JP2983007B2 - アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシン - Google Patents

アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシン

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JP2983007B2
JP2983007B2 JP9058550A JP5855097A JP2983007B2 JP 2983007 B2 JP2983007 B2 JP 2983007B2 JP 9058550 A JP9058550 A JP 9058550A JP 5855097 A JP5855097 A JP 5855097A JP 2983007 B2 JP2983007 B2 JP 2983007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム用ホッ
トチャンバーダイカストマシンの創案に係り、アルミニ
ウムおよびその合金を鋳造するホットチャンバーダイカ
ストマシンにおける圧送室から鋳込み部に溶湯を注入す
るセラミック製注湯機構の耐用性を向上し、この種アル
ミニウム用ホットチャンバーダイカストマシンの工業的
実用化を適切に図ろうとするものである。
【0002】
【従来の技術】ホットチャンバーダイカストマシンの有
用性については従来から知られており、本発明者などに
おいても実開平5−57368号公報や特開平6−14
2872号公報の如きに示されるような提案をなしてい
る。即ち前者はアルミニウム溶湯の温度を一定に保持す
るためのヒータを有する炉体の溶湯槽には支持凸部が形
成され、この支持凸部上にピストンにより圧入操作され
る主筒がセットされ、該主筒には金型に対して圧入操作
される注入筒が一体成形されたものである。
【0003】また後者は上記同様に溶湯槽支持凸部にセ
ットされたピストンを有する主スリーブの側方に注入筒
が平行状接合面間において平板状パッキングまたは複数
の多段シール材を介装し適当な面積(幅)を確保した固
定状としてシールされた構成が示されている。
【0004】なお実開平3−95155号公報にはピス
トンにより圧入操作される主筒をU型に屈曲して溶湯槽
の底部から側方に立上らせ、このような主筒の摺鉢状接
合端にノズルの錐形基端を平行状態で接合させて平面的
ないし幅を確保した密閉接合シール面間でのシールをす
ることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
ホットチャンバーダイカストマシンはこれをアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金溶湯の射出鋳造に用いられる
場合において、アルミニウム系溶湯が殆んどの金属と反
応し、これを侵食すると共に射出鋳造時の注入圧は20
MPa 前後にも達するので、その注入機構に金属を採用す
ることができず、即ち侵食を受けることのないセラミッ
ク材による射出注入機構を採用することが必要であっ
て、このようなセラミック材としては近年窒化珪素やサ
イアロンなどが開発されているとしても若干の作用力で
欠損の可能性が高い。特に射出注入の瞬間においては1
0〜30MPa のような高圧が発生するから注入機構にお
ける接続部で溶湯漏れを発生し、これを有効に防止する
ことは著しく困難である。
【0006】即ち前記した実開平5−57368号のよ
うに注入機構全般が一体成形されたものにおいては上記
したような高圧注入時の主筒と注入筒との間においての
漏れがないとしてもその注入筒先端と金型との間におけ
る高圧注入時の洩れを防止すべく金型から加えられる押
圧力で主筒と注入筒との間の一体成形連結部が欠損す
る。またそれらを別体成形ししかも上述高圧条件下での
洩れを接続部で防止するには別体成形部体間の接続部を
面的ないし固定的に一体成形と同等な高度の接続シール
状態とすべく面積的で幅をもった適切な固定的圧接シー
ル関係を形成することは上記の如くで、この場合には相
当の面積をもった接合シールであることからその高温高
圧鋳造条件下で前記一体成形の場合と同じに注入筒と主
筒との間において欠損し、何れにしても適切な耐用性を
得ることができない。従ってアルミニウムに関する斯か
るホットチャンバーダイカストマシンで工業的実用化が
なされていないことは前記の如くで例えば1988年発
行「鋳物」誌723頁以下などにこのことを明らかにす
ると共に新しく目処(めど)がついたことが発表されて
いるとしても、その後今日においても工業的実用化が達
成された報告はない。
【0007】前記のような条件下において有効なシール
を達成し円滑な鋳造をなすための部材としてはシール材
を採用することとなるが、主筒と注入筒の接合部が平行
状接合面であると、シール材のずれにより注入筒の位置
が一定化せず、実用化が難しいものであった。
【0008】上記のようにアルミニウムについてはホッ
トチャンバーダイカストマシンが実用化されていないこ
とからコールドチャンバー方式の鋳造とならざるを得
ず、この場合には射出スリーブからのガスの混入や破断
チル層の混入によって折角の製品における引張強さが低
くなり、またそのばらつきも大きくて、不良率が高く、
適切な信頼性を得難いこととなり、また余分な押湯部分
(通常ビスケットと称されている)を再溶解しなければ
ならないのでエネルギーロスを伴うなどの不利がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
アルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシンにお
ける従来の技術的課題を解消することについて実地的研
究と推考を重ね、上記したような主筒部分と金型に対す
る注入筒部分とを別体成形し、しかもそれら別体成形部
体間接続部の構成関係と共にシール材の材質を特定のも
のとすることにより従来技術における課題を有効に解決
することに成功したものであって、以下の如くである。
【0010】(1) アルミニウム溶湯中に挿入されて
プランジャーを摺動するようにされたシリンダー部を有
する主筒部分と該主筒部分に連結されて金型に溶湯を送
り込む注入筒とをセラミックによる別体成形体とし、そ
れら主筒部分と注入筒との接合端面を非平行状態に形成
し、それら接合端面の間に単一線状部で接合せしめら
れ、しかもアルミニウム溶湯の温度条件下で押圧力が作
用することにより局部的永久変形の認められるリング状
シール材を介装させたことを特徴としたアルミニウム用
ホットチャンバーダイカストマシン。
【0011】(2) 主筒部分の接合端部に凹入円錐面
を形成すると共に注入筒の接合端部に凸出円錐面を形成
し、前記凹入円錐面の頂角を上記凸出円錐面の頂角より
小として非平行状態の接合端面となし、それら凹入円錐
面と凸出円錐面の間に断面円形のリング状シール材を介
装させて各円錐面に対し単一線状部で接合せしめたこと
を特徴とした前記(1)項に記載のアルミニウム用ホッ
トチャンバーダイカストマシン。
【0012】(3) 主筒部分と注入筒との接合端面を
非平行状態の錐形面として形成し、それら接合端面の間
に断面多角形のリング状シール材を介装させて各錐形面
に対し単一線状部で接合せしめたことを特徴とする前記
(1)項に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイ
カストマシン。
【0013】(4) 主筒部分の接合端部に凹入2次曲
面を形成すると共に注入筒の接合端部に凸出2次曲面を
形成し、それら凹入2次曲面と凸出2次曲面の間に単一
線状部で接合せしめられるリング状シール材を介装させ
たことを特徴とした前記(1)項に記載のアルミニウム
用ホットチャンバーダイカストマシン。
【0014】(5) リング状シール材がサーメット、
セラミック、黒鉛を含む炭素系複合材、ステンレス、耐
熱鋼およびそれらに耐アルミニウム溶湯性のコーティン
グを施したものの何れかでアルミニウム溶湯温度条件下
での鋳造時注入筒に作用する押圧力で局部的永久変形可
能な材料であることを特徴とする前記(1)〜(4)項
の何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャンバー
ダイカストマシン。
【0015】(6) リング状シール材の局部的永久変
形が塑性変形であることを特徴とした前記(5)項に記
載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシ
ン。
【0016】(7) リング状シール材の局部的永久変
形が局部的な潰れないし破壊であることを特徴とした前
記(5)項に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダ
イカストマシン。
【0017】(8) 主筒部分の接合端面における凹入
傾斜の頂角を注入筒の接合端面における凸出傾斜の頂角
より10〜60°の範囲で小としたことを特徴とする前
記(2)項に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダ
イカストマシン。
【0018】(9) 主筒部分と注入筒に形成された接
合端面間に夫々単一線状部で接合するリング状シール材
を介装させてそれら主筒部分の注入筒に形成された通孔
の周囲でシールさせるに当り、前記通孔とシール材との
間に保護リングを設けたことを特徴とする前記(1)〜
(8)項の何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチ
ャンバーダイカストマシン。
【0019】(10) 主筒部分における注入筒入口部と
該注入筒挿入方向奥部に形成された受入端面間にリング
状シール材接合部とキャップ受入部とを前記受入部の深
さ方向に配設し、それらキャップ受入部に収容された保
護キャップには主筒部分の注湯路に対する連結孔を設け
て注入筒の内孔に溶湯を導くようにしたことを特徴とす
る前記(1)〜(9)項の何れか1つに記載のアルミニ
ウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
【0020】
【発明の実施の形態】上記したような本発明によるもの
の具体的な実施態様を添附図面に示すものについて説明
すると、本発明によるものの全般的な構成関係は代表的
に図1に示すように溶湯槽6に形成された主筒支持部7
にプランジャー2を摺動するようにされたシリンダー部
4を有する主筒部分1を支持せしめ、該主筒部分1の一
側には溶湯槽6内の溶湯3をシリンダー部4に導入する
ための補給口22を形成すると共に他側にはシリンダー
部4の底部から傾斜状に立ち上った注湯路5が形成さ
れ、該注湯路5の開口端には凹入円錐面19とされた接
合端面が主筒部分1の側面に形成されている。
【0021】上記したような凹入円錐面19を有する主
筒部分1の接合端部に対しては内孔9を有する注入筒8
の接合端部に形成された凸出円錐面20が臨ませられる
が、該凸出円錐面20の図2に示すような頂角αは凹入
円錐面19の頂角βより10〜60°、好ましくは15
〜50°小とされ、即ち凸出円錐面20と凹入円錐面1
9とが平行状とならないようにされ、このような両円錐
面19,20の間に断面円形のアルミニウム溶湯温度条
件下でノズルタッチ押圧力が作用することにより局部的
永久変形の認められるリング状シール材21が介装され
ることにより両円錐面19,20とシール材21とが単
一線状部でそれぞれ接合するように成っている。
【0022】前記したような局部的永久変形として好ま
しい変形量範囲は、変形の結果としてシール巾が0.1〜
0.8mmになることであり、より好ましくは、0.3〜0.6
mm程度である。即ちシール巾が0.1mm以上であることに
より、前記したような注湯圧条件において好ましいシー
ル状態を形成し、しかもこのシール巾が0.8mm以下であ
ることによって過剰な変形を阻止し、上記アルミニウム
溶湯の注湯条件下において適切な耐用性を得しめる。
【0023】両円錐面19,20を仔細については別に
図2において示す如くであって、主筒部分1の接合端面
に形成された凹入円錐面19の頂角βは注入筒8におけ
る凸出円錐面20の頂角αより小であって、このような
円錐面19,20の傾斜性によってリング状シール材2
1を両部材1,8間において適切に保持し所定のシール
関係を形成する。頂角βとαとの差は10〜60°、好
ましくは15〜50°であって、本発明者が具体的に検
討実施した頂角αの範囲は60〜120°、頂角βの範
囲は50〜110°であって、何れも好ましい装脱操作
およびリング状シール材21のシール状態を得ることが
できた。
【0024】前記した注入筒8の先端部にはノズル30
が取付けられ、該ノズル30は溶湯槽6の外側面に連結
子11で固定された注入筒押え10によって主筒部分1
に向け圧入されて上記したようなシール材21によるシ
ール関係を確保しているが、ノズル30の先端部は金型
13のスプールランナー15に臨ませられ、このスプー
ルランナー15に対しては可動型14の分流子16が位
置しており、金型13にはゲート部18が設けられてい
て可動型14との間にランナー部17を形成するように
成っている。
【0025】図示されていないが、金型13を保持して
いる固定型と更にされに取付けられている一般的に行わ
れている如くであるノズルタッチ用の油圧シリンダーに
より、主筒部分1に注入筒8が、さらにノズル30に固
定金型13が、押さえつけられて、溶湯洩れが防止さ
れ、その金型13によるノズル30を介したタッチ力は
当該ホットチャンバーダイカストマシンの型締能力によ
って変化し、1トンから数トンに達するが、その場合に
おいてリング状シール材21はアルミニウム溶湯の温度
条件と前記のような押しつけ力により適宜に変形してそ
のシール関係を確保する。
【0026】上述したプランジャー2は公知のように油
圧シリンダーなどによって昇降操作され、溶湯槽6内に
は一般的にノズル30の出口部分に達するようにアルミ
ニウム溶湯の湯面3が形成されていて金型14に対する
溶湯射出後においてプランジャー2が上昇したならば原
則的にノズル30部分まで常に溶湯が供給されてホット
チャンバーダイカストマシンとしての鋳込み操作を適切
に得しめるようになっている。
【0027】図3には前記したリング状シール材21部
分に関して保護リング25を採用する場合が示され、即
ち注入筒8における凸出円錐面20の先端部に保持突部
24を突設して凹入円錐面19との間に保護リング25
を保持させたもので主筒部分1の内孔である注湯路5か
ら注入筒8の内孔9に流入するアルミニウム溶湯がシー
ル材21部分に直接進入することを阻止し、しかもシー
ル材21を所定位置に保持する。
【0028】即ち本発明による断面円形のシール材21
としてはサーメット、セラミック、黒鉛を含む炭素系複
合材、ステンレス、耐熱鋼およびそれらに耐アルミニウ
ム溶湯性のコーティングを施したものの如きの何れかを
採用するが、アルミニウム溶湯温度において上述した如
く適度に軟化し塑性変形し円錐面19,20間において
有効なシール関係を形成して単一線状部における安定な
シール関係を形成維持する構成ないし作用を得しめるこ
とになるが、このような単一線状部で有効なシールを確
保するシール材21は流動の激しいアルミニウム溶湯に
直接にさらされることにより溶損を受け易いことも明ら
かで、本発明ではそうした溶損が進行した場合に適宜交
換することを前提とし、そうした交換操作も容易な構成
をなしているが、このような場合において前記保護リン
グ25はシール材21に対するアルミニウム溶湯の直接
的接触を阻止し、その耐用性を高める。つまり実地的検
討の結果によれば保護リング25を図3に示すようにセ
ットしたものはシール材21の耐用性を少なくとも2倍
またはそれ以上に延長し、しかもシール材21による安
定なシール作用を得しめる。前記した耐アルミニウム溶
湯性のコーティングとしては窒化チタン(TiN )、チタ
ンボライド(TiB2)などを用いることができる。
【0029】図4には前記した図3の保護リング25に
よるシール材21の保護作用を、より高度且つ的確に達
成するための構成が示されており、即ち保護リング25
に代えて保護キャップ26を採用したもので、主筒部体
1には入口部40から凹入円錐面19の奥部にキャップ
収容部36を形成して前記保護キャップ26を安定に収
容設定した状態で注入筒8の保持突部24から突出した
接合突部23に接合セットされ、その受入凹部27は注
入筒8の内孔9に対向して接合突部23の前方に位置せ
しめられる。このような取付関係を確保するためシール
材21および保護キャップ26の周面と主筒部体1の入
口部40からキャップ収容部36の受入端面39との間
にシール材接合部37およびキャップ受入部36を配設
した位置規制手段を採用することが好ましい。
【0030】また前記受入凹部27の一側には連結孔3
4が設けられ、該連結孔34は主筒部体1に設定された
状態で、該主筒部体1における注湯路5に対向して位置
せしめられるよう適当に位置合わせされ、それによって
注湯路5からのアルミニウム溶湯は受入凹部27を通っ
て注入筒8の内孔9に導かれるように構成され、従って
この図4の場合においては注入溶湯がリング状シール材
21部分を全く通過しないで注入筒内孔9に導かれ、該
シール材21の溶損を充分に防止することができる。
【0031】図5には上記したようなシール材21に対
する凸出円錐面20および凹入円錐面19の関係を変更
し、即ち円錐面を採用することなしに上記したようなシ
ール関係を形成する構成が示されている。つまり適当な
円弧を採用した2次曲面28,29としたもので、この
図5に示したような構成を採用しても上記した図1〜3
に示した場合と同様な作用を得しめ、円滑なアルミニウ
ム溶湯のホットチャンバーダイカスト鋳造をなし得るこ
とが確認された。
【0032】図6にはリング状シール材として図1〜図
5に示したような断面円形のシール材21に代え、断面
多角形のシール材31が採用された本発明による構成が
示されている。即ち主筒部分1における凹入錐形面1
9、注入筒8における凸出錐形面20については上記し
た図1〜図5に示したものと同様であるが、それら凹入
錐形面19と凸出錐形面20の間に介装されるリング状
シール材31として多角形状断面のものが採用された場
合であって、多角形状として代表的に示した正四角形状
のものであっても錐形面19、20との間において図示
のように有効な接合シール関係を形成することができ
る。
【0033】前記錐形面19、20としては円形錐形面
でよいことは当然であるが、寸法関係が適正に選ばれる
ならば角形錐形面であってもよいもので、断面が多角形
状とされたもののコーナ部については別に図7として示
すように適当なR部32を形成することが好ましい。即
ちこの図7に示すような断面多角形については図6のよ
うに正四角形に限定されるものでなく、この図7に示し
たように五角形、六角形、矩形などの任意の多角形が採
用され、前記R部32の丸味程度も半径1〜4mm程度の
範囲で適宜のものを採用することができる。
【0034】上記のように断面角形のリング状シール材
31は、特にサーメットなどを用いる場合において低コ
ストに好ましい製品として製作することが可能であり、
即ちサーメットのような場合には旋盤加工が不可能状態
で断面円形リング部材を適切に加工することが困難であ
るが、断面多角形のものは平面に対する研削加工によっ
て平易且つ能率的に製作加工することが可能で、容易且
つ低コストに好ましい製品を得ることができる。更にこ
のような平面を用いて形成されたリング状シール材31
は図6に示すように注入筒8に保持突部24を形成した
ものに対し安定してセット関係を形成することができ
る。
【0035】即ち、図7に示すような多角形型のものは
何れにしても傾斜面を含む平面による支持面に対して安
定にセットされ、しかも前記したように適当なR部32
においては一般的に明確なシール状態を形成することが
できる有利性を有しており、それぞれの設計条件におい
ては断面円形のものより好ましい面のあることが多いメ
リットがある。なおこれら図6、図7に示したような断
面正多角形型シール材の場合には前述したようなアルミ
ニウム溶湯温度条件とノズルタッチ力による押しつけ条
件下において上記したような塑性変形よりも局部的な潰
れないし破壊の発生するものと認められるが、何れにし
ても好ましい主筒部分1に対するシール状態を確保し得
ることが実験的に確認されている。
【0036】更に本発明におけるリング状シール材31
は図8に示すように円形と多角形(具体的には部分的平
面)とを併用した蒲鉾形、三味線胴形や分銅形など、そ
の他の適宜の形態のものとすることができる。即ち採用
されたリング状シール材の材質を考慮し、硬度や塑性変
形の程度を勘案してシールリップの角度や厚みとの関係
が有効に得られるような断面形態を選ぶことができる。
サーメットに関しては硬度がかなり高く、加工上の困難
さがあるのでそうした関係からそれなりの制限があるか
ら角型断面またはそれに準ずる関係を有するものが好ま
しいことは前記の如くである。
【0037】この図8に示すように円形と多角形(一般
的には部分的平面)を併用したリング状シール材33は
取付部に対する設定状態とシール部に対するシール状態
の両面において前記したような断面円形シール材21と
断面多角形シール材31との有利性を兼備することとな
ることが一般的で、平坦面は支持設定を安定化し、円形
面部分はシール接合状態を良好とする。特に断面分銅型
のシール材33はその凹入した側面部分で設定を安定化
すると共にシール作用上はコーナ部35,35によりダ
ブルシール作用を得しめることができるが、アルミニウ
ム溶湯温度条件とノズルタッチ力によるシール条件下の
変形は塑性変形と局部的潰れないし破壊で有効に得られ
ることは上述したところと同様である。
【0038】上記したような本発明によるものは、アル
ミニウム溶湯中に挿入されてプランジャーを摺動するよ
うにされたシリンダー部を有する主筒部分と該主筒部分
に連結されて金型に溶湯を送り込む注入筒とをセラミッ
クによる別体成形体とし、それら主筒部分と注入筒との
接合端面を非平行状態に形成し、それら接合端面の間に
リング状シール材により単一線状部で接合せしめられた
ことにより主筒部分から突出した注入筒部分に外力が作
用しても接合端面間において適宜に変位して接続部間に
おける損傷を適切に回避する。
【0039】また上記したリング状シール材としてアル
ミニウム溶湯の温度条件下で鋳造時注入筒に押圧力が作
用することにより局部的永久変形の認められる材質のも
のを介装させたことにより上記のような適宜の変位を可
能としながら、しかもアルミニウム溶湯注入のために押
圧力が作用せしめられることによって適度に変形圧扁化
されて略緊密なシール状態を常に確保することとなる。
【0040】リング状シール材の局部的永久変形が該シ
ール材の塑性変形によることにより常に適切で安定した
シール関係を形成し維持した条件下で目的の変形が適切
に達成される。
【0041】リング状シール材の局部的永久変形が局部
的な潰れないし破壊によるものにおいても常に略適切な
シール関係を形成、維持して目的のシール状態を確保せ
しめる。
【0042】主筒部分の接合端部に凹入円錐面を形成す
ると共に注入筒の接合端部に凸出円錐面を形成し、前記
凹入円錐面の頂角を上記凸出円錐面の頂角より小として
非平行状態の接合端面となし、それら凹入円錐面と凸出
円錐面の間に塑性変形の認められる断面円形のリング状
シール材を介装させて各円錐面に対し単一線状部で接合
せしめたことによって製作加工の容易な構成によって前
記したような作用関係を適切に得しめる。主筒の接合端
部における頂角が注入筒の接合端部における頂角より小
さいことによりシール材を圧縮し、それによってリング
状シール材の伸びを押え該シール材を破損せしめること
がなく、しかも注入筒の位置が一定に保持される。
【0043】主筒部分と注入筒との接合端面を非平行状
態の錐形面として形成し、それら接合端面の間に断面多
角形のリング状シール材を介装させて各錐形面に対し単
一線状部で接合せしめたことによって安定な設定を図
り、サーメットやカーボン系複合材などのアルミニウム
溶湯温度によって侵蝕を受け難いが旋盤加工などの困難
な部材によるリング状シール材を適切に採用せしめしか
も安定したシール作用を確保する。
【0044】断面多角形のリング状シール材における角
部においては適宜に半径1〜4mmのRを形成することが
でき、このような角部のRによって前記したように旋盤
加工などの困難なリング状シール材においてアルミニウ
ム溶湯温度条件下での押圧力で好ましいシール状態を形
成し安定したシール目的を達成せしめることが可能とな
る。
【0045】主筒部分と注入筒に形成された接合端面間
に夫々単一線状部で接合するリング状シール材を介装さ
せてそれら主筒部分の注入筒に形成された通孔の周囲を
シールさせるに当り、前記通孔とシール材との間にシー
ル材へのアルミニウム溶湯の流動接触を阻止または制限
するための保護キャップを設けたことにより注入溶湯が
リング状シール材部分に流れることを区分阻止して的確
に注入筒の内孔に導かれることとなり、従って注入溶湯
によるシール材の損傷を適切に防止する。
【0046】主筒部分と注入筒に形成された接合端面間
にリング状シール材接合部とキャップ受入部とを段設
し、それらキャップ受入部に収容された保護キャップに
は主筒部分の注湯路に対する連結孔を設けて注入筒の内
孔に溶湯を導くようにしたことにより前記したような保
護キャップを安定に主筒部分の注入筒との間に設定せし
めて上記したような保護キャップによるシール材の損傷
防止作用を有効に実現せしめる。
【0047】主筒部分の接合端部に凹入2次曲面を形成
すると共に注入筒の接合端部に凸出2次曲面を形成し、
それら凹入2次曲面と凸出2次曲面の間に単一線状部で
接合せしめられるリング状シール材を介装させたことに
より、上記したような注入筒部分の変位に対し円滑な追
随作用を確保しながらの好ましいシール関係を確保す
る。
【0048】リング状シール材がサーメット、セラミッ
ク、黒鉛を含む炭素系複合材、ステンレス、耐熱鋼の何
れかで、アルミニウム溶湯温度で塑性変形または局部的
潰れないし破壊の可能な材料であることによってアルミ
ニウム溶湯に対する耐食性を適度に得られ、しかも前記
したような温度条件下における適当な変形を図って安定
したシール関係を確保する。
【0049】主筒部分の接合端面における凹入傾斜の頂
角を注入筒の接合端面における凸出傾斜の頂角より10
〜60°の範囲で小としたことにより上記したようなリ
ング状シール材などの介装による分解組立て操作を有効
に図りながら主筒部分における接合端面と注入筒の接合
端面との間にリング状シール材を的確にセット保持せし
め、前記したような注入筒部分に対する外力の作用条件
下での好ましい変位ないしシール作用を有効に得しめ
る。
【0050】主筒部分と注入筒に形成された接合端面間
に夫々単一線状部で接合するリング状シール材を介装さ
せてそれら主筒部分の注入筒に形成された通孔の周囲で
シールさせるに当り、前記通孔とシール材との間に保護
リングを設けたことによってアルミニウム溶湯がリング
状シール材部分に進入することを適切に阻止し、機構の
耐用性を向上する。
【0051】主筒部分と注入筒に形成された接合端面間
にリング状シール材接合部とキャップ受入部とを段設
し、それらキャップ受入部に収容された保護キャップに
は主筒部分の注湯路に対する連結孔を設けて注入筒の内
孔に溶湯を導くようにしたことにより、上記したような
保護キャップを設けて主筒部分と注入筒との間の安定し
た接続シールを図った構成のものにおいて、主筒部分か
ら該保護キャップ内への的確なアルミニウム溶湯の導入
を図り、注入筒を介して鋳型部分への円滑な溶湯装入を
可能とし、しかもシール材部分と共に主筒部分における
無用な侵食を防止する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるときは
ホットチャンバーダイカスト機構をアルミニウム溶湯に
よる侵食に耐えるセラミックによって構成し、しかも注
入筒に対する外力の作用により主筒部分との連結部に発
生する応力に原因した破損を有効に回避し、また該連結
部におけるシール性を適切に維持した操業を円滑に実施
せしめ、更には保護リングなどの一部部材の交換性も良
好且つ容易で、何れにしても安定したアルミニウム溶湯
によるホットチャンバーダイカスト操業を可能とし、強
度特性などを向上安定化して優質のアルミニウムダイカ
スト製品を提供し得るものであるから工業的にその効果
の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホットチャンバーダイカストマシ
ンの主要部構成関係を示した断面図である。
【図2】その主筒部体と注入筒の接合端面間の仔細を示
した断面的説明図である。
【図3】図1、2に示したものの接合端面間構成関係の
保護リングを用いた変形例を示す断面図である。
【図4】図1〜3に示した接合端面部分についての保護
キャップを用いた変形例を示す断面図で、保護キャップ
の側面図をも併せて示すものである。
【図5】図1〜4に示した接合端面部分について2次曲
面を用いた変形例の断面図である。
【図6】本発明による主筒部体と注入筒との接合端部間
シール部材について多角形断面材を用いた場合の設定状
態を示した断面的説明図である。
【図7】図6に示したようなリング状シール部材の断面
構造についての変形例を示した各断面図である。
【図8】本発明によるシール部材の更に別の円形と角形
とを適宜併用した断面形態の若干例を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 主筒部分 2 プランジャー 3 溶湯 4 シリンダー部 5 注湯路 6 溶湯槽 7 主筒支持部 8 注入筒 9 内孔(注入筒) 10 注入筒押え 11 連結子 12 ワッシャ 13 金型 14 可動型 15 スプールランナー 16 分流子 17 ランナー部 18 ゲート部 19 凹入錐形面 20 凸出錐形面 21 リング状シール材(断面円形) 22 補給路 23 接合突部 24 保持突部 25 保護リング 26 保護キャップ 27 受入凹部 28 2次曲面 29 2次曲面 30 ノズル 31 断面多角形シール材 32 R部 33 円形と多角形併用シール材 34 連結孔 35 コーナ部 36 キャップ収容部 37 シール材接合部 39 受入端面 40 注入筒入口部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム溶湯中に挿入されてプラン
    ジャーを摺動するようにされたシリンダー部を有する主
    筒部分と該主筒部分に連結されて金型に溶湯を送り込む
    注入筒とをセラミックによる別体成形体とし、それら主
    筒部分と注入筒との接合端面を非平行状態に形成し、そ
    れら接合端面の間に単一線状部で接合せしめられ、しか
    もアルミニウム溶湯の温度条件下で押圧力が作用するこ
    とにより局部的永久変形の認められるリング状シール材
    を介装させたことを特徴としたアルミニウム用ホットチ
    ャンバーダイカストマシン。
  2. 【請求項2】 主筒部分の接合端部に凹入円錐面を形成
    すると共に注入筒の接合端部に凸出円錐面を形成し、前
    記凹入円錐面の頂角を上記凸出円錐面の頂角より小とし
    て非平行状態の接合端面となし、それら凹入円錐面と凸
    出円錐面の間に断面円形のリング状シール材を介装させ
    て各円錐面に対し単一線状部で接合せしめたことを特徴
    とした請求項1に記載のアルミニウム用ホットチャンバ
    ーダイカストマシン。
  3. 【請求項3】 主筒部分と注入筒との接合端面を非平行
    状態の錐形面として形成し、それら接合端面の間に断面
    多角形のリング状シール材を介装させて各錐形面に対し
    単一線状部で接合せしめたことを特徴とする請求項1に
    記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマシ
    ン。
  4. 【請求項4】 主筒部分の接合端部に凹入2次曲面を形
    成すると共に注入筒の接合端部に凸出2次曲面を形成
    し、それら凹入2次曲面と凸出2次曲面の間に単一線状
    部で接合せしめられるリング状シール材を介装させたこ
    とを特徴とした請求項1に記載のアルミニウム用ホット
    チャンバーダイカストマシン。
  5. 【請求項5】 リング状シール材がサーメット、セラミ
    ック、黒鉛を含む炭素系複合材、ステンレス、耐熱鋼お
    よびそれらに耐アルミニウム溶湯性のコーティングを施
    したものの何れかでアルミニウム溶湯温度条件下での鋳
    造時注入筒に作用する押圧力でシール関係を形成する局
    部的永久変形可能な材料であることを特徴とする請求項
    1〜4の何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャ
    ンバーダイカストマシン。
  6. 【請求項6】 リング状シール材の局部的永久変形が塑
    性変形であることを特徴とした請求項5に記載のアルミ
    ニウム用ホットチャンバーダイカストマシン。
  7. 【請求項7】 リング状シール材の局部的永久変形が局
    部的な潰れないし破壊であることを特徴とした請求項5
    に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマ
    シン。
  8. 【請求項8】 主筒部分の接合端面における凹入傾斜の
    頂角を注入筒の接合端面における凸出傾斜の頂角より1
    0〜60°の範囲で小としたことを特徴とする請求項2
    に記載のアルミニウム用ホットチャンバーダイカストマ
    シン。
  9. 【請求項9】 主筒部分と注入筒に形成された接合端面
    間に夫々単一線状部で接合するリング状シール材を介装
    させてそれら主筒部分の注入筒に形成された通孔の周囲
    でシールさせるに当り、前記通孔とシール材との間にシ
    ール材へのアルミニウム溶湯の流動接触を軽減するため
    の保護リングを設けたことを特徴とする請求項1〜8の
    何れか1つに記載のアルミニウム用ホットチャンバーダ
    イカストマシン。
  10. 【請求項10】 主筒部分における注入筒入口部と該注
    入筒挿入方向奥部に形成された受入端面間にリング状シ
    ール材接合部とキャップ受入部とを前記受入部の深さ方
    向に配設し、それらキャップ受入部に収容された保護キ
    ャップには主筒部分の注湯路に対する連結孔を設けて注
    入筒の内孔に溶湯を導くようにしたことを特徴とする請
    求項1〜9の何れか1つに記載のアルミニウム用ホット
    チャンバーダイカストマシン。
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