆
する反応性集団が定義されることになった。研究した抗
原のいずれもが小細胞肺癌に特異的でなかったしまた研
究した小細胞肺癌検体の全てに普遍的に存在していなか
った。
これらの抗原決定基は、厳密な腫瘍マーカーというよ
りはむしろ分化のマーカーであると思われる。発癌物質
に暴露された個人での進行性新生物分化は、肺新生物の
明白な発生前に気管支上皮におけるこれらマーカーの発
現を増加させることがある。
マルシャイン(Mulshine)等は、米国特許第4,569,78
8号中で、ヒトの非−小細胞肺癌を検出し、そしてこの
タイプの癌を他の全てのタイプの肺癌および正常な組織
細胞から区別するために使用できるモノクローナル抗体
を開示している。これら2つの抗体は、腫瘍組織を試験
することによって非−小細胞肺癌を他の形態の肺癌から
識別するためにキット形態で使用することができる。
ヒトの癌を決定するために使用される他のモノクロー
ナル抗体の中には、ヒロハシ(Hirohashi)等に付与さ
れた米国特許第4,683,200号のIgMクラスのモノクローナ
ル抗体がある。この特許で開示されたモノクローナル抗
体はヒト肺癌と反応性であり、癌に罹っている患者の血
清診断に使用することができる。
ルーア(Loor)等の米国特許第4,690,890号は、各抗
原に対する有効量の少なくとも1つのモノクローナル抗
体を含有する免疫測定二重サンドイッチアッセイを使用
して少なくとも2つの抗原を検出する方法を開示してい
る。この技術はプロスタチン酸(Prostatic acid)ホス
ファターゼおよび前立腺抗原をアッセイするのに特に有
用である。
タンズウェル(Tanswell)等の第4,624,930号は3つ
のレセプターと共にインキュベートすることによって多
価抗体の存在を測定する方法を開示しており、その際第
1のレセプターは完全抗体またはハプテンと共有結合し
た抗体であり、第2のレセプターは第1のレセプターの
1部とだけ結合し得る抗体であり、そして第3のレセプ
ター(これは第2のレセプターと交叉反応をしてはなら
ない)は第1のレセプターが得られる動物種とは異なる
動物種から得られる抗原と結合可能な抗体であることが
できる。
本発明の要約 上記したような先行技術における欠陥を克服すること
が本願発明の1つの目的である。
肺癌の早期診断を提供することが本願発明のもう1つ
の目的である。
肺癌の早期診断に使用するキットおよび技術を提供す
ることが本願発明の更にもう1つの目的である。
本願発明によれば、肺癌の発生に関連して増加して存
在する抗原を発現する細胞を検出するためにモノクロー
ナル抗体を使用することによって、従来検出可能であっ
たよりはるかに早い段階で、或る場合には他の如何なる
アッセイ法によるより2年以上早く肺癌を検出すること
ができる。本願発明の方法は気管支液体または痰中の抗
原の存在をアッセイすることからなり、その際該方法で
は腫瘍関連抗原、分化抗原、クラスI若しくはクラスII
抗原、または正常気管支細胞対異形成気管支細胞対新生
物気管支細胞で分化して発現される全ての抗原を認識す
る抗体が使用される。本方法は、報告された上述のジョ
ーンズホプキンスの研究を含む全ての以前のアッセイ方
法より肺癌検出ではるかに敏感に反応することが見い出
された。
本願発明による方法で使用可能な検出系には標準的な
免疫測定検出系があり、これにはエリザ(ELISA)法、
細胞選別アッセイまたは蛍光活性化細胞選別アッセイ、
ウェスターン法アッセイ、免疫沈降アッセイ、比色アッ
セイまたはデンシトメントリーに基づくアッセイ等が含
まれる。
本願発明の技術を使用して、小細胞の糖脂質抗原およ
び非−小細胞肺癌の蛋白質抗原に対するネズミモノクロ
ーナル抗体を、上記のジョーンズホプキンスラングプロ
ジェクトに参加した人々から得た保存痰検体に適用し
た。
本来、痰の細胞学スクリーニングの有効性を評価する
ために行った上記研究では、高危険度の参加者の半分
(現在1日当たり少なくとも1箱のタバコを吸ってい
る、少なくとも45才の男性5226人)を無作為に割り当て
て細胞病理学分析の検体を作った。その後の5年から8
年に亘る定期スクリーニング中に、626人(12%)は中
程度またはより大きい異型性を示した。この内69人(癌
に進行した者26人、進行しなかった者43人)を無作為に
選択して、盲検の改良モノクローナル抗体免疫染色プロ
トコール用とした。形態学的異型性を有する満足のゆく
検体は、最終的に癌に進行した22人の患者の内14人で陽
性に免疫染色され(感度64%)、肺癌に進行しなかった
40人の患者の内35人で非反応性(特異性88%)であっ
た。染色されなかった、疑似陰性異型性を再検討する
と、それらは平均して癌診断の57ケ月前に集められてい
たことが示された。対照的に、真の陽性検体は診断の24
ケ月前に集められていた。元々は疑似陰性であった人
の、より後の平均して癌の26ケ月前の検体は陽性に染色
され、感度は91%に改良された。7乃至8年間の追跡ス
クリーニング中に肺癌を発現しなかったヒトから集めた
真の陰性の検体での特異性は88%であった。
かくして、本願発明のアッセイ法では、以前の3研究
所の合同研究で集めた試料を使用して、患者が肺癌の臨
床的徴候を示すより2年前までにそれら患者の肺癌を確
認した。このアッセイ法は非常に早期の段階の肺癌を検
出するこれまでの研究で使用された方法よりはるかに敏
感に反応した。それ故、臨床癌の2年前に新生物抗原発
現を認識することが肺癌阻止、検出および治療の研究の
価値ある中間終了点となろう。
本発明の詳細な説明 本願発明によれば、抗原存在の増加が肺癌の発生と関
連する抗原を発現する気管支液体または痰中の細胞を検
出するために抗体が使用される。本アッセイは喫煙者、
アスベストにさらされている労働者等を含む肺癌の危険
性のある患者に特に有用である。本アッセイはエリザ
法、放射性イムノアッセイ、蛍光イムノアッセイ、化学
ルミネセンス イムノアッセイ、細胞選別または蛍光活
性化細胞選別アッセイ、ウェスターン法アッセイ、免疫
沈降アッセイ、比色またはデンシトメトリーに基づくア
ッセイ等を含む任意の慣用タイプのイムノアッセイであ
ることができる。
上記した細胞スクリーニングは超音波的にエアゾール
化した平衡塩類溶液(Hanks BSS)の25分間吸入がまた
は高張塩類溶液の15分間吸入かのいずれかの痰誘導から
なっていた。得られた痰の分別物はパパニコロー(Papa
nicolaou)染色および解釈用にスライドガラス上に塗布
した。残りの材料はホモジネートし、濃縮し、そしてサ
ッコマンノ(Saccomanno)等、Acta Cytol.,305〜31
0、1963年に記載されているようにして、標準法を使用
してサッコマンノの保存溶液(SPS、50%エタノール中
2%のポリエチレングリコール)中に入れた。スライド
はまた、SPS−保存材料からもパパニコロニー染色用に
調製された。誘導後4ケ月目そして更に8ケ月目に、SP
Sの瓶をこれら参加者に郵送した。その後3日間の毎
朝、SPSを含有する瓶に痰を吐き出し、こうして集めた
検体は細胞学分析のため研究所に返送された。
前記したように、5226人の男性を細胞学的スクリーニ
ングを受けるために割り当てた。本プロジェクトの進行
中に、これら参加者の626人(12%)は1つまたはそれ
以上の検体で、上部気道癌および変形性胸部外一次物を
除いて、中程度またはより大きい異型性を有していた。
痰細胞学で少なくとも中程度の異型性を有する者には第
2の痰誘導を受けさせた。このような検体は全て、SPS
に入れ、将来研究するために貯蔵した。
これら626人の参加者の最初の異型性細胞学検体は表
1に示すように4つの群に分けた。2つの群は2回のス
クリーニングで中程度の異型性を示す痰を有する参加者
からなっていた。即ち、I群、肺癌が発生しなかった53
7人(86%)およびII群、肺癌に進行した40人(6.4%)
からなっていた。4つの主要な肺癌細胞型は全てII群で
示された:12人は落屑性であり、9人は小細胞であり、
7人は腺型であり、8人は大細胞でありそして4人はそ
の他または混合型であった。
IIIおよびIV群は少なくとも2回顕著な異型性を有し
た参加者からなっていた。III群は癌に進行しなかった
3人(0.5%)からなっていた。IV群は非−小細胞肺癌
に進行した46人(7.4%)からなっており、41人は落屑
性に、3人は腺癌に、そして2人は大細胞癌に進行し
た。この範疇には小細胞癌はなかった。実際、ジョーン
ズホプキンスラングプロジェクトの研究で検出された小
細胞癌は全てスクリーニング中にレントゲン写真によっ
て検出されたかまたは臨床的に注目されたかのどちらか
であった。
総626人の検体から、即ちこれら4つの群から得た試
料を無作為に選択して免疫染色した。サンプリングした
フラクションは表2に示す。癌に進行しなかった537人
の内、平均して96.8ヶ月(34ケ月から142ケ月の範囲)
の間追跡したI群の40人は無作為に選択した。癌に進行
した者、即ちII群の40人およびIV群の46人の内、各細胞
型層、即ち群IIおよびIVからそれぞれ15人および11人の
対象を無作為に選択した。群IIIの3症例(癌に進行し
なかった顕著な異型性)は全てを選択した。これら手順
によって総69例の選択が得られ、次いでそれらを下記の
盲検のモノクローナル抗体免疫染色プロトコールのため
にコード化した。
表2 サンプリングフラクション n 選択 % I群* 537 40 7.4 II群゜ 40 15 37.5 III群 3 3 100.0 IV群゜ 46 11 23.9 小細胞癌(コード番号534F8、600A6および624H12)の
糖脂質抗原および非−小細胞癌(コード番号702A6、703
D4および704A1)の蛋白質抗原に特異性を有するNCI−ネ
イビーメディカルオンコロジーブランチ(Navy Medical
Oncology Branch)のモノクローナル抗体の特徴は以前
に報告されている。ファージオン(Fargion)等、Cance
r Res.46,2633〜2638、1986年;マルシャイン(Mulshin
e)等、J.Immunol.131.497〜502、1983年;ローゼン(R
osen)等、Cancer Res.44.2052〜2061、1984年;スピタ
ルニク(Spitalnik)等、Cancer Res.46.4751〜4755参
照。1つのSCC Mab(624H12)および1つのNSCC Mab(7
03D4)をこの研究のために選択した。これらのモノクロ
ーナル抗体は米国特許第4,569,788号の主題であり、参
考文献として本願明細書に組み入れる。ビチオン化した
抗−ラットIgMはチムドラボラトリーズ(Zymed Laborat
ories)(カリフォルニア州サウスサンフランシスコ)
から購入した。ビオチン化した抗−マウスIgG、抗−ウ
マIgG、抗−ウサギIgG、およびアビジン−ビオチン−ペ
ルオキシダーゼコンプレックス(ABC)試薬は全てベク
ターラボラトリーズ(Vector Laboratories)(カリフ
ォルニア州バーリンゲーム)から購入した。
ジョーンズホプキンスオンコロジーセンターで維持さ
れている細胞株から得た小細胞癌(SCC)および非−小
細胞肺癌(NSCC)肺腫瘍細胞はSPS中で保存し、陽性対
照として使用した。各々SPS中で貯蔵した痰検体および
対照細胞は短時間回転させて再懸濁させ、次いでシャン
ドンサザンインスツルメント(Shandon Southern Instr
uments)(ペンシルベニア州セビックレイ)から購入し
たサイトスピン(Cytospin)遠心装置を使用してスライ
ドガラス上に置いた。
1つの「実施」からその次の「実施」までの変動が本
研究の結果全体に影響を与える可能性があるので、各痰
検体の多数のスライドを染色して染色変動の影響を最小
にした。多くの場合、10個のスライドを染色した。即ち
2種(SCCおよびNSCC)の抗体の各々で5個ずつ染色し
た。個々の検体は各検体の少なくとも1つのスライドを
2つの各抗体で別々に染色してSCCおよびNSCC抗体との
交叉反応性も評価した。
本方法で使用した染色プロトコールの完全な説明はグ
プタ(Gupta)等、Diagn.Cytopathol.,133〜136、198
5年に含まれている。本方法を通して、スライドは低く
セットした磁気撹拌器を使用して、0.01Mのりん酸緩衝
生理、食塩水(pH7.4)で洗浄した。インキュベーショ
ンは全て密閉した加湿室中室温(25℃)で実施した。簡
単に言えば、免疫染色法はマーカー特異性の第1の抗体
溶液、次いで順次、ビオチン化した第2の抗体溶液(第
1の抗体溶液が生じる免疫グロブリンの種/サブクラス
に対して向けられる)、ビオチン化した第3の抗体溶液
(第2の抗体に対して向けられる)、アビジン−ビオチ
ン−コンプレックス(ABC)試薬、そして最後に基質−
色素原溶液(PBS中0.01%の過酸化水素および0.05%の
ジアミノベンチジン)の適用に関係していた。次いで検
体は、0.125%のメチレンブルーで逆染色し、定型的な
方法によりスライドに載せた。
完成した標本は、検体がその後肺癌に進行した参加者
から作成されたか否かを知らない2人の観察者が別々に
評価した。その結果は、コード化した確認書並びに使用
した抗体および対照検体のようなプロトコールの技術的
特徴に関係するデータの記録手段が含まれている特別に
デザインした報告書に記録した。即ち、上皮(異型およ
び新生物の)細胞および炎症性細胞の数と型並びに陽性
に染色した細胞の定性的および定量的特徴を記録した。
染色強度は、陽性対照と比較して陰性乃至擬陽性
(±)から強度に陽性(4+)までの範囲の尺度を使用
して2人の観察者が別々に等級分けした。モノクローナ
ル抗体(抗−SCCおよび抗−NSCC)のどちらかのセット
との各肺癌症例の免疫細胞化学反応性は、各標本に与え
られた得点の合計を各検体の標本の総数で割って決定し
た。2+またはそれ以上の染色強度だけを疑いのない陽
性とした。陰性検体は2+の強度で染色しなかった異型
細胞を含む検体として定義した。腫瘍または異型細胞の
完全な不存在、炎症性細胞の不確定量の存在、スライド
全体の非特異的「バックグランウンド」染色または非特
異的染色の過剰な値の存在は検体を満足的でないと記録
する根拠であるとみなした。表3参照。
表3 染色の定義 I. 満足的でない 検体品質(4〜8年間保存) 1.非肺性材料だけを含有 2.過剰炎症 3.過剰の細胞変性 4.異型細胞を有さない肺性材料 技術的 1.過度の「バックグランド」染色 2.染色の完全な欠如 II. 陰性 異型細胞が検体に存在するが染色なし III.陽性 染色≧2+/4+ 選択した69検体の内、26検体は肺癌に進行した参加者
から得た。これらの内の4(15%)は満足的でないもの
であり、表4に示すように、肺癌に進行しなかった43人
の参加者中に見られた満足的でない染色検体の割合(7
%)と有意には違っていなかった。満足的でない染色を
有する参加者は解析から除いた。肺癌に進行した参加者
から得た満足的な検体の内、3分の2(22の内14)は抗
体と陽性の反応性を示した(感度64%)。対照的に、肺
癌に進行しなかった者の40の内35(特異性88%)は染色
しなかった。最終的に肺癌が発生する参加者から得た前
癌性検体がSCCかまたはNSCCモノクローナル抗体かのど
ちらかで染色する可能性は非常に有意であった。(OR=
12.25、95%C.I.=2.32〜36.08、p=0.0004)。
表4 JHLPが貯蔵した最初の異型性痰検体に適用したモノクロ
ーナルAb表面マーカーのダブル−ブリッジイムノペルオ
キシダーゼ染色の結果 肺癌 肺癌なし 総計 満足的 染色+ 14 5 19 − 8 35 43 小計 22 40 62 満足的でない 4 3 7 総計 26 43 69 次いで、染色パターンを2種(SCC、NSCC)の抗体細
胞型について別々に試験した。表5に示されるように、
パパニコロー塗布の結果は顕著は異型性より小さかった
が小細胞肺癌を発生した5人の参加者の内5人全てが小
細胞抗体で染色された。この表には示されていないが、
小細胞前癌性検体も全て非−小細胞抗体で染色された
(100%陽性の交叉−染色)。
表5に示されるように、痰細胞学パパニコロー塗布結
果は顕著な異型性より小さかったが非−小細胞癌に進行
した9人の参加者の内、2人(22%)しか非−細胞抗体
で染色されなかった。対照的に、異型性が2回顕著であ
ったかまたは明らかな癌を示したとき、非−小細胞前癌
性検体の内の1例を除く全て(8例の内7例、または88
%)は非−小細胞抗体で染色された。これら17のNSCC検
体の中で、1例(顕著な異型性)しか小細胞抗体で染色
されなかった(6%陽性の交叉−染色)。
22例の疑似陰性異型性(染色されなかった)の内8例
を再検討して、表6に示されるように、それらは平均し
て癌が診断される57ケ月前に集められたことが示され
た。対照的に、真の陽性検体(22の異型性の内14)は診
断より約24ケ月前に集められていた。癌を発生しなかっ
た参加者は7年から8年間追跡した。この癌に罹ってい
ない期間の持続によってこれら後者の検体は真の陰性で
あると認められる。
I期の肺癌が痰細胞学の形態学的変化によって検出可
能であり、上首尾に切除が行われ、そして肺癌死亡率の
低下がもたらされるという仮説はジョーンズホプキンス
ラングプロジェクトの研究の結果によっては支持されて
いなかった。痰細胞学スクリーニングに加えて胸部レン
トゲン写真を受けた二重スクリーン群とレントゲン写真
でスクリーニングした群は同一の生存率および死亡率を
有していた。検出と介在の双方の失敗が上記結果の原因
であった。残念乍ら、スクリーニング期間中に生じた新
たな癌の51%は「休止期間」であったかまたは定期的な
細胞学スクリーニングによってもレントゲン写真スクリ
ーニングによっても検出されなかった臨床症例であっ
た。更に、検出された半分の内57%だけが外科的介在に
対して十分良好なところに位置していた、即ちI期。本
プロジェクトの生存よりも初期の研究の生存と比較し
た。二重スクリーン群および対照群の双方で全体の年令
−および喫煙−調整肺癌死亡率はスクリーニングしなか
った集団の死亡率より小さかった。それ故、胸部写真に
痰の細胞形態学スクリーニングを加えたことによる死亡
率の利益はなかったと結論された。
二重スクリーン群での肺癌のほぼ3分の2(233の内1
47、または63%)は細胞形態学が陽性でなかった者で生
起した。この観察は、異型性の不存在と比較すると、形
態学的異型性の存在がその後に続く肺癌の発生に対して
十分敏感に反応する中間指示物ではないことを示してい
る。そうではあるが、異型性が存在するとき、それは癌
が発生する危険性の高いことを反映する合理的な前兆で
あることが示された。8年から10年間のスクリーニング
中、異型性を有していない参加者4600人中で発生した14
7例(3%)の肺癌と比べて、少なくとも中程度の異型
性を有する6262人の内86人(14%)が肺癌に進行した。
更に、異なる細胞型が全てこれらの異型性検体中で示さ
れる。最終的に生じる肺癌の細胞型は前癌異型性での別
個の形態学的特徴によって区別することはできなかっ
た。それにも拘らず、大部分の肺癌症例では、痰の細胞
学での前癌の形態学的変化は明らかでなかった。このこ
とは、剥離した上皮細胞の検査が早期検出の中間終了点
を提供できる場合、形態学的規準は他の指標によって補
われなければならないことを示唆している。
計画によって、少なくとも中程度の異型性形態学を示
した各対象の入手可能な最初の検体を染色した。最終的
に癌が発生した免疫染色陽性者中、表6に示されるよう
に、痰検体は臨床的肺癌が発生する約2年(23.8ケ月)
前に集められていた。癌になったが検体は染色されなか
った(疑似陰性)者のデータの再検討に際しては、痰採
集時期と肺癌発生時期との間の4年以上(57.2ケ月)の
平均間隔が抗体結合の可能性に悪影響を与えたであろう
と仮定した。腫瘍進行に関連した細胞分化が膜の糖脂質
抗原の実質的変化を導くことが可能であった。抗原は臨
床的癌より4年程も前には発現していなかっただろう
が、癌の臨床的徴候より2年前には発現していたことも
可能である。
表6 最初の異型性痰検体採集からの癌の発生までまたは最後
の追跡までの平均持続月数 肺 癌 肺癌なし 染色+ 23.8 83.8 染色− 57.2 96.7 表8 JHLPが貯蔵した最も新しい異型性痰検体に適用したモノ
クローナルAb表面マーカーのダブル−ブリッジイムノペ
ルオキシダーゼ染色の結果 肺癌 肺癌なし 総計 満足的 染色+ 20 5 25 − 2 35 37 小計 22 40 62 満足的でない 4 3 7 総計 26 43 69 感度=91% O.R.=70 特異性=88% 95%C.I.=10.46〜297.8 カイ二重=35.63、P<1×10-6 表5に示されるように、非−小細胞癌に進行し続け、
少なくとも2回顕著な異型性より小さかった9人の参加
者の内、2人(22%)だけが免疫染色陽性であった。こ
れらの参加者では、痰検体採集と肺癌発生との間の平均
間隔は、表7に示されるように、40ケ月であった。これ
らの者から得た、より新しい検体(平均して癌より26ケ
月前)も同様に免疫染色するために選択した。より初期
の結果と対照して、これら後者の9検体の内8検体(89
%)に免疫染色を続けた。染色されなかった1つの検体
は技術的に満足できるものでなかった。感度表の再作
成、即ち表8は、2年以内に肺癌に進行した者の内2人
を除いて全員が染色されたこと、即ち91%の感度を示し
ている。肺癌に進行しなかった者の特異性は88%のまま
であった。それ故、肺癌に進行する者の3分の1だけに
初期に生じる形態学的な上皮細胞変化に加えて、癌より
少なくとも2年前に発現する、肺癌患者の90%以上から
得られる剥離痰細胞上に細胞表面マーカーが存在するよ
うに思われる。
顕著な異型性を有する3人の参加者は長期間追跡した
が、肺癌は発生しなかった(群III)。3人の内1人は
異型性痰の後981ケ月生存している。彼の異型性痰検体
はNSCCもSCC免疫染色のどちらも続けることはできなか
ったが、以後正常に戻っていた。別の1人は異型性痰の
89ケ月後に心血管症で死亡した。彼の痰検体も免疫染色
を続けることはできなかったが、正常に戻っていた。3
番目の人は彼の異型性痰の86ケ月後に結腸癌で死亡し
た。彼の痰検体はNSCC染色を続けたがSCC染色は続けな
かった。そして該検体には最後の検査時に中程度の異型
性が残っていた。それ故、これらの結果は上記した高い
Mab特異性と一致している。
上記アッセイに使用した小細胞抗体は、上述の(SCC
−Antigen Workshop)クラスター(Cluster)5抗原に
よって定義された結合親和性を示さなかった。これら抗
原の部位は組織固定後に保持されており、他のSCC抗原
より特異的であるように思われる。該抗原は、或る程度
他の神経内分泌腫瘍上に存在しそしてNSCC腫瘍では僅か
しか存在しない100KDの糖蛋白質で発現されるように思
われる。通常の潜在性胸膜幹細胞から得たSCCおよびNSC
Cの通常の病因論によって、実施したアッセイでの異な
る腫瘍型間で観察された交叉反応性の幾つかは説明する
ことができる。
使用した大部分の検体は5年から8年までの間貯蔵し
たままであったことに注意すべきである。かくして、細
胞材料はこの期間中に品質が低下した可能性がある。第
2に、検体ホモジネート化法の過酷さによって細胞表面
上の抗原が破壊または改変され、その結果どんな染色も
完全に欠如することがあったろう。
自動染色法は変動を減少させそして技術的に不満足な
スライドの頻度を減少させる。染色の自動定量によっ
て、解釈における主観可能性が最小になる。
本願発明のアッセイは抗体、試験すべき気管支細胞ま
たは痰細胞および適当なスクリーン技術、例えばイムノ
アッセイ、免疫沈降アッセイ、または免疫組織化学アッ
セイからなる診断キットで使用するのに適している。標
的細胞の外部供給源はキットの成分に加える。キットに
はアッセイで使用する抗体源およびアッセイ用のスクリ
ーニング手段が含まれる。
典型的なキットはモノクローナル抗体用の容器手段、
上記標的細胞をモノクローナル抗体と結合させるための
プレートまたはスライド手段並びに上記容器手段、上記
プレートまたはスライド手段および上記検出手段を組み
合せするための包装手段からなる。
臨床的癌より前に1つまたはそれ以上の新生物抗原の
発現が認識されると幾つかの可能性のある代替治療法が
利用できる。進取的な選択的気管支鏡検査法およびより
早い時期の外科かまたはレーザー光線療法かのいずれか
が、新たに検出された本来の場所の癌または微小浸潤性
癌のために考慮されよう。治療した肺癌の治療的モニタ
リング中には早期検出および局部治療も適切であろう。
しかし乍ら、栄養介在がモノクローナル抗体によって検
出可能な前癌期から腫瘍への進行を停止させるかまたは
元に戻すのに有効である場合、肺癌患者の生存に対して
最大の効果が生じるであろう。
本発明は或る特定の実施態様に関連して上記したが、
多くの変更が可能であり、また代替材料および試薬が本
発明から離れることなく使用できることが理解されよう
にこのような変更および代替は実験を要する場合もある
が、これは定型的な試験に関わるにすぎないものであ
る。
特定の実施態様に関する上記記載は本発明の一般的性
質を十分明らかにしているので、他のものは、現在の知
識を適用することによって、一般的な概念から離れるこ
となく、このような特定の実施態様を容易に修正しおよ
び/または種々の適用に適合させることができ、その結
果このような適合および修正は、開示された実施態様の
均等物の意味および範囲内に包含されるように意図する
ものである。本願明細書の語法または用語は説明するた
めであって限定するためのものではないことを理解すべ
きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 999999999 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国メリーランド20852,ロ ックビル,スイート 326,エグゼキュ ーティブ ブールバード 6011 オフイ ス オブ テクノロジー トラントファ ー (72)発明者 ジェイムス・エル・ムルシン アメリカ合衆国,20817 メリーランド、 ベセスダ、サバナ ドライブ 7719 (72)発明者 メルビン・エス・トックマン アメリカ合衆国、21218 メリーランド、 バルチモア、ケンブル ロード 202 (72)発明者 プラボド・ケイ・グプタ アメリカ合衆国、21093 メリーランド、 ルザービル、ロックモア コート 7 (72)発明者 ジョン・ケイ・フロスト アメリカ合衆国、21093 メリーランド、 ルザービル、ブルックランドウッド ロ ード 1004 (56)参考文献 特開 昭62−36198(JP,A) 特表 昭60−501309(JP,A) 特表 昭62−501955(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個体中における早期の肺癌の存在をスクリ
    ーニングする方法で、 1)上記個体から痰または気管支液体サンプルを得、 2)そのサンプルを一種以上の事前選択されたモノクロ
    ーナル抗体と、上記抗体がサンプル中に存在する上記抗
    体が特異的に結合する抗原と免疫学的に結合する条件下
    で接触させて、複合体を形成させ、そして 3)上記複合体の存在を検出することを含む、方法であ
    って、 ここで該モノクローナル抗体の事前選択は、 i)胸部レンドゲン検査または喀痰細胞診では肺癌は検
    出されない被験個体から喀痰または気管支液体サンプル
    を採取、保存し、 ii)上記保存サンプルを、正常気管支細胞に対して異形
    成気管支細胞または新生物気管支細胞で異なって発現さ
    れる抗原に特異的なモノクローナル抗体と、該抗原との
    免疫学的結合が形成され得るような条件下で接触させ
    て、複合体を形成させ、 iii)ステップ(ii)の結果として形成される上記複合
    体の有無を検出し、 iv)上記被験個体を追跡調査して、どの上記被験個体が
    後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候に
    より検出される肺癌を発現し、およびどの被験個体が後
    に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候によ
    り検出される肺癌を発現しなかったかを判定し、 v)ステップ(ii)の上記抗体から、後に胸部レントゲ
    ン検査、喀痰細胞診または臨床兆候により検出される肺
    癌を発現しなかった該被験個体から得た保存サンプルよ
    りも、後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床
    兆候により検出される肺癌を発現した該被験個体から得
    た保存サンプル中に存在する抗原と優先的に結合する抗
    体を選別する、 ことからなるプロセスにより免疫学的に行われる、方
    法。
  2. 【請求項2】喀痰細胞診および胸部レントゲン検査では
    肺癌でないとされる個体における早期の肺癌の存在をス
    クリーニングする方法で、 a)該個体の気道から痰または気管支液体サンプルを
    得、 b)そのサンプルをモノクローナル抗体を用いてアッセ
    イし、 c)サンプル中の抗原に対するモノクローナル抗体の結
    合についてスクリーニングすることを含む、方法であっ
    て、 ここで該モノクローナル抗体の事前選択は、 i)胸部レントゲン検査または喀痰細胞診では肺癌は検
    出されない被験個体から喀痰または気管支液体サンプル
    を採取、保存し、 ii)上記保存サンプルを、正常気管支細胞に対して異形
    成気管支細胞または新生物気管支細胞で異なって発現さ
    れる抗原に特異的なモノクローナル抗体と、該抗原との
    免疫学的結合が形成され得るような条件下で接触させ
    て、複合体を形成させ、 iii)ステップ(ii)の結果として形成される上記複合
    体の有無を検出し、 iv)上記被験個体を追跡調査して、どの上記被験個体が
    後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候に
    より検出される肺癌を発現し、およびどの被験個体が後
    に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候によ
    り検出される肺癌を発現しなかったかを判定し、 v)ステップ(ii)の上記抗体から、後に胸部レントゲ
    ン検査、喀痰細胞診または臨床兆候により検出される肺
    癌を発現しなかった該被験個体から得た保存サンプルよ
    りも、後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床
    兆候により検出される肺癌を発現した該被験個体から得
    た保存サンプル中に存在する抗原と優先的に結合する抗
    体を選別する、 ことからなるプロセスにより免疫学的に行われる、方
    法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲1または2に記載される方
    法で、そのモノクローナル抗体が、ATCC Accession No.
    HB8302を有する704A1と称されるモノクローナル抗体、A
    TCC Accession No.HB8301を有する703D4と称されるモノ
    クローナル抗体およびATCC Accession No.HB10479を有
    する624H12と称されるモノクローナル抗体からなる群か
    ら選択されるモノクローナル抗体である、方法。
  4. 【請求項4】個体中の早期の肺癌の存在をスクリーニン
    グするための診断キットで、 痰または気管支液体または他の肺細胞誘導のための手
    段、 放射性同位元素標識、色素産生標識、酵素標識からなる
    群から選択される検出の手段、 モノクローナル抗体、 標的細胞に存在する抗原の検査において、喀痰、気管支
    液体または他の肺細胞から得た標的細胞と同時に使用さ
    れるキットの上記要素、 を含むキットで、 上記キットは、上記標的細胞と上記モノクローナル抗体
    とを組み合わせるための容器手段を含む、キットであっ
    て、 ここで該モノクローナル抗体の事前選択は、 i)胸部レントゲン検査または喀痰細胞診では肺癌は検
    出されない被験個体から喀痰または気管支液体サンプル
    を採取、保存し、 ii)上記保存サンプルを、正常気管支細胞に対して異形
    成気管支細胞または新生物気管支細胞で異なって発現さ
    れる抗原に特異的なモノクローナル抗体と、該抗原との
    免疫学的結合が形成され得るような条件下で接触させ
    て、複合体を形成させ、 iii)ステップ(ii)の結果として形成される上記複合
    体の有無を検出し、 iv)上記被験個体を追跡調査して、どの上記被験個体が
    後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候に
    より検出される肺癌を発現し、およびどの被験個体が後
    に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候によ
    り検出される肺癌を発現しなかったかを判定し、 v)ステップ(ii)の上記抗体から、後に胸部レントゲ
    ン検査、喀痰細胞診または臨床兆候により検出される肺
    癌を発現しなかった該被験個体から得た保存サンプルよ
    りも、後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床
    兆候により検出される肺癌を発現した該被験個体から得
    た保存サンプル中に存在する抗原と優先的に結合する抗
    体を選別する、 ことからなるプロセスにより免疫学的に行われる、キッ
    ト。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲4に記載の診断キットで、
    該モノクローナル抗体が、ATCC Accession No.HB8302を
    有する704A1と称されモロクローナル抗体、ATCC Access
    ion No.HB8301を有する703D4と称されるモノクローナル
    抗体およびATCC Accession No.HB10479を有する624H12
    と称されるモノクローナル抗体からなる群から選択され
    るモノクローナル抗体であるキット。
  6. 【請求項6】個体中の早期の肺癌の存在をスクリーニン
    グするための診断キットで、 喀痰または気管支液体誘導のための手段、 ビオチン付与第二次抗体とビオチン付与第三次抗体を含
    む検出手段、 モノクローナル抗体、 標的細胞に存在する抗原の検査において、喀痰、気管支
    液体または他の肺細胞から得た標的細胞と同時に使用さ
    れるキットの上記要素、 を含むキットで、 該キットは、上記標的細胞と上記モノクローナル抗体と
    を組み合わせるための容器手段を含む、キットであっ
    て、 ここで該モノクローナル抗体の事前選択は、 i)胸部レントゲン検査または喀痰細胞診では肺癌は検
    出されない被験個体から喀痰または気管支液体サンプル
    を採取、保存し、 ii)上記保存サンプルを、正常気管支細胞に対して異形
    成気管支細胞または新生物気管支細胞で異なって発現さ
    れる抗原に特異的なモノクローナル抗体と、該抗原との
    免疫学的結合が形成され得るような条件下で接触させ
    て、複合体を形成させ、 iii)ステップ(ii)の結果として形成される上記複合
    体の有無を検出し、 iv)上記被験個体を追跡調査して、どの上記被験個体が
    後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候に
    より検出される肺癌を発現し、およびどの被験個体が後
    に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床兆候によ
    り検出される肺癌を発現しなかったかを判定し、 v)ステップ(ii)の上記抗体から、後に胸部レントゲ
    ン検査、喀痰細胞診または臨床兆候により検出される肺
    癌を発現しなかった該被験個体から得た保存サンプルよ
    りも、後に胸部レントゲン検査、喀痰細胞診または臨床
    兆候により検出される肺癌を発現した該被験個体から得
    た保存サンプル中に存在する抗原と優先的に結合する抗
    体を選別する、 ことからなるプロセスにより免疫学的に行われる、キッ
    ト。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲6に記載の診断キットで、
    該モノクローナル抗体が、ATCC Accession No.HB8302と
    有する704A1と称されるモノクローナル抗体、ATCC Acce
    ssion No.HB8301を有する703D4と称されるモノクローナ
    ル抗体およびATCC Accession No.HB10479を有する624H1
    2と称されるモノクローナル抗体からなる群から選択さ
    れるモノクローナル抗体であるキット。
JP1081664A 1988-04-04 1989-04-03 肺癌の早期検出方法 Expired - Lifetime JP2988630B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17746588A 1988-04-04 1988-04-04
US177,465 1988-04-04
US07/177,465 1988-04-04

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10087822A Division JPH116836A (ja) 1988-04-04 1998-03-31 肺癌の早期検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0296658A JPH0296658A (ja) 1990-04-09
JP2988630B2 true JP2988630B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=22648707

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1081664A Expired - Lifetime JP2988630B2 (ja) 1988-04-04 1989-04-03 肺癌の早期検出方法
JP10087822A Pending JPH116836A (ja) 1988-04-04 1998-03-31 肺癌の早期検出方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10087822A Pending JPH116836A (ja) 1988-04-04 1998-03-31 肺癌の早期検出方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5455159A (ja)
EP (1) EP0336677B1 (ja)
JP (2) JP2988630B2 (ja)
KR (1) KR0141608B1 (ja)
AT (1) ATE131620T1 (ja)
AU (1) AU632469B2 (ja)
CA (1) CA1340595C (ja)
DE (1) DE68925058T2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993000588A1 (en) * 1991-06-26 1993-01-07 The Biomembrane Institute Early diagnosis of lung cancer using anti-carbohydrate antibody combinations
US5790761A (en) * 1992-12-11 1998-08-04 Heseltine; Gary L. Method and apparatus for the diagnosis of colorectal cancer
US5994062A (en) 1995-10-02 1999-11-30 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Epithelial protein and DNA thereof for use in early cancer detection
EP0861323A1 (en) 1995-10-02 1998-09-02 THE GOVERNMENT OF THE UNITED STATES OF AMERICA, as represented by THE SECRETARY, DEPARTMENT OF HEALTH AND HUMAN SERVICES An epithelial protein and dna thereof for use in early cancer detection
US5955287A (en) * 1995-12-29 1999-09-21 Fernandez-Pol; Jose Alberto Method of determining level of biological substances elevated in the presence of cancer and other neoplasms
AU4978897A (en) * 1996-10-08 1998-05-05 Inspire Pharmaceuticals, Inc. Method of early lung cancer detection via sputum induction and analysis of sputum to detect cancer associated substances
US6736785B1 (en) 1999-08-09 2004-05-18 Advanced Respiratory, Inc. Mechanical chest wall oscillator
US6471663B1 (en) 1999-08-31 2002-10-29 American Biosystems, Inc. Chest compression vest with connecting belt
US6916298B2 (en) * 1999-08-31 2005-07-12 Advanced Respiratory, Inc. Pneumatic chest compression vest with front panel air bladder
US20040158177A1 (en) * 1999-08-31 2004-08-12 Van Brunt Nicholas P. Pneumatic chest compression vest with front panel bib
US6379316B1 (en) * 1999-08-31 2002-04-30 Advanced Respiratory, Inc. Method and apparatus for inducing sputum samples for diagnostic evaluation
US6210345B1 (en) 1999-10-04 2001-04-03 American Biosystems, Inc. Outcome measuring airway resistance diagnostic system
US7316658B2 (en) * 2003-09-08 2008-01-08 Hill-Rom Services, Inc. Single patient use vest
EP2446897A1 (en) 2005-01-06 2012-05-02 Novo Nordisk A/S Anti-KIR combination treatments and methods
US7785280B2 (en) 2005-10-14 2010-08-31 Hill-Rom Services, Inc. Variable stroke air pulse generator
BRPI0619712A2 (pt) * 2005-11-10 2011-10-11 Univ Kentucky dispositivo para a identificação de um paciente como um candidato para testes radiográficos para o cáncer do pulmão, composição para detectar radiograficamente um cáncer do pulmão de estágio adiantado, dispositivo para o ensaio do cáncer do pulmão, uso de um painel, e, dispositivo de diagnóstico para a detecção do cáncer do pulmão
US8460223B2 (en) 2006-03-15 2013-06-11 Hill-Rom Services Pte. Ltd. High frequency chest wall oscillation system
US20080113350A1 (en) * 2006-11-09 2008-05-15 Terstappen Leon W M M Blood test to monitor the genetic changes of progressive cancer using immunomagnetic enrichment and fluorescence in situ hybridization (FISH)
US9744097B2 (en) 2012-06-29 2017-08-29 Hill-Rom Services Pte. Ltd. Wearable thorax percussion device
US9549869B2 (en) 2012-06-29 2017-01-24 Hill-Rom Canado Respiratory Ltd. Wearable thorax percussion device
US11471366B2 (en) 2016-08-22 2022-10-18 Hill-Rom Services Pte. Ltd. Percussion therapy apparatus and methods thereof

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3225027A1 (de) * 1982-07-05 1984-01-05 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Immunchemisches messverfahren
US4865998A (en) * 1983-03-11 1989-09-12 Sloan-Kettering Institute For Cancer Research Monoclonal antibodies to human lung cancers and method
US4569788A (en) * 1983-05-18 1986-02-11 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Monoclonal antibodies against non small cell lung cancer
US4687733A (en) * 1984-01-30 1987-08-18 Ohio State University Early cancer detection method
US4782015A (en) * 1984-03-30 1988-11-01 Syntex (U.S.A.) Inc. Method for determining the presence of malignant cells
US4886745A (en) * 1984-03-30 1989-12-12 Syntex Inc. Monoclonal antibody specific for human basal cell surface antigen
US4690890A (en) * 1984-04-04 1987-09-01 Cetus Corporation Process for simultaneously detecting multiple antigens using dual sandwich immunometric assay
US4683200A (en) * 1984-05-17 1987-07-28 Setsuo Hirohashi Monoclonal antibody to human cancer antigen and method for producing same
US4731326A (en) * 1984-06-04 1988-03-15 Ortho Diagnostic Systems Inc. Disease diagnosis by detection of shed normal tissue antigens
ZA858371B (en) * 1984-11-02 1987-03-25 Oncogen Monoclonal antibodies for human non-small cell lung carcinomas
IL76877A (en) * 1984-11-02 1991-11-21 Oncogen Diagnostic method for the determination of human non-small cell lung carcinomas employing novel monoclonal antibodies and compositions containing said antibodies
US4906562A (en) * 1984-12-21 1990-03-06 Oncogen Monocolonal antibodies and antigen for human non-small cell lung carcinomas
US4873188A (en) * 1985-05-28 1989-10-10 Oncogen Method, monoclonal antibody, and monoclonal antibody fragments for detecting human non-small cell lung carcinomas and cell line for producing such antibodies
US4816402A (en) * 1986-01-07 1989-03-28 Northwestern University Murine hybridoma and diagnostic antibody produced thereby
EP0232871A3 (en) * 1986-02-07 1989-03-15 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Human monoclonal antibody, hybridoma producing the same and its use

Also Published As

Publication number Publication date
KR890015714A (ko) 1989-11-25
DE68925058T2 (de) 1996-05-09
DE68925058D1 (de) 1996-01-25
KR0141608B1 (ko) 1998-06-15
EP0336677B1 (en) 1995-12-13
CA1340595C (en) 1999-06-15
AU3117289A (en) 1989-10-05
JPH116836A (ja) 1999-01-12
JPH0296658A (ja) 1990-04-09
ATE131620T1 (de) 1995-12-15
US5455159A (en) 1995-10-03
AU632469B2 (en) 1993-01-07
EP0336677A1 (en) 1989-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2988630B2 (ja) 肺癌の早期検出方法
Tockman et al. Sensitive and specific monoclonal antibody recognition of human lung cancer antigen on preserved sputum cells: a new approach to early lung cancer detection.
Dietel et al. Antigen detection by the monoclonal antibodies CA 19-9 and CA 125 in normal and tumor tissue and patients' sera
US20110070598A1 (en) Detection of elevated levels of her-2/neu protein on circulating cancer cells and treatment
KR101976219B1 (ko) 유방암의 바이오마커
Ellis et al. Monoclonal antibodies for detection of occult carcinoma cells in bone marrow of breast cancer patients
KR20200020906A (ko) 고형종양 진단을 위한 바이오마커 절대 정량 방법 및 장치
US20130040849A1 (en) Method and kit for cancer diagnosis
CN109975549B (zh) 肿瘤来源IgG在胰腺癌诊断或预后中的用途
JP5893037B2 (ja) Brafv600eに特異的に結合する抗体を使用する癌の診断のための手段及び方法
WO2010122846A1 (ja) 癌の組織型を判別するカクテル抗体、判別キット及び判別方法
JP6255556B1 (ja) 肝外胆管癌、肝内胆管癌、又は胆嚢癌の診断用バイオマーカー
Borgen et al. A European interlaboratory testing of three well‐known procedures for immunocytochemical detection of epithelial cells in bone marrow. Results from analysis of normal bone marrow
CA2407760C (en) Methods for diagnosis of low grade astrocytoma
Koh et al. The value of immunohistochemical detection of P-glycoprotein in breast cancer before and after induction chemotherapy
JP2006308576A (ja) 膵液による膵管内乳頭粘液性腺癌および膵臓癌の検出法及び検出キット
Willsher et al. Mucin 1 antigens in the serum and bronchial lavage fluid of patients with lung cancer
WO2012041494A1 (de) Differenzialdiagnostik von pankreasadenomen
AU781669B2 (en) Detection of prostate cancer measuring PSA/IGF-1 ratio
US20050106642A1 (en) Saliva test for early diagnosis of cancers
CN114729055B (zh) 共表达CD45和EpCAM的细胞群的检测和分离方法及其用途
WO2022230991A1 (ja) 口腔腫瘍性病変の検出方法、検査試薬、検査キット、及び治療用組成物
RU2712225C2 (ru) Способ постановки прогноза и наборы, применимые в указанном способе
Osiagwu et al. Comparison of Diagnostic Fine-Needle Aspiration of Breast Masses Obtained from Cell Blocks and Conventional Smear Methods Using Prognostic/Predictive Biomarkers for Confirmation
RASHED et al. Clonality Assessment of B Non-Hodgkin's Lymphoma by Multiparameter Flow Cytometry of Bone Marrow Biopsy: An Additional Diagnostic Tool

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10