JP2984305B2 - 循環浴水保温装置の安全装置 - Google Patents

循環浴水保温装置の安全装置

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JP2984305B2 JP2063981A JP6398190A JP2984305B2 JP 2984305 B2 JP2984305 B2 JP 2984305B2 JP 2063981 A JP2063981 A JP 2063981A JP 6398190 A JP6398190 A JP 6398190A JP 2984305 B2 JP2984305 B2 JP 2984305B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 循環浴水保温装置の転倒時の安全に関する。
(従来技術) 浴室内は湿気が多くまた水滴等が飛散して濡れる等、
装置の使用環境条件として厳しい環境下に晒される。ま
た使用者も濡れた体で装置を利用する。その為、従来の
装置には様々な安全対策が施されていた。その一つの安
全対策として装置の転倒対策がある。転倒時そのまま運
転を継続すると装置内部の故障などにより制御不良にな
り危険な状態が生じる。そこで従来は転倒検出スイッチ
により装置内部の電源回路を遮断し装置を停止状態にす
る。電源回路の一部を故意にリークさせ電源入力端に接
続されている漏電ブレーカを故意に働かせて電源を遮断
する等の対策が施されていた。
(発明が解決しようとする課題) 転倒検出器によって装置内部の電源を遮断する方法
は、浴槽の近くの棚に設置してあった装置を誤って落下
させたり、壁等に取り付けてあった装置が長期間使用す
ることによって取り付け等が劣化し地震等の振動、衝撃
で転倒して浴槽内に浸水すると、装置内部の電源系統の
一部、即ち転倒スイッチより前段の回路には電源が活性
化されている為、その活性化されている所に水が入るこ
とによって浴槽内に漏電をする欠点がある。
また故意にアース線が接続されたきょう体に漏電ブレ
ーカが働く程度の微小電流を流し漏電ブレーカを働かし
て電源入力端で電源を遮断する方法は前記の装置内部の
電源を切る方法に較べ浸水時にも電源入力元で切る為、
前記のような浴槽内への漏電はない。但しこの方法もア
ース線か不完全な場合及び転倒によりアース線が切断さ
れた場合等漏電ブレーカが正しく働かない為、きょう体
に微少電流が流れたままとなり、その状態で人が触れる
と漏電電流が人を介して流れることによりかえって危険
になる。
(課題を解決するための手段) 本発明は、浴槽内の浴水を循環させフィルターによる
濾過、殺菌装置による殺菌、ヒータによる保温加熱等を
行い再び浴槽に戻す循環浴水保温装置に電源を供給する
電源回路を電源回路開閉装置を介して電源に接続し、前
記電源回路開閉装置が、初期セットスイッチの手動操作
により閉じ電源回路と電源とを接続し、循環浴水保温装
置の転倒に応答する転倒スイッチの作動により開き電源
回路と電源との接続を断ち、開閉状態が状態記憶開放手
段により記憶保持されることを特徴とする循環浴水保温
装置の安全装置である。
(作用) 電源回路が転倒スイッチの作動により開く電源回路開
閉装置を介して電源に接続しているので、循環浴水保温
装置は、転倒した場合には電源回路の入力端で電源が直
ちに断たれ内部の電気回路は活性化されない。従って循
環浴水保温装置が浴槽内に倒れ落ちても装置内の回路は
直ちに活性化が断たれているので、浴槽内に漏電する心
配はない。また電源回路開閉装置は、開閉状態が状態記
憶開放手段により記憶保持され、しかも初期セットスイ
ッチの手動操作により閉じるので、転倒スイッチの作動
により開いた場合には、装置を起立し電源に接続した状
態にしだけでは通電せず初期セットスイッチの手動操作
をして始めて通電する。従って必然的に装置の異常の有
無を点検してから初期セットスイッチを手動操作して通
電し回路を活性化することとなり、より一層の安全性が
確保される。
また電源回路開閉装置は、開閉状態が状態記憶開放手
段により記憶保持されるので、停電により電源が遮断さ
れても開かれないで閉じた状態を保ち、停電復帰後直ち
に回路を活性化し運転を再開できる。
(実施例1) 第1図は本発明の実施例で循環浴水保温装置と安全装
置のブロック図を示す。1は循環浴水保温装置の装置本
体で、制御手段を含む総ての装置が納められ、吸湯並び
に排湯管で浴槽に接続する。制御手段は予め処理内容や
処理手順等のプログラムが記憶されているROM2、処理実
行のため一時的に変数を格納しておくRAM3、中央演算処
理を行うCPU4、データの入出力を行う入出力ポート5等
より構成されている。
6はキースイッチで循環浴水保温装置の運転及び湯
温、タイマーの設定等を操作する。7は前記キースイッ
チの状態を確認するLEDである。
8は浴槽内の浴水を循環させる循環ポンプで9は浴水
を殺菌するためにオゾンを供給するオゾン発生器。
10は装置の転倒を検出する転倒スイッチでこの実施例
では正常状態では転倒スイッチはオン状態で装置が傾い
たり転倒するとオフする回路で構成されている。11は制
御手段を含めて装置に安定な電源を供給する電源回路で
ある。
12は装置からケーブルで接続された状態記憶手段(ラ
ッチングリレー)を備えた電源回路開閉装置でラッチン
グリレーの動作とともに継続してその動作状態を保持
し、復帰のための入力があるまでその状態を保ち、電源
が活性化されていない状態でも状態が保持できるラッチ
ングリレー等で構成されている。13は漏電時に回路を開
く漏電ブレーカである。
第2図は状態記憶開放手段を備えた電源回路開閉装置
12としてのラッチングリレー回路の詳細な回路図であ
る。20がラッチングリレー回路を手動で初期化する初期
セットスイッチである。21はラッチングリレー、22はラ
ッチングリレーの接点、23はラッチングリレー駆動用コ
ンデンサー、24はラッチングリレードライブトランジス
タ、25は逆流防止用ダイオード、26は状態記憶開放手段
の保持用リレーで、27は保持用リレー接点、28は保持用
コンデンサーで23のラッチングリレー駆動用コンデンサ
ーより容量は少ない。
次に本装置の動作を説明する。電源コンセントをつな
ぎ続いて状態記憶手段を備えた初期セットスイッチ20を
手動操作して電源回路開閉回路であるラッチングリレー
回路の初期化セットを行う。これにより装置はセットを
行う。これにより装置はセット状態になり図示してはい
ないがランプ等が点灯し、装置がセット状態であること
を使用者に知らせる。
この初期化セット以後は本装置はセット状態になり装
置内の電源は活性化される。
次に本装置の運転をする為、入浴時間帯のタイマーセ
ット、入浴温度のセット等を行い本装置を運転する。こ
こで先の例で述べたように地震等で装置が転倒した場
合、転倒スイッチ10が開きトランジスタ24が活性化され
コンデンサーにチャージされた電荷がディスチャージさ
れラッチングリレーをリセットする。ラッチングリレー
がリセットとされると装置内の電源は遮断される。
この為、装置が転倒し浴槽内に浸水する前に装置内の
電源は完全に遮断される。従って浴槽内に電気が漏電す
ることなく使用者の安全が保たれることになる。また停
電等の入力コンセントの前段で電源が遮断された場合、
保持用リレーにより状態記憶開放手段の回路を開放する
ことによりラッチングリレーのリセットを防止している
ので回路開閉手段の接点は導通状態であるので、ラッチ
ングリレーはセット状態が保たれる。この為停電が回復
し電源が復帰した時新たに装置の初期セットをする必要
がなくそのまま運転が継続できる。本装置の特徴である
フルタイムの入浴を妨げることなくまた安全に使用者が
利用できる。
(実施例2) 第3図で実施例2の動作の説明をする。
まず始めに初期セットスイッチ20を押すことにより電
源回路が導通することにより、21aのリレーが励磁する
とリレーの接点である回路開閉スイッチ22が導通すると
同時にリレーの自己保持用接点28が導通されリレー21が
自己保持する。自己保持すると通電確認用LED27が点灯
する。浴水保温装置が転倒時に転倒スイッチ10が開放さ
れて回路が遮断しリレーコイルの励磁が解かれ回路開閉
スイッチ20が開放されて電源回路が遮断される。11は回
路の電源回路で12は電源回路を開閉する装置で、13は危
険電流が流れた時動作する漏電ブレーカ、26はリレー21
aの保護ダイオードである。
(効果) 本発明は前記した如く構成されその効果は浴槽内に設
置された循環浴水保温装置の転倒時の安全を図ると共に
一時的な停電等の使用者が留守の時も自動的に回復し運
転が再会される為、使用者の利便性を妨げることなく装
置を利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図……循環浴水保温装置と安全装置の制御ブロック
図、第2図……実施例1で状態記憶手段を備えた電源回
路開閉装置の詳細図、第3図……実施例2の電源回路開
閉装置の回路図、図中、10……転倒スイッチ、20……初
期セットスイッチ、21……ラッチングリレー、22……ラ
ッチングリレー接点、26……保持用リレー、27……保持
用リレー接点、28……保持用コンデンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 1/00 602

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の浴水を循環させ該浴水に、フィル
    ターによる瀘過と、殺菌装置による殺菌と、ヒータによ
    る保温加熱等を行う循環浴水保温装置において、該循環
    浴水保温装置に安定した電源を供給する電源回路と、前
    記電源回路と電源との間に回路開閉手段の接点を有し該
    接点の開閉状態が記憶保持されるラッチングリレーと該
    ラッチングリレーを手動により初期化セットする初期セ
    ットスイッチとを設けた電源回路開閉装置と、前記循環
    浴水保温装置内に、電源回路開閉装置に備えた前記初期
    セットスイッチと前記電源回路との間に接続され循環浴
    水保温装置の転倒に応答し前記電源回路と電源との接続
    を断つ転倒スイッチとを設けることを特徴とする循環浴
    水保温装置の安全装置。
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