JP2982637B2 - スペクトルパラメータを用いた音声信号伝送システムおよびそれに用いられる音声パラメータ符号化装置および復号化装置 - Google Patents

スペクトルパラメータを用いた音声信号伝送システムおよびそれに用いられる音声パラメータ符号化装置および復号化装置

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    • G10L25/24Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 characterised by the type of extracted parameters the extracted parameters being the cepstrum

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号をベクトル量
子化回路を用いて符号化して伝送し、受信側で高性能に
複号できる音声信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】音声を効率良く伝送、蓄積する方法とし
てベクトル量子化が知られている。ベクトル量子化は、
予め設計したコードベクトルを複数持つコードブックの
中から、入力ベクトルとの距離が最も近いコードベクト
ルを選択する方法であり、そのコードベクトルを表す符
号(番号)を伝送、蓄積することにより、音声入力信号
を効率良く伝送、蓄積することができる。ベクトル量子
化、多段ベクトル量子化の詳細はガーショウ(A.Ge
rsho)らによる“ベクトル・クォンタイゼイション
・アンド・シグナル・コンプレッション(Vector
Quantization and Siqnal
Compression)”、クラウワー・アカデミッ
ク・パブリッシャーズ(Kluwer Academi
c Publishers)などに記載されている。
【0003】上述したベクトル量子化を用いて音声パラ
メータ符号化装置を実現した場合、複数の周波数特性を
持つ入力音声を同一の符号化装置で取り扱うと、音声パ
ラメータの包絡を表す音声パラメータの分布が広がって
しまい、音声符号化装置の性能が劣化する。このような
性能劣化に対処するために、音声スペクトルの包絡を表
す音声パラメータの量子化ビット数を増やす方法や、各
周波数特性毎に量子化回路をそれぞれ用意し、すべての
量子化回路において量子化を行ない、最適な量子化値を
選択する方法が考えられる。
【0004】後者の方法によって音声パラメータを符号
化する音声信号伝送システムの動作について、図3を参
照して説明する。説明を簡単にするために、入力音声は
2種類の周波数特性を持つものとし、各特性毎に量子化
回路を設計してある。ここで、入力音声の2種類の周波
数特性として、例えば、通常の帯域制限された周波数特
性(以後、FLATと呼ぶ)と周波数上で高域が強調さ
れた周波数特性(以後、IRSと呼ぶ)とが挙げられ
る。
【0005】スペクトルパラメータ抽出回路32は入力
端子31から得られた入力音声からスペクトル包絡を表
すパラメータを一定間隔のフレーム毎に算出し、入力ベ
クトルとして第1の量子化回路33および第2の量子化
回路34に出力する。ここで、スペクトル包絡を表すパ
ラメータとして、周知の線スペクトル対と呼ばれるパラ
メータが挙げられる。線スペクトル対の分析方法につい
ては、例えば古井による“ディジタル音声処理”(東海
大学出版会)に記載されている。
【0006】ここで、第1の量子化回路33はFLAT
特性用に設計されており、第2の量子化回路34はIR
S特性用に設計されている。第1の量子化回路33で
は、上述したベクトル量子化を用いて、前記入力ベクト
ルを量子化し、量子化ベクトルを判別回路35に出力す
る。また、量子化ベクトルに対応する符号を判別回路3
5に出力する。
【0007】同様に、第2の量子化回路34では、上述
したベクトル量子化を用いて、入力ベクトルを量子化
し、量子化ベクトルを判別回路35に出力する。また、
量子化ベクトルに対応する符号を判別回路35に出力す
る。
【0008】判別回路35では、第1の量子化回路33
の量子化ベクトルと第2の量子化回路34の量子化ベク
トルと入力ベクトルとを用いて、入力音声がFLAT特
性あるいはIRS特性のうちどちらの周波数特性を有す
るものかを判別し、その対応する符号と判別結果を表す
判別情報を送信回路36から伝送出力する。
【0009】復号化装置では受信回路37により送信回
路36から伝送された符号と判別情報を受信し、判別情
報に基づき、第1の逆量子化回路38あるいは第2の逆
量子化回路39のどちらかに切替えて、逆量子化を行な
い、前記符号に対応する量子化ベクトルを出力端子30
から出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例においてはいずれも、莫大な数のコードベクトル
との比較処理を必要とするため、演算量が非現実的とな
る。また、演算量を低減可能な多段ベクトル量子化を用
いても、実時間処理が困難となる。
【0011】本発明の目的は、複数の周波数特性を持つ
入力音声を同時に取り扱う場合に音声スペクトルの包絡
を表す音声パラメータの分布の広がりによる性能劣化を
抑えつつ、演算量の増加を低減する音声信号伝送システ
ムおよびそれに用いられる音声パラメータ符号化装置お
よび復号化装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の音声パラメータ
符号化装置は、音声入力信号のスペクトル包絡を表す音
声パラメータを一定時間間隔のフレーム毎に算出するス
ペクトルパラメータ抽出回路と、前記音声入力信号が第
1の周波数特性を有するものとして前記音声パラメータ
の量子化のために形成されており、前記スペクトルパラ
メータ抽出回路より出力された音声パラメータを量子化
し、第1の量子化ベクトルを出力するとともに、前記第
1の量子化ベクトルを示す第1の符号を出力する第1の
量子化回路と、前記音声入力信号が第2の周波数特性を
有するものとして前記音声パラメータの量子化のために
形成されており、前記スペクトルパラメータ抽出回路よ
り出力された音声パラメータを量子化し、第2の量子化
ベクトルを出力するとともに、前記第2の量子化ベクト
ルを示す第2の符号を出力する第2の量子化回路と、前
記第1,第2の量子化ベクトルおよび前記スペクトルパ
ラメータ抽出回路より出力された音声パラメータを入力
し、前記第1,第2の量子化ベクトルのうち前記スペク
トルパラメータ抽出回路より出力された音声パラメータ
に近い方を判別選択し、選択した第1または第2の量子
化ベクトルと、前記スペクトルパラメータ抽出回路より
出力された音声パラメータとの差分を誤差ベクトルとし
て算出し、前記選択した第1または第2の量子化ベクト
ルを示す第1の符号または第2の符号を判別情報ととも
に出力し、かつ、前記第1の量子化ベクトルを選択した
ときは、算出した誤差ベクトルを第1のルートに出力
し、前記第2の量子化ベクトルを選択したときは、算出
した誤差ベクトルを第2のルートに出力する判別回路
と、前記判別回路から誤差ベクトルが第1のルートに出
力されると、出力された誤差ベクトルを量子化し、量子
化した量子化ベクトルに対応する第3の符号を出力する
第3の量子化回路と、前記判別回路から誤差ベクトルが
第2のルートに出力されると、出力された誤差ベクトル
を量子化し、量子化した量子化ベクトルに対応する第4
の符号を出力する第4の量子化回路と、前記判別回路が
出力した第1または第2の符号と、判別情報と、第3ま
たは第4の量子化回路が出力した第3または第4の符号
とを入力し、伝送路に出力する送信回路とを有する。
【0013】また、前記判別回路は、前記第1,第2の
量子化ベクトルのうち前記スペクトルパラメータ抽出回
路より出力された音声パラメータに近い方を判別し、選
択する際に、その判別に、過去で行った判別結果による
重み付けを加味するのが好ましい。
【0014】また、本発明の音声パラメータ複号化装置
は、音声入力信号のスペクトル包絡を表す音声パラメー
タを一定時間間隔のフレーム毎に算出するスペクトルパ
ラメータ抽出回路と、前記音声入力信号が第1の周波数
特性を有するものとして前記音声パラメータの量子化の
ために形成されており、前記スペクトルパラメータ抽出
回路より出力された音声パラメータを量子化し、第1の
量子化ベクトルを出力するとともに、前記第1の量子化
ベクトルを示す第1の符号を出力する第1の量子化回路
と、前記音声入力信号が第2の周波数特性を有するもの
として前記音声パラメータの量子化のために形成されて
おり、前記スペクトルパラメータ抽出回路より出力され
た音声パラメータを量子化し、第2の量子化ベクトルを
出力するとともに、前記第2の量子化ベクトルを示す第
2の符号を出力する第2の量子化回路と、前記第1,第
2の量子化ベクトルおよび前記スペクトルパラメータ抽
出回路より出力された音声パラメータを入力し、前記第
1,第2の量子化ベクトルのうち前記スペクトルパラメ
ータ抽出回路より出力された音声パラメータに近い方を
判別選択し、選択した第1または第2の量子化ベクトル
と、前記スペクトルパラメータ抽出回路より出力された
音声パラメータとの差分を誤差ベクトルとして算出し、
前記選択した第1または第2の量子化ベクトルを示す第
1の符号または第2の符号を判別情報とともに出力し、
かつ、前記第1の量子化ベクトルを選択したときは、算
出した誤差ベクトルを第1のルートに出力し、前記第2
の量子化ベクトルを選択したときは、算出した誤差ベク
トルを第2のルートに出力する判別回路と、前記判別回
路から誤差ベクトルが第1のルートに出力されると、出
力された誤差ベクトルを量子化し、量子化した量子化ベ
クトルに対応する第3の符号を出力する第3の量子化回
路と、前記判別回路から誤差ベクトルが第2のルートに
出力されると、出力された誤差ベクトルを量子化し、量
子化した量子化ベクトルに対応する第4の符号を出力す
る第4の量子化回路と、前記判別回路が出力した第1ま
たは第2の符号と、判別情報と、第3または第4の量子
化回路が出力した第3または第4の符号とを入力し、伝
送路に出力する送信回路とを有する音声パラメータ符号
化装置からの伝送信号を複号する音声パラメータ複号化
装置であって、前記伝送信号を受信し、前記判別情報か
ら前記伝送信号が前記第1,第3の量子化回路からのも
のか、あるいは前記第2,第4の量子化回路のものか判
別し、判別の結果、前記伝送信号が前記第1,第3の量
子化回路からのものである場合には、前記伝送信号を第
3のルートに出力し、前記第2,第4の量子化回路から
のものである場合には、前記伝送信号を第4のルートに
出力する受信回路と、前記伝送信号が第3のルートに出
力されたとき、第1の符号を逆量子化する第1の逆量子
化回路および第3の符号を逆量子化する第3の逆量子化
回路ならびに第1,第3の逆量子化回路の出力の加算を
行い出力端子に出力する第1の加算回路と、前記伝送信
号が第4のルートに出力されたとき、第2の符号を逆量
子化する第2の逆量子化回路および第4の符号を逆量子
化する第4の逆量子化回路ならびに第2,第4の逆量子
化回路の出力の加算を行い前記出力端子に出力する第2
の加算回路とを有する。
【0015】さらに、本発明の音声信号伝送システム
は、上記の音声パラメータ符号装置と、音声パラメータ
複号化装置と、音声パラメータ符号装置の送信回路と音
声パラメータ複号化装置の受信回路とを接続する伝送路
とからなる。
【0016】
【作用】上述した構成を有する本発明によれば、第1の
量子化回路で量子化された前記音声パラメータと第2の
量子化回路で量子化された前記音声パラメータと前記抽
出された音声パラメータとを用いて、第1の量子化回路
に付随して設計された第2の量子化回路と第2の量子化
回路に付随して設計された第4の量子化回路のいずれを
用いるかの判別を行ない、前記判別結果に従って、第3
の量子化回路あるいは第4の量子化回路のいずれかによ
って、付随する第1の量子化回路あるいは第2の量子化
回路の量子化誤差を量子化するため、性能劣化を抑えつ
つ、演算量を低減することができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の音声信号伝送システムの一
実施例を示すブロック図である。本実施例においては、
説明を実際的で、かつ容易にするために、入力音声の周
波数特性は2種類であるものとする。ここで、入力音声
の2種類の周波数特性として、例えば、通常の帯域制限
された周波数特性(以後、FLATと呼ぶ)と、高域が
強調された周波数特性(以後、IRSと呼ぶ)とがある
ものとする。
【0018】スペクトルパラメータ抽出回路2は、入力
端子1からの入力音声に対するスペクトル包絡を表すパ
ラメータを一定間隔のフレーム毎に算出し、算出したパ
ラメータを入力ベクトルとして第1の量子化回路3およ
び第2の量子化回路4並びに判別回路5に出力する。こ
こで、スペクトル包絡を表すパラメータとして、周知の
線スペクトル対(Line spectrum pair)と呼ばれるパラ
メータを用いる。もちろん、スペクトル包絡を表すパラ
メータとしては、線スペクトル対に限るものではない。
【0019】第1の量子化回路3は上述のFLAT特性
用に設計されており、スペクトルパラメータ抽出回路2
からの入力ベクトルに基づき、ベクトル量子化を行い、
その結果の量子化ベクトルを判別回路5に出力する。ま
た、量子化ベクトルに対応する符号を判別回路5に出力
する。
【0020】第2の量子化回路4は上述のIRS特性用
に設計されており、スペクトルパラメータ抽出回路2か
らの入力ベクトルに基づき、ベクトル量子化を行い、そ
の結果の量子化ベクトルを判別回路5に出力する。ま
た、量子化ベクトルに対応する符号を判別回路5に出力
する。
【0021】判別回路5は、第1の量子化回路3の量子
化ベクトルと、第2の量子化回路4の量子化ベクトル
と、入力ベクトルとを用いて、入力音声がFLAT特性
あるいはIRS特性のうちどちらの周波数特性を有する
ものかを判別し、判別した特性の量子化ベクトルを入力
ベクトルから減じて誤差ベクトルを算出する。判別結果
がFLAT特性の場合、判別回路5は算出した誤差ベク
トルを第3の量子化回路6に出力するとともに、誤差ベ
クトルの算出の基礎となった量子化ベクトルに対応する
符号および判別結果を表す判別情報を送信回路8に出力
する。判別結果がIRS特性の場合、判別回路5は算出
した誤差ベクトルを第4の量子化回路7に出力するとと
もに、誤差ベクトルの算出の基礎となった量子化ベクト
ルに対応する符号および判別結果を表す判別情報を送信
回路8に出力する。
【0022】第3のの量子化回路6は第1の量子化回路
3の誤差ベクトルを量子化すべくFLAT特性用に設計
されており、判別回路5から出力された判別結果に基づ
き引き渡された誤差ベクトルを量子化し、量子化した誤
差ベクトルに対応する符号を送信回路8に出力する。
【0023】第4の量子化回路7は第2の量子化回路4
の誤差ベクトルを量子化すべくIRS特性用に設計され
ており、判別回路5から出力された判別結果に基づき引
き渡された誤差ベクトルを量子化し、量子化した誤差ベ
クトルに対応する符号を送信回路8に出力する。
【0024】送信回路8は、判別回路5から渡された符
号および判別結果を表す判別情報と、第3の量子化回路
6あるいは第4の量子化回路7のどちらかから得られる
符号とを復号化装置に送信する。
【0025】復号化装置の受信回路9は、送信回路8か
ら伝送された符号と判別情報とを受信する。受信した判
別情報がFLAT特性を示している場合、受信回路9
は、受信した符号を第1の逆量子化回路10と第3の逆
量子化回路11とに出力する。受信した判別情報がIR
S特性を示している場合、受信回路9は、受信した符号
を第2の逆量子化器12と第4の逆量子化器13とに出
力する。
【0026】第1の逆量子化回路10は、第1の量子化
回路3の量子化に対応する逆量子化を行い、第3の逆量
子化回路11は、第3の量子化回路3の量子化に対応す
る逆量子化を行う。また、第2の逆量子化回路12は、
第2の量子化回路4の量子化に対応する逆量子化を行
い、第4の逆量子化回路13は、第4の量子化回路7の
量子化に対応する逆量子化を行う。
【0027】第1の加算回路14は、第1の逆量子化回
路10からの量子化ベクトルと、第3の逆量子化回路1
1からの量子化ベクトルとを加算し、出力端子16に出
力する。第2の加算回路15は、第2の逆量子化回路1
2からの量子化ベクトルと、第4の逆量子化回路13か
らの量子化ベクトルとを加算し、出力端子16に出力す
る。
【0028】上述した実施例は、入力音声の周波数特性
が2種類の場合の例であるが、周波数特性の数Pを増や
す方法は容易に類推可能である。さらに、周波数特性の
数Pを増やした場合には、判別回路5において、周波数
特性の候補のK個(K<P)を残し、それぞれの候補に
対して、以後の量子化処理を行ない、最終的な量子化結
果により、対応する周波数特性と該当する符号を決定す
ることも可能である。次に本発明の第2の実施例につい
て図2を参照して説明する。入力音声の周波数特性は、
処理を行なうフレーム単位で変化するものではなく、音
声パラメータ符号化装置への入力音声全体に依存するも
のである。そこで、判別回路において、入力音声がFL
AT特性あるいはIRS特性のうちどちらの周波数特性
を有するものかを判別する際に、過去の判別結果を用い
て、例えば、現在の評価値を過去の判別結果により重み
付けを行ない現フレームの判別を行なうことにより、判
別誤りによる音声パラメータ符号化器の性能劣化をさら
に低減することができる。なお、本実施例の説明を簡単
にするために、全体の説明は省略し、過去の判別結果を
用いた判別回路5の動作についてのみ説明する。他の構
成要素の動作は、上述した図1の実施例と同様である。
【0029】判別回路25では、遅延回路25aを介し
て得られる過去の判別結果と第1の量子化回路3の量子
化ベクトルと第2の量子化回路4の量子化ベクトルと入
力ベクトルを用いて、入力音声がFLAT特性あるいは
IRS特性のうちどちらの周波数特性を有するものかを
判別し、判別された特性の量子化ベクトルを入力ベクト
ルから減算した誤差ベクトルを第3の量子化回路6ある
いは第4の量子化回路7のどちらかに、判別結果に基づ
いて出力する。また、対応する符号と判別結果を表す判
別情報を送信回路8に出力する。
【0030】過去の判別結果による現在の評価値の重み
付け方法としては、例えば、次に示すような方法が挙げ
られる。ここで、評価値としては、第1の、第2の量子
化回路から得られる量子化ベクトルと入力ベクトルの2
乗距離を用いた場合を例として示す。 (1)過去の判別結果と同じ周波数特性用の量子化ベク
トルに対する重み付け係数は、予め定めた値W(W<
1.0、例えば0.8)として、他の周波数特性用の量
子化ベクトルに対する重み付け係数は1.0とする。 (2)同一の判別結果が連続する場合は、その連続した
フレームの数xにより重み付け係数W(x)を変化させ
る。例えば、重み付け係数W(x)を予めW(0)=
1.0,W(1)=0.9,W(2)=0.8,…,W
(5)=0.5とすれば良い。この例の場合において、
同一判別結果の繰り返し数xが5よりも大きい時は、x
=5とする。このような方法に従って、過去の判別結果
を用いて、入力音声の周波数特性を判別することによ
り、連続したフレーム中で判別値を安定化させることが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、入力ベ
クトルがどの周波数特性に属するのかを判別し、その判
別結果により、以後の量子化回路の動作を判別された周
波数特性用の量子化回路のみに限定するため、演算量を
低減することができ、かつ、性能劣化を抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声信号伝送システムの一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 スペクトルパラメータ抽出回路 3 第1の量子化回路 4 第2の量子化回路 5,25 判別回路 6 第3の量子化回路 7 第4の量子化回路 8 送信回路 9 受信回路 10 第1の逆量子化回路 11 第3の逆量子化回路 12 第2の逆量子化回路 13 第4の逆量子化回路 14 第1の加算回路 15 第2の加算回路 16 出力端子 25a 遅延回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 14/04 G10L 3/00,7/00,9/18 H03M 7/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入力信号のスペクトル包絡を表す音
    声パラメータを一定時間間隔のフレーム毎に算出するス
    ペクトルパラメータ抽出回路と、 前記音声入力信号が第1の周波数特性を有するものとし
    て前記音声パラメータの量子化のために形成されてお
    り、前記スペクトルパラメータ抽出回路より出力された
    音声パラメータを量子化し、第1の量子化ベクトルを出
    力するとともに、前記第1の量子化ベクトルを示す第1
    の符号を出力する第1の量子化回路と、 前記音声入力信号が第2の周波数特性を有するものとし
    て前記音声パラメータの量子化のために形成されてお
    り、前記スペクトルパラメータ抽出回路より出力された
    音声パラメータを量子化し、第2の量子化ベクトルを出
    力するとともに、前記第2の量子化ベクトルを示す第2
    の符号を出力する第2の量子化回路と、 前記第1,第2の量子化ベクトルおよび前記スペクトル
    パラメータ抽出回路より出力された音声パラメータを入
    力し、前記第1,第2の量子化ベクトルのうち前記スペ
    クトルパラメータ抽出回路より出力された音声パラメー
    タに近い方を、過去で行なった判別結果による重み付け
    を加味して判別選択し、選択した第1または第2の量子
    化ベクトルと、前記スペクトルパラメータ抽出回路より
    出力された音声パラメータとの差分を誤差ベクトルとし
    て算出し、前記選択した第1または第2の量子化ベクト
    ルを示す第1の符号または第2の符号を判別情報ととも
    に出力し、かつ、前記第1の量子化ベクトルを選択した
    ときは、算出した誤差ベクトルを第1のルートに出力
    し、前記第2の量子化ベクトルを選択したときは、算出
    した誤差ベクトルを第2のルートに出力する判別回路
    と、前記判別回路から出力された判別情報を一旦保持してか
    ら前記過去で行なった判別結果として前記判別回路に対
    して出力する遅延回路と、 前記判別回路から誤差ベクトルが第1のルートに出力さ
    れると、出力された誤差ベクトルを量子化し、量子化し
    た量子化ベクトルに対応する第3の符号を出力する第3
    の量子化回路と、 前記判別回路から誤差ベクトルが第2のルートに出力さ
    れると、出力された誤差ベクトルを量子化し、量子化し
    た量子化ベクトルに対応する第4の符号を出力する第4
    の量子化回路と、 前記判別回路が出力した第1または第2の符号と、判別
    情報と、第3または第4の量子化回路が出力した第3ま
    たは第4の符号とを入力し、伝送路に出力する送信回路
    とを有する音声パラメータ符号化装置。
  2. 【請求項2】 音声入力信号のスペクトル包絡を表す音
    声パラメータを一定時間間隔のフレーム毎に算出するス
    ペクトルパラメータ抽出回路と、前記音声入力信号が第
    1の周波数特性を有するものとして前記音声パラメータ
    の量子化のために形成されており、前記スペクトルパラ
    メータ抽出回路より出力された音声パラメータを量子化
    し、第1の量子化ベクトルを出力するとともに、前記第
    1の量子化ベクトルを示す第1の符号を出力する第1の
    量子化回路と、前記音声入力信号が第2の周波数特性を
    有するものとして前記音声パラメータの量子化のために
    形成されており、前記スペクトルパラメータ抽出回路よ
    り出力された音声パラメータを量子化し、第2の量子化
    ベクトルを出力するとともに、前記第2の量子化ベクト
    ルを示す第2の符号を出力する第2の量子化回路と、前
    記第1,第2の量子化ベクトルおよび前記スペクトルパ
    ラメータ抽出回路より出力された音声パラメータを入力
    し、前記第1,第2の量子化ベクトルのうち前記スペク
    トルパラメータ抽出回路より出力された音声パラメータ
    に近い方を、過去で行なった判別結果による重み付けを
    加味して判別選択し、選択した第1または第2の量子化
    ベクトルと、前記スペクトルパラメータ抽出回路より出
    力された音声パラメータとの差分を誤差ベクトルとして
    算出し、前記選択した第1または第2の量子化ベクトル
    を示す第1の符号または第2の符号を判別情報とともに
    出力し、かつ、前記第1の量子化ベクトルを選択したと
    きは、算出した誤差ベクトルを第1のルートに出力し、
    前記第2の量子化ベクトルを選択したときは、算出した
    誤差ベクトルを第2のルートに出力する判別回路と、
    記判別回路から出力された判別情報を一旦保持してから
    前記過去で行なった判別結果として前記判別回路に対し
    て出力する遅延回路と、前記判別回路から誤差ベクトル
    が第1のルートに出力されると、出力された誤差ベクト
    ルを量子化し、量子化した量子化ベクトルに対応する第
    3の符号を出力する第3の量子化回路と、前記判別回路
    から誤差ベクトルが第2のルートに出力されると、出力
    された誤差ベクトルを量子化し、量子化した量子化ベク
    トルに対応する第4の符号を出力する第4の量子化回路
    と、前記判別回路が出力した第1または第2の符号と、
    判別情報と、第3または第4の量子化回路が出力した第
    3または第4の符号とを入力し、伝送路に出力する送信
    回路とを有する音声パラメータ符号化装置からの伝送信
    号を複号する音声パラメータ複号化装置であって、 前記伝送信号を受信し、前記判別情報から前記伝送信号
    が前記第1,第3の量子化回路からのものか、あるいは
    前記第2,第4の量子化回路のものか判別し、判別の結
    果、前記伝送信号が前記第1,第3の量子化回路からの
    ものである場合には、前記伝送信号を第3のルートに出
    力し、前記第2,第4の量子化回路からのものである場
    合には、前記伝送信号を第4のルートに出力する受信回
    路と、 前記伝送信号が第3のルートに出力されたとき、第1の
    符号を逆量子化する第1の逆量子化回路および第3の符
    号を逆量子化する第3の逆量子化回路ならびに第1,第
    3の逆量子化回路の出力の加算を行い出力端子に出力す
    る第1の加算回路と、 前記伝送信号が第4のルートに出力されたとき、第2の
    符号を逆量子化する第2の逆量子化回路および第4の符
    号を逆量子化する第4の逆量子化回路ならびに第2,第
    4の逆量子化回路の出力の加算を行い前記出力端子に出
    力する第2の加算回路とを有する音声パラメータ複号化
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項の音声パラメータ符号装置と、
    請求項の音声パラメータ複号化装置と、請求項の音
    声パラメータ符号装置の送信回路と請求項の音声パラ
    メータ複号化装置の受信回路とを接続する伝送路とから
    なる音声信号伝送システム。
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