JP2987641B2 - 光ファイバーコネクターの組立装置 - Google Patents

光ファイバーコネクターの組立装置

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、入れ子式にはめ込むことのできる工作部品
を組み立てるための、装置に関する。更に詳しくは、接
着剤を必要としない、信号ケーブル端子の組立装置に関
する。特許協力条約(PCT)に基づく、世界知的所有権
機関(WIPO)国際出願No.91/01013に、この型の光ファ
イバーケーブル端子装置が開示されているが、この出願
を本発明の参照文献として掲げる。
光ファイバー通信ケーブルの分野で、破壊力を生じさ
せることなく端子の組立を行うことのできる装置の開発
が、強く求められていた。特に、ファイバー及びファイ
バーの光伝達にほとんど悪影響を与えることなく、光伝
導ケーブルの部品を接続する端子を組み立てることので
きる装置の開発が待たれていた。更に、端子内でのファ
イバー配列及び間隔に関する種々の異なった要求を満た
すことのできる装置が必要とされていた。
光ファイバー通信に用いられるケーブルは、通常、光
学的に絶縁された素材からなる被覆コアを有し、光を伝
達する、ガラス・光ファイバーを一本、あるいは、複数
本備える。被覆することにより、ガラス・コアが保護さ
れ、また、光コアから外への光の分散を防ぐことができ
る。光ファイバーは、プラスチック素材等からなる外部
保護バッファで保護されており、前記バッファは、ケー
ブル末端で着脱可能あるいは固着されている。光ファイ
バーの径は非常に小さく、ミクロンのオーダーであるた
め、特に、ケーブル端子の組立の際に掛かる力の影響を
大きく受ける。
ファイバー端子アセンブリを所定の径に変形あるいは
圧縮するために、数多くの装置が開発されている。しか
しながら、従来の装置は、端子及び光ファイバーに過剰
の圧縮力あるいは変形力を掛けて、ファイバー及び端末
を破損し、あるいは、これに損傷を与え、光伝達能力を
低下させてしまう危険性があった。一方、掛けられる力
が不充分な場合には、端子の組立が不完全になり、光フ
ァイバーがケーブル内で動くという、望ましくない結果
を招く。端子及び組立工具を等しい公差で製造すること
により、上記の問題を解決することができる。が、公差
を等しくして製造することにより、端子及び工具双方の
コストを上げてしまうという新たな問題が生じる。
従って、本発明は、所定の力を掛けることにより、光
ファイバーケーブル端子を組み立てる、新規な装置を提
供する、ことを目的とする。
更に、本発明は、端子あるいはケーブルに損傷を与え
あるいは破壊力を掛けることなく、光ファイバーケーブ
ル端子を組み立てる装置を提供する、ことを目的とす
る。
また、本発明は、経済的に製造され、簡単に利用で
き、安定した、一定の力特性を与える、光ファイバーケ
ーブル端子の組立装置を提供する、ことを目的とする。
本発明の他の目的は、以下の説明の中で明らかにされ
よう。
発明の概要 以上の目的を達成するためになされた本発明の装置
は、ホルダー部と、駆動部と、前記ホルダー部及び駆動
部を所定の配置に維持するための部材と、を備えること
を特徴とする。本発明は、通路に沿って、相対的に第一
及び第二の工作部品を移動させることにより、前記二つ
の部品を相互にはめ込み、組み立てるための装置を提供
する。
本発明は、光ファイバーを受容する第1及び第2の部
品を相互に入れ子式にはめこませるよう該第1及び第2
の部品の少なくとも一方を駆動させる駆動部を有し、該
駆動部の駆動による前記第1及び第2の部品のはまり合
いによって、前記光ファイバーを前記第1及び第2の部
品内に圧縮保持させる光ファイバーコネクターの組立装
置において、前記駆動部は、はまり合いのために使用さ
れ得る力の最大値を設定し、前記力が前記最大値を超え
ようとするとき前記力を減少させる力緩和手段を有する
ことを特徴とする。
本発明によれば、前記力緩和手段としては、力を受動
的に吸収して力を一定の値に保持すべく作用する弾性体
による力制限手段、及び力を能動的に解放する力解放機
構などが使用され得る。
ホルダー部は、通常、第一の工作部品を、直線状の通
路に沿って所定の配置及び位置に、着脱可能並びに交換
可能に保持するための、ジョー部材を備える。駆動部
は、ホルダー部のジョー部材に保持される第一の工作部
品と部分的に組み合わせられる第二の工作部品を、着脱
可能並びに交換可能に支持できる大きさに設定される。
駆動部の作用により、第二の工作部品が第一の工作部品
に対して移動し、相互にはめ込まれて、端子が組み立て
られる。また、ガイド部が、ホルダー部と駆動部を所定
の配置に保持し、所望の通路に沿って、前記ホルダー部
並びに駆動部を制御する。ホルダー部及び駆動部を最後
まで移動させる、即ち締めることにより、第一の工作部
品と第二の工作部品が完全に組み合わせられる。
更に詳しく言えば、ホルダー部は、第一の工作部品を
着脱可能及び交換可能に受容するジョー部材を備える。
ジョー部材は、望ましくは、第一の工作部品を位置決め
するクレードルを備える。前記クレードルは、第一の工
作部品と部分的に組み合わせられる第二の工作部品も受
容する。ジョー部材の前部には、第一の工作部品の前端
を受容するガイド溝が備えられている。更に、ジョー部
材が、第二の工作部品を着脱可能並びに交換可能に受容
するための後部座面を備え、後部座面内の溝を、端子が
固着されている信号コンダクタ、例えば、光ファイバー
の出口とするように、構成してもよい。
第二の工作部品を着脱可能並びに交換可能に支持する
駆動部は、所定の特性を有する力を与えるように配置さ
れる、弾性体を備える。前記駆動部が与える力特性によ
り、第二の工作部品は、第一の工作部品に対して、所定
の通路に沿って、望ましくは、直線的に、移動する。駆
動部により与えられる力特性は、望ましくは、一定で、
且つ、第一の工作部品に対する第二の工作部品の移動の
結果生じる抵抗と、ほとんど等しいか、あるいは、わず
かに大きい。この場合、駆動部の力特性が、所定の変位
に対して、一定であることが望ましい。駆動部は、更
に、圧縮バネを備える。また、駆動部が、着脱可能及び
交換可能に、第二の工作部品を支持するジョー部材を有
するプランジャーを備えていてもよい。あるいは、駆動
部が、圧縮バネと接するプランジャーと、第二の工作部
品を着脱可能及び交換可能に支持するジョー部材を有す
る中間プランジャーと、の両方を備える構成にしてもよ
い。
望ましくは、ホルダー部と駆動部を所定の配置に維持
する部材が、ガイド部であり、更に、ガイド部が、ホル
ダー部と駆動部が直線状の通路に沿って移動するよう
に、前記ホルダー部及び駆動部を制御するように、構成
される。ガイド部は、対向して配置される、一対の平行
ガイドレールを備える。この場合、ホルダー部あるいは
駆動部の何れかが固定されており、他方がレール上を摺
動する。あるいは、ホルダー部及び駆動部が、共通の軸
に沿って、互いに、回動するように構成してもよい。
以上のように構成される本発明の装置に従う組立方法
を説明する。ジョー部材が、第一の工作部品を、着脱可
能及び交換可能に、通路に沿って所定の配置及び位置
に、保持する。第一の工作部品と部分的に組み合わせら
れる第二の工作部品は、着脱可能及び交換可能に、駆動
部に支持される。この時、所定の力が掛けられることに
より、第二の工作部品は、第一の工作部品に対して、移
動する。この場合、掛けられる力が、所定の変位に対し
て、ほとんど一定であることが、望ましい。
第一及び第二の工作部品が、光ファイバーケーブルを
収容する、連続した通路を規定する。ここで、光ファイ
バーケーブルは、緩衝保護されていても、あるいは、保
護されていなくてもよい。通路から伸張するファイバー
の一部を、第一及び第二の工作部品の間に位置する圧縮
機構が取り囲む。前記圧縮機構は、放射状内側方向に変
形していてもよい。ホルダー部に対して駆動部を移動さ
せることにより、第一及び第二の工作部品を入れ子式に
はめ込み、組み立てる。このように、入れ子式にはめ込
むことにより、圧縮機構が圧縮され、光ファイバーを支
持し、保持することができる。
本発明の装置を用いて、組み立て端子に固定される、
光ファイバーの、露出している接続端は、周知の方法
で、研磨される。
更に、本発明の装置は、光ファイバー端子を組み立て
るために、所定の力特性を掛け、前記力特性が、所定の
最大値に達すると、より小さな値まで減少する、ことを
特徴とする。前記所定の最大値は、端子内で圧縮機構が
機械的にファイバーを保持するのに充分な大きさであ
り、また、最大値に達した後、光ファイバーに損傷を与
えないように、力特性が減少するように構成されてい
る。
以上詳述したように、本発明は、一定の特性を有す
る、あるいは、所定の最大値を与える、力を利用して、
光ファイバーケーブル端子を組み立てる、非常に信頼性
の高い装置を提供するものである。本発明の装置は、従
来の装置と比較して、経済的であり、低コストで実施で
きる。
また、本発明は、光ファイバーケーブルに端子を固定
するための、丈夫で、正確で、信頼性の高い、器具を提
供するものであるが、本発明の特徴、要旨を逸脱しない
範囲で、これを、他のファイバー及びワイヤー等に適用
することも、可能である。
図の説明 以下、本発明の好適な実施例及び付属の図面に基づ
き、本発明の特徴及び目的を更に詳しく説明する。
図1は、光ファイバー端子を部分的に組み立てられて
いない状態、また、部分的に断面で示した、本発明に従
う、光ファイバー端子組立装置の側面図である。
図2Aは、端子の移動部を前記端子の末端部に挿入する
前の状態を示す、本発明を体現化した光ファイバー端子
の断面図である。
図2Bは、圧縮機構を初期変形させるのに充分なだけ、
移動部を末端部中に挿入した状態を示す、図2Aと同様の
図である。
図2Cは、端子が完全に組み立てられた状態を示す、図
2A及び図2Bと同様の図である。
図3、4、及び5は、図2Aないし図2Cの光ファイバー
端子に用いられる3種類の異なった圧縮機構を示す斜視
図である。
図6は、本発明の一実施例で、「開」の状態になって
いる端子組立装置の側面図である。
図7は、端子を省略した、図6の7−7横断面図であ
る。
図8は、端子を省略した、図6の8−8横断面図であ
る。
図9は、端子を省略した、図6の9−9横断面図であ
る。
図10は、「閉」の状態になっている、図6の端子組立
装置の側面図である。
図11は、本発明の別の実施例で、「開」の状態になっ
ている端子組立装置の側面図である。
図12は、「閉」の状態になっている、図11の端子組立
装置の側面図である。
図13は、本発明の更に別の実施例で、「開」の状態に
なっている端子組立装置の側面図である。
図14は、「閉」の状態になっている、図13の端子組立
装置の側面図である。
図15は、本発明に従い、所定の力を利用して光ファイ
バー端子を組み立てるための器具を示す平面図である。
図16は、図15の器具の解放機構を示す分解部品配列図
である。
図17は、図16の解放機構を組み立てた状態で示す、17
−17断面図である。
図18及び図19は、それぞれ、解放機構の解放前、解放
後の状態を示す、図15の器具の、一部断面部分図であ
る。
好適な実施例の説明 本発明に従うコネクター・アセンブリのための器具10
は、図1に示すように、ホルダー部14、駆動部16、及
び、前記ホルダー部及び駆動部を、所定の通路に対し
て、所定の位置に保持するための位置決め部18を備え
る。器具10は、光ファイバー端子12を組み立てるために
用いられる。
ホルダー部14は、更に、ジョー部材22と一体に成形さ
れるジョー部材支持体20を備える。ジョー部材支持体20
は、所定のプラットフォーム上にジョー部材22を設置で
きるような大きさに設定されている。ジョー部材22は、
図9に示される、第二の工作部品32の前部を受容可能な
ガイド溝26を有する、前記アライメント24を備える。第
一の工作部品30及び第一の工作部品30と部分的に組み合
わせられる第二の工作部品32を備える端子は、着脱可
能、交換可能に、空隙28に収容される。圧縮機構34は、
以下に詳しく説明されるように、第一の工作部品30と第
二の工作部品32との間に設置される。後部アライメント
・ガイド38は、図7に示される、ファイバー出口溝40を
規定し、更に、第一の工作部品30を保持する後部座面を
与える。
駆動部16は、駆動部支持体42上に積載される。駆動部
支持体42は、駆動部16を所定のプラットフォームに適合
させるような大きさ及び配置に設定されている。駆動部
16は、所望の力特性を生じさせる(図示されない)弾性
体を収納する孔44を備える。孔44に連絡する、軸方向に
伸張した管状の通路46が、軸方向に伸張するプランジャ
ー部48を収容する。プランジャー部48の外側に伸張する
フランジ50を収容可能なように、孔44に隣接する通路46
の末端は、フレアあるいは階段上に成形されている。プ
ランジャー部48は、弾性体により与えられる力特性を、
第二の工作部品32に伝達する。プランジャー部48は、第
二の工作部品32を着脱可能、交換可能に受容するための
ジョー部材52を備える。
位置決め部18は、当業者に周知の如何なる配置機構を
有していてもよい。例えば、位置決め部18は、対向して
配置されるガイドレールを備える。本実施例では、ホル
ダー部14あるいは駆動部16の何れかを固定し、他方を、
ガイドレールに沿って、固定された部品14あるいは16に
接触するまで、移動させるように、構成されている。
が、この他、位置決め部18を、ホルダー部14と駆動部16
を共通の軸に沿って移動させることができるように配置
されたピボットとして構成してもよい。後者の代表的な
例は、プライヤーに類似の構造を持つ手動器具である。
ホルダー部14と駆動部16との相対的な動きを、コンピュ
ーターを組み込んだ数値制御システムで制御するよう
に、構成してもよい。
図2A、2B、及び2Cに示されるように、光ファイバー端
子12は、第一の工作部品30に対応する内部移動エレメン
ト60、第二の工作部品32に対応する端子エレメント62、
及び、3つの圧縮部66から成る圧縮機構64を備える。但
し、エレメント60及び62と工作部品30及び32との対応が
逆になるように、構成されていてもよい。
図示されるように、内部移動エレメント60は、外表面
70に囲まれ、軸方向に配置される、管状の貫通通路68、
及び、圧縮作用する同軸上の前面72を備える。通路68
は、緩衝保護された光ファイバーケーブル84を受容、支
持する。通路68は、出口端、即ち、前面72に隣接する端
部で、円筒状のボアから放射状内側に突出する円筒状リ
ップ74の部分を除いて、移動部60の全長に渡って、伸張
している。円筒状リップ74は、光ファイバーが内部移動
エレメント60内に完全に収容されたときに、ファイバー
の緩衝部材と接し、位置決めをする、環状接合部とし
て、機能する。
図示されるように、管状外表面70は、前部76、より大
径の中央部78、更に大径の後部80から成る。後部80は、
前面72から後端、即ち、内部移動エレメント60の左端の
方向へおよそ3/4の位置に図示された段82より後方で
は、さらに大きな外径を有する。また、望ましくは、後
部80が、更に、その後端部に、テーパー状のフレア86を
備える。この場合、テーパー状のフレアは、後部80の長
さの一部分だけエレメント60後端(左端)の内側から、
軸方向にテーパーするように構成される。フレアをこの
位置におくことによって、完全に端子を組み立てた際
に、内部エレメント60と外部端子エレメント62とが同軸
的に固定される。図2Aないし図2Cは、図1の最後部フレ
アに代えて、この構成を示すものである。
図示した端子においては、放射状の段82は1000分の1
から2、3インチの大きさであり、放射状フレア86は、
それよりわずかに大きく、1000分の5インチ程度であ
る。図2Cに示される完全に端子が組み立てられた状態
で、前部76と中央部78との間、更に、中央部78と後部80
との間の放射状段が、外部エレメント62のガイド面88及
び段89と、それぞれ軸方向後方で近接するように、位置
決めされる。外表面70は、中央部78と後部80との間の段
の後方に、(図示されない)拡大可能な締め付けリング
を収容する、(図示されない)締め付けリング溝を備え
る。
図示した端子12においては、端子の前端(図2Aの右
端)で、圧縮機構64により、光ファイバーケーブルを固
定し、且つ、後端(図2Aの左端)でも、内部移動エレメ
ント60の後端部に位置する複数のクランプ114により、
ケーブルを保持している。前記複数のクランプは、通路
90の壁と係合するように移動する。クランプ114は、フ
レア86を含む、内部エレメント60上の後部80の一部によ
り、構成される。図2A、2B、及び2Cに示されるように、
内部エレメント60の最大径部80の管状壁を通る軸方向の
溝が、4本のクランプ指114を形成している。前記指の
外径部が通路90内に係合し、緩衝保護されたケーブル上
に指が圧縮されることにより、端子が組み立てられる。
外部エレメント62は、外表面94を有し、軸92の回りに
同心円的に配置される軸方向に貫通する通路90を備え
る、管状の収容体として構成される。管状の通路90は、
緩衝保護されていない光ファイバー98を収容・支持し、
位置決めすることのできる大きさに設定される、第一通
路部96を備える。第一通路部は、第二通路部100の軸上
前方に位置する。後部通路部100は、内部エレメント60
を入れ子式に収容保持する大きさに設定されている。前
部通路部96の後方及び後方通路部100の前方には、放射
状に狭窄した肩即ち接合部104が形成されている。放射
状狭窄部は、通路90の軸92と同心円上、正円錐に形成さ
れている。端子エレメントの外表面の軸方向後端には、
複数の丘106及び溝108が連続して形成されており、ケー
ブルを支持する被覆あるいはスリーブを収容、保持す
る。前方の外表面94は、円筒状のプラグとして構成され
ており、(図示されない)レセプタクル端子に周知の方
法で入れ子的に、収容される。また、外表面の中央部11
0は、レセプタクルと周知の方法で機械的に接続される
構造となっている。
第二通路部100は、前記放射状狭窄部104の後方、前記
連続した丘及び溝から離れた位置に、円錐ガイド面88、
外側段89を備える。更に、第二通路部100に、(図示さ
れない)締め付け溝を形成してもよい。また、通路90
は、狭窄部104と円錐ガイド面88との間に形成された、
短いボア112を備える。ガイド面88は、好ましくは60度
の円錐角を有する漏斗型で、前部の直径が、圧縮される
前の圧縮機構64の合計径より小さくなるように、構成さ
れている。締め付け溝が形成されている場合には、端子
12が完全に組み立てられたときに、内部エレメント60上
に支持される締め付けリングを収容保持するように、締
め付け溝の位置が決定される。
端子12の圧縮機構64は、図4に示される球形部11
6′、あるいは、図5の円盤部材116″のように、中心に
穴の開いた変形可能な単一部材として構成されてもよ
い。図2Aないし図2Cの端子12は、ファイバー収容孔118
を規定する、円上に配置された3つの球形部材116を備
える。あるいは、図3に示すような3つのロッド用部材
116を備える構成でもよい。
各圧縮部材116が光ファイバー即ちケーブル上に均一
な保持圧力を掛けることができるように、変形される前
の形状を記憶する、均一で、弾性力があり柔軟な、エラ
ストマー型の材質で、各部材を構成することが望まし
い。このような材質の例として、例えば、ナイロン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ゴム、及びポリ塩化ビニ
ル等が挙げられる。部材116の形状は、図2Aないし図2
C、3、4、及び5に示されるように、様々な配列が可
能であるが、円形断面を有するものが好ましい。更に言
えば、図2Aないし図2Cに示される3つの球形部材116が
望ましく用いられる。
単一の部材116を貫通する、あるいは、複数の部材116
の間を通る、ファイバー通路118は、図2Aに示されるよ
うに、緩衝保護されていない光ファイバー98を受容す
る。圧縮される前のファイバー通路118は、光ファイバ
ーを内部で自由に移動させるのに充分な大きさの、径を
有している。ファイバー通路118の大きさ及び形は、部
材116の数、径、及び/あるいは形状により変化する。
圧縮機構64は、望ましくは、更に、光ファイバーの挿入
及び通過をガイドするために、通路118に向かう、テー
パーされた開口部を備える。図2Aに示される3つの球形
部材からなる機構116では、このようなファイバー・ガ
イド部が形成されている。図4あるいは図5に示される
ような単一の圧縮機構116が用いられる場合には、光フ
ァイバーをガイドできるように、機構116内でファイバ
ー通路118の両端がフレアしていることが望ましい。
図2Aないし図2Cは、端子12が光ファイバー84を収容、
保持するプロセスを、順に示している。図2Aに示される
ように、緩衝保護された光ファイバーケーブル84を内部
エレメント60の通路68内に収容し、ケーブルの緩衝保護
されていない被覆光ファイバー98を、内部エレメント60
の圧縮作用面72から外へ伸張させる。圧縮機構64をファ
イバー98上を摺動させ、ケーブル84に接合させた後、内
部エレメント60を外部端子エレメント62と組み合わせ
る。あるいは、図2Aに示すように、外部端子エレメント
62の通路90内部の、第二通路部100の前端に、圧縮機構6
4を配置してもよい。
図2Bに示すように、緩衝保護されていない光ファイバ
ー98を、空隙孔118、続いて、外部エレメント62の前部
通路部96に通し、端子12の軸方向外部に突き出させると
同時に、内部エレメント60を摺動させるように、外部エ
レメント62内に挿入する。端子エレメント60及び62が部
分的に組み合わせられ、前記両エレメント及びケーブル
84が並列に配置された後、内部エレメント60の圧縮作用
面72と外部エレメント62のガイド面88との間に、圧縮機
構64を押し付けることにより、内部エレメント60と外部
エレメント62とを更に軸方向にはめ合わせる。ガイド面
88は、圧縮作用面72から生じた軸方向の力を変位させ、
圧縮機構64を軸方向内側に変形させ、光ファイバー98と
機械的に係合させる。
ファイバー98上、放射状内側に、圧縮力を掛け続ける
と共に、圧縮機構64をボア112内、更に、接合部104に対
して軸方向に圧縮し、2つの端子エレメントを図2Cに示
されるように、より深くはめ合わせる。内部エレメント
60及び外部エレメント62は、それぞれ、ピストン及びシ
リンダーのように作用し、圧縮機構の各部材をファイバ
ー98上に押し付ける。
同時に、内部エレメント60の段82後方の大径部によ
り、内部エレメント60の後部80と外部エレメント62とが
圧縮係合され、クランプ指114がケーブル120上、同心円
内側にたわむ。
クランプ部材114の後面が外部エレメント62の後端と
ほとんど同一直線上に並ぶまで、内部エレメント60を外
部エレメント62内に挿入する。締め付け溝及びリングを
用いる場合には、締め付け溝とリングが直線上に並ぶま
で、即ち、締め付けリングが溝の表面まで拡張し、これ
と係合するまで、内部エレメント60を外部エレメント62
内に挿入する。
両エレメントがはめ込まれた状態で、圧縮機構64は、
緩衝保護されていない光ファイバー98と機械的に係合
し、前記ファイバーを、放射状及び軸上、所定の位置
に、支持・保持する。通路90の前部通路部96は、最小の
空隙で、圧縮機構の前方に突出する光ファイバーの先端
を支持、受容し、これを正確に配置させる。更に、圧縮
作用クランプ指114により、緩衝保護された被覆光ケー
ブル84が、組み合わせられた端子エレメント60及び62に
固定される。
外に突き出した光ファイバー98を、周知の方法で、整
形、研磨し、ケーブル84の端子を完成させる。
また、周知のように、端子12を最終的に組み合わせた
後、外部端子エレメント62の丘106及び溝108上、及び、
光ファイバーケーブル84のジャケット上に一部が伸張す
るように、(図示されない)スリーブを、緩衝保護され
た光ケーブル84上に配置してもよい。この場合、スリー
ブは、波状に成形されているか、あるいは、所定の位置
に固定されている。
以上説明したように、エレメント60及び62は軸方向に
入れ子式にはめ込まれ、組み立てられるため、エレメン
トの内の一方を他方あるいは光ファイバーに対して、ス
レッディング、あるいは、回転させる必要がない。露出
したファイバー98に掛けられる力即ち応力は、圧縮機構
64による放射状の圧縮力のみである。
図6ないし図10は、ホルダー部14のジョー部材22内に
端子12を収容した状態の、本発明を体現化した一実施例
である組立器具10を示す。ホルダー部14及び駆動部16の
相対的な動きは、前述の位置決め部18により制御され
る。
ジョー部材22は、前部アライメント・ガイド24と、後
部アライメント・ガイド38と、両ガイドの間に配置さ
れ、第一の工作部品30、及び、第一の工作部品と部分的
に組み合わせられる第二の工作部品32を収容する空隙28
と、を備える。前部アライメント・ガイド24は、図9に
示されるように、楕円形で、ジョー部材22の上面に開口
端を有する、ガイド溝26を備える。ガイド溝26は、第二
の工作部品32の前部を支持するように、配置される。
図7に示されるように、後部アライメント・ガイド38
は、第一の工作部品30の後面を収容する後部座面36を与
える。駆動部16により生じた力特性が、端子12を座屈さ
せることなく、同心円的及び同軸的に第一及び第二の工
作部品をはめ合わせるように、後部座面は、工作部品の
軸144に対して約90度の角度に配置される。後部アライ
メント・ガイド38は、組み合せられた工作部品30及び32
から伸張するケーブル84を収容する、ファイバー出口溝
40を備える。図示されるように、ファイバー出口溝40
は、ジョー部材22の上面に開口端を有する。
図6ないし図10の駆動部16は、所定の力特性、例え
ば、力対距離の所定の割合を生じさせる弾性体150と、
前記力特性を工作部品に伝達するプランジャー48と、を
備える。
本発明の実施例においては、弾性体150は、圧縮バ
ネ、更に望ましくは、円板バネである。図2Aないし図2C
に示される端子12に対して、器具10を以下のように作用
させる。弾性体150を用いて、0.030インチの移動距離に
対して、150ポンドの一定の力特性を生じさせる。この
場合、単一の円板バネを用いてもよいし、複数のバネを
用いてもよい。当業者に周知のように、円板バネを並列
に重ねた場合には、円板の力が加算され、円板バネを直
列に重ねた場合には、円板の総移動距離が加算される。
用いられる円板バネとしては、約1.4から1.6の、無負荷
高さ対円板の厚さの比を有するものが望ましい。特に、
前記比の値が1.5で、外径18ミリメートル×内径6.2ミリ
メートル×高さ0.4ミリメートルの大きさの円板バネが
望ましい。前記望ましい円板バネが75%ないし100%た
わんだ場合の、円板の力特性は、31ポンドであり、75%
から100%までたわみが変化した場合の、円板の総移動
距離は、0.0059インチである。
端子の組立に必要な力及び移動距離は、経験的に求め
られる。第二の工作部品32に相対的な第一の工作部品30
の変位の関数である抵抗力に抗して、端子12を組み立て
るために充分な力を生じさせる。必要な移動距離に対し
て、所定の力特性を与える弾性体150は、本実施例中で
は、以下の方法で作成される。
(1)前記望ましい円板バネ5枚を並列に重ねる。
(2)バネ・スタックを5個直列に組み合わせる。
(3)総たわみ量の60%まで、全体を圧縮し、駆動部16
の孔44内部に配置する。
総たわみ量の60%まで予め圧縮することにより、前も
って移動する距離を最小に抑え、所望の一定の圧力特性
を得ることができる。
本実施例では、弾性体150として、圧縮バネ、あるい
は、円板バネを用いたが、当業者に自明のように、必要
な一定の力特性を与えることができれば、電気機械系、
空気圧系、あるいは、液圧系等、他のシステムを用いて
もよい。
弾性体150により生じた力特性を伝達するプランジャ
ー48は、第二の工作部品32の前部を着脱可能、交換可能
に係合するジョー部材52と、組立配列端部の弾性体150
の反動で、プランジャー48が過剰に軸方向前方に動かな
いように阻止するフランジ50と、を備える。プランジャ
ー48は、前記バネ部を収容する座を提供するプレート15
2に接続される。
図11及び図12は、本発明を体現化した他の実施例であ
る、端子12の組立器具10′を示す。図6ないし図10の器
具10との相違点は、器具10′のプランジャー48′が直接
第二の工作部品32′を係合せず、また、器具10′のホル
ダー部14′及び駆動部16′が共通の軸に対して回動する
ように配置されていることである。更に、図11及び図12
の実施例の器具は、前部アライメント部を有していな
い。中間プランジャー154が、第一の工作部品32′上の
外部肩とプランジャー48′との間に圧縮係合され、弾性
体150′により生じた力特性を工作部品32′に伝達す
る。ホルダー部14′及び駆動部16′を軸回りに回動可能
に保持するように、中間プランジャー154の第一の端部
は、望ましくは、半球の形状に形成される。半球形状に
することにより、プランジャー48′の表面160と、中間
プランジャー154とを連続的につなぐことができる。中
間プランジャー154の第二の端は、中間プランジャー154
を第二の工作部品32′に係合させるジョー部材158を備
える。更に、ホルダー部14′は、光ケーブル84′を通
し、内部の第一の工作部品30′の後端が圧縮収容され
る、壁即ち接合部156aを形成するフレームを用いて、部
分的に組み合わせられる端子部品30′及び32′を、保持
・収容する。図示されるように、フレームは、空隙28を
包囲し、中間プランジャー154が摺動して収容されるボ
ア内に、第二の工作部品32′の前部を交換可能に保持す
る。本実施例のその他の構造及び機能は、図6ないし図
10に示される第一実施例と同様である。
図13及び図14は、更に、本発明の別の実施例の器具1
0″を示す。第三実施例の器具10″においては、ホルダ
ー部14″は、端子12を収容、支持するように配置された
摺動支持体200を積載する。支持体200は、端子の軸92″
に沿って、ホルダー上を摺動可能である。支持体は、前
部アライメント202、後部第二工作部品支持体204、及び
基部206を備える。後部アライメント・ガイド208は、第
一の工作部品30″の後面を収容する後部座面を与える。
第三実施例のその他の構造及び機能は、第一実施例と同
様である。
図6及び図10、11、12は、上記本発明の実施例の装置
を用いて、第一の工作部品30と第二の工作部品32から成
る端子12を組み立てる、本発明に従うプロセスを示す。
図6及び図11に示されるように、第二の工作部品32と組
み合せられる第一の工作部品30は、着脱可能及び交換可
能にホルダー部14に保持される。この時、第一及び第二
の工作部品30、32の相対的な位置は、図2Aに示される配
置と同様である。工作部品を入れ子式にはめ込む際に
は、プランジャー48の長手方向の軸と同軸上にある通路
に沿って、第一の工作部品30と第二の工作部品32を、選
択的に配置、位置決めする。
次に、プランジャー48及び中間プランジャー154の各
々のジョー部材52及び158を、第二の工作部品32に係合
させる。第二の工作部品32とジョー部材52及び158とが
接触することにより、第一の工作部品30が押圧され、後
部座面36に接触する。この時、端子12は、図2Bに示す状
態になる。
弾性体150が与える一定の力を利用して、第一の工作
部品に対して、第二の工作部品を、所定の距離、移動さ
せる。図2Cに示されるように、端子が完全に組み立てら
れるまで、所定の一定力を掛け続ける。
端子12を組み立てた後、ファイバーを切断し、研磨す
る。組立後の処理に関しては、本発明の譲受人により公
表された「光ケーブル端子の処理」に開示されており、
これを本発明の参照文献として掲げる。前記文献に詳述
されるように、露出した突出ファイバーを擦り、軸に沿
ってファイバーを引っ張り、ファイバーを切断する。端
子エレメントの前端を、該前端から伸張し切断されたフ
ァイバーと共に、研磨器具内に挿入し、酸化アルミニウ
ム等からなる研磨フィルム上を通し、ファイバー切断面
を研磨する。適当な研磨器具を選択することにより、端
子エレメントの端及びファイバー切断面を、光学的に平
らで、所定の半径を有するように、研磨することができ
る。
所定の最大値を有する、一定の圧縮力を掛けることに
より、図2Aないし図2Cに示すように、機械的に係合する
光ファイバー端子を組み立てるための力特性を与える。
端子の圧縮機構64が、光ファイバーを係合するのに適し
た所望の度合に(これを超えることなく)変形されるま
で、前記力を掛け、端子の内部と外部の部品を入れ子的
に摺動させる。また、前記力により、端子の二つの部品
を充分に係合させ、端子の後端で、クランプ指114を緩
衝保護されたケーブル上に押圧する。
図15ないし図19に、本発明の更に別の実施例を示す。
本実施例において、力特性は、所定の最大値に達した
後、かなり低い値まで減少する。光ファイバー端子を最
適条件で接続できるように、また、光ファイバーケーブ
ル及び端子の種類により、前記最大値を変更できる。
図15に示す手動器具210は、周知の複式プライヤー様
クランプ構造を有しており、2つのハンドル212、214
が、リンク216により、ヒンジ様に接続されている。ハ
ンドル212から固定アーム218が伸張し、第二アーム220
が、ヒンジ接点222を介して、もう一方のハンドル214か
ら伸張している。また、第二アーム220は、アーム218
と、ヒンジ接点224により接続されている。
固定アーム218の端にホルダー部226がヒンジ接点228
を介して積載されており、他方のアーム220の端には、
器具210の駆動部230がヒンジ接点232を介して取り付け
られている。各々のクランプアーム218及び220は、その
末端で二股に分かれており、前記二段になった部分に、
それぞれ、ホルダー部226と駆動部230を受容する。
スライド棒234がホルダー部の一端に固定されてお
り、駆動部230上に形成された溝様軌道236内に摺動可能
に収容されている。前記棒及び軌道は直線状であり、道
具により組み立てられる端子240の軸238と平行に伸張し
ている。
このような構造を有する器具210においては、ハンド
ル212と214を同時に動かすことにより、ホルダー部226
及び駆動部230を同時に移動させることができる。この
動作の間に、棒234が軌道236に沿って摺動し、ホルダー
部と駆動部を、互いに対向した状態で、且つ、互いに対
して同じ角度を有するように保持する。必要に応じて、
器具210に一つ以上の(図示しない)バネを取り付け、
器具のオープン状態にバイアスをかけることができる。
同様に、この種の手動器具に通常用いられる、ラチェッ
ト機構等の付属部品を取り付けてもよい。
ホルダー部226の上部で、ハンドル212から最も離れ、
且つ、駆動部230から最も離れた位置(図15の左側)
に、直立ストップ244が取り付けられている。図7に示
される後方ガイド38の溝40と同様に、ストップ244にも
溝が形成され、組み立てられる端子240から伸張する光
ファイバー242を自由に収容する。
ホルダー部には、更に、軸238に沿ってストップと同
一直線上に、クレードル246が、摺動可能に設置されて
いる。クレードルは、ホルダー部の上側に形成されたス
ライド軌道250に摺動可能に収容され、軸238に沿って移
動可能な基部248を備える。また、クレードルは、一対
の直立端子座252、254を備える。2つの座は距離をおい
て固定されており、各々が軸238の方向に沿って凹部を
有し、図2Aないし図2Cに基づいて詳述された端子エレメ
ント62のような端子の外部エレメントを収容、支持する
ように構成されている。本実施例においては、前座254
が端子エレメント62の前方外表面94(図2A参照)を支持
・受容し、その一方、後座252は、外表面の中央部110の
すぐ後ろの部分で、前記端子エレメント62を支持・係合
する。
クレードルがストップ244から離れて前方に摺動する
ことにより、組み立てられる端子240がクレードルの座2
52、254に係合する。次に、クレードルが後方に摺動
し、内部端子エレメント60の後端がストップ244に接す
る。即ち、クレードル246とストップ244を備える、器具
210のホルダー部226を、図13に示される、摺動支持体20
0と後部ガイド208を備える、器具10″のホルダー部14″
と同一のものとしてもよい。
器具210の駆動部230は、軸238に沿って伸張するロッ
ド様ラム258を備える。ラムの駆動面には、中空ボア258
aが形成されている。駆動部230をホルダー部の方向に移
動させるように器具を閉じた時に、ホルダー部のクレー
ドル246に収容される端子から突出する光ファイバーの
先端がボアに自由に係合されるように、駆動部上でラム
の位置を決める。即ち、器具210を閉じたときに、ラム
の駆動面は、クレードルの前座に係合される。更に閉じ
ていくと、ラムが軸238に沿って移動し、クレードルを
後方に摺動させ、端子の内部エレメントをストップ244
と接触させ、端子の外部エレメントをクレードルの前座
に押圧することにより、内部エレメントを完全に挿入す
ることができる。
上述のように器具が閉じられると、駆動部230上の力
解放機構260が、駆動部の動き、即ち、ハンドルを絞る
動作に応じて生じた、器具を閉じようとする力を、ラム
に伝達する。一方、力が所定のレベルに達した場合、解
放機構は、駆動部とラムの接続を切る。これによって、
ラム上の力は、実質的にゼロまで減少し、ホルダー部に
収容される端子には、ほとんど力が掛からない。以上の
ように、器具210から生じ、端子にかけられる合力特性
は、所望の最大値まで上昇し、端子エレメントを互いに
押圧し、光ファイバーを機械的に係合、固定することが
できる。更に、所定のレベルに達すると力が解放される
ことにより、端子が過剰に圧縮されることがなく、端子
の圧縮機構が光ファイバーに損傷を与えることもない。
解放機構260が移動しラムの接続を切断する基準とな
る、力のレベルは、器具の駆動部230上に設けられたネ
ジ様部材262により調整される。
図示される解放機構は、所定のバネ圧縮力を生じさせ
ることにより、所定の最大力が生じたときに力を解放す
るように構成されている。即ち、解放機構は、バネのた
わみ量に対して、一定の力を繰り返し生じさせるバネ構
造を備えている。
更に、図15及び図16に示されるように、解放機構260
は、駆動部のフレーム268内の空隙266内に収容されるス
ラスト体264を備える。複数の円板バネからなる圧縮バ
ネ機構270が、フレームに接する圧力プレート271と、ス
ラスト体の後端との間の空隙に、部分的に圧縮されて収
容される。
スラスト体は、円筒形で、バネ機構270と軸方向後端
で接する。このため、スラスト体の前端は、バネの予備
圧縮力により、軸方向前方、フレームの前部クロス部材
272に対して、押圧される。
図16及び図17に示されるように、スラスト体の中心に
は、軸方向に貫通する通路274が設けられ、前記通路274
内には、ラム258が摺動可能に収容される。また、スラ
スト体内に、ラム通路274と平行に設けられた、第二貫
通通路276内には、調節ピン278が、摺動可能に収容され
る。更に、スラスト体内の径に沿って伸張する横通路28
0が、軸方向の通路274及び276と相互に作用し合う。横
通路は、スラスト体の外表面から、調節通路276を通
り、軸方向の二本の通路の間に設けられたウェブ282を
通って伸張する。前記横通路内には、爪284が摺動可能
に収容される。
図示されるように、ラム258は円筒状ロッドであり、
前端部に、ファイバーを収容するための、軸方向に伸張
する短い空隙ボア258aを備え、後端部から少し離れたと
ころに、切り欠き286を備える。切り欠き286の軸方向前
端には、面取りされた、即ち、斜めに伸張するカム面28
6aが形成され、軸方向後端には、放射状に伸張するスト
ップ面286bが形成されている。これらの面の間に形成さ
れたボイド内に爪284の一端が収容される。
ロッド258の円筒面には、浅いクロス溝258bが形成さ
れている。スラスト体に固定される保持ピン288が溝258
bを通って伸張し、スラスト体に対するラム258の軸方向
の動きを規定する。
ラムは、スラスト体の後端から、フレームのクロス部
材を通り、駆動部230を超えて伸張し、ホルダー部に保
持されるクレードルと係合する。
調節ピン278は、半円柱状の爪係合部290、コイルバネ
294が巻き付けられる小径の心棒292、固定用ネジ端部29
6を、軸方向にこの順序で備える。固定用端部は、バネ2
94が押圧されるカラー295内に摺動可能に収容される。
カラーは、外側のネジ山により、駆動部230のフレーム2
68に、取り付けられる。更に、ナット等のネジ様調節部
262が、固定用端部296にネジ止めされる。
調節ピンの爪係合部290には、軸方向前端に放射状に
伸張した半円状のストップ壁290bを備える切り欠き290a
が形成されている。また、切り欠き290aの後端はさらに
カットされ、軸タブ290cが形成されている。
爪284は、比較的短い正円筒形で、両端に、直径の約
半分の長さに伸張する斜めのカム面284a及び284bを備え
る。2つのカム面は、相補的で、互いに向かって傾斜す
るように、径の同一側面の両端に形成されている。即
ち、爪は、両端対称形、即ち、軸の中央に対して対称に
形成されている。
望ましくは、爪上のカム面284a及び284b、並びに、ラ
ム切り欠き上のカム面286aは、各部材の円筒軸に対して
45度の角度に配置される。
図16、図17、図18に示すように、解放機構260が組み
立てられた状態では、ラム258は、スラスト体264の通路
274に摺動可能に収容され、クロス溝258bに摺動可能に
係合するピン288で、固定される。また、図15に示され
るように、スラスト体264は、フレーム268の空隙266内
に収容され、バネ機構270により圧縮される。ラム258
は、フレームのクロス部材272内の通路を通り、更に軸2
38に沿って伸張する。この時、切り欠き286が横通路280
に面するように、ラム258を回転させる。
ラム258は、ラムの後端に接する円板端と軸方向の心
棒とを備える押し棒300により、図18に示される位置ま
で、軸方向前方に、弾性的にバイアスされる。前記心棒
回りに巻き付けられたコイルバネ302は、前記円板端
と、フレーム268の後部クロス部材306に固定されるプラ
グ304との間で圧縮される。プラグは、バネ302が収容さ
れるカラーと、端壁を貫通し、押し棒300の心棒を軸方
向に摺動させる軸方向中心ボアと、を備える。プラグ30
4のボア、コイルバネ302、及び押し棒300の心棒は、軸2
38に沿って同一直線上に配置される。
このような構成により、圧縮バネ302が押し棒300にバ
イアスを掛けると、フレーム268に対して軸方向前方
に、ラム258にもバイアスが掛けられる。
爪284は、横通路に摺動可能に収容され、カム面284a
及び284bを前方に向けるように、即ち図18の上方に向け
るように、回転される。爪が通路274及び276内に突出す
るように、爪の軸方向の位置を設定する。この場合、爪
の一方のカム面は、ラム通路274内で、ラム切り欠き286
のカム面286aと向き合い、且つこれに接する。また、も
う一方のカム面は、放射状の端面284dが調節ピンの切り
欠き290aの平面と向き合い、且つこれに接するように、
隣接する通路276内に突出する。
調節ピンは、スラスト体の通路276に摺動可能に収容
され、フレームの前部クロス部材272内の通路を通っ
て、ラム258と平行に、伸張する。切り欠き290a及びタ
ブ290cの平面が爪に向かい合うように、調節ピンを回転
させる。
調節ピン278は、圧縮コイルバネ294により、フレーム
268に対して軸方向後方に、弾性的にバイアスされる。
前記バネは、ピンの心棒292回りに伸び、フレームの前
部クロス部材272に固定されるカラー295と、ピン上の環
状肩との間で圧縮される。前記肩は、心棒292と爪係合
部290との間で直径が増加することにより形成される。
スラスト体内での、ピン278の爪係合部290の軸方向の位
置は、ピンの固定用ネジ296に対してナット262をネジ止
めすることにより調節できる。このように変位調節を行
うことにより、解放機構が移動し力を解放する基準とな
る力レベルが選択される。これに関しては、下記に詳述
する。
解放機構260が通常の状態にある場合には、爪284は、
図18に示す位置に固定され、ラム258がスラスト体264と
共に軸方向に動くように、ラム258をロックする。駆動
部フレーム268に接続されるバネ機構270に連結されるス
ラスト体264を介して、ラム258に掛けられた軸方向の力
が、バネ機構を所定の変位だけたわませるのに充分な大
きさである場合、爪284はラムから離れ、図19に示され
る解放位置に移動する。この時、爪がラムのロックを解
除し、ラムはスラスト体との軸方向への移動から解放さ
れる。と同時に、器具が所定の閉位置に移動する間に、
駆動部からラムに掛けられる力がゼロまで減少する。
バネ機構270が圧縮される距離を調節することによ
り、器具210が光ファイバーコネクターに掛ける力を制
御することができる。バネは、通常、圧縮1インチに必
要な力ポンドで規定されるバネ定数により、定格化され
る。コイルバネあるいは大部分の円板バネのような非直
線バネでは、バネ定数を一定にすることができる。バネ
が距離(x)だけ圧縮された時、常に(y)ポンドの力
を生じさせることができるならば、本発明の器具に直線
バネを用いても非直線バネを用いてもよい。高品質の円
板バネの大部分は、この条件を満たす。
スラスト体264とラム258が一体化してバネ機構270を
圧縮することにより、器具210が作動する。ラムに掛け
られた負荷は、爪284を介して、スラスト体に伝達され
る。爪及びラムの接触面は、両方とも、中央直径軸に対
して45度の角度に配置されている。45度の角度を有する
ことにより、爪上の力が、ラムに掛かる力と同一の方
向、ラムに掛かる力と直角な方向の、2つの成分に分力
される。この力により、爪はラムから離れようとし、ス
ラスト体が動くことにより、バネ機構が圧縮される。
爪284は、調節ピン278により動かないように固定され
ている。ラムに負荷が掛かってスラスト体が動いても、
調節ピンは動かない。調節ナット262を調節することに
より、調節ピンをスラスト体に対して動かすことができ
る。器具が無負荷の状態では、爪の端部平面が調節ピン
の切り欠き290aの平面に対向している。ラムに負荷が掛
けられると、ラム、爪、及び、スラスト体は、調節ピン
に対して、軸方向に動く。爪の端部平面284dが調節ピン
の切り欠き290aの後端を通過すると、爪は横方向に自由
に移動できるようになり、結果として、ラム及びバネ機
構の負荷を解除する。爪が解放されたときのスラスト体
の変位量を調節することにより、解除前にラムに掛けら
れる最大力を調節することができる。例えば、125から1
35ポンドの力以上の所定の値でラムが圧力を解放するよ
うに、器具210の調節ピンを設定できる。
図18に示される通常の力負荷状態では、調節ピン278
の切り欠き290aが爪の端面284dに係合する。このように
係合することにより、通路276内での爪の動きが規定さ
れ、爪のカム面284aがラム上のカム面286aに接するよう
に、矢印310に沿って左側に移動する。更に、スラスト
体264と共に軸方向に移動するように、ラムがロックさ
れる。
図18に示される最初の状態から、バネ機構270が負荷
により圧縮されると、スラスト体264が、空隙266内で、
軸方向後方に、変位する。即ち、スラスト体264が、フ
レーム268に取り付けられている調節ピン278に対して軸
方向後方に変位する。この変位により、爪が調節ピン27
8に対して後方に摺動される。が、ここでは、爪の端面2
84dは、ピン278上の爪係合部290の切り欠き290aと接し
た状態に保持され、また、爪も図18のラム係合状態を保
持する。
バネ機構270が更に圧縮されると、爪の断面284dが切
り欠き290aの後方に移動する。そして、爪が矢印310に
沿って右側(図18及び図19)に移動し、爪のカム面284b
がピン上の切り欠き290aの後端に対して摺動する。爪が
少しずつ右方へ移動する間も、爪のカム面284aはラムの
カム面286aに接した状態で保持される。
バネ機構270の圧縮によりスラスト体が所定量軸方向
に変位すると、爪284が、軸238に沿って、調節ピン上の
切り欠き290aの後方に移動し、更に、矢印310に沿って
ラム通路の外側、即ち、図18及び図19の右側に移動す
る。ここで、爪はラム258から離れ、図19に示す解放位
置に移動する。
負荷が解除されると、ラムバイアスバネ302及び調節
ピンをバイアスさせるバネ294の作用により、器具210
は、図18に示される通常の状態に自動的に戻る。バネ30
2は、ラムを、スラスト体264に対して軸方向前方に、図
18に示される位置まで、バイアスさせる。ラムがバイア
スされることにより、矢印310に沿って爪を左側に移動
させることが可能になる。バネ294は、調節ピン278を軸
方向後方に押し、ピンの爪係合部290が爪のカム面284b
と係合することにより、爪を左側に、即ち、図18の通常
の力負荷状態に、移動させる。
以上詳述したように、本発明は、上記の目的を効果的
に達成することができる。本発明は、特に、光ファイバ
ー・ケーブル端子を、接着剤を用いず、機械的な力で、
組み立てるための、装置を提供する。本発明の装置を用
いて、光伝達経路に損傷を与えることなく、所定の力特
性を掛け、端子を光ケーブルに機械的に固定することが
できる。力特性には、最大値が設定されている。発明の
一つの形態では、力は、この最大値あるいはそれ以下に
保持される、即ち、一定の最大値を有するように構成さ
れる。また、別の形態においては、力が所望の最大値に
達した後、自動的にかなり小さい値まで力を減少させ
る、即ち、力を解放するように構成される。
本発明の要旨から逸脱することなく、前記の構造及び
操作のステップあるいは順序を変更することができる。
従って、前述の実施例及びそれに付帯する図面は、本発
明を何等限定するものではなく、単に本発明を説明する
ものに過ぎない。
以下、本発明の特許請求の範囲を記載する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−623514(JP,A) 特開 昭60−42719(JP,A) 特開 昭63−104005(JP,A) 特開 昭63−104006(JP,A) 実開 昭62−6705(JP,U) 特表 昭62−500124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバーを受容する第1及び第2の部
    品を相互に入れ子式にはめこませるよう該第1及び第2
    の部品の少なくとも一方を駆動させる駆動部を有し、該
    駆動部の駆動による前記第1及び第2の部品のはまり合
    いによって、前記光ファイバーを前記第1及び第2の部
    品内に圧縮保持させる光ファイバーコネクターの組立装
    置において、 前記駆動部は、はまり合いのために使用され得る力の最
    大値を設定し、前記力が前記最大値を超えようとすると
    き前記力を減少させる力緩和手段を有することを特徴と
    する光ファイバーコネクターの組立装置。
JP3508796A 1990-03-13 1991-03-11 光ファイバーコネクターの組立装置 Expired - Lifetime JP2987641B2 (ja)

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