JP2987385B2 - 二次電池の充電制御方法 - Google Patents
二次電池の充電制御方法Info
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- JP2987385B2 JP2987385B2 JP2167489A JP16748990A JP2987385B2 JP 2987385 B2 JP2987385 B2 JP 2987385B2 JP 2167489 A JP2167489 A JP 2167489A JP 16748990 A JP16748990 A JP 16748990A JP 2987385 B2 JP2987385 B2 JP 2987385B2
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- battery
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- charge
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、二次電池の充電制御方法であって、特に
過充電の防止を図ったものに関する。
過充電の防止を図ったものに関する。
[従来の技術] 従来この種の充電制御方法としては、充電に必要とす
る時間をタイマーで規制し、予め設定した時間をタイマ
ーがカウントし終えると、強制的に充電を停止するもの
が一般的である。
る時間をタイマーで規制し、予め設定した時間をタイマ
ーがカウントし終えると、強制的に充電を停止するもの
が一般的である。
また、充電の進行に伴って、二次電池の端子電圧や表
面温度が上昇することを利用し、かかる電池の状態変化
を検知して充電末期を知り、所定の充電制御動作を行な
うものも各種提案されている。
面温度が上昇することを利用し、かかる電池の状態変化
を検知して充電末期を知り、所定の充電制御動作を行な
うものも各種提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、充電量を時間でのみ制御する方法で
は、満充電時期を正確に知ることは難しく、充電量を過
不足が生じる虞れが強い。
は、満充電時期を正確に知ることは難しく、充電量を過
不足が生じる虞れが強い。
一方、電池の物理的変化を検知する方法では、比較的
正確に充電末期が検知できる反面、検知動作それ自体を
的確に行なうことが難しく、検知ミスにより適切な制御
が行なわれず、過充電に陥る危険性もある。
正確に充電末期が検知できる反面、検知動作それ自体を
的確に行なうことが難しく、検知ミスにより適切な制御
が行なわれず、過充電に陥る危険性もある。
本発明はかかる不都合に対してなされたものであっ
て、過充電を未然に防止した充電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
て、過充電を未然に防止した充電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる充電制御方法は、第2図に示す如く、
二次電池13の容量が僅少な状態から満充電に至るまでに
要する充電時間T1を、第1図で示す様なメインタイマー
44で規制して充電制御を可能とする一方、メインタイマ
ー44による充電制御が働く前に、充電の完了時期を二次
電池13の状態変化を利用して検知し、充電の完了制御動
作を可能とするものである。
二次電池13の容量が僅少な状態から満充電に至るまでに
要する充電時間T1を、第1図で示す様なメインタイマー
44で規制して充電制御を可能とする一方、メインタイマ
ー44による充電制御が働く前に、充電の完了時期を二次
電池13の状態変化を利用して検知し、充電の完了制御動
作を可能とするものである。
更に上記した充電にかかる二次電池13を取り外すこと
なく、充電中の二次電池13に対する充電動作を中断可能
とするとともに、その充電の中断中は、メインタイマー
44のカウント動作も同時に中断されてカウント値を維持
する様に構成している。
なく、充電中の二次電池13に対する充電動作を中断可能
とするとともに、その充電の中断中は、メインタイマー
44のカウント動作も同時に中断されてカウント値を維持
する様に構成している。
なお、上記した二次電池13は、第3図に示すごとく、
開閉自在な蓋体15を備えた電池室14中に収納するととも
に、蓋体15の開放時には、充電動作およびメインカウン
ター44のカウント動作を中断する様に構成することが可
能である。
開閉自在な蓋体15を備えた電池室14中に収納するととも
に、蓋体15の開放時には、充電動作およびメインカウン
ター44のカウント動作を中断する様に構成することが可
能である。
[作用] 上記した構成により、時刻t0に充電を開始すると、メ
インカウンター44が計時を開始すると同時に、二次電池
13の充電に伴う状態変化を調べ、充電完了時期が検知さ
れると、所定の充電制御動作が行なわれる。
インカウンター44が計時を開始すると同時に、二次電池
13の充電に伴う状態変化を調べ、充電完了時期が検知さ
れると、所定の充電制御動作が行なわれる。
ここでメインタイマー44は、例えば充電を一時的に中
断しても、二次電池を取り出して充電を完全に終了しな
い限り、カウント値をリセットすることなくそのまま維
持する。したがって、上記した充電完了時の検知が働か
ない場合にあっても、メインタイマー44が適切に働い
て、充電の開始からT1後に時刻t3に所定の充電制御がな
されるのである。
断しても、二次電池を取り出して充電を完全に終了しな
い限り、カウント値をリセットすることなくそのまま維
持する。したがって、上記した充電完了時の検知が働か
ない場合にあっても、メインタイマー44が適切に働い
て、充電の開始からT1後に時刻t3に所定の充電制御がな
されるのである。
[実施例] 以下この発明を、2本の二次電池を直列に繋いで一体
にパックした組電池の充電専用として構成した一例に基
づいて説明するがこれに限らず、各種小型電気機器に内
蔵した二次電池の充電手段に対しても略同様に実施でき
ることは勿論である。
にパックした組電池の充電専用として構成した一例に基
づいて説明するがこれに限らず、各種小型電気機器に内
蔵した二次電池の充電手段に対しても略同様に実施でき
ることは勿論である。
本発明を実施する充電装置10は、第3図に示す如く、
略矩形状の本体ケース11の上面12側に、4組の二次電池
13を挿脱自在に収納可能な上方開口の電池室14を設ける
とともに、この電池室14の開口を蓋体15で開閉自在に覆
っている。本体ケース11の内部には、第4図に示す充電
回路16を収納するとともに、本体ケース11から電源プラ
グ17を延ばし、この電源プラグ17を介して商用交流電源
18を充電回路16に接続可能としている。
略矩形状の本体ケース11の上面12側に、4組の二次電池
13を挿脱自在に収納可能な上方開口の電池室14を設ける
とともに、この電池室14の開口を蓋体15で開閉自在に覆
っている。本体ケース11の内部には、第4図に示す充電
回路16を収納するとともに、本体ケース11から電源プラ
グ17を延ばし、この電源プラグ17を介して商用交流電源
18を充電回路16に接続可能としている。
充電回路16は、本体ケース11上に備えたメインスイッ
チ19を通じて入力された商用交流電源18をインバータ回
路20に加え、このインバータ回路20から出力されるパル
ス状の充電電流を平滑回路21で平滑することにより、4.
5〜5.5[V]程度の充電電圧V1を形成する。この充電電
圧V1を、ヒューズ22を介して4組の充電制御回路23に印
加し、この充電制御回路23で充電電圧を定電流化して、
端子電圧が3[V]程度の4組の二次電池13に対して、
並列状態で充電電流を供給できる様にしている。
チ19を通じて入力された商用交流電源18をインバータ回
路20に加え、このインバータ回路20から出力されるパル
ス状の充電電流を平滑回路21で平滑することにより、4.
5〜5.5[V]程度の充電電圧V1を形成する。この充電電
圧V1を、ヒューズ22を介して4組の充電制御回路23に印
加し、この充電制御回路23で充電電圧を定電流化して、
端子電圧が3[V]程度の4組の二次電池13に対して、
並列状態で充電電流を供給できる様にしている。
充電制御回路23は、二次電池13に流れる電流値を直接
制御する充電電流制御部24と、該制御部24による制御量
の補正を行なう補正部25と、充電電流制御部24をオフし
て充電を停止可能とする充電時期規制部26とから構成さ
れる。
制御する充電電流制御部24と、該制御部24による制御量
の補正を行なう補正部25と、充電電流制御部24をオフし
て充電を停止可能とする充電時期規制部26とから構成さ
れる。
充電電流制御部24は、第5図に示す如く、電流制御用
として備えたトランジスタ27のベース−エミッタ間と並
列に高抵抗28を接続してベース電圧を制御可能とする一
方、コレクタ側に逆流防止用のダイオード29を接続し、
更に、ベース側に補正部25を備えている。
として備えたトランジスタ27のベース−エミッタ間と並
列に高抵抗28を接続してベース電圧を制御可能とする一
方、コレクタ側に逆流防止用のダイオード29を接続し、
更に、ベース側に補正部25を備えている。
補正部25は、制御用トランジスタ30のベース−エミッ
タ端と並列にダイオード31を備え、該ダイオード31に、
定電圧回路32から出力される安定電圧V2を印加してベー
ス電圧を一定に維持し、平滑回路21から出力される充電
電圧V1の変動にかかわらずトランジスタ27のベース電圧
を一定に維持して、二次電流13に流れる電流を定電流化
する。同時に、ダイオード31は充電電流制御部24のトラ
ンジスタ27と接触する様に配置されており、トランジス
タ27の温度上昇に起因してコレクタ電流が増加しようと
すると、ダイオード31の温度も同時に上昇して補正部25
のベース電圧を下げ、充電電流制御部24の抵抗28に流れ
る電流を下げてベース電圧を低下させ、トランジスタ27
のコレクタ電流を一定に維持する温度補正を行なう様に
している。
タ端と並列にダイオード31を備え、該ダイオード31に、
定電圧回路32から出力される安定電圧V2を印加してベー
ス電圧を一定に維持し、平滑回路21から出力される充電
電圧V1の変動にかかわらずトランジスタ27のベース電圧
を一定に維持して、二次電流13に流れる電流を定電流化
する。同時に、ダイオード31は充電電流制御部24のトラ
ンジスタ27と接触する様に配置されており、トランジス
タ27の温度上昇に起因してコレクタ電流が増加しようと
すると、ダイオード31の温度も同時に上昇して補正部25
のベース電圧を下げ、充電電流制御部24の抵抗28に流れ
る電流を下げてベース電圧を低下させ、トランジスタ27
のコレクタ電流を一定に維持する温度補正を行なう様に
している。
充電時期規制部26は、充電電流制御部24の抵抗28と並
列に接続したスイッチング用トランジスタ33であって、
後記する制御回路34から出力される制御信号S1の入力と
連動してオンし、充電電流制御部24のトランジスタ27を
オフして、二次電流13に対する充電を停止または制限で
きる様にしている。
列に接続したスイッチング用トランジスタ33であって、
後記する制御回路34から出力される制御信号S1の入力と
連動してオンし、充電電流制御部24のトランジスタ27を
オフして、二次電流13に対する充電を停止または制限で
きる様にしている。
制御回路34はワンチップマイコンが使用され、ROM内
に記憶されたプログラムによってその動作が規制される
ものであって、ソフト的に第1図の様な機能回路が構成
され、充電中における二次電池13の電池電圧V3を検出し
て所定の充電制御動作を行なう一方、検知回路35から出
力される信号の入力と連動して所定の制御動作を行な
い、その制御内容に対応した表示を表示部36で行なう様
にしている。
に記憶されたプログラムによってその動作が規制される
ものであって、ソフト的に第1図の様な機能回路が構成
され、充電中における二次電池13の電池電圧V3を検出し
て所定の充電制御動作を行なう一方、検知回路35から出
力される信号の入力と連動して所定の制御動作を行な
い、その制御内容に対応した表示を表示部36で行なう様
にしている。
表示部36は、赤および緑の発光ダイオード37a・37bを
1組とし、充電すべき各組の二次電池13に対して1組ず
つ本体ケース11上に配置したものであって、二次電池13
が電池室14内から抜かれている場合は消灯し、充電中は
赤色が点灯する一方、充電が完了して補充電に移行する
と緑色が点灯する。更に、二次電池13がショートするな
どの異常が、発生すると、赤色が点滅して異常を知らせ
る。
1組とし、充電すべき各組の二次電池13に対して1組ず
つ本体ケース11上に配置したものであって、二次電池13
が電池室14内から抜かれている場合は消灯し、充電中は
赤色が点灯する一方、充電が完了して補充電に移行する
と緑色が点灯する。更に、二次電池13がショートするな
どの異常が、発生すると、赤色が点滅して異常を知らせ
る。
検知回路35には、第4図に示す如く、平滑回路21から
出力される充電電圧V1の値を検知し、この電圧値が設定
値を超えて上昇すると信号S2を発生する回路電圧検知部
38と、充電回路16の温度変化をサーミスタ39を用いて検
知し、温度が設定値を超えて上昇すると信号S3を発生す
る周囲温度検知部40とを備え、両検知部38・40から制御
回路34への信号入力があると、充電制御回路23に制御信
号S1を送って二次電池13への充電を強制的に停止すると
ともに、表示部36における赤色の発光ダイオード37を点
滅して異常の発生を知らせる。更に制御回路34からは、
プラグラムが正常に動作している期間に対応して信号S4
が出力されており、かかる信号S4の停止時期を動作異常
検知部41で検知し、制御回路34にリセット信号S5を送っ
て初期状態に戻す。また、電池室14を覆う蓋体15の閉止
位置および開放位置に対応してスイッチ42を切り換え可
能とするとともに、このスイッチ42の切り換え状態を、
RSフリップフロップを備えた蓋開閉時期検知部43で2段
階の信号変化S6に換え、制御回路34に蓋体15の開閉状態
を知らせる。
出力される充電電圧V1の値を検知し、この電圧値が設定
値を超えて上昇すると信号S2を発生する回路電圧検知部
38と、充電回路16の温度変化をサーミスタ39を用いて検
知し、温度が設定値を超えて上昇すると信号S3を発生す
る周囲温度検知部40とを備え、両検知部38・40から制御
回路34への信号入力があると、充電制御回路23に制御信
号S1を送って二次電池13への充電を強制的に停止すると
ともに、表示部36における赤色の発光ダイオード37を点
滅して異常の発生を知らせる。更に制御回路34からは、
プラグラムが正常に動作している期間に対応して信号S4
が出力されており、かかる信号S4の停止時期を動作異常
検知部41で検知し、制御回路34にリセット信号S5を送っ
て初期状態に戻す。また、電池室14を覆う蓋体15の閉止
位置および開放位置に対応してスイッチ42を切り換え可
能とするとともに、このスイッチ42の切り換え状態を、
RSフリップフロップを備えた蓋開閉時期検知部43で2段
階の信号変化S6に換え、制御回路34に蓋体15の開閉状態
を知らせる。
制御回路34は、第1図に示す如く、二次電池13の充電
容量がゼロの状態から満充電となるまでに必要とする充
電時間T1をカウントすると信号S11を発生するメインタ
イマー44と、電池電圧V3を検出し、この電圧V3が所定の
状態になると信号S12を発生する充電完了時期の検出手
段45とを備え、制御信号発生部46に対して何れか一方か
ら信号入力があると、デューティ比が16分の1程度の制
御信号S1を充電制御回路23に送り、充電電流制御部24を
短期間づつ間欠的にオンさせ、急速充電状態から補充電
状態へと移行させる様にしている。
容量がゼロの状態から満充電となるまでに必要とする充
電時間T1をカウントすると信号S11を発生するメインタ
イマー44と、電池電圧V3を検出し、この電圧V3が所定の
状態になると信号S12を発生する充電完了時期の検出手
段45とを備え、制御信号発生部46に対して何れか一方か
ら信号入力があると、デューティ比が16分の1程度の制
御信号S1を充電制御回路23に送り、充電電流制御部24を
短期間づつ間欠的にオンさせ、急速充電状態から補充電
状態へと移行させる様にしている。
上記した充電完了時期の検出手段45は、電圧緩衝部47
を介して入力された二次電池13の端子電圧V3を、A/D変
換器を備えた電池電圧検出部48でデジタル値N1に変更し
たあと、第1比較部49において、記憶部50から出力され
る記憶値N2と比較される。第1比較部49では、検知値N1
が記憶値N2より大きいと、記憶部50の記憶値N2を検出値
N1と置き換えて記憶値N2を更新することにより、記憶部
50に電池電圧V3の最大値を常に保持可能とすると同時
に、サブタイマー51にリセット信号S13を送る。サブタ
イマー51は、例えば5分程度の時間T2をカウントすると
タイマー信号S14を第2比較器52に送るものであって、
この第2比較部52では、サブタイマー51からタイマー信
号S14が出力されている期間に対応して、記憶値N2と検
出値N1との差電圧V4を設定電圧VSと比較する。ここで差
電圧V4が設定電圧VSを上廻ると、第2比較部52から制御
信号発生部46に信号S12が送られ、該発生部46から充電
制御回路23に所定の制御信号S1が送られる結果、急速充
電が終了して補充電に移行するのである。
を介して入力された二次電池13の端子電圧V3を、A/D変
換器を備えた電池電圧検出部48でデジタル値N1に変更し
たあと、第1比較部49において、記憶部50から出力され
る記憶値N2と比較される。第1比較部49では、検知値N1
が記憶値N2より大きいと、記憶部50の記憶値N2を検出値
N1と置き換えて記憶値N2を更新することにより、記憶部
50に電池電圧V3の最大値を常に保持可能とすると同時
に、サブタイマー51にリセット信号S13を送る。サブタ
イマー51は、例えば5分程度の時間T2をカウントすると
タイマー信号S14を第2比較器52に送るものであって、
この第2比較部52では、サブタイマー51からタイマー信
号S14が出力されている期間に対応して、記憶値N2と検
出値N1との差電圧V4を設定電圧VSと比較する。ここで差
電圧V4が設定電圧VSを上廻ると、第2比較部52から制御
信号発生部46に信号S12が送られ、該発生部46から充電
制御回路23に所定の制御信号S1が送られる結果、急速充
電が終了して補充電に移行するのである。
次に、第6図に示す流れ図に従って、上記した充電装
置10における制御動作を更に詳細に説明する。
置10における制御動作を更に詳細に説明する。
メインスイッチ19をオンして充電装置10をスタートす
ると、ステップ101でRAM領域を初期化したあと、電池室
14の蓋体15が開放されている場合の処理工程Aに入る。
ると、ステップ101でRAM領域を初期化したあと、電池室
14の蓋体15が開放されている場合の処理工程Aに入る。
かかる工程Aは、充電中にステップ102で蓋体15が開
放されたことが検知されると、ステップ103で充電を一
時中断したあとになされるものであって、ステップ104
において、第1図に示す充電完了時期の検出手段45にお
いて使用するデータ領域をクリアしたあと、ステップ10
5で二次電池13が抜かれるか否かを調べるとともに、ス
テップ106で蓋体15が閉じられるのを待つ。ステップ105
で電池13が抜かれたことが判定されると、ステップ107
に移ってメインタイマー44のカウント値をクリアすると
ともに、ステップ108で表示部36のLED37を消灯して電池
13が抜かれたことを表示する。更に、ステップ106で蓋
体15が閉じられたことが判断されると、ステップ109で
充電の開始処理を行なったあと、ステップ110から始ま
る工程Bに入る。
放されたことが検知されると、ステップ103で充電を一
時中断したあとになされるものであって、ステップ104
において、第1図に示す充電完了時期の検出手段45にお
いて使用するデータ領域をクリアしたあと、ステップ10
5で二次電池13が抜かれるか否かを調べるとともに、ス
テップ106で蓋体15が閉じられるのを待つ。ステップ105
で電池13が抜かれたことが判定されると、ステップ107
に移ってメインタイマー44のカウント値をクリアすると
ともに、ステップ108で表示部36のLED37を消灯して電池
13が抜かれたことを表示する。更に、ステップ106で蓋
体15が閉じられたことが判断されると、ステップ109で
充電の開始処理を行なったあと、ステップ110から始ま
る工程Bに入る。
かかる工程Bでは、ステップ110において、充電何ら
かの理由で既に終了状態にあるか否かを判定し、充電が
終了状態であれば、以下の処理を行なうことなく、ステ
ップ111で所定の処理を行なったあと、ステップ102で蓋
体15が開けられて工程Aに戻るのを待つ。逆に充電途中
の場合は、ステップ112およびステップ113で、検出デー
タを例えば16回分加算してその平均をとって電池電圧の
検出値N1を決定することにより、インバータ回路20から
出力されるパルス状のノイズが電池電圧に重畳するなど
した場合にあっても、検出値N1が異常に高くなるのを防
止している。次にステップ114でメインタイマー44のカ
ウント値をカウントアップし、ステップ115でメインタ
イマー44が、充電時間の上限値T1である例えば75分をカ
ウントし終えたことが判断されると、ステップ111、102
および110を巡回する充電の終了工程に入る。
かの理由で既に終了状態にあるか否かを判定し、充電が
終了状態であれば、以下の処理を行なうことなく、ステ
ップ111で所定の処理を行なったあと、ステップ102で蓋
体15が開けられて工程Aに戻るのを待つ。逆に充電途中
の場合は、ステップ112およびステップ113で、検出デー
タを例えば16回分加算してその平均をとって電池電圧の
検出値N1を決定することにより、インバータ回路20から
出力されるパルス状のノイズが電池電圧に重畳するなど
した場合にあっても、検出値N1が異常に高くなるのを防
止している。次にステップ114でメインタイマー44のカ
ウント値をカウントアップし、ステップ115でメインタ
イマー44が、充電時間の上限値T1である例えば75分をカ
ウントし終えたことが判断されると、ステップ111、102
および110を巡回する充電の終了工程に入る。
一方、先のステップ115でメインタイマー44が設定時
間T1に達していないことが判断されると、ステップ116
において、ステップ113で検出された電池電圧V3の検出
値N1が正常か否かを判定する。すなわち、充電される電
池13は2本が直列に接続されているため、2.0〜3.5
[V]の範囲にあると正常と判断し、3.5[V]以上あ
ると、電池13が挿入されずに充電電圧V1がそのまま検知
されているものと判断して、ステップ111、102および11
0の充電終了時のループに入る。更に検出値N1が0.5〜2.
0[V]の場合には1本の電池が内部でショートしてい
るものと判断し、0.5[V]以下の場合は2本ともにシ
ョートしていると判断して、ステップ111に移って充電
を強制的に停止するとともに、赤色のLED37を点滅処理
して異常を表示する。
間T1に達していないことが判断されると、ステップ116
において、ステップ113で検出された電池電圧V3の検出
値N1が正常か否かを判定する。すなわち、充電される電
池13は2本が直列に接続されているため、2.0〜3.5
[V]の範囲にあると正常と判断し、3.5[V]以上あ
ると、電池13が挿入されずに充電電圧V1がそのまま検知
されているものと判断して、ステップ111、102および11
0の充電終了時のループに入る。更に検出値N1が0.5〜2.
0[V]の場合には1本の電池が内部でショートしてい
るものと判断し、0.5[V]以下の場合は2本ともにシ
ョートしていると判断して、ステップ111に移って充電
を強制的に停止するとともに、赤色のLED37を点滅処理
して異常を表示する。
上記したステップ116で電池電圧V3の検出値N1が正常
な範囲に入っていることが判定されると、ステップ117
から始まる充電末期の検出工程Cに入る。かかる工程C
では、ステップ117で、記憶部50における記憶値N2と上
記した検出値N1との大小を比較する。ここで、記憶値N2
が検出値N1より小さい場合には、ステップ118で記憶値N
2と検出値N1を置き換えるとともに、ステップ119でサブ
タイマー51のカウント値をクリアしたあと、ステップ12
0で検出データを初期設定し、ステップ112に戻って検出
データの加算平均処理を行なう。
な範囲に入っていることが判定されると、ステップ117
から始まる充電末期の検出工程Cに入る。かかる工程C
では、ステップ117で、記憶部50における記憶値N2と上
記した検出値N1との大小を比較する。ここで、記憶値N2
が検出値N1より小さい場合には、ステップ118で記憶値N
2と検出値N1を置き換えるとともに、ステップ119でサブ
タイマー51のカウント値をクリアしたあと、ステップ12
0で検出データを初期設定し、ステップ112に戻って検出
データの加算平均処理を行なう。
逆にステップ117で、記憶値N2の方が検出値N1よりも
大きいと判定された場合には、ステップ121で記憶値N2
が設定時間T2を超えて維持されているか否かを判定し、
NOの場合はステップ122でサブタイマー51をカウントア
ップし、ステップ123でサブタイマー51のカウント値が
例えば設定時間T2の5分に達したか否かを判定する。こ
こで5分が経過している場合は、更にステップ124で、
記憶値N2と検出値N1との差電圧N4が、例えば40[mV]程
度の設定値VSに達しているか否かを判定し。YESであれ
ば、充電末期のピーク位置Aを超えたと判断し、ステッ
プ111における充電終了処理を行ない、二次電池13に対
する充電を補充電に移行させるとともに、緑色のLED37
を点灯して充電が終了したことを知らせる。逆にステッ
プ124で設定電圧VSに達していないと判断された場合に
は、更に継続してメインタイマー44のカウント値および
電池電圧の検出値N1の変化状態について調べ、少なくと
もどちらか一方が条件を満足すると満充電状態になった
と判断し、ステップ11に移って充電を終了する様にして
いる。
大きいと判定された場合には、ステップ121で記憶値N2
が設定時間T2を超えて維持されているか否かを判定し、
NOの場合はステップ122でサブタイマー51をカウントア
ップし、ステップ123でサブタイマー51のカウント値が
例えば設定時間T2の5分に達したか否かを判定する。こ
こで5分が経過している場合は、更にステップ124で、
記憶値N2と検出値N1との差電圧N4が、例えば40[mV]程
度の設定値VSに達しているか否かを判定し。YESであれ
ば、充電末期のピーク位置Aを超えたと判断し、ステッ
プ111における充電終了処理を行ない、二次電池13に対
する充電を補充電に移行させるとともに、緑色のLED37
を点灯して充電が終了したことを知らせる。逆にステッ
プ124で設定電圧VSに達していないと判断された場合に
は、更に継続してメインタイマー44のカウント値および
電池電圧の検出値N1の変化状態について調べ、少なくと
もどちらか一方が条件を満足すると満充電状態になった
と判断し、ステップ11に移って充電を終了する様にして
いる。
なお、充電の完了時期の検出を電池電圧の変化を利用
して検出するのに代えて、電池の表面温度あるいは内部
ガス圧の変化など、適宜変更して実施できる。
して検出するのに代えて、電池の表面温度あるいは内部
ガス圧の変化など、適宜変更して実施できる。
[発明の効果] 本発明は上記の如く、タイマーによる充電時間の検知
と、二次電池の状態変化を利用した充電完了時期の検知
とを同時に行ない、どちらか一方の検知が働くと充電終
了動作を行なう様にするとともに、充電を中断可能と
し、その中断中も中断前のカウント値をタイマーはその
まま維持することにより、過充電が確実に防止される。
と、二次電池の状態変化を利用した充電完了時期の検知
とを同時に行ない、どちらか一方の検知が働くと充電終
了動作を行なう様にするとともに、充電を中断可能と
し、その中断中も中断前のカウント値をタイマーはその
まま維持することにより、過充電が確実に防止される。
また二次電池13を、開閉自在な蓋体15を備えた電池室
14に収納して充電するとともに、蓋体15を開放した時に
は充電を停止するが、タイマー44のカウント値は保存し
ておき、蓋体15が閉じられるとタイマー44のカウントを
再開することにより、過不足がない適切な充電制御が行
なえる。
14に収納して充電するとともに、蓋体15を開放した時に
は充電を停止するが、タイマー44のカウント値は保存し
ておき、蓋体15が閉じられるとタイマー44のカウントを
再開することにより、過不足がない適切な充電制御が行
なえる。
第1図は本発明を実施した概略的な構成を示すブロック
図、第2図は制御動作を説明するためのグラフである。 第3図ないし第6図は、本発明を充電装置に実施した一
例を示し、 第3図は全体的な構成を示す外観斜視図、 第4図は充電回路の構成を示すブロック図、 第5図は充電制御回路の具体的な構成を示す電気回路
図、 第6図は制御回路の動作を示す流れ図である。 13……二次電池、 14……電池室 15……蓋体、 23……充電制御回路、 44……メインタイマー、 46……制御信号発生部、 49……第1比較部、 50……記憶部、 51……サブタイマー。
図、第2図は制御動作を説明するためのグラフである。 第3図ないし第6図は、本発明を充電装置に実施した一
例を示し、 第3図は全体的な構成を示す外観斜視図、 第4図は充電回路の構成を示すブロック図、 第5図は充電制御回路の具体的な構成を示す電気回路
図、 第6図は制御回路の動作を示す流れ図である。 13……二次電池、 14……電池室 15……蓋体、 23……充電制御回路、 44……メインタイマー、 46……制御信号発生部、 49……第1比較部、 50……記憶部、 51……サブタイマー。
Claims (2)
- 【請求項1】二次電池(13)の容量が僅少な状態から満
充電に至るまでに要する充電時間をメインタイマー(4
4)で規制して充電制御を可能とする一方、 メインタイマー(44)による充電制御が働く前に、充電
完了時期を二次電池(13)の状態変化を利用して検知
し、充電の完了制御動作を可能とする充電制御方法であ
って、 上記した充電にかかる二次電池(13)を取り外すことな
く、二次電池(13)に対する充電動作を中断可能とする
とともに、その充電の中断中は、メインタイマー(44)
のカウント動作も同時に中断されてカウント値を維持す
ることを特徴とする二次電池の充電制御方法。 - 【請求項2】上記した二次電池(13)は、開閉自在な蓋
体(15)を備えた電池室(14)中に収納されるととも
に、蓋体(15)の開放時には、充電動作およびメインタ
イマー(44)のカウント動作が中断される請求項1記載
の充電制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2167489A JP2987385B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 二次電池の充電制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2167489A JP2987385B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 二次電池の充電制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458470A JPH0458470A (ja) | 1992-02-25 |
JP2987385B2 true JP2987385B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=15850631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2167489A Expired - Fee Related JP2987385B2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 二次電池の充電制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987385B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019190996A1 (en) | 2018-03-26 | 2019-10-03 | Milwaukee Electric Tool Corporation | High-power battery-powered portable power source |
US11271415B2 (en) | 2018-05-18 | 2022-03-08 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Portable power source |
USD933010S1 (en) | 2019-05-29 | 2021-10-12 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Portable power source |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP2167489A patent/JP2987385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458470A (ja) | 1992-02-25 |
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