JP2986147B2 - 核燃料集合体の位置合せピン及び位置合せ方法 - Google Patents

核燃料集合体の位置合せピン及び位置合せ方法

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JP2986147B2 JP7350315A JP35031595A JP2986147B2 JP 2986147 B2 JP2986147 B2 JP 2986147B2 JP 7350315 A JP7350315 A JP 7350315A JP 35031595 A JP35031595 A JP 35031595A JP 2986147 B2 JP2986147 B2 JP 2986147B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、位置合せ装
置及び方法に関し、より詳細には、もっぱら原子炉圧力
容器内に位置した炉心板の下から炉心板に連結でき、核
燃料集合体を炉心板に対して位置合せするためのセルフ
ロッキング式位置合せピン及び位置合せ方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】原子炉
圧力容器の制御棒は、上部炉心板を通って燃料集合体の
シンブル管内へ垂直方向に制御自在に挿入され、また上
部炉心板を通ってシンブル管から垂直方向に引き出され
る。したがって、燃料集合体のシンブル管に対する制御
棒の正確且つ自由な出入れを可能にするためには、燃料
集合体を上部炉心板に対して正確に位置決めすることが
重要である。
【0003】燃料集合体を上部炉心板に対して位置的基
準を得るために、炉心板は一般に、燃料棒、制御棒及び
シンブル管の軸線と平行に差し向けられた突出している
位置合せピンを有する。上部炉心板に連結されていて、
これから下方に突出している位置合せピンは、燃料集合
体の上部ノズルに設けられている開口部と嵌合し、それ
により燃料集合体のシンブル管及び制御棒の位置を上部
炉心板に対して固定する。
【0004】しかしながら、位置合せピンは燃料集合体
の点検整備中に損傷する(例えば曲がる)ことがある。
僅かに曲がった程度であれば位置合せピンを真っ直ぐに
して申し分のないものにすることができるが、中には曲
がりの度合が激しくて交換しなければならないものがあ
る。曲がった状態の位置合せピンが望ましくない理由
は、かかる曲がった状態の位置合せピンは制御棒及び制
御棒を受け入れるシンブル管の位置ずれが生じるため
に、原子炉の炉心を制御する能力に悪影響を及ぼす場合
があるからである。したがって、かかる位置ずれの恐れ
を回避するために、位置合せピンを定期的に点検し、必
要ならば交換する。
【0005】位置合せピンの交換作業を行なうのに必要
な工具及びビデオカメラの収容する空間が必要とされ
る。この点において、上部炉心板の上方の領域における
原子炉の上部炉内構造物の各種構成部分を取り外して位
置合せピンの締め付けナットに接近し、かかる締め付け
ナットは上部炉心板の上方からのみ接近可能である。し
かしながら、上部炉内構造物の各種構成部分の取外し及
び交換は時間がかかり、かかる構造物に対する損傷が生
じる場合がある。したがって、上部炉心板の下から完全
に行なわれる位置合せピン交換法を提供し、それにより
上部炉内構造物の取り外し及び交換を不要にすることが
望ましい。
【0006】さらに従来型位置合せピンは、炉心板への
係止を助けるために炉心板に形成されたボアとの締り嵌
めによって炉心板に係合する。即ち、位置合せピンは、
位置合せピンを受け入れる炉心板内のボアよりも僅かに
大きな(例えば、0.001インチ大きな)直径を有す
る。したがって、締付けナットの取り外し後、かかる位
置合せピンを炉心板の下側からドリルアウト(drill ou
t)して穴から取り外し、そして穴を再び寸法決めして交
換用位置合せピンを受け入れさせる必要がある。しかし
ながら、位置合せピンの交換において、位置合せピンの
ドリルアウト及びボアの再寸法決めの時間のかかる手順
を必要としないならば、それが望ましい。
【0007】しかしながら、核燃料集合体を原子炉の上
部炉心板に対して位置合せし、炉心板の下からまるごと
交換可能な位置合せピンが知られている。核燃料集合体
の上部ノズルを原子炉の上部炉心板に対して位置合せ
し、上部炉心板の下からもっぱら交換される案内ピン
が、1994年3月22日にデビット・エー・アルトマ
ン氏等に付与され、本出願人に譲渡されている「遠隔的
に交換可能な燃料集合体用位置合せピン」と題する米国
特許第5,297,176号に開示されている。かかる
米国特許は核燃料集合体の上部ノズルを上部炉心板に対
して位置合せし、炉心板の下からもっぱら作業をするこ
とによって交換可能な案内ピンを開示しているが、かか
る米国特許は時間のかかるドリルアウトが不要な位置合
せピンを開示しているわけではない。
【0008】したがって、もっぱら原子炉の圧力容器内
に位置した炉心板の下から炉心板に連結でき、核燃料集
合体を炉心板に対して位置合せするセルフロッキング式
位置合せピン及び位置合せ方法が要望されている。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明は要旨は、原子炉蒸気供
給系の一部をなす原子炉容器に用いられ、核燃料集合体
を、第1の所定ピッチの第1のネジ山及び第2の所定ピ
ッチの第2のネジ山を有する炉心板に対して位置合せす
るためのセルフロッキング式位置合せピンであって、燃
料集合体に連結でき、第1のネジ山に螺合する第1の所
定ピッチの第3のネジ山を有するシャフトと、シャフト
に連結でき、第2のネジ山に螺合する第2の所定ピッチ
の第4のネジ山を有する係止部材とを有し、それにより
第3のネジ山が第1のネジ山に螺合すると共に第4のネ
ジ山が第2のネジ山に螺合すると、前記シャフトが燃料
集合体と炉心板を相互に連結し、シャフトが燃料集合体
と炉心板を相互に連結すると、燃料集合体が炉心板に対
して位置合せされることを特徴とするセルフロッキング
式位置合せピンにある。
【0010】本発明の要旨はさらに、原子炉蒸気供給系
の一部をなす原子炉容器において、セルフロッキング式
位置合せピンを用いて燃料集合体を、燃料集合体の上方
に位置した炉心板に対して位置合せするための方法であ
って、燃料集合体には第1のボアが形成され、炉心板は
第1の所定ピッチの第1のネジ山及び第2の所定ピッチ
の第2のネジ山を備えた第2のボアが設けられており、
前記方法は、第1のボアに摺動自在に係合できるプラグ
を準備する段階と、プラグに一体的に取り付けられた第
1の端部及び第1の所定のピッチの第3のネジ山を備え
た第2の端部を有していて、シャフトの周りに一体的に
取り付けられていて下面に凹部を備えたフランジを有す
るシャフトを準備する段階と、フランジを環状のボウル
形スリーブで包囲すると共にスリーブの変形可能な部分
をフランジの下面の凹部に係合させることにより環状の
ボウル形スリーブをフランジに係止する段階とを有し、
スリーブは、その外部の周りに第2の所定ピッチの第4
のネジ山を有し、前記方法はさらに燃料集合体を炉心板
に対して位置合せする段階を含み、該位置合せ段階は、
プラグを燃料集合体に形成された第1のボアに摺動自在
に係合させる段階と、シャフトの第3のネジ山を第2の
ボアの第1のネジ山に螺合させることによりシャフトを
炉心板に連結する段階と、スリーブの第4のネジ山を第
2のボアの第2のネジ山に螺合させることによりスリー
ブをボアに連結する段階とから成ることを特徴とする位
置合せ方法にある。
【0011】本発明の目的は、位置合せピンを炉心板に
係止し、或いは連結するための締り嵌めを必要としない
セルフロッキング方式を提供することにある。
【0012】本発明の特徴は、位置合せピンを炉心板に
係止するためのボウル形係止部材を設けたことにある。
【0013】本発明の利点は、セルフロッキング式位置
合せピンが、時間のかかる位置合せピンのドリルアウト
及び位置合せピンの交換のために位置合せピンが設けら
れる炉心板内の穴を再寸法決めすることを不要にしてい
ることにある。
【0014】本発明のもう一つの利点は、本発明の位置
合せピンが、時間のかかる上部炉内構造物の取外し及び
戻しを不要にしていることにある。というのは、位置合
せピンはもっぱら上部炉心板の下から連結及び交換可能
であるからである。
【0015】本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点
は、当業者であれば本発明の例示の形態を図示説明して
いる図面と関連して以下の詳細な説明を読むと明らかに
なろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3を参照する
と、核燃料の制御された核分裂により熱を発生する原子
炉圧力容器の全体が符号10で示されている。圧力容器
10内には、複数の制御棒案内管20、上部炉内構造物
30、及び複数の核燃料集合体40が配置されており、
核燃料集合体40は上部炉心板50の下に位置してい
る。核燃料集合体40は、上述の核燃料の入っている複
数の燃料棒45を含む。以下により詳細に説明する理由
により、上部炉心板50にはステップボア又はカウンタ
ボア52が形成されており、ボア52は所定の第1の直
径の末端部54及び第1の直径よりも大きな所定の第2
の直径の基端部56を有する。末端部54は、第1の所
定ピッチの第1のネジ山55を有し、基端部56は第2
の所定ピッチの第2のネジ山57を有しており、このよ
うにした理由は後に説明する。当然のことながら、いく
つかの図面から、「末端部」という用語は、燃料棒45
から遠い方の部分を意味し、「基端部」という用語は燃
料棒45に近い方の部分を意味することが理解されよ
う。
【0017】図3で最もよく示されているように、案内
管20は上部炉心板50を貫通して形成された貫通穴6
0によって上部炉心板50に対して位置決めされ、貫通
穴60は案内管20に取り付けられた案内管支持ピン7
0を受け入れる。さらに、各燃料集合体40は、テーパ
開口部90を備えた上部ノズル80を含み、かかるテー
パ開口部90は上部ノズル80に形成されている円筒形
ボア100に通じている。上部ノズル80は中央が開口
しており、それにより複数の制御棒110を燃料棒45
中に散在している複数の制御棒シンブル管120のそれ
ぞれに通すことができる。上部ノズル80は制御棒11
0を案内管20から上部炉心板50に形成されている開
口部(図示せず)を通し、上部ノズル80に設けられて
いる中央開口部(図示せず)を通し、シンブル管120
内へ通すことができるエンクロージャを形成している。
シンブル管120は底部ノズル(図示せず)まで延びて
おり、したがって各燃料集合体40は燃料棒45を点検
整備(たとえば、燃料交換中)のためにユニットとして
動かし回すことができる一体構造体を形成するようにな
っている。
【0018】図3、図4、図5及び図6を参照すると、
第1の構造体、例えば燃料集合体40を第2の構造体、
例えば上部炉心板50に対して位置合せするための全体
を130で示した本発明のセルフロッキング式位置合せ
ピンが示されている。以下に詳細に説明するように、位
置合せピン130は、もっぱら上部炉心板50の下から
連結及び交換ができる。このように、位置合せピン13
0をもっぱら上部炉心板50の下から連結でき、そして
交換できることは重要である。これは、従来の或る位置
合せピンと関連した問題を回避するために、即ち上部炉
内構造物30の取外し及び戻しを不要にすると共に位置
合せピンのドリルアウト及び位置合せピンの連結又は交
換のための炉心板内のボアの再寸法決めを不要にするた
めに重要である。
【0019】図3、図4、図5及び図6をさらに参照す
ると、位置合せピン130は、開口部90と相補形状の
テーパした或いは円錐形状のノーズ部分145を備えた
プラグ140を含み、したがってプラグ140は開口部
90及びボア100に摺動自在に係合できるようになっ
ている。このようにプラグ140は燃料集合体40の上
部ノズル80に係合される。細長いシャフト150はプ
ラグ140に一体的に取り付けられた基端部160を有
する。シャフト150はまた、上部炉心板50に螺合す
るようボア50の基端部54に螺合する第3のネジ山1
72を備えた末端部170を有する。シャフト150の
一部をなす第3のネジ山172は、ボア52の末端部5
4の第1のネジ山と同一のピッチを有している。さら
に、シャフト150は、シャフト150を回してこれを
ボア52の末端部54に螺合させるためのソケットレン
チ(図示せず)によって係合可能な平らな側部175を
有するのがよい。シャフト150を包囲した状態でこれ
に一体的に連結されたフランジ180が、フランジ18
0の下面195に形成された複数の間隔を置いて位置し
た凹み又は凹部190を有し、このようにした理由につ
いては以下に説明する。
【0020】図3,図4,図5及び図6を参照すると、
全体を200で示した係止部材が、環状のカップ形スリ
ーブ210を有し、かかるスリーブ210の外周部を包
囲して、ボア52の基端部56の一部をなす第2のネジ
山57に螺合するための第4のネジ山215が設けられ
ている。当然のことながら、カップ形のスリーブ210
は、シャフト150を受け入れるための底部を貫通して
設けられた適当な寸法の穴220を有する。さらに、カ
ップ形スリーブ210は、ボア52の末端部56に螺合
するとフランジ180の周囲をぴったりと包囲するよう
寸法決めされたキャビティ230を画定する。スリーブ
210は、変形可能な材料で作られており、したがって
スリーブ210の部分240はフランジ180の下面に
形成された凹部190のそれぞれに係合するよう変形さ
せ、或いはかしめることができるようになる。このよう
に、スリーブ210をフランジ180に、かくしてシャ
フト150に係止することができる。
【0021】上記の説明から、本発明の利点は、位置合
せピン130はセルフロッキング方式であり、それによ
り時間のかかる位置合せピンのドリルアウト及び位置合
せピンをその交換のため炉心板内における穴を再び寸法
決めされることが不要になることは理解されよう。より
詳細には、位置合せピン130は、シャフト150が弛
んでボア52の末端部54から外れるということはな
く、またフランジ180が弛んでボア52の基端部56
から外れることはないという意味においてセルフロッキ
ング方式である。というのは、ネジ山55,172はネ
ジ山57,215の所定のピッチとは異なる所定のピッ
チを有し、シャフト150に一体的に取り付けられてい
るフランジ180は、変形可能な部分240が凹部19
0に係合することによりスリーブ210内に取り付けら
れているからである。
【0022】さらに上記の説明から、本発明のもう一つ
の利点として、位置合せピン130が、時間のかかる上
部炉内構造物の取外し及び戻しを不要にしていることが
理解されよう。というのは、位置合せピン130はもっ
ぱら上部炉心板の下から連結及び交換が可能であるから
である。
【0023】本発明を好ましい形態で説明した本発明
は、図示のものに限定されることはない。というのは、
本発明の種々の設計変更が、本発明の精神及びその均等
範囲から逸脱することなく想到できるからである。例え
ば、本発明は第1の構造体(燃料集合体)を原子炉蒸気
供給系の一部をなす容器(例えば、原子炉圧力容器)内
に位置した第2の構造体(上部炉心板)に対して位置合
せするものとして説明したが、本発明は第1の構造体を
第2の構造体に対して、これら構造体が原子炉蒸気供給
系の一部をなす容器内に配置されていても、或いはされ
ていなくても位置合せするために使用できる。
【0024】したがって、核燃料集合体を原子炉圧力容
器内に位置した炉心板に対して位置合せするセルフロッ
キング式位置合せピン及び位置合せ方法が提供されてお
り、位置合せピンはもっぱら炉心板の下から炉心板に連
結できる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】原子炉圧力容器の部分省略部分縦断面図であ
る。
【図2】制御棒案内管、上部炉心板及び燃料集合体をこ
れらをすべて動作関係で位置合せした状態で示す原子炉
圧力容器の部分縦断面図である。
【図3】本発明の位置合せピンにより上部炉心板に対し
て位置合せされた燃料集合体のうちの1つの部分縦断面
図である。
【図4】燃料集合体の上部ノズルを上部炉心板に対して
位置合せする位置合せピンの部分縦断面図である。
【図5】図4の5−5線における断面図である。
【図6】本発明の要部をなす係止部材の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 原子炉圧力容器 20 案内管 30 上部炉内構造物 40 核燃料集合体 50 上部炉心板 55 第1のネジ山 57 第2のネジ山 100 円筒形ボア 130 位置合せピン 140 プラグ 150 シャフト 172 第3のネジ山 180 フランジ 190 凹部 215 第4のネジ山 240 変形可能な部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ティー ランド アメリカ合衆国 フロリダ州 32514 ペンサコーラ ベデバー・ドライブ 4020 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21C 19/19 G21C 3/30 G21C 5/10 G21C 13/00 G21C 19/33 G21C 5/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉蒸気供給系の一部をなす原子炉容
    器に用いられ、核燃料集合体を、第1の所定ピッチの第
    1のネジ山及び第2の所定ピッチの第2のネジ山を有す
    る炉心板に対して位置合せするためのセルフロッキング
    式位置合わせピンであって、前記 燃料集合体に連結でき、前記第1のネジ山に螺合す
    前記第1の所定ピッチの第3のネジ山を有するシャフ
    トと、前記 シャフトに連結でき、前記第2のネジ山に螺合する
    前記第2の所定ピッチの第4のネジ山を有する係止部材
    とを有し、 それにより前記第3のネジ山が前記第1のネジ山に螺合
    すると共に前記第4のネジ山が前記第2のネジ山に螺合
    すると、前記シャフトが前記燃料集合体と前記炉心板を
    相互に連結し、前記シャフトが前記燃料集合体と前記
    心板を相互に連結すると、前記燃料集合体が前記炉心板
    に対して位置合せされることを特徴とするセルフロッキ
    ング式位置合せピン。
  2. 【請求項2】 前記シャフトに一体的に連結されたフラ
    ンジが凹部を有し、前記係止部材を前記フランジに係止
    するために該係止部材は前記凹部に係合するようになっ
    た変形可能な部分を有することを特徴とする請求項1記
    載の位置合わせピン。
  3. 【請求項3】 原子炉蒸気供給系の一部をなす原子炉容
    器に用いられ、第1のボアが形成された燃料集合体を、
    燃料集合体の上方に位置していて、第1の所定ピッチ
    の第1のネジ山及び第2の所定ピッチの第2のネジ山を
    備えた第2のボアが設けられた炉心板に対して位置合せ
    するためのセルフロッキング式位置合せピンであって、前記 燃料集合体への連結のために燃料集合体に形成さ
    れた前記第1のボアに摺動自在に係合できるプラグと、前記 プラグに一体的に取り付けられた第1の端部及び
    炉心板への連結のために前記第2のボアの前記第1の
    ネジ山に螺合する前記第1の所定ピッチの第3のネジ山
    を備えた第2の端部を有するシャフトと、前記 シャフトを包囲した状態でこれに一体的に取り付け
    られており、下面に凹部を備えたフランジと、前記 フランジを包囲していて前記第2のネジ山に螺合す
    前記第2の所定ピッチの第4のネジ山を備えた係止部
    材とを有し、前記係止部材は前記フランジへの係止のた
    めに前記凹部に係合するようになった変形可能な部分を
    有し、前記 第1の所定ピッチの前記第1のネジ山が前記第3の
    ネジ山に係合すると共に、前記第2の所定ピッチの前記
    第2のネジ山が前記第4のネジ山に係合し、さらに前記
    係止部材の変形可能な部分が変形されて前記凹部に係合
    すると、前記シャフトは前記炉心板に連結され、前記
    ラグが前記燃料集合体に連結されると共に前記シャフト
    前記炉心板に連結されると、前記燃料集合体が前記
    心板に対して位置合せされることを特徴とする位置合わ
    せピン。
  4. 【請求項4】 前記係止部材は環状のカップ形スリーブ
    であり該スリーブが前記凹部にオーバーラップすると
    共に変形して該凹部に係合できる変形可能な部分を備え
    た内向きフランジ状部分を有することを特徴とする請求
    項3記載の位置合わせピン。
  5. 【請求項5】 前記プラグは、前記燃料集合体に形成さ
    れた前記第1のボアに摺動自在に係合する円錐形部分を
    有することを特徴とする請求項3記載の位置合わせピ
    ン。
  6. 【請求項6】 前記シャフトはもっぱら前記炉心板の下
    から炉心板に連結できることを特徴とする請求項3記
    載の位置合せピン。
  7. 【請求項7】 前記フランジには複数の前記凹部が設け
    られており、前記係止部材は前記凹部のそれぞれとオー
    バーラップしてこれに係合するようになった複数の変形
    可能な部分を有することを特徴とする請求項3記載の位
    置合わせピン。
  8. 【請求項8】 原子炉蒸気供給系の一部をなす原子炉容
    器において、セルフロッキング式位置合わせピンを用い
    て燃料集合体を、燃料集合体の上方に位置した炉心板
    に対して位置合わせするための方法であって、燃料集
    合体には第1のボアが形成され、炉心板は第1の所定
    ピッチの第1のネジ山及び第2の所定ピッチの第2のネ
    ジ山を備えた第2のボアが設けられており、 前記方法は、前記第1のボアに摺動自在に係合できるプ
    ラグを準備する段階と、前記 プラグに一体的に取り付けられた第1の端部及び
    第1の所定ピッチの第3のネジ山を備えた第2の端部
    を有していて、自己の周りに一体的に取り付けられてい
    て下面に凹部を備えたフランジを有するシャフトを準備
    する段階と、前記 フランジを環状のボール形スリーブで包囲すると共
    スリーブの変形可能な部分をフランジの下面の
    凹部に係合させることにより環状のボール形スリーブ
    フランジに係止する段階とを有し、 スリーブはその外部の周りに前記第2の所定ピッチの
    第4のネジ山を有し、 前記方法はさらに燃料集合体を炉心板に対して位置
    合わ段階を含み、位置合わせ段階は、プラグを
    料集合体に形成された前記第1のボアに摺動自在に係合
    させる段階と、前記シャフトの前記第3のネジ山を前記
    第2のボアの前記第1のネジ山に螺合させることにより
    前記シャフトは前記炉心板に連結する段階と、スリー
    ブの前記第4のネジ山を前記第2のボアの前記第2のネ
    ジ山に螺合させることによりスリーブをボアに連結
    する段階から成ることを特徴とする位置合わせ方法。
  9. 【請求項9】 燃料集合体を炉心板に対して位置合
    わ段階は、燃料集合体をもっぱら炉心板の下から
    炉心板に対して位置合せする段階を含むことを特徴とす
    る請求項8記載の位置合せ方法。
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