JP2987030B2 - コロナ放電器およびその製造方法 - Google Patents

コロナ放電器およびその製造方法

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JP2987030B2 JP5213752A JP21375293A JP2987030B2 JP 2987030 B2 JP2987030 B2 JP 2987030B2 JP 5213752 A JP5213752 A JP 5213752A JP 21375293 A JP21375293 A JP 21375293A JP 2987030 B2 JP2987030 B2 JP 2987030B2
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壽宏 田村
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/02Arrangements for laying down a uniform charge
    • G03G2215/026Arrangements for laying down a uniform charge by coronas
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コロナ放電現象を応用
して被帯電物を均一に帯電させるコロナ放電器の構造お
よびその製造方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ等の電子写真プ
ロセスに用いられるコロナ放電器としては、直径50〜
100μmのタングステンワイヤに5〜10kVの高電
圧を印加し、これによって発生したイオンを感光体表面
に移動させて帯電を行なう方式のものが知られている。
【0003】この方式では、放電を安定化させるため、
タングステンワイヤから一定距離間隔を隔てた位置にシ
ールドケースを配設したり、また感光体上の帯電を均一
化するため、制御電極としてグリッド電極を配設したり
していた。
【0004】ところが、シールドケースやグリッド電極
を配設すると、シールドケースやグリッド電極に対する
放電が必要以上に大きくなり、オゾンの発生量が多くな
る。この結果、画像の劣化を招いたり、人体に悪い影響
を与えてしまうという問題が生じてきた。
【0005】近年、たとえば特開昭63−15272号
公報において、タングステンワイヤに代替するものとし
て、図7に示すように鋸歯状に形成した複数の放電電極
2が絶縁性基板1上に付設されたコロナ放電器が提案さ
れている。
【0006】この方式のコロナ放電器は、ワイヤ形式の
コロナ放電器に比べて比較的構造的強度が強くかつ必要
印加電圧が低いといった顕著な構造的および作動的利点
を有している。
【0007】しかしながら、このようなコロナ放電器に
おいても、鋸歯状の電極の歯先形状ばらつき、破損、汚
染等により各放電電極間での放電が不均一となり、均一
な帯電を得るためには必要以上に放電電流を流さなけれ
ばならない。
【0008】このため、ワイヤ方式のコロナ放電器の1
/5程度ではあるが、やはりこの方式でも依然としてオ
ゾンの発生量が多かった。
【0009】そこで、より安定な放電を得る一手段とし
て、電極部材の各々を別個の安定化抵抗体を介して電源
に接続することが提案されてきた。
【0010】このような技術を応用したコロナ放電器の
一例を図9に示す。図9に示すように、絶縁性基板1上
にコモン電極13が形成されており、このコモン電極1
3と一定の距離間隔lを隔てて複数の放電電極2がピッ
チp(2mm)の間隔で配列されている。コモン電極1
3と複数の放電電極2の各々とは、ほぼ500MΩ程度
の抵抗値を有する複数の安定化抵抗体24で電気的に接
続されている。安定化抵抗体24はチップ抵抗あるいは
カーボン等が含有された高分子有機材料等で構成された
抵抗からなる。
【0011】このような複数の安定化抵抗体24により
コモン電極13に印加された電圧を一定電圧降下させる
ことにより、各放電電極2に流れる放電電流を制御し、
安定化させる効果がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の抵抗体を用いたコロナ放電器では、安定化抵抗体を多
数利用する必要があるため、コロナ放電器の製造に要す
る材料費がアップするだけでなく、放電器が大型化、複
雑化して製造が困難になってしまうという問題点があっ
た。
【0013】また、安定化抵抗体としてたとえばポリカ
ーボネートの基材にカーボン等を混入した有機材料を用
いた場合には、抵抗体を放電電極およびコモン電極に電
気的に接続する手段として一般的に、安定化抵抗体を電
極に対し圧接する方法または導電性接着剤を用いて接着
する方法がとられていた。
【0014】しかしながら、抵抗体を圧接する方法で
は、抵抗体と電極との接続が不完全で信頼性に欠けるう
え、抵抗体を電極側に押し付けるための押付部材等が別
途必要となるという問題がある。
【0015】また導電性接着剤を用いて接着を行なう方
法では、電極部分にのみ接着剤を塗布する必要があるた
め、接着剤塗布用マスク等が必要となり、放電器の組み
立て工程数が増加し、これにより製造コストがアップし
てしまうという問題がある。
【0016】そこで、これらの問題を解消する一手段と
して、たとえば、特公平3−1663号公報には、コモ
ン電極と複数の放電電極との間に抵抗体を配置する代わ
りに空間を設ける方法が提案されている。
【0017】たしかに、この方法を用いれば抵抗体の付
設は一切不要となるため、装置をより簡素化できるもの
の、空間における放電による電圧降下を利用するため、
放電電流を低減し、オゾンの発生を抑える効果はほとん
ど期待できない。
【0018】本発明は、上述した従来の課題を解消する
ためになされたものであって、放電が安定で帯電均一性
に優れ、放電時のオゾンの発生が少なく、かつ小型で安
価なコロナ放電器およびその製造方法を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のコロナ
放電器は、絶縁性を有する基板と、基板上に形成されか
つ電圧源に接続されるコモン電極と、基板上にコモン電
極から一定間隔を隔てて配設され、先端部が基板から外
気側に突出した複数の放電電極と、基板上に設けられ、
複数の放電電極とコモン電極とを電気的に接続するため
の抵抗体とを備えたコロナ放電器であって、抵抗体は、
所定の材料から一体的に造り出された櫛形の抵抗体であ
り、かつ複数の放電電極と同数の櫛歯を有し、櫛歯のそ
れぞれが放電電極の各々に電気的に接続され、かつ抵抗
体において、櫛歯のつけねに当る線状の部分がコモン電
極に電気的に接続されることを特徴とする。
【0020】請求項1に記載のコロナ放電器において、
用いる櫛形の抵抗体は、たとえばポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ナイロン、ポリアミド、ポリイ
ミド、ポリカーボネート等の有機材料からなる基材に、
カーボンブラックや金属粉からなり廉価な抵抗体を形成
する無機材料、あるいは酸化亜鉛、酸化ルテニウム等の
温湿度変化に安定した性能を示す高抵抗体を形成する金
属酸化物、あるいはハロゲン酸素酸塩、過ハロゲン酸素
酸塩、過塩素酸リチウム等の局部的な抵抗値変化の少な
い均一な抵抗体を形成するイオン伝導を示すアルカリ金
属塩等の添加物が混練された材料からなり、コモン電極
と複数の放電電極との間の抵抗値が約100MΩ〜1M
Ωとなるように電気抵抗が付与されていることが好まし
い。
【0021】請求項2に記載の好ましい局面では、櫛形
の抵抗体は、複数の放電電極およびコモン電極上に、厚
み方向に導電性を有しかつ面方向に絶縁性を有する異方
導電性膜を介して接着されることを特徴とする。
【0022】ここで用いる異方導電性膜としては、たと
えば抵抗体の絶縁抵抗500MΩに対して厚み方向に1
/10以下の抵抗値(厚み方向抵抗50MΩ以下)を有
し、かつ面方向に10倍以上の抵抗値(面方向抵抗10
10Ω以上)を有するような薄膜を使用することができ
る。
【0023】より具体的に言えば、異方導電性膜とし
て、液晶パネル等の高精細回路の接続に一般的に用いら
れている、厚み約30μm、厚み方向に導電性(厚み方
向抵抗0.5Ω)を有し、かつ面方向に絶縁性(面方向
抵抗1010Ω)を有する異方導電性膜をより好ましく用
いることができる。
【0024】請求項3に記載の好ましい局面では、櫛形
の抵抗体において、複数の櫛歯のつけねに当る線状の部
分が、導電性を有する密着性テープ材によって、コモン
電極上に全面的に接着されることを特徴とする。
【0025】ここで用いる導電性を有する接着性テープ
材としては、たとえば、カーボン等の導電性フィラーが
少量添加されることで導電性が付与されたアクリル樹脂
からなる基材シート等を好ましく用いることができる。
【0026】このような導電性を有する接着性テープ材
としては、厚み300μm程度で、厚み方向に104
105 Ωcmの抵抗値を有し、かつ面方向に101 〜1
2Ωcmの抵抗値を有しているテープ材がより好まし
い。
【0027】このような導電性を有する接着性テープ材
は、より具体的には、スリーボンド社製の「スリーボン
ド3315C」等の商品名で一般に市販品として適正な
価格で入手可能である。
【0028】請求項4に記載のコロナ放電器の製造方法
は、絶縁性を有する基板上に所定の間隔を隔てて配設さ
れたコモン電極と複数の放電電極との間を櫛形の抵抗体
により接続する工程を備えるコロナ放電器の製造方法で
あって、この工程において、櫛形の抵抗体を、導電性を
有する接着性テープ材が予め所定の間隔とほぼ等しい間
隔を隔てて貼り付けられたシート状抵抗体からプレス加
工により一体的に打ち抜いて作製するステップと、作製
された櫛形の抵抗体上に残存する導電性を有する接着性
テープ材により、櫛形の抵抗体をコモン電極および複数
の放電電極上に接着するステップとを含むことを特徴と
する。
【0029】
【作用】請求項1に従うコロナ放電器では、複数の放電
電極とコモン電極とを電気的に接続するための抵抗体と
して、所定の材料から一体的に造り出された櫛形の抵抗
体を用いている。
【0030】櫛形の抵抗体は、複数の放電電極と同数の
櫛歯を有し、この櫛歯のそれぞれが放電電極の各々に接
続され、かつ抵抗体において、櫛歯のつけねに当る線状
の部分がコモン電極に接続される。したがって、この櫛
形の一体的な抵抗体により、コモン電極に印加された電
圧を一定電圧だけ降下させることによって、各放電電極
に流れる放電電流を制御し、安定化することができる。
【0031】その結果、複数の放電電極の各々において
より均一な電流分布が実現されるため、必要以上に放電
電流を流さなくとも均一な帯電を得ることができるよう
になる。よって、放電時のオゾンの発生量をより少なく
抑えることができる。
【0032】また、櫛形の一体的な抵抗体を用いるコロ
ナ放電器は、多数の安定化抵抗体を用いていた従来のコ
ロナ放電器に比べて、使用する抵抗体の数すなわち部品
点数が大幅に低減されるので、コロナ放電器を小型化
し、その構成を単純化することができる。
【0033】その結果、抵抗体に要する材料費、強いて
はコロナ放電器の材料費を節減できるとともに、放電器
の組み立て工程、より具体的に言えば複数の放電電極へ
の抵抗体の付設工程が大幅に簡略化される。
【0034】したがって、放電が安定で帯電均一性に優
れ、放電時のオゾンの発生が少なくかつ小型で安価なコ
ロナ放電器を得ることができる。
【0035】請求項2に従う好ましい局面では、櫛形の
抵抗体は、複数の放電電極およびコモン電極上に、厚み
方向に導電性を有しかつ面方向に絶縁性を有する異方導
電性膜を介して接着される。
【0036】コロナ放電器において、異方導電性膜を用
いた櫛形の抵抗体の付設は、たとえば、複数の放電電極
およびコモン電極と櫛形の抵抗体との間に異方導電性膜
を挟み込むように配置した後、熱圧着により櫛形の抵抗
体を異方導電性膜によって絶縁性基板上に全面的に接着
させることによって簡便に実施され得る。したがって、
圧接する方法や導電性接着剤を用いる接着方法に比べ
て、異方導電性膜を用いる接着では、絶縁性基板上への
櫛形抵抗体の固定および櫛形の抵抗体とコモン電極およ
び複数の放電電極との間の電気的接続がより容易にかつ
確実に行なわれるようになり、組み立て工程がより簡略
化されるとともに放電器の信頼性が向上する。
【0037】請求項3に従う好ましい局面では、櫛形の
抵抗体において複数の櫛歯のつけねに当る線状の部分
が、導電性を有する接着性テープ材によって、コモン電
極上に全面的に接着される。
【0038】したがって、請求項2に従う好ましい局面
と同様に、圧接する方法や導電性接着剤を用いる接着方
法に比べて、導電性を有する接着性テープ材を用いる接
着では、絶縁性基板上への櫛形の抵抗体の固定および櫛
形の抵抗体とコモン電極間の電気的接続がより容易にか
つ確実に行なわれるようになり、組み立て工程がより簡
略化されるとともに放電器の信頼性が向上する。
【0039】請求項4に従うコロナ放電器の製造方法で
は、絶縁性を有する基板上に所定の間隔を隔てて配設さ
れたコモン電極と複数の放電電極との間を櫛形の抵抗体
により接続する工程において、まず櫛形の抵抗体を、導
電性を有する接着性テープ材が予め所定の間隔とほぼ等
しい間隔を隔てて貼り付けられたシート状抵抗体からプ
レス加工の打ち抜きにより一体的に作製する。
【0040】このようにして作製された櫛形の抵抗体に
おいては、次のステップでコモン電極および複数の放電
電極に接着するべき領域のみに導電性を有する接着性テ
ープ材が残存する。
【0041】したがって、櫛形の抵抗体上に残存する導
電性を有する接着性テープ材によって、櫛形の抵抗体の
複数の櫛歯のそれぞれを複数の放電電極の各々に、また
櫛形の抵抗体において、複数の櫛歯のつけねに当る線状
の部分をコモン電極に簡便にかつ確実に接着させること
ができる。
【0042】よって、コモン電極と複数の放電電極との
間を抵抗体により接続する工程が簡略化され、強いては
コロナ放電器の組み立て工程が大幅に簡略化される。
【0043】
【実施例】以下、本発明の一実施例に従うコロナ放電器
を図面に基づいて説明する。
【0044】図1は、本発明の一実施例に従うコロナ放
電器の構成を示す平面図である。図1に示すように、絶
縁性基板1上にコモン電極3が形成されており、コモン
電極3から一定距離間隔lを隔てた位置に複数の鋸歯状
をなす放電電極2が等間隔に配設されている。放電電極
2の歯数は107個で各歯の間のピッチpは2mmであ
り、複数の放電電極2の各々は、その先鋭な先端部が絶
縁性基板1のエッジ部からコモン電極3と反対の方向側
に2mm突出した状態となるよう位置決めされている。
【0045】さらに、コモン電極3および複数の放電電
極2の配設に対応するように成形されてなる櫛形の抵抗
体5が導電性物質を介して絶縁性基板1上に装着されて
いる。
【0046】櫛形の抵抗体5は、複数の放電電極2と同
数の櫛歯5aを有しており、各櫛歯5aは放電電極2の
各々に電気的に接続されており、櫛歯5aを支持するつ
けねの部分5bはコモン電極3に電気的に接続されてい
る。
【0047】櫛形の抵抗体5は、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ナイロン、ポリアミド、ポリイ
ミド、ポリカーボネート等の有機材料からなる基材に、
カーボンブラックや金属粉からなり廉価な抵抗体を形成
する無機材料、あるいは酸化亜鉛、酸化ルテニウム等の
温湿度変化に安定した性能を示す高抵抗体を形成する金
属酸化物、あるいはハロゲン酸素酸塩、過ハロゲン酸素
酸塩、過塩素酸リチウム等の局部的な抵抗値変化の少な
い均一な抵抗体を形成するイオン伝導を示すアルカリ金
属塩等の添加物が混練された材料からなり、コモン電極
3と各放電電極2との間の抵抗値が約500MΩとなる
ように電気抵抗が付与されている。
【0048】上述のような構成を有するコロナ放電器1
0は、たとえば次のようにして作製することができる。
【0049】絶縁性を有する基板1として、ガラスエポ
キシ樹脂からなるプリント基板を用意し、このプリント
基板上に、プリント配線の手段を用いてコモン電極3を
形成する。
【0050】次に、プリント基板上においてコモン電極
3から一定の距離間隔lを隔てた位置に、取り付け精度
を高めるため、ねもとが一体的につながった複数の放電
電極を接着材によって接着する。複数の放電電極を接着
した後、一体的につながったねもとの部分を切断する。
これにより、プリント基板の端部から外気側にその先端
が突出するように複数の放電電極2が等間隔に配設され
る。
【0051】さらに、予め一体的に形成された櫛形の抵
抗体5を複数の放電電極2およびコモン電極3上に導電
性物質を介して接着する。これにより、櫛形の抵抗体5
において、複数の櫛歯5aが複数の放電電極2に電気的
に接続され、複数の櫛歯5aを支持するつけねの部分5
bがコモン電極3に電気的に接続される。
【0052】上述した製造工程において、櫛形の一体的
抵抗体5を複数の放電電極2およびコモン電極3上に導
電性物質を介して接着する工程において、たとえば、次
のような2つの方法を好ましく採用することができる。
【0053】まず、第1の方法として、たとえば図3に
示すように、櫛形の抵抗体5と複数の放電電極2および
コモン電極3との接着を、異方導電性接着膜6を用いて
行なう方法を挙げることができる。
【0054】ここで用いる異方導電性接着膜としては、
一般に液晶パネル等の高精細回路の接続に用いられてい
る、厚み30μm、厚み方向に導電性(厚み方向の抵抗
値が0.5Ω)を有し、かつ面方向には絶縁性(面方向
の抵抗値が1010Ω)を有する薄膜等を好ましく用いる
ことができる。
【0055】第1の方法に従えば、図3に示すように、
櫛形の抵抗体5と複数の放電電極2およびコモン電極3
との間に、異方導電性接着膜6を挟み込むように配置し
た後、熱圧着により櫛形の抵抗体5を異方導電性接着膜
6を介して絶縁性基板1上に全面的に接着する。
【0056】これにより、櫛形の抵抗体5が異方導電性
接着膜6を介して絶縁性基板1上に安定的に固定され、
接着膜6の厚み方向の導電性により複数の櫛歯5aのそ
れぞれが複数の放電電極2の各々に電気的に接続され、
かつ複数の櫛歯5aを支持するつけねの部分5bがコモ
ン電極3に電気的に接続され、さらに接着膜6の面方向
の絶縁性により各放電電極2同士が電気的に絶縁され
る。
【0057】このように第1の方法を用いれば、非常に
簡便に櫛形の抵抗体5を複数の放電電極2およびコモン
電極3上に接着することができる。
【0058】次に、第2の方法として、たとえば図4に
示すように、櫛形の抵抗体5と複数の放電電極2および
コモン電極3との接着を、導電性を有する両面接着テー
プ材7を用いて行なう方法を挙げることができる。
【0059】この方法では、図5(a)に示すように、
まずシート抵抗体70上に導電性を有する両面接着テー
プ材7を複数の放電電極2とコモン電極3との間隔lに
等しい所定の間隔を隔てて貼り付けておき、このような
シート抵抗体70からプレス加工の打ち抜きにより、図
中に点線で示すように櫛形の抵抗体を作製する。
【0060】このように作製された櫛形の抵抗体におい
ては、図5(b)に示すように、コモン電極3および複
数の放電電極2に接着するべき領域のみに導電性を有す
る両面接着テープ材7が残存している。したがって、図
4に示すように、導電性を有する両面接着テープ材7が
貼り付けられた面を下にして、絶縁性基板1上に櫛形の
抵抗体5を接着する。
【0061】これにより、櫛形の抵抗体5が導電性を有
する両面接着テープ材7を介して絶縁性基板1上に安定
的に固定されるとともに、複数の櫛歯5aのそれぞれが
複数の放電電極2の各々に電気的に接続され、かつ櫛歯
5aを支持するつけねの部分5bがコモン電極3に電気
的に接続される。
【0062】このように、第2の方法を用いても、非常
に簡便に櫛形の抵抗体5を複数の放電電極2およびコモ
ン電極3上に接着することができる。
【0063】上述したように第1および第2の方法を用
いれば、導電性接着剤を用いて櫛形の抵抗体を絶縁性基
板上に接着する方法のように、絶縁性基板1上に接着剤
塗布用マスクを形成し、このマスクを用いて複数の放電
電極2およびコモン電極3側に導電性接着剤を塗布して
おかなくてもよいので、組み立て作業が簡略化されると
いうメリットがある。
【0064】また、第1および第2の方法を用いれば、
圧接により櫛形の抵抗体を絶縁性基板1上に付設する方
法に比べて、櫛形の抵抗体5が異方導電性膜6あるいは
導電性を有する両面接着テープ材7を介して絶縁性基板
1上に確実に固定されるため、よりコロナ放電器の信頼
性が向上するというメリットがある。
【0065】上述のような構成を有する本実施例のコロ
ナ放電器の放電特性を調べるため、図2に示すような実
験装置を用いて実験を行なった。
【0066】図2に示すように、複数の鋸歯状をなす放
電電極2に対向して、鋸歯状をなす放電電極2の各歯先
から一定間隔g(7mm)を隔てて、ステンレス製の対
向電極8が配設されている。
【0067】コモン電極3には可変の高圧電源9が接続
されており、コモン電極3に高電圧を印加することによ
り、放電電極2から対向電極8に対してコロナ放電を発
生させる。
【0068】このコロナ放電中に各放電電極2を流れる
放電電流を電流計(図示せず)により測定するものとす
る。
【0069】図2に示す実験装置を用いて印加電圧−
4.8kVで放電させたときの放電特性の結果を表1に
示す。
【0070】また、上記実施例と比較するため、図7に
示すような鋸歯状をなす放電電極2のみを用いたコロナ
放電器の放電特性について検討を行ない、これを比較例
1とし、さらに図9に示すような鋸歯状をなす放電電極
2が多数の安定抵抗体24を介してコモン電極13に接
続されたコロナ放電器の放電特性についても検討を行な
い、これを比較例2とした。
【0071】比較例1において、図8に示した実験装置
を用いて、印加電圧−4.3kV(トータルの放電電流
が10μA)のときの放電特性を調べ、その結果を表1
に併せて示した。同様に、比較例2において、図10に
示した実験装置を用いて、印加電圧−4.8kV(トー
タルの放電電流が10μA)のときの放電特性を調べ、
その結果を表1に併せて示した。
【0072】比較例1および比較例2で用いた実験装置
については、放電器以外の構成は、前述した本実施例の
実験装置(図2参照)と同様であり、ここでは詳細な説
明は省略する。
【0073】
【表1】 表1の結果から明らかなように、抵抗体を用いない比較
例1のコロナ放電器では、各放電電極2の放電量(放電
電流)のばらつき範囲は、設定値の1μAに対し±90
%と大きく、非常に不安定な放電となっていることがわ
かる。これに対して、チップ抵抗を用いた比較例2のコ
ロナ放電器では、各放電電極の放電量(放電電流)のば
らつき範囲は、抵抗値の1μAに対し±5%と比較例1
のコロナ放電器に比べ非常に小さく、放電が安定化して
いることがわかる。
【0074】また、取り付けに煩雑な手間を要するチッ
プ抵抗に代替するものとして、櫛形の抵抗体5を用いた
本実施例のコロナ放電器10では、各放電電極での放電
量(放電電流)のばらつきは設定値の1μAに対し±5
%と比較例2のコロナ放電器に劣らない優れた放電安定
性を示すことが確認された。
【0075】したがって、櫛形の抵抗体5を用いた本実
施例のコロナ放電器10では均一帯電に必要な放電電流
量は、抵抗体を用いない比較例1のコロナ放電器と比較
して1/2程度となり、発生するオゾン量も1/2程度
に抑えられることがわかる。
【0076】さらに、本実施例のコロナ放電器10を帯
電装置として用いた場合の帯電特性について検討を行な
った。
【0077】図6は、本実施例のコロナ放電器を帯電装
置として用いた複写機またはレーザプリンタ等の電子写
真装置の構成を示す模式的な図である。
【0078】図6に示す電子写真装置において、感光ド
ラム15は、アルミニウム等の導電性材料を素材とした
ドラム状の基体を回転自在に軸支し、基体の周面にOP
C等からなる光導電層を形成して構成されている。
【0079】この感光ドラム15は、図中に示した矢印
Aの方向に回転駆動する。感光ドラム15を挟んで対向
する位置には、帯電装置100および転写装置101が
配設されている。
【0080】帯電装置100は、断面がコの字形状のシ
ールドケース13a内に、本実施例のコロナ放電器10
がシールドケース13aに支持され配設された構造とな
っている。コロナ放電器10のコモン電極3は電圧電源
16aに接続されており、この高圧電源16aにより高
電圧(−4.8kV)を印加することにより、放電電極
2よりコロナ放電を安定的に発生させて、感光ドラム1
5の表面を帯電させる。
【0081】コロナ放電器10と感光ドラム15との間
には高圧電源16bにより−720Vの電圧が印加され
たグリッド電極14が配設されている。このグリッド電
極14により感光ドラム15の帯電電位が所定電位(−
700V)になるように制御される。
【0082】帯電装置100により感光ドラム15の表
面を所定電位に帯電させた後、露光17により感光ドラ
ム15の表面に静電潜像を形成し、その静電潜像を現像
器18のトナーで現像する。
【0083】次に、このトナー像が、転写装置101と
感光ドラム15とが対向する転写部位に達すると、これ
にタイミングを合わせて転写材19を図中矢印Bで示す
方向に動かし、転写部位に供給する。
【0084】転写部位では、グリット電極がないことを
除いてほぼ帯電装置100と同様の構成を有する転写装
置101により供給された転写材19の裏面を帯電させ
て、感光ドラム15上のトナー像を転写材19に転写す
る。
【0085】その後、トナー像を担持した転写材19を
定着器20に搬送する一方、感光ドラム15上に残った
トナーをクリーナー11で回収した後、感光ドラム15
上の残留電荷を除電ランプ12により除去し、再び帯電
装置100に戻り、次の工程に入るようになっている。
【0086】このような電子写真装置を用いて感光ドラ
ム15上での帯電電位を測定した結果、従来の安定化抵
抗体を用いたコロナ放電器を適用した電子写真装置を用
いた場合と同等の帯電特性が得られていることが確認さ
れた。また、ハーフトーンの原稿を用いたコピーテスト
でも、従来方式と同様のコピーサンプルが得られること
を確認した。
【0087】なお、本実施例では、コロナ放電器10を
特に電子写真装置に使用する帯電装置に応用した例につ
いてのみ説明したが、本発明のコロナ放電器の適用範囲
はこれに限定されるものではない。たとえば、電子写真
装置に使用する転写装置や除電装置、剥離装置等にも適
用されることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】請求項1に従うコロナ放電器では、所定
の材料から一体的に造り出された櫛形の抵抗体を放電電
極に配設することで、各放電電極に流れる放電電流を安
定化することができる。
【0089】また、櫛形の一体的な抵抗体を用いること
で従来のように複数の安定化抵抗体を用いるのに比べて
部品点数が低減されるので、コロナ放電器を小型化し、
その構成を単純化することができ、さらに放電器の組み
立て工程を大幅に簡略化することができる。したがっ
て、放電が安定で帯電性に優れ、放電時のオゾンの発生
が少なくかつ小型で安価なコロナ放電器を得ることがで
きる。
【0090】請求項2または請求項3に従うコロナ放電
器では、異方導電性膜または導電性を有する接着テープ
材を用いることで、絶縁性基板上への櫛形の抵抗体の固
定および抵抗体とコモン電極および複数の放電電極との
電気的接続がより容易にかつ確実に行なわれるようにな
り、コロナ放電器の組み立て工程をより簡略化すること
ができるとともに、放電器の信頼性を向上することがで
きる。
【0091】請求項4に従うコロナ放電器の製造方法を
用いれば、製作された櫛形抵抗体上に残存する導電性を
有する接着性テープ材により、櫛形の抵抗体の複数の櫛
歯のそれぞれを複数の放電電極の各々に、また複数の櫛
歯のつけねに当る線状の部分をコモン電極上に簡便にか
つ確実に接着させることができる。よって、コモン電極
と複数の放電電極との間を櫛形の抵抗体により接続する
工程が簡略化され、強いてはコロナ放電器の組み立て工
程が大幅に簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従うコロナ放電器の構成を
示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例に従うコロナ放電器の放電電
極の放電特性を検討するための実験装置を模式的に示す
図である。
【図3】本実施例に従うコロナ放電器の櫛形の抵抗体を
複数の放電電極およびコモン電極上に接着させる手段の
一例を示す斜視図である。
【図4】本実施例に従うコロナ放電器の櫛形の抵抗体を
複数の放電電極およびコモン電極上に接着させる手段の
他の例を示す斜視図である。
【図5】(a)は、図4に示した櫛形の抵抗体を作製す
るためのシート抵抗体を模式的に示す図であり、(b)
は、(a)に示した点線に沿って打ち抜かれた櫛形の抵
抗体を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に従うコロナ放電器を帯電装
置として適用した場合の使用態様を示す模式図である。
【図7】従来の抵抗体を用いないコロナ放電器の構成を
示す模式的な平面図である。
【図8】従来の抵抗体を用いないコロナ放電器の放電電
極の放電特性を検討するための実験装置を模式的に示す
図である。
【図9】従来の安定化抵抗体を用いるコロナ放電器の構
成を示す模式的な平面図である。
【図10】従来の安定化抵抗体を用いるコロナ放電器の
放電電極の放電特性を検討するための実験装置を模式的
に示す図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 放電電極 3 コモン電極 5 櫛形の抵抗体 10 コロナ放電器 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 壽宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 古川 和彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 横田 昌吾 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−15272(JP,A) 特開 平5−2314(JP,A) 特開 平5−45999(JP,A) 特公 平3−1663(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/02 G03G 15/14 G03G 15/16 G03G 21/06 H01T 19/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性を有する基板と、 前記基板上に形成されかつ電圧源に接続されるコモン電
    極と、 前記基板上に前記コモン電極から一定間隔を隔てて配設
    され、先端部が前記基板から外気側に突出した複数の放
    電電極と、 前記基板上に設けられ、前記複数の放電電極と前記コモ
    ン電極とを電気的に接続するための抵抗体とを備えたコ
    ロナ放電器であって、 前記抵抗体は、所定の材料から一体的に造り出された櫛
    形の抵抗体であり、かつ前記複数の放電電極と同数の櫛
    歯を有し、 前記櫛歯のそれぞれが前記放電電極の各々に電気的に接
    続され、かつ前記抵抗体において、前記櫛歯のつけねに
    当る線状の部分が前記コモン電極に電気的に接続される
    ことを特徴とするコロナ放電器。
  2. 【請求項2】 前記櫛形の抵抗体は、前記複数の放電電
    極および前記コモン電極上に、厚み方向に導電性を有し
    かつ面方向に絶縁性を有する異方導電性膜を介して接着
    されることを特徴とする、請求項1に記載のコロナ放電
    器。
  3. 【請求項3】 前記櫛形の抵抗体において、前記複数の
    櫛歯のつけねに当る線状の部分が、導電性を有する接着
    性テープ材によって、前記コモン電極上に全面的に接着
    されることを特徴とする、請求項1に記載のコロナ放電
    器。
  4. 【請求項4】 絶縁性を有する基板上に所定の間隔を隔
    てて配設されたコモン電極と複数の放電電極との間を櫛
    形の抵抗体により接続する工程を備えるコロナ放電器の
    製造方法であって、前記工程において、 前記櫛形の抵抗体を、導電性を有する接着性テープ材が
    予め前記所定の間隔とほぼ等しい間隔を隔てて貼り付け
    られたシート状抵抗体からプレス加工により一体的に打
    ち抜いて作製するステップと、 作製された櫛形の抵抗体上に残存する前記導電性を有す
    る接着性テープ材により、前記櫛形の抵抗体を前記コモ
    ン電極および複数の放電電極上に接着するステップとを
    含むことを特徴とするコロナ放電器の製造方法。
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