JP2983503B2 - 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物 - Google Patents

高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物

Info

Publication number
JP2983503B2
JP2983503B2 JP9315585A JP31558597A JP2983503B2 JP 2983503 B2 JP2983503 B2 JP 2983503B2 JP 9315585 A JP9315585 A JP 9315585A JP 31558597 A JP31558597 A JP 31558597A JP 2983503 B2 JP2983503 B2 JP 2983503B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
calcium
citrate
juice
malate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9315585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10174565A (ja
Inventor
ハイリ、メハンショー
ケニス、トマス、スミス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH10174565A publication Critical patent/JPH10174565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983503B2 publication Critical patent/JP2983503B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Preparation or treatment thereof
    • A23L2/52Adding ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • A23L33/16Inorganic salts, minerals or trace elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/06Antianaemics

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は、鉄化合物及びカルシウム化合物の双方を含有
した栄養ミネラル補給物、並びにかかる補給物で同時投
与された場合に鉄及びカルシウム間の否定的相互作用を
防止するための方法に関する。
【0002】発明の背景 ヒト及び家畜用のビタミン及びミネラル補給物は一般的
である。最近、ある群の人々は例えば骨粗鬆症のような
ある疾患状態を予防又は軽減するためにカルシウムのよ
うなミネラル類の高摂取を必要とすることが確認される
ようになった。ある貧血の医療管理は、1日の鉄摂取量
を増加させることによってうまく操作することができ
る。一部のダイエット、即ち激しい身体的運動の場合に
は、バランスのとれた食事と考えられるものから通常得
られる量以上の多量のミネラル摂取を要するであろう。
【0003】市販品のようなミネラル補給物は、高ミネ
ラル摂取が望ましい多くの環境下で有用である。しかし
ながら、別々のミネラル補給物摂取を要する療法に固執
すると最適状態には達しない結果となってしまうが、そ
の理由は単にかかる療法ではユーザーの通常の習慣及び
慣行に変化を要求するからである。ミネラル類が同時に
投与されることがより好都合であり、その結果それらは
ユーザー側で余計な注意、計画及び実行をせずとも摂取
されるようになるであろう。
【0004】カルシウム補給物及び鉄補給物の混合物を
処方することは特に困難であるが、その理由はこれらの
ミネラル類が栄養の生物学的利用能に望ましくない影響
を与える相互作用を生じる傾向があるためである。高レ
ベルのカルシウムによる鉄吸収抑制は1940年もの早
期に確認された。それ以来、様々なグループがカルシウ
ムによる鉄吸収の著しい阻害を何度も確認してきた。ヘ
モグロビン再生量の減少を含むカルシウムの有害作用
は、全身的鉄貯留量を低下させ、しかも組織及び血中鉄
レベルの回復の遅れも報告された。閉経女性の場合、カ
ルシウム補給物、即ち炭酸カルシウム及びカルシウムヒ
ドロキシアパタイトは鉄吸収量を著しく低下させた。し
かも、胎児用多数ビタミンミネラル補給物中の炭酸カル
シウムは、非妊娠女性における吸収阻害剤とみなされ
た。したがって、高カルシウム及び限界量の鉄を同時に
摂取する個人は、鉄欠乏性貧血を起こすことがある。ク
レツェイン・エス・ダブル(kletzein, S.W.),194
0年,鉄代謝,ジャーナル・オブ・ニュートリション
(journal of Nutrition),第19巻,第187−97
頁;チャップマン・デー・ジー(Chapman,D.G.)及びキ
ャンベル・ジェイ・エー(Campbell,J.A.),1957
年,貧血ラットによる鉄利用性に関するカルシウム及び
リンの塩の効果,ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・
ニュートリション(British Journal of Nutrition),
第11巻,第127−133頁;ダン・ジェイ・エー
(Dunn,J.A.),1968年,ラットの鉄吸収性に関す
る食用カルシウム塩及び脂肪の効果,サウス・アフリカ
ン・ジャーナル・オブ・メディカル・サイエンス(South
African Journal of Medical Science),第33巻,
第65−70頁;バートン・ジェイ・シー(Barton, J.
C.),コンラッド・エム・イー(Conrad, M.E.)及びパ
ームリー・アール・テー(Parmley, R.T.),1983
年,ラットにおける無機鉄吸収のカルシウム阻害,ガス
トロエンテロロジー(Gastroenterology),第84巻,
第90−101頁;ドーソン‐ヒューズ・ビー(Dowson
-Hughes, B.),セリグソン・エフ・エッチ(Seligson,
F.H.)及びヒューズ・ブイ・エー(Hughes, V.A.),1
986年,閉経女性の亜鉛及び鉄貯留に関する炭酸カル
シウム及びヒドロキシアパタイトの効果,アメリカン・
ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション(Am
ericanJournal of Clinical Nutretion ),第44巻,
第83−88頁;セリグマン・ピー・エー(Seligman,
P.A.),カスキー・ジェイ・エム(Caskey, J.M.),フ
レーザー・ジェイ・エル(Frazier, J.L.),ズッカー・
アール・エム(Zucker, R.M.),ポデル・イー・アール
(Podell, E.R.)及びアレン・アール・エム(Allen,
R.M. ),1983年、胎児用多数ビタミン補給物から
の鉄吸収率の測定,オブステトリクス・アンド・ギネコ
ロジー(Obstetrics and Gynecology),第61巻,第
356−362頁参照。
【0005】以上のことから、相容的でかつ栄養上入手
可能な混合カルシウム及び鉄補給物を得ることが望まれ
る。これらの合致しないニーズを満たす鉄‐プラス‐カ
ルシウムミネラル補給物を提供することが、本発明の目
的である。鉄及びカルシウム双方で食品、飲料及びミネ
ラル補給組成物を強化するための方法を提供すること
が、本発明のもう1つの目的である。これらの及び他の
目的が本発明で担われており、これらは以下の開示から
明らかになるであろう。
【0006】背景技術 前記引用文献以下に、下記文献もミネラル補給に関する
他の視点を与えている。数十年にもわたり、オレンジジ
ュースは鉄吸収増強物として考えられてきた。典型的西
洋型朝食で摂取されるオレンジジュースは、報告による
と鉄の生物学的利用能を2.5倍増加させていた。イン
ビトロ系において、朝食及び調理されたぶちインゲンマ
メにオレンジジュースを添えた場合、報告によると、鉄
溶解性を劇的に増加させた。ロサンダー(Rossander)ら
によると、茶による鉄吸収性低下はオレンジジュースで
緩和されていた。リンチ・エス・アール(Lynch, S.R.)
及びクック・ジェイ・デー(Cook, J.D.),1980
年,ビタミンC及び鉄の相互作用,アンルズ・ニューヨ
ーク・アカデミー・オブ・サイエンセス(AnnalsNewYor
k Academy of Sciences),第32−44頁;ロサンダ
ー・エル(Rossander,L. ),ホールバーグ・エル(Hal
lberg, L.)及びビヨルン‐ラスムッセン・イー(Bjorn
-Rasmussen, E. ),1979年,朝食からの鉄吸収,
アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュート
リション,第32巻,第2484−2489頁;カール
ソン・ビー・エル((Carlson, B.L. )及びミラー・デ
ー・デー(Miller, D.D.),1983年,穀物含有朝食
からのインビトロ評価生物学的利用能に関する製品処
方,加工及び食事組成の効果,ジャーナル・オブ・フー
ド・サイエンス(Journal ofFood Science, 第48巻,
第1211−1216頁;コジマ・エヌ(Kojima,
N.),ワレス・デー(Wallace, D. )及びベーテス・ダ
ブル・ジー(Bates, W.G. ),1981年,調理された
ぶちインゲンマメからのインビトロ鉄可溶性に関する化
学的物質、飲料及びホウレンソウの効果,アメリカン・
ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション,第
34巻,第1392−1401頁参照。
【0007】更に、栄養学文献:ティング・エス・ブイ
(Ting, S.V.),1980年,“カンキツ類の栄養及び
品質”におけるカンキツ系果物の栄養素及び栄養作用
〔編集ナジ・エス(Nagy, S.)及びアットアウェイ・ジ
ェイ(Attaway, J. )〕,米国化学会(American chemi
cal Society ),第3−24頁;ギルーリー・エム(Gi
llooly, M.),ボスウェル・テー・エム(Bothwell, T.
M.),トレース・ジェイ・デー(Torrace, J.D. ),マ
クフェイル・エー・ピー(MacPhail, A.P.),ダーマン
・デー・ピー(Derman, D.P.),ベズワダ・ダブル・ア
ール(Bezwoda, W.R. ),ミルズ・ダブル(Mills, W.
)及びチャールトン・アール・ダブル(Charlton, R.
W.),1983年,野菜からの鉄吸収に関する有機酸、
フィチン酸及びポリフェノール類の効果,ブリティッシ
ュ・ジャーナル・オブ・ニュートリション,第49巻,
第331−342頁;ホールバーグ・エル及びロサンダ
ー・エル,1984年,開発途上国における鉄栄養物摂
取の改善:簡単なラテンアメリカ型食事のために鉄吸収
に関して肉、大豆タンパク質、アスコルビン酸、クエン
酸及び硫酸第一鉄を添加した場合の比較、アメリカン・
ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション、第
39巻,第577−583頁;ケリー・エス・イー(Ke
lly, S.E.),チョーラ‐シング・ケー(Chawla-Singh,
K.),セリン・ジェイ・エム(Sellin, J. M. ),ヤシ
ロ,エヌ・ジェイ(Yasillo, N,J. )及びローゼンバー
グ・アイ・エム(Rosenberg, I.M. ),1984年,カ
ルシウム吸収に関する食事組成の効果:炭水化物ポリマ
ーの増加効果,ガストロエンテロロジー,第87巻,第
596−600頁参照。
【0008】前記以外にも、鉄補給物及びカルシウム補
給物を含む様々なミネラル補給物が下記文献で記載され
ている。ある形態のカルシウムシトレート‐マレート
(calcium citrate-malate)は、飲料を含めたミネラル
補給物としての使用に関して開示されている:出願日1
979年12月28日の日本出願昭54−173172
号(1981年8月5日の公開昭56−97248号)
明細書参照;及びフランス特許第2,219,778号
(出願第73.08643号)明細書も更に参照。
【0009】ある形態のスクロース鉄(iron sucrete)
は子供に投与され、Hbに関する効果が報告された;ロ
シア文献メトレベリ・イー・ジー(Metreveli,E.G.),
ペジアトリヤ(PEDIATRIYA)(モスクワ),1977年,
第12巻,第17−19頁;ケミカル・アブストラクツ
(Chmical Abstracts ),第89巻,第637頁参照。
【0010】レミントンの薬科学(Remington's Pharma
ceutical Sciences ),第15版,第393頁,197
5年は、第一鉄及び第二鉄イオンがアンモニウム塩、シ
トレート、タートレート(tartrates )、アミン類、糖
及びグリセリンのような多くの物質と可溶性配位錯体を
形成し、これは通常の鉄沈殿剤による沈殿から鉄を保護
することを開示している。グルコン酸及びフマル酸の鉄
塩は造血剤として用いられるといわれている。
【0011】グッドマン(Goodman)及びギルマン(Gilm
an),治療学の薬理的基礎(The Pharmacological Basis
of Therapeutics ),第5版,第1315−1316
頁,1975年は、鉄塩が多数の配合禁忌を有し、最大
吸収のためには単独で、好ましくは食間で、但し必要で
あれば胃症状を最小に抑えるため食事直後に処方指示さ
れるべきであることを報告している。報告によれば、鉄
の胃腸吸収性は妥当であって、次の6種の第一鉄塩:即
ち硫酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、コハク酸塩、グ
ルタミン酸塩及び乳酸塩と比較して実質的に等しい。鉄
の吸収性はクエン酸、酒石酸、ピロリン酸等の第一鉄塩
の場合よりも低い。アスコルビン酸のような還元剤及び
コハク酸のような一部のキレート化剤は硫酸第一鉄より
も鉄吸収性を高めているが、しかしながら単独で投与さ
れた場合における硫酸第一鉄の高い効力のせいで、高価
格に見合うだけの価値がないといわれている。硫酸第一
鉄は塩気のある渋味を有すると報告されており、鉄補給
物として使用される場合にそれを酸化から防ぐためにグ
ルコース又はラクトースと混合される。
【0012】プフィッファー(Pfeiffer)及びラングデ
ン(Langden )による欧州特許第164,657号明細
書は鉄デキストランに関するものであって、これはD‐
グルコース及びデキストラン‐スクロース酵素の溶液に
スクロース溶液を加えて作成されたデキストランに沈降
水酸化第二鉄を加えることによって得られる。
【0013】ピーターズ(Peters)及びデリック(Deri
ck)による1986年4月15日付の米国特許第4,5
82,709号明細書は咀しゃく用ミネラル補給物に関
し、特に様々なカルシウム及び鉄化合物について列挙し
ている。
【0014】ブッデマイヤー(Buddemeyer)らによる19
82年9月28日付の米国特許第4,351,735号
明細書は、あるホスフェート部分を含むミネラル補給物
に関する。組成物の分散性は、“ヒドロキシル源”例え
ば糖類によって高められるといわれている。
【0015】ブッデマイヤーらによる1980年7月2
9日付の米国特許第4,214,996号明細書は、上
記第4,351,735号明細書と同様の主題に概して
関するが、但し特に鉄組成物及びカルシウム組成物につ
いて特許請求している。
【0016】食物源からの鉄摂取に関するオレンジジュ
ースの有益作用は、ジャーナル・オブ・フード・サイエ
ンス(Journal of Food Science ),第48巻,第12
11頁,1983年においてカールソン(Carlson )及
びミラー(Miller)により記載されている。
【0017】1943年7月27日付で発行されたアイ
レス(Ayres)らによる米国特許第2,325,360号
明細書は、オレンジジュースのような果実ジュースの脱
気中に除去されたガスを二酸化炭素で置換するための方
法について開示している。この方法において、乾燥炭酸
カルシウム、又は炭酸カルシウムとクエン酸との混合物
は、缶中に入れられ、しかる後脱気されたオレンジジュ
ースで充填される。(リンゴ酸及び酒石酸のような他の
有機酸も、クエン酸の代わりに用いることができる。)
【0018】1972年4月18日付で発行されたエイ
キンズ(Akins )らによる米国特許第3,657,42
4号明細書は、ジュース中に天然のままで存在している
以上の量のナトリウム、カルシウム及び塩化物イオンに
よるオレンジジュースを含むカンキツ系ジュースの強化
について開示している。強化に際して用いうるカルシウ
ム塩としては塩化物、クエン酸塩又はリン酸塩がある
が、望ましい塩化物イオンを与えるためには塩化カルシ
ウムが好ましい。
【0019】1963年12月17日付で発行されたス
パーチ(Sperti)らによって米国特許第3,114,6
41号明細書は、単一強度(single-strength)オレンジ
ジュース又は濃縮オレンジジュースを希釈することによ
り得られる二次的オレンジジュース製品について開示し
ている。希釈されたオレンジジュース製品の風味を維持
するために、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、クエ
ン酸ナトリウムもしくはカリウム、酒石酸及びリンゴ酸
(又はそれらの塩)のような物質が含有されている。
【0020】1982年10月6日付で公開された英国
特許第2,095,530号明細書は、タンパク質に富
む酸飲料、特に果実ジュース又は果実風味飲料を得るた
めの方法について開示している。この方法において、大
豆タンパク質の水性懸濁液は水及び/又は果実ジュース
を用いて製造される。5〜50mMの濃度でカルシウム
が加えられ、しかる後懸濁液のpHが低下せしめられ、
タンパク質溶液を得るために不溶性物質が分離される。
次いで、果実ジュース又は果実風味料がこのタンパク質
溶液に加えられる。カルシウムは、塩化物、酢酸塩、酒
石酸塩、リンゴ酸塩又は乳酸塩として加えることができ
る。
【0021】1983年3月30日付で公開された欧州
特許出願第75,114号明細書は、ビタミン及びミネ
ラルに富むタンパク質含有果実ジュース飲料について開
示している。これらの飲料は、果実ジュース30〜90
%(リンゴジュース20〜70%、白ブドウジュース4
〜40%、パッションフルーツジュース1〜10%及び
レモンジュース5〜25%の混合物)、乳清タンパク質
濃縮物2〜20%、並びにカリウム、ナトリウム、マグ
ネシウム、カルシウム及びホスフェートのミネラル塩混
合物を含有している。カルシウムはこれらの飲料中に
0.01〜0.3%、好ましくは0.02〜0.03%
で存在している。
【0022】発明の要旨 本発明はヒト又はより下等の動物において同時投与され
る鉄及びカルシウムの生物学的利用能を高めるための方
法に関し、この方法は栄養量のカルシウム源及び鉄源を
増強量のシトレートもしくはタートレート又はそれらの
混合物と共に、及び場合によりアスコルベートと共に同
時投与することを特徴とする。したがって、本発明は、
カルシウム及び鉄源と組合せて場合によりアスコルビン
酸と共にクエン酸又は酒石酸を用いることによって鉄補
給物と相互作用しないカルシウム補給物の処方手段を提
供するものである。
【0023】本発明で用いられる鉄源は、鉄がII価の酸
化状態である場合が好ましい。しかしながら、鉄IIIも
使用可能である。好ましくは、鉄源は硫酸鉄II又は鉄II
糖錯体、特に鉄スクレート‐マレート、鉄フルクテート
‐マレート、鉄スクレート‐シトレート、鉄フルクテー
ト‐シトレート、鉄スクレート‐アスコルベート、鉄フ
ルクテート‐アスコルベート及びそれらの混合物からな
る群より選択されるものである。
【0024】本発明で用いられるカルシウム源は、例え
ば炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウ
ム、塩化カルシウム、リン酸カルシウム及びカルシウム
シトレート‐マレートからなる群より選択されるもので
ある。カルシウムシトレート‐マレートが特に好まし
い。カルシウム源がカルシウムシトレート‐マレート
で、鉄源が鉄糖錯体、特にFeIIである本発明の方法
は、感覚刺激性及び生物学的利用能という双方の観点か
ら最も好ましい。好ましい態様において、本発明はフル
クトースの同時投与で行なわれる。
【0025】本発明はヒト又は下等の動物に鉄及びカル
シウムを同時投与するための組成物にも関し、この組成
物は単位用量形中にi)鉄ミネラル源;ii) カルシウムミ
ネラル源;iii)シトレートもしくはタートレート又はそ
れらの混合物;iv) 場合により、但し好ましくはアスコ
ルベート;及びv)場合により、フルクトースの混合物を
含有することを特徴とする。
【0026】本発明は、食品及び飲料組成物の製造手段
も提供する。例えば、本発明によれば、強化されたリン
ゴジュースベース組成物はi)リンゴジュース;ii) 鉄
源;iii)カルシウム源;iv) シトレート又はタートレー
ト;v)アスコルベート;及びvi) フルクトースを含有し
ている。クエン酸/アスコルビン酸を低レベルでしか又
は全く含まない他のジュース製品、例えばナシジュース
及びパイナップルジュースは、クエン酸/アスコルビン
酸又は酒石酸/クエン酸/アスコルビン酸の添加によ
り、本発明の態様の鉄及びカルシウムで強化することが
できる。
【0027】以下で更に十分に開示されるように、本発
明のミネラル補給物は、経腸又は非経口栄養補給のため
に、粉末、錠剤、咀しゃく用ロゼンジ、カプセル又は液
体形で、及びパン、ケーキ、スナック、幼児用処方物、
肉類似品、増量剤、スプレッド(spread)等のような慣
用的食品と組合せて用いることが便利である。本明細書
におけるすべての比率、割合及びパーセンテージは、他
に指摘のない限り、重量による。
【0028】発明の具体的説明 本発明は、増強量のシトレート、タートレート、アスコ
ルベート又はそれらの混合物、及び場合によりフルクト
ースと組合せた、ヒト及びより下等の動物における栄養
補給量の鉄及びカルシウム化合物の同時使用に関する。
【0029】本明細書における“栄養量”又は栄養補給
量”とは、本発明の実施に際して用いられるミネラル源
が滋養量の上記ミネラルを供給することを意味する。錠
剤又は粉末のようなミネラル補給物において、この補給
量は米国で規定されている推奨1日許容量(Recommended
Daily Allowance, RDA)の上記ミネラル1日摂取量の少
なくとも3%である〔リコメンデッド・ディリー・ダイ
エタリー・アロワンス‐フード・アンド・ニュートリシ
ョン・ボード(Recommended Daily Dietary Allowance-
Food and Nutrition Board),ナショナル・アカデミー・
オブ・サイエンセス‐ナショナル・リサーチ・カウンシ
ル(National Academy of Sciences-National Research
Council)参照〕。更に一般的には、ミネラル補給物は補
給物の単位用量当たり少なくとも10%、更に典型的に
は50〜300%のRDA量を含有する。本明細書で開
示されているタイプの食品又は飲料製品において、栄養
補給量は食品又は飲料製品の単位当たり3%以上のRD
A量、好ましくは10〜100%のRDA量、最も好ま
しくは10〜30%のRDA量を包含する。当然、いず
れのミネラルの好ましい1日摂取量もユーザーに応じて
変動するものと認識されている。例えば、妊娠、授乳又
は閉経後の女性は、通常のRDA量以上に高いカルシウ
ム摂取量を必要とする。貧血症の人々も高い鉄摂取量を
要する。このような事項は医師及び栄養学専門家に熟知
されており、本発明の組成物の使用量は必要に応じて調
整される。
【0030】一般に、RDA量(カルシウム)は幾分年
令に依存するが幼児の360mg/6kg体重〜女性の12
00mg/54−58kg体重までの範囲である。RDA
(鉄)は幾分年令に依存するが10mg/6kg〜18mg/
54〜58kg女性の範囲である。周知のように、特に肝
臓に対する有害作用のある男性の場合に、鉄補給物に関
して過剰投与する可能性がある。典型的には、食品及び
飲料は(妥当なバランスがとれた食事を想定して)他の
食物源から供給される鉄を補助するために(食事1回に
つき)約10〜15%のRDA量のみの鉄で補給され、
それによってこの問題を解消している。しかも、沈殿及
び/又は感覚刺激の問題を生じることなく(摂取1回に
つき)20〜30%RDA量以上のカルシウムで飲料を
補給することは困難である。しかしながら、この補給レ
ベルはカルシウムレベルが牛乳と同じであって、完全に
許容される。当然、鉄毒性及び感覚刺激性が個々の環境
下において重要な考慮対象とならない場合には、本発明
で更に多くの補助物が使用可能となる。
【0031】増強剤:ある物質はカルシウムの生物学的
利用能を高める“増強剤”として作用することが現在で
は知られている。フルクトースは、かかる増強剤の1つ
であるが、スクロースのような他の炭水化物もたとえフ
ルクトースほど十分でないとしても同様に機能する。し
かしながら、鉄の生物学的利用能はカルシウム投与によ
り低下し、この低下はフルクトース等の通常レベルの炭
水化物存在下であっても残り続ける。クエン酸(又はシ
トレート)及び酒石酸(又はタートレート)は鉄に対す
るカルシウム阻害作用を一部緩和し、クエン酸/アスコ
ルビン酸の混合物(又はシトレート/アスコルベート混
合物)、又は酒石酸/アスコルビン酸混合物(又はシト
レート/アスコルベート混合物)も阻害作用を克服する
ことが見出された。したがって、本発明の実施には、鉄
及びカルシウムのミネラルが同時投与される場合にこれ
らの生物学的利用能も増強させるため、フルクトース及
び/又はシトレートと共に、増強量のシトレート;又は
好ましくはシトレート/アスコルベート;又はシトレー
ト/フルクトース;又はシトレート/アスコルベート/
フルクトースもしくはタートレート/アスコルベート又
は同様の混合物の使用を要する。
【0032】“増強量”のシトレート、タートレート、
アスコルベート、炭化水素(特に、フルクトース)及び
それらの混合物とは、本発明で用いられる物質がヒト又
はより下等の動物に投与された場合に鉄及びカルシウム
の摂取量及び生物学的利用能を高めるために十分な量で
あることを意味する。勿論、これらの増強剤はたとえ少
量であったとしても幾分有益作用を有する。しかしなが
ら、別々に数時間離して投与された場合の鉄及びカルシ
ウム補給物と実質上等しい生物学的利用能レベルの鉄/
カルシウム混合物を提供するために、十分な増強剤を使
用することが好ましい。好都合なことに、本発明で用い
られる増強剤は摂取しても全く安全であることから、安
全に摂取しうる量に関し実質的に上限はない。しかも、
実施に際し、増強剤は安価であるため、処方剤が増強剤
について慎重に利益/コスト比率のバランスを図る必要
もない。その結果、典型的には、シトレート、タートレ
ート及びアスコルベートの増強剤は、(関連イオン又は
配位子を度外視して鉄及びカルシウム自体として計算さ
れた)ミネラルと、1000:1〜1:3、通常3:1
〜1:1の範囲内の増強剤/ミネラル重量比で用いられ
る。フルクトース増強剤はほぼ106 :1の非常に高い
比率で用いられるが、その理由はその増強効果のみなら
ずそのバルク甘味料効果のせいもあって、処方者にとり
フルクトースを含有させることが有用であると知ってい
るためである。
【0033】:本発明の実施例に際して用いられる鉄
化合物は、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、グルコン酸第一
鉄、乳酸第一鉄、酒石酸第一鉄等を含むいずれの周知の
鉄補給物であってもよい。鉄‐糖錯体は、本発明の態様
で用いられた場合に、それらの感覚刺激性、それらの高
い生物学的利用能及びそれらのカルシウムとの相容性の
理由から、本発明での使用にとり好ましい。
【0034】本発明の実施に際して使用上好ましい“鉄
‐糖”錯体は、以下で更に十分に記載されている方法で
製造される。(これらの物質は本明細書において“錯
体”と呼ばれているが、但しそれらは複雑で高度に水和
された保護コロイドとして事実上溶解状態で存在してい
る。)本発明で用いられる鉄錯体は第二鉄(鉄III)状
態であってもよいが、第一鉄(鉄II)状態の方が更に好
ましい。第一鉄イオンは第二鉄の場合よりも体内で良好
に許容されかつ利用される。重大なことに、第二鉄及び
通常の第一鉄塩は貯蔵後に一部の飲料で風味消失を起こ
し、しかも第二鉄はカンキツ系飲料においてアスコルビ
ン酸(ビタミンC)を分解してしまう。本発明で用いら
れる好ましい錯体は鉄‐糖‐カルボキシレート錯体とし
て考えることが好都合であり、この場合にカルボキシレ
ートは第一鉄(好ましい)又は第二鉄の対イオンであ
る。理論に拘束されるわけではないが、これらの鉄錯体
の許容される味は比較的大きなサイズの糖部分とカルボ
キシレート対イオンとによるものと考えられ、そのこと
が一部の鉄補給物における通常の“ウェル‐ウォータ
ー”(well-water)及び/又は塩味を防いでいる。
【0035】本発明の実施に際して用いられる好ましい
鉄‐糖‐カルボキシレート錯体の全合成は以下のとおり
である: a) 例えば水酸化カルシウムを糖と反応させることによ
り、水性媒体中でカルシウム‐糖部分を形成させる; b) 鉄‐糖部分を形成するために、水性媒体中で硫酸第
一鉄アンモニウムのような鉄源をカルシウム‐糖部分と
反応させる;及び c) 所望の鉄‐糖錯体を形成するために、反応系を例え
ばリンゴ酸のようなカルボン酸で中和させる。 この方法で製造される好ましい鉄II‐スクレート‐マレ
ート錯体は(Fe 0〜9ppmの範囲にわたる試験動物の
ヘマトクリット値の変化率%として測定される)鉄の生
物学的利用能に関して実質上硫酸第一鉄と同等であり、
しかも最も重要なことに飲料、特にカンキツ系飲料中に
おいて感覚的に許容されるのである。
【0036】本発明の実施に際して使用可能な“糖”
は、調理分野で周知の食用糖物質及びその混合物であれ
ばいかなるものであってもよい。例えば、グルコース、
スクロース及びフルクトースは好都合に使用可能である
が、スクロース及びフルクトースが更に好ましい。しか
しながら、他の糖物質、例えばマンノース、ガラクトー
ス、ラクトース、マルトース等も使用可能である。
【0037】本発明において好ましい鉄‐糖錯体の製造
に際して用いられる“カルボキシレート対イオン”は、
摂取可能であればいかなるカルボキシレート種であって
もよい。しかしながら、味への寄与に関してもいくらか
判断が行なわれねばならない。例えば、シトレート、マ
レート及びアスコルベートは摂取可能な錯体を生じる
が、その味は特に果実ジュース飲料の場合に許容しうる
か否かについて判断される。酒石酸は、特にブドウジュ
ース飲料の場合に、乳酸と同様に許容される。長鎖脂肪
酸は固体ミネラル補給物中で使用可能であるが、但し風
味及び水溶解性に影響を与えることがある。実質上すべ
ての目的のためには、マレート(好ましい)、シトレー
ト及びアスコルベート部分が処方者の希望にかなうもの
であるが、他のものも選択可能である。
【0038】好ましいというほどの態様ではないが、鉄
‐糖錯体の対イオンはホスフェート、塩化物、サルフェ
ート等のような非カルボキシレート部分であってもよ
い。しかしながら、このような対イオンは特に飲料中で
望ましくないことにカルシウムイオンと相互に作用しあ
う。高濃度の場合、これらの対イオンは望ましくない味
を呈することがある。したがって、上記のカルボキシレ
ート対イオンが本発明では好ましい。
【0039】カルシウム:本発明の実施に際して用いら
れるカルシウム化合物は、炭酸カルシウム、酸化カルシ
ウム、水酸化カルシウム、カルシウムアパタイト等のよ
うな周知のカルシウム補給物であればいかなるものであ
ってもよい。カルシウムシトレート‐マレートは、本発
明の方法で用いられた場合に、その感覚刺激性、高い生
物学的利用能及び鉄との相容性という理由から、本発明
での使用にとり好ましい。
【0040】カルシウムシトレート‐マレートの製造法
は、以下の例1で示されている。以下の例1〜8は、本
発明の実施に際して用いられる好ましい鉄及びカルシウ
ム化合物の合成法に関する。例9〜20は本発明により
提供される方法及び組成物に関するが、但しそれらに限
定されるものではない。
【0041】例1 カルシウムシトレート‐マレートの製造 カルシウムシトレート‐マレート溶液を、水28.19
部にスクロース2部、しかる後クエン酸0.1部及びリ
ンゴ酸0.28部を溶解させることによって製造する。
水酸化カルシウム(0.22部)を加え、混合物を攪拌
する。この溶液は、飲料を製造するために直接使用する
ことができ、又は固体ミネラル補給物で使用するために
凍結乾燥することができる。
【0042】例2 鉄IIスクレート‐マレート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に
溶解し、すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化
カルシウム(148g;2モル)を糖‐水に加え、5分
間攪拌する。溶液をガラスフィルターで濾過する。上記
方法で製造されたカルシウムスクレート溶液に硫酸鉄II
アンモニウム(196g;0.5モル)を加え、溶液を
サランラップ(SARAN WRAP)で気密にカバーする。色は
緑のままでなければならぬが、このことは鉄が望ましい
II価の酸化状態であることを示している。リンゴ酸(2
68g;2モル)を3回に分けて溶液に加える。各々の
添加時点で、pH3〜4とするため、pHをリトマス紙
で読取る。沈殿物を濾紙で濾去するが、但し硫酸カルシ
ウム含有濾過ケーキは洗浄しない。得られる溶液は鉄II
スクレート‐マレートを含有しているが、これはそのま
まで実際に用いても、又は鉄スクレート‐マレートを粉
末形として提供するために凍結乾燥させてもよい。鉄‐
糖錯体の製造方法、並びに代わりの糖及び対イオンに関
するバリエーションは、下記例で示されている。
【0043】例3 鉄IIフルクテート‐マレート フルクトース(360g;スモル)を水(1644g)
に溶解し、すべてのフルクトースが溶解したことを確か
める。水酸化カルシウム(148g;2モル)をフルク
トース溶液に加え、5分間攪拌する。溶液をガラスフィ
ルターで濾過する。カルシウムフルクトース溶液に硫酸
鉄IIアンモニウム(196g;0.5モル)を加え、溶
液をサランラップで気密にカバーする。色は緑のままで
なければならない。リンゴ酸(268g;2モル)を3
回に分けて加える。各々の添加時に、pH3〜4とする
ためリトマス紙でpHを読取る。沈殿物を(濾紙で)濾
去する。標題化合物は母液中に存在する。
【0044】例4 鉄IIスクレート‐シトレート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に
溶解し、すべての糖が溶解したことを確認する。水酸化
カルシウム(148g;2モル)を溶液に加え、5分間
攪拌する。溶液をガラスフィルターで濾過する。カルシ
ウム‐スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム(196
g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密に
カバーする。緑色は持続しているべきである。クエン酸
(384g;2モル)を反応混合物に3回に分けて加え
る。各々の添加時点で、pH3〜4とするためにリトマ
ス紙でpHを読取る。沈殿物を(濾紙で)濾去するが、
濾過ケーキは洗浄しない。標題化合物は濾液中に存在す
る。
【0045】例5 鉄IIスクレート‐タートレート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に
溶解し、すべての糖が溶解したことを確認する。水酸化
カルシウム(148g;2モル)を糖溶液に加え、5分
間攪拌する。溶液をガラスフィルターで濾過する。カル
シウム‐スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム(19
6g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密
にカバーする。緑色が持続しているべきである。酒石酸
(300g;2モル)を3回に分けて溶液に加える。各
々の添加時点で、pH3〜4とするためにリトマス紙で
pHを読取る。沈殿物を(濾紙で)濾過し、除去する
が、濾過ケーキは洗浄しない。標題化合物は濾液中に存
在している。
【0046】例6 鉄IIグルケート/フルクテート‐マレート グルコース(360g;2モル)及びフルクトース(3
60g;2モル)を水(1643g)に同時溶解し、す
べての糖が溶解したことを確認する。水酸化カルシウム
(148g;2モル)を糖‐水に加え、5分間攪拌す
る。溶液をガラスフィルターで濾過する。カルシウム/
混合糖溶液に硫酸鉄IIアンモニウム(196g;0.5
モル)を加え、溶液をサランラップで気密にカバーす
る。緑色は持続しているべきである。リンゴ酸(268
g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加時に、
pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈殿
物を(濾紙で)濾去するが、濾過ケーキは洗浄しない。
標題化合物は濾液中に存在している。
【0047】例7 鉄IIスクレート‐シトレート/アスコルベート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に
溶解し、すべての糖が溶解したことを確認する。水酸化
カルシウム(148g;2モル)を糖水溶液に加え、5
分間攪拌する。溶液をガラスフィルターで濾過する。カ
ルシウム‐スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム(1
96g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気
密にカバーする。緑色は持続しているべきである。クエ
ン酸(192g;1モル)をまず溶液に加え、しかる後
アスコルビン酸(352g;2モル)を3回に分けて加
える。各々の添加時点に、pH3〜4とするためリトマ
ス紙でpHを読取る。沈殿物を(濾紙で)濾過する。標
題化合物は濾液中に存在している。
【0048】例8 鉄IIフルクテート‐マレート フルクトース(541g;3モル)を水(1672g)
に溶解し、すべての糖が溶解したことを確認する。水酸
化カルシウム(37g;0.5モル)を加え、5分間攪
拌する。溶液をガラスフィルターで濾過する。カルシウ
ム‐フルクトース溶液に硫酸鉄II(139g;0.5モ
ル)を加え、溶液をサランラップで気密にカバーする。
色は緑のままであるべきである。リンゴ酸(67g;
0.5モル)を3回に分けて溶液に加える。各々の添加
時に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取
る。沈殿物を(濾紙で)濾去するが、濾過ケーキは洗浄
しない。標題化合物は濾液中に存在している。
【0049】例9 鉄及びカルシウム強化咀しゃく用ロゼンジは下記成分を
含有している: 例9のロゼンジは、各成分を混合し、標準的プレスで混
合物を圧縮することにより製造される。* ここで用いられる果実風味料は通常合成的に再生され
た風味料エステルを含有している。本例においては、パ
イナップル風味料が用いられるが、これは酢酸エチル、
アセトアルデヒド、n‐吉草酸メチル、i‐吉草酸メチ
ル、i‐カプロン酸メチル及びカプリル酸メチルの合成
混合物を含有している。
【0050】例10 鉄及びカルシウム強化リンゴジュースは下記成分を含有
している: カルシウムシトレート‐マレート(水溶液;例1)及び
鉄IIスクレート‐マレート(水溶液;例2)を製造す
る。クエン酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム及
びフルクトースをリンゴジュースに溶解し、しかる後こ
れに鉄及びカルシウム溶液を加える。
【0051】例11 単位用量形のミネラル補給粉末は下記のとおりである: 粉末を経口摂取用の可溶性ゼラチンカプセル中に充填す
る。
【0052】例12 粉末ミネラル補給物は、炭酸カルシウム2000mg、鉄
IIフルクテート‐マレート15mg(例8の方法で製造さ
れる)、クエン酸ナトリウム25mg、酒石酸ナトリウム
25mg及びアスコルビン酸25mgを含有している。この
組成物は、カルシウム及び鉄補給物を同時に投与するた
めの日常的摂取用として適している。
【0053】例13 水又は他の飲用液体中への分散に適した粉末ミネラル補
給物は、塩化第二鉄15mg、カルシウムシトレート‐マ
レート1000mg、クエン酸ナトリウム50mg及びアス
コルビン酸ナトリウム50mgを含有している。
【0054】例14 例13の組成物を、ミネラルの生物学利用能を更に高め
るためフルクトース500mgを加えることによって改善
させた。
【0055】例15 病気、激しい身体運動又は妊娠のようなストレス条件下
での投与を含む経口投与用に適した強化飲料は、下記成
分を含有している: * 100%RDA量のビタミンD、E、Aを含有してい
る。血液凝固が考慮される場合には、ビタミンKを加え
てもよい。
【0056】例16 オレンジジュースはシトレート、アスコルベート及びフ
ルクトースの天然源である。したがって、オレンジジュ
ースは本発明の方法でカルシウム及び鉄ミネラルを放出
するための理想的なビヒクルである。カルシウム源とし
てカルシウムシトレート‐マレートを及び鉄源として鉄
‐糖錯体を用いることにより、オレンジジュースの味は
損われない。強化オレンジジュースを製造するために好
ましい方法は下記のとおりである。この方法は、シトレ
ート及び/又はシトレート‐アスコルベートレベルが適
切に調整されるのであれば他のジュース飲料の製造にも
同じく適用でき、フルクトースも場合により加えること
ができる。
【0057】本発明の液体組成物を製造するために好ま
しい全体的方法では、カルシウム及び鉄錯体のプレミッ
クス溶液を調製し(前記例1〜8参照)、このプレミッ
クスを液体組成物と混合させる。この方法の下記説明
は、本発明で非常に好ましい果実ジュース製品であるオ
レンジジュース飲料及びジュース濃縮物の製造に一般的
に関するものである。しかしながら、この方法は鉄及び
カルシウム補給飲料及び濃縮物、特にグレープフルーツ
ジュース等の他のカンキツ系ジュース、リンゴジュース
等の非カンキツ系ジュース及びジュース混合物に関する
ものを製造するためにも適用可能である。
【0058】一般に、クエン酸及びリンゴ酸を含む酸成
分は典型的には適量の水に溶解される。(所望であれ
ば、レモンジュースのような果実ジュース又は濃縮果実
ジュースは少量の酸を供給するために用いることができ
る。)通常、この酸成分は0〜約90重量%のクエン酸
及び10〜100重量%のリンゴ酸を含有している。オ
レンジジュースの場合、この酸成分は典型的には約20
〜約90重量%のクエン酸及び約10〜約80重量%の
リンゴ酸を含有している。好ましくは、この酸成分は約
5〜約60重量%のクエン酸及び約40〜約95重量%
リンゴ酸を含有している。(リンゴジュースのような非
カンキツ系ジュースの場合、この酸成分は典型的には約
5〜約80重量%のクエン酸及び約20〜約95重量%
のリンゴ酸を含有し、好ましくは約20〜約50重量%
のクエン酸及び約50〜約80重量%のリンゴ酸を含有
している。)慣習的に、これらの酸の比率はジュースに
最適の風味特性を与えるように選択される。
【0059】溶解した酸を含む溶液が形成されると、次
にカルシウム源が加えられる。炭酸カルシウム(CaC
)が好ましいカルシウム源である。このカルシウム
源はカルシウムを最大かつ最も速やかに可溶化させ、最
小限の風味消失しか起こさない。水酸化カルシウム〔C
a(OH)〕及び酸化カルシウム(CaO)も許容し
うるカルシウム源であるが、但し炭酸カルシウムよりも
多く風味消失を引き起こす。溶液中に加えられる総酸類
対カルシウムの重量比は約0.5〜約12が典型的であ
る。好ましくは、この重量比は約1〜約6である。
【0060】酸水溶液への炭酸カルシウム、酸化カルシ
ウム又は水酸化カルシウムの添加により、可溶性かつ可
溶化カルシウムを含むプレミックスが得られる。これ
は、クエン酸水素カルシウム、クエン酸二水素カルシウ
ム、リンゴ酸水素カルシウムのような易溶性クエン酸カ
ルシウム及びリンゴ酸カルシウム種がカルシウム源及び
酸の間の反応により溶液中で形成されるという事実に基
づいている。安定化剤を添加しない場合、易溶性クエン
酸カルシウム種は約数時間以内でのみプレミックス溶液
中で安定である。この短時間の後、易溶性クエン酸塩種
は、対応する酸と更に熱力学的に安定で不溶性のCa
(クエン酸)等のクエン酸カルシウム塩とに不均化し
易い。
【0061】プレミックス溶液中における更に可溶性の
リンゴ酸カルシウム及び特にクエン酸カルシウム種の安
定性を改善するためには、本発明の方法においてプレミ
ックス安定化剤を含有させることが好ましい。カルシウ
ムを錯体形成するか及び/又は結晶化阻害剤として作用
しうる物質は、プレミックス安定化剤として有用であ
る。これらの物質としては、スクロース、グルコース、
フルクトース、高フルクトースコーンシロップ、転化糖
のような糖類、及びペクチン、アルギン類、加水分解デ
ンプン、キサンゴム、他の食用ゴムのような多糖類があ
る。天然のまま糖類及び多糖類双方を含有する濃縮ジュ
ースが特に適切なプレミックス安定化剤である。好まし
いプレミックス安定化剤は、スクロース、(特に二次的
ジュース製品用の)高フルクトースコーンシロップ及び
約35〜約80ブリックス(Brix)度の糖含有率をもつ
濃縮オレンジジュースであるが、その理由は以下に記載
されている。
【0062】プレミックス安定剤は、カルシウム源が酸
含有水溶液に加えられた後直ちに加えることができる。
(炭酸カルシウムがカルシウム源である場合は、プレミ
ックス安定化剤を加える前に二酸化炭素の発生が実質上
止んでいることが好ましい。)しかしながら、プレミッ
クス安定化剤(特に糖類及び濃縮ジュースの場合)はカ
ルシウム源の添加前に酸水溶液に加えることができる。
プレミックス溶液中に含有されるプレミックス安定化剤
量は典型的には用いられる安定化剤に依存する。糖類が
プレミックス安定化剤として用いられる場合に、それら
は典型的には糖含有率約2〜約40ブリックス度とする
ために十分な量で加えられる。多糖類が用いられる場合
には量が大きく変動するが、但し重量/容量ベースで典
型的には約0.01〜約0.5%である。濃縮ジュース
がプレミックス安定化剤として用いられる場合には、典
型的には約2〜約40ブリックス度(好ましくは、約2
〜約24ブリックス度)の糖含有率とするために十分な
量で含有される。
【0063】溶解されるカルシウムのプレミックス溶液
は、典型的には前記のようにバッチタイプ式で室温で調
製される。しかしながら、このプレミックス溶液は連続
式で調製することもできる。この連続方法では、成分
(水、酸、カルシウム源及び場合によりプレミックス安
定化剤)はプレミックス溶液を調製するために常に一緒
に計量される。成分が計量されるレベルは、プレミック
ス溶液中でカルシウムを適度に溶解させかつ適切な酸性
度とするために、必要に応じて調節される。
【0064】別に、鉄‐糖錯体のプレミックス溶液が調
製される。一般にこの溶液は、沈殿が主問題ではないこ
とから、上記カルシウムシトレート‐マレート溶液の場
合よりも調製がやや簡単である。したがって、カルシウ
ム‐糖反応生成物は鉄(好ましくは、鉄II)源で処理さ
れ、反応生成物は前記例2の方法によりカルボン酸で中
和される。
【0065】溶解したかつ溶解しうるカルシウムを含む
プレミックス溶液及び溶解した鉄を含むプレミックス
は、混合タンク中で、鉄及びカルシウム補給オレンジジ
ュース製品を製造するために、糖含有率約35〜約80
ブリックス度(好ましくは、約60〜約70ブリックス
度)の冷却された(例えば、約4.4℃以下)濃縮オレ
ンジジュース、オレンジジュース香気及び風味揮発性物
質、並びに果実及び果皮油のような他のオレンジジュー
ス物質と混合される。使用されるプレミックス溶液、濃
縮ジュース、香気及び風味揮発性物質、果肉並びに果皮
油の具体的割合は、必要なオレンジジュース製品のタイ
プ(単一強度ジュース飲料又はジュース濃縮物)をはじ
めとするいくつかの異なるファクターに依存している。
例えば、42ブリックス度の鉄及びカルシウム補給オレ
ンジジュース濃縮物は、濃縮オレンジジュース(65ブ
リックス度)65部、果肉5部、香気/風味濃縮物15
部、果皮油0.4部をFe/Caプレミックス15部と
混合することによって製造することができる。同様の単
一強度ジュース飲料は、濃縮オレンジジュース、果肉、
香気/風味濃縮物、果皮油、プレミックス溶液及び水含
有物の量の適切な変更によって製造することができる。
【0066】ジュース組成物及び他の飲料は、微生物安
定化の理由から、約4以下、通常約3.7〜4.0のp
Hで処方することが好ましい。鉄及びカルシウム補給オ
レンジジュース製品が得られた後、それは次いで缶、カ
ートン、ボトル又は他の適切なパッケージ中に充填され
る。オレンジジュース濃縮物の場合、これらの製品は缶
に充填された後典型的には凍結される。
【0067】例17 クエン酸及びアスコルビン酸をこれらの物質が不足する
例えばリンゴジュース及びナシジュースのようなジュー
スに添加した場合に、そのジュースをカルシウム及び鉄
で強化しうることは明らかであろう。一方、これらのジ
ュースはカルシウム単独で強化することもできるが、但
しこの場合はカルシウムが他の食物源から摂取された鉄
の生物学的利用能をもはや妨げないという利点がある。
カルシウム強化ナシジュースは下記のとおりである: その低コストと低い風味影響力との理由から、リンゴジ
ュースは果実風味飲料が製造されうるための“ベース”
としてよく用いられる。本発明は、このようなリンゴベ
ース飲料及び菓子がカルシウム、鉄及びそれらの混合物
で強化されうるための手段を提供する。下記例は本発明
のかかる面について説明している。
【0068】例18 凍結菓子は下記成分を含有している: 液体組成物を調製し、濃紫に着色し、凍結して、栄養凍
結菓子を製造する。
【0069】例19 例18の製品を、鉄及びカルシウム補給を同時に行なう
ために、鉄IIスクレート‐アスコルベート50mgの添加
によって修正する。
【0070】例20 鉄に富む飲料は以下のとおりである:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23K 1/16 302 A23K 1/175 1/175 A23L 2/26 2/00 F (73)特許権者 592043805 ONE PROCTER & GANB LE PLAZA,CINCINNAT I,OHIO,UNITED STAT ES OF AMERICA (56)参考文献 特開 昭55−84327(JP,A) 特開 昭56−123971(JP,A) 特開 昭57−115157(JP,A) J.Food Science,Vo l.48(1983)p.1211−1216 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/30 - 1/304 A23L 2/02 - 2/14 A23L 2/52 - 2/68 A23K 1/16 301 A23K 1/16 302 A23K 1/175 A61K 33/06 A61K 33/26 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同時添加した鉄及びカルシウムの生物学的
    利用能を高めることにより、食品、飲料及びミネラル補
    給組成物を強化するための組成物であって、 単位用量形態中に、i)鉄II又は鉄III ミネラル源;ii)
    カルシウムミネラル源;iii)シトレート(citrate) 、タ
    ートレート(tartrate)又はそれらの混合物;及びiv) ア
    スコルベート(ascorbate) の混合物を含むことを特徴と
    する上記組成物。
  2. 【請求項2】更にフルクトース(fructose)を含む、請求
    項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】更にオレンジジュースを含む、請求項2に
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】強化されたリンゴジュースベース組成物で
    あって、 i) リンゴジュース; ii) 栄養量の鉄II源; iii)栄養量のカルシウム源; iv) 鉄及びカルシウムの摂取及び生物学的利用能を高め
    るのに十分量のシトレート、タートレート又はそれらの
    混合物; v) アスコルベート;及び vi) フルクトース を含むことを特徴とする上記組成物。
  5. 【請求項5】鉄II源が鉄II糖錯体である、請求項4に記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】鉄II糖錯体が鉄スクレート‐マレート(iro
    n sucrate-malate) 、鉄フルクテート‐マレート(iron
    fructate-malate)、鉄スクレート‐シトレート、鉄フル
    クテート‐シトレート、鉄スクレート‐アスコルベー
    ト、鉄フルクテート‐アスコルベート及びそれらの混合
    物からなる群より選ばれる、請求項5に記載の組成物。
JP9315585A 1987-07-02 1997-11-17 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物 Expired - Lifetime JP2983503B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US6935987A 1987-07-02 1987-07-02
US69359 1987-07-02

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63165779A Division JP2904788B2 (ja) 1987-07-02 1988-07-02 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10174565A JPH10174565A (ja) 1998-06-30
JP2983503B2 true JP2983503B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=22088455

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63165779A Expired - Lifetime JP2904788B2 (ja) 1987-07-02 1988-07-02 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物
JP9315585A Expired - Lifetime JP2983503B2 (ja) 1987-07-02 1997-11-17 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63165779A Expired - Lifetime JP2904788B2 (ja) 1987-07-02 1988-07-02 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0297681B1 (ja)
JP (2) JP2904788B2 (ja)
AT (1) ATE103777T1 (ja)
AU (1) AU610193B2 (ja)
CA (1) CA1319612C (ja)
DE (1) DE3888881T2 (ja)
ES (1) ES2063027T3 (ja)
IE (1) IE62076B1 (ja)
MA (1) MA21318A1 (ja)
NZ (1) NZ225256A (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4722847A (en) * 1986-05-07 1988-02-02 The Procter & Gamble Company Fruit juice beverages and juice concentrates nutritionally supplemented with calcium
IL87452A (en) * 1987-08-28 1992-07-15 Norwich Eaton Pharma Calcium citrate malate and calcium supplements containing it
DE3884174T2 (de) * 1987-12-28 1994-01-27 Procter & Gamble Herstellung von Fruchtsaftgetränken durch Dispersion einer Calziumhydroxidaufschlämmung in einen Strom von pasteurisiertem Saft.
EP0343703A3 (en) * 1988-05-26 1990-06-06 The Procter & Gamble Company Mineral supplements with sugar alcohols
EP0353065B1 (en) * 1988-07-29 1992-10-07 University Of Florida Compositions and methods for achieving improved physiological response to exercise
US4992282A (en) * 1989-05-08 1991-02-12 The Procter & Gamble Company Stable nutritional vitamin and mineral supplemented beverage
US5108761A (en) * 1990-10-01 1992-04-28 The Procter & Gamble Company Method of preventing tooth enamel erosion utilizing an acidic beverage containing calcium
AU708830B2 (en) * 1990-10-01 1999-08-12 Procter & Gamble Company, The Tooth enamel erosion inhibitor
BR9205983A (pt) * 1991-05-06 1994-08-02 Procter & Gamble Suplementos de cálcio e vitamina d combinados
CA2146632C (en) * 1992-10-21 1999-02-23 Alice Lyles Burkes Sweetener containing a concentrated bioavailable calcium source
ES2152263T3 (es) * 1992-10-21 2001-02-01 Procter & Gamble Fuente de calcio biodisponible concentrado.
EP0634110A3 (en) * 1993-07-08 1995-02-01 Eckes Ag Fluid food.
WO1997015201A1 (en) 1995-10-27 1997-05-01 The Procter & Gamble Company Color stable iron, zinc and vitamin fortified dry drink mixes
FI102031B1 (fi) 1996-11-13 1998-10-15 Maria Helena Murto Rehulisäjauhekoostumus ja sen käyttö
DE19712493A1 (de) * 1997-03-25 1998-10-01 Univ Karlsruhe Pharmazeutische Zubereitung, enthaltend eine Eisen-Calcium-Polyolato-Verbindung und deren Verwendung
CA2278536C (en) * 1997-04-29 2002-12-31 The Procter & Gamble Company Color stable iron fortified dry drink mixes, ready-to-drink beverages and foods other than beverages that optionally contain zinc
ATE241917T1 (de) * 1997-11-18 2003-06-15 Energybalance Ag Mineralstoffgemisch mit verbessertem geschmack
US6184226B1 (en) 1998-08-28 2001-02-06 Scios Inc. Quinazoline derivatives as inhibitors of P-38 α
JP4520987B2 (ja) * 2003-08-21 2010-08-11 デュシェネ インク チャイルドプルーフ微量栄養素サプリメント
JP4488750B2 (ja) * 2004-01-21 2010-06-23 ユニチカ株式会社 L−アラビノース含有シロップ
JPWO2007086362A1 (ja) * 2006-01-25 2009-06-18 株式会社アガベ ミネラル含有食品及びその製造方法
IL173462A (en) * 2006-01-31 2011-07-31 Gadot Biochemical Ind Ltd Calcium-enrichment compositions and methods for production thereof
EP1947120A1 (de) 2007-01-19 2008-07-23 Vifor (International) Ag Eisen-Kohlenhydrat-Komplex-Verbindungen

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU474919B2 (en) * 1975-05-20 1976-08-05 Secrest Corporation Direct compression vehicle
US4214996A (en) * 1978-12-19 1980-07-29 R.G.B. Laboratories, Inc. Mineral enrichment composition and method of preparing same
FR2474828B1 (fr) * 1980-02-01 1983-09-09 Agronomique Inst Nat Rech Procede de traitement d'une matiere premiere a base de caseine, contenant des phosphocaseinates de cations bivalents, produits obtenus et application
JPS57115157A (en) * 1981-01-05 1982-07-17 Yoneyama Shinkichi Synthetic metal alloy for supplying various kinds of minerals as nutrients
US4431634A (en) * 1981-12-21 1984-02-14 American Cyanamid Company Prenatal iron supplements
EP0208362A1 (en) * 1985-06-28 1987-01-14 The Procter & Gamble Company Dietary supplements containing iron and enterically coated calcium
US4722847A (en) * 1986-05-07 1988-02-02 The Procter & Gamble Company Fruit juice beverages and juice concentrates nutritionally supplemented with calcium
US4786510A (en) * 1987-07-02 1988-11-22 The Procter & Gamble Company Calcium-iron mineral supplements

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J.Food Science,Vol.48(1983)p.1211−1216

Also Published As

Publication number Publication date
JP2904788B2 (ja) 1999-06-14
EP0297681B1 (en) 1994-04-06
CA1319612C (en) 1993-06-29
IE882012L (en) 1989-01-02
ES2063027T3 (es) 1995-01-01
NZ225256A (en) 1991-03-26
AU1863188A (en) 1989-01-05
ATE103777T1 (de) 1994-04-15
JPH10174565A (ja) 1998-06-30
DE3888881T2 (de) 1994-08-18
EP0297681A2 (en) 1989-01-04
MA21318A1 (fr) 1989-04-01
DE3888881D1 (de) 1994-05-11
JPS6480260A (en) 1989-03-27
IE62076B1 (en) 1994-12-14
EP0297681A3 (en) 1991-01-30
AU610193B2 (en) 1991-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4994283A (en) Iron-calcium mineral supplements with enhanced bioavailability
JP2983503B2 (ja) 高い生物学的利用能をもつ鉄‐カルシウムミネラル補給物
US5118513A (en) Method for enhancing bioavailability of iron-calcium mineral supplements
US4786510A (en) Calcium-iron mineral supplements
US4786518A (en) Iron mineral supplements
JP2995416B2 (ja) ビタミン及びミネラル補給物
JP2988946B2 (ja) 鉄及びビタミンcを含有した乾燥安定チョコレート飲料
EP0625312B1 (en) Feeding composition
JPH06500552A (ja) カルシウム及び微量ミネラル補給品
JPH08503127A (ja) 濃縮された生物学的利用性カルシウム源
CA1332307C (en) Mineral supplements with sugar alcohol
Lokeshwar et al. Prevention of iron deficiency anemia (IDA): how far have we reached?
EP1643864B1 (en) Aiding of cognitive function
JP2002142720A (ja) 栄養組成物
HK1006135B (en) Vitamin and mineral supplements

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990817

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9