JP2983805B2 - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置

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JP2983805B2 JP5198870A JP19887093A JP2983805B2 JP 2983805 B2 JP2983805 B2 JP 2983805B2 JP 5198870 A JP5198870 A JP 5198870A JP 19887093 A JP19887093 A JP 19887093A JP 2983805 B2 JP2983805 B2 JP 2983805B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車などに用いら
れる内燃機関の失火を検出する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の失火検出装置として、例
えば特開昭62−30932号公報に開示されているも
のがあった。これは、エンジンの圧縮行程での上死点か
ら前後に等しいクランク角を有する2点における燃焼室
内の圧力を検出し、この両者の圧力がほぼ等しいときに
失火と判定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の失火検出装置は圧縮行程での上死点前後の2点で検
出した圧力を比較する構成であるので、燃焼状態の変化
によって圧力変動が起こった場合、または圧力センサの
信号にノイズが重畳した場合には、誤検出が発生し易い
問題があった。
【0004】このようなことから、本出願人は特開平4
−41959号公報に開示された、圧縮行程の上死点後
における所定位置においてエンジンの運転状態を加味し
た燃焼室内の圧力が所定値以下のときに失火と判定する
失火検出装置を提案したが、これはエンジンの運転状態
を加味したものの、その燃焼室内の圧力を上記従来装置
と同様に点計測する構成であるので、燃焼状態が急激に
変化したとき、検出動作にばらつきを生じることがあ
る。
【0005】また、本出願人は特開平4−47146号
公報に開示された、圧縮行程での燃焼室内の圧力と爆発
行程での燃焼室内の圧力とがほぼ等しければ失火と判定
する失火検出装置を提案したが、これは圧縮行程と爆発
行程との2つの区間における燃焼室内の圧力の積分値を
比較する構成であるので、上記従来装置と同様、燃焼状
態の変化によって誤検出が発生する可能性がある。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、燃焼状態の変化による圧力変動
や圧力信号にノイズが重畳した場合においても、失火判
定を安定に検出できる内燃機関の失火検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項第1項に記載した
第1の発明における内燃機関の失火検出装置は、図1
に示すように、内燃機関Aのクランク軸のクランク角を
クランク角検出手段Bにて検出し、内燃機関Aの燃焼室
内の圧力を圧力検出手段Cにて検出し、内燃機関Aの回
転数を回転数検出手段Dにて検出し、内燃機関Aの負荷
を負荷検出手段Eにて検出し失火検出手段Gがクラン
ク角検出手段Bで検出した内燃機関の所定クランク角
範囲におけるクランク角に同期しつつ圧力検出手段Cで
検出した内燃機関Aの燃焼室内の圧力に関係する値の積
分値を求めるとともにクランク角検出手段Bで検出した
クランク角と回転数検出手段Dで検出した内燃機関Aの
回転数と負荷検出手段Eで検出した内燃機関Aの負荷と
により失火判定値を求めて積分値と失火判定値とにより
内燃機関の失火を検出するようにしたものである。
【0008】請求項第2項に記載した第2の発明におけ
る内燃機関の失火検出装置は、図1に示すように、内
燃機関Aのクランク軸のクランク角をクランク角検出手
段Bにて検出し、内燃機関Aの燃焼室内の圧力を圧力検
出手段Cにて検出し、内燃機関Aの回転数を回転数検出
手段Dにて検出し、内燃機関Aの負荷を負荷検出手段E
にて検出し、失火検出手段Gがクランク角検出手段Bで
検出した内燃機関Aの所定クランク角以降における所定
時間間隔に同期しつつ圧力検出手段Cで検出した内燃機
の燃焼室内の圧力に関係する値の積分値を求めると
ともにクランク角検出手段Bで検出したクランク角と回
転数検出手段Dで検出した内燃機関Aの回転数と負荷検
出手段Eで検出した内燃機関Aの負荷とにより失火判定
値を求めて積分値と失火判定値とにより内燃機関Aの失
火を検出するようにしたものである。
【0009】
【作用】第1の発明における失火検出装置は、内燃機関
Aが回転し、失火を検出しようとする気筒において、ク
ランク角検出手段Bにて検出したクランク角が所定のク
ランク角、例えば上記気筒の爆発行程が始まる角度に到
達すると、上記クランク角から所定クランク角範囲にお
いて、圧力検出手段Cが内燃機関Aの上記気筒における
燃焼室内の圧力を検出して失火検出手段Gに出力する一
方、回転数検出手段Dが内燃機関Aの回転数を検出して
運転状態検出手段Fに出力するとともに、負荷検出手段
Eが内燃機関Aの負荷を検出して運転状態検出手段Fに
出力することによって、運転状態検出手段Fが内燃機関
Aの運転状態を推定して失火検出手段Gに出力する。す
ると、失火検出手段Gが圧力検出手段Cで検出した内燃
機関Aの上記気筒における燃焼室内の圧力に関係する値
を上記所定クランク角範囲中積分し、この積分値と上記
運転状態検出手段Fで推定した内燃機関Aの運転状態と
にもとづき内燃機関Aの失火の有無を判定する。
【0010】請求項2に記載した第2の発明における失
火検出装置は、内燃機関Aが回転し、失火を検出しよう
とする気筒において、クランク角検出手段Bにて検出し
たクランク角が所定のクランク角、例えば上記気筒の爆
発行程が始まる角度に到達すると、上記クランク角から
所定時間範囲において、圧力検出手段Cが内燃機関Aの
上記気筒における燃焼室内の圧力を検出して失火検出手
段Gに出力する一方、回転数検出手段Dが内燃機関Aの
回転数を検出して運転状態検出手段Fに出力するととも
に、負荷検出手段Eが内燃機関Aの負荷を検出して運転
状態検出手段Fに出力することによって、運転状態検出
手段Fが内燃機関Aの運転状態を推定して失火検出手段
Gに出力する。すると、失火検出手段Gが圧力検出手段
Cで検出した内燃機関Aの上記気筒における燃焼室内の
圧力に関係する値を上記所定時間の範囲中積分し、この
積分値と上記運転状態検出手段Fで推定した内燃機関A
の運転状態とにもとづき内燃機関Aの失火の有無を判定
する。
【0011】
【実施例】この発明の各実施例を図2乃至図9を用いて
説明する。
【0012】 実施例1 図2はこの発明の実施例1としての失火検出装置を示す
構成図である。同図において、1は上記内燃機関Aを構
成するエンジンであって、これは気筒#1,#2,#
3,#4を有する4気筒エンジンを例示してある。各気
筒#1〜#4内それぞにはピストンが収容され、このピ
ストンによって各気筒#1〜#4内それぞれに燃焼室が
画成される。各ピストンがエンジン1の吸入・圧縮・爆
発・排気からなる燃焼サイクルに応じて各気筒#1〜#
4内を往復運動し、このピストンの往復運動の変位に応
じ、各燃焼室の容積は変化する。
【0013】2はエンジン1の各気筒#1〜#4におけ
る燃焼室内ごとの圧力を検出する上記圧力検出手段Cを
構成する圧力センサであって、これは気筒#1〜#4の
頭部を密封するシリンダヘッドにおける吸・排気孔部以
外の部分に形成した貫通孔に燃焼室の気密を保持するよ
うに装着される。各圧力センサ2の圧力検出部が各気筒
#1〜#4における燃焼室内の頭部に露出され、各圧力
センサ2の入出力電線がシリンダヘッドの外側に突出さ
れる。そして、入出力電線中の入力電線から動作電力が
供給された状態において、検出部が燃焼室内の圧力を検
出し、この検出圧力に応じた0〜10Vの電圧を有する
電気信号を入出力電線中の出力電線によって入力インタ
ーフェース9に出力する。この圧力センサ2としては、
圧力変化に対応して電荷を発生する圧電素子タイプの圧
力センサ、または圧力を半導体ダイヤフラムに導き抵抗
値の変化として検出する半導体素子タイプの圧力センサ
などが使用できる。
【0014】3はエンジン1のクランク軸のクランク角
を検出する上記クランク角検出手段Bを構成するクラン
ク角センサであって、これはエンジン1より突出するク
ランク軸の周囲に配置される。このクランク角センサ3
のロータがクランク軸に装着され、クランク角センサ3
のステータがエンジン1のシリンダブロックの前面に取
り付けられる。そして、ステータの検出部にステータよ
り突出した入出力電線中の入力電線から動作電力を供給
した状態において、クランク軸の回転と一緒に回転する
ロータの被検出部がステータの検出部を非接触に通過す
ることによって、検出部が図3のd図に示す単位クラン
ク角ごとの単位クランク角信号と、図3のc図に示すク
ランク角の基準位置に基づく各気筒識別信号と、図3の
b図に示すクランク角の基準位置に基づく各点火制御信
号とを入出力電線中の出力電線よって入力インターフェ
ース9に出力する。
【0015】4はエンジン1の各気筒#1〜#4側内に
吸入空気を導入する吸気マニホルドであって、この吸気
マニホルド4の吸入空気通路は上流側で一本化されてい
る。
【0016】5は吸気マニホルド4の一本化された上流
に配置されたスロットル弁であって、これは吸入空気量
を調整する。
【0017】6はスロットル弁5の開度を検出する上記
負荷検出手段Eを構成するスロットル開度センサであっ
て、これは入出力電線中の入力電線から動作電力が供給
された状態において、検出したスロットル弁開度に応じ
た電圧を有する電気信号を入出力電線中の出力電線よっ
て入力インターフェース9に出力する。
【0018】7は上記回転数検出手段Dと上記運転状態
検出手段Fと上記失火検出手段Gの三者を構成する情報
処理部であって、これは各センサ2,3,6の出力信号
を受け取ってエンジン1における回転数と運転状態と失
火の有無とを論理的に検出するようになっている。具体
的には、情報処理部7はDSP(高速マイクロコンピュ
ータ)のようなマイクロコンピュータ8(以下、マイコ
ンと記述する)と上記入力インターフェース9とで構成
される。入力インターフェース9は、圧力センサ2およ
びスロットル開度センサ6から出力された信号を必要に
応じてレベル変換しつつアナログ・ディジタル変換器
(以下、A/D変換器と記述する)12に伝達するとと
もに、クランク角センサ3から出力された信号をマイコ
ン8の割り込み端子に伝達する。マイコン8はメモリ1
0とタイマ11と上記A/D変換器12と中央演算処理
装置(以下、CPUと記述する)13とカウンタ14と
を備え、CPU13が圧力センサ2からの出力信号を入
力インターフェース9からA/D変換器12でA/D変
換して受け取りつつプログラムにしたがってエンジン1
の各気筒#1〜#4における所定燃焼区間に対応する燃
焼室内の圧力(以下、筒内圧と記述する)としてメモリ
10に記憶するとともに、筒内圧の積分値を演算する。
また、CPU13がスロットル開度センサ6からの出力
信号を入力インターフェース9からA/D変換器12で
A/D変換して受け取りつつプログラムにしたがってエ
ンジン1の各気筒#1〜#4における所定燃焼区間に対
応する負荷を求める。さらに、CPU13がプログラム
にしたがってクランク角センサ3からの単位クランク角
信号の周期をタイマ11で計測してエンジン1の回転数
を算出し、この回転数と上記負荷とからエンジン1の運
転状態を演算する。上記カウンタ14は失火判定を行う
気筒の圧力センサ2による筒内圧の検出回数を計数す
る。
【0019】図3は上記エンジン1におけるクランク角
と筒内圧との関係を示すタイムチャートである。図3の
a図において、実線はエンジン1の気筒#1の圧力波
形、破線は気筒#3の圧力波形、一点鎖線は気筒#2の
圧力波形、2点鎖線は気筒#4の圧力波形であり、BD
Cは気筒#1に対応する燃焼室の容積が最大となるピス
トンの下死点、TDCは気筒#1に対応する燃焼室の容
積が最小となるピストンの上死点である。このa図に示
すように、4気筒エンジンでは各気筒#1〜#4の燃焼
サイクルは、クランク角180度の位相差を有する。ま
た、a図においては、気筒#1の圧力波形は吸入・圧縮
・爆発・排気の1サイクルの行程を連続させて図示した
が、それ以外の気筒#2〜#4の圧力波形はそれぞれの
圧縮・爆発の行程のみを図示してある。
【0020】図3のb図において、点火制御信号は各気
筒#1〜#4の点火時期に対応し、例えばTDCに対し
クランク角が6度前の位置を基準として180度の周期
を110度のLow区間(以下、L区間と記述する)と
70度のHigh区間(以下、H区間と記述する)とに
振り分けた信号とし、180度の周期で発生する。
【0021】図3のc図において、気筒#1の気筒識別
信号は当該気筒#1に対する点火制御信号のH区間に対
応したH区間の長さの違いによって、点火される気筒の
番号を識別させる信号であって、720度の周期で発生
する。
【0022】図3のd図において、単位クランク角信号
はエンジン1のクランク軸のクランク角1度ごとにL区
間とH区間とを交互に繰り返す信号になっている。
【0023】この図3を参照しつつ、一般的な点火制御
を気筒#1を例として説明する。クランク角180度〜
360度における圧縮行程に対応する点火制御信号のH
区間で点火コイルの通電を開始し、図示しない点火プラ
グに高電圧を印加して点火プラグから火花を発生させる
ことによって燃焼室内の圧縮された空気と燃料との混合
気を爆発燃焼する。上記点火コイルへの高電圧印加はT
DC近傍で点火制御信号のHからLへの変化(立下り)
にもとづく所定時期に遮断される。また、筒内圧はクラ
ンク角が180度の圧縮行程から徐々に増加し、360
度の爆発行程における混合気の爆発直後に最高点となっ
て徐々に減少する。この燃焼サイクルは、180度周期
で気筒#1→気筒#3→気筒#4→気筒#2と繰り返さ
れる。
【0024】上記筒内圧の積分について説明する。この
実施例1の筒内圧の積分値として、エンジン1における
1回の燃焼サイクルの図示仕事に相当する状態量を用い
た。つまり、図示仕事量Wi(kg・cm)は下式で与
えられる。この図示仕事量Wiとはエンジン内での仕事
量を意味し、エンジン内の仕事がクランク軸の回転とし
て機械ロスを含んだまま出てくる正味(若しくは軸)仕
事量に対する用語である。
【0025】
【数1】
【0026】ここで、Pは筒内圧(kg/cm2 )、V
は燃焼室の容積(cm3 )、θはクランク角(de
g.)である。
【0027】また、実際に用いる演算式は下記式を用い
る。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、CAはクランク角、Pcaはクラ
ンク角に対応する筒内圧、Mcaは上記(1)式のV相
当値である。このMcaをクランク角と燃焼室の容積と
の関係を規定する容積マップテーブルとしてマイコン8
のメモリ11にあらかじめ記憶させておき、この容積マ
ップテーブルからクランク角センサ3で検出したクラン
ク角ごとに容積Mcaを読み出し、この容積Mcaに筒
内圧Pcaを乗算し、このMca×Pcaの積をクラン
ク角が0度から720度までの1回の燃焼区間において
積分することで、図示仕事量Wiが求められる。
【0030】上記図示仕事量Wiと失火の関係を図4を
用いて説明する。同図において、実線は正常燃焼の場合
を示している。吸入行程で燃焼室内に吸入された混合気
が圧縮行程で圧縮され、この圧縮された混合気がTDC
付近の爆発行程での着火によって爆発して急激に膨張
し、この爆発よる燃焼気が排気行程で燃焼室外に排出さ
れるので、正常燃焼の場合には主に爆発行程で得られる
図示仕事量Wiは正の値となる。
【0031】また、図4において、失火の場合を破線で
示した。失火は点火不良や空気と燃料の混合比不適切な
どの原因によって発生する。燃焼が全くない場合、すな
わち完全失火の状態では、破線で示すように爆発行程で
の圧力はクランク角360度を対称線として圧縮行程の
圧力波形と略対称な波形となるので、爆発行程ではエネ
ルギーが得られず、図示仕事量Wiはほとんど零とな
る。不完全燃焼の場合、すなわち失火の程度が軽微であ
れば、爆発行程での筒内圧は実線と破線間の遷移を示
し、図示仕事量Wiも正常と完全失火の中間値となる。
【0032】この図示仕事量Wiの変化の特徴に着目
し、エンジン1の燃焼状態の最も特徴的な区間である爆
発行程の所定クランク角区間、例えば、TDCである3
60度からBDCである450度の区間における図示仕
事量Wiを下記式で求める。
【0033】
【数3】
【0034】しかし、エンジン1の燃焼波形はエンジン
1の運転状態に対応して変化するので、エンジン1の回
転数と負荷とをパラメータとする各運転状態ごとの図示
仕事量Wiをあらかじめ計測し、この計測した図示仕事
量Wiとエンジン1の回転数Nとスロットル弁開度Tと
の関係を規定する失火判定マップテーブルとしてマイコ
ン8のメモリ10に記憶しておく。
【0035】図5は上記失火判定マップテーブルを示す
図表である。同図において、横軸はエンジン1の回転数
Nであり、N1,N2,N3などに区分されている。こ
のエンジン1の回転数Nはクランク角センサ3の出力信
号から所定クランク角区間の周期をマイコン8のタイマ
11を用いて計測して算出した。また、縦軸はエンジン
1の負荷を示すパラメータとしてのスロットル弁開度T
であり、T1,T2,T3などに区分されている。この
スロットル弁開度Tはスロットル開度センサ6の出力信
号をマイコン8のA/D変換器12でアナログ・ディジ
タル変換した値を計測して算出した。
【0036】そして、エンジン1を正常運転しつつ、エ
ンジン1の運転状態ごとの図示仕事量Wiを上記N1〜
N3,T1〜T3で区分したゾーンごとにあらかじめ計
測し、この計測したエンジン1の運転状態ごとの図示仕
事量Wiを失火判定値C(n,t)として失火判定マッ
プテーブルに割り当てるようにマイコン8のメモリ10
に記憶させる。ここで、n,tはメモリ11の失火判定
マップデーブルを構成する領域での横軸と縦軸の区分番
号である。この失火判定マップテーブルからタイマ11
で計測した回転数Nとスロットル開度センサ6で検出し
たスロットル弁開度Tとによって失火判定値C(n,
t)を抽出(ルックアップ)し、この判定値C(n,
t)を、下記の失火判定式、 Wi≦C(n,t) ……………………(4) を用いて失火の有無を検出することができる。つまり、
上記(4)式は成立するならば失火が有ることを意味
し、不成立ならば正常であることを意味する。
【0037】次に、実施例1における失火検出装置の動
作を図6及び図7のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0038】先ず、エンジン1が回転し、クランク角が
所定のクランク角、例えば360度に到達することによ
って、気筒#1が失火判定を行う気筒となり、図6に示
す失火判定処理が開始すると、ステップ101において
失火判定に必要な初期設定を行う。つまり、失火判定を
行う気筒識別番号をメモリ10にリセット・セットし、
メモリ10の図示仕事量Wijと計数終了フラグとに関
する領域をクリアし、カウンタ14を零にリセット・セ
ットする。
【0039】次いで、ステップ102ではクランク角セ
ンサ3から例えば1度ごとに出力される単位クランク角
信号の割り込みを許可し、ステップ103では後述する
図7での積分処理が終了したかを判定する。具体的に
は、図7に示す積分処理終了フラグを判定し、この積分
処理終了フラグが「1」にセットされるまで待機する。
ステップ103に記載したWij中の添字「j」は気筒
識別番号(j=#1,#2,#3,#4)である。ま
た、メモリ10の領域は気筒識別番号に対応して割り当
てられる。
【0040】そして、図7での積分処理が終了すると
(ステップ103がYES)、ステップ104では単位
クランク角信号の割り込みを禁止し、ステップ105で
は図5に示した失火判定マップテーブルからタイマ11
で算出したエンジン1の回転数Nとスロットル開度セン
サ6で検出したスロットル弁開度Tとに対応する失火判
定値C(n,t)を読み出し、ステップ106において
上記積分処理された図示仕事量Wijが失火判定値C
(n.t)以下であるかを判定する。
【0041】そして、Wij≦C(n,t)が成立する
と(ステップ106がYES)、気筒#1で失火が発生
したことを意味するので、ステップ107において気筒
#1が失火を発生したことをメモリ10に記憶する。ま
た、Wij>C(n,t)の場合は(ステップ106が
NO)、気筒#1は正常な燃焼であることを意味するの
で、ステップ108において気筒#1は正常な燃焼であ
ることをメモリ10に記憶する。
【0042】引き続き、エンジン1の回転が進み、クラ
ンク角が540度に到達すると、失火判定を行う気筒と
しての気筒#3を表す気筒識別番号に対応する割り込み
信号がクランク角センサ3からマイコン8に入力され、
上記ステップ101〜108の処理が実行される。つま
り、クランク角が180度増加するごとに、気筒#1→
気筒#3→気筒#4→気筒#2→気筒#1………と周期
的に失火判定を繰り返す。
【0043】上記エンジン1における爆発行程でのエン
ジン1の運転状態に応じた図示仕事量Wijの積分処理
について図7を参照しながら説明する。上述の単位クラ
ンク角割り込み許可によって図7に示す積分処理が開始
すると、ステップ201では積分処理をしようとする気
筒識別番号にもとづき単位クランク角の変位ごとに圧力
センサ2で検出された筒内圧Pcaをメモリ10に読み
込み、ステップ202では容積マップテーブルから単位
クランク角の変位ごとに容積Mcaを読み出す。
【0044】次いで、ステップ203では上記メモリ1
0に読み込んだ筒内圧Pcaを読み出し、この筒内圧P
caに上記容積マップテーブルから読み出した容積Mc
aを乗算し、この積を図示仕事量Wijcaとしてメモ
リ10にストアする。この図示仕事量Wijca=Pc
a×Mca中の添字「ca」は基準位置からの単位クラ
ンク角の変位を意味する。
【0045】そして、ステップ204では上記メモリ1
0にストアした図示仕事量Wijcaを前回の単位クラ
ンク角に対する図示仕事量としてメモリ10に記憶され
ている図示仕事量Wijcaに加算し、その加算結果を
新たな図示仕事量Wijcaとしてメモリ10に更新す
る。例えば、基準点からの単位クランク角の変位が36
0度の場合は、上記メモリ10の図示仕事量Wijの領
域が図6の初期設定でクリアされているので、ステップ
203で算出された図示仕事量Wijcaが記憶され
る。そして、上記クランク角が360度から539度ま
で1度づつ変位するごとに、つまり、クランク角センサ
3から出力される単位クランク角信号ごとに図7に示し
たルーチンを実行するごとに、上記基準位置からの単位
クランク角の変位に対する図示仕事量Wijcaが積分
値として加算されつつメモリ10に記憶される。
【0046】引き続き、ステップ205では筒内圧Pc
aの計測回数を計数しているカウンタ14に「1」をイ
ンクリメントする。このカウンタ14も図6の初期設定
で零にクリアされている。
【0047】そして、ステップ206ではステップ20
5で加算されたカウンタ14の計数値が所定回数値であ
るかを判断する。この所定回数値は積分区間に対応して
定められる値であることから、積分区間のクランク角幅
を筒内圧を計測する単位クランク角で除算した値が所定
回数値としてメモリ10に記憶されている。
【0048】さらに、エンジン1の燃焼行程の進行に伴
い、基準位置からの単位クランク角の変位ごとに割り込
み信号が発生し、このきざみで積分演算が順次実行され
るごとに、カウンタ14の計数値がインクリメントさ
れ、このインクリメントされたカウンタ14の計数値が
所定回数になると(ステップ206がYES)、ステッ
プ207において失火判定を行う気筒の図示仕事量Wi
jcaの積分処理が終了したことを意味する積分処理終
了フラグを「1」にセットする。この積分処理の終了に
より、メモリ10に記憶された図示仕事量Wijcaは
上記式(3)に示す図示仕事量Wijとなる。
【0049】要するにこの実施例1によれば、各気筒に
おける1回ごとの燃焼サイクル中の燃焼エネルギの変動
の激しい所定区間において、筒内圧Pcaと容積Mca
とから求めた図示仕事量Wijcaを積分し、この所定
区間の積分値としての図示仕事量Wijを、エンジン1
の回転数Nとスロットル弁開度Tとによる運転状態にも
とづき作成した失火判定値C(n,t)と比較する。す
なわち、燃焼エネルギの変動の激しい所定区間中積分し
た値が所定値以上であるか否かを、加減速などに伴うエ
ンジン1の運転状態の変化に応じて判定することによ
り、各気筒#1〜#4における失火の有無を判定するの
で、燃焼状態の変化による圧力変動や検出圧力信号にノ
イズが重畳した場合でも、失火の判定が安定に行える。
【0050】 実施例2 上記実施例では失火判定に用いる筒内圧Pcaを単位
クランク角に同期して計測する構成としたが、この実施
例2では図8と図9に示すように、筒内圧Ptをマイコ
ン8中のタイマ11からの計時信号を用いた所定時間に
同期して計測する構成としたことを特徴にしている。し
たがって、この実施例2では、実質的には図3のd図に
示す単位クランク角が不要となり、エンジンの失火判定
装置としての構成としては、見かけ上、図2と同一であ
ることから、以下の説明において構成部品には図2に付
した符号と同一符号を付してある。この実施例2のマイ
コン8のメモリ10には上記式(3)に代わる下記式、
【0051】
【数4】
【0052】とエンジン1の回転数に対応する容積補正
係数Knとをメモリ10に記憶してある。また、メモリ
10に記憶された容積マップテーブルは単位時間に対応
する燃焼室の容積とする。容積補正係数Knを掛けるの
は時間単位で検出された容積をクランク角単位相当に変
換するためであるが、このKnを掛けることは必須では
なく、Pt×Mtのみでもよい。
【0053】よって、実施例2を図8および図9に示す
フローチャトを用いて説明する。先ず、エンジン1が回
転し、クランク角が所定のクランク角、例えば360度
に到達することによって、気筒#1が失火判定を行う気
筒となり、図8に示す失火判定処理が開始すると、ステ
ップ301において失火判定に必要な実施例1と同一の
初期設定を行う。
【0054】次いで、ステップ302ではタイマ11か
ら出力される計時信号にもとづき例えば50μsecの
ような所定単位時間ごとに発生する単位時間信号の割り
込みを許可し、ステップ303では後述する図9での積
分処理が終了したかを判定する。
【0055】そして、図9での積分処理が終了すると
(ステップ303がYES)、ステップ304では単位
時間信号の割り込みを禁止し、ステップ305では失火
判定マップテーブルからタイマ11で算出したエンジン
1の回転数Nとスロットル開度センサ6で検出したスロ
ットル弁開度Tとに対応する失火判定値C(n,t)を
読み出し、ステップ306において上記積分処理された
図示仕事量Wijが失火判定値C(n.t)以下である
かを判定する。
【0056】さらに、Wij≦C(n,t)が成立する
と(ステップ306がYES)、気筒#1で失火が発生
したことを意味するので、ステップ307において気筒
#1が失火を発生したことをメモリ10に記憶する。ま
た、Wij>C(n,t)の場合は(ステップ306が
NO)、気筒#1は正常な燃焼であることを意味するの
で、ステップ308において気筒#1は正常な燃焼であ
ることをメモリ10に記憶する。
【0057】引き続き、エンジン1の回転が進み、クラ
ンク角が540度に到達すると、失火判定を行う気筒と
しての気筒#3を表す気筒識別番号に対応する割り込み
信号がタイマ11にてマイコン8に入力され、上記ステ
ップ301〜308の処理が実行される。つまり、クラ
ンク角が180度増加するごとに、気筒#1→気筒#3
→気筒#4→気筒#2→気筒#1………と周期的に失火
判定を繰り返す。
【0058】上記エンジン1における爆発行程でのエン
ジン1の運転状態に応じた図示仕事量Wijの積分処理
について図9を参照しながら説明する。上述の単位時間
信号割り込み許可によって図9に示す積分処理が開始す
ると、ステップ401では積分処理をしようとする気筒
識別番号にもとづき単位時間の変位ごとに圧力センサ2
で検出された筒内圧Ptをメモリ10に読み込み、ステ
ップ402では容積マップテーブルから単位時間の変位
ごとに容積Mtを読み出し、ステップ403ではエンジ
ン1の回転数に応じた容積補正係数Knをメモリ10か
ら読み出す。
【0059】次いで、ステップ404では上記メモリ1
0に読み込んだ筒内圧Ptを読み出し、この筒内圧Pt
に上記容積マップテーブルから読み出した容積Mtとメ
モリ10から読み出した容積補正係数Knとを乗算し、
この積を図示仕事量Wijtとしてメモリ10にストア
する。
【0060】そして、ステップ405では上記メモリ1
0にストアした図示仕事量Wijtを前回の単位時間に
対する図示仕事量としてメモリ10に記憶されている図
示仕事量Wijtに加算し、その加算結果を新たな図示
仕事量Wijtとしてメモリ10に更新し、ステップ4
06では筒内圧Ptの計測回数を計数しているカウンタ
14に「1」をインクリメントし、ステップ407では
406で加算されたカウンタ14の計数値が所定回数値
であるかを判断する。そして、インクリメントされたカ
ウンタ14の計数値が所定回数になると(ステップ40
7がYES)、ステップ408において失火判定を行う
気筒の図示仕事量Witの積分処理が終了したことを意
味する積分処理終了フラグを「1」にセットする。この
積分処理の終了により、メモリ10に記憶された図示仕
事量Wijtは上記式(5)に示す図示仕事量Wijと
なる。
【0061】実施例3.上記各実施例では筒内圧Pca
またはPtの積分値としての図示仕事量Wijを用いた
が、筒内圧PcaまたはPtを積分し、この積分値に対
する失火判定値を定め、両者を比較して失火を判定して
もよい。
【0062】実施例4.上記各実施例では筒内圧Pca
またはPtの積分値としての図示仕事量Wijを用いた
が、図示仕事量Wijを気筒#1〜#4の行程容積V
(cm3 )で除算することで求められる平均有効圧Pi
(kg/cm2 )を用いてもよい。
【0063】実施例5.上記各実施例では検出区間を爆
発行程の所定区間としたが、他の行程を含んでもよく、
また、全行程を用いてもよい。
【0064】実施例6.上記実施例2では図示仕事量W
ijを単位時間ごとに計測するように構成したが、検出
時間幅をエンジン1の回転数Nに応じて変化させるよう
に構成してもよい。
【0065】実施例7.上記各実施例ではクランク角の
所定角度区間の周期において失火を検出する構成とした
が、点火コイルの通電時間の周期などにおいて失火を、
検出するようにしてもよい。この実施例を採用する場
合、点火コイル通電周期は上記所定クランク角範囲に実
質的に対応する。
【0066】実施例8.上記各実施例では負荷としてス
ロットル弁開度Tを用いたが、吸気マニホルド内の吸入
圧力や吸入空気量を用いてもよい。
【0067】実施例9.上記各実施例では4気筒エンジ
ン1を図示して説明したが、4気筒以外のエンジン1に
も同様に適用できる。
【0068】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、内
燃機関の所定クランク角以降にクランク角に同期しつつ
内燃機関の燃焼室内圧に関係する値の積分値と、内燃機
関のクランク角と回転数と負荷とにより求められた失火
判定値とにより内燃機関の失火を検出するように構成
したので、例えば加減速時のように、運転状態が変化し
ても、失火を安定に高精度に検出できる。また、燃焼室
内圧を積分しているので、ある時点での検出信号にノイ
ズが入り込んだ場合でも、失火を正確に検出できる。
【0069】第2の発明によれば、内燃機関の所定クラ
ンク角以降に所定時間間隔に同期して計測したつつ内燃
機関の燃焼室内圧に関係する値の積分値と、内燃機関の
クランク角と回転数と負荷とにより求められた失火判定
値とにより内燃機関の失火を検出するように構成した
ので、上記第1の発明の効果に加え、クランク角検出手
段を単位クランク角信号が不要となる簡略化した構造と
することができ、装置を安価に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の失火検出装置を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1における失火検出装置を示
す構成図である。
【図3】実施例1における筒内圧と点火周期と気筒識別
と単位クランク角との関係を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】実施例1における正常燃焼と失火の関係を示す
タイミングチャートである。
【図5】実施例1における失火判定データテーブルを示
す図表である。
【図6】実施例1における失火判定処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】実施例1における積分処理を示すフローチャー
トである。
【図8】この発明の実施例2における失火判定処理を示
すフローチャートである。
【図9】実施例2における積分処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
A 内燃機関 B クランク角検出手段 C 圧力検出手段 D 回転数検出手段 E 負荷検出手段 F 運転状態検出手段 G 失火検出手段 1 エンジン 2 圧力センサ 3 クランク角センサ 6 スロットル開度センサ 7 情報処理部 8 マイクロコンピュータ(マイコン) 11 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01M 15/00 F02P 17/00 F

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランク軸のクランク角を検
    出するクランク角検出手段と、内燃機関の燃焼室内の圧
    力を検出する圧力検出手段と、内燃機関の回転数を検出
    する回転数検出手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷
    検出手段と、上記クランク角検出手段で検出した内燃機
    関の所定クランク角範囲におけるクランク角に同期しつ
    つ上記圧力検出手段で検出した内燃機関の燃焼室内の圧
    力に関係する値の積分値を求めるとともに上記クランク
    角検出手段で検出したクランク角と上記回転数検出手段
    で検出した内燃機関の回転数と上記負荷検出手段で検出
    した内燃機関の負荷とにより失火判定値を求めて積分値
    失火判定値とにより内燃機関の失火を検出する失火検
    出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の失火検出
    装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関のクランク軸のクランク角を検
    出するクランク角検出手段と、内燃機関の燃焼室内の圧
    力を検出する圧力検出手段と、内燃機関の回転数を検出
    する回転数検出手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷
    検出手段と、上記クランク角検出手段で検出した内燃機
    関の所定クランク角以降における所定時間間隔に同期し
    つつ上記圧力検出手段で検出した内燃機関の燃焼室内の
    圧力に関係する値の積分値を求めるとともに上記クラン
    ク角検出手段で検出したクランク角と上記回転数検出手
    段で検出した内燃機関の回転数と上記負荷検出手段で検
    出した内燃機関の負荷とにより失火判定値を求めて積分
    値と失火判定値とにより内燃機関の失火を検出する失火
    検出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の失火検
    出装置。
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